JP2012048713A - 近距離無線通信機能付きメール操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話機との間でBT通信回線の接続中でないときに通信網から携帯電話機に受信された受信メールの受信メール情報を車載ハンズフリー装置で扱えるようにする。
【解決手段】車載ハンズフリー装置2は、携帯電話機3との間でBT通信回線を接続した直後に、携帯電話機3に記憶されている通信網19から携帯電話機3に受信された受信メールに係る受信メール情報の全件を携帯電話機3から転送させる。BT通信回線を接続していないときに通信網19から携帯電話機3に受信された受信メールに係る受信メール情報を携帯電話機3と車載ハンズフリー装置2との間で同期させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信網との間で送受信された電子メールに係るメール情報を記憶可能な携帯電話機との間で近距離無線通信回線を接続可能であり、携帯電話機に記憶されているメール情報を当該携帯電話機との間で近距離無線通信回線を接続していることを条件として当該携帯電話機から受信可能な近距離無線通信機能付きメール操作装置に関する。
Bluetooth(登録商標)(以下、BTと称する)通信機能を有する車載装置が搭載されている車両の車室内にBT通信機能を有する携帯電話機が持込まれ、それら携帯電話機と車載装置とが両者の間でBT通信回線を接続している状態で、通信網から携帯電話機への電子メールの着信が発生すると、携帯電話機から当該着信した電子メールに係るメール情報(着信日時、発信元、件名及び本文等)が車載装置に転送される構成が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−256341号公報
上記した特許文献1に記載されている構成では、携帯電話機と車載装置とが両者の間でBT通信回線を接続している状態であれば、BT通信回線の接続中に通信網から携帯電話機に受信された電子メールに係るメール情報が車載装置に転送されることで、それらのメール情報が携帯電話機と車載装置との間で同期される(記憶内容が同一とされる)。その結果、ユーザは、BT通信回線の接続中に通信網から携帯電話機に受信された電子メールに係るメール情報を車載装置で扱う(本文を表示させたり件名を一覧表示させたりする)ことが可能となる。
しかしながら、上記した特許文献1に記載されている構成では、BT通信回線の接続中でないときに通信網から携帯電話機に受信された電子メールに係るメール情報が携帯電話機と車載装置との間で同期されることはなく、ユーザは、BT通信回線の接続中でないときに通信網から携帯電話機に受信された電子メールに係るメール情報を車載装置で扱うことは不可能である。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、携帯電話機との間で近距離無線通信回線の接続中でないときに当該携帯電話機と通信網との間で送受信された電子メールに係るメール情報をユーザが近距離無線通信機能付きメール操作装置で扱うことができ、操作性を高めることができる近距離無線通信機能付きメール操作装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、制御手段は、接続手段と携帯電話機とが両者の間で近距離無線通信回線を接続したと判定した場合、前記携帯電話機に対してメール転送要求を送信することで、当該携帯電話機に記憶されているメール情報のうち当該携帯電話機が当該接続手段との間で近距離無線通信回線を接続していないときに通信網との間で送受信された電子メールに係るメール情報を含むメール情報をメール情報受信手段に受信させ、当該メール情報受信手段に受信させたメール情報をメール情報記憶手段に記憶させる。その後、メール情報に対するユーザ操作を操作受付手段が受付けると、制御手段は、当該操作受付手段が受付けたユーザ操作に応じてメール情報記憶手段に記憶されているメール情報を処理する。
