JP2005050113A - インスタントメッセージ利用システム,送信クライアント,中継サーバ,受信クライアント,インスタントメッセージ利用方法およびそのプログラム。 - Google Patents

インスタントメッセージ利用システム,送信クライアント,中継サーバ,受信クライアント,インスタントメッセージ利用方法およびそのプログラム。 Download PDF

Info

Publication number
JP2005050113A
JP2005050113A JP2003281157A JP2003281157A JP2005050113A JP 2005050113 A JP2005050113 A JP 2005050113A JP 2003281157 A JP2003281157 A JP 2003281157A JP 2003281157 A JP2003281157 A JP 2003281157A JP 2005050113 A JP2005050113 A JP 2005050113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
client
instant
user
relay server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003281157A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Tanaka
信一 田中
Takafumi Azuma
貴文 東
Yukiyoshi Hirose
幸由 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2003281157A priority Critical patent/JP2005050113A/ja
Publication of JP2005050113A publication Critical patent/JP2005050113A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 本発明は,インスタントメッセージ利用システムにログオンされていないクライアントに対してもメッセージを送信すること,および,受信されたメッセージを複数のクライアントで確認することを目的とする。
【解決手段】 通信網を介して送信クライアント112と,受信クライアント116と,上記送信クライアントと上記受信クライアントを中継する中継サーバ114とからなり,上記中継サーバにインスタントメッセージを記憶するメッセージ記憶手段156が設けられているインスタントメッセージ利用システムが提供される。かかる構成により,ログオンされていないユーザに対しても,次にログオンされた時に送信処理を行うことができ,上記メッセージ記憶手段を参照することにより,複数のクライアントで共通のインスタントメッセージ情報を得ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は,インスタントメッセージ利用システム,送信クライアント,中継サーバ,受信クライアント,インスタントメッセージ利用方法およびそのプログラムに関する。
従来,通信網を利用して特定の相手にメッセージを伝達するため,クライアント間のメッセージ交換システムである電子メールや,リアルタイムにメッセージを交換するチャットといった方法がとられていた。
また,電子メールにおいて特定のグループに対してメッセージを伝達するために,複数のアドレスを設定して送信する方法や,特定の条件を満たすユーザクライアント群にグループアドレスを送信し,このグループアドレスによって情報を交換する(例えば,特許文献1)方法が知られる。
また,近年においては,特定なグループから現在送信可能な状態にある送信相手を選択し,その相手に対してリアルタイムにメッセージを送信するインスタントメッセージング技術による方法も知られるようになった。
特開2003−134161号公報
しかし,従来のインスタントメッセージング技術によるシステムでは,インスタントメッセージを当該システムにログオンしていないユーザに対して送信することができなかった。また,ユーザがパーソナルコンピュータ等の複数のクライアントを所有している場合,ある一つのクライアントでメッセージを受信すると,他のクライアントではそのメッセージを確認することができなかった。
本発明は,従来のインスタントメッセージング技術が有する上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,上記インスタントメッセージング技術によるシステムにログオンされていないクライアントに対してもメッセージを送信することができ,さらに送信された上記メッセージを複数のクライアントで確認することが可能な,新規かつ改良されたインスタントメッセージ利用システム,送信クライアント,中継サーバ,受信クライアント,インスタントメッセージ利用方法およびそのプログラムを提供することである。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,通信網に接続され,インスタントメッセージを送信する送信クライアントと;通信網に接続され,インスタントメッセージを受信する受信クライアントと;通信網に接続され,上記送信クライアントと上記受信クライアントを中継する中継サーバとからなる,インスタントメッセージ利用システムであって,インスタントメッセージング技術によるシステムにログオンされていないクライアントに対してもメッセージを送信することができ,さらに送信された上記メッセージを複数のクライアントで確認することが可能なインスタントメッセージ利用システムが提供される。
ここでインスタントメッセージは,特定なグループから現在送信可能な状態にある送信相手を選択し,その相手に対してリアルタイムにメッセージを送信するインスタントメッセージング技術によって作成されたメッセージを含む。詳細には,連絡をしようとする相手の現在の状態を常に表示するプレゼンスサービスと,相手に即座にメッセージを伝えることができるメッセージングサービスを主に有する。上記プレゼンスサービスやメッセージ表示形式において従来のチャットと相違し,上記メッセージングサービスにおいて電子メールとその方式を異とする。また,ログオンとは,上記中継サーバへのログイン行為により中継サーバとオンライン接続された状態を言い,以下単にログオンという時は,上記送信クライアントまたは受信クライアントが中継サーバにログオンされていることを言う。
上記課題を解決するために,本発明の第2の観点によれば,通信網を介して,インスタントメッセージを受信する受信クライアントと,インスタントメッセージを上記受信クライアントに中継する中継サーバとに接続され,インスタントメッセージを上記中継サーバに送信する送信クライアントであって:上記中継サーバにインスタントメッセージの利用者として登録されている1または2以上のユーザから,インスタントメッセージを送信する1または2以上のユーザを選択させるユーザ選択手段と;送信するインスタントメッセージを作成させるメッセージ作成手段と;上記メッセージ作成手段によって作成されたインスタントメッセージを,上記中継サーバに送信するメッセージ送信手段とを備えることを特徴とする,送信クライアントが提供される。
かかる構成により,特定のグループ内から送信を希望する相手を選択でき,その選択した相手のみに作成したインスタントメッセージを送信することが可能となる。
また,上記中継サーバにログオンする送信準備手段をさらに備えるとしても良い。かかる構成により,ログオンという手順を経由した送信ユーザのみをインスタントメッセージ送信可能ユーザとすることができる。
また,上記中継サーバに登録されている1または2以上のユーザの,現在の状態であるプレゼンスを表示するプレゼンス表示手段をさらに備えるとしても良い。ここで,上記プレゼンスは,上記中継サーバへのユーザが使用する受信クライアントのログオンの有無,ユーザの在席状態,送信メッセージに対する制限からなる群から選択される1または2以上のユーザの状態とすることができる。
かかる構成により,インスタントメッセージの送信ユーザは,送信する相手が現在受信可能な状態にあるかどうかを確認でき,受信可能な相手にのみ送信することが可能となる。また,相手が受信可能な場合でも,不在でインスタントメッセージを確認することができない状態であるか,または,在席はしているが受信困難,例えば忙しい等の意思表示をしているため送信を控えた方が良い状態であるかを知ることができる。
また,上記ユーザ選択手段は,上記中継サーバに受信クライアントを介してログオンしていないユーザも選択させることができるとしても良い。本送信クライアントを上記中継サーバと組み合わせることにより上記ログオンしていないユーザに対してもインスタントメッセージを送信することが可能となる。従って,送信相手として上記ログオンしていないユーザも選択させることができる。
また,上記ユーザ選択手段は,上記中継サーバにインスタントメッセージの利用者として登録された複数のユーザからなるグループ単位で選択させることが可能であるとしても良い。上記ログオンしていないユーザにもインスタントメッセージを送信できる構成により,予め設定されたグループの構成員が1または2以上ログオンしていないとしても,かかる状態に拘わらずこの様なグループ全体に対してインスタントメッセージの送信が可能となる。
上記課題を解決するために,本発明の第3の観点によれば,通信網を介して,インスタントメッセージを送信する送信クライアントとインスタントメッセージを受信する受信クライアントとに接続され,上記送信クライアントと上記受信クライアントとの間でインスタントメッセージを中継する中継サーバであって:上記送信クライアントから送信されたインスタントメッセージを受信し,送信クライアントによって選択されたユーザがログオンしている受信クライアントに送信するメッセージ送受信手段と;上記登録された各ユーザが使用する上記受信クライアントのログオンの有無を管理し,上記送信クライアントに対して上記ログオンの有無を送信するログオン状態管理手段とを備えることを特徴とする,中継サーバが提供される。
かかる構成により,インスタントメッセージの送受信を円滑に行うことができる。上記ログオン状態管理手段は,登録されたユーザに対するログオンの有無を管理し,インスタントメッセージの送信ユーザに,送信相手としての受信ユーザがログオンしているか,即ち受信ユーザがインスタントメッセージを直ちに読むことが可能であるかを知らせる。
また,上記送信クライアントより受信したインスタントメッセージを記憶するメッセージ記憶手段をさらに備えるとしても良く,上記メッセージ送受信手段は,上記受信クライアントがログオンされている場合,上記送信クライアントより受信したインスタントメッセージを,上記受信クライアントに送信し,上記受信クライアントがログオンされていない場合,上記送信クライアントより受信したインスタントメッセージを,上記メッセージ記憶手段で一旦記憶保持し,上記受信クライアントがログオンされた後,上記受信クライアントに送信することもできる。
かかるメッセージ記憶手段を有する構成により,上記中継サーバにログオンしていないユーザに対してもインスタントメッセージの送信を行うことができる。また,受信ユーザ側からは,ログオンしていない時に送信されたインスタントメッセージも,次にログオンした時に受信できることから,常にログオン状態にしておく必要が無くなる。
