JPH10339267A - 送液機構、並びに該送液機構を用いたサンプリング機構及びカラムクロマトグラフ装置 - Google Patents

送液機構、並びに該送液機構を用いたサンプリング機構及びカラムクロマトグラフ装置

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JPH10339267A
JPH10339267A JP16334297A JP16334297A JPH10339267A JP H10339267 A JPH10339267 A JP H10339267A JP 16334297 A JP16334297 A JP 16334297A JP 16334297 A JP16334297 A JP 16334297A JP H10339267 A JPH10339267 A JP H10339267A
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liquid
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valve
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JP16334297A
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Makoto Satoda
誠 里田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 その都度人手を煩わせることなく、一定量の
試料液を所望のタイミングで自動的に採取して分析する
ことが可能なカラムクロマトグラフ装置を提供する。ま
た、それを可能とするために、高圧での送液が可能であ
ると共に、呼び水を必要とせず気泡が混入しても送液を
停止することのない送液機構とこれを用いたサンプリン
グ機構を提供する。 【解決手段】 流通管1に、ダイヤフラムポンプ又はペ
リスタポンプのいずれかである第1のポンプ3と、プラ
ンジャポンプである第2のポンプ4とを順次介装する。
ポンプ3でポンプ4を経由して排出管5に送液した後排
出管5を閉じ、ポンプ4によって保持部31やカラム4
0へと続く送液抵抗の大きい流路側へ高圧で送液する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体クロマトグラ
フ装置等のインジェクタや、各種自動分析計に用いられ
ている細管を用いた計量管への送液のように、高圧での
送液が必要な場合にも気泡に妨げられることなく送液す
ることのできる送液機構、並びにこれを用いたサンプリ
ング機構及びクロマトグラフ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液体クロマトグラフ装置等に試料液を一
定量供給するためにはいわゆるインジェクタが用いら
れ、このインジェクタは、試料液の一定量を計量するた
めの保持部(サンプリングループ)が連結されたバルブ
により形成されている。ここで、サンプリングループに
は通常内径0.5mm程度の細管が使用されているた
め、インジェクタへ試料を注入するためには、0.5M
Pa以上の圧力が必要である。さらに、サンプリングル
ープに濃縮管が介装されることがあり、この場合さらに
高圧(1MPa程度)での注入が必要となる。
【0003】実験室において注射筒を用いて人手により
注入する方法では、容易にこの高い注入圧を確保するこ
とが可能である。しかし、プロセス等の現場において、
連続的に試料液を採取して分析を行おうとする場合は、
高い吐出圧を有する送液ポンプを使用することが必要と
なる。このため、従来プロセス用の液体クロマトグラフ
装置等においては、試料導入用に20MPa程度の吐出
圧を有するプランジャポンプが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このプ
ランジャポンプは、内部に液体が充満してからでないと
送液を開始できないという欠点がある。そのため、送液
を開始しようとするときは、その都度いわゆる呼び水と
いうことを行わなければならない。すなわち、プランジ
ャポンプの下流側に注射筒を連結して、人手により強制
的にプランジャポンプ内に液体を吸引してやらなければ
ならない。
【0005】加えて、プランジャポンプには、内部に気
泡が混入すると送液が停止してしまう問題がある。この