これにより、接続手段と携帯電話機とが両者の間で近距離無線通信回線を接続した直後に、携帯電話機との間で近距離無線通信回線を接続していないときに携帯電話機と通信網との間で送受信された電子メールに係るメール情報が携帯電話機から近距離無線通信機能付きメール操作装置に転送されることで、それらのメール情報を携帯電話機と近距離無線通信機能付きメール操作装置との間で同期させることができる(記憶内容を同一とすることができる)。その結果、携帯電話機との間で近距離無線通信回線の接続中でないときに当該携帯電話機と通信網との間で送受信された電子メールに係るメール情報をユーザが近距離無線通信機能付きメール操作装置で扱うことができ、操作性を高めることができる。
請求項2に記載した発明では、前記携帯電話機から着信日時が新しい順に前記受信メールを受信することを特徴とする。
請求項3に記載した発明では、前記制御手段は、前記受信メールが転送されている途中で前記携帯電話機に新たなメール着信が発生した場合、前記メール転送要求を送信して前記受信メールの受信を再開することを特徴とする。
請求項4に記載した発明によれば、メール情報記憶手段は、接続手段との間で近距離無線通信回線を接続する複数の携帯電話機の個々に対応する複数の記憶領域を有し、制御手段は、接続手段との間で近距離無線通信回線を接続した携帯電話機を識別することで、メール情報受信手段に受信させたメール情報をメール情報記憶手段における当該携帯電話機に対応する記憶領域に記憶させる。これにより、接続手段との間で近距離無線通信回線を接続可能な複数の携帯電話機の個々を対象とし、携帯電話機との間で近距離無線通信回線を接続していないときに携帯電話機と通信網との間で送受信された電子メールに係るメール情報を携帯電話機と近距離無線通信機能付きメール操作装置との間で同期させることができる。
本発明の一実施形態を示す機能ブロック図 記憶部の受信メール情報記憶領域を示す図 フローチャート(その1) フローチャート(その2) シーケンス図
以下、本発明の近距離無線通信機能付きメール操作装置をBluetooth(登録商標)(以下、BTと称する)通信機能を有するBT対応の車載ハンズフリー装置に適用した一実施形態について、図面を参照して説明する。尚、ここでは、車載ハンズフリー装置が搭載されている車両の車室内に、BT通信機能を有するBT対応の携帯電話機が持込まれ、車載ハンズフリー装置と携帯電話機とがBT通信可能な状態にある場合を説明する。
車載ハンズフリーシステム1は、車載ハンズフリー装置2と携帯電話機3とから構成されている。車載ハンズフリー装置2は、制御部4(本発明でいう操作受付手段、制御手段)と、BTインタフェース(IF)部5(本発明でいう接続手段、メール情報受信手段)と、通話音声処理部6と、記憶部7(本発明でいうメール情報記憶手段)と、表示制御部8と、タッチ操作入力部9と、信号入力部10とを備えて構成されている。
制御部4は、周知のマイクロコンピュータからなるCPU、RAM、ROM及びI/Oバス等を有し、車載ハンズフリー装置2の通信動作や情報管理動作等の動作全般を制御する。BTインタフェース部5は、携帯電話機3との間でBT通信を行う機能を有し、携帯電話機3との間でBT通信回線(本発明でいう近距離無線通信回線)を接続している状態でBTの通信規格により定義されているハンズフリー通話を実現するためのハンズフリー・プロファイル(HFP)と電子メールに係るメール情報の転送を実現するためのメッセージ・アクセス・プロファイル(MAP)とを同時接続(所謂マルチ接続)可能に構成されている。
ここでいう電子メールとは周知のコンピュータネットワークを通じて交換される文字メッセージや画像情報等の総称である。又、BTインタフェース部5は、これらHFP及びMAPの他に、電話帳情報や発信履歴情報や着信履歴情報の転送を実現するためのフォンブック・アクセス・プロファイル(PBAP)や各種情報の転送を実現するためのオブジェクト・プッシュ・プロファイル(OPP)等を接続可能に構成されている。これらプロファイルは、機能毎に定義された通信プロトコルを意味している。