また,上記メッセージ記憶手段は,登録されたユーザ毎にユーザ記憶領域を備え,上記メッセージ記憶手段は,上記送信クライアントより受信したインスタントメッセージを,上記ユーザ選択手段により選択されたユーザが使用する受信クライアントのログオンの有無に拘わらず,上記ユーザに対応したユーザ記憶領域で記憶保持し,上記ユーザが使用する1または2以上の受信クライアントは,上記ユーザ記憶領域に記憶された同一のインスタントメッセージを,ユーザ記憶領域から削除しない限り複数回受信できるとしても良い。
かかる構成により,上記送信クライアントより受信した全てのインスタントメッセージは,各ユーザに対応したユーザ記憶領域に記憶され,記憶されたインスタントメッセージは,受信するユーザの有する1または2以上のユーザ受信クライアントにおいて重複して確認することができる。かかる確認においては,ユーザ記憶領域から上記インスタントメッセージが削除されない限り記憶されているインスタントメッセージを何時でも,何度でも受信確認できる。この様にして,かかるユーザが,一旦受信クライアントでインスタントメッセージを受信した場合においても,さらに他の受信クライアントで同じインスタントメッセージを確認できる。
また,上記ユーザ記憶領域は,ユーザがユーザ登録した時に上記ユーザに対応して形成されるとしても良い。かかる構成により,ユーザが中継サーバにユーザ登録する際上記ユーザ記憶領域が形成され,直ちにユーザ記憶領域を使用することができる。
また,上記受信クライアントがログオンしたとき,ユーザ記憶領域に記憶されているインスタントメッセージに関する情報を上記受信クライアントに送信する,メッセージ情報送信手段をさらに備えるとしても良い。ここで上記インスタントメッセージに関する情報は,上記ユーザ記憶領域に記憶されている全てのインスタントメッセージのメッセージID(Identification:識別子)としても良い。
上記中継サーバが上記受信クライアントと組合わさり,この様にインスタントメッセージに関する情報を上記受信クライアントに与え,受信クライアントに保持されている内容と比較することが可能となる。ここで,インスタントメッセージに関する情報は,上記に示す通りメッセージIDであることが望ましく,メッセージIDの有無を比較することによってインスタントメッセージの有無を判断することが可能となる。
また,ユーザの登録は,個人単位の登録と,上記個人単位で登録された複数のユーザからなるグループ単位の登録とが可能であるとしても良い。かかる構成により,上記送信クライアントからグループ単位によるユーザの指定が可能となる。
また,上記受信クライアントからのメッセージ削除指令を受けた場合,該当するインスタントメッセージを上記メッセージ記憶手段から削除するメッセージ削除手段をさらに備えるとしても良い。かかる構成により,適時,必要なくなったインスタントメッセージを上記メッセージ記憶手段から削除することができる。この削除した内容は,復活不可であるが,別途のアプリケーションにより復活できるとしても良い。
上記課題を解決するために,本発明の第4の観点によれば,通信網を介して,インスタントメッセージを送信する送信クライアントと,上記送信クライアントからのインスタントメッセージを中継する中継サーバとに接続され,上記中継サーバからのインスタントメッセージを受信する受信クライアントであって:上記中継サーバにログオンする受信準備手段と;上記中継サーバからのインスタントメッセージを受信するメッセージ受信手段と;上記メッセージ受信手段によって受信されたインスタントメッセージを記憶保持するメッセージ保持手段と;上記メッセージ保持手段で保持されているインスタントメッセージを表示するメッセージ表示手段とを備えることを特徴とする,受信クライアントが提供される。
かかる構成により,上記中継サーバより受信したインスタントメッセージを受信クライアントにおいて表示することができる。
また,上記メッセージ表示手段は,上記インスタントメッセージを付箋形式のメッセージウィンドウとして表示することができる。さらに,上記インスタントメッセージは,受信クライアントが中継サーバからログオフしても,上記メッセージ保持手段によって保持される。かかる構成により,一旦インスタントメッセージを受信すると,受信クライアントの画面に付箋形式で表示され続けることが可能になり,その後に上記中継サーバとのログオン状態が解除されたとしても上記表示に影響はない。
また,上記中継サーバへログオンした後で,上記メッセージ保持手段で保持されている1または2以上のインスタントメッセージと上記中継サーバで記憶保持されている1または2以上のインスタントメッセージとを比較し,管理するメッセージ管理手段をさらに備え,上記メッセージ管理手段は,上記中継サーバの記憶内容と整合性をとるために,上記メッセージ保持手段と比較して新たに追加されたインスタントメッセージの受信をメッセージ受信手段に指令し,既に上記中継サーバから削除されているインスタントメッセージをメッセージ保持手段から削除することができるとしても良い。
かかる構成により,上記中継サーバにログオンした場合,少なくともその時点における中継サーバ内のユーザ記憶領域の内容と受信クライアントのメッセージ保持手段での保持内容を一致させることができる。この様なことから,複数の受信クライアントを使用する場合においても常に最新の状態に更新することが可能となる。
また,上記メッセージ管理手段は,さらに,上記メッセージ保持手段に保持されているインスタントメッセージの受信状態であるメッセージ状態画面を表示させることができるとしても良い。かかる構成によって,受信クライアントに保持されているインスタントメッセージを統括的に管理することができる。また,上記メッセージ状態画面は,上記メッセージ保持手段から削除されたインスタントメッセージの削除リストと,上記メッセージ保持手段において保持されている保持リストとからなり,さらに上記保持リストから,インスタントメッセージの画面上における「表示」・「非表示」を選択させることが可能であり,上記メッセージ表示手段は,上記保持リストでの選択に従って,「表示」が選択されているインスタントメッセージのみを表示することができる。
かかる構成により,削除されたインスタントメッセージの履歴も削除リストとして参照可能となる。また,付箋形式として画面上に残っているインスタントメッセージもその表示の優先順位に従って,表示とするか非表示とするかを選択でき,長期間上記中継サーバにログオンする機会がなく,大量のインスタントメッセージが一度に受信された場合も,上記メッセージ状態画面によって一旦整理し,必要なものだけを表示することが可能となる。
また,上記メッセージ表示手段によって表示されたメッセージウィンドウが削除されると,上記中継サーバに,該当するインスタントメッセージのメッセージ削除指令を行うメッセージ削除送信手段をさらに備えるとしても良い。
この場合の削除は,上記「非表示」と違い,上記中継サーバ内のユーザ記憶領域からの完全な削除を示す。この様にして,適時,必要なくなったインスタントメッセージが削除可能であり,一旦削除されたインスタントメッセージは,同一ユーザの使用する他の受信クライアントにおいても新たに受信されることは無い。
かかる送信クライアント,中継サーバ,受信クライアントは,パーソナルコンピュータ,PDA(Personal Digital Assistant),携帯電話,テレビ会議システムを含む装置で構成される。上記PDA,携帯電話の場合は,表示可能な画面が小さいため,上記画面上の付箋表示の代わりにリスト表示形式にすることも可能である。
かかる送信クライアントと受信クライアントは,1つのクライアントで構成することもでき,さらに上記2つのクライアントは,上記中継サーバの機能を有する構成にすることもできる。
また,コンピュータによって,上記送信クライアント,上記中継サーバ,または,上記受信クライアントとして機能するコンピュータプログラムも提供される。さらに,通信網に接続され,インスタントメッセージを送信する送信クライアントと;通信網に接続され,インスタントメッセージを受信する受信クライアントと;通信網に接続され,上記送信クライアントと上記受信クライアントを中継するインスタント中継サーバとを利用して,上記のようなインスタントメッセージングを行うインスタントメッセージ利用方法も提供される。
以上説明したように本発明によれば,上記インスタントメッセージ利用システムにおいて,上記中継サーバにログオンされていないクライアントに対してもメッセージを送信することができる。また,送信されたインスタントメッセージを同一ユーザにおける複数の受信クライアントで確認することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書および図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
インスタントメッセージング技術によるインスタントメッセージは,通信網を利用して特定の相手にメッセージを伝達することに関しては従来のチャットや電子メールと目的を同じにする。
しかし,インスタントメッセージは,連絡をしようとする相手の現在の状態を常に表示するプレゼンスサービスや,相手に即座にメッセージを伝えることができるメッセージングサービスを有し,上記プレゼンスサービスやメッセージ表示形式において従来のチャットと相違し,上記メッセージングサービス即ち,サーバに対してメッセージを受信しにいく処理が行われないことにおいて電子メールとその方式を異とする。
(インスタントメッセージ利用システム)
図1は,インスタントメッセージ利用システムの概略を示すブロック図である。
インスタントメッセージ利用システムは,通信網110に接続された,送信クライアント112と,中継サーバ114と,受信クライアント116とから構成される。
上記通信網110は,例えば公衆回線網であるインターネットのネットワーク網を含み,電話回線等により上記サーバや各クライアントが接続される。
上記送信クライアント112は,インスタントメッセージを作成し,上記中継サーバ114にこのインスタントメッセージを送信する。インスタントメッセージの入力は,送信クライアント112に設けられた入力装置から行う。
上記中継サーバ114は,上記送信クライアント112から送信されたインスタントメッセージを受信し,送信クライアント112により選択された受信クライアント116に対して送信を行う。
上記受信クライアント116は,上記中継サーバ114から送信されたインスタントメッセージを受信し,表示装置に表示する。
この様に送信クライアント112を使用するユーザAは,インスタントメッセージを受信クライアント116の使用ユーザであるユーザBやユーザCに送信しようと考えたとき,先ずユーザBおよびユーザCを選択し,送信クライアント112において送信対象であるインスタントメッセージを作成する。作成されたインスタントメッセージは一旦中継サーバ114に送られ,最終的にユーザBの受信クライアント118,ユーザCの受信クライアント120に到達する。
(送信クライアント112)
図2は,送信クライアント112の構成を示すブロック図である。
上記送信クライアント112は,送信クライアント制御部130と,送信準備手段132と,プレゼンス表示手段134と,ユーザ選択手段136と,メッセージ作成手段138と,メッセージ送信手段140と,入力装置142と,表示装置144とから構成される。
上記送信クライアント制御部130は,中央処理装置(CPU)を含む制御装置により送信クライアント112を管理および制御する。
上記送信準備手段132は,ユーザがインスタントメッセージングのサービスを受ける際,中継サーバ114にログオンする処理を行う。この様にユーザがログオンすることによって中継サーバ114への送信が可能となる。
