JPH10340257A - エージェント移動方法、メッセージ送信方法、エージェント送信方法、エージェント取得方法、メッセージ取得方法、エージェント・リスト取得方法、及び計算機 - Google Patents

エージェント移動方法、メッセージ送信方法、エージェント送信方法、エージェント取得方法、メッセージ取得方法、エージェント・リスト取得方法、及び計算機

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JPH10340257A
JPH10340257A JP14135897A JP14135897A JPH10340257A JP H10340257 A JPH10340257 A JP H10340257A JP 14135897 A JP14135897 A JP 14135897A JP 14135897 A JP14135897 A JP 14135897A JP H10340257 A JPH10340257 A JP H10340257A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動先計算機の状況等にかかわらず,移動エー
ジェント及びメッセージが当該移動先計算機に移動でき
るようにすること 【解決手段】移動エージェント及びメッセージの移動先
計算機用一時保管領域(記憶装置を有する計算機)を設
け,移動先計算機に直接移動できない場合には,当該移
動エージェント及びメッセージを一旦一時保管領域に蓄
える。移動先計算機は,適当な時期に自分宛ての移動エ
ージェント及びメッセージを一時保管領域から取り出
す。このような一時保管領域を設けることにより,移動
エージェントの移動及びメッセージの送信が確実に行わ
れるようになる。また,一時保管領域により,移動先計
算機も移動先計算機の状況及び条件に合わせて移動エー
ジェントなどを受け入れることができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,移動エージェント
技術に関し,より詳しくは,エージェント及びエージェ
ントが発したメッセージを所望の計算機に移動/送信さ
せるための方式に関する。
【0002】
【従来の技術】移動エージェントは,名前に示されたよ
うに計算機間を移動するエージェントであるが,従来で
は移動元計算機から移動先計算機に直接移動するもので
あった。すなわち,移動先計算機が指定されると,移動
先計算機がどのような計算機であるか,また移動先計算
機がどのような状態にあるかにかかわらず,移動エージ
ェントは当該移動先計算機として指定された計算機に直
接移動しようとする。
【0003】このような従来の方法では,例えば移動先
計算機がメインテナンスなどのためネットワークに接続
していないような場合や,計算機そのものが稼働してい
ない場合,エージェントは移動不可能で,単にエラーと
なるだけである。また,インターネットのようなネット
ワークに接続する場合には,外部からの不適切なアクセ
スを防止するために,ファイアウォールを介して自己の
計算機をインターネットに接続するなどの手段を講じる
場合が多い。このような場合には,移動エージェントは
ファイアウォールの外部から計算機にアクセスする形に
なるので,当然ファイアウォールを越えて目的の計算機
に到達することができない。この場合も単にエラーとな
る。
【0004】以上の事項は,ある計算機において活動中
の移動エージェントから他の計算機において活動中の移
動エージェントにメッセージを送信するような場合にも
生じ得る。
【0005】さらに,移動エージェントの移動先計算機
のユーザが,自己の計算機上で活動する移動エージェン
トを適当と考えられるものに限定したい場合や,移動先
計算機はどのような移動エージェントでも受け入れる
が,当該移動先計算機上で一時に(又は一定期間)活動
する移動エージェントの個数を制限したい場合などもあ
る。このような場合も,移動エージェントが移動元計算
機から移動先計算機に直接移動するしか方法がないと,
移動先計算機や移動エージェントにとって不都合が生ず
る場合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,以上のよう
な不都合を解決するためであって,移動先計算機の状況
等にかかわらず,移動エージェントが当該移動先計算機
に移動できるようにすることが目的である。
【0007】また,移動エージェントの移動先の計算機
の都合に合わせて受信ができるような仕組みを提供する
ことも目的である。
【0008】さらに,移動エージェントが発するメッセ
ージについても上述のような対応を実施することも目的
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は,移動エージェ
ント及びメッセージの移動先計算機用一時保管領域(記
憶装置を有する計算機)を設け,移動先計算機に直接移
動できない場合には,当該移動エージェント及びメッセ
ージを一旦一時保管領域に蓄える。移動先計算機は,適
当な時期に自分宛ての移動エージェント及びメッセージ
を一時保管領域から取り出す。このような一時保管領域
を設けることにより,移動エージェントの移動及びメッ
セージの送信が確実に行われるようになる。また,一時
保管領域により,移動先計算機も移動先計算機の状況及
び条件に合わせて移動エージェントなどを受け入れるこ
とができるようになる。
【0010】本発明における移動先計算機及び移動元計
算機及び一時保管用計算機の動作について以下に説明す
る。移動元である第1計算機からエージェントを移動さ
せるために,第1計算機が実行する方法は,エージェン
トを当該エージェントの送信用ビット列に変換するステ
ップと,当該エージェントの移動先である第2計算機が
エージェントの送信用ビット列を受信可能かどうか検査
するステップと,第2計算機が受信不能と判断された場
合,第2計算機のアドレスとエージェントの送信用ビッ
ト列とを,一時保管用計算機に送信するステップとを含
む。直接移動することができない場合に,一時保管用計
算機を利用するのが原則である。この際,第2計算機が
受信可能であると判断された場合,第2計算機のアドレ
スとエージェントの送信用ビット列とを,第2計算機に
送信する。
【0011】第2計算機が受信可能かどうか検査するス
テップは,第2計算機に,第1計算機のアドレスを含む
移動確認要求を送信し,第2計算機から移動確認要求に
対する了承応答又は拒否応答を受け取ったか否か検査す
ることによって実施することもできるし,移動確認要求
の送信の成功又は失敗を検査することによっても実施で
きる。
【0012】一方,移動元計算機である第1計算機から
エージェントを移動させるために,移動先である第2計
算機が実行する方法は,第1計算機からのエージェント
受信要求に対応して,受信の可否を判断するステップ
と,受信可能である場合には,受信可能応答を第1計算
機に送信するステップと,第1計算機からエージェント
の送信用ビット列を受信するステップと,エージェント
の送信用ビット列を変換して,第2計算機において実行
可能な形態のエージェントを生成するステップとを含
む。受信不能であれば,受信不能応答を返すようにして
もよい。
【0013】以上の方法は,エージェントが発するメッ
セージについても適用することができる。但し,第2計
算機では,メッセージの送信用ビット列を,第2計算機
において実行中のエージェントが解釈可能な形態に変換
し,この変換されたメッセージをエージェントに送信す
る。
【0014】では,移動元計算機である第1計算機が,
移動先計算機である第2計算機の一時保管用計算機にエ
ージェントの送信用ビット列を送信した場合には,一時
保管用計算機は,以下のような処理を実施する。すなわ
ち,第1計算機から,エージェントの送信用ビット列と
当該エージェントの移動先である計算機のアドレスを受
信し,エージェントの移動先である計算機のアドレスを
検査する。そして,アドレスが第2計算機のアドレスで
ある場合には,一時保管用計算機の第2計算機用の領域
にエージェントの送信用ビット列を保存する。
【0015】保管の方法としては,エージェントの送信
用ビット列を,ファイルとして保存することや,一時保
管用計算機内のデータベースに格納することが考えられ
る。
【0016】このような一時保管用計算機が実行する処
理は,メッセージの送信用ビット列を保管する際にも用
いることができる。
【0017】但し,メッセージは特定のエージェントに
送信されるものであるから,メッセージの送信用ビット
列内の宛先のエージェントの識別子を検査し,メッセー
ジの送信用ビット列を,当該メッセージの宛先のエージ
ェントに対応付けて一時保管用計算機の第2計算機用の
領域に保存するようにしてもよい。
【0018】一方,保管したエージェントを移動先計算
機に送信する場合に,一時保管用計算機は,移動先計算
機から要求元アドレスを含むエージェント取得要求を受
信するステップと,エージェント取得要求の要求元アド
レスを検査するステップと,要求元アドレスが移動先計
算機のアドレスである場合には,一時保管用計算機の移
動先計算機用の領域を検査するステップと,移動先計算
機用の領域内に保管されたエージェントのビット列を取
り出すステップと,取り出されたエージェントのビット
列を移動先計算機に送信するステップとを実行する。
【0019】この際,先に示した検査するステップが,
移動先計算機用の領域内にエージェントのビット列が存
在している場合には,当該エージェントのビット列に印
を付すステップと含むようにしてもよい。
【0020】また,移動先計算機からエージェントの受
信確認を受信するステップと,受信確認に応答して,印
の付されたエージェントのビット列を一時保管用計算機
の移動先計算機用の領域から削除するステップとをさら
に実行するようにしてもよい。
【0021】さらに,移動先計算機からエージェントの
受信確認を受信するステップと,受信確認に応答して,
印の付されたエージェントのビット列を他のエージェン
トのビット列と別に格納するステップとを実行するよう
にしてもよい。
【0022】このように一時保管用計算機が保管したエ
ージェントを移動先計算機に送信する際に実行する方法
は,メッセージを送信する際にも実行され得る。
【0023】また,一時保管用計算機から移動先計算機
が,エージェントのビット列を取得する際には,一時保
管用計算機に,エージェント取得要求を送信するステッ
プと,一時保管用計算機から,エージェントの送信用ビ
ット列を受信するステップと,受信したエージェントの
送信用ビット列を,計算機上で実行可能な形態に変換す
るステップとを実行する。この処理は,メッセージを取
得する際にも実施されるが,この場合には,取得したメ
ッセージの送信先エージェントを検査し,送信先エージ
ェントに当該メッセージを送信する処理が必要となる。
【0024】また,エージェント及びメッセージを同時
に取得するような方法も考えられる。この際,移動先計
算機用の領域内にエージェント又はメッセージのビット
列が存在している場合には,当該エージェント及びメッ
セージのビット列に印を付すようにすることも考えられ
る。
【0025】さらに,一時保管用計算機に格納された移
動先計算機宛てのエージェントのリストを取得し,リス
トから,移動先計算機が特定のエージェントを選択して
取得するようにしたり,特定のエージェントを選択して
一時保管用計算機から削除するよう命ずることも可能で
ある。なお,このリストについては,メッセージについ
ても適用可能であるが,エージェントが移動先計算機に