通話音声処理部6には車室内にあって例えばハンドルの近傍等のユーザが発した音声を集音し易い部位に配置されているマイクロホン11が接続されていると共に、車載ハンズフリー装置2の外部に配置されているオーディオアンプ12が接続されており、オーディオアンプ12には2個のスピーカ13、14が接続されている。スピーカ13は例えば運転席ドアに配置され、スピーカ14は例えば助手席ドアに配置されている。又、オーディオアンプ12にはチューナーデッキ15も接続されており、オーディオアンプ12はチューナーデッキ15が例えば音楽用記録媒体から再生した楽曲音やラジオ放送局から受信したラジオ番組を当該チューナーデッキ15から入力すると、それら入力した楽曲音やラジオ番組を増幅してスピーカ13、14から出力させる。
記憶部7は、各種情報を記憶可能に構成されており、BTインタフェース部5との間でBT通信回線を接続する複数の携帯電話機3の個々に対応し、通信網19から携帯電話機3に受信された電子メールである受信メールに係る受信メール情報を記憶する受信メール情報記憶領域と携帯電話機3から通信網19に送信された電子メールである送信メールに係る送信メール情報を記憶する送信メール情報記憶領域とを有して構成されている。
受信メール情報記憶領域は、図2に示すように、BTインタフェース部5との間でBT通信回線を接続する携帯電話機3の台数分だけ確保されており、受信メール情報記憶領域に記憶される受信メール情報は通信網19から携帯電話機3に受信された電子メールの着信日時、発信元、件名及び本文を含む情報である。又、図2では、携帯電話機Aにおける受信メール情報の最大記憶可能な件数をna、携帯電話機Bにおける受信メール情報の最大記憶可能な件数をnb、携帯電話機Nにおける受信メール情報の最大記憶可能な件数をnnとして示しているが、それら各携帯電話機3における受信メール情報の最大記憶可能な件数は固定値であっても良いし可変値であっても良い。又、それら受信メール情報の最大記憶可能な件数は対応する携帯電話機3における仕様上の最大記憶可能な件数と同値であっても良い。
送信メール情報記憶領域は、図示しないが、上記した受信メール情報記憶領域と同様に、BTインタフェース部5との間でBT通信回線を接続する携帯電話機3の台数分だけ確保されており、送信メール情報記憶領域に記憶される送信メール情報は携帯電話機3から通信網19に送信された電子メールの発信日時、発信先、件名及び本文である。この場合も、各携帯電話機3における送信メール情報の最大記憶可能な件数は固定値であっても良いし可変値であっても良い。又、それら送信メール情報の最大記憶可能な件数は対応する携帯電話機3における仕様上の最大記憶可能な件数と同値であっても良い。
又、記憶部7は、このように受信メール情報を記憶する受信メール情報記憶領域及び送信メール情報を記憶する送信メール情報記憶領域を有していることに加えて、例えば電話番号と登録名との対応を表す電話帳情報を記憶する電話帳情報記憶領域、車載ハンズフリー装置2からの発信動作又は当該車載ハンズフリー装置2との間でHFPを接続している携帯電話機3からの発信動作に係る発信時刻と発信電話番号との対応を表す発信履歴情報を記憶する発信履歴情報記憶領域、車載ハンズフリー装置2との間でHFPを接続している携帯電話機3の着信動作に係る着信時刻と着信電話番号との対応を表す着信履歴情報を記憶する着信履歴情報記憶領域等を有して構成されている。
信号入力部10は、キースイッチからアクセサリ(ACC)信号を入力し、制御部4は、キースイッチから入力しているACC信号がオン(ハイレベル)である場合には車載ハンズフリー装置2を電源オン状態として車載バッテリからの動作電力を全ての機能ブロックに供給させることで通常動作させ(ウェイクアップ状態で動作させ)、一方、キースイッチから入力しているACC信号がオフ(ロウレベル)である場合には車載ハンズフリー装置2を電源オフ状態として車載バッテリからの動作電力を限定した機能ブロックに供給させることで低消費電力動作させる(スリープ状態で動作させる)。
