JPH1034101A - シート状物の洗浄装置とシート状物の洗浄方法 - Google Patents
シート状物の洗浄装置とシート状物の洗浄方法Info
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Abstract
洗浄方法を提供する。 【解決手段】 A. シートを挾んで搬送するクランプ
装置と、シートを挾持搬送するピンチロールとシート支
持装置を有する搬送装置と、 B. 水平方向に回転する複数のノズルを有し楕円形状
のスプレーパターンを形成する、高圧シャワー装置と、 C. エアブロー装置からなる水切装置からなるシート
状物の洗浄装置と、この装置を用いた洗浄方法である。
Description
されるシート状物の洗浄装置と、この装置を用いたシー
ト状物の洗浄方法に関する。
ともに工事中の埃やコンクリート、モルタル類やペンキ
の飛散を防止し工事環境の悪化を防ぐためにシート状物
が張設される。このシート状物はペンキ等により汚染さ
れるので使用後洗浄され再使用される。従来このシート
の洗浄装置としては、互いに接して回転する一対のドラ
ム状の回転ブラシ間にシートを搬送させるものがあり、
洗浄水を流しながら、そのシートを回転ブラシによって
擦って、そのシートに付着した汚れを落としていた。ま
た、シート状物を連続的に搬送しつつ高圧シャワーを噴
射して洗浄する方法も例えば特開平4−161282号
公報等により提案されている。
は、埃・泥等の付着力の弱い汚れは簡単に落とせるもの
の、ペンキ・塗材等の強固に付着した汚れを落とすこと
は難しい。強固に付着した汚れを落とすには、ブラシを
強く摩擦する必要があるが、耐久性のある腰の強いブラ
シを使用するとシート状物を傷付ける危険がある。シー
ト状物には防炎コーティングを施してあるがブラシによ
り剥離される傾向が大きい。シート状物のメッシュの細
孔の汚れが除去できない等の問題がある。高圧シャワー
を噴射する洗浄はブラシ洗浄に比して洗浄性で優れてい
るが、洗浄むらが発生する問題があった。高圧シャワー
を噴射する洗浄はブラシ洗浄に比して洗浄性で優れてい
るが、メッシュシートには表面をフッ素樹脂またはアク
リル樹脂で被覆加工したもの、及び塗料で塗装加工した
ものもある。このようにメッシュシートの表面を樹脂及
び塗料で加工したものは高圧シャワーで洗浄すると表面
の樹脂及び塗料の一部が剥離する問題が生ずる。洗浄圧
力を下げ表面加工した樹脂及び塗料が剥離しない高中圧
でシャワー洗浄すると汚れが落ちない部分が生じ、洗浄
むらが発生する問題があった。洗浄むらが発生すると張
架したとき、まだらのメッシュシートとなり美観を損な
えるとの非難を受ける問題が生じる。
らなるシート状物の洗浄装置において、A.搬送装置
が、 a.洗浄装置の両側に配設され、洗浄部から下方を通っ
て回動する無端状のチェーンと、b.該チェーンと噛み
合うスプロケットを有し、 c.両側のチェーンには断面コ字型のクランプ連結棒を
掛け渡し、 d.該連結棒にクランプ連結棒の下面部との間でシート
状物を押さえる面を円弧状としたクランプ部と円弧状面
と反対側に伸びるクランプレバーとからなるクランプ装
置を複数個固定ピンで回転自在に固定し、 e.該クランプ部の円弧状面の中心を固定位置から偏心
させ、 f.洗浄装置の出口側にクランプレバーと突き当たって
クランプを解除するストライカーを設け、 g.洗浄装置の出側にシート受け部を連設し、 h.高圧シャワー装置の出口近傍とストライカーの間に
配設したピンチロールとピンチロールのバックアップと
シート支持搬送ベルトの駆動を行うロールと、該駆動ロ
ールに張架したシート支持搬送ベルトとからなる2個の
シート挾持装置からなる、搬送装置であり、 B.高圧シャワー装置が、 i.クランプ装置のシート状物を挾む位置より前方の位
置に配設したシート状物の進行方向と直角に交差する、
ノズルを有するノズルヘッダーをシート状物の上側と下
側に配置しノズルヘッダーに複数のノズルを設けこのノ
