JPS6197570A - 生体試料分析装置 - Google Patents

生体試料分析装置

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JPS6197570A
JPS6197570A JP21842384A JP21842384A JPS6197570A JP S6197570 A JPS6197570 A JP S6197570A JP 21842384 A JP21842384 A JP 21842384A JP 21842384 A JP21842384 A JP 21842384A JP S6197570 A JPS6197570 A JP S6197570A
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blood
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JP21842384A
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Nobuyoshi Takano
信義 高野
Hiroshi Mimaki
弘 三巻
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/483Physical analysis of biological material
    • G01N33/487Physical analysis of biological material of liquid biological material
    • G01N33/49Blood
    • G01N33/4925Blood measuring blood gas content, e.g. O2, CO2, HCO3

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は生体試料分析装置に係り、特に全血試料の測定
に適した分析装置に関する。
〔発明の背景〕
従来の生体試料分析装置は、大別すると試料毎に反応容
器に入れて移送するディスリートタイプの装置と、同じ
流路内に試料を順次導入して分析測定部へ導くフロータ
イブの装置があるが、本発明はフロータイブの分析装置
を改良するものである。
フロータイブの分析装置の従来例として、特開昭59−
5933  が知られている。この分析装置は、電解質
を分析する測定部と生化学分析項目を測定する測定部の
2系統の測定部を備えている。そして、流路切換弁を通
った試料だけが、両測定部に供給される。
一方、血中ガスだけを測定するような全血試料は1.5
0tlt程度の極微量であるから、上述の公知例におけ
る電解質測定部を、血中ガス測定系に変更して血中ガス
を測定しようとしても、流路切換弁の死空間が障害とな
って測定が困難であ慝ことが発明者らの実験によって知
得された。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、血中ガスの測定を含む三系統の分析操
作が可能な生体試料分析装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、フロータイブの分析装置において、大気開放
し得る試料導入口を備えた試料導入部と、計量管を備え
た流路切換弁と、上記試料導入部からの試料を測定対象
系統に応じて、上記計量管に供給し得、かつ一切の切換
弁を介さずに血中ガスを測定する第1の測定部へ供給し
得る分岐管と、上記計量管を通過した試料について他の
系統の分析項目を測定する第2の測定部と、上記計量管
内の試料を受け入れてもう1つの系統の分析項目を測定
する第3の測定部とを、設けたことを特徴とする。
〔発明の冥施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図である。試
料導入部50から導入された全血試料は、血中ガス測定
部10では希釈されることなく測定される。この血中ガ
ス測定部10に供給される試料は、試料導入口が開口さ
れた受器160から分岐点54まで満たされた全血であ
るのが通常であるが、血中ガスだけを分析する試料につ
いては、試料液検知器12から分岐点54を経て受器1
60の間に存在される全血の場合がある。血中ガス測足
部10へ導入される全血の量は、正確に計量されること
を必ずしも要求されない。濃度だけが問題だからである
電解質測定部20でも全血試料が希釈されることなく測
定に供される。ここでも試料の容量は厳密に正確に計量