移動して活動していなければメッセージの送信はエラー
になっていしまうので,メッセージをエージェントと独
立して選択し,取得することには問題が生ずることもあ
る。
【0026】以上は,移動元計算機,移動先計算機及び
一時保管用計算機の処理の観点について述べたが,計算
機自体の構成としても把握可能である。さらに,以上の
処理は,コンピュータ・プログラムによって実現するこ
とができ,当該プログラムを格納する,CD−ROM,
フロッピー・ディスク等の記憶媒体として流通すること
は通常なされることである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に,この発明の実施例を図面
に基づいて説明する。
【0028】本実施例で言うエージェント1とメッセー
ジ2の構成例を図1に示す。エージェントとは,自らの
状態および自らが持っている情報を表すデータ1a,自
らの振る舞いを表す手続き1b,エージェントを区別す
るための識別子1cを持つ。 このエージェントは,あ
る計算機で動いていた状態を凍結し,その状態を他の計
算機で解凍することで,計算機間を移動することができ
る。
【0029】エージェントは,他のエージェントに対
し,要求や応答などの情報を伝達する事ができる。これ
を行なうためにメッセージが使われる。メッセージはデ
ータ2a,宛て先となるエージェントの識別子2bを持
つ。このメッセージは,転送元のエージェントと転送先
のエージェントが異なる計算機で活動している場合でも
伝達される。
【0030】本発明の実施例に関して説明する前に,既
存のエージェントの移動の概要を図2で,メッセージの
転送の概要を図3で説明する。
【0031】移動元計算機3上には,エージェントが活
動できる論理空間6があり,その中でエージェント1が
活動している。また,エージェントを移動させるための
エージェントの移動処理機構の送信部7がある。エージ
ェントの移動先計算機4には,エージェントの移動処理
機構の受信部8とエージェントが活動できる論理空間6
がある。移動元計算機3と移動先計算機4はネットワー
ク5により接続されている。
【0032】エージェントの移動手順の概要は次の通り
である。エージェント1が現在活動している移動元計算
機3から移動先計算機4へ移動する場合,まずはじめ
に,エージェントの移動処理機構の送信部7において,
エージェントの凍結処理9を行い,データ1aと手続き
1bをビット列として持つ凍結されたエージェントのビ
ット列11に変換する。変換されたビット列11は,ネ
ットワーク5を介して移動先計算機4に転送される。こ
のビット列11は,エージェントの移動処理機構の受信
部8により受信され,凍結されたエージェントの再生処
理10により,データ1aと手続き1bを持つエージェ
ント1が再変換され,移動先計算機4上のエージェント
が活動する論理空間6上で再度活動する。
【0033】エージェントの凍結処理9とは,エージェ
ントの処理中の作業を一旦停止させ,その時のエージェ
ントが持つデータとエージェントのプログラム・コード
の情報と後でエージェントを再構成するために必要な構
成情報をビット列に埋めこむ処理である。プログラム・
コードの情報の一例としては,プログラム・コードの名
称やバージョン情報やプログラム・コード本体などがあ
る。エージェントの凍結処理の基本となる技術として,
「Pickling State in theJav
a Systems」(The 2nd USENIX
Conference on Object−Ori
ented Technologies, 1996)
に実装方法の一例が述べられている。
【0034】メッセージを転送するエージェントとメッ
セージを受信するエージェントが異なる計算機で活動し
ている場合,ネットワークを介してメッセージを送信す
る必要がある。図3にその構成例と処理の概要を示す。
メッセージ転送元計算機13には,エージェントが活動
する論理空間6とメッセージ転送処理機構の送信部15
がある。メッセージの転送先計算機14には,メッセー
ジを受信するエージェント1dが活動する論理空間6が
ある。メッセージ転送元計算機13とメッセージ転送先
計算機14は,ネットワーク5により接続されている。
【0035】メッセージの転送手順の概要は次の通りで
ある。エージェント1がメッセージ2を生成する。この
メッセージはメッセージ転送処理機構の送信部15のメ
ッセージからビット列への変換処理17により,メッセ
ージのビット列18となる。このビット列18は,ネッ
トワーク5を介して,メッセージ転送先計算機14のメ
ッセージ転送処理機構の受信部16により受信され,メ
ッセージ転送処理機構の受信部16内のメッセージの変
換処理19により,メッセージ2に再変換され,転送先
のエージェント1dに渡される。
【0036】本発明は,図2および図3で説明したエー
ジェントの移動とメッセージの転送に対し,1.ネット
ワーク上にエージェントとメッセージの一時的保管領域
を設ける 2.メッセージの転送は,宛て先のエージェントがエー
ジェント移動先計算機に到着したのを確認してから行な
う機構を設ける ものである。図4にインターネット上でのエージェント
一時保管領域を設けた構成の概要を,図5に一時保管領
域を設けたエージェントの移動の構成例を,図6に一時
保管領域を設けたメッセージの転送の構成例を,図7,
図8,図9にエージェント移動方法の手順を,図10,
図11,図12にメッセージ転送方法の手順を示す。ま
た,図13,図14に図7,図8,図9,図10,図1
1,図12で示されているネットワーク上を転送される
通信データの書式を示す。
【0037】まずはじめに,インターネット上でエージ
ェントの一時保管領域を設けた場合のエージェント利用
の構成例の概要を図4に示す。インターネット100で
は,エージェントの一時保管領域を提供するサーバー
(110,120)は複数存在することが考えられる。
このような場合,例えば利用者(134,140)は,
あらかじめエージェント一時保管サービスを行なうサー
ビス提供者に申し込みをすることで,自分のエージェン
ト一時保管領域を確保し,この一時保管領域を表す住所
を取得する。エージェントの利用者(130乃至14
0)は,他の計算機にエージェントを送信する場合,そ
の計算機の住所と一時保管領域を表す住所を相手に聞く
など何等かの方法で取得する。これらの住所情報を取得
した利用者は,エージェントの移動先の住所を指定し,
エージェントを移動させる。 このエージェントは,直
接相手の計算機に移動することもあれば,相手の一時保
管領域に格納される場合もある。また,エージェントの
移動先住所を利用者が指定する場合もあれば,エージェ
ント自らがすでに知っていることもある。エージェント
の移動は,利用者からの指示で開始される場合以外に,
エージェント自らの判断で移動を開始する場合もある。
エージェントの受信を行なう利用者は,エージェントを
管理するツールのGUIのボタンをクリックしたり,あ
る時間間隔で自動的に取得処理を行なうなど,適当な時
に自分の一時保管領域からエージェントを取得する処理
を開始する。
【0038】図5に一時保管領域を設けたエージェント
の移動の構成例を示す。エージェント移動元計算機3に
は,エージェントが活動する論理空間6とエージェント
移動処理機構の送信部7がある。エージェント1は,エ
ージェントの活動論理空間6上で活動している。エージ
ェント移動処理機構の送信部7には,エージェント凍結
処理部22と移動方法判断部23とエージェント直接移
動要求送信部24とエージェント一時保管要求送信部2
5がある。エージェント凍結処理部22は,エージェン
トの凍結処理を行なう部分である。移動方法判断部23
は,移動するエージェント1が直接エージェント移動先
計算機4に移動できるかどうかを確認する処理を行な
う。エージェントが移動先計算機に直接移動できるかど
うかの判断基準には様々なものがあるが,例として,移
動先計算機の電源が入っていない場合や外部ネットワー
クからの直接アクセスを禁止している場合は直接移動で
きないとし,それ以外は直接移動可能とする場合等が考
えられる。エージェント直接移動要求送信部24は,凍
結されたエージェントのビット列11の転送要求34を
エージェント移動先計算機4に送信する処理を行なう。
即ち,エージェント移動先計算機4のアドレス情報を有
している。エージェント一時保管要求送信部25は,エ
ージェント一時保管サーバー21に,凍結されたエージ
ェントのビット列11の保管要求35を送信する処理を
行なう。即ち,エージェント移動先計算機4のための一
時保管サーバー21のアドレスを対応して有している。
【0039】エージェント移動先計算機4には,エージ
ェントが活動する論理空間6とエージェントの移動処理
機構の受信部8がある。エージェント移動処理機構の受
信部8には,エージェント再生処理部26と転送方法確
認部27とエージェント直接移動要求受信部28と一時
保管エージェント取得要求処理部29がある。エージェ
ント再生処理部26は,凍結されたエージェントのビッ
ト列11からエージェント1を再生し,エージェントが
活動する論理空間6で活動させる処理を行なう。転送方
法確認部27は,エージェント移動元計算機3の移動方
法判断部24が発行する確認要求33を受信し,直接移
動が可能かどうかの返答処理を行なう。エージェント直
接移動要求受信部28は,エージェント移動元計算機2
4が転送した凍結されたエージェントのビット列11を
受信し,エージェント再生処理部26を呼び出す処理を
行なう。一時保管エージェント取得要求受信部29は,
エージェント一時保管サーバー21に,エージェント取
得要求36を送信し,その結果として一時保管エージェ
ント処理部31から転送される凍結されたエージェント
のビット列11を受信し,エージェント再生処理部26
を呼び出す処理を行なう。
【0040】エージェント一時保管サーバー21には,
エージェント一時保管処理部30と一時保管エージェン
ト取得処理部31とエージェント一時保管領域32があ
る。エージェント一時保管処理部30は,エージェント
一時保管要求35を受信し,エージェント一時保管領域
32に凍結されたエージェントのビット列11を格納す
る処理を行なう。一時保管エージェント取得処理部31
は,一時保管エージェント取得要求36を受信し,エー
ジェント一時保管領域32から凍結されたエージェント
のビット列11を読みだし,読み出されたビット列11
を含む一時保管エージェント転送要求37を送信する処
理を行なう。エージェント一時保管領域32は,凍結さ
れたエージェントのビット列11を保管する領域であ
る。この領域は,エージェントの移動先計算機毎に分け
て管理され,エージェント移動先計算機からエージェン
トを取得する要求を受信した時に,どのエージェントを
読み出すかがわかるようになっている。この場所には,
複数の凍結されたエージェントのビット列が保管できる
ようになっている。
【0041】エージェントの一時保管領域を計算機のフ
ァイル・システム上にとる場合の保管領域のディレクト
リ構造とエージェントを保管するファイルの構造の1例
を図15に示す。ここでは,計算機毎にディレクトリを
作成し,移動先計算機の名前に対応するディレクトリ内
にファイルとして凍結されたエージェントのビット列1
1を保管する。ファイル名は,エージェントの識別子を
文字列として表したものである。この時,保管された日
付や移動元計算機の名前などの情報もファイルのヘッダ
部として書き込む(図15下部分)。例えば,kosa
ka.trl.ibm.comからyamamoto.
