JPH10340759A - シールド電気コネクタ - Google Patents
シールド電気コネクタInfo
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- JPH10340759A JPH10340759A JP10162859A JP16285998A JPH10340759A JP H10340759 A JPH10340759 A JP H10340759A JP 10162859 A JP10162859 A JP 10162859A JP 16285998 A JP16285998 A JP 16285998A JP H10340759 A JPH10340759 A JP H10340759A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/6485—Electrostatic discharge protection
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/627—Snap or like fastening
- H01R13/6275—Latching arms not integral with the housing
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
- H01R13/6581—Shield structure
- H01R13/6582—Shield structure with resilient means for engaging mating connector
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
- H01R13/6591—Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members
- H01R13/6592—Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the conductive member being a shielded cable
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＥＳＤシールドと及びＥＭＩシールドが互い
に電気的に分離された新規で且つ改良されたシールドシ
ステムを有する電気コネクタを提供する。 【構成】 シールド電気コネクタ１４は、前方嵌合端２
６及び後方端２８を有する絶縁ハウジング２４を備えて
いる。絶縁ハウジング２４の前方嵌合端２６の少なくと
も実質的な部分の外部に前方のＥＳＤシールド５８が配
置される。更に、絶縁ハウジング２４の後方端２８の少
なくとも実質的な部分の外部には後方のＥＭＩシールド
６８が配置される。前方のＥＳＤシールド５８は、絶縁
ハウジング２４の外方に突出するフランジ３０によって
後方のＥＭＩシールド６８から電気的に分離される。シ
ールド電気コネクタ１４は、周囲メタルシールド８６を
含む相補的な嵌合コネクタ１６に嵌合される。この嵌合
コネクタ１６の周囲メタルシールド８６の前方端からラ
ッチアーム１１４が折り返され、シールド電気コネクタ
１４の絶縁ハウジング２４の前方嵌合端２６内のラッチ
肩部１１６に係合される。
に電気的に分離された新規で且つ改良されたシールドシ
ステムを有する電気コネクタを提供する。 【構成】 シールド電気コネクタ１４は、前方嵌合端２
６及び後方端２８を有する絶縁ハウジング２４を備えて
いる。絶縁ハウジング２４の前方嵌合端２６の少なくと
も実質的な部分の外部に前方のＥＳＤシールド５８が配
置される。更に、絶縁ハウジング２４の後方端２８の少
なくとも実質的な部分の外部には後方のＥＭＩシールド
６８が配置される。前方のＥＳＤシールド５８は、絶縁
ハウジング２４の外方に突出するフランジ３０によって
後方のＥＭＩシールド６８から電気的に分離される。シ
ールド電気コネクタ１４は、周囲メタルシールド８６を
含む相補的な嵌合コネクタ１６に嵌合される。この嵌合
コネクタ１６の周囲メタルシールド８６の前方端からラ
ッチアーム１１４が折り返され、シールド電気コネクタ
１４の絶縁ハウジング２４の前方嵌合端２６内のラッチ
肩部１１６に係合される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、電気コネクタ
に係り、より詳細には、ＥＳＤ及びＥＭＩ保護機能を備
えた電気コネクタに関する。
に係り、より詳細には、ＥＳＤ及びＥＭＩ保護機能を備
えた電気コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】電気コネクタは、種々様々な分野に使用
されている。ある電気コネクタは、単に電源から適当な
機器へ電力を供給するのに使用される。他の電気コネク
タは、信号送信ラインをプリント回路板、他の電子装置
又は他の相補的コネクタに相互接続するのに使用され
る。送信ラインは、その長さに沿って物理的及び電磁的
に分離された複数の導体を経て信号を伝送する。電力
と、信号及び／又はデータとの両方をコネクタインター
フェイスを経て送信するハイブリッドコネクタも知られ
ている。
されている。ある電気コネクタは、単に電源から適当な
機器へ電力を供給するのに使用される。他の電気コネク
タは、信号送信ラインをプリント回路板、他の電子装置
又は他の相補的コネクタに相互接続するのに使用され
る。送信ラインは、その長さに沿って物理的及び電磁的
に分離された複数の導体を経て信号を伝送する。電力
と、信号及び／又はデータとの両方をコネクタインター
フェイスを経て送信するハイブリッドコネクタも知られ
ている。
【０００３】又、ある電気コネクタは、コネクタ内の送
信ライン及びその端子を保護し又はそれらと電気的に相
互作用するために種々のシールド構造体及び接地構造体
等を使用している。例えば、あるコネクタは、その相補
的嵌合コネクタの導電性本体と接触されたときに発生す