ため、気泡が混入する虞がある場合には、プランジャポ
ンプの上流側に脱気器を取り付けることが行われてい
る。脱気器としては気体透過膜式のものが一般に使用さ
れているが、これは非常に高価なものである。また、内
部の容量が大きいために試料液の置換に時間がかかる。
更に、プランジャポンプは送液量が小さいので、試料液
を切り替えようとした場合、試料液の置換に時間がかか
るという問題も有している。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、請求項1に記載の発明の課題とするとこ
ろは、高圧での送液が可能であると共に、呼び水を必要
とせず、気泡が混入しても送液を停止することがなく、
しかも送液する液体の置換も速やかになされる送液機構
を提供することにある。
【0007】また、請求項2に記載の発明の課題とする
ところは、カラムクロマトグラフ装置等にその都度人手
を煩わせることなく、一定量の試料液を所望のタイミン
グで自動的に供給することのできるサンプリング機構を
提供することにある。
【0008】また、請求項3に記載の発明の課題とする
ところは、その都度人手を煩わせることなく、一定量の
試料液を所望のタイミングで自動的に採取して、分析す
ることのできるカラムクロマトグラフ装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決成するために鋭意検討した結果、高い吐出圧を有す
るポンプの前段に、吐出圧は低いものの呼び水を必要と
しない、いわゆる自給式のポンプを置くという手法に想
到した。これにより、全体として自給式でありながら高
い吐出圧を有する送液機構を簡便に構成することを可能
とした。
【0010】本発明は、係る新規な手法に基づく送液方
法を実現するために、以下に示すとおりの送液機構を提
供すると共に、この送液機構を用いたサンプリング機構
とカラムクロマトグラフ装置を提供するものである。
【0011】すなわち、請求項1に記載した送液機構
は、試料液等の液体の流通管に、その上流側から下流側
にかけて、ダイヤフラムポンプ又はペリスタポンプのい
ずれかである第1のポンプと、プランジャポンプである
第2のポンプとを順次介装すると共に、前記流通管の第
2のポンプの下流側に、開閉可能な排出管を分岐して連
結したことを特徴とするものである。
【0012】本送液機構では、第1のポンプにより、第
2のポンプを介して送液抵抗が低い排出管へと送液する
ことで第2のポンプ内に液体を充満させることができ
る。すなわち、第2のポンプに対して、従来人手により
行ってきた呼び水を自動的に行うことができ、その後は
排出管を閉じることにより第2のポンプによって高圧で
の送液が可能となる。また、第2のポンプや流通管に気
泡が混入しても、第1のポンプの送液が止まらないの
で、第2のポンプの送液も継続できる。さらに、送液対
象を別の液体に代える場合には、排出管を開き、第1の
ポンプにより送液してやれば、速やかに流路内部の液体
を置換できる。
【0013】また、請求項2に記載のサンプリング機構
は、試料液の流通管に、その上流側から下流側にかけ
て、ダイヤフラムポンプ又はペリスタポンプのいずれか
である第1のポンプと、プランジャポンプである第2の
ポンプとを順次介装し、かつ、一定量の試料液又は一定
量の試料液中に含まれる成分を保持する保持部と排出管
とキャリア流体の供給管と分析部への導入管とが連結し
たバルブを前記流通管の下流側端部に連結してなり、前
記バルブの切替動作により、前記流通管から前記保持部
を介して第1の排出管に至る第1のラインと、キャリア
流体の供給管から前記保持部を介して分析部への導入管
に至る第2のラインのいずれかを形成することを特徴と
するもので、請求項1に記載の送液機構にインジェクタ
を組み合わせて、分析部への試料液導入を可能としたも
のである。
【0014】本サンプリング機構では、試料液の保持部
が細管であっても、濃縮管が介装されたものであって
も、流通管から保持部を介して第1の排出管へと至る第
1のラインにおける送液が高圧で滞ることなく行われ
る。このため、保持部に一定量の試料液又はその成分を
的確に保持することができるので、バルブを切り替えて
第2のラインとしたときに、試料液やその濃縮液等を正
確にカラム等の分析部に導入することができる。
【0015】また、請求項3に記載のカラムクロマトグ
ラフ装置は、請求項2に記載のサンプリング装置を備え