ディスプレイ装置16は、各種表示画面を表示する表示装置17と、表示画面上にタッチスイッチを形成するタッチ操作入力装置18とを備えて構成されている。表示制御部8は、制御部4から表示指令通知を入力すると、その入力した表示指令通知に基づいてディスプレイ装置16における表示装置17の表示動作を制御する。タッチ操作入力部9は、ユーザが表示画面上に形成されているタッチスイッチを操作したことに応じてタッチ操作入力装置18から操作検出通知を入力すると、その入力した操作検出通知を制御部4に出力し、制御部4は、タッチ操作入力部9から入力した操作検出通知を解析する。
尚、上記した構成において、記憶部7の受信メール情報記憶領域及び送信メール情報記憶領域は揮発性の性質を有しており、例えばユーザが降車することを目的としてイグニッションキーをオフ位置まで回動させたことに応じて制御部4がキースイッチから入力しているACC信号がオフになったと判定して装置電源をオフすると、ACC信号がオフになる直前の段階で受信メール情報記憶領域に記憶されていた受信メール情報及び送信メール情報記憶領域に記憶されていた送信メール情報は記憶状態が保持されることなく消去されるようになっている。
又、制御部4は、タッチ操作入力部9から入力した操作検出通知を解析した結果として、ユーザが記憶部7に記憶されているメール情報に対して本文を表示させたり件名を一覧表示させたりする操作をタッチ操作入力装置18により行ったと判定すると、その操作検出通知を解析した結果に応じた表示指令通知を表示制御部8に出力することで、ユーザが指定したメール情報の本文をディスプレイ装置16に表示させたり件名をディスプレイ装置16に一覧表示させたりする。
携帯電話機3は、自機の動作全般を制御する制御部、通信網19との間で電話通信を行う電話通信部、BT通信を行うBTインタフェース部、ユーザが操作する各種キーが配列されてなるキー入力部、通信網19から自機に受信された電子メールである受信メールに係る受信メール情報を記憶する受信メール情報記憶領域や自機から通信網19に送信された電子メールである送信メールに係る送信メール情報を記憶する送信メール情報記憶領域や例えば電話番号と登録名との対応を表す電話帳情報記憶領域等を有する記憶部、各種表示画面を表示する表示部、ユーザが発した音声を入力するマイクロホン、通話相手から受信した音声を受話音声として出力するスピーカを備えて構成されている。
この場合、携帯電話機3のBTインタフェース部は、車載ハンズフリー装置2との間でBT通信を行う機能を有し、車載ハンズフリー装置2のBTインタフェース部5と同様にしてHFPとMAPとを同時接続可能に構成されている。尚、上記した構成でいう通信網19とは携帯電話基地局や基地局制御装置等の周知の携帯電話通信サービスを提供する設備を含むものである。
次に、上記した構成の作用について、図3乃至図5を参照して説明する。図3は車載ハンズフリー装置2が行うBT通信回線接続処理をフローチャートにより示しており、図4は車載ハンズフリー装置2が行うBT通信回線切断処理をフローチャートにより示しており、図5は携帯電話機3と車載ハンズフリー装置2とが両者の間で行う処理をシーケンス図により示している。尚、ここでは、携帯電話機3と車載ハンズフリー装置2とが両者の間でBT通信回線を接続しているときに携帯電話機3に記憶されている受信メール情報が当該携帯電話機3から車載ハンズフリー装置2に転送される場合を説明する。
(1)BT通信回線接続処理
車載ハンズフリー装置2において、制御部4は、携帯電話機3との間でBT通信回線の接続要求が発生したか否かをメイン処理で周期的に監視しており、携帯電話機3との間でBT通信回線の接続要求が発生したと判定すると、メイン処理から図3に示すBT通信回線接続処理を割込み処理で開始する。