る静電気放電（ＥＳＤ）に対して保護するためのシール
ド構造体を備えている。このＥＳＤシールドは、静電荷
を消散するのに使用される。又、コネクタは、電磁干渉
（ＥＭＩ）に対して保護するためのシールド構造体を備
えることもできる。このＥＭＩシールドは、電気回路を
外部で発生した放射から保護すると共に、コネクタから
外部へ電磁干渉が放射されないように防止する。
信ライン及びその端子を保護し又はそれらと電気的に相
互作用するために種々のシールド構造体及び接地構造体
等を使用している。例えば、あるコネクタは、その相補
的嵌合コネクタの導電性本体と接触されたときに発生す
る静電気放電（ＥＳＤ）に対して保護するためのシール
ド構造体を備えている。このＥＳＤシールドは、静電荷
を消散するのに使用される。又、コネクタは、電磁干渉
（ＥＭＩ）に対して保護するためのシールド構造体を備
えることもできる。このＥＭＩシールドは、電気回路を
外部で発生した放射から保護すると共に、コネクタから
外部へ電磁干渉が放射されないように防止する。
【０００４】一般に、ＥＳＤ及びＥＭＩシールドは、コ
ネクタハウジングを取り巻く型抜き成形された導電性シ
ートメタルによって形成される。メタルシールドは、１
部片構造体であってもよいし、又は多数の部分が確実に
係合される多部分構造体であってもよい。このようなシ
ールド構造体は、ＥＳＤシールド及びＥＭＩシールドの
両方として働く。ある場合には、一対のメタルシールド
が絶縁コネクタハウジングの一部分によって互いに分離
されるが、これらの場合に、シールドの一方がコネクタ
の内部に配置される。
ネクタハウジングを取り巻く型抜き成形された導電性シ
ートメタルによって形成される。メタルシールドは、１
部片構造体であってもよいし、又は多数の部分が確実に
係合される多部分構造体であってもよい。このようなシ
ールド構造体は、ＥＳＤシールド及びＥＭＩシールドの
両方として働く。ある場合には、一対のメタルシールド
が絶縁コネクタハウジングの一部分によって互いに分離
されるが、これらの場合に、シールドの一方がコネクタ
の内部に配置される。
【０００５】これまで、１部片シールド又は多部分シー
ルドがＥＳＤシールド及びＥＭＩシールドの両方の作用
を果たすことは、コネクタが主として信号送信の目的で
設けられているために大きな問題をもたらしていない。
換言すれば、僅かな静電荷の消散は、ＥＭＩシールド
を、コネクタが取り付けられる回路板に接地する場合で
も、何ら問題を引き起こすことはない。
ルドがＥＳＤシールド及びＥＭＩシールドの両方の作用
を果たすことは、コネクタが主として信号送信の目的で
設けられているために大きな問題をもたらしていない。
換言すれば、僅かな静電荷の消散は、ＥＭＩシールド
を、コネクタが取り付けられる回路板に接地する場合で
も、何ら問題を引き起こすことはない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、「コン
ボ」と称する電気コネクタの出現により、ＥＳＤ及びＥ
ＭＩ複合シールドが問題を引き起こしている。コンボコ
ネクタとは、信号送信ライン／端子と、電源ライン／端
子の両方を組み合わせて組み込んだ単一のコネクタであ
る。コンボコネクタのＥＳＤシールド及びＥＭＩシール
ドが互いに共通接続されるか、又はプリント回路板のよ
うな共通のソースに接地される場合には、電源ライン／
端子からの放電がプリント回路板にダメージを及ぼした
り、或いは回路に過負荷を与えたりすることがある。そ
こで、これら問題を解消する簡単な接地システムであっ
て、電力及び信号の複合電気コネクタに使用するために
ＥＳＤ接地手段がＥＭＩ接地手段から電気的に分離さ
れ、しかも、不当に複雑にならないような接地システム
が要望される。又、この接地システムは、付加的な余計
な接地装置を必要とせずに電気コネクタの標準部品で構
成されるのが好ましい。本発明は、この要望を満足し、
そして上記問題を継承することに向けられる。
ボ」と称する電気コネクタの出現により、ＥＳＤ及びＥ
ＭＩ複合シールドが問題を引き起こしている。コンボコ
ネクタとは、信号送信ライン／端子と、電源ライン／端
子の両方を組み合わせて組み込んだ単一のコネクタであ
る。コンボコネクタのＥＳＤシールド及びＥＭＩシール
ドが互いに共通接続されるか、又はプリント回路板のよ
うな共通のソースに接地される場合には、電源ライン／
端子からの放電がプリント回路板にダメージを及ぼした
り、或いは回路に過負荷を与えたりすることがある。そ
こで、これら問題を解消する簡単な接地システムであっ
て、電力及び信号の複合電気コネクタに使用するために
ＥＳＤ接地手段がＥＭＩ接地手段から電気的に分離さ
れ、しかも、不当に複雑にならないような接地システム
が要望される。又、この接地システムは、付加的な余計
な接地装置を必要とせずに電気コネクタの標準部品で構
成されるのが好ましい。本発明は、この要望を満足し、
そして上記問題を継承することに向けられる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】それ故、本発明の目的
は、ＥＳＤシールドと及びＥＭＩシールドが互いに電気
的に分離された新規で且つ改良されたシールドシステム
を有する電気コネクタを提供することである。本発明の
電気コネクタは、前方嵌合端及び後方端を有する絶縁ハ
ウジングを備えている。前方のＥＳＤシールドは、絶縁
ハウジングの前方嵌合端の少なくとも実質的な部分の外
部に配置される。後方のＥＭＩシールドは、絶縁ハウジ
ングの後方端の少なくとも実質的な部分の外部に配置さ
れる。前方のＥＳＤシールドは絶縁ハウジングの外部に
突出する部分によって後方のＥＭＩシールドから電気的
に分離される。それ故、余計な絶縁部品は何ら必要とさ
れない。
は、ＥＳＤシールドと及びＥＭＩシールドが互いに電気
的に分離された新規で且つ改良されたシールドシステム
を有する電気コネクタを提供することである。本発明の
電気コネクタは、前方嵌合端及び後方端を有する絶縁ハ
ウジングを備えている。前方のＥＳＤシールドは、絶縁