上記プレゼンス表示手段134は,上記のように中継サーバ114に登録されている1または2以上のユーザにおける現在の状態であるプレゼンスを表示装置144に表示する。上記ユーザにおける現在の状態は,中継サーバ114において一括管理され,プレゼンス表示手段134は,その結果を参照して表示している。この様にして,インスタントメッセージの送信ユーザは,送信する相手が現在受信可能な状態にあるかどうかを確認でき,受信可能な相手にのみ送信することが可能となる。
また,上記プレゼンスは,中継サーバ114へのログオンの有無,ユーザの在席状態,送信メッセージに対する制限等である。この様なプレゼンスを表示することにより中継サーバ114へのログオンの有無を確認するだけでなく,相手の在席状態や受信意志も確認できる。
上記ユーザ選択手段136は,送信クライアント112のユーザに,インスタントメッセージを送信する相手である受信ユーザを選択させる。具体的にユーザは,上記プレゼンス表示手段134により表示された各受信ユーザのプレゼンスを参照して,上記中継サーバ114に登録されている1または2以上のユーザから受信ユーザを選択する。この時本実施形態によるユーザ選択手段136では,上記中継サーバ114に対してログオンしていないユーザも選択させることが可能であり,さらに中継サーバ114に登録された複数のユーザからなるグループ単位で選択させることも可能である。上記相手ユーザの選択は,表示装置144を確認しながら入力装置142により行う。
上記メッセージ作成手段138は,この様に選ばれた受信ユーザに送信するインスタントメッセージを作成させる。メッセージの入力は上記入力装置142から行う。
メッセージ送信手段140は,上記メッセージ作成手段138によって作成されたインスタントメッセージを,上記中継サーバ114に送信する。この中継サーバ114に送信されたインスタントメッセージは,上記ユーザ選択手段136で選択されたユーザに送信される。また,上記インスタントメッセージには,インスタント利用システム固有のメッセージIDが付加される。
(中継サーバ114)
図3は,中継サーバ114の構成を示すブロック図である。
中継サーバ114は,中継サーバ制御部150と,ログオン状態管理手段152と,メッセージ送受信手段154と,メッセージ記憶手段156と,メッセージ情報送信手段158と,メッセージ削除手段160とから構成される。
上記中継サーバ制御部150は,中央処理装置(CPU)を含む制御装置により中継サーバ114を管理および制御する。
上記ログオン状態管理手段152は,登録されたユーザが使用する上記受信クライアント116のログオンの有無を管理し,上記送信クライアント112に対して各ユーザの上記ログオンの有無を送信する。この様にしてインスタントメッセージの送信ユーザに,送信相手としての受信ユーザがログオンしているか,即ち受信ユーザがインスタントメッセージを直ちに読むことが可能であるかを知らせる。
このログオン状態管理手段152の前提として,インスタントメッセージを利用するユーザの登録が必要であり,この登録は,個人単位の登録と,上記個人単位で登録された複数のユーザからなるグループ単位の登録がある。
上記メッセージ送受信手段154は,上記送信クライアント112から送信されたインスタントメッセージを受信し,送信クライアント112によって選択されたユーザの受信クライアント116に送信する。
上記メッセージ記憶手段156は,上記送信クライアント112より受信したインスタントメッセージを記憶する。受信クライアント116がログオンされている場合は,上記のようにメッセージ送受信手段154は,送信クライアント112より受信したインスタントメッセージを,受信クライアント116に送信する。しかし,受信クライアント116がログオンされていない場合,インスタントメッセージはこのメッセージ記憶手段156で一旦記憶保持され,受信クライアント116がログオンされた後,受信クライアント116に送信される。
また,メッセージ記憶手段156は,中継サーバ114に登録されたユーザ毎に,上記登録されたユーザに対応したユーザ記憶領域162を備えることもできる。この場合,メッセージ記憶手段156は,送信クライアント112より受信したインスタントメッセージを,受信クライアント116のログオンの有無に拘わらず,各ユーザに対応したユーザ記憶領域162で記憶保持される。このことにより,上記ユーザが使用する1または2以上の受信クライアント116は,中継サーバ114へログオンすることによって,ユーザ記憶領域162に記憶されたインスタントメッセージを,ユーザ記憶領域162から削除しない限り何度でも受信できる。
この様に,上記送信クライアント112より受信した全てのインスタントメッセージは,各ユーザに対応したユーザ記憶領域162に記憶され,記憶されたインスタントメッセージは,受信するユーザの有する1または2以上のユーザ受信クライアントにおいて重複して確認することができる。
また,ユーザ記憶領域162は,ユーザが中継サーバ114に登録した時に上記ユーザ毎に対応して形成される。
上記メッセージ情報送信手段158は,受信クライアント116がログオンしたとき,ユーザ記憶領域162に記憶されているインスタントメッセージに関する情報を,上記受信クライアント116に送信する。この情報は,上記ユーザ記憶領域162に記憶されている全てのインスタントメッセージのメッセージIDであっても良い。このメッセージIDを含む情報は,受信クライアント116に送信され,受信クライアント116のインスタントメッセージの保持内容の更新に使用される。
上記メッセージ削除手段160は,受信クライアント116からのメッセージ削除指令を受けた場合,該当するインスタントメッセージをメッセージ記憶手段156から削除する。この様に,適時必要なくなったインスタントメッセージを上記メッセージ記憶手段156から削除することができる。
(受信クライアント116)
図4は,受信クライアント116の構成を示すブロック図である。
受信クライアント116は,受信クライアント制御部170と,受信準備手段172と,メッセージ受信手段174と,メッセージ保持手段176と,メッセージ表示手段178と,メッセージ管理手段180と,メッセージ削除送信手段182と,入力装置184と,表示装置186とから構成される。
上記受信クライアント制御部170は,中央処理装置(CPU)を含む制御装置により受信クライアント116を管理および制御する。
上記受信準備手段172は,ユーザがインスタントメッセージングのサービスを受ける際,中継サーバ114にログオンする処理を行う。この様にユーザがログオンすることによって中継サーバ114からの受信が可能となる。
上記メッセージ受信手段174は,中継サーバ114からのインスタントメッセージを受信する。
上記メッセージ保持手段176は,上記メッセージ受信手段174によって受信されたインスタントメッセージを記憶保持する。
上記メッセージ表示手段178は,上記メッセージ保持手段176で保持されているインスタントメッセージをメッセージウィンドウとして表示装置186上に表示する。このメッセージ表示手段178は,上記メッセージ保持手段176に,該当するインスタントメッセージが保持されている限り,付箋形式のメッセージウィンドウとして表示することが可能である。この様に一旦インスタントメッセージを受信すると,受信クライアント116の表示装置186に付箋形式で表示され続ける。
上記メッセージ管理手段180は,中継サーバ114へログオンした後で,メッセージ保持手段176で保持されている1または2以上のインスタントメッセージと上記中継サーバ114で記憶保持されている1または2以上のインスタントメッセージとを比較し,管理する。詳細には,上記中継サーバ114の記憶内容と整合性をとるために,上記メッセージ保持手段176と比較して新たに追加されたインスタントメッセージの受信をメッセージ受信手段174に指令し,既に上記中継サーバ114から削除されているインスタントメッセージをメッセージ保持手段176から削除する。この比較の基となる中継サーバ114からの情報は,上記に示したメッセージIDを含む。
受信クライアント116が中継サーバ114にログオンした場合,少なくともその時点における中継サーバ114内のユーザ記憶領域162の内容と受信クライアント116のメッセージ保持手段176での保持内容を一致させることができる。このことにより,複数の受信クライアントを使用する場合においても常に最新の状態に更新することが可能となる。
さらにメッセージ管理手段180は,メッセージ保持手段176に保持されているインスタントメッセージの受信状態であるメッセージ状態画面を表示させることも可能である。上記メッセージ状態画面は,上記メッセージ保持手段176から削除されたインスタントメッセージの削除リストと,まだ上記メッセージ保持手段176において保持されている保持リストとからなり,さらに上記保持リストから,インスタントメッセージの画面上における「表示」・「非表示」を選択させることが可能である。また,上記メッセージ表示手段178は,上記保持リストでの選択に従って,「表示」が選択されているインスタントメッセージのみを表示することもできる。
メッセージ削除送信手段182は,メッセージ表示手段178によって表示されたメッセージウィンドウが,入力装置184により削除されると,中継サーバ114に,該当するインスタントメッセージのメッセージ削除指令を行う。
(インスタントメッセージの構成)
図5は,インスタントメッセージ190の構成図である。
インスタントメッセージ190は,メッセージID192と,メッセージ本文194を含んで構成される。
上記メッセージID192は,インスタントメッセージ利用システムおいて,メッセージを特定するために使用される識別子であり,固有の番号で表される。
上記メッセージ本文194は,ユーザが作成するメッセージの本文であって,テキスト形式などで表される。
(ユーザ登録)
上記送信クライアント112と受信クライアント116は,通常同一のクライアントにおいて実現される。かかる両クライアントの機能を有することにより,1ユーザがインスタントメッセージの送信と受信を行うことが可能となる。また,各ユーザは,送信および受信機能を備えた同一のアプリケーションを利用できる。
以下に示すインスタントメッセージ利用システムにおいては,各ユーザの使用するクライアントは,上記送信クライアント112と受信クライアント116の両機能を有するクライアントである。
図6は,インスタントメッセージ利用システムにおけるユーザ登録を示したブロック図である。
ユーザAは,クライアント210から本実施形態にかかるインスタントメッセージ利用システムに登録する。先ず,ユーザAは,クライアント210を起動する。その後で,ユーザ登録画面212のユーザ名214,ログインID216,パスワード218を入力し,登録ボタン220を押すことにより,ユーザAが登録される。ここで登録を止める場合はキャンセルボタン222を押す。
中継サーバ114において,上記ユーザAの登録が認証されると,ログオンの有無を管理しているログオン状態管理手段152にユーザ名214,ログインID216,パスワード218を含むユーザ情報230が登録される。同様に,同システムを利用するユーザBのユーザ情報232およびユーザCのユーザ情報234も登録される。この様な登録によってユーザを管理し,また,登録のときに形成されるログオン・オフのフラグにより各ユーザのログオン状態を認識することが可能となる。ユーザ情報としては,この他にもプロフィールなどを含むこともできる。
また,上記のユーザ登録と同時にメッセージ記憶手段156に各ユーザに対応するユーザ記憶領域162が形成される。各ユーザ記憶領域162は,各ユーザに対応して,ユーザAのユーザ記憶領域236,ユーザBのユーザ記憶領域238,ユーザCのユーザ記憶領域240に独立して形成される。