trl.ibm.comへ移動するエージェントは,y
amamoto.trl.ibm.comと言うディレ
クトリのファイルとして保存される。この時,ヘッダ部
の移動元計算機の部分にkosaka.trl.ib
m.comが書き込まれ,その時に時刻が日付の部分に
書き込まれる。
【0042】図6に一時保管領域を設けたメッセージ転
送の構成例を示す。メッセージ転送元計算機13には,
エージェントが活動する論理空間6とメッセージ転送処
理機構の送信部15がある。エージェント1は,エージ
ェントの活動論理空間6で活動している。図6では,こ
のエージェントがメッセージ転送先計算機14で活動し
ているエージェント1dにメッセージ2を転送しようと
している。メッセージ転送処理機構の送信部15には,
メッセージのビット列変換処理部38と転送方法判断部
39とメッセージ直接転送部40とメッセージ一時保管
要求送信部41がある。メッセージのビット変換処理部
38は,メッセージ2をメッセージのビット列18に変
換する処理を行なう。転送方法判断部39は,メッセー
ジ転送先計算機14に直接メッセージを転送するかどう
かを判断する処理を行なう。メッセージを転送先計算機
に直接転送できるかどうかの判断基準には様々なものが
あるが,例として,転送先計算機の電源が入っていない
場合や外部ネットワークからの直接アクセスを禁止して
いる場合や宛て先のエージェントがまだ一時保管領域に
格納されており転送先計算機に到着していない場合は直
接転送できないとし,それ以外は直接転送可能とする場
合等が考えられる。メッセージ直接転送部40は,メッ
セージ直接転送要求51をメッセージ転送先計算機14
に転送する処理を行なう。即ち,メッセージ転送先計算
機14のアドレスに関する情報を有する。メッセージ一
時保管要求送信部41は,エージェント一時保管サーバ
ー21に,メッセージ一時保管要求52を転送する処理
を行なう。即ち,メッセージ転送先計算機14のための
一時保管サーバー21のアドレスを対応して有してい
る。
【0043】メッセージ転送先計算機14には,エージ
ェントが活動する論理空間6とメッセージ転送処理機構
の受信部16がある。エージェントの活動論理空間6に
は,メッセージの転送先エージェントであるエージェン
ト1dが活動している。メッセージ転送処理機構の受信
部16には,メッセージ配信処理部42と転送方法確認
部43とメッセージ直接受信部44と一時保管メッセー
ジ取得要求処理部45とビット列のメッセージ変換処理
部46がある。メッセージ配信処理部42は,受信され
たメッセージを宛て先のエージェント1dに渡す処理を
行なう。転送方法確認処理部43は,メッセージ転送元
計算機13の転送方法確認判断部39が直接転送確認の
ために送信する確認要求50に対する返答処理を行な
う。メッセージ直接受信部44は,メッセージ転送元計
算機13のメッセージ直接転送部40が送信するメッセ
ージ直接転送要求51の受信処理を行なう。一時保管メ
ッセージ取得要求処理部45は,エージェント一時保管
サーバー21に一時保管メッセージ取得要求53を送信
し,その結果として返送される一時保管メッセージ転送
要求54を受信する処理を行なう。ビット列のメッセー
ジ変換処理部46は,メッセージ直接受信部44,およ
び,一時保管メッセージ取得要求処理部45が受信する
メッセージのビット列18からメッセージを再生する処
理を行なう。
【0044】エージェント一時保管サーバー21には,
メッセージ一時保管処理部47と一時保管メッセージ取
得処理部48とメッセージ一時保管領域49がある。ま
た,図6では記述していないが,このサーバーには,図
5で説明したエージェントを一時保管するためのエージ
ェント一時保管処理部30と一時保管エージェント取得
処理部31とエージェント一時保管領域32がある。メ
ッセージ一時保管処理部47は,メッセージ一時保管要
求52を受信し,メッセージのビット列18をメッセー
ジ一時保管領域49に格納する処理を行なう。一時保管
メッセージ取得要求処理部48は,一時保管メッセージ
取得要求54を受信し,メッセージ一時保管領域49か
らメッセージのビット列18を読みだし,読みだされた
ビット列を含む一時保管メッセージ転送要求54を送信
する処理を行なう。メッセージ一時保管領域49は,メ
ッセージのビット列18を保管する領域である。この領
域は,メッセージの転送先計算機毎に分けて管理され,
メッセージ転送先計算機14からメッセージを取得する
要求を受信した時に,どのメッセージを読み出すかがわ
かるようになっている。この場所には,複数のメッセー
ジのビット列が保管できるようになっている。
【0045】メッセージの一時保管領域を計算機のファ
イル・システム上にとる場合の保管領域のディレクトリ
構造とメッセージを保管するファイルの構造の1例を図
16に示す。ここでは,計算機名を名前とするディレク
トリを作成し,そのディレクトリ内に,メッセージの宛
て先となるエージェントの識別子の文字列を名前とする
ディレクトリを作成し,そのディレクトリ内にファイル
としてメッセージを保管する。ファイル名は,エージェ
ント一時保管サーバーにより適当に付けられる。この例
では,シーケンシャル番号をベースに名前を付けてい
る。メッセージをファイルに保管する時に,保管された
日付や移動元計算機の名前などの情報もファイルのヘッ
ダ部として書き込む(図16下部分)。なお,ファイル
・システムとして保管するのは一例であって,データベ
ースような形態にて保管することも可能である。
【0046】図7,図8,図9にエージェント移動方法
の手順を示す。図7は,エージェント移動元計算機3で
活動中のエージェントがエージェント移動先計算機4へ
直接移動可能の場合の手順である。図8は,エージェン
ト移動元計算機3で活動中のエージェントがエージェン
ト移動先計算機4へ直接移動できず,エージェントが一
時保管される場合の手順である。図9は,エージェント
移動先計算機4がエージェント一時保管サーバー21に
保管されているエージェントを取得する手順である。
【0047】図7は,エージェント移動元計算機3のエ
ージェントの活動論理空間6で活動中のエージェント1
がエージェント移動先計算機4のエージェントの活動論
理空間6へ直接移動する手順を示している。エージェン
トの移動開始は,利用者からの指示やエージェント自身
の判断などで行なわれる。エージェントの移動処理開始
後,まず初めにエージェントの凍結処理56がエージェ
ント凍結処理部22により行なわれる。これにより,エ
ージェントは凍結されたエージェントのビット列11に
変換される。次に移動方法判断部23で移動方法判断処
理57が行なわれる。これは,直接移動確認要求33a
(図13(a))をエージェントの移動先計算機4の転
送方法確認部27に送信する。これを受信したエージェ
ントの移動先計算機4の移動方法確認処理部27は移動
方法確認処理60を行なう。これは単に直接移動了承応
答33b(図13(b))を返送するだけである。この
応答を受信したエージェント移動元計算機3の移動方法
判断部23はエージェント直接移動要求送信部24を呼
び出す。ここでは,エージェント直接移動要求処理58
が行なわれる。これは,凍結されたエージェントのビッ
ト列11をエージェントの移動先計算機4のエージェン
ト直接移動要求受信部28にエージェント直接移動要求
34a(図13(c))を送信し,応答を待つ。
【0048】これを受けたエージェント移動先計算機4
のエージェント直接移動要求受信部28は,エージェン
ト直接移動要求受信処理61を行なう。これは,エージ
ェント直接移動要求34aから凍結されたエージェント
のビット列11を取り出し,エージェント再生処理部2
6を呼び出し,エージェント再生処理62を行なう。エ
ージェントの再生処理62は,凍結されたエージェント
のビット列11からエージェント1を再生し,エージェ
ントの活動論理空間6でエージェント1を活動可能にす
る。次にエージェント直接移動要求受信処理61とし
て,エージェント移動確認応答34b(図13(d))
をエージェント移動元計算機3のエージェント直接移動
要求送信部24に返送する処理とエージェントの到着を
記録する処理が行なわれる。エージェント移動元計算機
のエージェント直接移動要求送信処理58は,このエー
ジェント移動確認応答34bを受信し,エージェント移
動処理の完了とする。
【0049】図8は,エージェント移動元計算機3のエ
ージェントの活動論理空間6で活動中のエージェント1
がエージェント移動先計算機4のエージェントの活動論
理空間6へ直接移動ができず,エージェント一時保管サ
ーバーでエージェントを保管する手順を示している。移
動方法判断処理57で直接移動確認要求33a(図13
(a))をエージェントの移動先計算機へ送信するまで
の処理は,図7で説明した場合と同じである。図8で
は,エージェント移動先計算機4が未稼動,または,エ
ージェント移動元計算機3からエージェント移動先計算
機4までの通信路がとぎれている場合を仮定している。
この場合,移動方法判断処理57では,直接移動確認要
求33aの送信に失敗する。この失敗により,エージェ
ントの一時保管処理を行なうことを決定し,エージェン
ト一時保管要求送信部25を呼び出す。エージェント一
時保管要求送信部25では,エージェント一時保管要求
送信処理63が行なわれる。この処理は,エージェント
一時保管サーバー21のエージェント一時保管処理部3
0にエージェント一時保管要求35a(図13(e))
を送信し,応答を待つ。
【0050】エージェント一時保管サーバー21のエー
ジェント一時保管処理部30では,エージェント一時保
管要求30aを受信し,エージェント一時保管処理64
を行なう。この処理は,受信した要求から凍結されたエ
ージェントのビット列11を取り出し,エージェント一
時保管領域32のエージェント移動先計算機4に対応し
た場所にビット列11を保管する。この後,要求を送信
したエージェント一時保管要求送信処理部25にエージ
ェント一時保管確認応答35b(図13(f))を送信
する。エージェント移動元計算機3のエージェント一時
保管要求送信処理63は,エージェント一時保管確認応
答35bを受信して,エージェント移動処理の完了とす
る。
【0051】図9は,エージェント移動先計算機4がエ
ージェント一時保管サーバー21に保管されているエー
ジェントを取得する処理の手順を示している。エージェ
ント移動先計算機4では,その計算機の利用者の指示や
タイマーによる自動的な起動などにより,エージェント
一時保管サーバー21から自分宛のエージェントのエー
ジェント取得処理を開始する。これは,一時保管エージ
ェント取得要求処理部29を呼び出すことで開始され
る。これにより,一時保管エージェント取得要求処理6
7が行なわれる。この処理では,エージェント一時保管
サーバー21の一時保管エージェント取得処理部31に
対し,一時保管エージェント取得要求36(図13
(g))を送信し,一時保管エージェント転送要求37
a(図13(h))が送信されてくることを待つ。エー
ジェント一時保管サーバー21の一時保管エージェント
取得処理部31では,一時保管エージェント取得処理6
5が行なわれる。この処理では,その時までに保管され
ていたエージェント群,および,メッセージ群と,それ
以降にエージェント一時保管要求35a,および,メッ
セージ一時保管要求52aで転送されてくるエージェン
ト,および,メッセージを区別するために,すでに保管
されていたエージェント群とメッセージ群に転送対象の
印を付ける。
【0052】印の例としては,エージェントを保管する
ファイルのファイル名の最後尾に,「.target」
などを付け加えるなどが考えられる。例えば,「06A
E8A42」(図15)は「06AE8A42.tar
get」となる。メッセージの場合も同様に,メッセー
ジを保管するファイルのファイル名の最後尾に「.ta
rget」を付け加えるなどで印を付けることができ
る。この印が付いたものが,現在処理している一時保管
エージェント取得要求36と,一時保管エージェント取
得処理65が終了した直後に送信されてくる一時保管メ
