JP2000003315A - 電子メール端末 - Google Patents

電子メール端末

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JP2000003315A
JP2000003315A JP16664298A JP16664298A JP2000003315A JP 2000003315 A JP2000003315 A JP 2000003315A JP 16664298 A JP16664298 A JP 16664298A JP 16664298 A JP16664298 A JP 16664298A JP 2000003315 A JP2000003315 A JP 2000003315A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一人のユーザが複数の端末を用いて電子メー
ルを読む場合において、メールを別の端末で重複して読
まないように制御したり、端末に転送したが未読の電子
メールを別の端末で読めるように制御したり、メールを
端末に転送したが能力上の制約から扱えない場合、その
メールを別の端末で読めるように制御して、電子メール
端末の使い勝手の向上を図ることを目的とする。 【解決手段】 メールを読んだか否かを判定する既読検
出手段とメールを読んだときにサーバのメールを削除す
る削除指示部とを設け、メール取得手段がサーバにある
メールと端末にある未読メールを比較し、既読検出手段
が未読のメールを既読に変更する。メールが扱えるか否
かを判定するメール解析手段と扱えないメール番号のリ
ストを保持するメール番号リスト管理手段とを設け、メ
ール番号リスト管理手段、未読メールリストを用いてサ
ーバからメール取得を行うか否かを決定する。既読情報
転送手段と既読情報管理手段を設けそれらの間で既読情
報を転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端末で同じ
ユーザが電子メール(以下メールと記す場合あり)にア
クセスすることが可能な電子メールシステムの構成要素
である電子メール端末(以下端末と記す場合あり)に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在主に用いられている電子メールサー
バ(以下サーバと記す場合あり)は、各利用者宛のメー
ルを保管し、端末に対して保管したメールを転送する機
能と、端末からの指示により保管したメールを削除する
機能を提供している。
【0003】端末は、通常サーバに接続し自分宛のメー
ルの転送を完了すると、サーバに保管したメールを削除
する。
【0004】同じユーザが複数の端末を用いる場合に
は、次の2つの方法のいずれかを用いる。
【0005】1つめの方法(方法1と呼ぶ)は、個々の
端末のいずれかにメールを転送するとサーバに保管した
メールを削除する方法である。
【0006】もう1つの方法(方法2と呼ぶ)は、主に
使う端末(以下主端末と呼ぶ)にメールを転送する場合
には転送完了後サーバに保管されたメールを削除する
が、それ以外の端末(以下、非主端末と呼ぶ)にメール
を転送してもサーバに保管したメールを削除しないとい
う方法である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】複数の端末でメールを
アクセスする場合、従来技術の方法1を用いると、端末
に転送した段階でサーバのメールは削除されるので、転
送した端末の表示画面が小さいなどの理由で、ユーザが
他の異なる端末でメールを読みたい場合に対応できな
い。
【0008】また、転送した端末にその表示能力がない
場合、そのメールは永遠に読むことが出来ない。そのた
め、発信者に再送を依頼するなどの手間がかかる。
【0009】一方、従来技術の方法2を用いる場合、す
なわち非主端末にメールを転送してもサーバに保管され
たメールを削除しない場合は、非主端末にメールを転送
して読んだ後主端末でメールを読むと非主端末で読んだ
メールと同じメールを再度読む事になる。このため、主
端末でメールを読む場合には非主端末で既に読んだメー
ルをユーザが意識して読み飛ばし、読むべきメールを探
す必要がある。
【0010】このような課題を解決するため、以下のよ
うな発明がなされている。例えば、特開平10−113
76号公報、特開平10−83361号公報では複数の
端末を使ってメールを読むときに、同じメールを重複し
て読むのを防止するため、自分自身に対して何処まで読
んだかを判定する情報を持つ制御メールを送る方法が開
示されている。
【0011】しかしこの方法では、端末のメール機能が
専用にならざるを得ず、この電子メールシステムにおい
て従来技術の端末を用いると意味のない制御メールが受
信されてしまうという問題がある。
【0012】また、制御のための特別なメールを必要と
するため、通信コストがかかる。また、端末の処理能力
の限界やユーザがこの端末で読みたいという意向を反映
できないという問題もある。
【0013】また、特開平9−307585号公報で
は、既に読んだメールを別の端末でも読みたいという目
的を解決する方法が開示されているが、その方法は、サ
ーバに特別なファイル名変更のしくみを必要とするもの
であり、既に広く用いられているサーバに適応できない
ものである。
【0014】このような状況に鑑み、本発明はサーバに
は特別なしくみを用いず、既に存在するサーバでも利用
可能であること、従来の機能を持つ端末を使用しても問
題なく使用できることを条件とし、複数の端末でメール
