JPH1035061A - 印刷装置 - Google Patents
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- JPH1035061A JPH1035061A JP19484796A JP19484796A JPH1035061A JP H1035061 A JPH1035061 A JP H1035061A JP 19484796 A JP19484796 A JP 19484796A JP 19484796 A JP19484796 A JP 19484796A JP H1035061 A JPH1035061 A JP H1035061A
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- Japan
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- printing apparatus
- failure
- printing
- diagnosis
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源投入時に所定の自己診断を行う構成を採
っているので、電源投入時から、印刷装置がデータを受
け取れるようになるまでの時間として、どのような場合
でも一定時間を要し、電源を投入してからデータを受け
取るまでの待ち時間が長く無駄であった。 【解決手段】 印刷装置内部(ソフトウェア上、ハード
ウェア上、印刷機構上)において、何らかの重大な障害
が発生し、印刷が続行不可能または続行しても正常な印
刷結果が得られない場合において、重大な障害が発生し
たことを記憶しておく不揮発性の記憶手段215を有
し、障害が発生した後の電源投入時には、印刷装置内部
の自己診断(セルフテスト)を、通常の電源投入時より
詳細に行う。
っているので、電源投入時から、印刷装置がデータを受
け取れるようになるまでの時間として、どのような場合
でも一定時間を要し、電源を投入してからデータを受け
取るまでの待ち時間が長く無駄であった。 【解決手段】 印刷装置内部(ソフトウェア上、ハード
ウェア上、印刷機構上)において、何らかの重大な障害
が発生し、印刷が続行不可能または続行しても正常な印
刷結果が得られない場合において、重大な障害が発生し
たことを記憶しておく不揮発性の記憶手段215を有
し、障害が発生した後の電源投入時には、印刷装置内部
の自己診断(セルフテスト)を、通常の電源投入時より
詳細に行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷装置に関するも
のである。
のである。
【0002】更に詳述すると、本発明は、印刷装置内部
において行われる自己診断機能(セルフテスト)の内容
を変化させることができる印刷装置に関するものであ
る。
において行われる自己診断機能(セルフテスト)の内容
を変化させることができる印刷装置に関するものであ
る。
【0003】
【従来の技術】従来、印刷装置内部で行われる自己診断
機能は、電源投入時に強制的に行ったり、印刷装置の上
位機種から転送されてくるコマンドや、装置に搭載され
ているスイッチなどにより指定されたときのみ実行して
いた。
機能は、電源投入時に強制的に行ったり、印刷装置の上
位機種から転送されてくるコマンドや、装置に搭載され
ているスイッチなどにより指定されたときのみ実行して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の印刷装置では、
電源投入時に所定の自己診断を行う構成を採っているの
で、電源投入時から、印刷装置がデータを受け取れるよ
うになるまでの時間として、どのような場合でも一定時
間を要し、電源を投入してからデータを受け取るまでの
待ち時間が長く無駄であった。
電源投入時に所定の自己診断を行う構成を採っているの
で、電源投入時から、印刷装置がデータを受け取れるよ
うになるまでの時間として、どのような場合でも一定時
間を要し、電源を投入してからデータを受け取るまでの
待ち時間が長く無駄であった。
【0005】また、電源投入時の自己診断を簡略化し
て、待ち時間を短くしても本当に自己診断が必要なとき
は、何らかの操作(スイッチの操作やコマンドの転送)
が必要になり、操作が煩雑であった。
て、待ち時間を短くしても本当に自己診断が必要なとき
は、何らかの操作(スイッチの操作やコマンドの転送)
が必要になり、操作が煩雑であった。
【0006】よって本発明の第1の目的は、通常は電源
投入時の自己診断を短く設定しておき、電源投入時から