ッセージ取得要求53(図14(h))の対象となるエ
ージェントとメッセージとなる。これにより,一時保管
エージェント取得処理65,および,一時保管メッセー
ジ取得処理80を行なっている時に転送され,次のエー
ジェント取得処理まで保管されるエージェントに対する
メッセージを,保管されたエージェントが移動先計算機
に転送される前に転送してしまうことを防ぐことができ
る。エージェント一時保管領域32の一時保管エージェ
ント取得要求36を送信したエージェント移動先計算機
4に対応する保管場所から,保管されている凍結された
エージェントのビット列11を読みだし,一時保管エー
ジェント転送要求37aとして,ビット列11を送信
し,一時保管エージェント取得確認応答37b(図13
(i))を待つ。
【0053】一時保管エージェント転送要求37aを受
信した一時保管エージェント取得要求処理部29では,
一時保管エージェント取得要求処理67の続きとして,
一時保管エージェント転送要求37aから凍結されたエ
ージェントのビット列11を取り出し,エージェント再
生処理部26を呼び出し,エージェント再生処理62を
行なう。エージェントの再生処理62は,凍結されたエ
ージェントのビット列11からエージェント1を再生
し,エージェントの活動論理空間6でエージェント1を
活動可能にする。次に一時保管エージェント取得要求処
理67として,一時保管エージェント取得確認応答37
bをエージェント一時保管サーバー21の一時保管エー
ジェント取得処理部31への返送とエージェントの到着
を記録する処理が行なわれる。この記録は,他の計算機
からメッセージの直接転送確認要求50aが送られてき
た場合などに用いられる。
【0054】この応答37bを受信したエージェント一
時保管サーバー21の一時保管エージェント取得処理部
31は,転送されたエージェントのビット列11を保管
領域から削除する。削除は任意であり,送信済みのエー
ジェントのビット列11を他の保管領域に移動するなど
の処理を実施してもよい。エージェント一時保管サーバ
ー21に転送対象の印が付いているエージェントがまだ
保管されている場合は,引き続き,一時保管エージェン
ト取得処理部31が次の凍結されたエージェントのビッ
ト列11を読みだし,一時保管エージェント転送要求3
7aを送信し,以降の処理を転送対象の印が付いている
エージェントがなくなるまで繰り返す。転送対象となる
全てのエージェントの転送が終了したら,一時保管エー
ジェント転送終了通知37c(図13(j))を一時保
管エージェント取得要求処理部29に転送する。これを
受けて一時保管エージェント取得要求処理67は終了
し,エージェント取得処理が完了する。また,取得要求
処理の際,不適当と判断されたエージェントを破棄する
ようなステップを加えることも可能である。これらの処
理のフローを図17に示す。
【0055】図10は,メッセージ転送元計算機13で
活動しているエージェント1がメッセージ転送先計算機
14で活動しているエージェント1dにメッセージ2を
直接転送する処理の手順を示している。メッセージ転送
元計算機13のエージェントの活動論理空間6で活動し
ているエージェント1がメッセージ2を生成し,メッセ
ージ送信処理を開始する。これにより,メッセージのビ
ット列変換処理部38でメッセージのビット列変換処理
70が行なわれ,メッセージのビット列18に変換され
る。次に転送方法判断部39で転送方法判断処理71が
行なわれる。この処理は,直接転送要求50a(図14
(a))をメッセージ転送先計算機14の転送方法確認
部43に送信し,その応答により判断する。
【0056】直接転送確認要求50aを受信したメッセ
ージ転送先計算機14の転送方法確認部43では,転送
方法確認処理を行なう。この処理は,宛て先のエージェ
ントがエージェントの活動論理空間6で活動していれ
ば,直接転送了承応答50b(図14(b))を返送す
る。エージェントが到着した記録がなければ,エージェ
ントが一時保管領域に保管されていると判断し,直接転
送拒否応答50c(図14(c),図11参照)を返送
する。図10は,直接転送了承応答50bを返送した場
合である。直接転送了承応答50bを受信した転送方法
判断部では,メッセージ直接転送部40を呼び出す。こ
こでは,メッセージ直接転送処理72が行なわれる。こ
の処理は,メッセージ転送要求51a(図14(d))
をメッセージ転送先計算機14のメッセージ直接受信部
44に転送し,応答を待つ。
【0057】これを受けたメッセージ直接受信部40で
は,メッセージ直接受信処理75を行なう。この処理
は,メッセージ転送要求51aからメッセージのビット
列18を取り出し,ビット列のメッセージ変換処理部4
6を呼び,ビット列のメッセージ変換処理76を行な
い,メッセージ2を再生する。次にメッセージ配信処理
部42を呼び,メッセージ配信処理77を行なう。これ
は,エージェントの活動論理空間6で活動している宛て
先エージェント1dにメッセージ2を渡す処理である。
この後にメッセージ受信確認応答51b(図14
(e))をメッセージ転送元計算機13に返送する。こ
の応答を受信したメッセージ直接転送部40は,メッセ
ージ転送完了とする。
【0058】図11は,メッセージ転送元計算機13で
活動しているエージェント1がメッセージ転送先計算機
14で活動しているエージェント1dにメッセージ2を
直接転送できず,エージェント一時保管サーバー21に
メッセージを一時保管する処理の手順を示している。メ
ッセージ転送元計算機13の転送方法判断部39が直接
転送要求50aを送信するまでの処理は,図10で説明
したものと同じである。図11では,メッセージ転送先
計算機14が未稼動,または,メッセージ転送元計算機
13からメッセージ転送先計算機14までの通信路がと
ぎれている,または,宛て先のエージェントがまだ到着
していない場合を仮定している。転送方法判断部39の
転送方法判断処理71では,メッセージ転送先計算機が
未稼動,または,通信路がとぎれている場合は,直接転
確認要求50aの送信に失敗するので,メッセージ転送
元計算機13の転送方法判断部39は,メッセージをエ
ージェント一時保管サーバー21に保管するように判断
する。また,直接転送拒否応答50c(図14(c))
を応答として受信した場合も同様の判断を行なう。その
結果,メッセージ一時保管要求送信部41を呼び出す。
メッセージ一時保管要求送信部41では,メッセージ一
時保管要求送信処理78が行なわれる。この処理は,メ
ッセージ一時保管要求52a(図14(f))をエージ
ェント一時保管サーバー21のメッセージ一時保管処理
部47に送信し,応答を待つ。
【0059】これを受けたメッセージ一時保管処理部4
7では,メッセージ一時保管処理79を行なう。この処
理は,メッセージ一時保管要求52aからメッセージの
ビット列18を取り出し,メッセージ一時保管領域48
のメッセージ転送先計算機14に対応する場所にビット
列18を保管する。その後に,メッセージ一時保管確認
応答52b(図14(g))を返送する。メッセージ一
時保管要求送信部41は,この応答を受信してメッセー
ジ転送処理を完了とする。
【0060】図12は,メッセージ転送先計算機14が
エージェント一時保管サーバー21に保管されているメ
ッセージを取得する処理の手順を示している。メッセー
ジ取得処理は,エージェント取得処理が終了した直後に
開始される。これは,一時保管メッセージ取得要求処理
部45の一時保管メッセージ取得要求処理82は,一時
保管メッセージ取得要求53(図14(h))をエージ
ェント一時保管サーバー21の一時保管メッセージ取得
処理部48に送信し,一時保管メッセージ転送要求54
a(図14(i))が転送されてくるのを待つ。 一時
保管メッセージ取得要求53を受けた一時保管メッセー
ジ取得処理部48は,一時保管メッセージ取得処理80
を行なう。この処理では,メッセージ一時保管領域49
の一時保管メッセージ取得要求53を送信した計算機に
対応する場所を見て,転送対象の印が付いているメッセ
ージの転送処理を行なう。この処理では,一時保管メッ
セージ転送要求54aを一時保管メッセージ取得要求処
理部45に対して送信し,その応答を待つ。
【0061】一時保管メッセージ転送要求54aを受信
した一時保管メッセージ取得要求処理部48では,一時
保管メッセージ転送要求54aからメッセージのビット
列18を取り出し,ビット列のメッセージ変換処理部4
6を呼び出し,ビット列のメッセージ変換処理76を行
ない,メッセージを再生する。次に,メッセージ配信処
理部42でメッセージの配信処理77が行なわれ,宛て
先のエージェント1dにメッセージが渡される。次に,
一時保管メッセージ取得要求処理82で,一時保管メッ
セージ取得確認応答54b(図14(j))がエージェ
ント一時保管サーバー21の一時保管メッセージ取得処
理部48に送信される。
【0062】これを受けた一時保管エージェント取得処
理部48は,転送されたメッセージのビット列18を削
除する。削除は任意であって,別の保管領域に保管する
ようにすることも可能である。エージェント一時保管サ
ーバー21に転送対象の印が付いたメッセージがまだ保
管されている場合は,引き続き,一時保管メッセージ取
得処理部48が次の凍結されたメッセージのビット列1
8を読みだし,一時保管メッセージ転送要求54aを送
信し,以降の処理を転送対象の印が付いているメッセー
ジがなくなるまで繰り返す。転送対象となる全てのメッ
セージの転送が終了したら,一時保管メッセージ転送終
了通知54c(図14(k))を一時保管メッセージ取
得要求処理部45に転送する。これを受けて一時保管メ
ッセージ取得要求処理82は終了し,メッセージ取得処
理が完了する。これらの処理のフローを図18に示す。
【0063】本願発明は以上の実施例に限定されるもの
ではない。例えば,エージェント及びメッセージ転送先
計算機が,データ取得要求を送信し,それに応答して一
時保管サーバが当該転送先計算機用の記憶領域に格納し
たエージェント及びメッセージに印を付し且つ印を付さ
れたエージェント及びメッセージを転送先計算機に送信
するようにすることもできる。この際,最初にエージェ
ントを送信し,エージェントの送信が終了したところで
メッセージの送信を行うようにすることや,エージェン
ト及び当該エージェントに関連するメッセージを続けて
送信するようにすることもできる。また,移動元計算機
での処理で,直接移動(送信)可能か否かの判断は,エ
ージェント自らが判断するようにすることも可能であ
る。
【0064】また,一時保管エージェント取得処理で
は,エージェント及びメッセージに印を付すようにして
いたが,一時保管エージェント取得処理又はエージェン
ト一時保管処理において,保管しているエージェント及
び/又はメッセージのリストを作成し,そのリストにお
いて印を付すようにすることも考えられる。
【0065】さらに他の実施例も考えられる。図19は
エージェント一時保管サーバー21からエージェント移
動先計算機4がエージェントのビット列11及び/又は
メッセージのビット列18を取得する場合の他の実施例
を示している。エージェント移動先計算機4のユーザ
は,一時保管サーバー21に保管されているエージェン
トを選択して,選択したエージェントのみをエージェン
ト移動先計算機4で実行させたいと欲する場合がある。
そのような場合には,一時保管エージェント取得要求処
理部29(図5)にユーザは命じて,一時保管エージェ
ント・リスト取得処理87を開始させる。この一時保管
エージェント・リスト取得処理87は,一時保管サーバ
ー21に一時保管エージェント・リスト取得要求90a
(図20(a))を送信する。このリスト取得要求90
aを受信した一時保管サーバー21は,一時保管エージ
ェント・リスト取得処理84を開始する。この処理は,
一時保管エージェント取得処理部31(図5)が実施す
る。リスト取得処理84では,リスト取得要求90aの
要求元計算機のための保管領域内に当該リスト取得要求
90a受信時において保管しているエージェントの名前
を取得し,リストを作成する。図15のようなファイル
・システムでエージェントのビット列11を保管してい