することを要しない。一方、生化学分析項目測定部30
には一定倍率に希釈された試料が供給される。このため
血液試料は、流路切換弁40が持っている計量管43で
容量を正確に計量し、希釈液又は試薬液によって所定倍
率に希、釈する。生化学分析項目測定部30の上流には
、流通中に希釈を進行させるための希釈用コイル又は反
応用コイル31が設けられている。
試料導入部50は受器160に接続される管53、受器
160と契合する管57を有する蓋150から成る。蓋
150は受器160と支点軸を中心に回転し開けたとき
は無接点スイッチを開き、閉めたときは無接点スイッチ
を閉じ、その状態を制御装置70に伝送する。さらに閉
じたときは管53.管57は連通し、その保合面から外
部へは液体、ガス等の漏洩がないよう遮断されている。
管53は分岐点54を有し、この分岐点に菅55が連通
している。分岐点54は、更に第1の試料液検知器12
を下部に有する第1測定器11から成る第1の測定部1
0に連通している。この第1の測定部10へ試料を矢印
の方向に送り込む動作はポンプ13が行なう。ポンプ1
3の下部には分岐して開閉弁14がある。管53の内容
積は第1の測定部10が必要とする試料容積に同じかこ
れよシも若干多く、それでも50μを程度である。
流路切換弁40を以下第1の切換弁と称するがこの動作
の詳細を第2図〜第4図に示す。弁座42には各ボート
を形成する管a、b、cl。
c2.d、eが設けられ、可動弁41には計量管43お
よび連通管44が設けられている。弁41、弁座42は
円柱形でその中心軸上で弁41が回転し、第2図の如き
サンプリング状態、第3図の如きインジェクション状態
、第5図の如き標準液計量状態の管路接続状態に変化す
る。第2〜4図は管路接続の理解を助けるため、平面的
に展開して示しである。弁41、弁座42の接触面は気
体。
液体とも接続外の管路及び外部へ漏洩させてはならない
。前述の管55は管路aに連通している。
管路すに連通する管56は第2の試料液検知器22を下
部に、もつ第2の検知器21から成る第2の測定部20
に連なる。
電解質を測定するための第2の測定部20は、電解質測
定器21の上流に試料液検知器22を有する。下流は分
岐管に大気開放用開閉弁24が配置され、もう一方の流
路は矢印方向へ送液するポンプ23に到っている。
第3測定部30のために必要な希釈液は、ポンプ33に
よって矢印方向へ送液される。流路34は切換弁40に
到る前に分岐され、一方は管C1を経由して第3の測定
部30へと連なり、他方は管C2に通じる。
第1の切換弁40に通じている管55の内容積は極力小
さく形成される。また、計量管43の内容積は第3の測
定部に適した量となっており、例えば10〜20μtに
正確に作られている。管すのボートから液検知器22ま
でを結ぶ管56の内容積は、第2の測定部20に適した
量に形成されておシ、例えば50〜100μtに作られ
ている。
試料導入部50の蓋150に通ずる管57は、  “管
’*Lg+’を選択し得る第2の切換弁61に接続され
る。一方、第4の切換弁40の弁座42に接続された管
eは、管路j、 k、tを選択し得る第3の切換弁62
に連なる。
第1の切換弁40、第2の切換弁61、第3の切換弁6
2は、いずれもステッピングモータの作動、停止動作に
よって駆動され、制御装置70で動作制御される。試料
液検知器12.22は光透過形でも光反射形でもよいが
、試料液の初めを検知した信号は制御装置70へ伝送さ
れる。ポンプ13.23,33、および開閉弁14.2
4はともにその作動が制御装置70で統制される。詳細
゛ を図示しなかったが、制御装置はマイクロコンピュ
ータ、各種インターフェース、ドライバ、コンパレータ
、アナログデジタル変換器、CRT、キーボードパネル
、プリンター、記憶媒体などから構成される。
次に、試料導入部50の詳細構造を説明する。
第5図はNil 50および受器160の一例を示す断
面図である。
同図において、蓋カバーには標準液導管57が接合され
ている蓋150が外枠155にねじ154で固定されて
いる。この蓋カバーは回転軸169を中心として回転し
得る。受器側はアクリロニトリル成分の多いNBRで作
られた試料導入口を待った受器160を有し、これに気
密に封入される試料導入管53、固定する金具165お
よびねじ167を有する。前記回転軸169は本体枠1
68に固定される。ピストン170は、本体枠168に
固定された回輯軸174を中心として回転するシリンダ
172内を滑動し、常に圧縮ばね173により外方に力
を作用させている。