(中継サーバ114へのログオン)
図7は,上記クライアントが中継サーバ114へログオンするためのログイン画面である。ここでは,ユーザAがログオンする場合を想定する。
クライアント210において,図7で表されたログイン画面を起動する。その後で上記画面に,上記ユーザ登録で登録されたログインID250とパスワード252を入力し,ログインボタン254を押す。この様な手順で中継サーバ114にログオンすることができる。この様にしてログオン状態管理手段152におけるユーザ情報230のログオン・オフフラグがオンとなり,インスタントメッセージ利用システムにおいてユーザAのログオン状態が認識される。また,ログインをキャンセルする場合は,キャンセルボタン256を押す。
図8は,サーバに登録されたユーザのログオン状態を示したブロック図である。ここでは,ユーザAのクライアント210とユーザCのクライアント262が中継サーバ114にログオンされ,ユーザBのクライアント260はログオンされていない。従って,ログオン状態管理手段152のユーザAとユーザCに関するログオン・オフフラグはオン,ユーザBに関してはオフとなっている。
(プレゼンス表示手段134)
この様な中継サーバ114に対するログオン状態を含むユーザの現在の状態であるプレゼンスを各クライアントにおいて確認できる。
図9は,上記プレゼンス表示手段134によって表示されたユーザの選択画面280を示した図である。
上記選択画面280は,中継サーバ114に登録されたユーザのユーザリストによって表される。この時,ユーザAとユーザCは中継サーバ114にログオンされているのでユーザAの横にはユーザAのログオンマーク282である「○」が,ユーザCの横にもユーザCのログオンマーク284である「○」が表示される。また,ユーザBは,ログオンされていないのでユーザBのログオンマーク286は,「×」となっている。このことによってユーザAは,ユーザBとユーザCのログオン状態を知ることができる。
この様なプレゼンスサービスは,各ユーザのログオンまたはログオフ時に随時更新され,ログオンしているユーザに提供される。従って,上記の例では,ユーザAが中継サーバ114にログオンした後,ユーザAのログオン状態が,既にログオンしているユーザCに知らされることになる。
(ユーザ選択手段136)
次に,ユーザAは,インスタントメッセージを送信する相手を上記ユーザ選択手段136により選択する。
図10は,上記選択画面280を利用してユーザを選択している画面を示した図である。ユーザAはインスタントメッセージを送信する相手であるユーザBとユーザCの2人を選択する。選択したユーザを選択枠290によって確認し,送信ボタン292を押す。この様にしてインスタントメッセージの作成を行う画面に移行する。
ここで,ユーザBのログオンマーク286は「×」,即ちユーザBは中継サーバ114にログオンされていないが,本実施形態においては,受信ユーザとして選択することが可能である。これは,ユーザBのクライアント260が中継サーバ114にログオンされていない場合でも,送信されたインスタントメッセージは,メッセージ記憶手段156中のユーザBのメッセージ記憶領域238で一旦記憶保持され,ユーザBのクライアント260が中継サーバ114にログオンした後に,クライアント260に送信されるからである。
この様なことから,ログオンの有無に拘わらず相手ユーザにインスタントメッセージを送信することができる。また,相手ユーザを複数のユーザからなるグループ単位で登録し,そのグループに対して送信することも可能となる。
(メッセージ作成手段138)
上記のように選択画面280のユーザリストから送信するユーザを選択して送信ボタン292を押すと,メッセージ作成手段138によってメッセージ入力画面が開かれる。
図11は,この様なメッセージ入力画面310を示した図である。かかる画面では,送信するメッセージの文字色の変更を行う文字色変更アイコン312,絵文字の追加を行う絵文字アイコン314,受信ユーザを変更するユーザ変更アイコン316も含まれる。ここで,インスタントメッセージの題名318である「会議の招集」や,メッセージ本文320である「6/15(木)15:00〜17:00 1102会議室…」を入力装置から入力する。インスタントメッセージを作成し終わったらメッセージ送信ボタン322を押してメッセージを送信する。
(メッセージ送受信手段154)
この様にして作成されたインスタントメッセージは,中継サーバ114のメッセージ記憶手段156に一旦保存されると共にオンラインのユーザに対して配信される。
図12は,ユーザAのインスタントメッセージがユーザBのユーザ記憶領域238とユーザCのユーザ記憶領域240に記憶され,かつ,ログオンされているユーザCのクライアント262にのみ送信されている状態を示す。かかる場合,ユーザBのクライアント260にはインスタントメッセージは送信されない。ユーザBは,クライアント260をログオンすることによってインスタントメッセージを得ることができる。
(メッセージ表示手段178)
上記インスタントメッセージ利用システムによって,ユーザCは,ユーザAからのインスタントメッセージを受信できる。
図13は,メッセージ表示手段178により表示されたメッセージウィンドウ340の画面を示す図である。かかるメッセージウィンドウ340は,ユーザAからのインスタントメッセージに基づいて表示され,付箋形式でクライアント262の画面上に常駐する。このことにより,ユーザCは,6月15日の15:00から会議があることを常時認識できる。
以下,図13のメッセージウィンドウ340の付随機能を説明する。画面優先アイコン342による機能は,重なり合う画面の優先度に関する機能である。受信して直ぐのメッセージウィンドウ340は,画面の最上位,即ちユーザから表示画面を見て一番手前に表示されている。しかし,次のインスタントメッセージを受信するか新しいアプリケーションを起動することにより,かかるウィンドウがメッセージウィンドウ340と重なると,メッセージウィンドウ340が隠れてしまう。重要なメッセージが隠れてしまうのを防止するため,画面優先アイコン342をチェックし,図13に示すようにピンを刺した画面に切替え,常に画面の最上位に表示する。
時間設定アイコン344によって,メッセージウィンドウ340の内容に対して補足的な時間の設定を行うことができる。この時間設定アイコン344をクリックすると,時間制御ウィンドウが表示される。
図14は,上記時間制御ウィンドウ360の画面を示す図である。この画面でメッセージウィンドウ340の内容を気付かせるリマインド時間とメッセージが有効な期限とを設定する。ユーザC自身にこの会議を気付かせるため,自らリマインド時間を設定する場合,リマインドチェックボックス362をチェックしてその時間364,ここでは,2003年5月25日の12時55分を設定する。この後上記設定された時間になると,メッセージウィンドウ340が点滅するなどしてユーザCに会議があることを再認識させることができる。リマインドチェックボックス362をチェックしなければ,この機能は無効となる。また,このメッセージウィンドウ340を表示する期間を指定する場合,有効期限チェックボックス366をチェックし,その有効期限368を決定する。この期限が経過すると自動的に上記メッセージウィンドウ340が削除され,さらに上記メッセージ削除送信手段182によって,中継サーバ114内のユーザ記憶領域162からも基となるインスタントメッセージが削除される。有効期限チェックボックス366をチェックしなければ,この機能は無効となり,メッセージウィンドウ340は表示されたままとなる。
この様な設定を行った後で,許可ボタン370を押すと,上記リマインド時間と有効期限の設定が有効となり,本時間制御ウィンドウ360は閉じられる。また,キャンセルボタン372を押すと,上記機能はリセットされる。
メッセージウィンドウ340の他のアイコンとして,インスタントメッセージに対する返信を行うための返信アイコン346,メッセージウィンドウ340に表示されていない,送信ユーザ名や送信時間を含む詳細な情報を参照できる詳細情報アイコン348,メッセージウィンドウ340の削除を行う削除アイコン350がある。ここで,削除アイコン350をクリックした場合,上記メッセージ削除送信手段182によって,中継サーバ114内のユーザ記憶領域162からも基となるインスタントメッセージが削除される。入力装置のうちマウスの右クリックを利用して,メッセージウィンドウ340を完全に削除せず,メッセージウィンドウ340を非表示にすることもできる。
図15は,表示装置の画面380に表示されたメッセージウィンドウ340を表すイメージ図である。インスタントメッセージを受信すると,図のように付箋形式で画面最上位に表示され,インスタントメッセージ毎に別々のウィンドウが形成される。受信したメッセージの重要度が高い場合,上記画面優先アイコン342を押して,常にユーザの目に触れさせることができる。また,メッセージウィンドウ340は,ユーザの嗜好により画面上の適当な位置に移動することもできる。
(メッセージ削除送信手段182)
上記メッセージウィンドウ340の削除アイコン350を押したときおよび上記時間制御ウィンドウ360有効期限368が経過した時を含む,メッセージウィンドウ340の削除が指定された場合,メッセージ削除送信手段182が中継サーバ114にメッセージ削除指令を行うことにより,該当するインスタントメッセージを削除する。
図16,図17,図18は上記インスタントメッセージの削除を詳細に示したブロック図である。
図16では,ユーザCのクライアント262に保持される4つのインスタントメッセージがあり,それぞれ100のメッセージID412,101のメッセージID414,123のメッセージID416,224のメッセージID418を有している。かかる状態においては,上記保持内容と中継サーバ114に記憶されているユーザCのユーザ記憶領域240の内容が一致している。これは,メッセージIDと,そのメッセージIDにより管理されるインスタントメッセージのメッセージ本文も一致していることを示す。
図17では,123のメッセージID416を有するインスタントメッセージの削除を表している。こうして削除対象として指定されたインスタントメッセージについて,メッセージ削除送信手段182は中継サーバ114にメッセージ削除指令を送信する。
図18は,上記のようにして中継サーバ114に記憶されているユーザCのユーザ記憶領域240からもインスタントメッセージが削除された様子を示している。ここで表されているように,123のメッセージID416を有するインスタントメッセージは,クライアント262,中継サーバ114の両装置から削除される。この様に本システム上から完全に削除されたインスタントメッセージは,同一ユーザの有する他のクライアントにおいても参照ができなくなる。
(メッセージ管理手段180)
同一のユーザが複数のクライアントを有する場合,上述したように複数のクライアントのいずれに対しても現在中継サーバ114内にあるユーザ記憶領域162を参照することができる。上記の様な構成をとることによって,一旦別のクライアントで受信したインスタントメッセージを現在使用しているクライアントで再度受信することが可能になる。この様な複数のクライアントにおいては,ユーザ固有のログインIDとパスワードによって,同一のユーザであることを確認する。