る場合には,要求元計算機のディレクトリ内のエージェ
ントのビット列11のファイル名を取得すればよい。こ
こでは,エージェントのリストを問題としているが,メ
ッセージのリストについても同様に取り扱うことができ
る。
【0066】エージェントのリストが作成されると,当
該リストを要求元計算機に,一時保管エージェント・リ
スト転送90b(図20(b))として送信する。エー
ジェント移動先計算機4の一時保管エージェント・リス
ト取得要求処理87は,送られてきたリストを受信し,
ユーザに当該リストを提示し,処理を終了する。ユーザ
はこの提示されたリストにより,エージェント移動先計
算機4で実行される可能性のあるエージェントを知るこ
とができる。
【0067】ユーザがエージェントのリストから特定の
取得すべきエージェントを選択した場合には,特定一時
保管エージェント取得要求処理88が開始される。この
処理では,特定されたエージェントの識別子を含む特定
一時保管エージェント取得要求91a(図20(c))
が一時保管サーバー21に送信される。この特定一時保
管エージェント取得要求91aに応答して,エージェン
ト一時保管サーバー21では特定一時保管エージェント
取得処理85が開始される。この取得処理85では,取
得要求91a内のエージェントの識別子から,保管して
いるエージェントのビット列を読み出し,特定一時保管
エージェント転送91b(図20(d))として要求元
の計算機に送信する。この際,特定されたエージェント
に対応するメッセージに印を付しておくとよい。当該特
定されたエージェントにメッセージがきちんと届くよう
にするためである。
【0068】特定一時保管エージェント転送91bを受
信した特定一時保管エージェント取得要求処理88は,
取得したエージェントを記録する。そして,エージェン
トのビット列をエージェント再生処理62に渡す。エー
ジェント再生処理62では,先に述べたように,凍結さ
れたエージェントを論理空間6にて実行可能な形態に変
換する。再生されたエージェントは,論理空間6におい
て実行される。
【0069】なお,特定一時保管エージェント取得処理
85では,送信したエージェントをエージェント一時保
管領域32から削除しても,他の領域に保管するように
してもよい。
【0070】特定一時保管エージェント取得処理85が
終了すると,先に特定したエージェントへのメッセージ
を取得する。これは,先に述べた一時保管メッセージ取
得処理82と同様である。この取得要求処理82は,エ
ージェント一時保管サーバー21における一時保管メッ
セージ取得処理80と共に,一時保管メッセージ取得要
求53,一時保管メッセージ取得要求54a,一時保管
メッセージ取得確認応答54b,一時保管メッセージ転
送終了通知54cをやりとりして,印の付されたメッセ
ージをエージェント移動先計算機4に届ける。エージェ
ント移動先計算機4において受信された,特定されたエ
ージェント宛てのメッセージは,一時保管メッセージ取
得処理82からビット列のメッセージ変換処理76に渡
され,エージェントが解釈可能な形態に変換した後,メ
ッセージ配信処理77が,エージェントに送信する。
【0071】図19において,ユーザは一時保管サーバ
ー21に保管されているエージェントのリストを獲得し
た。これによりユーザは,受信したくないエージェント
や,受信済みのエージェントを特定して,一時保管領域
32から削除することを欲する場合がある。このような
場合に,ユーザは削除及びエージェントを特定し,特定
一時保管エージェント削除要求処理89を開始する。特
定一時保管エージェント89は,特定一時保管エージェ
ント削除要求92a(図20(e))を一時保管サーバ
ー21に送信する。一時保管サーバー21では,削除要
求92aに応答して特定一時保管エージェント削除処理
86を起動する。特定一時保管エージェント削除処理8
6は,削除要求92a中のエージェントの識別子を参照
して,保管領域32内の要求元計算機の領域を検査す
る。そして,同一の識別子を有するエージェントのビッ
ト列11を検出した場合には,当該ビット列を削除す
る。
【0072】この際に,メッセージのビット列を保管し
た領域も検査することが好ましい。削除したエージェン
トへのメッセージは,エージェントの移動先計算機4に
送信しても意味をなさない場合があるからである。
【0073】特定されたエージェントのビット列が削除
された場合には,特定一時保管エージェント削除処理8
6は,要求元計算機に特定一時保管エージェント削除終
了通知92b(図20(f))を送信する。エージェン
ト移動先計算機4の特定一時保管エージェント削除要求
処理89では,当該通知92bの受信に応答して,一時
保管エージェント・リスト内の,当該削除したエージェ
ントの項を削除し,処理を終了する。これにより,ユー
ザはリストから削除したエージェントを選択しなくな
る。
【0074】リストから特定のエージェントの項を削除
する処理は,特定エージェント取得要求処理88でも必
要な場合がある。これは,特定一時保管エージェント取
得処理85にて,送信したエージェントを直ぐに削除す
るような設定がなされている場合である。但し,取得し
た一時保管エージェントのリストをあくまで参照に留
め,リストの内容を保証しないような方法も考えられ
る。
【0075】
【効果】移動先計算機の状況等にかかわらず,移動エー
ジェントが当該移動先計算機に移動できるようにするこ
とができた。
【0076】また,移動エージェントの移動先計算機の
都合に合わせて受信ができるような仕組みを提供するこ
ともできた。
【0077】さらに,移動エージェントが発するメッセ
ージについても上述のような対応を実施することもでき
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるエージェントとメッセージの
構成を示す図である。
【図2】既存のエージェントの移動の仕組みの概要を示
す図である。
【図3】既存のメッセージの転送の仕組みの概要を示す
図である。
【図4】インターネット上でのエージェント一時保管サ
ーバーとエージェントを利用する計算機の構成例を示す
図である。
【図5】本実施例で述べる,一時保管領域を設けたエー
ジェント移動の仕組みの構成を示す図である。
【図6】本実施例で述べる,一時保管領域を設けたメッ
セージ転送の仕組みの構成を示す図である。
【図7】本実施例で述べる,一時保管領域を設けたエー
ジェント移動において,エージェントが移動元計算機か
ら移動先計算機へ直接移動可能な場合の手順を示す図で
ある。
【図8】本実施例で述べる,一時保管領域を設けたエー
ジェント移動において,エージェントを一時保管領域に
保管する場合の手順を示す図である。
【図9】本実施例で述べる,一時保管領域を設けたエー
ジェント移動において,エージェントを一時保管領域か
ら取得する場合の手順を示す図である。
【図10】本実施例で述べる,一時保管領域を設けたメ
ッセージ転送において,メッセージを転送元計算機から
転送先計算機へ直接転送可能な場合の手順を示す図であ
る。
【図11】本実施例で述べる,一時保管領域を設けたメ
ッセージ転送において,メッセージを一時保管領域に保
管する場合の手順を示す図である。
【図12】本実施例で述べる,一時保管領域を設けたメ
ッセージ転送において,メッセージを一時保管領域から
取得する場合の手順を示す図である。
【図13】本実施例で述べる,一時保管領域を設けたエ
ージェント移動において,移動元計算機,移動先計算
機,エージェント一時保管サーバーの間で送受信される
通信データの書式を示す図である。
【図14】本実施例で述べる,一時保管領域を設けたメ
ッセージ転送において,転送元計算機,転送先計算機,
エージェント一時保管サーバーの間で送受信される通信
データの書式を示す図である。
【図15】エージェントの一時保管領域をファイル・シ
ステム上にとる場合のファイル構成の1例を示す図であ
る。
【図16】メッセージの一時保管領域をファイル・シス
テム上にとる場合のファイル構成の1例を示す図であ
る。
【図17】一時保管エージェント取得処理のフローの1
例を示す図である。
【図18】一時保管メッセージ取得処理のフローの1例
を示す図である。
【図19】エージェントのリストを取得する際の処理の
フロー及び,当該リストを利用して,特定のエージェン
トを取得及び削除する場合の処理フローを示す図であ
る。
【図20】図19の場合の通信データの書式を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 エージェント 2 メッセージ 3 移動元計算機 4 移動先計算機 5 ネットワーク 6 論理空間 7 エージェントの移動処理機構(送信) 8 エージェントの移動処理機構(受信) 9 エージェントの凍結処理 10 凍結されたエージェントの再生処理 11 凍結されたエージェントのビット列 15 メッセージ転送処理機構(送信) 16 メッセージ転送処理機構(受信) 17 メッセージからビット列への変換 18 メッセージのビット列 19 ビット列からメッセージへの変換 100 インターネット 110,120 エージェント一時保管サーバー 130乃至140 エージェント利用計算機 21 エージェント一時保管サーバー 22 エージェント凍結処理部 23 移動方法判断部 24 エージェント直接移動要求送信部 25 エージェント一時保管要送信部 26 エージェント再生処理部 27 送信方法確認部 28 エージェント直接移動要求受信部 29 一時保管エージェント取得要求処理部 30 エージェント一時保管処理部 31 一時保管エージェント取得処理部 32 エージェント一時保管領域 38 メッセージのビット列変換処理部 39 転送方法判断部 40 メッセージ直接転送部 41 メッセージ一時保管要求送信部 42 メッセージ配信処理部 43 転送方法確認部 44 メッセージ直接受信部 45 一時保管メッセージ取得要求処理部 46 ビット列のメッセージ変換処理部 47 メッセージ一時保管処理部 48 一時保管メッセージ取得処理部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項18
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項25
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項26
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項34
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項44
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項58
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】さらに,一時保管用計算機に格納された移
動先計算機宛てのエージェントのリストを取得し,リス
トから,移動先計算機が特定のエージェントを選択して
取得するようにしたり,特定のエージェントを選択して
一時保管用計算機から削除するよう命ずることも可能で
ある。なお,このリストについては,メッセージについ
ても適用可能であるが,エージェントが移動先計算機に
移動して活動していなければメッセージの送信はエラー
になっていしまうので,メッセージをエージェントと独
立して選択し,取得すると問題が生ずることもある。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】本実施例で言うエージェント1とメッセー
ジ2の構成例を図1に示す。エージェントは,自らの状
態および自らが持っている情報を表すデータ1a,自ら
の振る舞いを表す手続き1b,エージェントを区別する
ための識別子1cを持つ。 このエージェントは,ある
計算機で動いていた状態を凍結し,その状態を他の計算
機で解凍することで,計算機間を移動することができ