を読む場合に、重複したメールを読むことを防止し、か
つ端末の能力がないために読めないメールやユーザが特
定の端末で読みたいという意向を反映できる端末を実現
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の電子メール端末においては、既読検出手段を用いてユ
ーザがメールを読んだかどうかを判定し、既読メールに
対しては削除指示手段がサーバに保管されている該当メ
ールを削除する。
【0016】これにより、別端末にサーバからメールを
転送して読んだ場合、既に読んだメールはサーバから削
除されており同じメールを重複して読むことはない。ま
た、端末に転送したが未読だったメールがあり、そのメ
ールを別の端末に転送して読んだ後、元の端末を用いる
場合、もとの端末をサーバに接続することによりサーバ
に存在しない未読メールを既読に変更することで同じメ
ールを重複して読むことを防止する。
【0017】請求項2に記載の電子メール端末において
は、メール解析手段を用いてサーバから転送されたメー
ルが本端末で扱えるかどうかを判定する。この判定の結
果、扱えないと判断されたメールはサーバから削除され
ない。
【0018】このため、扱えないメールは他の端末に別
の端末で読むことが出来る。また、本端末で扱えるメー
ルは、削除指示手段によりサーバから削除されるので、
同じメールを重複して読むことはない。
【0019】請求項3に記載の電子メール端末において
は、請求項2に記載の電子メール端末において、メール
解析手段の扱えるかどうかの判定にデータタイプ管理手
段を用いる。メールに含まれるパートのデータタイプを
調べこのタイプがデータタイプ管理手段に登録されてい
ない場合、このメールは扱えないと判定する。
【0020】請求項4に記載の電子メール端末において
は、請求項1に記載の既読検出手段と請求項2に記載の
メール解析手段を組み合わせて用いる。既読検出手段が
既読と判定しかつメール解析手段が本端末で扱えると判
定したメールは削除指示手段によりサーバから削除され
るので、他の端末で同じメールを読むことを防ぐことが
出来る。また本端末で扱えないメールや本端末で未読の
メールはサーバに残るので他の端末で読むことが出来
る。
【0021】請求項5に記載の電子メール端末において
は、端末を主端末と非主端末にわけ、非主端末の既読情
報転送手段から主端末の既読情報管理手段へ既読のメー
ル番号を伝えることにより、主端末でメールを読む場合
に既読のメールと未読のメールを分離することを可能に
する。これにより、同じメールを重複して読むことを防
止する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て図面を用いて説明する。
【0023】(実施の形態1)図6は、サーバと接続し
てメールの送受信を行う電子メールシステムで同一ユー
ザが複数の端末を利用する場合の構成図である。
【0024】電子メールサーバ61は利用者宛のメール
を保管し、端末から送信したメールを宛先に転送する。
端末A62、端末B63、端末C64がメールを送受信
するための端末である。本電子メールシステムでは、複
数の端末(端末A、端末Bなど)を同一ユーザが利用す
る事を想定している。なお、1つの端末を複数のユーザ
が共有してもよい。この場合、ユーザがメールの操作を
開始する前に、ユーザ名を入力させるなどの方法により
利用者が誰であるかの特定を行えば良い。また、本発明
はメール受信に関するものであるため、受信機能に関し
てのみ述べているが、端末の実施形態としては送信機能
を合わせ持つものが通常である。
【0025】図1は、本発明の実施の形態1による電子
メール端末の構成図である。通信管理手段11は、電子
メールサーバとの間でメールの送受信を行うときに必要
となる通信路の接続、切断を行うとともに、ユーザの認
証、メールの特定、メール送受信、サーバのメール削除
などに必要なデータ送受信を行う。通信管理手段11は
電話回線やLANなどを用いて実現される。
【0026】メール取得手段12は、サーバに保管され
ているメールを端末側に転送する機能を持つ。メール取
得手段12は、メール取得を行っているのが正しいユー
ザであることを検証するためのユーザ認証、メールの同
一性を調べるメール特定、そして実際にメールを転送す
るメール転送、の各機能から構成される。
【0027】最初端末にメールを転送する場合、この端
末には受け取ったがまだ読まれていないメールがないと
仮定する。この場合、メール取得手段12は電子メール
サーバに保管されているすべてのメールを端末に転送す
る。
【0028】メールを転送する際に、転送する端末に未
読のメールがある場合は、サーバにあるメール番号と端
末の未読メールのメール番号を照合し、既に端末に保持
されているメールは転送しない。
【0029】また、端末の未読メールがサーバに残って
いるか否かの判定を行う。表示手段13は、少なくとも
取得したメールとそのメールが未読か既読かの状態を表
示する。
【0030】既読検出手段14は、ユーザがそのメール
を読んだか否かを管理する。既読検出手段の動作の一例
としては、表示手段に本文が表示された事により既読と
判断する方法がある。また、表示手段操作の中に「保
留」という機能を設け、表示されたメールは原則既読と
扱うが、表示中に「保留」という操作を行うと未読扱い
にするという方法もある。例えば、現在使っている端末
が携帯型端末で表示画面が小さいため、メール全体を読
むことが困難な場合や、別の端末で読むために本端末で
は未読状態にしておくなどの目的に有効である。
【0031】また、既読検出手段14は、メール取得手