ズルヘッダーを支持材により支持し j.該ノズルヘッダーを水平方向に偏心軸によりて回転
自在となし、 k.偏心軸には駆動装置を配設し、ノズルヘッダーの回
転を偏心して回転させスプレーパターンを境界が重なっ
た略々楕円形状のパターンとなし、 l.シート状物を介してノズルの反対側にシート状物の
支持板を配設した高圧シャワー装置であり、 C.水切り装置は2個のシート挾持装置の間に配置した
エアーブロー装置および/またはサクション装置とから
なる水切り装置である、ことを特徴とするシート状物の
洗浄装置。 2. チェーンが洗浄部から上方を通って回動する無端
状のチェーンである、1項に記載されたシート状物の洗
浄装置。 3. 高圧シャワー装置のスプレーパターンを小判形状
とした、1項または2項に記載されたシート状物の洗浄
装置。 4. ノズルヘッダーが複数のノズルを有するヘッダー
である、1項ないし3項のいずれか1項に記載されたシ
ート状物の洗浄装置。 5. ノズルヘッダーを複数列配置した、1項または2
項に記載されたシート状物の洗浄装置。 6. シートの片面側に複数列のノズルヘッダーを配置
した、5項に記載されたシート状物の洗浄装置。 7. 被洗浄シート状物を介してノズルと対向してシー
ト状物の支持板を配置した、1項ないし6項のいずれか
1項に記載されたシート状物の洗浄装置。 8. 支持板が、無孔の洗浄領域と有孔の洗浄水流出領
域とからなる、7項に記載されたシート状物の洗浄装
置。 9. 被洗浄シート状物を、洗浄装置の両側に配設され
洗浄部から下方を通って回動する無端状のチェーンに掛
け渡した断面L字型のクランプ連結棒に固定ピンで回転
自在に固定しクランプで把持して高圧シャワー装置のシ
ート状物の進路の、上側と下側に配置されシート状物の
進行方向と直角に交差するノズルを有するノズルヘッダ
ーの間を通して送り込み、境界部が重なった略々楕円形
状のスプレーパターンのシャワーを当て洗浄した後ピン
チロールとバックアップロールとからなる2個のシート
挾持装置で挾持し、水切り装置を通して脱水することを
特徴とするシート状物の洗浄方法。 10. ノズルヘッダーを偏心回転させてスプレーノズ
ルの位置を水平方向に移動させることによりスプレーパ
ターンを境界部が重なった楕円形状とする、9項に記載
されたシート状物の洗浄方法。 11. 楕円形状のスプレーパターンはノズルを水平方
向に移動させることにより円形のスプレーパターンを移
動させて形成したパターンである、9項または10項に
記載されたシート状物の洗浄方法。 12. ノズルヘッダーを複数列配置してシャワー圧を
低くして洗浄を行う、9項ないし項11のいずれか1項
に記載されたシート状物の洗浄方法。」に関する。
ワーのスプレーパターンを略々楕円形としたことであ
る。従来の高圧シャワーによる洗浄むらが何故生ずるの
かを研究したところ、噴射されるスプレーは円型のパタ
ーンとなっており、シャワーの当たる方向は一定である
ばかりでなく、シャワーパターン中でも噴射される洗浄
水の量が一定ではないこと、複数のノズルを用いてもパ
ターンの境界では水量の不均一が発生することがわかっ
た。本発明は複数のスプレーノズルを配置したノズルヘ
ッダーを、搬送されるシート状物の上下両面に配設し、
偏心軸により回転させることにより各ノズルの円形のス
プレーパターンを平行に移動させて略々楕円形のスプレ
ーパターンとし、隣接するパターンとの境界を重ねてシ
ャワー水量のバラツキをなくすとともに、シャワーの方
向を変え、シート状物の全面に均一にシャワーを当てる
のである。
がチェーンとスプロケットを配置し、このチェーンに掛
け渡した巾方向に伸びる断面L字状のクランプ連結棒に
円弧状面を有するクランク部と反対側に仲びるクランプ
レバーからなる複数個のクランプを設置し、クランプ部
と連結棒の断面コの字状の下面との間でシート状物の端
部を把持することである。このようにチェーンにより駆
動するクランプで把持してシート状物を高圧シャワー装
置に導入するのである。クランプがシート状物の巾方向