この様な利用方法においては,何れのクライアントであろうと,何時インスタントメッセージを更新しようと,その参照内容とクライアントの保持内容は一致していなければならない。このため各クライアントのメッセージ管理手段180は,中継サーバ114のユーザ記憶領域162にある内容を常に基準内容として,ログオン毎に整合性をとっている。
詳細には,メッセージ管理手段180は,メッセージ保持手段176と比較して新たに追加されたインスタントメッセージの受信をメッセージ受信手段174に指令し,既に中継サーバ114から削除されているインスタントメッセージをメッセージ保持手段174から削除する。ここで,中継サーバ114から過去に削除されたインスタントメッセージの情報を得ることによって管理することも考えられるが,本クライアントが前回何時ログオンしたかの履歴等が必要となるため実用的ではない。
さらに,同一ユーザにより複数のクライアントが同時にログオンされている場合は,一方のクライアントでインスタントメッセージを削除すると,他方のクライアントにも中継サーバ114から削除情報が送信される。
また,メッセージ管理手段180は,メッセージ保持手段176に保持されているインスタントメッセージの受信状態であるメッセージ状態画面450を表示させることもできる。
図19は,この様なメッセージ状態画面450の画面を示した図である。上記メッセージ状態画面450は,基本的に過去のインスタントメッセージの履歴リストを表示する。履歴リストにおけるインスタントメッセージの上限は100から1000個程度の設定が可能である。履歴が上限に達したときは,削除済みメッセージの最も過去のものが,メッセージ管理手段180により削除される。
上記メッセージ状態画面450は,上記メッセージ保持手段176から削除されたインスタントメッセージであり,「×」で表された削除リスト452と,まだ上記メッセージ保持手段において保持されている保持リスト454とからなる。さらに保持リスト454は,「□」456で示される「表示」または「−」458で示される「非表示」,即ち,該当するインスタントメッセージを画面上に表示するかどうかを選択させることができる。この様なメッセージの状態の変更は,メッセージ状態画面450の履歴リストから,変更したいメッセージを選択し,「表示」,「非表示」,「削除」ボタンを押す。
この時,メッセージ表示手段178は,保持リスト454での選択に従って,「表示」が選択されているインスタントメッセージのみを表示する。
上記のようにメッセージ管理手段180で複数のインスタントメッセージを管理することによって,例えば,ユーザの長期不在後の処理に有利である。この様な場合,長期不在中のインスタントメッセージは膨大な量であり,中継サーバ114にログオンした途端にインスタントメッセージで画面が埋め尽くされてしまう。この時,上記メッセージ状態画面450においてインスタントメッセージの重要性を予め確認し,「非表示」,「表示」を切り替えて表示項目を少なくすることができる。また,初期表示の設定ボタン160によって,「非表示」,「表示」の初期値を変更することも可能である。
(インスタントメッセージ利用方法)
以下では,上記インスタントメッセージシステムとして機能する方法を説明する。
図20は,インスタントメッセージを送受信する流れを示したフローチャートである。かかるフローチャートにおいては,ユーザAのクライアント210とユーザCのクライアント262が中継サーバ114にログオンされ,ユーザBのクライアント260はログオンされていない。この状態において,ユーザAがユーザBおよびユーザCにインスタントメッセージを送信する流れを述べる。
予めユーザCはログオン510を行っており,ログオン状態管理ステップ512によりログオンの有無が管理される。ここで,ユーザAがログオン514を行うと,さらにログオン状態管理ステップ512により各ユーザの上記ログオンの有無がユーザAに送信される。
この各ユーザのログオンの有無をクライアント210が受けて,プレゼンス表示ステップ516によりプレゼンスが表示される。ここでプレゼンスは,上記中継サーバへのログオンの有無,ユーザの在席状態や送信メッセージに対する制限を含む。
この様なプレゼンスを参照し,ユーザ選択ステップ518により送信相手であるユーザBとユーザCを選択する。本実施形態においては,上記のように中継サーバ114にログインしていないユーザBを選択することもできるし,予め登録されたユーザBとユーザCからなるグループを選択することもできる。
上記ユーザ選択ステップ518によって送信するユーザが選択されると,メッセージ作成ステップ520により送信するインスタントメッセージを作成する。上記インスタントメッセージの作成が終了すると,メッセージ送信ステップ522によって作成されたインスタントメッセージが中継サーバ114に送信される。
中継サーバ114では,メッセージ送受信ステップ530により上記送信されたインスタントメッセージが受信され,上記ユーザ選択ステップ518により選択されたユーザのクライアントに送信される。本実施形態では,ユーザBとユーザCが選択されているので,ログオンされているユーザCには,そのままインスタントメッセージが送信される。しかし,ユーザBは,中継サーバ114にログオンされていないので,ユーザ記憶ステップ532によってユーザBに対応した記憶領域に当該インスタントメッセージが記憶される。また,ユーザ記憶ステップにより,ログオンされているユーザCに対しても,対応した記憶領域にインスタントメッセージが記憶される。
上記中継サーバ114にログオンしているユーザCのクライアント262では,メッセージ受信ステップ534により中継サーバ114からのインスタントメッセージを受信する。その後,メッセージ保持ステップ536により受信されたインスタントメッセージを記憶保持し,保持されたインスタントメッセージをメッセージ表示ステップ538によりメッセージウィンドウとして表示装置に表示される。
図21は,インスタントメッセージを受信する流れを示したフローチャートである。かかるフローチャートにおいては,ユーザAのクライアント210とユーザCのクライアント262が中継サーバ114にログオンされ,ユーザBのクライアント260はログオンされていない。この状態において,ユーザAがユーザBおよびユーザCにインスタントメッセージを送信し,ユーザCは既にインスタントメッセージを受信している。ここでユーザBが中継サーバ114にログオンし,上記インスタントメッセージを受信する流れを述べる。
中継サーバ114の記憶領域にユーザAが作成したインスタントメッセージが記憶されている状態において,ユーザBは,クライアント260を中継サーバ114にログオン550する。これによってログオン状態管理ステップ552によりログオンの有無が管理される。このユーザBのログオンが知らされると,メッセージ送受信ステップ554により,記憶されているインスタントメッセージをユーザBのクライアント260に送信する。
上記ユーザBのクライアント260では,メッセージ受信ステップ556により中継サーバ114からのインスタントメッセージを受信する。その後,メッセージ保持ステップ558により受信されたインスタントメッセージを記憶保持し,保持されたインスタントメッセージをメッセージ表示ステップ560によりメッセージウィンドウとして表示装置に表示される。
図22は,インスタントメッセージを受信する流れを示したフローチャートである。かかるフローチャートにおいては,中継サーバ114におけるユーザCのユーザ記憶領域240に1または2以上のインスタントメッセージが記憶され,この内容を,ユーザCが有する複数のクライアント262,570で参照する場合の本システムの流れを述べる。
ユーザCは,クライアント262を介して中継サーバ114にログオン580し,ログオン状態管理ステップ582によってログオン状態が認識される。この時,中継サーバ114においてメッセージ情報送信ステップ584により,記憶されたインスタントメッセージに関する情報がユーザCのクライアント262に送信される。このインスタントメッセージに関する情報は,ユーザ記憶領域240に記憶されている全てのインスタントメッセージのメッセージIDであっても良い。
上記インスタントメッセージに関する情報を受信したユーザCのクライアント262では,メッセージ管理ステップ586によって,クライアント262内に記憶保持されているインスタントメッセージと比較され,中継サーバ114の内容と整合性がとられる。また,メッセージ管理ステップ586により,クライアント262に保持されているインスタントメッセージの受信履歴等が表示される。ここで表示されるリストは,上述した削除リストおよび保持リストが含まれる。
上記メッセージ管理ステップ586により,クライアント262が保持する内容と比較して新たなインスタントメッセージが発見されると,メッセージ受信ステップ588によりインスタントメッセージの受信が行われる。従って中継サーバ114では,メッセージ送受信ステップ590により,該当するインスタントメッセージが送信されることになる。
この後で,メッセージ保持ステップ592により,整合性がとれたインスタントメッセージを記憶保持し,保持されたインスタントメッセージをメッセージ表示ステップ594によりメッセージウィンドウとして表示装置に表示される。
さらに,同一のユーザCが別途のクライアント570をログオンした場合においても同様なステップにより同じインスタントメッセージ内容を参照できる。クライアント570に関するメッセージ受信の手順は,上記と同じ符号により省略する。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,上記通信網を介す代わりに,社内LAN(Local Area Network)を利用して局所的に行うことや,中継サーバとして機能する送信クライアントまたは受信クライアントを利用することも考えられる。
本発明は,インスタントメッセージ利用システム,送信クライアント,中継サーバ,受信クライアント,インスタントメッセージ利用方法およびそのプログラムに適用可能である。
インスタントメッセージ利用システムの概略を示すブロック図である。 送信クライアントの構成を示すブロック図である。 中継サーバの構成を示すブロック図である。 受信クライアントの構成を示すブロック図である。 インスタントメッセージの構成図である。 インスタントメッセージ利用システムにおけるユーザ登録を示したブロック図である。 中継サーバへログオンするためのログイン画面である。 サーバに登録されたユーザのログオン状態を示したブロック図である。 プレゼンス表示手段によって表示された選択画面を示した図である。 選択画面を利用してユーザを選択している画面を示した図である。 メッセージ入力画面を示した図である。 ログオン状態によるインスタントメッセージの送信状況を示したブロック図である。 メッセージ表示手段により表示されたメッセージウィンドウの画面を示す図である。 時間制御ウィンドウの画面を示す図である。 表示装置に表示されたメッセージウィンドウを表すイメージ図である。 インスタントメッセージの削除を詳細に示したブロック図である。 インスタントメッセージの削除を詳細に示したブロック図である。 インスタントメッセージの削除を詳細に示したブロック図である。 メッセージ状態画面の画面を示した図である。 インスタントメッセージを送受信する流れを示したフローチャートである。 インスタントメッセージを受信する流れを示したフローチャートである。 インスタントメッセージを受信する流れを示したフローチャートである。
符号の説明
110 通信網
112 送信クライアント
114 中継サーバ
116 受信クライアント
132 送信準備手段
134 プレゼンス表示手段
136 ユーザ選択手段
138 メッセージ作成手段
140 メッセージ送信手段