ハウジングの前方嵌合端の少なくとも実質的な部分の外
部に配置される。後方のＥＭＩシールドは、絶縁ハウジ
ングの後方端の少なくとも実質的な部分の外部に配置さ
れる。前方のＥＳＤシールドは絶縁ハウジングの外部に
突出する部分によって後方のＥＭＩシールドから電気的
に分離される。それ故、余計な絶縁部品は何ら必要とさ
れない。
【０００８】ハウジングの前方嵌合端は、相補的な嵌合
コネクタのプラグ部分を受け入れるためのリセプタクル
部分を含む。前方のＥＳＤシールドは、このリセプタク
ル部分のまわりに配置され、これにより、リセプタクル
部分は、ＥＳＤシールドと、相補的な嵌合コネクタのプ
ラグ部分との間に絶縁バリアを形成する。リセプタクル
部分は長方形であり、そしてＥＳＤシールドは、この長
方形のリセプタクル部分を取り巻く長方形のシュラウド
を含む。
コネクタのプラグ部分を受け入れるためのリセプタクル
部分を含む。前方のＥＳＤシールドは、このリセプタク
ル部分のまわりに配置され、これにより、リセプタクル
部分は、ＥＳＤシールドと、相補的な嵌合コネクタのプ
ラグ部分との間に絶縁バリアを形成する。リセプタクル
部分は長方形であり、そしてＥＳＤシールドは、この長
方形のリセプタクル部分を取り巻く長方形のシュラウド
を含む。
【０００９】本発明によれば、ＥＳＤシールドは、該シ
ールドを絶縁ハウジングの外部突出部分にロックするた
めの少なくとも１つの保持部分を含む。外部突出部分
は、周囲フランジとして形成される。ＥＳＤシールド
は、これをハウジングに固定するために周囲フランジを
取り巻く少なくとも１つの保持タブを含む。本発明のシ
ールド電気コネクタは、導電性ブラケットの穴を通して
プリント回路板に取り付けられる。前方のＥＳＤシール
ドは、導電性ブラケットの穴の周りに係合される。後方
のＥＭＩシールドは、プリント回路板の接地回路に係合
される接地手段を有する。
ールドを絶縁ハウジングの外部突出部分にロックするた
めの少なくとも１つの保持部分を含む。外部突出部分
は、周囲フランジとして形成される。ＥＳＤシールド
は、これをハウジングに固定するために周囲フランジを
取り巻く少なくとも１つの保持タブを含む。本発明のシ
ールド電気コネクタは、導電性ブラケットの穴を通して
プリント回路板に取り付けられる。前方のＥＳＤシール
ドは、導電性ブラケットの穴の周りに係合される。後方
のＥＭＩシールドは、プリント回路板の接地回路に係合
される接地手段を有する。
【００１０】本発明のシールド電気コネクタは、周囲に
メタルシールドを含む相補的な嵌合コネクタに嵌合され
る。嵌合コネクタの周囲シールドと、シールド電気コネ
クタの絶縁ハウジングとの間には、相補的な相互係合ラ
ッチ手段が設けられる。この相補的な相互係合ラッチ手
段は、ラッチ肩部に係合するために周囲のメタルシール
ドの前方端から後方に折り返されたラッチアームを含
む。
メタルシールドを含む相補的な嵌合コネクタに嵌合され
る。嵌合コネクタの周囲シールドと、シールド電気コネ
クタの絶縁ハウジングとの間には、相補的な相互係合ラ
ッチ手段が設けられる。この相補的な相互係合ラッチ手
段は、ラッチ肩部に係合するために周囲のメタルシール
ドの前方端から後方に折り返されたラッチアームを含
む。
【００１１】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の好適な
実施形態を詳細に説明する。先ず、図１及び図２を参照
すれば、電気コネクタ組立体１２は、リセプタクルコネ
クタ１４と、プラグコネクタ１６とを備えている。プラ
グコネクタ１６は、矢印Ａの方向にリセプタクルコネク
タ１４へ挿入される。リセプタクルコネクタ１４は、プ
リント回路板１８の上面に取り付けられる。リセプタク
ルコネクタ１４の前方端は、コネクタ組立体１２に関連
したシャーシの一部分を形成する導電性ブラケット２２
の穴２０を経て取り付けられる。
実施形態を詳細に説明する。先ず、図１及び図２を参照
すれば、電気コネクタ組立体１２は、リセプタクルコネ
クタ１４と、プラグコネクタ１６とを備えている。プラ
グコネクタ１６は、矢印Ａの方向にリセプタクルコネク
タ１４へ挿入される。リセプタクルコネクタ１４は、プ
リント回路板１８の上面に取り付けられる。リセプタク
ルコネクタ１４の前方端は、コネクタ組立体１２に関連
したシャーシの一部分を形成する導電性ブラケット２２
の穴２０を経て取り付けられる。
【００１２】図１及び図２と共に図３を参照すれば、リ
セプタクルコネクタ１４は、プラスチック材料等で成形
された絶縁ハウジング２４を備えている。この絶縁ハウ
ジング２４は、長方形の前方嵌合端２６と、後方端２８
とを有し、それらの間には外部に突出する周囲フランジ
３０が設けられている。又、ハウジング２４は、前方に
突出する内部嵌合部分３２も有し、これは、横方向外方
に延びる翼部分３２ａを有する。
セプタクルコネクタ１４は、プラスチック材料等で成形
された絶縁ハウジング２４を備えている。この絶縁ハウ
ジング２４は、長方形の前方嵌合端２６と、後方端２８
とを有し、それらの間には外部に突出する周囲フランジ
３０が設けられている。又、ハウジング２４は、前方に
突出する内部嵌合部分３２も有し、これは、横方向外方
に延びる翼部分３２ａを有する。
【００１３】リセプタクルコネクタ１４は、絶縁ハウジ
ング２４に取り付けられる端子アレー３４を有する。こ
の端子アレーは、矢印Ｂ（図３）の方向にハウジング２
４の４つの端子受入通路３８に配置できる４つの信号雌
端子３６を含む。更に、端子アレーは、ハウジングの嵌
合部分３２の翼部分３２ａの両側の開放溝４２に挿入で
きる４つのブレード状電力端子４０も含む。信号端子３
６のテイル部分３６ａ及び電力端子４０のテイル部分４
０ａは、プリント回路板１８の適当な穴に挿入され、そ
してプリント回路板の回路トレース及び／又は穴に半田
接合される。信号端子３６は、ハウジングの嵌合部分３
２の垂直スロット４６に挿入できる接地プレート４４に
より垂直方向に分割される。図３から明らかなように、
水平スロット４８が垂直スロット４６に交差して、十字