に複数設けられているので、高圧シャワーが当たっても
シート状物にたるみが生じたりシワが発生することはな
い。
物を押えるクランプ部の円弧状面の中心をクランプを連
結棒に回転自在に固定する固定ピンからシートの進行方
向に偏心させたことである。このように偏心させること
によりクランプがシート状物を押える位置は固定ピンの
直下ではなくシート状物の進行方向にずれた位置とな
り、シートの進行とともに円弧状面がシートを押圧する
ように作用しシートを把持する。またクランプの円弧状
面の反対側に伸びるクランプレバーも固定ピンの真上に
直立せず斜め方向となる。シート状物は洗浄装置の出口
でクランプから解放されるが、本発明では自動的に解放
するために、出口側に設けたストライカーにクランプレ
バーを衝突させて固定ピンを中心にシートの進行方向の
反対側に回転させてクランプを解放するのである。
出口近傍からストライカーの間にピンチロールとバック
アップローを組み合わせたシート状物の挾持装置を2組
配置したことである。この挾持装置によりクランプが解
放された後出口にシート状物を送出することができる。
洗浄シート状物を介してシート状物の支持板を配設した
ことである。高圧シャワーを噴射するとクランプで把持
していてもシート状物はたわみを生じたりシワが発生
し、洗浄が不完全となるので支持板で反対側から支持す
る必要がある。このためシート状物の上下に配置したノ
ズルヘッダーはシート状物を介して対向した位置でな
く、ずらした位置に配置することが好ましい。
ストライカーの間に配置した2組のシート挾持装置の間
に水切り装置を配置したことであり、水切装置はエアブ
ロー装置やサクション装置が使用される。また本発明は
本発明の装置を用いたシート状物の洗浄方法も包含する
か、ノズルヘッダーを偏心回転させることによりスプレ
ーパターンを略々楕円形状として被洗浄シート状物に噴
射することにより洗浄水の水量はこのパターンの中では
ほぼ一定となりシートに供給される洗浄水の最大水量と
最少水量の差は従来の洗浄装置においては約50%の差
があったのに対し、本発明では約15%程度に減少する
ことができ洗浄は均一化される。本発明において、形状
は小判形状も含む。またノズルがヘッダーの水平方向に
偏心回転することにより移動するのでシャワーが種々の
方向からシート状物に当り洗浄効果は一層大きくなる。
列配置することができるが、特に外面側の汚れを落とし
工事現場に張架した場合の美観を向上するためシート上
面側を洗浄するヘッダーを複数列配置することが好まし
い。ノズルヘッダーを複数列とすることによりシャワー
圧を低くすることができる。シャワー圧を低くすると洗
浄効果は低下するがシートの表面にほどこした汚れ防止
のフッ素樹脂加工膜や汚れと色むらを修正するためにほ
どこした塗料の塗装膜を剥離する問題がなくなる。洗浄
効果の低下を防止するため、シャワー圧を低下する場合
はノズルヘッダーを複数列配置することが洗浄効果を良
好とするために好ましい。
る。
て、1は装置の両側に配置され被洗浄シートの移動方向
に回転するチェーンであって、2はチェーンと噛み合う
スプロケットである。この実施例では8個のスプロケッ
トが配置されている。1個のスプロケットが駆動装置に
連結している。この搬送を行うチェーンは洗浄面を通っ
てシートの出口で洗浄装置の下側を通って迴動しシート
の入口側に戻る。
れる。クランプ装置は図2で示される。クランプ装置は
搬送方向に直角に交差する方向に沿って装置の両側に抜
けたチェーン間に断面コ字形のクランプ連結棒7に複数
個配設されている。クランプ装置は断面コ字形のクラン
プ連結棒の下面部との間でシートを押える面を円弧状と
したクランプ部8と円弧状面の反対側に伸びるクランプ
レバー9とからなりクランプ支持棒に固定ピン10によ
り回転自在に固定されている。クランプ部8の円弧状面
の中心を固定ピンからずらして偏心させた偏心クランク
構造とする。鎖線で示される状態でシートを保持して来