152 ログオン状態管理手段
154 メッセージ送受信手段
156 メッセージ記憶手段
158 メッセージ情報送信手段
160 メッセージ削除手段
162 ユーザ記憶領域
172 受信準備手段
174 メッセージ受信手段
176 メッセージ保持手段
178 メッセージ表示手段
180 メッセージ管理手段
182 メッセージ削除送信手段
192 メッセージID
340 メッセージウィンドウ
450 メッセージ状態画面
512 ログオン状態管理ステップ
516 プレゼンス表示ステップ
518 ユーザ選択ステップ
520 メッセージ作成ステップ
522 メッセージ送信ステップ
530 メッセージ送受信ステップ
532 ユーザ記憶ステップ
534 メッセージ受信ステップ
536 メッセージ保持ステップ
538 メッセージ表示ステップ
584 メッセージ情報送信ステップ
586 メッセージ管理ステップ

Claims (37)

  1. 通信網に接続され,インスタントメッセージを送信する送信クライアントと;通信網に接続され,インスタントメッセージを受信する受信クライアントと;通信網に接続され,前記送信クライアントと前記受信クライアントとの間でインスタントメッセージを中継する中継サーバとからなる,インスタントメッセージ利用システムであって:
    前記送信クライアントは,前記中継サーバにインスタントメッセージの利用者として登録されている1または2以上のユーザから,インスタントメッセージを送信する1又は2以上のユーザを選択させるユーザ選択手段と;
    送信するインスタントメッセージを作成させるメッセージ作成手段と;
    前記メッセージ作成手段によって作成されたインスタントメッセージを,前記中継サーバに送信するメッセージ送信手段とを備え;
    前記中継サーバは,前記送信クライアントから送信されたインスタントメッセージを受信し,前記ユーザ選択手段によって選択されたユーザがログオンしている受信クライアントに送信するメッセージ送受信手段と;
    前記登録された各ユーザが使用する受信クライアントのログオンの有無を管理し,前記送信クライアントに対して前記ログオンの有無を送信するログオン状態管理手段とを備え;
    前記受信クライアントは,前記中継サーバにログオンする受信準備手段と;
    前記中継サーバからのインスタントメッセージを受信するメッセージ受信手段と;
    前記メッセージ受信手段によって受信されたインスタントメッセージを記憶保持するメッセージ保持手段と;
    前記メッセージ保持手段で保持されているインスタントメッセージを表示するメッセージ表示手段とを備えることを特徴とする,インスタントメッセージ利用システム。
  2. 前記中継サーバは,前記送信クライアントより受信したインスタントメッセージを記憶するメッセージ記憶手段をさらに備え;
    前記メッセージ送受信手段は,前記受信クライアントがログオンされている場合,前記送信クライアントより受信したインスタントメッセージを,前記受信クライアントに送信し,
    前記受信クライアントがログオンされていない場合,前記送信クライアントより受信したインスタントメッセージを,前記メッセージ記憶手段で一旦記憶保持し,前記受信クライアントがログオンされた後,前記受信クライアントに送信し,
    前記ユーザ選択手段は,前記中継サーバに受信クライアントを介してログオンしていないユーザも選択させることが可能であることを特徴とする,請求項1に記載のインスタントメッセージ利用システム。
  3. 前記メッセージ記憶手段は,前記中継サーバに登録されたユーザ毎にユーザ記憶領域を備え,
    前記メッセージ記憶手段は,前記送信クライアントより受信したインスタントメッセージを,前記ユーザ選択手段により選択されたユーザが使用する受信クライアントの前記中継サーバへのログオンの有無に拘わらず,前記ユーザに対応したユーザ記憶領域で記憶保持し,
    前記ユーザが使用する1または2以上の受信クライアントは,前記ユーザ記憶領域に記憶された同一のインスタントメッセージを,ユーザ記憶領域から削除しない限り複数回受信できることを特徴とする,請求項2に記載のインスタントメッセージ利用システム。
  4. 前記受信クライアントは,前記中継サーバへログオンした後で,前記メッセージ保持手段に保持されている1または2以上のインスタントメッセージと前記ユーザ記憶領域に記憶保持されている1または2以上のインスタントメッセージとを比較し,管理するメッセージ管理手段をさらに備え,
    前記メッセージ管理手段は,前記メッセージ保持手段と比較して新たに追加されたインスタントメッセージの受信をメッセージ受信手段に指令し,既に前記ユーザ記憶領域から削除されているインスタントメッセージをメッセージ保持手段から削除し,前記メッセージ保持手段に保持されているインスタントメッセージの受信状態であるメッセージ状態画面を表示させることを特徴とする,請求項3に記載のインスタントメッセージ利用システム。
  5. 通信網を介して,インスタントメッセージを受信する受信クライアントと,インスタントメッセージを前記受信クライアントに中継する中継サーバとに接続され,インスタントメッセージを前記中継サーバに送信する送信クライアントであって:
    前記中継サーバにインスタントメッセージの利用者として登録されている1または2以上のユーザから,インスタントメッセージを送信する1又は2以上のユーザを選択させるユーザ選択手段と;
    送信するインスタントメッセージを作成させるメッセージ作成手段と;
    前記メッセージ作成手段によって作成されたインスタントメッセージを,前記中継サーバに送信するメッセージ送信手段と;
    を備えることを特徴とする,送信クライアント。
  6. 前記中継サーバにログオンする送信準備手段をさらに備えることを特徴とする,請求項5に記載の送信クライアント。
  7. 前記中継サーバに登録されている1または2以上のユーザの現在の状態であるプレゼンスを表示するプレゼンス表示手段をさらに備えることを特徴とする,請求項5に記載の送信クライアント。
  8. 前記プレゼンスは,前記中継サーバへのユーザが使用する受信クライアントのログオンの有無,ユーザの在席状態,送信メッセージに対する制限からなる群から選択される1または2以上のユーザの状態であることを特徴とする,請求項7に記載の送信クライアント。
  9. 前記ユーザ選択手段は,前記中継サーバに受信クライアントを介してログオンしていないユーザも選択させることが可能であることを特徴とする,請求項5に記載の送信クライアント。
  10. 前記ユーザ選択手段は,前記中継サーバにインスタントメッセージの利用者として登録された複数のユーザからなるグループ単位で選択させることが可能であることを特徴とする,請求項5に記載の送信クライアント。
  11. コンピュータをして,請求項5から10のいずれかに記載の送信クライアントとして機能せしめることを特徴とする,コンピュータプログラム。
  12. 通信網を介して,インスタントメッセージを送信する送信クライアントとインスタントメッセージを受信する受信クライアントとに接続され,前記送信クライアントと前記受信クライアントとの間でインスタントメッセージを中継する中継サーバであって:
    前記送信クライアントから送信されたインスタントメッセージを受信し,送信クライアントによって選択されたユーザがログオンしている受信クライアントに送信するメッセージ送受信手段と;
    前記登録された各ユーザが使用する受信クライアントのログオンの有無を管理し,前記送信クライアントに対して前記ログオンの有無を送信するログオン状態管理手段と;
    を備えることを特徴とする,中継サーバ。
  13. 前記送信クライアントより受信したインスタントメッセージを記憶するメッセージ記憶手段をさらに備え;
    前記メッセージ送受信手段は,前記受信クライアントがログオンされている場合,前記送信クライアントより受信したインスタントメッセージを,前記受信クライアントに送信し,
    前記受信クライアントがログオンされていない場合,前記送信クライアントより受信したインスタントメッセージを,前記メッセージ記憶手段で一旦記憶保持し,前記受信クライアントがログオンされた後,前記受信クライアントに送信することを特徴とする,請求項12に記載の中継サーバ。
  14. 前記メッセージ記憶手段は,登録されたユーザ毎にユーザ記憶領域を備え,
    前記メッセージ記憶手段は,前記送信クライアントより受信したインスタントメッセージを,前記ユーザ選択手段により選択されたユーザが使用する受信クライアントのログオンの有無に拘わらず,前記ユーザに対応したユーザ記憶領域で記憶保持し,
    前記ユーザが使用する1または2以上の受信クライアントは,前記ユーザ記憶領域に記憶された同一のインスタントメッセージを,ユーザ記憶領域から削除しない限り複数回受信できることを特徴とする,請求項13に記載の中継サーバ。
  15. 前記ユーザ記憶領域は,ユーザがユーザ登録した時に前記ユーザに対応して形成されることを特徴とする,請求項14に記載の中継サーバ。
  16. 前記受信クライアントがログオンしたとき,ユーザ記憶領域に記憶されているインスタントメッセージに関する情報を前記受信クライアントに送信する,メッセージ情報送信手段をさらに備えることを特徴とする,請求項14に記載の中継サーバ。
  17. 前記インスタントメッセージに関する情報は,前記ユーザ記憶領域に記憶されている全てのインスタントメッセージのメッセージIDであることを特徴とする,請求項16に記載の中継サーバ。
  18. ユーザの登録は,個人単位の登録と,前記個人単位で登録された複数のユーザからなるグループ単位の登録とが可能であることを特徴とする,請求項12に記載の中継サーバ。
  19. 前記受信クライアントからのメッセージ削除指令を受けた場合,該当するインスタントメッセージを前記メッセージ記憶手段から削除するメッセージ削除手段をさらに備えることを特徴とする,請求項12に記載の中継サーバ。
  20. コンピュータをして,請求項12から19のいずれかに記載の中継サーバとして機能せしめることを特徴とする,コンピュータプログラム。
  21. 通信網を介して,インスタントメッセージを送信する送信クライアントと,前記送信クライアントからのインスタントメッセージを中継する中継サーバとに接続され,前記中継サーバからのインスタントメッセージを受信する受信クライアントであって:
    前記中継サーバにログオンする受信準備手段と;
    前記中継サーバからのインスタントメッセージを受信するメッセージ受信手段と;
    前記メッセージ受信手段によって受信されたインスタントメッセージを記憶保持するメッセージ保持手段と;
    前記メッセージ保持手段で保持されているインスタントメッセージを表示するメッセージ表示手段と;
    を備えることを特徴とする,受信クライアント。
  22. 前記メッセージ表示手段は,前記インスタントメッセージを付箋形式のメッセージウィンドウとして表示することを特徴とする,請求項21に記載の受信クライアント。
  23. 前記中継サーバへログオンした後で,前記メッセージ保持手段で保持されている1または2以上のインスタントメッセージと前記中継サーバで記憶保持されている1または2以上のインスタントメッセージとを比較し,管理するメッセージ管理手段をさらに備え,
    前記メッセージ管理手段は,前記メッセージ保持手段と比較して新たに追加されたインスタントメッセージの受信をメッセージ受信手段に指令し,既に前記中継サーバから削除されているインスタントメッセージをメッセージ保持手段から削除することを特徴とする,請求項21に記載の受信クライアント。