制御部4は、BT通信回線接続処理を開始すると、BT接続要求をBTインタフェース部5から携帯電話機3に送信させ(ステップS1)、携帯電話機3からBT接続応答をBTインタフェース部5により受信するのを待機する(ステップS2)。ここで、制御部4は、携帯電話機3から当該携帯電話機3を識別可能である例えばBTアドレス等の識別情報が含まれているBT接続応答をBTインタフェース部5により受信したと判定すると(ステップS2にて「YES」)、BTインタフェース部5と携帯電話機3との間でBT通信回線を接続させ(ステップS3)、ハンズフリー通話を実現するためのHFPを接続させ(ステップS4)、メール転送を実現するためのMAPを接続させる(ステップS5)。この場合、制御部4は、BT接続応答に含まれている識別情報を解析することでBT通信回線の接続相手である携帯電話機3を識別する。
次いで、制御部4は、受信メール一覧要求をBTインタフェース部5から携帯電話機3に送信させ(ステップS6)、携帯電話機3から受信メール一覧応答をBTインタフェース部5により受信するのを待機する(ステップS7)。携帯電話機3は、このようにして車載ハンズフリー装置2から送信された受信メール一覧要求が受信すると、その時点で自機の記憶部の受信メール情報記憶領域を参照し、その時点で受信メール情報記憶領域に記憶されている受信メール情報の全ての件数を取得し、その取得した全ての件数を含む受信メール一覧応答を車載ハンズフリー装置2に送信する。
制御部4は、携帯電話機3から受信メール一覧応答をBTインタフェース部5により受信したと判定すると(ステップS7にて「YES」)、受信メール一覧応答に含まれている件数を記憶し、受信メール転送要求をBTインタフェース部5から携帯電話機3に送信させ(ステップS8)、携帯電話機3から受信メール転送応答をBTインタフェース部5により受信するのを待機する(ステップS9)。携帯電話機3は、このようにして車載ハンズフリー装置2から送信された受信メール転送要求を受信すると、その時点で自機の記憶部の受信メール情報記憶領域に記憶されている全ての受信メールについて1件毎の受信メールに係る受信メール情報を含む受信メール転送応答を例えば着信日時が新しい順にしたがって車載ハンズフリー装置2に送信する。
制御部4は、携帯電話機3から1件分の受信メール情報が含まれている受信メール転送応答をBTインタフェース部5により受信したと判定すると(ステップS9にて「YES」)、その受信メール転送応答に含まれている1件分の受信メール情報を記憶部7の受信メール情報記憶領域に記憶させ、その受信メール転送応答に含まれている何件目であるかの情報と先に記憶した件数とを比較判定することで最後の受信メール情報が含まれている受信メール転送応答であるか否かを判定する(ステップS10)。
そして、制御部4は、最後の受信メール情報が含まれている受信メール転送応答でないと判定すると(ステップS10にて「NO」)、上記したステップS9に戻り、上記した処理を繰返して行う。一方、制御部4は、最後の受信メール情報が含まれている受信メール転送応答であると判定すると(ステップS10にて「YES」)、受信メール情報を受信メール情報記憶領域に記憶させる記憶動作を完了し(ステップS11)、BT通信回線接続処理を終了してメイン処理に戻る。
即ち、制御部4は、BTインタフェース部5と携帯電話機3との間でBT通信回線を接続させると、その直後に、BT通信回線を接続させた携帯電話機3の記憶部の受信メール情報記憶領域に記憶されている受信メール情報の全件を当該携帯電話機3から転送させて記憶部7の受信メール情報記憶領域に記憶させることで、携帯電話機3との間でBT通信回線を接続していないときに通信網19から携帯電話機3に受信された受信メールに係る受信メール情報を同期させる。
これにより、ユーザは、このような携帯電話機3から車載ハンズフリー装置2への受信メール情報の転送が完了した後では、携帯電話機3と車載ハンズフリー装置2とが両者の間でBT通信回線を接続していないときに通信網19から携帯電話機3に受信された受信メールに係る受信メール情報を車載ハンズフリー装置2のタッチ操作入力装置18を操作することで例えば本文を表示させたり件名を一覧表示させたりすることが可能となる。尚、上記した携帯電話機3から車載ハンズフリー装置2への受信メール情報の転送は、MAPが利用されて行われても良いし、HFPのデータ転送機能によりHFPが利用されて行われても良い。