たクランプ装置は洗浄装置の出口側に配置したストライ
カー11にクランプレバー9が当って回転し、実線で示
される状態となり、クランプ部は上方に移動してシート
は解放される。クランプ連結棒は複数本チェーンの複数
ヶ所に間隙を置いて設置されているが、シートが洗浄装
置の出口に到達したときシートの入口に他のクランプ連
結棒が到着することが好ましい。
カーとの間にエアシリンダーにより昇降自在とした前ピ
ンチロール12を洗浄装置の出口付近に、同様に昇降自
在の後ピンチロール13を高圧シャワー装置の出口付近
に設置し、該両ピンチロールとシートを挾んで対向した
位置に駆動ロール15を配置し、両ロールでシートを挾
持し回転して搬送する駆動ロールにはシート支持搬送ベ
ルト14を張架する。クランプ連結棒7が前ピンチロー
ル12を通過すると図示されていないセンサーで検出し
てエアシリンダーを作動させ、前ピンチロールが下降し
移送されるシートに接触し搬送する。その後、クランプ
連結棒7が後ピンチロール13を通過後、同様にして後
ピンチロールが下降し移送されるシートに接触しシート
を搬送する。なお前ピンチロール、後ピンチロールの上
側は、クランプ連結棒7が上昇ノズルヘッダー16を通
過後クランプ連結棒7の通過ができるように上方に上昇
する。ピンチロールはクランプ装置の補助としてシート
の搬送を行うが、特にクランプ装置が洗浄装置の出口で
ストライカーと接触してシートを放した後はピンチロー
ルにより搬送が行われる。
が配設されている。シャワー装置はシートの入口に近接
して配置され、シート状物の進行方向と直角に交差する
シートの上側に設けた上側ノズルヘッダー16と、シー
トの下側に設けた下側ノズルヘッダー17とシートを介
して対向する支持板19とからなり、ノズルヘッダーに
はシートに向って開口するノズル20が複数個等間隔で
設けられている。支持板はノズルから吹きつけられる高
圧シャワーによりシート状物が移動するのを防止する。
上下のノズルヘッダーはシート状物の進行方向にずらし
て配置される。上下に重なると洗浄が好適に行えなくな
る。支持板は洗浄効果を向上するための孔のない部分と
洗浄水を流出するための孔を設けた部分とからなること
が好ましい。
18により支持され、該吊り具は支持体に偏心クランク
21により連結し、該クランクはチェーンとスプロケッ
トにより水平方向に偏心回転される。図3は高圧洗浄水
は給水管22によりノズルヘッダーに供給されている
が、クランク軸をパイプ状として供給してもよい。水切
装置は前後のピンチロールの間に設けたエアブロー装置
および/またはサクション装置からなる。サクション装
置は製紙に用いられるようなシートに密着するサクショ
ンボックスが好ましく、ブロー装置は空気を高速で吹き
つけるものであればよい。
る。洗浄すべきシート状物の一端を本発明の洗浄装置の
入口に差し込んでクランプ装置によりクランプ部とクラ
ンプ連結棒の間で挾みチェーンを進行方向に回転する
と、シート状物クランプ装置に保持されて出口に向って
搬送される。シート状物をクランプに挾持させる場合、
クランプ装置が入口に到達したときチェーンの走行を一
時停止して差し込みを行い再スタートすることもでき
る。停止せずに連続的に行ってもよい。洗浄は最初に下
面を洗浄し次に上面を洗浄すると汚れの流去が良好であ
る。シート状物の進行方向に直角に交差するノズルヘッ
ダーにシートに向って開口するノズルが複数個シート状
物の洗浄巾をカバーするように配置し、ノズルヘッダー
を偏心クランクにより水平方向に偏心回転し高圧シャワ
ーをシート状物に噴射する。図4に示すように、ノズル
ヘッダーが水平方向に偏心回転するので各ノズルのシャ
ワーは楕円形に広がったスプレーパターン26を形成す
る。各ノズルは所定の広がり角のスプレーパターンを有
しているので水平方向に移動することにより隣接するノ
ズルのスプレーパターンが互いにラップするので噴射洗
浄する水量はシート全体に均一化され、洗浄水の多少の
アンバランスが防止される。こうして洗浄むらは発生し
ない.