段12が検出した未読メールがサーバに残っているか否
かの状態を調べる。未読メールがサーバに保管されてい
ない場合には、そのメールを既読にする。
【0032】削除指示手段15は、既読検出手段14が
既読であると判断したメールの電子メールサーバに対す
る削除指示を行う。
【0033】この削除指示をいつ電子メールサーバに送
るかの代表的な実施形態を述べる。通信管理手段11が
電子メールサーバとの接続に電話回線を用いた回線交換
等、接続時間に依存した通信路を用いる場合、通信費用
の増大を防ぐため通信管理手段11はメール取得手段1
2がメールの取得を完了すると、この時点で指示されて
いる削除指示を電子メールサーバに通知し、サーバとの
接続を切断する。
【0034】削除指示手段15は通信路を効率的に利用
するために、それ以降発生する削除指示は、次のメール
の転送のためにサーバとの接続を行ったタイミングでメ
ール取得に先立って行う。
【0035】定期的にサーバに対してメールの到着を調
べる端末の場合には、メール到着を調べる際にサーバに
対する削除指示を行う。
【0036】サーバに対する削除指示は、同じユーザが
別の端末でメールをアクセスするまでに完了しておけば
よいので、そのタイミングをユーザに明示的に指示させ
る事も可能である。例えば、表示手段13に終了ボタン
を設け、終了ボタンを押すとサーバに対して削除指示を
行うという実施形態である。ユーザは終了ボタンを押し
た後、その端末の使用を終了する。その後、他の端末を
使用してメールのアクセスを行う。
【0037】通信管理手段11がパケット交換あるいは
LANなど、通信費用が接続時間と独立な課金体系の場
合には、上記の削除指示タイミングに加え、既読検出手
段14がメールの既読を検出したときに削除指示手段1
5に通知し、削除指示手段15が即座に削除指示をサー
バに伝える実施形態もある。
【0038】削除が行われた後、別の端末で同じユーザ
が電子メールサーバに接続してメールを転送すると、既
に既読になったメールは削除されているので同じメール
を重複して読むことはない。
【0039】複数の端末A、Bでメールを読む場合に上
記の各手段により発明の目的が達成されることを図7を
用いて説明する。
【0040】この図は各ステップ毎に、サーバ上に保管
されているメール番号、端末A、端末Bそれぞれに転送
されたメール番号、そしてそれぞれの端末でメールが未
読か既読かの状態を表している。
【0041】なお、メール番号は説明の便宜上、数字を
用いるがこの番号はユーザに届いたメール全体に対して
一意に決定されるIDであればよい。例えばRFC19
39で定義されるPOP3のUIDLコマンドの結果が
該当する。
【0042】まず(S701)サーバにはメール1−5
が保管されている。 (S702)端末Aにメールを転送する。メール1−5
は未読状態である。
【0043】(S703)端末Aでメール1,2,3を
読む。メール1,2,3は既読になるとともにサーバか
ら削除されメール4,5が残る。メール4,5は未読の
ままである。
【0044】(S704)新しいメール6,7が到着す
る。サーバが保管するメールは4,5,6,7になる。
【0045】(S705)端末Bにメールを転送する。 (S706)端末Bでメール4,5,6を読む。メール
4,5,6はサーバから削除されメール7のみ残る。
【0046】(S707)端末Aにメールを転送する。
この際端末Aには未読のメール4,5が残っている。こ
のメールはサーバには存在しないので、既読検出手段に
よってメール4,5は既読に変更される。またメール7
が転送され未読状態である。
【0047】このように、端末AでもBでもメールを重
複なくかつ欠落することなく読むことが出来る。
【0048】なお、端末上で未読なメールが存在する場
合は転送するメールのメール番号を調べ、端末に同じメ
ールが存在する場合にはそのメールを転送しない。この
例が図8である。
【0049】(S801)から(S803)は、(S7
01)から(S703)と同じである。
【0050】(S803)では未読メール4,5が端末
に残っており、(S805)で再び端末にメールを転送
するが、サーバにあるメール4,5は端末にも存在する
ので端末には転送されない。
【0051】ユーザは端末に取り込んだメールを記憶容
量の削減のために必要に応じて削除出来る。もし、未読
状態のメールを削除できる場合には、そのメールが読ま
れたのと同じ扱いをする。つまり、既読判定手段は端末
上で削除されたメールを既読になったと判断し、削除指
示手段はサーバに対して削除を要求する。図8を用いて
説明すると(S806)で未読メール5を端末上から削
除するとサーバのメール5も削除される。
【0052】以上説明したように本発明によれば、複数
の端末を使ってメールを読む場合にサーバに特別なしく
みを持つことなく、他の端末にメールを転送した未読メ
ールを別の端末を用いて読むことが可能になる。
【0053】また、同じメールを複数の端末で重複して
読むことはないため、従来のように既に読んだメールを
別の端末で読むときの読み飛ばす操作が不要になり操作
性の向上が図れる。
【0054】(実施の形態2)図2は、本発明の第2の
実施の形態による電子メール端末の構成図である。
【0055】通信管理手段21は実施の形態1で説明し
た図1の通信管理手段11と同じ機能を有する。
【0056】メール番号リスト保持手段22は、メール
転送が終了した時点のサーバに残っているメール番号の
リストを保持する。
【0057】メール取得手段23は、通信管理手段21
を通して電子メールサーバに保管されているメールを端