データを受け取れるまでの時間を短くすることができる
印刷装置を提供することにある。
投入時の自己診断を短く設定しておき、電源投入時から
データを受け取れるまでの時間を短くすることができる
印刷装置を提供することにある。
【0007】本発明の第2の目的は、重大な障害が発生
した時のみ電源投入時に自動的に、詳細または必要な部
分のみの自己診断を、毎回または必要な回数行い、障害
発生の要因を検出することを可能とした印刷装置を提供
することにある。
した時のみ電源投入時に自動的に、詳細または必要な部
分のみの自己診断を、毎回または必要な回数行い、障害
発生の要因を検出することを可能とした印刷装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る印刷装置は、印刷装置内部において
印刷に係る障害が発生したことを検出する検出手段と、
前記障害が発生したことを記憶しておく記憶手段と、前
記記憶手段の記憶内容に基づいて、自己診断を実行すべ
き時期および診断内容を決定する決定手段とを具備した
ものである。
めに、本発明に係る印刷装置は、印刷装置内部において
印刷に係る障害が発生したことを検出する検出手段と、
前記障害が発生したことを記憶しておく記憶手段と、前
記記憶手段の記憶内容に基づいて、自己診断を実行すべ
き時期および診断内容を決定する決定手段とを具備した
ものである。
【0009】ここで、前記印刷装置内部の障害は、印刷
機構上の障害のみならずソフトウェア上およびハードウ
ェア上の障害を含むものとする。また、前記検出手段
は、印刷が続行不能になり、あるいは、正常な印刷結果
が得られない状態に至ったときに障害が発生した旨の検
出を行うものとする。さらに、前記記憶手段は、印刷装
置内部に実装されている不揮発性メモリ、あるいは、印
刷装置の外部に設けられている外部メモリを用いること
ができる。そして、障害が検出された後の電源投入時に
は、通常時に比べて詳細な自己診断手段を実行する。
機構上の障害のみならずソフトウェア上およびハードウ
ェア上の障害を含むものとする。また、前記検出手段
は、印刷が続行不能になり、あるいは、正常な印刷結果
が得られない状態に至ったときに障害が発生した旨の検
出を行うものとする。さらに、前記記憶手段は、印刷装
置内部に実装されている不揮発性メモリ、あるいは、印
刷装置の外部に設けられている外部メモリを用いること
ができる。そして、障害が検出された後の電源投入時に
は、通常時に比べて詳細な自己診断手段を実行する。
【0010】本発明に係るその他の印刷装置は、印刷装
置内部において障害が発生し、印刷が続行不可能または
続行しても正常な印刷結果が得られないことを検出する
手段と、前記障害が発生したことを記憶しておく不揮発
性の記憶手段と、前記障害が発生した後の電源投入時に
は、印刷装置内部の自己診断処理を通常の電源投入時よ
り詳細に行う手段とを具備したものである。
置内部において障害が発生し、印刷が続行不可能または
続行しても正常な印刷結果が得られないことを検出する
手段と、前記障害が発生したことを記憶しておく不揮発
性の記憶手段と、前記障害が発生した後の電源投入時に
は、印刷装置内部の自己診断処理を通常の電源投入時よ
り詳細に行う手段とを具備したものである。
【0011】ここで、前記印刷装置内部の自己診断処理
を詳細に行うのは、重大な障害が発生した直後1回のみ
とすることができる。あるいは、重大な障害が発生した
後の電源投入時に行う詳細な自己診断処理の回数を設定
可能とした構成を採ることもできる。さらに、重大な障
害が発生した後の自己診断処理は、障害発生原因に関係
していると予想されている部分のみを実行するのが好適
である。
を詳細に行うのは、重大な障害が発生した直後1回のみ
とすることができる。あるいは、重大な障害が発生した
後の電源投入時に行う詳細な自己診断処理の回数を設定
可能とした構成を採ることもできる。さらに、重大な障
害が発生した後の自己診断処理は、障害発生原因に関係
していると予想されている部分のみを実行するのが好適
である。
【0012】なお、重大な障害が発生したことを記憶し
ておく為の前記記憶手段として、当該印刷装置の外部に
ある外部記憶手段を用いることが可能である。
ておく為の前記記憶手段として、当該印刷装置の外部に
ある外部記憶手段を用いることが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を適用した印刷装置は、障
害が発生したことを不揮発性の記憶手段(図2の21
5)に記憶しておき、自己診断を実行する時期やその量
を、CPU(図2の204)により自動的に判断して実