る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】エージェントの移動手順の概要は次の通り
である。エージェント1が現在活動している移動元計算
機3から移動先計算機4へ移動する場合,まずはじめ
に,エージェントの移動処理機構の送信部7において,
エージェントの凍結処理9を行い,データ1aと手続き
1bをビット列として持つ凍結されたエージェントのビ
ット列11に変換する。変換されたビット列11は,ネ
ットワーク5を介して移動先計算機4に転送される。こ
のビット列11は,エージェントの移動処理機構の受信
部8により受信され,凍結されたエージェントの再生処
理10により,データ1aと手続き1bを持つエージェ
ント1に再変換され,移動先計算機4上のエージェント
が活動する論理空間6上で再度活動化される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】エージェント移動先計算機4には,エージ
ェントが活動する論理空間6とエージェントの移動処理
機構の受信部8がある。エージェント移動処理機構の受
信部8には,エージェント再生処理部26と転送方法確
認部27とエージェント直接移動要求受信部28と一時
保管エージェント取得要求処理部29がある。エージェ
ント再生処理部26は,凍結されたエージェントのビッ
ト列11からエージェント1を再生し,エージェントが
活動する論理空間6で活動させる処理を行なう。転送方
法確認部27は,エージェント移動元計算機3の移動方
法判断部24が発行する確認要求33を受信し,直接移
動が可能かどうかの返答処理を行なう。エージェント直
接移動要求受信部28は,エージェント移動元計算機2
4が転送した凍結されたエージェントのビット列11を
受信し,エージェント再生処理部26を呼び出す処理を
行なう。一時保管エージェント取得要求処理部29は,
エージェント一時保管サーバー21に,エージェント取
得要求36を送信し,その結果として一時保管エージェ
ント処理部31から転送される凍結されたエージェント
のビット列11を受信し,エージェント再生処理部26
を呼び出す処理を行なう。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】これを受けたメッセージ直接受信部44で
は,メッセージ直接受信処理75を行なう。この処理
は,メッセージ転送要求51aからメッセージのビット
列18を取り出し,ビット列のメッセージ変換処理部4
6を呼び,ビット列のメッセージ変換処理76を行な
い,メッセージ2を再生する。次にメッセージ配信処理
部42を呼び,メッセージ配信処理77を行なう。これ
は,エージェントの活動論理空間6で活動している宛て
先エージェント1dにメッセージ2を渡す処理である。
この後にメッセージ受信確認応答51b(図14
(e))をメッセージ転送元計算機13に返送する。こ
の応答を受信したメッセージ直接転送部40は,メッセ
ージ転送完了とする。
フロントページの続き (72)発明者 小坂 一也 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内 (72)発明者 大島 満 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内 (72)発明者 ダニー・ビー・ランゲ 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内

Claims (59)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1計算機と第2計算機と当該第2計算機
    のための一時保管用計算機とが接続されたネットワーク
    において、前記第1計算機からエージェントを移動させ
    るために前記第1計算機が実行する方法であって、 エージェントを当該エージェントの送信用ビット列に変
    換するステップと、 当該エージェントの移動先である前記第2計算機が前記
    エージェントの送信用ビット列を受信可能かどうか検査
    するステップと、 前記第2計算機が受信不能と判断された場合、前記第2
    計算機のアドレスと前記エージェントの送信用ビット列
    とを、前記一時保管用計算機に送信するステップとを含
    むエージェント移動方法。
  2. 【請求項2】前記第2計算機が受信可能であると判断さ
    れた場合、前記第2計算機のアドレスと前記エージェン
    トの送信用ビット列とを、前記第2計算機に送信するス
    テップをさらに含む請求項1記載のエージェント移動方
    法。
  3. 【請求項3】前記検査するステップが、 前記第2計算機に、前記第1計算機のアドレスを含む移
    動確認要求を送信するステップと、 前記第2計算機から前記移動確認要求に対する了承応答
    又は拒否応答を受け取ったか否か検査するステップとを
    含む請求項1記載のエージェント移動方法。
  4. 【請求項4】前記移動確認要求を送信するステップが、 前記移動確認要求の送信の成功又は失敗を検査するステ
    ップを含む請求項3記載のエージェント移動方法。
  5. 【請求項5】第1計算機と第2計算機と当該第2計算機
    のための一時保管用計算機とが接続されたネットワーク
    において、前記第1計算機からエージェントを移動させ
    るために前記第2計算機が実行する方法であって、 前記第1計算機からのエージェント受信要求に対応し
    て、受信の可否を判断するステップと、 受信可能である場合には、受信可能応答を前記第1計算
    機に送信するステップと、 前記第1計算機から前記エージェントの送信用ビット列
    を受信するステップと、 前記エージェントの送信用ビット列を変換して、前記第
    2計算機において実行可能な形態のエージェントを生成
    するステップとを含むエージェント移動方法。
  6. 【請求項6】受信不能である場合には、受信不能応答を
    前記第1計算機に送信するステップとをさらに含む請求
    項5記載のエージェント移動方法。
  7. 【請求項7】第1計算機と第2計算機と当該第2計算機
    のための一時保管用計算機とが接続されたネットワーク
    において、前記第1計算機上で実行中の第1エージェン
    トが発するメッセージを前記ネットワークを介して送信
    するために前記第1計算機が実行する方法であって、 前記第1エージェントが発したメッセージを当該メッセ
    ージの送信用ビット列に変換するステップと、 当該メッセージの送信先であるエージェントが存在すべ
    き前記第2計算機が、前記メッセージの送信用ビット列
    を受信可能かどうか検査するステップと、 前記第2計算機が受信不能と判断された場合、前記第2
    計算機のアドレスと前記メッセージの送信用ビット列と
    を、前記一時保管用計算機に送信するステップとを含む
    メッセージ送信方法。
  8. 【請求項8】前記第2計算機が受信可能であると判断さ
    れた場合、前記第2計算機のアドレスと前記メッセージ
    の送信用ビット列とを、前記第2計算機に送信するステ
    ップをさらに含む請求項7記載のメッセージ送信方法。
  9. 【請求項9】前記検査するステップが、 前記第2計算機に、前記第1計算機のアドレス及び送信
    先のエージェントの識別子を含む転送確認要求を送信す
    るステップと、 前記第2計算機から前記転送確認要求に対する了承応答
    又は拒否応答を受け取ったか否か検査するステップとを
    含む請求項7記載のメッセージ送信方法。
  10. 【請求項10】第1計算機と第2計算機と当該第2計算
    機のための一時保管用計算機とが接続されたネットワー
    クにおいて、前記第1計算機上で実行中の第1エージェ
    ントが発するメッセージを前記ネットワークを介して送
    信するために前記第2計算機が実行する方法であって、 前記第1計算機からのメッセージ受信要求に対応して、
    受信の可否を判断するステップと、 受信可能である場合には、受信可能応答を前記第1計算
    機に送信するステップと、 前記第1計算機から前記メッセージの送信用ビット列を
    受信するステップと、 前記メッセージの送信用ビット列を、前記第2計算機に
    おいて実行中の第2エージェントが解釈可能な形態に変
    換するステップと、 変換された前記メッセージを前記第2エージェントに送
    信するステップとを含むメッセージ送信方法。
  11. 【請求項11】第1計算機と第2計算機と当該第2計算
    機のための一時保管用計算機とが接続されたネットワー
    クにおいて、前記第1計算機からエージェントを移動さ
    せるために前記一時保管用計算機が実行する方法であっ
    て、 前記第1計算機から、前記エージェントの送信用ビット
    列と当該エージェントの移動先である計算機のアドレス
    を受信するステップと、 前記エージェントの移動先である計算機のアドレスを検
    査するステップと、 前記アドレスが前記第2計算機のアドレスである場合に
    は、前記一時保管用計算機の前記第2計算機用の領域に
    前記エージェントの送信用ビット列を保存するステップ
    とを含むエージェント移動方法。
  12. 【請求項12】前記エージェントの送信用ビット列をフ
    ァイルとして保存することを特徴とする請求項11記載
    のエージェント移動方法。
  13. 【請求項13】前記エージェントの送信用ビット列を、
    前記一時保管用計算機内のデータベースに格納すること
    を特徴とする請求項11記載のエージェント移動方法。
  14. 【請求項14】第1計算機と第2計算機と当該第2計算
    機のための一時保管用計算機とが接続されたネットワー
    クにおいて、前記第1計算機上で実行中のエージェント
    が発し且つ宛先のエージェントの識別子を含むメッセー
    ジを前記ネットワークを介して送信する際に前記一時保
    管用計算機が実行する方法であって、 前記第1計算機から、前記エージェントが発したメッセ
    ージの送信用ビット列と当該メッセージの送信先である
    計算機のアドレスとを受信するステップと、 前記メッセージの送信先である計算機のアドレスを検査
    するステップと、 前記アドレスが前記第2計算機のアドレスである場合に
    は、前記一時保管用計算機の前記第2計算機用の領域に
    前記メッセージの送信用ビット列を保存するステップと
    を含むメッセージ送信方法。
  15. 【請求項15】前記検査するステップは、 前記メッセージの送信用ビット列内の宛先のエージェン
    トの識別子を検査するステップを含み、 前記メッセージの送信用ビット列を、当該メッセージの
    宛先のエージェントに対応付けて前記一時保管用計算機
    の前記第2計算機用の領域に保存することを特徴とする
    請求項14記載のメッセージ送信方法。
  16. 【請求項16】前記メッセージの送信用ビット列をファ
    イルとして保存することを特徴とする請求項14記載の
    メッセージ送信方法。
  17. 【請求項17】計算機と当該計算機のための一時保管用
    計算機とが接続されたネットワークにおいて、前記一時
    保管用計算機に格納されたエージェントを前記計算機へ
    送信する方法であって、 前記計算機から要求元アドレスを含むエージェント取得
    要求を受信するステップと、 前記エージェント取得要求の要求元アドレスを検査する
    ステップと、 前記要求元アドレスが前記計算機のアドレスである場合
    には、前記一時保管用計算機の前記計算機用の領域を検
    査するステップと、 前記計算機用の領域内に保管されたエージェントのビッ
    ト列を取り出すステップと、 取り出されたエージェントのビット列を前記計算機に送
    信するステップとを含むエージェント送信方法。
  18. 【請求項18】前記検査するステップが、 前記計算機用の領域内にエージェントのビット列が存在