末側に転送する機能をもつ。本手段は、メール取得を行
っているのが正しいユーザであることを検証するための
ユーザ認証、メールの同一性を調べるメール特定、そし
て実際にメールを転送するメール転送、の各機能から構
成される。そして、サーバからどのメールを転送すべき
かを決定しメール転送を行う。
【0058】メール解析手段24は、転送したメールが
本端末で扱えるか否かを判定する。この判定方法の実施
形態の例を以下5例説明する。
【0059】(例1)メールのサイズがある大きさを超
えている場合には扱えないと判断する。大きさの基準と
しては、転送するメールデータのバイト数、メールが文
字の場合の行数などがある。
【0060】(例2)メールが画像の場合、あるいは画
像を含む場合、その画像のピクセル数がある一定を超え
る場合は扱えないとする。例えば、表示画面が縦320
ドット、横480ドットの場合、この大きさを超える画
像は扱えないと判断する。
【0061】(例3)メールが画像の場合、色数によっ
て判断する。例えばモノクロ二値の表示能力しかない端
末の場合には、カラー画像は扱えないと判断する。
【0062】(例4)メールがアプリケーションデータ
を含む場合、そのデータのタイプを判断して扱えるかど
うか判定する。例えば、そのファイルタイプを処理する
機能がない場合には扱えないと判断する。
【0063】(例5)これらの例の複数の組み合わせ。
判定の結果が扱えるメールの場合には、削除指示手段に
削除を指示し、扱えない場合にはメール番号リスト手段
に追加を指示する。
【0064】表示手段25は、メールを表示する。な
お、メール解析手段24が扱えないと判断したメール
は、可能なら一部扱える部分だけ表示しても良いし、扱
えなかったメールがあったという表示を行っても良い。
【0065】削除指示手段26は、メール解析手段が扱
えると判断したメールをサーバから削除するための指示
を行う。
【0066】次に複数の端末A、Bでメールを読む場合
を図9、図10を用いて説明する。ここで端末Aの表示
能力には制約があり、端末Bは制約がないとする。
【0067】図10はサーバ、端末A、端末Bに存在す
るメール番号、および端末A、Bのメール番号リスト保
持手段が管理するメール番号リストである。
【0068】サーバのメール番号のカッコ付き番号は端
末Aでは処理できないメールを表す。例えばカッコ付き
のメール番号(2)は端末Aで処理できないメールを表
すものである。
【0069】図10の各ステップに基づいて説明する。
(S1000)サーバに3通のメールがあり、メール
1,2,3と呼ぶ。メール1,3は端末Aで扱えるが、
メール2は端末Aでは扱えないとする。
【0070】次に(S1001)端末Aにメールを転送
する。この詳細の動作を図9を用いて説明する。
【0071】この各ステップでは、メール番号リスト保
持手段22が管理するメール番号リストを更新するた
め、作業用のメール番号リストを別に用いる。これを旧
メール番号リストと呼ぶ。なお、このリストはメール取
得中のみ存在するので、図10には現れない。
【0072】最初、端末Aのメール番号リストは空と仮
定する。S901において旧メール番号リストは空にな
る。また、S902においてメール番号リストも空にな
る。S903からS910がサーバに保管されているメ
ール一件毎の処理である。旧メール番号リストは空なの
で、すべてのメールは転送される。メール2はS906
において扱えないメールと判定されるため、メール番号
リストに登録される。また、S907によりサーバから
メール1,3は削除される。
【0073】図10に戻り、次に(S1002)端末B
にメールを転送する。図9と同じ手順を適応するが、端
末Bはサーバに残っているメール2も扱えるので、S9
07によりサーバに保管されたメールは空になる。
【0074】次に、端末Aのメール番号リストが空以外
の場合を説明する。S1003で新しくメール4,5,
6が到着し、そのうち4,6が端末Aで扱えないとす
る。S1004で端末Aに転送する。S901で旧メー
ル番号リストは2になる。メール番号リストは空にな
る。S904によりサーバに存在するメール4,5,6
が旧メール番号リストに存在するか否か調べられるが、
いずれも存在しないため、すべてのメールは転送され
る。そして4,6が扱えないためS908によりメール
番号リストに追加され、メール5はサーバから削除され
る。この結果、サーバには4,6が残り、メール番号リ
ストは4,6というS1004の状態になる。
【0075】次に、端末Aのメール番号リストが空以外
で、かつサーバにそのリストに含まれるメールが存在す
る場合を考える。
【0076】S1005,S1006がその状態に対応
する。メール7,8が到着し、メール8は端末Aでは扱
えないメールである。S1006で端末Aにメールを転
送する場合、端末Aのメール番号リストは4,6でその
番号のメールがサーバにも存在する。その結果、メール
4,6の転送は行われず、S908においてメール番号
リストに4,6のメール番号が追加される。メール7,
8に関しては旧メール番号リストに含まれないのでS9
05で転送され、8は扱えないのでメール番号リストに
追加され、7はサーバ上から削除される。その結果、S
1006の状態になる。
【0077】最後に端末Aのメール番号リストが初期状
態に戻る場合を説明する。S1007で端末Bにメール
を転送する。その後、S1008で端末Aにメールを転
送するとサーバにはメールがないのでメール番号リスト
には何も追加されず空になる。勿論、新規メールがあっ
てもそのメールが扱えるメールであれば、メール番号リ