行し、電源投入時の処理や印刷装置の操作方法を簡略化
させている。
害が発生したことを不揮発性の記憶手段(図2の21
5)に記憶しておき、自己診断を実行する時期やその量
を、CPU(図2の204)により自動的に判断して実
行し、電源投入時の処理や印刷装置の操作方法を簡略化
させている。
【0014】以下、添付図面を参照して本発明の好適な
実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態を詳細に説明する。
【0015】本実施の形態では印刷装置として、レーザ
ビームプリンタ(以下、LBPという)を例にとり説明
する。
ビームプリンタ(以下、LBPという)を例にとり説明
する。
【0016】本実施の形態の構成を説明する前に、本実
施例におけるLBPの構成を図1および図2を参照して
説明する。
施例におけるLBPの構成を図1および図2を参照して
説明する。
【0017】図1において、100はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータ(上位装
置から)供給される文字情報(文字コード)、フォーム
情報、あるいはマクロ命令等を入力して記憶すると共
に、それらの情報にしたがって対応する文字パターンや
フォームパターンなどを作成し、記憶媒体である記録用
紙に像を形成する。
り、外部に接続されているホストコンピュータ(上位装
置から)供給される文字情報(文字コード)、フォーム
情報、あるいはマクロ命令等を入力して記憶すると共
に、それらの情報にしたがって対応する文字パターンや
フォームパターンなどを作成し、記憶媒体である記録用
紙に像を形成する。
【0018】300は操作の為のスイッチ及びLED表
示器などが配されている操作パネル、101はLBP1
00全体の制御及びホストコンピュータから供給される
文字情報等を解析するプリンタ制御ユニットである。こ
のプリンタ制御ユニット101は主に文字情報を対応す
る文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドライバ
102に出力する。
示器などが配されている操作パネル、101はLBP1
00全体の制御及びホストコンピュータから供給される
文字情報等を解析するプリンタ制御ユニットである。こ
のプリンタ制御ユニット101は主に文字情報を対応す
る文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドライバ
102に出力する。
【0019】レーザドライバ102は半導体レーザ10
3を駆動する為の回路であり、入力されたビデオ信号に
応じて半導体レーザ103から発射されるレーザ光10
4をオンオフ切替する。レーザ光104は回転多面鏡1
05で左右方向に振られて静電ドラム106上を走査す
る。
3を駆動する為の回路であり、入力されたビデオ信号に
応じて半導体レーザ103から発射されるレーザ光10
4をオンオフ切替する。レーザ光104は回転多面鏡1
05で左右方向に振られて静電ドラム106上を走査す
る。
【0020】これにより、静電ドラム106上には文字
パターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラ
ム106周囲の現像ユニット107により現像された
後、記録紙に転写される。
パターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラ
ム106周囲の現像ユニット107により現像された
後、記録紙に転写される。
【0021】この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はLBP100に装着した用紙カセット
108に収納され、給紙ローラ109及び搬送ローラ1
10,111とにより装置内にとり込まれて、静電ドラ
ム106に供給される。
トシート記録紙はLBP100に装着した用紙カセット
108に収納され、給紙ローラ109及び搬送ローラ1
10,111とにより装置内にとり込まれて、静電ドラ
ム106に供給される。
【0022】図2は、本発明の一実施の形態であるLB
Pの制御系の概略構成を示すブロック図である。このL
BPの制御系は、画像情報の発生源であるホストコンピ
ュータ201により送られてきた文字コードや、外字フ
ォント或はフォーム情報またはマクロ登録情報などから
なる印字、データ211を入力しページ単位で文書情報
を印刷するように制御している。
Pの制御系の概略構成を示すブロック図である。このL
BPの制御系は、画像情報の発生源であるホストコンピ