形状を作っている。
ング２４に取り付けられる端子アレー３４を有する。こ
の端子アレーは、矢印Ｂ（図３）の方向にハウジング２
４の４つの端子受入通路３８に配置できる４つの信号雌
端子３６を含む。更に、端子アレーは、ハウジングの嵌
合部分３２の翼部分３２ａの両側の開放溝４２に挿入で
きる４つのブレード状電力端子４０も含む。信号端子３
６のテイル部分３６ａ及び電力端子４０のテイル部分４
０ａは、プリント回路板１８の適当な穴に挿入され、そ
してプリント回路板の回路トレース及び／又は穴に半田
接合される。信号端子３６は、ハウジングの嵌合部分３
２の垂直スロット４６に挿入できる接地プレート４４に
より垂直方向に分割される。図３から明らかなように、
水平スロット４８が垂直スロット４６に交差して、十字
形状を作っている。
【００１４】リセプタクルコネクタ１４はテイル整列部
分５０を含み、このテイル整列部分は、これをハウジン
グ２４の後方端の下側にスナップ嵌合するためのフック
ラッチアーム５２を有している。テイル整列部分５０
は、信号端子３６及び電力端子４０のテイル部分３６ａ
及び４０ａを受け入れるためにスロット付き仕切り５６
の各側に４つのテイル整列穴５４を含む。仕切り５６
は、接地プレート４４を受け入れるための垂直スロット
５６ａを含む。
分５０を含み、このテイル整列部分は、これをハウジン
グ２４の後方端の下側にスナップ嵌合するためのフック
ラッチアーム５２を有している。テイル整列部分５０
は、信号端子３６及び電力端子４０のテイル部分３６ａ
及び４０ａを受け入れるためにスロット付き仕切り５６
の各側に４つのテイル整列穴５４を含む。仕切り５６
は、接地プレート４４を受け入れるための垂直スロット
５６ａを含む。
【００１５】リセプタクルコネクタ１４は、絶縁ハウジ
ング２４の前方嵌合端２６の外部に配置される前方のＥ
ＳＤシールド５８を備えている。このシールド５８は、
導電性シートメタル材料の１部片構造体である。より詳
細には、ＥＳＤシールド５８は、平らな周囲フランジ６
２の前方に突出する長方形シュラウド６０を含む。この
シュラウド６０は、ハウジング２４の長方形の前方嵌合
端２６の周りに配置するためのサイズ及び形状にされ、
そしてフランジ６２は、ハウジング２４の周囲フランジ
３０の前面に当接される。ハウジングのフランジ３０の
ノッチ６６を経て複数の保持タブ６４が曲げられ、フラ
ンジ３０を包囲して、ＥＳＤシールド５８をハウジング
２４に固定する。
ング２４の前方嵌合端２６の外部に配置される前方のＥ
ＳＤシールド５８を備えている。このシールド５８は、
導電性シートメタル材料の１部片構造体である。より詳
細には、ＥＳＤシールド５８は、平らな周囲フランジ６
２の前方に突出する長方形シュラウド６０を含む。この
シュラウド６０は、ハウジング２４の長方形の前方嵌合
端２６の周りに配置するためのサイズ及び形状にされ、
そしてフランジ６２は、ハウジング２４の周囲フランジ
３０の前面に当接される。ハウジングのフランジ３０の
ノッチ６６を経て複数の保持タブ６４が曲げられ、フラ
ンジ３０を包囲して、ＥＳＤシールド５８をハウジング
２４に固定する。
【００１６】リセプタクルコネクタ１４は、更に、後方
のＥＭＩシールド６８も含む。このＥＭＩシールド６８
は、導電性シートメタル材料で型抜き成形された１部片
構造体である。ＥＭＩシールド６８は、長方形又はボッ
クス状であって、ハウジング２４の後方端２８の周りに
ほぼ完全に配置され、即ちハウジングの外方突出周囲フ
ランジ３０の後方でほぼハウジング全体の周りに配置さ
れる。ＥＭＩシールド６８は、ハウジング２４の下部を
取り巻く一対の保持タブ６８ａを有する。ＥＭＩシール
ドの各側壁７２に沿って一対のテイル部分７０が側壁か
ら垂下していると共に、プリント回路板１８の穴に挿入
するためのフォーク状ロック７１が設けられている。テ
イル７０及びフォーク状ロック７１は、コネクタの取付
ポストとして働くだけでなく、プリント回路板の接地ト
レース及び／又は穴に半田接続することによりプリント
回路板の接地トレースに電気的接続される。更に、後方
のＥＭＩシールド６８は、側壁７２及び上壁７３から型
抜き成形された内方に曲がったスプリングアーム７４も
含み、これらスプリングアームは、以下に述べるよう
に、プラグコネクタ１６の外部シールドに係合される。
のＥＭＩシールド６８も含む。このＥＭＩシールド６８
は、導電性シートメタル材料で型抜き成形された１部片
構造体である。ＥＭＩシールド６８は、長方形又はボッ
クス状であって、ハウジング２４の後方端２８の周りに
ほぼ完全に配置され、即ちハウジングの外方突出周囲フ
ランジ３０の後方でほぼハウジング全体の周りに配置さ
れる。ＥＭＩシールド６８は、ハウジング２４の下部を
取り巻く一対の保持タブ６８ａを有する。ＥＭＩシール
ドの各側壁７２に沿って一対のテイル部分７０が側壁か
ら垂下していると共に、プリント回路板１８の穴に挿入
するためのフォーク状ロック７１が設けられている。テ
イル７０及びフォーク状ロック７１は、コネクタの取付
ポストとして働くだけでなく、プリント回路板の接地ト
レース及び／又は穴に半田接続することによりプリント
回路板の接地トレースに電気的接続される。更に、後方
のＥＭＩシールド６８は、側壁７２及び上壁７３から型
抜き成形された内方に曲がったスプリングアーム７４も
含み、これらスプリングアームは、以下に述べるよう
に、プラグコネクタ１６の外部シールドに係合される。
【００１７】機能的に、絶縁ハウジング２４の前方嵌合
端２６の少なくとも実質的な部分の外部に配置された前
方のＥＳＤシールド５８は、嵌合プラグコネクタ１６か
らの静電気放電及びプラグコネクタの電力端子からの放
電を消散するよう動作する。又、前方のＥＳＤシールド
５８は、リセプタクルコネクタ１４に不適切に挿入され
て図１に示すようにコネクタの前部から見える電力端子
４０に接触することのあるツールのような外来物体から
の放電も消散する。前方のＥＳＤシールド５８は、導電
性ブラケット２２の穴２０を経て延び、そしてこれらの