(2)BT通信回線切断処理
車載ハンズフリー装置2において、制御部4は、携帯電話機3との間で接続させているBT通信回線の切断要求が発生したか否かをメイン処理で周期的に監視しており、携帯電話機3との間でBT通信回線の切断要求が発生したと判定すると、メイン処理から図4に示すBT通信回線切断処理を割込み処理で開始する。
制御部4は、BT通信回線切断処理を開始すると、BT切断要求をBTインタフェース部5から携帯電話機3に送信させ(ステップS21)、携帯電話機3からBT切断応答をBTインタフェース部5により受信するのを待機する(ステップS22)。ここで、制御部4は、BT切断応答をBTインタフェース部5により受信したと判定すると(ステップS22にて「YES」)、BTインタフェース部5と携帯電話機3との間で接続させているBT通信回線を切断させ(ステップS23)、その時点で記憶部7の受信メール情報記憶領域に記憶されている全ての受信メール情報を消去し(ステップS24)、BT通信回線切断処理を終了してメイン処理に戻る。
即ち、制御部4は、BTインタフェース部5と携帯電話機3との間で接続させているBT通信回線を切断させると、その直後に、BT通信回線を接続させた直後に記憶部7の受信メール情報記憶領域に記憶させた全ての受信メール情報を消去する。
尚、制御部4は、携帯電話機3から車載ハンズフリー装置2に受信メール情報が転送されている途中で通信網19から携帯電話機3への新たなメール着信が発生した場合には、その新たに発生したメール着信が完了した後に、その新たに発生したメール着信に対応する受信メールに係る受信メール情報をも含めて携帯電話機3から車載ハンズフリー装置2への受信メール情報の転送を最初から再開させる。
以上に説明したように本実施形態によれば、車載ハンズフリー装置2において、携帯電話機3との間でBT通信回線を接続した直後に、携帯電話機3に記憶されている通信網19から携帯電話機3に受信された受信メールに係る受信メール情報の全件が携帯電話機3から転送されるように構成したので、BT通信回線を接続していないときに通信網19から携帯電話機3に受信された受信メールに係る受信メール情報を携帯電話機3と車載ハンズフリー装置2との間で同期させることができ(記憶内容を同一とすることができ)、その結果、携帯電話機3との間でBT通信回線の接続中でないときに通信網19から携帯電話機3に受信された受信メールに係る受信メール情報をユーザが車載ハンズフリー装置2で扱うことができ、操作性を高めることができる。
又、BT通信回線を接続する複数の携帯電話機3の個々に対応して受信メール情報記憶領域を設けたので、車載ハンズフリー装置2との間でBT通信回線を接続可能な複数の携帯電話機3の個々を対象とし、BT通信回線を接続していないときに通信網19から携帯電話機3に受信された受信メールに係る受信メール情報を携帯電話機3と車載ハンズフリー装置2との間で同期させることができる。
又、携帯電話機3との間でBT通信回線を接続した直後に携帯電話機3から転送されて記憶させた受信メール情報を携帯電話機3との間でBT通信回線を切断した直後に消去するように構成したので、BT通信回線を切断した後に、携帯電話機3から転送された受信メール情報が記憶されたままで残ってしまうことを回避することができ、携帯電話機3から転送されたメール情報が例えば第三者により悪用されることを回避することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
近距離無線通信機能付きメール操作装置は、ハンズフリー機能を有する車載ハンズフリー装置2に限らず、メール情報を操作する機能を有している装置であれば、例えば車載ナビゲーション装置等の別の車載装置であっても良いし、車両に搭載される車載装置に限らず、ユーザが携帯可能な携帯機器やユーザが携帯不可能な据置型の固定機器であっても良い。