ュータ201により送られてきた文字コードや、外字フ
ォント或はフォーム情報またはマクロ登録情報などから
なる印字、データ211を入力しページ単位で文書情報
を印刷するように制御している。
【0023】202はホストコンピュータ201からの
各種情報を入力する入力手段、203は入力手段202
を介して入力された各種情報を一時記憶する受信バッフ
ァ、214はLBPよりホストコンピュータ201やハ
ードディスク装置等の外部記憶手段216へ各種情報を
出力する出力手段である。201は文字パターン発生機
で文字コードに対応するパターン情報を記憶しているR
OMとその読みだし制御回路などを含み、文字コードを
入力するとそのコードに応じた文字パターンのアドレス
を算出するコードコンバート機能も有している。
各種情報を入力する入力手段、203は入力手段202
を介して入力された各種情報を一時記憶する受信バッフ
ァ、214はLBPよりホストコンピュータ201やハ
ードディスク装置等の外部記憶手段216へ各種情報を
出力する出力手段である。201は文字パターン発生機
で文字コードに対応するパターン情報を記憶しているR
OMとその読みだし制御回路などを含み、文字コードを
入力するとそのコードに応じた文字パターンのアドレス
を算出するコードコンバート機能も有している。
【0024】204はLBP制御系全体を制御する為の
CPUで、ROM206に記憶されたCPU204の制
御プログラムにより装置全体の制御を行っている。
CPUで、ROM206に記憶されたCPU204の制
御プログラムにより装置全体の制御を行っている。
【0025】212はROM206の制御プログラムに
したがって受信したデータを解析する解析部、213は
解析部によって解析された情報をビットパターンに展開
する展開部、205は解析部によって解析された情報を
格納するページバッファ、207は文字パターンに展開
されたパターン情報を、印刷イメージに対応して少なく
とも1ページ分記憶しているフレームバッファである。
したがって受信したデータを解析する解析部、213は
解析部によって解析された情報をビットパターンに展開
する展開部、205は解析部によって解析された情報を
格納するページバッファ、207は文字パターンに展開
されたパターン情報を、印刷イメージに対応して少なく
とも1ページ分記憶しているフレームバッファである。
【0026】208は出力インターフェイス部で、フレ
ームバッファ207よりのパターン情報に対応したビデ
オ信号を発生し、印字機構部209との間でインターフ
ェイス制御を実行している。209は出力インターフェ
イス部208よりのビデオ信号を入力し、このビデオ信
号に基づいた画像情報を印刷する印刷機構部である。
ームバッファ207よりのパターン情報に対応したビデ
オ信号を発生し、印字機構部209との間でインターフ
ェイス制御を実行している。209は出力インターフェ
イス部208よりのビデオ信号を入力し、このビデオ信
号に基づいた画像情報を印刷する印刷機構部である。
【0027】215は電源遮断後も必要に応じてLBP
の内部設定情報等を記憶している、不揮発性のRAM
(以下、NVRAMと称す)である。
の内部設定情報等を記憶している、不揮発性のRAM
(以下、NVRAMと称す)である。
【0028】300は図1において述べた操作パネルで
ある。
ある。
【0029】図3および図4は、本実施の形態の制御手
順を示すフローチャート(ROM206中に制御プログ
ラムの形態で記憶されている)である。
順を示すフローチャート(ROM206中に制御プログ
ラムの形態で記憶されている)である。
【0030】以下、図3および図4に従って本発明の実
施例の動作を説明する。
施例の動作を説明する。
【0031】印刷装置の電源が投入されると(S30
1)、まず必要最小限な初期化を行い制御プログラムが
動作できる環境を整える。その後、制御プログラムに従
い印刷機構部の初期化やその他の制御プログラムの初期
化を行う(S302)。その後、NVRAM215の内
容をチェックし制御に使用する必要なデータを読み出
す。それと同時に、前回の印刷中に重大な障害が発生し
ていたかの情報も読み出し判断する(S303)。
1)、まず必要最小限な初期化を行い制御プログラムが
動作できる環境を整える。その後、制御プログラムに従
い印刷機構部の初期化やその他の制御プログラムの初期
化を行う(S302)。その後、NVRAM215の内
容をチェックし制御に使用する必要なデータを読み出
す。それと同時に、前回の印刷中に重大な障害が発生し
ていたかの情報も読み出し判断する(S303)。
【0032】重大な障害が発生していなければ、通常行