電荷を消散するためにこのブラケットに完全に係合され
る。又、前方のＥＳＤシールド５８は、ＥＭＩシールド
としてもある程度機能する。
端２６の少なくとも実質的な部分の外部に配置された前
方のＥＳＤシールド５８は、嵌合プラグコネクタ１６か
らの静電気放電及びプラグコネクタの電力端子からの放
電を消散するよう動作する。又、前方のＥＳＤシールド
５８は、リセプタクルコネクタ１４に不適切に挿入され
て図１に示すようにコネクタの前部から見える電力端子
４０に接触することのあるツールのような外来物体から
の放電も消散する。前方のＥＳＤシールド５８は、導電
性ブラケット２２の穴２０を経て延び、そしてこれらの
電荷を消散するためにこのブラケットに完全に係合され
る。又、前方のＥＳＤシールド５８は、ＥＭＩシールド
としてもある程度機能する。
【００１８】後方のＥＭＩシールド６８は、端子アレー
３４の端子界面を外部放射から保護すると共に、コネク
タの内部放射がコネクタからプリント回路板１８上の部
品のような他の電気部品へと外部に放出されるのを防止
する。後方のＥＭＩシールド６８は、フランジ３０の後
方でハウジングの後方端２８のほぼ全体の外部に配置さ
れる。前方のＥＳＤシールド５８は、絶縁ハウジング２
４の外方に突出する周囲フランジ３０により後方のＥＭ
Ｉシールド６８から電気的に分離される。本質的に、周
囲フランジ３０は、２つの１部片シールド５８及び６８
を物理的及び電気的に分離し、前方のＥＳＤシールド５
８は、導電性ブラケット２２に接地することができ、そ
して後方のＥＭＩシールド６８は、プリント回路板１８
に独立して接地することができる。
３４の端子界面を外部放射から保護すると共に、コネク
タの内部放射がコネクタからプリント回路板１８上の部
品のような他の電気部品へと外部に放出されるのを防止
する。後方のＥＭＩシールド６８は、フランジ３０の後
方でハウジングの後方端２８のほぼ全体の外部に配置さ
れる。前方のＥＳＤシールド５８は、絶縁ハウジング２
４の外方に突出する周囲フランジ３０により後方のＥＭ
Ｉシールド６８から電気的に分離される。本質的に、周
囲フランジ３０は、２つの１部片シールド５８及び６８
を物理的及び電気的に分離し、前方のＥＳＤシールド５
８は、導電性ブラケット２２に接地することができ、そ
して後方のＥＭＩシールド６８は、プリント回路板１８
に独立して接地することができる。
【００１９】後方のＥＭＩシールド６８により与えられ
るシールド効果を最大にする一方、それが前方のＥＳＤ
シールド５８から電気的に分離されるよう確保するため
に、後方のＥＭＩシールド６８の前縁は、長方形のくぼ
み７１を含む。これらのくぼみ７１は、保持タブ６４と
整列され、前部と後部が互いに接触しないように確保さ
れる。或いは、前方のＥＳＤシールド５８の先縁全体
を、フランジ３０に向かって延びないように設計するこ
ともでき、この場合には、くぼみ７１を排除することが
できる。
るシールド効果を最大にする一方、それが前方のＥＳＤ
シールド５８から電気的に分離されるよう確保するため
に、後方のＥＭＩシールド６８の前縁は、長方形のくぼ
み７１を含む。これらのくぼみ７１は、保持タブ６４と
整列され、前部と後部が互いに接触しないように確保さ
れる。或いは、前方のＥＳＤシールド５８の先縁全体
を、フランジ３０に向かって延びないように設計するこ
ともでき、この場合には、くぼみ７１を排除することが
できる。
【００２０】図１及び図２と共に図４を参照すれば、プ
ラグコネクタ１６は、前方嵌合端７６ａ及び後方端７６
ｂを含む絶縁ハウジング７６を備えている。４つの信号
端子７８は、リセプタクルコネクタ１４の信号端子３６
に電気的接続するようにハウジングに取り付けられる。
４つの電力端子８０は、リセプタクルコネクタ１４の電
力端子４０に電気的接続するようにハウジングに取り付
けられる。接地プレート８２は、信号端子を水平に分離
し、そしてリセプタクルコネクタ１４の嵌合部分３２の
スロット４８に挿入される。又、水平の接地プレート８
２は、リセプタクルコネクタ１４の垂直の接地プレート
４４のスロット８４（図３）にも配置されて、十文字の
接地プレート構造を形成する。
ラグコネクタ１６は、前方嵌合端７６ａ及び後方端７６
ｂを含む絶縁ハウジング７６を備えている。４つの信号
端子７８は、リセプタクルコネクタ１４の信号端子３６
に電気的接続するようにハウジングに取り付けられる。
４つの電力端子８０は、リセプタクルコネクタ１４の電
力端子４０に電気的接続するようにハウジングに取り付
けられる。接地プレート８２は、信号端子を水平に分離
し、そしてリセプタクルコネクタ１４の嵌合部分３２の
スロット４８に挿入される。又、水平の接地プレート８
２は、リセプタクルコネクタ１４の垂直の接地プレート
４４のスロット８４（図３）にも配置されて、十文字の
接地プレート構造を形成する。
【００２１】プラグコネクタ１６は、絶縁ハウジング７
６の全体に配置できる長方形のボックス状シールド８６
を含む。このシールド８６は、シートメタル材料で型抜
き成形された１部片構造のもので、複数の前方に突出す
る位置設定タブ８８を含み、これらタブは、絶縁ハウジ
ング７６の前方嵌合端７６ａにある周囲フランジ９２の
ノッチ９０に配置される。
６の全体に配置できる長方形のボックス状シールド８６
を含む。このシールド８６は、シートメタル材料で型抜
き成形された１部片構造のもので、複数の前方に突出す
る位置設定タブ８８を含み、これらタブは、絶縁ハウジ
ング７６の前方嵌合端７６ａにある周囲フランジ９２の
ノッチ９０に配置される。
【００２２】プラグコネクタ１６のシールド８６は、上
方シェル半部分９４及び下方シェル半部分９６を含む後
方外部シェルも備えている。これらシェル半部分は、シ
ートメタル材料から型抜き成形され、そして前方に突出
する保持フック９８を有し、これらフックは、シールド
８６の保持スロット１００に入れられて、シェルの半部
分をシールド８６に固定する。シェルの半部分９４及び
９６を互いに向けて枢着回転したときにフック９８がス
ロット１００へと回転され、下方シェル半部分９６のラ