  24. 前記メッセージ管理手段は,さらに,前記メッセージ保持手段に保持されているインスタントメッセージの受信状態であるメッセージ状態画面を表示させることを特徴とする,請求項23に記載の受信クライアント。
  25. 前記メッセージ状態画面は,前記メッセージ保持手段から削除されたインスタントメッセージの削除リストと,前記メッセージ保持手段において保持されている保持リストとからなり,
    さらに前記保持リストから,インスタントメッセージの画面上における「表示」・「非表示」を選択させることが可能であり,
    前記メッセージ表示手段は,前記保持リストでの選択に従って,「表示」が選択されているインスタントメッセージのみを表示することを特徴とする,請求項24に記載の受信クライアント。
  26. 前記メッセージ表示手段によって表示されたメッセージウィンドウが削除されると,前記中継サーバに,該当するインスタントメッセージのメッセージ削除指令を行うメッセージ削除送信手段をさらに備えることを特徴とする,請求項21に記載の受信クライアント。
  27. コンピュータをして,請求項21から26のいずれかに記載の受信クライアントとして機能せしめることを特徴とする,コンピュータプログラム。
  28. 通信網に接続され,インスタントメッセージを送信する送信クライアントと;通信網に接続され,インスタントメッセージを受信する受信クライアントと;通信網に接続され,前記送信クライアントと前記受信クライアントとの間でインスタントメッセージを中継するインスタント中継サーバとを利用してインスタントメッセージングを行うインスタントメッセージ利用方法であって:
    前記登録された各ユーザが使用する受信クライアントのログオンの有無を管理し,前記送信クライアントに対して前記ログオンの有無を送信するログオン状態管理ステップと;
    前記送信クライアントにより,前記中継サーバにインスタントメッセージの利用者として登録されている1または2以上のユーザから,インスタントメッセージを送信する1又は2以上のユーザを選択させるユーザ選択ステップと;
    送信するインスタントメッセージを作成させるメッセージ作成ステップと;
    前記メッセージ作成ステップによって作成されたインスタントメッセージを,前記中継サーバに送信するメッセージ送信ステップと;
    前記中継サーバにより,前記送信クライアントから送信されたインスタントメッセージを受信し,送信クライアントによって選択されたユーザがログオンしている受信クライアントに送信するメッセージ送受信ステップと;
    前記受信クライアントにより,前記中継サーバからのインスタントメッセージを受信するメッセージ受信ステップと;
    前記メッセージ受信ステップにより受信されたインスタントメッセージを記憶保持するメッセージ保持ステップと;
    前記メッセージ保持ステップにより保持されているインスタントメッセージを表示するメッセージ表示ステップと;
    からなることを特徴とする,インスタントメッセージ利用方法。
  29. 前記送信クライアントにより,前記中継サーバに登録されている1または2以上のユーザの現在の状態であるプレゼンスを表示するプレゼンス表示ステップをさらに含むことを特徴とする,請求項28に記載のインスタントメッセージ利用方法。
  30. 前記プレゼンスは,前記中継サーバへのユーザが使用する受信クライアントのログオンの有無,ユーザの在席状態,送信メッセージに対する制限からなる群から選択される1または2以上のユーザの状態であることを特徴とする,請求項29に記載のインスタントメッセージ利用方法。
  31. 前記送信クライアントより受信したインスタントメッセージを,前記ユーザ選択ステップにより選択されたユーザ毎に記憶するユーザ記憶ステップをさらに含み;
    前記受信クライアントが前記中継サーバにログオンされていない場合,ログオンされた後で記憶保持されたインスタントメッセージを前記受信クライアントに送信することを特徴とする,請求項28に記載のインスタントメッセージ利用方法。
  32. 前記ユーザ選択ステップにより選択されたユーザが使用する1または2以上の受信クライアントは,前記ユーザ記憶ステップにより記憶されている同一のインスタントメッセージを,複数回受信できることを特徴とする,請求項31に記載のインスタントメッセージ利用方法。
  33. 前記中継サーバにより,前記受信クライアントがログオンしたとき,ユーザ記憶ステップにより記憶されているインスタントメッセージに関する情報を前記受信クライアントに送信する,メッセージ情報送信ステップをさらに含むことを特徴とする,請求項28に記載のインスタントメッセージ利用方法。
  34. 前記インスタントメッセージに関する情報は,前記ユーザ記憶領域に記憶されている全てのインスタントメッセージのメッセージIDであることを特徴とする,請求項33に記載のインスタントメッセージ利用方法。
  35. 前記受信クライアントにより,前記中継サーバへログオンした後で,前記メッセージ保持ステップで保持されている1または2以上のインスタントメッセージと前記中継サーバで記憶保持されている1または2以上のインスタントメッセージとを比較し,管理するメッセージ管理ステップをさらに含み,
    前記メッセージ管理ステップは,前記メッセージ保持ステップによる保持内容と比較して新たに追加されたインスタントメッセージの受信を指令し,既に前記中継サーバから削除されているインスタントメッセージをメッセージ保持ステップによる保持内容から削除し,前記メッセージ保持ステップにより保持されているインスタントメッセージの受信状態であるメッセージ状態画面を表示させることを特徴とする,請求項28に記載のインスタントメッセージ利用方法。
  36. 前記メッセージ状態画面は,前記メッセージ保持ステップによる保持内容から削除されたインスタントメッセージの削除リストと,前記メッセージ保持ステップにより保持されている保持リストとからなり,
    さらに前記保持リストから,インスタントメッセージの画面上における「表示」・「非表示」を選択させることが可能であり,
    前記メッセージ表示ステップは,前記保持リストでの選択に従って,「表示」が選択されているインスタントメッセージのみを表示することを特徴とする,請求項35に記載のインスタントメッセージ利用方法。
  37. 前記メッセージウィンドウが削除されると,前記メッセージ記憶ステップにより記憶されている対応したインスタントメッセージも削除されることを特徴とする,請求項28に記載のインスタントメッセージ利用方法。
JP2003281157A 2003-07-28 2003-07-28 インスタントメッセージ利用システム,送信クライアント,中継サーバ,受信クライアント,インスタントメッセージ利用方法およびそのプログラム。 Pending JP2005050113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003281157A JP2005050113A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 インスタントメッセージ利用システム,送信クライアント,中継サーバ,受信クライアント,インスタントメッセージ利用方法およびそのプログラム。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003281157A JP2005050113A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 インスタントメッセージ利用システム,送信クライアント,中継サーバ,受信クライアント,インスタントメッセージ利用方法およびそのプログラム。

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005050113A true JP2005050113A (ja) 2005-02-24

Family

ID=34266754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003281157A Pending JP2005050113A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 インスタントメッセージ利用システム,送信クライアント,中継サーバ,受信クライアント,インスタントメッセージ利用方法およびそのプログラム。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005050113A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007095074A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Internatl Business Mach Corp <Ibm> インスタントメッセージを管理するコンピュータ実装方法、プログラム製品、およびデータ処理システム(インスタントメッセージの安全を確保し、検索する方法および装置)
WO2008026416A1 (fr) * 2006-08-31 2008-03-06 Rakuten, Inc. Système de transmission/ réception de message
WO2013081358A1 (ko) * 2011-11-29 2013-06-06 에스케이텔레콤 주식회사 그룹 대화 서비스 방법 및 장치
JP2014505312A (ja) * 2011-01-27 2014-02-27 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド 参照通知の方法および装置
JP2014115715A (ja) * 2012-12-06 2014-06-26 Konami Digital Entertainment Co Ltd サーバ装置、端末装置、サーバ装置の制御方法、端末装置の制御方法、及びプログラム
JP2015090564A (ja) * 2013-11-05 2015-05-11 株式会社ナカヨ メッセージ送受信システム、メッセージ中継サーバ、通信端末、およびメッセージ送受信方法
JP2015165415A (ja) * 2006-09-06 2015-09-17 アップル インコーポレイテッド インスタントメッセージングのためのポータブル電子装置
JP2015176225A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 株式会社リコー 情報処理装置、伝送システム、通信方法、プログラム
JP2016503532A (ja) * 2012-11-05 2016-02-04 クアルコム,インコーポレイテッド 単一デバイスからアプリケーションにアクセスするユーザ向けのオフラインメッセージ(ネットワーク履歴)配信の最適化
US11029838B2 (en) 2006-09-06 2021-06-08 Apple Inc. Touch screen device, method, and graphical user interface for customizing display of content category icons

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH098842A (ja) * 1995-06-19 1997-01-10 Canon Inc 電子メールシステム