う必要最小限の自己診断を行い(S304)、次のステ
ップへ進む。通常ホストコンピュータからの印刷データ
を待ち(S306)、印刷データを受信すればそれに従
い印刷を開始する(S307)。印刷が終了した後再び
ホストコンピュータからのデータを待つ(S308)。
う必要最小限の自己診断を行い(S304)、次のステ
ップへ進む。通常ホストコンピュータからの印刷データ
を待ち(S306)、印刷データを受信すればそれに従
い印刷を開始する(S307)。印刷が終了した後再び
ホストコンピュータからのデータを待つ(S308)。
【0033】フローチャートには図示しないが、各ステ
ップの段階で、内部的に重大な障害が発生していないか
を絶えずチェックしており、重大な障害が発生すると特
別な処理へ移行する(S309)。まずNVRAMへ重
大な障害が発生したことを示す情報を保存する(S30
9)。次に、重大な障害が発生したことを操作パネル3
00上のLED等に表示し(S310)、障害発生が起
こった続きの処理へ進むかの指示(パネル操作)を待ち
続ける(S311)。重大な障害の中には内部設定を強
制的に書き換えることにより処理を正常に続けることが
できる場合もあるが、ほとんどの場合、ここでパネル操
作を行って先の処理へ進んでも印刷は正常に終了するこ
とはないので、LBP全体の電源を落とすことになる。
ップの段階で、内部的に重大な障害が発生していないか
を絶えずチェックしており、重大な障害が発生すると特
別な処理へ移行する(S309)。まずNVRAMへ重
大な障害が発生したことを示す情報を保存する(S30
9)。次に、重大な障害が発生したことを操作パネル3
00上のLED等に表示し(S310)、障害発生が起
こった続きの処理へ進むかの指示(パネル操作)を待ち
続ける(S311)。重大な障害の中には内部設定を強
制的に書き換えることにより処理を正常に続けることが
できる場合もあるが、ほとんどの場合、ここでパネル操
作を行って先の処理へ進んでも印刷は正常に終了するこ
とはないので、LBP全体の電源を落とすことになる。
【0034】重大な障害発生後の電源投入時には、NV
RAMに障害が発生したことを示す情報が保存されてい
るので、ステップS303で分岐し、詳細な自己診断を
行う(S305)。
RAMに障害が発生したことを示す情報が保存されてい
るので、ステップS303で分岐し、詳細な自己診断を
行う(S305)。
【0035】また、ホストコンピュータからの印字デー
タ待ちの時(S306)や印刷中(S308)であって
も、操作パネル300のスイッチを操作することによっ
て、ホストコンピュータから切り離されたオフライン状
態に移行することも可能である(S312)。そこでは
各種設定の変更や、NVRAMの内容を書き換えること
ができる(S313,S314)。NVRAMの設定を
書き換えて重大な障害が発生したことを示す情報を元に
戻せば、電源投入時の自己診断は通常の必要最小限の処
理に戻る。もちろん、再びオンライン状態に戻しホスト
コンピュータのデータを受信することもできる(S31
5)。
タ待ちの時(S306)や印刷中(S308)であって
も、操作パネル300のスイッチを操作することによっ
て、ホストコンピュータから切り離されたオフライン状
態に移行することも可能である(S312)。そこでは
各種設定の変更や、NVRAMの内容を書き換えること
ができる(S313,S314)。NVRAMの設定を
書き換えて重大な障害が発生したことを示す情報を元に
戻せば、電源投入時の自己診断は通常の必要最小限の処
理に戻る。もちろん、再びオンライン状態に戻しホスト
コンピュータのデータを受信することもできる(S31
5)。
【0036】他の実施の形態1 前記実施の形態では、重大な障害が発生した後の電源投
入時には、操作パネルでNVRAMの設定を書き換え
て、障害が発生する前の状態に戻すまで、必ず詳細な自
己診断を行っていたが、詳細な自己診断を行った後、N
VRAMを障害が発生する前の状態に戻しても、同様な
効果が得られる。
入時には、操作パネルでNVRAMの設定を書き換え
て、障害が発生する前の状態に戻すまで、必ず詳細な自
己診断を行っていたが、詳細な自己診断を行った後、N
VRAMを障害が発生する前の状態に戻しても、同様な
効果が得られる。
【0037】図5に上記処理を示す。まずステップS4
05で詳細な自己診断を行った後、ステップS406で
重大な障害が発生したことを示すNVRAMの情報を元
に戻してしまう。この処理を行った後に、次に電源を投
入したときは、通常の自己診断を行う(S404)。そ
の他の処理については、前記実施の形態と同様である。