ストは空になる。
【0078】以上説明したように本発明によれば、携帯
の電子メール端末のように能力に制限のある端末におい
て、端末で読めないメールを受信した場合でも、このメ
ールを別の端末で読むように出来、かつそれ以外のメー
ルを読む場合に複数の端末で同じメールを読むことがな
い。これにより、従来のように読めなかったメールを発
信者に再送してもらったり、同じメールが複数の端末に
現れるため、読み飛ばしの操作が必要などの問題点が解
決され、操作性が向上する。
【0079】(実施の形態3)図3は、本発明の第3の
実施の形態による電子メール端末の構成図である。
【0080】通信管理手段31、メール番号リスト保持
手段32、メール取得手段33、表示手段35、削除指
示手段36は、それぞれ実施の形態2で説明した図2の
通信管理手段21、メール番号リスト保持手段22、メ
ール取得手段23、表示手段25、削除指示手段26と
同じ機能を有する。
【0081】データタイプ管理手段37は、本端末で扱
えるメールのタイプを管理する。添付ファイルを含むメ
ール等、文字以外を含むメールは通常RFC1521/
1522で定義されたMIME形式で記述されている。
このMIME形式は複数のパートから構成される。デー
タタイプ管理手段37は、その各パート毎に本端末で扱
えるタイプかどうかを判断する。
【0082】データタイプ管理手段37が管理するデー
タの一例を図11に示す。データタイプ管理手段37
は、各パートのコンテンツタイプヘッダフィールドの値
から構成される条件の集合とこの条件を満足するパート
に対する判定のペアから構成されるタイプ記述子のリス
トである。コンテンツタイプフィールドとしては、Co
ntent−Type、Content−Typeのn
ameフィールド、Content−Disposit
ionのfilenameフィールドなどを用いる。値
が空欄の場合にはそのフィールドは無条件であることを
表す。name/filenameは、nameまたは
filenameのいずれかの値がその条件を満たす事
を示す。「判定」は、「可能」、「不可能」、「無視」
の3つの値を用いる。
【0083】メール解析手段34は、メール取得手段か
らメールを受け取り、そのメールの中からMIMEのコ
ンテンツタイプヘッダフィールドを取り出す。パートが
複数ある場合には、複数のコンテンツタイプヘッダフィ
ールドがある。次に、そのフィールドを解析し、データ
タイプ管理手段が管理するタイプ記述子の「条件」のフ
ィールドと照合を行う。
【0084】この際、パートのコンテンツタイプヘッダ
フィールドに含まれるnameフィールドおよびfil
enameフィールドの照合は、その値の最後が、”.
xyz”のような、ピリオドと最大3文字の英数字の列
で構成されている場合のみ条件として用い、その最大3
文字の英数字を値とする。例えば、メールにname
=”abc.gif”と記述されている場合、タイプ記
述子のnameのgifという値と照合する。
【0085】タイプ記述子の「条件」が一致すれば、そ
の「判定」が採用される。判定が「可能」であれば、そ
のパートはそのまま残す。
【0086】判定が「無視」であれば、そのパートを削
除する。判定が「不可能」であればこのメールは「扱え
ない」と判断する。複数のパートから構成されたメール
は「不可能」と判定されたパートがない場合に「扱え
る」と判断される。また、「無視」と判断されたパート
を削除した上で表示手段35に渡される。
【0087】なお、データタイプ管理手段37のタイプ
記述子は、新しいメールタイプに対応するためユーザが
設定可能である。例えば端末で画像を表示することは出
来るがPCで読みたいというユーザの意向にも対応でき
る。
【0088】以上説明したように本発明によれば、デー
タタイプ管理手段により端末で扱えるメールのタイプを
制御できるので、自端末では読みづらいメールを別の端
末で読むように制御できる。これにより従来のように読
めなかったメールを発信者に再送してもらったり、同じ
メールが複数の端末に現れるため、読み飛ばしの操作が
必要などの問題点が解決され、操作性が向上する。
【0089】(実施の形態4)図4は、本発明の第4の
実施の形態による電子メール端末の構成図である。
【0090】通信管理手段41、メール番号リスト保持
手段42はそれぞれ実施の形態2で説明した図2の通信
管理手段21、メール番号リスト保持手段22と同じで
ある。
【0091】メール取得手段43はサーバに保管されて
いるメールを端末側に転送する機能をもつ。本手段は、
メール取得を行っているのが正しいユーザであることを
検証するためのユーザ認証、メールの同一性を調べるメ
ール特定、そして実際にメールを転送するメール転送、
の各機能から構成される。そして、サーバからどのメー
ルを転送すべきかを決定しメール転送を行う。
【0092】また、端末の未読メールがサーバに残って
いるか否かの判定を行う。メール解析手段44は、以下
の点を除き実施の形態2で説明した図2のメール解析手
段24と同じである。違いは以下の通りである。
【0093】メール解析手段24は、実施の形態2で述
べているようにメールの解析を行い、扱えるメールの場
合には削除指示手段26に削除を指示する。しかし、本
実施の形態のメール解析手段44は、メールが扱える場
合でも削除指示手段47に削除を指示しない。
【0094】表示手段45は、少なくとも取得したメー
ルとそのメールが未読か既読かの状態を表示する。
【0095】既読検出手段46は、実施の形態1におけ
る既読検出手段14と同じである。削除指示手段47