JP2000003315A (ja) * 1998-06-15 2000-01-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子メール端末
JP2000020437A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Hakuhodo Inc 通知情報表示装置、通知情報表示システムおよび記録媒体
JP2000059422A (ja) * 1998-08-06 2000-02-25 Fujitsu Ltd 文字メッセージ通信システム、文字メッセージ通信装置、文字メッセージ通信サーバ、文字メッセージ通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、文字メッセージ通信管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、文字メッセージ送受信方法及び文字メッセージ通信管理方法
JP2000285046A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Sony Corp 情報処理装置および情報処理方法、並びに媒体
JP2001313666A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Ntt Communications Kk インスタント・メッセージ通信システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH098842A (ja) * 1995-06-19 1997-01-10 Canon Inc 電子メールシステム
JP2000003315A (ja) * 1998-06-15 2000-01-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子メール端末
JP2000020437A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Hakuhodo Inc 通知情報表示装置、通知情報表示システムおよび記録媒体
JP2000059422A (ja) * 1998-08-06 2000-02-25 Fujitsu Ltd 文字メッセージ通信システム、文字メッセージ通信装置、文字メッセージ通信サーバ、文字メッセージ通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、文字メッセージ通信管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、文字メッセージ送受信方法及び文字メッセージ通信管理方法
JP2000285046A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Sony Corp 情報処理装置および情報処理方法、並びに媒体
JP2001313666A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Ntt Communications Kk インスタント・メッセージ通信システム

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007095074A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Internatl Business Mach Corp <Ibm> インスタントメッセージを管理するコンピュータ実装方法、プログラム製品、およびデータ処理システム(インスタントメッセージの安全を確保し、検索する方法および装置)
WO2008026416A1 (fr) * 2006-08-31 2008-03-06 Rakuten, Inc. Système de transmission/ réception de message
JP2008059305A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Rakuten Inc メッセージ送受信システム、サーバ装置、端末装置、サーバ処理プログラム、端末処理プログラム、状態情報送信方法、及び状態情報表示方法
US11762547B2 (en) 2006-09-06 2023-09-19 Apple Inc. Portable electronic device for instant messaging
US11169690B2 (en) 2006-09-06 2021-11-09 Apple Inc. Portable electronic device for instant messaging
US11029838B2 (en) 2006-09-06 2021-06-08 Apple Inc. Touch screen device, method, and graphical user interface for customizing display of content category icons
JP2015165415A (ja) * 2006-09-06 2015-09-17 アップル インコーポレイテッド インスタントメッセージングのためのポータブル電子装置
US10572142B2 (en) 2006-09-06 2020-02-25 Apple Inc. Portable electronic device for instant messaging
US9600174B2 (en) 2006-09-06 2017-03-21 Apple Inc. Portable electronic device for instant messaging
US9419924B2 (en) 2011-01-20 2016-08-16 Alibaba Group Holding Limited Reference notification method and apparatus
JP2014505312A (ja) * 2011-01-27 2014-02-27 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド 参照通知の方法および装置
WO2013081358A1 (ko) * 2011-11-29 2013-06-06 에스케이텔레콤 주식회사 그룹 대화 서비스 방법 및 장치
JP2016503532A (ja) * 2012-11-05 2016-02-04 クアルコム,インコーポレイテッド 単一デバイスからアプリケーションにアクセスするユーザ向けのオフラインメッセージ(ネットワーク履歴)配信の最適化
JP2014115715A (ja) * 2012-12-06 2014-06-26 Konami Digital Entertainment Co Ltd サーバ装置、端末装置、サーバ装置の制御方法、端末装置の制御方法、及びプログラム
JP2015090564A (ja) * 2013-11-05 2015-05-11 株式会社ナカヨ メッセージ送受信システム、メッセージ中継サーバ、通信端末、およびメッセージ送受信方法
JP2015176225A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 株式会社リコー 情報処理装置、伝送システム、通信方法、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10291556B2 (en) Multiple personalities
US7689649B2 (en) Rendering destination instant messaging personalization items before communicating with destination
US7636751B2 (en) Multiple personalities
CN101150484B (zh) 利用计算机背景远程播放幻灯照片的方法及其系统
JP5631947B2 (ja) 管理装置、メッセージ管理方法およびプログラム
US20030225847A1 (en) Sending instant messaging personalization items
US20030225848A1 (en) Remote instant messaging personalization items
US20030225846A1 (en) Instant messaging personalization
JP2009043201A (ja) インスタント・メッセージング・システム、方法、およびプログラム
JP2005505840A (ja) ユーザにプレゼンスサービスを提供する方法及びシステム
US20140310368A1 (en) Expanding a social network by the action of a single user
JP2005129061A (ja) ピアツーピアのグループ共有空間におけるファイル共有のためのシステムおよび方法
US20150236999A1 (en) Joint communication sessions
JP2005050113A (ja) インスタントメッセージ利用システム,送信クライアント,中継サーバ,受信クライアント,インスタントメッセージ利用方法およびそのプログラム。
KR20140054487A (ko) 그룹 대화 방법 및 그룹 대화 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록매체
JP5995621B2 (ja) 端末装置、システム、端末装置の制御方法およびプログラム
JP2005191642A (ja) 仮想オフィス空間提供プログラム、仮想オフィス空間提供装置、仮想オフィス空間提供方法、仮想オフィス空間提供システム、及び仮想オフィス空間提供プログラムを記憶する記憶媒体
JP2007122361A (ja) ネットワーク会議用サーバ装置およびネットワーク会議システム
JP4451670B2 (ja) 仮想オフィス空間提供プログラム、仮想オフィス空間提供装置、仮想オフィス空間提供方法、仮想オフィス空間提供システム、及び仮想オフィス空間提供プログラムを記憶する記憶媒体
KR20010084085A (ko) 네트워크 기반 캐릭터제공방법 및 캐릭터제공시스템
WO2023042521A1 (ja) チャットシステム、チャット装置、及び、チャット方法
KR20090027840A (ko) 메신저 서비스 방법
JP4887226B2 (ja) メッセージ送受信システム、端末装置、端末処理プログラム、サーバ装置、サーバ処理プログラム、表示制御方法、及びユーザ情報送信方法
JP2011164844A (ja) コミュニティシステム、コミュニティシステム制御サーバおよびコミュニティシステム提供方法
CA2552256C (en) A method and system for instant messaging conversation security

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090414

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090615

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100420