たカラムクロマトグラフ装置である。本装置では、自動
的かつ連続的に試料液の正確な分析が可能である。な
お、カラムクロマトグラフの種類に特に限定はなく、液
体クロマトグラフ、ガスクロマトグラフ、超臨界クロマ
トグラフ等とすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図に沿って本発明の実施の形
態を説明する。図1は、本発明に係る送液機構の一実施
形態例を示す構成図である。本実施形態例に係る送液機
構10は、液体の流通管1と、第1のポンプとしてのポ
ンプ3と、第2のポンプとしてのポンプ4と、排出管5
とから基本的に構成されている。
【0017】液体の流通管1は、上流側端部1aが試料
液タンク2に挿入されており、ここから吸引された液体
が、下流側端部1b側に送出されるようになっている。
ここで、端部1b側には送液抵抗の大きい流路が連結、
ないしは、1cから1bに至る流路自体が送液抵抗の大
きい流路で構成されている。送液抵抗の大きい流路とし
ては、カラムクロマトグラフ装置へのインジェクタの
他、滴定装置、比色装置,フローインジェクションアナ
ライザ等分析計一般に使用されている微量サンプル定量
用の細管式計量管等を含む流路が挙げられる。
【0018】また、ポンプ3は、ダイヤフラムポンプ又
はペリスタポンプである。ダイアフラムポンプは、可撓
性の膜の動きにより送液するポンプで、膜の材質として
はフッ素ゴムやポリプロピレン、フッ素ゴム及びポリテ
トラフロロエチレンを組み合わせたもの等が用いられ
る。又、膜の駆動には、電磁石やモーター等が使用され
る。このポンプの吐出圧は0.3MPa程度、流量は5
0〜100ml/分程度であるが、いわゆる自給式であ
り、ポンプ内に液体が存在しない状態から、自身で液体
を吸引し送液することができる。
【0019】ペリスタポンプは、弾力性のあるチューブ
をしごいて送液するポンプで、例えば、シリコンゴムや
ウレタン、天然ゴム等のチューブを樹脂製や金属製の複
数のローラーで樹脂製等のウインド板に押しつけるもの
がある。このポンプも吐出圧は0.1MPa程度、流量
は10ml/分程度であるが、いわゆる自給式であり、
ポンプ内に液体が存在しない状態から、自身で液体を吸
引し送液することができる。
【0020】ポンプ4は、プランジャポンプである。プ
ランジャポンプは往復動形ポンプともいい、往復動する
プランジャによって移動相を吸引吐出させるポンプで、
例えば、2つの逆止弁に挟まれた室でプランジャを往復
動させるものや、特開昭59−158387に記載され
たポンプのように、側壁に吸引孔と吐出孔が形成された
シリンダ内で液密かつ摺動自在に往復動するプランジャ
が往復動と同時に回転可能となっていて、プランジャの
表面に形成された下端面に達する溝が吸引時には吸引口
に連通し、吐出時には吐出口と連通するように構成され
たもの等がある。このポンプの吐出圧は20MPa程度
であるが、ポンプ内に液体が存在しない状態から、自身
で液体を吸引し送液することはできず、気泡が混入した
場合は送液が停止しやすい。また、流量は5ml/分程
度と比較的少量である。
【0021】排出管5は、流通管1に1cにおいて分岐
して連結されており、開閉弁6が介装されている。排出
管5の内径は、例えば2〜3mmとし、送液抵抗を低く
抑えることが望ましい。
【0022】本実施形態例に係る送液機構により送液す
る場合は、まず、開閉バルブ6を開いてポンプ3を動作
させる。このとき、流通管の下流側端部1bに連結され
た流路は通常排出管5側の送液抵抗より大きいので、ポ
ンプ3により試料液タンク2内の上流側端部1aから吸
引された試料液は、ポンプ4内を経て主として1cから
排出管5側に流入し、排液口へと排出される。
【0023】次に、開閉弁6を閉じて、ポンプ3を停止
させた後、ポンプ4を動作させる。このとき、前記第1
のポンプ2の動作により、上流側端部1aからポンプ4
内までには試料液が満たされているので、ポンプ4は送
液可能な状態であり、高圧で下流側端部1bに試料液を
送出することができる。
【0024】そして、送液対象を別の液体に代える場合
には、排出管5の開閉弁6を開き、ポンプ3により送液
してやれば、ポンプ3の流量はポンプ4に比べて大きい
ので、速やかに流路内部の液体を置換できる。
【0025】もし、発泡しやすい試料液等を扱う場合
は、開閉弁6を閉じた後ポンプ3を停止させず、ポンプ
4と同時に動作させて、気泡の影響によりポンプ4の送
液が停止することを防ぐことができる。この場合、ポン