は、実施の形態1の削除指示手段15に以下の拡張を行
ったものである。
【0096】実施の形態1においては、端末で扱えない
メールという概念はないが、本実施の形態では扱えない
メールがある。これらのメールを一部でも表示する場合
には既読検出手段46によってそのメールの既読が検出
される。しかしこの条件のメールに対しては本実施の形
態の削除指示手段47はサーバのメールを削除しない。
メールがこの条件を満たすか否かを判定するために削除
指示手段47はメール番号リスト保持手段から扱えなか
ったメール番号のリストを得る。
【0097】次に本端末でメールを受信するときの動作
を図12と図13を用いて説明する。
【0098】まず(S1300)最初にメールが4通サ
ーバに保管されている。メール2は端末Aでは扱えな
い。端末Aのメール番号リスト、未読リストはいずれも
空であると仮定する。
【0099】(S1301)端末Aにメール1,2,
3,4を転送する。S1205,S1206の条件を満
たさないので4通のメールはS1208により転送され
る。S1209の条件はメール2のみ満たさないのでメ
ール番号リストには2が設定される。また、未読リスト
は1,3,4になる。
【0100】(S1302)端末Aでメール1を読む。
サーバのメール1は削除され、未読リストは3,4にな
る。
【0101】(S1303)でメール5,6が到着す
る。メール6は扱えないと仮定する。 (S1304)端末Bにメールを転送する。端末Bでは
すべてのメールは扱えるので端末Bのメール番号リスト
は空で、未読リストは2,3,4,5,6になる。
【0102】(S1305)端末Bでメール2,4,5
を読む。サーバのメール2,4,5は削除される。
【0103】(S1306)端末Aにメールを転送す
る。S1201により、端末Aの旧メール番号リストは
2、旧未読リストは3,4である。サーバには3,6の
メールが存在する。メール3はサーバと旧未読リストの
両方に含まれるので未読リストに追加される。旧未読リ
ストの4はサーバには存在しないので未読リストには追
加されない。メール6は未読リストには存在しないが扱
えないメールなのでS1211でメール番号リストに追
加される。その結果、メール番号リストは6、未読リス
トは3である。
【0104】(S1307)端末Aでメール3を読む。
未読リストは空になる。このように、端末Aでメール
1,3、端末Bでメール2,4,5が読まれ、サーバに
はメール6が残っている。
【0105】以上説明したように本発明によれば、自端
末で扱えないメールや自端末に転送したがまだ読んでい
ないメールを、別の端末で読むことが可能になる。ま
た、別端末でメールを読む場合、既に読んだメールを重
複して読むことがないため、従来のような読み飛ばし操
作が不要になり、操作性が向上する。
【0106】(実施の形態5)図5は、本発明の第5の
実施の形態による電子メール端末の構成図である。
【0107】本発明においては図6で表す複数の端末の
1つを主端末、それ以外を非主端末と位置づける。そし
て、主端末と非主端末との連携により目的を達成する。
【0108】図5において、501から505が非主端
末、506から511が主端末に関する。本実施の形態
は、主端末と非主端末を分けて説明するが、この2つの
機能を兼ね備えてもよい。また主端末と非主端末は、場
合によってその役割を切り替えるものであってもよい。
【0109】通信管理手段501および506は、実施
の形態1で説明した通信管理手段11と同じ機能を有す
る。メール取得手段502は、実施の形態1で説明した
メール取得手段12と同じ機能を有する。また、メール
取得手段508は、メール取得手段502に加え、受け
取ったメールをサーバから削除するように削除指示手段
509に通知する機能を有する。
【0110】表示手段503,511は実施の形態1で
説明した表示手段13と同じ機能を有する。
【0111】既読検出手段は504は、実施の形態1で
説明した既読検出手段14と同じ機能を有する。
【0112】既読情報転送手段505は、既読検出手段
504が既読と判定したメール番号を主端末に送信する
機能を有する。既読情報管理手段507は非主端末の既
読情報を受信し、既読判定手段510のメールの未読、
既読の判定に必要な情報を提供する機能を有する。既読
判定手段510は、メール取得手段508が取得したメ
ールのメール番号が既読情報管理手段507に登録され
ているならば既読、登録されていなければ未読と判断す
る。
【0113】削除指示手段509は、実施の形態1で説
明した削除指示手段15と同じ機能を有する。なお、既
読情報転送手段505と既読情報管理手段507の間の
データ通信は常時可能である必要はない。例えば、非主
端末が携帯端末で主端末がパーソナルコンピュータの場
合、パーソナルコンピュータの置いている場所に戻り携
帯端末をパソコンに接続した時点で自動的に既読情報転
送手段505と既読情報管理手段507の間で既読情報
の転送が行われても良い。
【0114】次に本端末でメールを送受信する時の動作
を図14を用いて説明する。端末A、Bがそれぞれ非主
端末、主端末とする。
【0115】図14の(S1400)で、サーバには
1,2,3,4のメールが保管されている。
【0116】(S1401)端末Aにメールを転送する
と、表示手段503はそのメールを表示する。
【0117】(S1402)その端末Aでメール1,3
を読むと、既読検出手段504がそれを検出し、端末A
の既読メールは1,3になる。
【0118】(S1403)新しいメール5,6がサー
バに到着する。端末Aと端末Bを接続すると、既読情報