向に回転させていないので供給される洗浄水の量に不均
一が生じ、これが洗浄むらの大きな原因であった。スプ
レーヘッドと対向して設けた支持板はスプレーによりシ
ート状物を持ち上げられたり移動するのを防止し洗浄効
果を大きくする。洗浄が終ったシートは次の水切装置に
送られる。水切は空気を吹きつけて水を飛散させたり、
サクションにより吸引することにより行われる。水切が
終了したシート状物は洗浄装置の出口に搬送され、クラ
ンプからはずされる。クランプがはずれた後の搬送は水
切装置内のピンチロールとシート状物を介して対向する
駆動ロールと支持搬送ベルトにより行われる。
水のシャワースプレーをスプレーパターンが重なるよう
にスプレーヘッドを水平方向に回転させるので、洗浄水
の量が均一になり、洗浄むらを防止する効果を奏する。
Claims (12)
- 【請求項1】 搬送装置と高圧シャワー装置と水切り装
置とからなるシート状物の洗浄装置において、A.搬送
装置が、 a.洗浄装置の両側に配設され、洗浄部から下方を通っ
て回動する無端状のチェーンと、b.該チェーンと噛み
合うスプロケットを有し、 c.両側のチェーンには断面コ字型のクランプ連結棒を
掛け渡し、 d.該連結棒にクランプ連結棒の下面部との間でシート
状物を押さえる面を円弧状としたクランプ部と円弧状面
と反対側に伸びるクランプレバーとからなるクランプ装
置を複数個固定ピンで回転自在に固定し、 e.該クランプ部の円弧状面の中心を固定位置から偏心
させ、 f.洗浄装置の出口側にクランプレバーと突き当たって
クランプを解除するストライカーを設け、 g.洗浄装置の出側にシート受け部を連設し、 h.高圧シャワー装置の出口近傍とストライカーの間に
配設したピンチロールとピンチロールのバックアップと
シート支持搬送ベルトの駆動を行うロールと、該駆動ロ
ールに張架したシート支持搬送ベルトとからなる2個の
シート挾持装置からなる、搬送装置であり、 B.高圧シャワー装置が、 i.クランプ装置のシート状物を挾む位置より前方の位
置に配設したシート状物の進行方向と直角に交差する、
ノズルを有するノズルヘッダーをシート状物の上側と下
側に配置しノズルヘッダーに複数のノズルを設けこのノ
ズルヘッダーを支持材により支持し j.該ノズルヘッダーを水平方向に偏心軸によりて回転
自在となし、 k.偏心軸には駆動装置を配設し、ノズルヘッダーの回
転を偏心して回転させスプレーパターンを境界が重なっ
た略々楕円形状のパターンとなし、 l.シート状物を介してノズルの反対側にシート状物の
支持板を配設した高圧シャワー装置であり、 C.水切り装置は2個のシート挾持装置の間に配置した
エアーブロー装置および/またはサクション装置とから
なる水切り装置である、ことを特徴とするシート状物の
洗浄装置。 - 【請求項2】 チェーンが洗浄部から上方を通って回動
する無端状のチェーンである、請求項1に記載されたシ
ート状物の洗浄装置。 - 【請求項3】 高圧シャワー装置のスプレーパターンを
小判形状とした、請求項1または2に記載されたシート
状物の洗浄装置。 - 【請求項4】 ノズルヘッダーが複数のノズルを有する
ヘッダーである、請求項1ないし3のいずれか1項に記
載されたシート状物の洗浄装置。 - 【請求項5】 ノズルヘッダーを複数列配置した、請求
項1または2に記載されたシート状物の洗浄装置。 - 【請求項6】 シートの片面側に複数列のノズルヘッダ
ーを配置した、請求項5に記載されたシート状物の洗浄
装置。 - 【請求項7】 被洗浄シート状物を介してノズルと対向
してシート状物の支持板を配置した、請求項1ないし6
のいずれか1項に記載されたシート状物の洗浄装置。 - 【請求項8】 支持板が、無孔の洗浄領域と有孔の洗浄
水流出領域とからなる、請求項7に記載されたシート状
物の洗浄装置。 - 【請求項9】 被洗浄シート状物を、洗浄装置の両側に
配設され洗浄部から下方を通って回動する無端状のチェ
ーンに掛け渡した断面L字型のクランプ連結棒に固定ピ
ンで回転自在に固定しクランプで把持して高圧シャワー
装置のシート状物の進路の、上側と下側に配置されシー
ト状物の進行方向と直角に交差するノズルを有するノズ
ルヘッダーの間を通して送り込み、境界部が重なった略
々楕円形状のスプレーパターンのシャワーを当て洗浄し
た後ピンチロールとバックアップロールとからなる2個
のシート挾持装置で挾持し、水切り装置を通して脱水す
ることを特徴とするシート状物の洗浄方法。 - 【請求項10】 ノズルヘッダーを偏心回転させてスプ
レーノズルの位置を水平方向に移動させることによりス
プレーパターンを境界部が重なった楕円形状とする、請