この力はピストン170に固定された軸171により蓋
150を常に受器160に押し付けており、蓋150を
開くときはピストン170が軸174を中心として回転
し、完全に開いた状態を維持する。微小な回転の動きを
正確に検知するように、ピストン170に固定された脇
の長い遮閉板175は本体枠168に金具177で固定
された光遮断スイッチ176を遮閉する。シリンダ17
2が回転してはいけないとき、部ち受6160が蓋15
0で嫌気的に密閉されなければ分析装置が正常動作がで
きないときは、本体枠168に固定されたロータリーソ
レノイド179の作動によりストッパ178がシリンダ
172の回転を阻止するよう働く。
第6図は、さらに受器160と蓋150の詳細を示して
おシ、受器には、例えば入口径最大3.91箇とし、深
さ約5IIlI+1奥行径約1mの円錐状をなしている
キャピラリ係合部162が設けられている。
この場合、キャピラリー保合部162の入口径は、第7
図に示すように、一般的に用いられる外径1.60のキ
ャピラリー91を挿入したとき、ある程度の保持力を保
ち、かつ流路拡大部92と極力小さく保合し得る外径2
冑程度が望ましい。
一方、キャピラリー保合部の外側(図の左側)は、日本
工業規格J I S−T 3201に示すガラス注射器
が嫌気的に、かつ流路拡大部が極小になるように装着可
能な構造となっておシ、ここでは奥行径3.91 tr
rris深さ約2〜4mm、テーパ6/100の円錐状
をなしている保合部163が設けられている。第6図の
ように蓋150Fi808316等の受器160の部材
よりも堅固でかつ生理学的に 。
安定な部材で作られ、その先端は保合部1630入口を
嫌気的に封止できるよう突出部153が設けられ、ここ
に接合される標準液導入管57の流路はこの突出部15
3の中央に開口している。なお、この突出部153の開
口部は円錐状に拡大されていることが望ましい。
第8図にアダプタを取付けたときの構造を示す。
このアダプタは曲9部83を有する中空針82と、JI
S−T3201表2に示された種類の1〜20atの筒
先と外形寸法が同一な係合子81とから成り、曲シ部8
3−!での長さはできるだけ短かく、中空針82の斜下
方部の長さは75m程度に設定されている。また、中空
針82の内径は約0.7 tm。
外径は約0.9 w程度に設定されている。
第9図はバッグ用アダプタを示す図である。バッグ用ア
ダプタは、一端が前記係合子81と同形状をしだ係合部
81′と、他端が呼気用バッグの出入口に気密にかつ滑
動しないよう係合するためのゴム止め87を有する縄千
部86とから成し、中央部に径が約11III程度の穴
88が貫通してbる。
次に、試料導入部50の動作を説明する。まず、キャピ
ラリー91内の試料を吸引によシ第1の測定部10に取
り込むには第7図に示したようだキャピラリー91をキ
ャピラリー係合部162に挿入する。また、注射器内の
試料(又は試験管内の試料又はアンプル内の標準試料)
を吸引により取り込むには、アダプタを第8図に示した
ように保合部163に挿入し、中空針82を筒先内又は
容器内に挿入する。この状態でポンプ13を作動させる
と、キャピラリー91内まなは容器内の試料は吸引され
る。一定時間後、液検知器12が試料液面を検知すると
、ポンプ13は停止する。
次いで蓋150を閉めると、ストッパ178が作動し、
蓋150は開くことができなくなシ、切換弁61が内部
標準液を流路fから取シ入れるよう流路を切換える。こ
の状態でポンプ13が再び作動する。これにより、試料
が第1の測定部1゜に取シ込まれ、次にポンプ13が停
止すると、血中ガス濃度に応じた電気信号などが測定部
10で測定される。測定終了後、再びポンプ13が作動
し、内部標準液が測定部lOに取シ込まれる。このとき
、受器160の流路部及び試料導入管164等の内部の
試料が残存しないよう、すなわち洗浄が行なわれるよう
十分内部標準液が流される。□次いで、切換弁61は内
部標準液のガス分圧と等しい分圧のガスまたは空気を取
り込む流路gを選択し、ガスと内部標準液とを交互に流
して洗浄効果を高める。この洗浄終了後、再び内部標準
液が測定部10に取シ込まれ、そのガス濃度に応じた電
気信号などが測定される。この場合、較正用標準液を流
路りから取シ込んだシ、流路内の沈着物を除去する洗浄
液を流路iから取シ込むこともできる。
一方、注射器内の試料を押し込み注入するには、直接注
射器の筒先を保合部163に挿入し、さらに開閉弁14
を大気に開放し、教子を押し込めばよい。また、バッグ
内のガスを取シ込むにはバッグ用アダプタ85を用いる