05で詳細な自己診断を行った後、ステップS406で
重大な障害が発生したことを示すNVRAMの情報を元
に戻してしまう。この処理を行った後に、次に電源を投
入したときは、通常の自己診断を行う(S404)。そ
の他の処理については、前記実施の形態と同様である。
【0038】他の実施の形態2 上記実施の形態に加え、操作パネル300のスイッチを
操作し、重大な障害が発生した後の電源投入時の、詳細
な自己診断を行う回数を設定可能にしても、同様な効果
が得られる。
操作し、重大な障害が発生した後の電源投入時の、詳細
な自己診断を行う回数を設定可能にしても、同様な効果
が得られる。
【0039】他の実施の形態3 上記実施の形態に加え、重大な障害が発生した場合、そ
の発生内容をNVRAMに記録しておき次の電源投入時
には、その発生内容に応じた、詳細な自己診断を実行し
ても、同様な効果が得られ、かつ、詳細ではあるが必要
最小限な処理で診断時間を短くすることが可能である。
の発生内容をNVRAMに記録しておき次の電源投入時
には、その発生内容に応じた、詳細な自己診断を実行し
ても、同様な効果が得られ、かつ、詳細ではあるが必要
最小限な処理で診断時間を短くすることが可能である。
【0040】図6に上記実施の形態を示す。重大な障害
が発生した場合の処理でNVRAMへ情報を記録すると
き、重大な障害が発生したことを示す情報と共に、障害
の内容も可能な限り細部にわたり、記録しておく(S5
11)。その後、電源投入されたときはステップS50
5で障害の情報を読み出し、それに応じた自己判断を行
う(S506,S507)。その他の処理については、
前記実施の形態と同じである。
が発生した場合の処理でNVRAMへ情報を記録すると
き、重大な障害が発生したことを示す情報と共に、障害
の内容も可能な限り細部にわたり、記録しておく(S5
11)。その後、電源投入されたときはステップS50
5で障害の情報を読み出し、それに応じた自己判断を行
う(S506,S507)。その他の処理については、
前記実施の形態と同じである。
【0041】他の実施の形態4 上記実施の形態では、重大な障害が発生したことやその
情報を記録しておくために、NVRAMを用いたが、ハ
ードディスク装置やその他の外部記憶手段が印刷装置に
接続されている場合には、その外部記憶手段へ情報を記
録しても、同様の効果が得られる。
情報を記録しておくために、NVRAMを用いたが、ハ
ードディスク装置やその他の外部記憶手段が印刷装置に
接続されている場合には、その外部記憶手段へ情報を記
録しても、同様の効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、電源
投入時の自己診断について通常は短くしておくことが可
能であるので、通常時において電源投入からデータを受
け取れるまでの時間を短くすることができる。
投入時の自己診断について通常は短くしておくことが可
能であるので、通常時において電源投入からデータを受
け取れるまでの時間を短くすることができる。
【0043】しかも本発明によれば、重大な障害が発生
した時のみ、電源投入時に自動的に、詳細または必要な
部分のみの自己診断を、毎回または必要な回数行い、障
害発生の要因を検出することが可能となる。
した時のみ、電源投入時に自動的に、詳細または必要な
部分のみの自己診断を、毎回または必要な回数行い、障
害発生の要因を検出することが可能となる。
【図1】本発明の一実施の形態としてレーザビームプリ
ンタの内部構造を示す断面図である。
ンタの内部構造を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態における制御系の概略構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態の制御手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】本発明の一実施の形態の制御手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】本発明の一実施の形態の制御手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図6】本発明の一実施の形態の制御手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