プ3の流量がポンプ4の流量より著しく大きく、送液に
支障が生じる場合は、図1に示す構成に加えて、図2に
示す送液機構20ように、両ポンプの間1dにチェック
弁8を介装した排出管7を連結し、余分な試料液を排出
するようにしても良い。
【0026】なお、図1、図2共に排出管5の開閉は二
方弁である開閉弁6によるものとしたが、1cに三方弁
を設ける等、他の開閉手段を用いても良い。
【0027】次に、図3は本発明に係るカラムクロマト
グラフ装置の一実施形態例を示す構成図である。図3に
おいて、図1と同一構成の部分については同一参照符号
を付してその説明を省略する。図中、30はバルブ、4
0はカラム、50は検出器である。バルブ30には、一
定量の試料液又は一定量の試料液中に含まれる成分を保
持する保持部31と排出管32とキャリア流体の供給管
33とカラムへの導入管34とが連結している。
【0028】バルブ30は、その切替動作により、流通
管1から保持部31を介して排出管32に至る第1のラ
イン(バルブ30内の実線で示した流路)と、供給管3
3から保持部31を介して導入管34に至る第2のライ
ン(バルブ30内の破線で示した流路)のいずれかを形
成できるようになっている。
【0029】また、保持部31は、一定体積の試料液を
保持できるサンプリングループ、又は一定体積の試料液
を流したときにその試料液中に含まれる成分を吸着する
濃縮管が介装されたループである。
【0030】なお、図3は全体として本発明に係るカラ
ムクロマトグラフ装置を構成するものであるが、これよ
り、カラム40と検出器50を除いたものが本発明に係
るサンプリング機構に相当する。また、サンプリング機
構は、送液機構10その他後述する構成での本発明に係
る送液機構を含むものである。
【0031】本実施形態例に係るカラムクロマトグラフ
装置により分析を行うためには、まず、開閉バルブ6を
開いてポンプ3を動作させる。このとき、流通管の下流
側端部1bに連結されたバルブ30は第1のラインと第
2のラインのいずれに切り替えてあってもよい。もし、
バルブ30が第2のライン側であれば、1cから排出管
5側に排出されるだけでなく、一部の試料液は排出管3
2側へも排出される。
【0032】次に、開閉弁6を閉じてポンプ3を停止さ
せる。そして、バルブを第2のラインへ切り替えて、又
は第2のラインのままの状態でポンプ4を動作させる。
すると、1bから試料液が保持部31に流入する。この
間、キャリア流体の供給管33とカラムへの導入管34
はバルブ30により直接連結されており、カラム40側
にはキャリア流体のみが供給される。なお、ポンプ3を
停止させずにポンプ4を動作させることも可能である。
【0033】ここで、保持部31が一定体積の試料液を
計量するものであれば、流入した試料液が保持部31を
満たし、排出管32から排出されるに至ったところで次
の動作ステップに進むことができる。一方、保持部31
が濃縮管を介装したループである場合には、一定体積の
試料液を流通させた後、次の動作ステップに進むことが
できる。
【0034】次の動作ステップは、バルブ30を第2の
ライン側へ切り替えるものである。これにより、保持部
31に保持された試料液又は試料液中に含まれる成分
は、キャリア流体の供給管33から供給されたキャリア
流体により、導入管34を経由してカラム40へ導入さ
れ、次いで、検出器50を通過した後排出される。この
間、流通管1と排出管32はバルブ30により直接連結
されており、試料液は直接排液される。
【0035】もし、試料液を交換する場合は、図1と図
2において説明したのと同様に、排出管5の開閉弁6を
開き、ポンプ3により送液してやれば、速やかに流路内
部の液体を置換できる。
【0036】本実施形態例においては、送液機構として
図1に示す送液機構10を用いたが、排出管5と開閉弁
6を省略して送液機構を構成することもできる。この場
合、請求項1にいう液体の流通管を構成するのは、流通
管1から保持部31を経由して排出管32に至るライン
であり、開閉可能な排出管は、1bにて前記ラインから
分岐し、バルブ30を開閉機構として排出管32へ直接
至るラインである。この送液機構による場合は、送液開
始時や試料液交換時に、バルブ30を第2のラインとし
た状態でポンプ3を動作し、流通管1やポンプ4等の内
部に試料液を導入することとなる。
【0037】ただし、バルブ内の流路は内径0.5mm
程度と小さいので、本実施形態例のようにバルブを経由