求項9に記載されたシート状物の洗浄方法。 - 【請求項11】 楕円形状のスプレーパターンはノズル
を水平方向に移動させることにより円形のスプレーパタ
ーンを移動させて形成したパターンである、請求項9ま
たは10に記載されたシート状物の洗浄方法。 - 【請求項12】 ノズルヘッダーを複数列配置してシャ
ワー圧を低くして洗浄を行う、請求項9ないし11のい
ずれか1項に記載されたシート状物の洗浄方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22577596A JP3826966B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | シート状物の洗浄装置とシート状物の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22577596A JP3826966B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | シート状物の洗浄装置とシート状物の洗浄方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1034101A true JPH1034101A (ja) | 1998-02-10 |
JP3826966B2 JP3826966B2 (ja) | 2006-09-27 |
Family
ID=16834606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22577596A Expired - Fee Related JP3826966B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | シート状物の洗浄装置とシート状物の洗浄方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3826966B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003015946A1 (en) * | 2001-08-13 | 2003-02-27 | Ok Kyun Oh | Mat cleaning apparatus |
JP2008064326A (ja) * | 2006-09-04 | 2008-03-21 | Hidetoshi Okubo | 冷却器の着霜低減装置 |
JP2011161384A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-25 | Kanto Auto Works Ltd | エアーブロー装置 |
JP2013094716A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Murata Mfg Co Ltd | チップ部品浄化装置 |
CN109365346A (zh) * | 2018-10-27 | 2019-02-22 | 焦玉林 | 一种用于瑜伽垫的清洗消毒装置 |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP22577596A patent/JP3826966B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003015946A1 (en) * | 2001-08-13 | 2003-02-27 | Ok Kyun Oh | Mat cleaning apparatus |
JP2008064326A (ja) * | 2006-09-04 | 2008-03-21 | Hidetoshi Okubo | 冷却器の着霜低減装置 |
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JP2013094716A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Murata Mfg Co Ltd | チップ部品浄化装置 |
CN109365346A (zh) * | 2018-10-27 | 2019-02-22 | 焦玉林 | 一种用于瑜伽垫的清洗消毒装置 |
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---|---|
JP3826966B2 (ja) | 2006-09-27 |
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