転送手段505は既読情報管理手段507にメール1,
3が既読であることを伝える。
【0119】(S1404)で端末Bにメールを転送す
る。メール1から6が転送されメール削除指示手段によ
りサーバのメールは削除される。また、既読判定手段5
10によりメール1,3は既読になる。
【0120】(S1405)端末Bでメール2,4,
5,6を読むとすべてのメールは既読になる。この様
に、複数の端末でメールを読む場合でも同じメールを重
複して読むことなくかつメールが抜けることもない。
【0121】なお、主端末と非主端末が常時は接続され
ていない実施の形態で、その接続を行う前にS1404
の端末Bへのメール転送を行うと、メール1,3も端末
Bで未読になるが、主端末と非主端末を接続し、既読情
報の転送を行った段階で、メール1,3は既読になる。
【0122】(S1406)で端末Aにメールを転送す
ると、端末Aの未読メール2,4はサーバに存在しない
ので、既読検出手段により既読に変更される。
【0123】以上説明したように本発明によれば、一方
の端末で読んだメールを重複して読むことはないため、
既に読んだメールの読み飛ばしの操作が不要で操作性が
向上する。また、主端末にはすべてのメールが転送され
るため、メールの管理が一元化できるという効果もあ
る。
【0124】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明によ
れば、複数の端末を使ってメールを読む場合にサーバに
特別なしくみを持つことなく、他の端末にメールを転送
した未読メールを別の端末を用いて読むことが可能にな
る。また、同じメールを複数の端末で重複して読むこと
はないため、従来のように既に読んだメールを別の端末
で読むときの読み飛ばす操作が不要になり操作性の向上
が図れる。
【0125】また請求項2に記載の発明によれば、携帯
の電子メール端末のように能力に制限のある端末におい
て、端末で読めないメールを受信した場合でも、このメ
ールを別の端末で読むように出来、かつそれ以外のメー
ルを読む場合に複数の端末で同じメールを読むことがな
い。これにより、従来のように読めなかったメールを発
信者に再送してもらったり、同じメールが複数の端末に
現れるため、読み飛ばしの操作が必要などの問題点が解
決され、操作性が向上する。
【0126】また請求項3に記載の発明によれば、デー
タタイプ管理手段により端末で扱えるメールのタイプを
制御できるので、自端末では読みづらいメールを別の端
末で読むように制御できる。これにより従来のように読
めなかったメールを発信者に再送してもらったり、同じ
メールが複数の端末に現れるため、読み飛ばしの操作が
必要などの問題点が解決され、操作性が向上する。
【0127】また請求項4に記載の発明によれば、自端
末で扱えないメールや自端末に転送したがまだ読んでい
ないメールを、別の端末で読むことが可能になる。ま
た、別端末でメールを読む場合、既に読んだメールを重
複して読むことがないため、従来のような読み飛ばし操
作が不要になり、操作性が向上する。
【0128】また請求項5に記載の発明によれば、一方
の端末で読んだメールを重複して読むことはないため、
既に読んだメールの読み飛ばしの操作が不要で操作性が
向上する。また、主端末にはすべてのメールが転送され
るため、メールの管理が一元化できるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による電子メール端末の
構成図
【図2】本発明の実施の形態2による電子メール端末の
構成図
【図3】本発明の実施の形態3による電子メール端末の
構成図
【図4】本発明の実施の形態4による電子メール端末の
構成図
【図5】本発明の実施の形態5による電子メール端末の
構成図
【図6】本発明の属する技術分野である複数端末を使う
電子メールシステムの構成図
【図7】本発明の実施の形態1による複数端末での動作
説明の手順図
【図8】本発明の実施の形態1による複数端末での動作
説明の手順図であり、端末Aの未読メールがサーバにも
存在する場合を含む説明図
【図9】本発明の実施の形態2によるメール転送時の動
作の流れ図
【図10】本発明の実施の形態2による複数端末での動
作説明の手順図
【図11】本発明の実施の形態3によるデータタイプ管
理部が管理するデータの一例を示す図
【図12】本発明の実施の形態4によるメール転送時の
動作の流れ図
【図13】本発明の実施の形態4による複数端末での動
作説明の手順図
【図14】本発明の実施の形態5による複数端末での動
作説明の手順図
【符号の説明】
11,21,31,41,501,506 通信管理手
段 12,23,33,43,502,508 メール取得
手段 13,25,35,45,503,511 表示手段 14,46,504 既読検出手段 15,26,36,47,509 削除指示手段 22,32,42 メール番号リスト保持手段 24,34,44 メール解析手段 37 データタイプ管理手段 505 既読情報転送手段 507 既読情報管理手段 510 既読判定手段 61 電子メールサーバ 62 端末A 63 端末B 64 端末C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバと接続してメールの送受信を行う
    電子メールシステムで同一ユーザが複数の端末を用いて
    メールのアクセスを行う機能を有する場合において、そ
    の構成要素である端末が、サーバと接続してメールの送
    受信を行う通信管理手段と、サーバに保管されかつ端末
    には保持されていないメールを端末に転送するとともに