ッチアーム１０２が上方シェル半部分９４のラッチアー
ム１０４とスナップ係合され、絶縁ハウジング７６の後
方端を完全に取り巻く。下方シェル半部分９６は、電気
ケーブル１０８の外皮にクランプされるクリンプ１０６
を含む。
方シェル半部分９４及び下方シェル半部分９６を含む後
方外部シェルも備えている。これらシェル半部分は、シ
ートメタル材料から型抜き成形され、そして前方に突出
する保持フック９８を有し、これらフックは、シールド
８６の保持スロット１００に入れられて、シェルの半部
分をシールド８６に固定する。シェルの半部分９４及び
９６を互いに向けて枢着回転したときにフック９８がス
ロット１００へと回転され、下方シェル半部分９６のラ
ッチアーム１０２が上方シェル半部分９４のラッチアー
ム１０４とスナップ係合され、絶縁ハウジング７６の後
方端を完全に取り巻く。下方シェル半部分９６は、電気
ケーブル１０８の外皮にクランプされるクリンプ１０６
を含む。
【００２３】プラグコネクタ１６は、シェル半部分９４
及び９６の全体と、ケーブル１０８とコネクタの界面と
の周りでシールド８６の後方端にオーバーモールドされ
る絶縁ブート１１０を備えている。このオーバーモール
ドブート１１０は、コネクタの後部を取り巻く絶縁層を
形成するだけでなく、ケーブル１０８のストレインレリ
ーフも形成する。図１及び図２から明らかなように、ブ
ート１１０は、絶縁ハウジング７６の前方嵌合端７６ａ
の手前で終り、シールド８６の前面領域を露出させる。
又、ブート１１０は、その前部に、シールド８６のスプ
リングラッチアーム１１４を受け入れる欠切部１１２を
有する。プラグコネクタ１６において、シールド８６
は、シェル半部分９４及び９６を経て、ケーブル１０８
の接地編組線１０８ａに接地接続される。それ故、シー
ルド８６は、ＥＳＤシールド及びＥＭＩシールドの両方
の作用を果たす。
及び９６の全体と、ケーブル１０８とコネクタの界面と
の周りでシールド８６の後方端にオーバーモールドされ
る絶縁ブート１１０を備えている。このオーバーモール
ドブート１１０は、コネクタの後部を取り巻く絶縁層を
形成するだけでなく、ケーブル１０８のストレインレリ
ーフも形成する。図１及び図２から明らかなように、ブ
ート１１０は、絶縁ハウジング７６の前方嵌合端７６ａ
の手前で終り、シールド８６の前面領域を露出させる。
又、ブート１１０は、その前部に、シールド８６のスプ
リングラッチアーム１１４を受け入れる欠切部１１２を
有する。プラグコネクタ１６において、シールド８６
は、シェル半部分９４及び９６を経て、ケーブル１０８
の接地編組線１０８ａに接地接続される。それ故、シー
ルド８６は、ＥＳＤシールド及びＥＭＩシールドの両方
の作用を果たす。
【００２４】図５ないし図１０は、リセプタクルコネク
タ１４及びプラグコネクタ１６を含むコネクタ組立体１
２を完全な組立状態で示す。ケーブル１８の詳細、並び
に信号端子と、電力端子と、十文字の接地プレート４４
及び８２との間の関係については、ここでは説明しな
い。もし必要であれば、これらの詳細は、参考としてこ
こに援用する本発明の譲受人に譲渡された１９９７年１
月１４日出願の米国特許出願第０８／７８３，４１８号
を参照されたい。図５ないし図９は、リセプタクルコネ
クタ１４の絶縁ハウジング２４の外方突出周囲フランジ
３０が前方のＥＳＤシールド５８を後方のＥＭＩシール
ド６８からいかに電気的に分離するかを明確に示してい
る。図９は、リセプタクルコネクタ１４の後方のＥＭＩ
シールド６８のスプリングアーム７４がプラグコネクタ
１６のシールド８６の側部にいかに係合するかを示して
いる。
タ１４及びプラグコネクタ１６を含むコネクタ組立体１
２を完全な組立状態で示す。ケーブル１８の詳細、並び
に信号端子と、電力端子と、十文字の接地プレート４４
及び８２との間の関係については、ここでは説明しな
い。もし必要であれば、これらの詳細は、参考としてこ
こに援用する本発明の譲受人に譲渡された１９９７年１
月１４日出願の米国特許出願第０８／７８３，４１８号
を参照されたい。図５ないし図９は、リセプタクルコネ
クタ１４の絶縁ハウジング２４の外方突出周囲フランジ
３０が前方のＥＳＤシールド５８を後方のＥＭＩシール
ド６８からいかに電気的に分離するかを明確に示してい
る。図９は、リセプタクルコネクタ１４の後方のＥＭＩ
シールド６８のスプリングアーム７４がプラグコネクタ
１６のシールド８６の側部にいかに係合するかを示して
いる。
【００２５】図７に示すように、リセプタクルコネクタ
１４の絶縁ハウジング２４は、プラグコネクタ１６のス
プリングラッチアーム１１４に係合するための内部ラッ
チ肩部１１６を含む。より詳細には、図１，図２及び図
４に最も良く示すように、ラッチアーム１１４は、プラ
グコネクタ１６のシールド８６の前方端から後方に片持
梁支持される。シールド８６がシートメタル材料の型抜
き成形された状態では、ラッチアームは、メタルシール
ドの前方端から折り返される。ラッチアームは、その遠
方端に膨径ヘッド部分１１４ａを含む。又、片持梁式の
ラッチアームのベースも膨径されて、一対の外方に突出
する後方を向いた肩部１１４ｂを形成する。図７を参照
すれば、ラッチアームのラッチ肩部１１４ｂは、実際に
は、一対の内部ラッチ肩部１１６をリセプタクルコネク
タ１４の前方嵌合端において絶縁ハウジングの内部に係
合する。又、図７には、オペレータがラッチアームを押
圧し、そしてラッチ肩部１１４ｂ及び１１６により形成
された相補的な相互係合ラッチ手段を解離してコネクタ
を解除するために、ラッチアームの膨径遠方端１１４ａ
がブート１１０の欠切部１１２からいかに突出するかも
示されている。それ故、プラグコネクタ１６の周囲のメ
タルシールド８６は、リセプタクルコネクタ１４の各シ
ールドから分離状態に保たれる。というのは、プラグコ
ネクタ１６のラッチアーム１１４がリセプタクルコネク
タ１４の絶縁ハウジングと相互係合するからである。
１４の絶縁ハウジング２４は、プラグコネクタ１６のス
プリングラッチアーム１１４に係合するための内部ラッ