201 ホストコンピュータ 202 入力手段 203 受信バッファ 204 CPU 206 制御プログラムを書き込んだROM 205 ページバッファ 207 フレームバッファ 208 出力インターフェース 209 印刷機構部 210 文字パターン発生器 211 印字データ 212 解析部 213 展開部 214 出力手段 215 NVRAM 216 外部記憶手段
Claims (10)
- 【請求項1】 印刷装置内部において印刷に係る障害が
発生したことを検出する検出手段と、 前記障害が発生したことを記憶しておく記憶手段と、 前記記憶手段の記憶内容に基づいて、自己診断を実行す
べき時期および診断内容を決定する決定手段とを具備し
たことを特徴とする印刷装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記印刷装置内部の
障害は、印刷機構上の障害のみならずソフトウェア上お
よびハードウェア上の障害を含むことを特徴とする印刷
装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記検出手段は、印
刷が続行不能になり、あるいは、正常な印刷結果が得ら
れない状態に至ったときに障害が発生した旨の検出を行
うことを特徴とする印刷装置。 - 【請求項4】 請求項1において、前記記憶手段は、印
刷装置内部に実装されている不揮発性メモリ、あるい
は、印刷装置の外部に設けられている外部メモリである
ことを特徴とする印刷装置。 - 【請求項5】 請求項1において、障害が検出された後
の電源投入時には、通常時に比べて詳細な自己診断手段
を実行することを特徴とする印刷装置。 - 【請求項6】 印刷装置内部において障害が発生し、印
刷が続行不可能または続行しても正常な印刷結果が得ら
れないことを検出する手段と、 前記障害が発生したことを記憶しておく不揮発性の記憶
手段と、 前記障害が発生した後の電源投入時には、印刷装置内部
の自己診断処理を通常の電源投入時より詳細に行う手段
とを具備したことを特徴とする印刷装置。 - 【請求項7】 請求項6において、前記印刷装置内部の
自己診断処理を詳細に行うのは、重大な障害が発生した
直後1回のみとすることを特徴とする印刷装置。 - 【請求項8】 請求項6において、重大な障害が発生し
た後の電源投入時に行う詳細な自己診断処理の回数を設
定可能としたことを特徴とする印刷装置。 - 【請求項9】 請求項6において、重大な障害が発生し
た後の自己診断処理は、障害発生原因に関係していると
予想されている部分のみを実行することを特徴とする印
刷装置。 - 【請求項10】 請求項6において、重大な障害が発生
したことを記憶しておく為の前記記憶手段として、当該
印刷装置の外部にある外部記憶手段を用いることを特徴
とする印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19484796A JPH1035061A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19484796A JPH1035061A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1035061A true JPH1035061A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16331273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19484796A Pending JPH1035061A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1035061A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10613953B2 (en) | 2016-12-01 | 2020-04-07 | Fujitsu Limited | Start test method, system, and recording medium |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP19484796A patent/JPH1035061A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10613953B2 (en) | 2016-12-01 | 2020-04-07 | Fujitsu Limited | Start test method, system, and recording medium |
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