    している場合には、当該エージェントのビット列に印を
    付すステップとを含む請求項17記載のエージェント送
    信方法。
  19. 【請求項19】前記計算機からエージェントの受信確認
    を受信するステップと、 前記受信確認に応答して、前記印の付されたエージェン
    トのビット列を前記一時保管用計算機の前記計算機用の
    領域から削除するステップとをさらに含む請求項18記
    載のエージェント送信方法。
  20. 【請求項20】前記計算機からエージェントの受信確認
    を受信するステップと、 前記受信確認に応答して、前記印の付されたエージェン
    トのビット列を他のエージェントのビット列と別に格納
    するステップとをさらに含む請求項18記載のエージェ
    ント送信方法。
  21. 【請求項21】計算機と当該計算機のための一時保管用
    計算機とが接続されたネットワークにおいて、前記一時
    保管用計算機に格納されたエージェントを前記計算機が
    取得する方法であって、 前記一時保管用計算機に、エージェント取得要求を送信
    するステップと、 前記一時保管用計算機から、エージェントの送信用ビッ
    ト列を受信するステップと、 受信した前記エージェントの送信用ビット列を、前記計
    算機上で実行可能な形態に変換するステップとを含むエ
    ージェント取得方法。
  22. 【請求項22】計算機と当該計算機のための一時保管用
    計算機とが接続されたネットワークにおいて、前記一時
    保管用計算機に格納された、エージェントへのメッセー
    ジを前記計算機へ送信する方法であって、 前記計算機から要求元アドレスを含むメッセージ取得要
    求を受信するステップと、 前記メッセージ取得要求の要求元アドレスを検査するス
    テップと、 前記要求元アドレスが前記計算機のアドレスである場合
    には、前記一時保管用計算機の前記計算機用の領域を検
    査するステップと、 前記計算機用の領域内に保管されたメッセージのビット
    列を取り出すステップと、 取り出されたメッセージのビット列を前記計算機に送信
    するステップとを含むメッセージ送信方法。
  23. 【請求項23】前記検査するステップが、 前記計算機からエージェントのビット列の取得要求を受
    信した際に保持していた、メッセージのビット列を検出
    するステップを含む請求項22記載のメッセージ送信方
    法。
  24. 【請求項24】計算機と当該計算機のための一時保管用
    計算機とが接続されたネットワークにおいて、前記一時
    保管用計算機に格納されたエージェント及びメッセージ
    を前記計算機へ送信する方法であって、 前記計算機から要求元アドレスを含むデータ取得要求を
    受信するステップと、 前記データ取得要求の要求元アドレスを検査するステッ
    プと、 前記要求元アドレスが前記計算機のアドレスである場合
    には、前記一時保管用計算機の前記計算機用の領域を検
    査するステップと、 前記計算機用の領域に保管されたエージェント及びメッ
    セージのビット列を取り出すステップと 取り出されたエージェント及びメッセージのビット列を
    前記計算機に送信するステップとを含むエージェント及
    びメッセージ送信方法。
  25. 【請求項25】前記検査するステップが、 前記計算機用の領域内にエージェント又はメッセージの
    ビット列が存在している場合には、当該エージェント及
    びメッセージのビット列に印を付すステップを含む請求
    項24記載のエージェント及びメッセージ送信方法。
  26. 【請求項26】計算機と当該計算機のための一時保管用
    計算機とが接続されたネットワークにおいて、前記一時
    保管用計算機に格納されたメッセージを前記計算機が取
    得する方法であって、 前記一時保管用計算機に、メッセージ取得要求を送信す
    るステップと、 前記一時保管用計算機から、メッセージの送信用ビット
    列を受信するステップと、 受信した前記メッセージの送信用ビット列を、前記計算
    機上で実行可能な形態に変換するステップと、 前記メッセージの送信先エージェントを検査するステッ
    プと、 前記送信先エージェントに前記メッセージを送信するス
    テップとを含むメッセージ取得方法。
  27. 【請求項27】ネットワークに接続される計算機であっ
    て、 当該計算機内のエージェントを当該エージェントの送信
    用ビット列に変換する変換モジュールと、 当該エージェントの移動先である移動先計算機が前記エ
    ージェントの送信用ビット列を受信可能かどうか検査す
    る送信確認モジュールと、 前記移動先計算機が受信不能と判断された場合、前記移
    動先計算機のアドレスと前記エージェントの送信用ビッ
    ト列とを、前記移動先計算機のための一時保管用計算機
    に送信する送信モジュールと、 を有する計算機。
  28. 【請求項28】前記計算機内のエージェントがメッセー
    ジを送信する場合には、 前記変換モジュールは、前記メッセージを当該メッセー
    ジの送信用ビット列に変換し、 前記送信確認モジュールは、当該メッセージの送信先で
    あるエージェントが存在すべき送信先計算機が、前記メ
    ッセージの送信用ビット列を受信可能かどうか検査し、 前記送信先計算機が受信不能と判断された場合には、前
    記送信モジュールが、前記送信先計算機のアドレスと前
    記メッセージの送信用ビット列とを、前記送信先計算機
    のための一時保管用計算機に送信する、 ことを特徴とする請求項27記載の計算機。
  29. 【請求項29】前記送信確認モジュールが、 前記移動先計算機又は前記送信先計算機に、当該計算機
    のアドレスを含む移動確認要求又は転送確認要求を送信
    し、 当該移動確認要求又は転送確認要求の送信の成否を検査
    する、 ことを特徴とする請求項28記載の計算機。
  30. 【請求項30】ネットワークに接続される計算機であっ
    て、 他の計算機からのエージェント受信要求に応答して受信
    の可否を判断し、受信可能である場合には、受信可能応
    答を前記他の計算機に送信する受信確認モジュールと、 前記他の計算機からエージェントの送信用ビット列を受
    信する受信モジュールと、 前記エージェントの送信用ビット列を変換して、当該計
    算機において実行可能な形態のエージェントを生成する
    変換モジュールと、 を有する計算機。
  31. 【請求項31】前記他の計算機からのメッセージ受信要
    求を受信した場合には、 前記受信確認モジュールは、前記メッセージの受信の可
    否を判断し、受信可能である場合には、受信可能応答を
    前記他の計算機に送信し、 前記受信モジュールは、前記他の計算機からメッセージ
    の送信用ビット列を受信し、 前記変換モジュールは、前記メッセージの送信用ビット
    列を、当該計算機において実行中のエージェントが解釈
    可能な形態に変換し、 変換された前記メッセージを当該メッセージの送信先エ
    ージェントに送信する配信モジュールをさらに有する請
    求項30記載の計算機。
  32. 【請求項32】エージェント又はメッセージを受信不可
    能である場合、前記受信確認モジュールが、受信不能応
    答を前記他の計算機に送信することを特徴とする請求項
    31記載の計算機。
  33. 【請求項33】前記計算機のための一時保管用計算機を
    設ける場合には、 前記一時保管用計算機に、エージェント取得要求を送信
    する取得要求モジュールをさらに有し、 前記受信モジュールは、前記一時保管用計算機から、エ
    ージェントの送信用ビット列を受信し、 前記変換モジュールは、受信した前記エージェントの送
    信用ビット列を、前記計算機上で実行可能な形態に変換
    する、 ことを特徴とする請求項30記載の計算機。
  34. 【請求項34】前記計算機のための一時保管用計算機を
    設ける場合には、 前記一時保管用計算機に、メッセージ取得要求を送信す
    る取得要求モジュールをさらに有し、 前記受信モジュールは、前記一時保管用計算機から、メ
    ッセージの送信用ビット列を受信し、 前記変換モジュールは、受信した前記メッセージの送信
    用ビット列を、前記計算機上で実行可能な形態に変換
    し、 前記配信モジュールは、前記メッセージの送信先エージ
    ェントを検査して、前記送信先エージェントに前記メッ
    セージを送信する、 ことを特徴とする請求項31記載の計算機。
  35. 【請求項35】ネットワークに接続される計算機であっ
    て、 前記ネットワークに接続された第1の計算機用の記憶領
    域を含む記憶装置と、 前記ネットワークに接続された第2の計算機から、エー
    ジェントの送信用ビット列と当該エージェントの移動先
    である計算機のアドレスを受信する受信モジュールと、 前記エージェントの移動先である計算機のアドレスを検
    査し、前記アドレスが前記第1の計算機のアドレスであ
    る場合には、前記記憶装置の第1の計算機用の記憶領域
    に前記エージェントの送信用ビット列を格納する保存モ
    ジュールと、 を有する計算機。
  36. 【請求項36】前記保存モジュールが、前記エージェン
    トの送信用ビット列をファイルとして保存することを特
    徴とする請求項35記載の計算機。
  37. 【請求項37】前記保存モジュールが、前記エージェン
    トの送信用ビット列を前記記憶装置内のデータベースに
    登録することを特徴とする請求項35記載の計算機。
  38. 【請求項38】前記受信モジュールは、前記第2の計算
    機から、あるエージェントが発したメッセージの送信用
    ビット列と当該メッセージの送信先である計算機のアド
    レスとを受信し、 前記保存モジュールは、前記メッセージの送信先である
    計算機のアドレスを検査し、前記アドレスが前記第1の
    計算機のアドレスである場合には、前記記憶装置の第1
    の計算機用の記憶領域に前記メッセージの送信用ビット
    列を格納する、 ことを特徴とする請求項35記載の計算機。
  39. 【請求項39】前記保存モジュールは、 前記メッセージの送信用ビット列内の宛先のエージェン
    トの識別子を検査し、 前記メッセージの送信用ビット列を、当該メッセージの
    宛先のエージェントに対応付けて前記記憶装置の第1の
    計算機用の記憶領域に格納する、 ことを特徴とする請求項38記載の計算機。
  40. 【請求項40】前記保存モジュールは、 前記メッセージの送信用ビット列を、前記記憶装置の第
    1の計算機用の記憶領域にあるデータベースに格納する
    ことを特徴とする請求項39記載の計算機。
  41. 【請求項41】前記第1の計算機から、要求元アドレス
    を含むエージェント取得要求を受信する取得要求受信モ
    ジュールと、 前記エージェント取得要求の要求元アドレスを検査し、
    前記要求元アドレスが前記第1の計算機のアドレスであ
    る場合には、前記記憶装置の前記第1の計算機用の記憶
    領域を検査して、そこに保管されたエージェントのビッ
    ト列を取り出す取得処理モジュールと、 検出されたエージェントのビット列を前記第1の計算機
    に送信する送信モジュールと、 を有することを特徴とする請求項35記載の計算機。
  42. 【請求項42】前記取得処理モジュールは、前記第1の
    計算機用の記憶領域を検査する際に、前記エージェント
    のビット列に印を付すことを特徴とする請求項41記載
    の計算機。
  43. 【請求項43】前記取得要求受信モジュールが前記第1
    の計算機からエージェントの受信確認を受信したことに
    応答して、前記取得処理モジュールが前記印の付された