チ肩部１１６を含む。より詳細には、図１，図２及び図
４に最も良く示すように、ラッチアーム１１４は、プラ
グコネクタ１６のシールド８６の前方端から後方に片持
梁支持される。シールド８６がシートメタル材料の型抜
き成形された状態では、ラッチアームは、メタルシール
ドの前方端から折り返される。ラッチアームは、その遠
方端に膨径ヘッド部分１１４ａを含む。又、片持梁式の
ラッチアームのベースも膨径されて、一対の外方に突出
する後方を向いた肩部１１４ｂを形成する。図７を参照
すれば、ラッチアームのラッチ肩部１１４ｂは、実際に
は、一対の内部ラッチ肩部１１６をリセプタクルコネク
タ１４の前方嵌合端において絶縁ハウジングの内部に係
合する。又、図７には、オペレータがラッチアームを押
圧し、そしてラッチ肩部１１４ｂ及び１１６により形成
された相補的な相互係合ラッチ手段を解離してコネクタ
を解除するために、ラッチアームの膨径遠方端１１４ａ
がブート１１０の欠切部１１２からいかに突出するかも
示されている。それ故、プラグコネクタ１６の周囲のメ
タルシールド８６は、リセプタクルコネクタ１４の各シ
ールドから分離状態に保たれる。というのは、プラグコ
ネクタ１６のラッチアーム１１４がリセプタクルコネク
タ１４の絶縁ハウジングと相互係合するからである。
【００２６】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、電力及び信号の複合電気コネクタに使用するた
めにＥＳＤ接地手段がＥＭＩ接地手段から電気的に分離
され、しかも、不当に複雑にならないような接地システ
ムが提供され、付加的な余計な接地装置を必要とせずに
電気コネクタの標準部品で構成された接地システムを備
えた電気コネクタが提供され、そしてＥＳＤシールドと
及びＥＭＩシールドが互いに電気的に分離された新規で
且つ改良されたシールドシステムを有する電気コネクタ
が提供された。
により、電力及び信号の複合電気コネクタに使用するた
めにＥＳＤ接地手段がＥＭＩ接地手段から電気的に分離
され、しかも、不当に複雑にならないような接地システ
ムが提供され、付加的な余計な接地装置を必要とせずに
電気コネクタの標準部品で構成された接地システムを備
えた電気コネクタが提供され、そしてＥＳＤシールドと
及びＥＭＩシールドが互いに電気的に分離された新規で
且つ改良されたシールドシステムを有する電気コネクタ
が提供された。
【図１】本発明のリセプタクルコネクタと、プラグコネ
クタとを含むコネクタ組立体の斜視図である。
クタとを含むコネクタ組立体の斜視図である。
【図２】図１の方向とは逆の方向から見たコネクタ組立
体の斜視図である。
体の斜視図である。
【図３】リセプタクルコネクタの部品の分解斜視図であ
る。
る。
【図４】プラグコネクタの部品の分解斜視図である。
【図５】コネクタ組立体を組立状態で示す上面図であ
る。
る。
【図６】図５の６−６線に沿った縦断面図である。
【図７】図５の７−７線に沿った縦断面図である。
【図８】図５の８−８線に沿った縦断面図である。
【図９】図８の９−９線に沿った横断面図である。
【図１０】図７の１０−１０線に沿った縦断面図であ
る。
る。
１２ 電気コネクタ組立体 １４ リセプタクルコネクタ １６ プラグコネクタ １８ プリント回路板 ２０ 穴 ２２ 導電性ブラケット ２４ ハウジング ２６ 前方嵌合端 ２８ 後方端 ３０ フランジ ３２ 内部嵌合部分 ３２ａ 翼部分 ３４ 端子アレー ３６ 信号端子 ３６ａ テイル部分 ３８ 端子受入通路 ４０ 電力端子 ４０ａ テイル部分 ４４ 接地プレート ４６，４８ スロット ５０ テイル整列部分 ５４ テイル整列穴 ５６ スロット付き仕切り ５８ ＥＳＤシールド ６０ シュラウド ６２ フランジ ６４ 保持タブ ６８ ＥＭＩシールド ６８ａ 保持タブ ７４ スプリングアーム ７６ ハウジング ７６ａ 前方嵌合端 ７６ｂ 後方端 ７８ 信号端子 ８０ 電力端子 ８２ 接地プレート ８４ スロット ８６ シールド ９４，９６ シェル半部分 ９８ 保持タブ １０２，１０４ ラッチアーム １００ 保持スロット １０６ クリンプ １０８ ケーブル １１０ ブート １１４ ラッチアーム １１６ ラッチ肩部
Claims (26)
- 【請求項１】 前方嵌合端２６及び後方端２８を有する
絶縁ハウジング２４と、絶縁ハウジング２４の前方嵌合
端２６の少なくとも実質的な部分の外部に配置された前
方のＥＳＤシールド５８と、絶縁ハウジング２４の後方
端２８の少なくとも実質的な部分の外部に配置された後
方のＥＭＩシールド６８とを備え、上記前方のＥＳＤシ
ールド５８は、絶縁ハウジング２４の外方に突出するフ
ランジ３０により上記後方のＥＭＩシールド６８から電
気的に分離されたことを特徴とするシールド電気コネク
タ１４。 - 【請求項２】 上記ハウジング２４の前方嵌合端２６
は、相補的な嵌合コネクタ１６のプラグ部分を受け入れ
るリセプタクル部分を含み、上記ＥＳＤシールド５８
は、このリセプタクル部分に配置され、そしてリセプタ
クル部分は、上記ＥＳＤシールド５８と相補的な嵌合コ
ネクタ１６のプラグ部分との間に絶縁バリアを形成する
請求項１に記載のシールド電気コネクタ１４。 - 【請求項３】 上記リセプタクル部分は長方形であり、
そして上記ＥＳＤシールド５８は、この長方形のリセプ
タクル部分を取り巻く長方形のシュラウド６０を含む請
求項２に記載のシールド電気コネクタ１４。 - 【請求項４】 上記前方のＥＳＤシールド５８は、上記
絶縁ハウジング２４の外方に突出するフランジ３０に該
シールド５８をロックするための少なくとも１つの保持
タブ６４を含む請求項１に記載のシールド電気コネクタ
１４。 - 【請求項５】 上記絶縁ハウジング２４の外方に突出す
るフランジ３０は、周囲フランジ３０である請求項１に
記載のシールド電気コネクタ１４。 - 【請求項６】 上記前方のＥＳＤシールド５８は、上記
絶縁ハウジング２４に該シールド５８を固定するために
上記周囲フランジ３０を掴む少なくとも１つの保持タブ
６４を含む請求項５に記載のシールド電気コネクタ１