    転送前に端末に保持していた未読メールがサーバ上に残
    っているか否かを判定するメール取得手段と、少なくと
    も取得したメールおよびメールの未読か既読かの状態を
    表示する表示手段と、取得したメールをユーザが読んだ
    かどうかを自動あるいは手動で判断するとともに前記メ
    ール取得手段の結果に従いサーバに保管されていない未
    読メールを既読にする既読検出手段と、前記既読検出手
    段が既読と判断したメールを、自動的にサーバから削除
    する削除指示手段から構成され、本端末に転送したがま
    だ読んでいないメールを別の端末からアクセスしたとき
    に読むことが出来、かつ既に読んだメールを二重に読む
    ことを防止することを特徴とする電子メール端末。
  2. 【請求項2】 サーバと接続してメールの送受信を行う
    電子メールシステムで同一ユーザが複数の端末を用いて
    メールのアクセスを行う機能を有する場合において、そ
    の構成要素である端末が、サーバと接続してメールの送
    受信を行う通信管理手段と、サーバに残されたメール番
    号のリストを保持するメール番号リスト保持手段と、前
    記メール番号リスト保持手段を参照してサーバに保管さ
    れているメールを端末に転送するメール取得手段と、取
    得したメールの内容を調べ自端末が扱えるメールか否か
    を判定し前記メール番号リスト保持手段の内容を更新す
    るメール解析手段と、取得したメールを表示する表示手
    段と、前記メール解析手段が扱えないと判断した以外の
    メールを自動的に削除する削除指示手段から構成され、
    本端末に転送したが扱えないメールを別の端末からアク
    セスしたときに読むことを可能にし、それ以外のメール
    を二重に読むことを防止することを特徴とする電子メー
    ル端末。
  3. 【請求項3】 マルチパートで構成されたメールの各パ
    ートが取り扱い可能なデータタイプか否かを判定するた
    めのデータタイプ管理手段を有し、パートの1つ以上が
    前記データタイプ管理手段に登録されていないメールの
    場合には、メール解析手段がそのメールを扱えないメー
    ルと判断し、扱えなかったパートをもつメールを別の端
    末で読むことを可能にするとともに、それ以外のメール
    を二重に読むことを防止することを特徴とする請求項2
    に記載の電子メール端末。
  4. 【請求項4】 サーバと接続してメールの送受信を行う
    電子メールシステムで同一ユーザが複数の端末を用いて
    メールのアクセスを行う機能を有する場合において、そ
    の構成要素である端末が、サーバと接続してメールの送
    受信を行う通信管理手段と、サーバに保管されているメ
    ールを端末に転送するメール取得手段と、取得したメー
    ルの内容を調べ自端末が扱えるか否かを判定するメール
    解析手段と、少なくとも取得したメールおよびメールの
    未読か既読かの状態を表示する表示手段と、取得したメ
    ールが未読か既読かを自動あるいは手動で判断する既読
    検出手段と、前記既読検出手段が既読と判断しかつ前記
    メール解析手段が扱えると判断したメールを、自動的に
    サーバから削除する削除指示手段から構成され、自端末
    に転送したが扱えなかったメールあるいは既読にならな
    かったメールを別の電子メール端末からアクセスしたと
    きに読むことが出来、かつそれ以外のメールを二重に読
    むことを防止することを特徴とする電子メール端末。
  5. 【請求項5】 サーバと接続してメールの送受信を行う
    電子メールシステムで同一ユーザが複数の端末を用いて
    メールのアクセスを行う機能を有する場合において、そ
    の複数の端末の1つを主端末と位置づけ、それ以外の端
    末を非主端末と位置づけ、主端末が、サーバと接続して
    メールの送受信を行う通信管理手段と、既読情報を非主
    端末の既読情報転送手段から受け取る既読情報管理手段
    と、サーバに保管されているメールを端末に転送するメ
    ール取得手段と、転送したメールをサーバから削除する
    削除指示手段と、前記既読情報管理手段の管理するメー
    ル番号とメール取得手段が受け取ったメール番号が同一
    かを調べる既読判定手段と、少なくともメールおよびメ
    ールが未読か既読かの状態を表示する表示手段から構成
    され、非主端末が、サーバと接続してメールの送受信を
    行う通信管理手段と、前記通信管理手段を用いてサーバ
    に保管されているメールを端末に転送するメール取得手
    段と、少なくともメールおよびメールが未読か既読かの
    状態を表示する表示手段と、メールをユーザが読んだか
    どうかを自動あるいは手動で判断する既読検出手段と、
    前記既読検出手段が既読と判断したメールの番号を主端
    末に転送する既読情報転送手段から構成され、非主端末
    がサーバから自端末に転送したが読めなかったメール
    を、または非主端末に転送しなかったメールを、サーバ
    から主端末に転送して表示させるときに未読状態を提示
    し、かつ非主端末で取得し読んだメールが転送されたと
    きには既読の状態を提示できることを特徴とする電子メ
    ール端末。
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