    エージェントのビット列を前記記憶装置の前記第1の計
    算機用の記憶領域から削除することを特徴とする請求項
    42記載の計算機。
  44. 【請求項44】前記取得要求受信モジュールは、前記計
    算機から要求元アドレスを含むメッセージ取得要求を受
    信し、 前記取得処理モジュールは、前記メッセージ取得要求の
    要求元アドレスを検査し、前記要求元アドレスが前記第
    1の計算機のアドレスである場合には、前記記憶装置の
    前記第1の計算機用の記憶領域を検査し、そこに保管さ
    れたメッセージのビット列を取り出し、 前記送信モジュールは、取り出されたメッセージのビッ
    ト列を前記第1の計算機に送信する、 ことを特徴とする請求項41記載の計算機。
  45. 【請求項45】前記取得処理モジュールは、 前記第1の計算機からエージェントのビット列の取得要
    求を受信した際に保持していた、メッセージのビット列
    を検出する処理を実施することを特徴とする請求項44
    記載の計算機。
  46. 【請求項46】前記第1の計算機から要求元アドレスを
    含むデータ取得要求を受信する取得要求受信モジュール
    と、 前記データ取得要求の要求元アドレスを検査し、前記要
    求元アドレスが前記第1の計算機のアドレスである場合
    には、前記記憶装置の前記第1の計算機用の記憶領域を
    検査し、そこに保管されたエージェント及びメッセージ
    のビット列を取り出す取得処理モジュールと、 取り出されたエージェント及びメッセージのビット列を
    前記第1の計算機に送信する送信モジュールとをさらに
    有する請求項35記載の計算機。
  47. 【請求項47】前記取得要求受信モジュールが、前記第
    1の計算機から、当該第1の計算機のために保管してい
    るエージェントのリストであるエージェント・リスト取
    得要求を受信し、 前記取得要求処理モジュールが、前記記憶装置の前記第
    1の計算機用の記憶領域を検査し、当該記憶領域に記憶
    されたエージェントの名称を取得してリストを形成し、 前記送信モジュールが、前記リストを前記第1の計算機
    に送信することを特徴とする請求項41記載の計算機。
  48. 【請求項48】前記エージェント取得要求は、特定のエ
    ージェントの名称を含み、 前記取得要求処理モジュールは、前記エージェント取得
    要求内の前記特定のエージェントを取得することを特徴
    とする請求項41記載の計算機。
  49. 【請求項49】計算機と当該計算機のための一時保管用
    計算機とが接続されたネットワークにおいて、前記一時
    保管用計算機に格納されたエージェントのリストを前記
    計算機へ送信する方法であって、 前記計算機から要求元アドレスを含む、エージェントの
    名称のリストであるエージェント・リスト取得要求を受
    信するステップと、 前記エージェント・リスト取得要求の要求元アドレスを
    検査するステップと、 前記要求元アドレスが前記計算機のアドレスである場合
    には、前記一時保管用計算機の前記計算機用の領域を検
    査するステップと、 前記計算機用の領域に保管されたエージェントの名称を
    取り出し、リストを作成するステップと作成されたリス
    トを前記計算機に送信するステップとを含むエージェン
    ト・リスト送信方法。
  50. 【請求項50】前記エージェント取得要求が、特定のエ
    ージェントの名称を含んでおり、 前記取り出すステップにおいて、当該特定のエージェン
    トのビット列を取り出すことを特徴とする請求項17記
    載のエージェント送信方法。
  51. 【請求項51】第1計算機と第2計算機と当該第2計算
    機のための一時保管用計算機とが接続されたネットワー
    クにおいて、前記第1計算機からエージェントを移動さ
    せるために前記第1計算機が実行するプログラムを格納
    した記憶媒体であって、前記プログラムは、前記第1計
    算機に、 エージェントを当該エージェントの送信用ビット列に変
    換するステップと、 当該エージェントの移動先である前記第2計算機が前記
    エージェントの送信用ビット列を受信可能かどうか検査
    するステップと、 前記第2計算機が受信不能と判断された場合、前記第2
    計算機のアドレスと前記エージェントの送信用ビット列
    とを、前記一時保管用計算機に送信するステップとを実
    行させる、記憶媒体。
  52. 【請求項52】第1計算機と第2計算機と当該第2計算
    機のための一時保管用計算機とが接続されたネットワー
    クにおいて、前記第1計算機上で実行中の第1エージェ
    ントが発するメッセージを前記ネットワークを介して送
    信するために前記第2計算機が実行するプログラムを格
    納した記憶媒体であって、前記プログラムは、前記第2
    計算機に、 前記第1計算機からのメッセージ受信要求に対応して、
    受信の可否を判断するステップと、 受信可能である場合には、受信可能応答を前記第1計算
    機に送信するステップと、 前記第1計算機から前記メッセージの送信用ビット列を
    受信するステップと、 前記メッセージの送信用ビット列を、前記第2計算機に
    おいて実行中の第2エージェントが解釈可能な形態に変
    換するステップと、 変換された前記メッセージを前記第2エージェントに送
    信するステップとを実行させる、記憶媒体。
  53. 【請求項53】第1計算機と第2計算機と当該第2計算
    機のための一時保管用計算機とが接続されたネットワー
    クにおいて、前記第1計算機からエージェントを移動さ
    せるために前記一時保管用計算機が実行するプログラム
    を格納した記憶媒体であって、前記プログラムは、前記
    一時保管用計算機に、 前記第1計算機から、前記エージェントの送信用ビット
    列と当該エージェントの移動先である計算機のアドレス
    を受信するステップと、 前記エージェントの移動先である計算機のアドレスを検
    査するステップと、 前記アドレスが前記第2計算機のアドレスである場合に
    は、前記一時保管用計算機の前記第2計算機用の領域に
    前記エージェントの送信用ビット列を保存するステップ
    とを実行させる、記憶媒体。
  54. 【請求項54】第1計算機と第2計算機と当該第2計算
    機のための一時保管用計算機とが接続されたネットワー
    クにおいて、前記第1計算機上で実行中のエージェント
    が発し且つ宛先のエージェントの識別子を含むメッセー
    ジを前記ネットワークを介して送信する際に前記一時保
    管用計算機が実行するプログラムを格納した記憶媒体で
    あって、前記プログラムは、前記一時保管用計算機に、 前記第1計算機から、前記エージェントが発したメッセ
    ージの送信用ビット列と当該メッセージの送信先である
    計算機のアドレスとを受信するステップと、 前記メッセージの送信先である計算機のアドレスを検査
    するステップと、 前記アドレスが前記第2計算機のアドレスである場合に
    は、前記一時保管用計算機の前記第2計算機用の領域に
    前記メッセージの送信用ビット列を保存するステップと
    を実行させる、記憶媒体。
  55. 【請求項55】計算機と当該計算機のための一時保管用
    計算機とが接続されたネットワークにおいて、前記一時
    保管用計算機に格納されたエージェントを前記計算機へ
    送信するプログラムを格納した記憶媒体であって、前記
    プログラムは、前記一時保管用計算機に、 前記計算機から要求元アドレスを含むエージェント取得
    要求を受信するステップと、 前記エージェント取得要求の要求元アドレスを検査する
    ステップと、 前記要求元アドレスが前記計算機のアドレスである場合
    には、前記一時保管用計算機の前記計算機用の領域を検
    査するステップと、 前記計算機用の領域内に保管されたエージェントのビッ
    ト列を取り出すステップと、 取り出されたエージェントのビット列を前記計算機に送
    信するステップとを実行させる、記憶媒体。
  56. 【請求項56】計算機と当該計算機のための一時保管用
    計算機とが接続されたネットワークにおいて、前記一時
    保管用計算機に格納された、エージェントへのメッセー
    ジを前記計算機へ送信するプログラムを格納した記憶媒
    体であって、前記プログラムは、前記一時保管用計算機
    に、 前記計算機から要求元アドレスを含むメッセージ取得要
    求を受信するステップと、 前記メッセージ取得要求の要求元アドレスを検査するス
    テップと、 前記要求元アドレスが前記計算機のアドレスである場合
    には、前記一時保管用計算機の前記計算機用の領域を検
    査するステップと、 前記計算機用の領域内に保管されたメッセージのビット
    列を取り出すステップと、 取り出されたメッセージのビット列を前記計算機に送信
    するステップとを実行させる、記憶媒体。
  57. 【請求項57】計算機と当該計算機のための一時保管用
    計算機とが接続されたネットワークにおいて、前記一時
    保管用計算機に格納されたエージェント及びメッセージ
    を前記計算機へ送信するプログラムを格納した記憶媒体
    であって、前記プログラムは、前記一時保管用計算機
    に、 前記計算機から要求元アドレスを含むデータ取得要求を
    受信するステップと、 前記データ取得要求の要求元アドレスを検査するステッ
    プと、 前記要求元アドレスが前記計算機のアドレスである場合
    には、前記一時保管用計算機の前記計算機用の領域を検
    査するステップと、 前記計算機用の領域に保管されたエージェント及びメッ
    セージのビット列を取り出すステップと取り出されたエ
    ージェント及びメッセージのビット列を前記計算機に送
    信するステップとを実行させる、記憶媒体。
  58. 【請求項58】計算機と当該計算機のための一時保管用
    計算機とが接続されたネットワークにおいて、前記一時
    保管用計算機に格納されたメッセージを前記計算機が取
    得するプログラムを格納した記憶媒体であって、前記プ
    ログラムは、前記計算機に、 前記一時保管用計算機に、メッセージ取得要求を送信す
    るステップと、 前記一時保管用計算機から、メッセージの送信用ビット
    列を受信するステップと、 受信した前記メッセージの送信用ビット列を、前記計算
    機上で実行可能な形態に変換するステップと、 前記メッセージの送信先エージェントを検査するステッ
    プと、 前記送信先エージェントに前記メッセージを送信するス
    テップとを実行させる、記憶媒体。
  59. 【請求項59】計算機と当該計算機のための一時保管用
    計算機とが接続されたネットワークにおいて、前記一時
    保管用計算機に格納されたエージェントのリストを前記
    計算機へ送信するプログラムを格納した記憶媒体であっ
    て、前記プログラムは、前記一時保管用計算機に、 前記計算機から要求元アドレスを含む、エージェントの
    名称のリストであるエージェント・リスト取得要求を受
    信するステップと、 前記エージェント・リスト取得要求の要求元アドレスを
    検査するステップと、 前記要求元アドレスが前記計算機のアドレスである場合
    には、前記一時保管用計算機の前記計算機用の領域を検
    査するステップと、 前記計算機用の領域に保管されたエージェントの名称を
    取り出し、リストを作成するステップと作成されたリス
    トを前記計算機に送信するステップとを実行させる、記
    憶媒体。
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