しない排出管5を備えていた方が流路抵抗を小さくする
ことができ、送液開始や試料液の交換がより速やかに行
われるという利点がある。また、バルブ30の切替状態
を特に確認せずに開閉弁6を操作できるという利点もあ
る。なお、送液機構10に代えて、図2に示す送液機構
20を採用することができるのはもちろんである。
【0038】また、本実施形態例においては、サンプリ
ング機構及びカラムクロマトグラフ装置の構成部材とし
て6方バルブ1つを用いたが、2方弁や3方弁を複数組
み合わせることも可能である。また、流路内の洗浄を行
う場合等、より複雑な流路切替とする必要が有る場合
は、6方バルブを複数組み合わせることも可能である。
さらに、本実施形態例においては、保持部31とカラム
とを直接導入管34で連結しているが、間に再濃縮の手
段等別の構成部材を介在させて、最終的にカラムへ導入
されるようにしても良い。
【0039】
【発明の効果】本発明の送液機構によれば、高圧での送
液が可能であると共に、呼び水を必要とせず、気泡が混
入しても送液を停止することがなく、しかも送液する液
体の置換も速やかになされる。また、本発明のサンプリ
ング機構によれば、カラムクロマトグラフ装置等にその
都度人手を煩わせることなく、一定量の試料液又は一定
量の試料液中に含まれる成分を所望のタイミングで自動
的に供給することができる。さらに、本発明のカラムク
ロマトグラフ装置によれば、その都度人手を煩わせるこ
となく、一定量の試料液を所望のタイミングで自動的に
採取して分析することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る送液機構の一実施形態例を示す構
成図である。
【図2】本発明に係る送液機構の他の実施形態例を示す
構成図である。
【図3】本発明に係るカラムクロマトグラフ装置の一実
施形態例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 流通管 2 試料液タンク 3 第1のポンプ 4 第2のポンプ 5 排出管 6 開閉弁 10 送液機構 20 送液機構 30 バルブ 31 保持部 32 排出管 33 キャリア流体供給管 34 導入管 40 カラム 50 検出器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体の流通管に、その上流側から下流側
    にかけて、ダイヤフラムポンプ又はペリスタポンプのい
    ずれかである第1のポンプと、プランジャポンプである
    第2のポンプとを順次介装すると共に、前記流通管の第
    2のポンプの下流側に、開閉可能な排出管を分岐して連
    結したことを特徴とする送液機構。
  2. 【請求項2】 試料液の流通管に、その上流側から下流
    側にかけて、ダイヤフラムポンプ又はペリスタポンプの
    いずれかである第1のポンプと、プランジャポンプであ
    る第2のポンプとを順次介装し、かつ、一定量の試料液
    又は一定量の試料液中に含まれる成分を保持する保持部
    と排出管とキャリア流体の供給管と分析部への導入管と
    が連結したバルブを前記流通管の下流側端部に連結して
    なり、 前記バルブの切替動作により、前記流通管から前記保持
    部を介して排出管に至る第1のラインと、キャリア流体
    の供給管から前記保持部を介して分析部への導入管に至
    る第2のラインのいずれかを形成することを特徴とする
    サンプリング機構。
  3. 【請求項3】 試料液の流通管に、その上流側から下流
    側にかけて、ダイヤフラムポンプ又はペリスタポンプの
    いずれかである第1のポンプと、プランジャポンプであ
    る第2のポンプとを順次介装し、かつ、一定量の試料液
    又は一定量の試料液中に含まれる成分を保持する保持部
    と排出管とキャリア流体の供給管とカラムへの導入管と
    が連結したバルブを前記流通管の下流側端部に連結して
    なり、 前記バルブの切替動作により、前記流通管から前記保持
    部を介して排出管に至る第1のラインと、キャリア流体
    の供給管から前記保持部を介してカラムへの導入管に至
    る第2のラインのいずれかを形成することを特徴とする
    カラムクロマトグラフ装置。
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