通信網19から携帯電話機3に受信された受信メールに係る受信メール情報を対象とすることに限らず、携帯電話機3から通信網19に送信された送信メールに係る送信メール情報を対象としても良い。即ち、携帯電話機3に記憶されている送信メール情報を当該携帯電話機3から車載ハンズフリー装置2に転送させることで、携帯電話機3との間でBT通信回線を接続していないときに携帯電話機3から通信網19に送信された送信メールに係る送信メール情報を同期させても良い。又、携帯電話機3に記憶されている受信メール情報と送信メール情報との双方を当該携帯電話機3から車載ハンズフリー装置2に転送させることで、それら受信メール情報と送信メール情報との双方を同期させても良い。
更に、携帯電話機3から車載ハンズフリー装置2に送信メール情報が転送されている途中で携帯電話機3から通信網19への新たなメール発信が発生した場合には、その新たに発生したメール発信が完了した後に、その新たに発生したメール発信に対応する送信メールに係る送信メール情報をも含めて携帯電話機3から車載ハンズフリー装置2への送信メール情報の転送を最初から再開させるようにしても良い。
図面中、2は車載ハンズフリー装置(近距離無線通信機能付きメール操作装置)、3は携帯電話機、4は制御部(操作受付手段、制御手段)、5はBTインタフェース部(接続手段、メール情報受信手段)、7は記憶部(メール情報記憶手段)、19は通信網である。

Claims (4)

  1. 通信網との間で送受信された電子メールに係るメール情報を記憶する携帯電話機との間で近距離無線通信回線を接続する接続手段と、
    携帯電話機に記憶されているメール情報を前記接続手段と当該携帯電話機とが両者の間で近距離無線通信回線を接続していることを条件として当該携帯電話機から受信するメール情報受信手段と、
    前記接続手段との間で近距離無線通信回線を接続している携帯電話機から前記メール情報受信手段に受信されたメール情報を記憶するメール情報記憶手段と、
    前記メール情報記憶手段に記憶されているメール情報に対するユーザ操作を受付可能な操作受付手段と、
    前記操作受付手段が受付けたメール情報に対するユーザ操作に応じて前記メール情報記憶手段に記憶されているメール情報を処理する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記接続手段と携帯電話機とが両者の間で近距離無線通信回線が接続されたと判定された場合に、前記携帯電話機に対してメール転送要求を送信することで、当該携帯電話機に記憶されているメール情報のうち当該携帯電話機が当該接続手段との間で近距離無線通信回線を接続していないときに通信網から当該携帯電話機に受信された電子メールである受信メール、当該携帯電話機から通信網に送信された電子メールである送信メール、又は前記受信メールと前記送信メールとの両方に係るメール情報を前記メール情報受信手段に受信させ、当該メール情報受信手段に受信させたメール情報を前記メール情報記憶手段に記憶させることを特徴とする近距離無線通信機能付きメール操作装置。
  2. 前記携帯電話機から着信日時が新しい順に前記受信メールを受信することを特徴とする請求項1記載の近距離無線通信機能付きメール操作装置。
  3. 前記制御手段は、前記受信メールが転送されている途中で前記携帯電話機に新たなメール着信が発生した場合、前記メール転送要求を送信して前記受信メールの受信を再開することを特徴とする請求項1または2記載の近距離無線通信機能付きメール操作装置。
  4. 請求項1から3いずれかに記載した近距離無線通信機能付きメール操作装置において、
    前記メール情報記憶手段は、前記接続手段との間で近距離無線通信回線を接続する複数の携帯電話機の個々に対応する複数の記憶領域を有し、
    前記制御手段は、前記接続手段との間で近距離無線通信回線を接続した携帯電話機を識別することで、前記メール情報受信手段に受信させたメール情報を前記メール情報記憶手段における当該携帯電話機に対応する記憶領域に記憶させることを特徴とする近距離無線通信機能付きメール操作装置。
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