４。 - 【請求項７】 周囲メタルシールド８６を含む相補的な
嵌合コネクタ１６と、該嵌合コネクタ１６の周囲メタル
シールド８６とシールド電気コネクタ１４の絶縁ハウジ
ング２４との間の相補的な相互係合ラッチ手段１１４，
１１６とを備えた請求項１に記載のシールド電気コネク
タ１４との組合体。 - 【請求項８】 上記相補的な相互係合ラッチ手段１１
４，１１６は、絶縁ハウジング２４の前方嵌合端２６内
のラッチ肩部１１６を含む請求項７に記載の組合体。 - 【請求項９】 上記相補的な相互係合ラッチ手段１１
４，１１６は、周囲メタルシールド８６の前方端から折
り返されたラッチアーム１１４を含む請求項７に記載の
組合体。 - 【請求項１０】 上記相補的な相互係合ラッチ手段１１
４，１１６は、絶縁ハウジング２４の前方嵌合端２６内
のラッチ肩部１１６を含む請求項９に記載の組合体。 - 【請求項１１】 プリント回路板１８に取り付けられる
と共に、一部分が導電性ブラケット２２の穴２０を経て
延びるようなシールド電気コネクタ１４において、前方
嵌合端２６及び後方端２８を有する絶縁ハウジング２４
と、絶縁ハウジング２４の前方嵌合端２６の少なくとも
実質的な部分の外部に配置された前方の導電性シールド
５８であって、上記導電性ブラケット２２の穴２０の周
りに係合される導電性シールド５８と、絶縁ハウジング
２４の後方端２８の少なくとも実質的な部分の外部に配
置された後方の導電性シールド６８であって、上記プリ
ント回路板１８の接地回路に係合される接地手段７０，
７１を含む導電性シールド６８とを備え、上記前方の導
電性シールド５８は、絶縁ハウジング２４の外方に突出
するフランジ３０により上記後方の導電性シールド６８
から電気的に分離されたことを特徴とするシールド電気
コネクタ１４。 - 【請求項１２】 上記ハウジング２４の前方嵌合端２６
は、相補的な嵌合コネクタ１６のプラグ部分を受け入れ
るリセプタクル部分を含み、上記前方のシールド５８
は、このリセプタクル部分に配置され、そしてリセプタ
クル部分は、上記前方のシールド５８と相補的な嵌合コ
ネクタ１６のプラグ部分との間に絶縁バリアを形成する
請求項１１に記載のシールド電気コネクタ１４。 - 【請求項１３】 上記リセプタクル部分及びその周りの
シールド５８は、導電性ブラケツト２２の穴２０に挿入
されるサイズとされる請求項１２に記載のシールド電気
コネクタ１４。 - 【請求項１４】 上記リセプタクル部分は長方形であ
り、そして上記シールド５８は、この長方形のリセプタ
クル部分を取り巻く長方形のシュラウド６０を含む請求
項１３に記載のシールド電気コネクタ１４。 - 【請求項１５】 上記接地手段７０，７１は、プリント
回路板１８の接地回路に接続する為のテイル７０を含む
請求項１１に記載のシールド電気コネクタ１４。 - 【請求項１６】 上記前方のシールド５８は、上記絶縁
ハウジング２４の外方に突出するフランジ３０に該シー
ルド５８をロックするための少なくとも１つの保持タブ
６４を含む請求項１１に記載のシールド電気コネクタ１
４。 - 【請求項１７】 上記絶縁ハウジング２４の外方に突出
するフランジ３０は、周囲フランジ３０である請求項１
１に記載のシールド電気コネクタ１４。 - 【請求項１８】 上記前方のシールド５８は、上記絶縁
ハウジング２４に該シールド５８を固定するために上記
周囲フランジ３０を掴む少なくとも１つの保持タブ６４
を含む請求項１７に記載のシールド電気コネクタ１４。 - 【請求項１９】 周囲メタルシールド８６を含む相補的
な嵌合コネクタ１６と、該嵌合コネクタ１６の周囲メタ
ルシールド８６とシールド電気コネクタ１４の絶縁ハウ
ジング２４との間の相補的な相互係合ラッチ手段１１
４，１１６とを備えた請求項１１に記載のシールド電気
コネクタ１４との組合体。 - 【請求項２０】 上記相補的な相互係合ラッチ手段１１
４，１１６は、絶縁ハウジング２４の前方嵌合端２６内
のラッチ肩部１１６を含む請求項１９に記載の組合体。 - 【請求項２１】 上記相補的な相互係合ラッチ手段１１
４，１１６は、周囲メタルシールド８６の前方端から折
り返されたラッチアーム１１４を含む請求項１９に記載
の組合体。 - 【請求項２２】 上記相補的な相互係合ラッチ手段１１
４，１１６は、絶縁ハウジング２４の前方嵌合端２６内
のラッチ肩部１１６を含む請求項２１に記載の組合体。 - 【請求項２３】 前方嵌合端２６を有する絶縁ハウジン
グ２４、及び該絶縁ハウジング２４の少なくとも一部分
の外部に配置されたシールド５８を含むリセプタクルコ
ネクタ１４と；上記リセプタクルコネクタ１４の絶縁ハ
ウジング２４の前方嵌合端２６に挿入できる前方嵌合端
７６ａを有する絶縁ハウジング７６、及び該絶縁ハウジ
ング７６の少なくとも一部分の外部に配置された周囲メ
タルシールド８６を含むプラグコネクタ１６と；プラグ
コネクタ１６の周囲メタルシールド８６をリセプタクル
コネクタ１４のシールド５８から分離するように、プラ
グコネクタ１６の周囲メタルシールド８６と上記リセプ
タクルコネクタ１４の絶縁ハウジング２４との間に設け
られた相補的な相互係合ラッチ手段１１４，１１６と；
を備えたことを特徴とするシールド電気コネクタ組立体
１２。 - 【請求項２４】 上記相補的な相互係合ラッチ手段１１
４，１１６は、リセプタクルコネクタ１４の絶縁ハウジ
ング２４の前方嵌合端２６内のラッチ肩部１１６を含む
請求項２３に記載のシールド電気コネクタ組立体１２。 - 【請求項２５】 上記相補的な相互係合ラッチ手段１１
４，１１６は、プラグコネクタ１６の周囲メタルシール
ド８６の前方端から折り返されたラッチアーム１１４を
含む請求項２３に記載のシールド電気コネクタ組立体１
２。 - 【請求項２６】 上記相補的な相互係合ラッチ手段１１
４，１１６は、リセプタクルコネクタ１４の絶縁ハウジ
ング２４の前方嵌合端２６内のラッチ肩部１１６を含む
請求項２５に記載のシールド電気コネクタ組立体１２。
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