このようにして必要な試料を取り込んだ後は、蓋150
を閉じる。すると、開閉弁14が閉塞し、試料が測定部
10に取シ込まれる。
続いて第1図の実施例による試料分析動作を説明する。
(1)試料吸引による全成分測定 アンプル又は開放容器等に収容された精度管理用標準試
料、或は試験管又は注射器等に採血された全血等で、全
成分を測定するに足る量の試料があり、かつ吸引して試
料を取シ込むものとする。
この場合、キーボードより全成分測定かつ吸引という2
種の入力を行なった後、受器160に第8図のアダプタ
を挿入し、このアダプタの他端を前述の試料の出口に差
し込む。
次に開始のスイッチを押すと、切換弁40が第2図の如
きサンプリング状態に管路を接続し、ポンプ33が作動
して希釈液が管路cl、dを過つて第3の測定部30へ
流れる。同時に、ポンプ23が作動し、全血試料が管5
3,55、管路a1計量管43、管路b1管56を順次
繰て流れ、第2の試料液検知器22に至るとき、これが
信号を発し、これによシボンプ23が停止し、吸引路シ
の合図を操作者にする。或は先の信号よシ少し遅れてポ
ンプ23を停止させてもよい。操作者はアダプタを受器
160から取シ外し、蓋150を閉じる。蓋が閉じられ
るとその信号が発せられこれによシ第2の切換弁61は
管路fを選択しここよシ血液ガス用内部標準液が、第3
の切換弁62は管路jを選択しここよシミ解質、血糖、
尿素窒素用内部標準液(以下混合内部標準液と略称)が
そそれ導入され得る状態になっている。
蓋52が閉められると同時に第1の切換弁40は第3図
のインジェクション状態に切り換シ、管路aは閉塞され
る。続いてポンプ13が作動し、管53内の全血試料を
検知器12まで導入して止まる。試料に後続して管53
内には管57からの液体が、そして管57にはfからの
血液ガス用内部標準液が導入される。この第1の測定部
10で、酸素分圧、炭酸ガス分圧、水素イオン!1度お
よび必要ならヘモグロビン濃度が測定される。
第2の測定系統では、管56内の全血試料がポンプ23
により第2の測定器21内に導入されて停止する。管5
6内は導管44の、導管44内は管路eの、管路e内は
混合内部標準液がそれぞれ導入される。この第2測定器
21では塩素イオン。
カリウムイオン、ナトリウムイオン、カルシウムイオン
のそれぞれの活量および必要ならヘモグロビン濃度が測
定される。
第3の測定系統では、管路す、dが第1の切換弁40の
切換によって計量管43と連通され、そ° の中の試料
が希釈液によって移送され、第3の測定部30に至るう
ちに所定倍率に希釈され、ここで血糖、尿素窒素濃度が
測定される。測定終了後の動作は後述する。
(2)キャピラリー採血試料の測定 キヤビンIJ−に採血された動脈血は、その目的上、血
中ガス成分のみを測定するものであり、事実上供し得る
試料量は50 AL租度の微量である。
この場合操作者はキーボードよシキャピラリーという入
力をする。続いて受器160に第7図の如くキャピラリ
ーの先端を押しつけ、開始スイッチを押すと、第1の切
換弁40が第3図の如きインジェクション状態になり、
管aを閉塞し、ポンプ13が作動して試料を吸引し第1
の試料液検知器12に達したとき吸入を停止する。この
とき、管53の受器160側には、キャピラリー内の残
余試料と場合によっては空気までもが取り込まれる。
第1の試料液検知器12の検知信号による合図があれば
、キャピラリーを受器160から外し、蓋150を閉じ
る。以下(1)の第1の場合と同様に動作する。
さらに(1)で述べた試料収容容器内の試料が50μを
程度と微量で血中ガスのみを測定したい場合、または試
料量が十分でも血中ガスのみを測定したい場合は、キー
ボードよりガス又はキャピラリーと入力し、(1)で述
べたアダプタを用いて測定するときも上述と同様の動作
によシ測定が行なわれる。
(3)試料押し込み注入による全成分測定注射器等押し
込み注入できる試料容器で、押し込み注入する場合は、
キーボードより全成分測定かつ注入という2種の入力を
行なう。受器160に注射器を当て開始のスイッチを押
す。このときは開閉弁24が開き管56が大気と連通し
、第1の切換弁40が第2図の如きサンプリング状態に
管路を接続し、ポンプ33が作動して希釈液が第3の測
定部30へ流れる。
続いて試料を靜かに押し込み注入すると、試料は計量管
43を経て第2の試料液検知器22に到り、その時信号
を発し合図を操作者にする。それまで測定部20内を充
満していた液体は開閉弁24を経て外部に押し出されて
排出される。操作者が注射器を外し蓋150を閉じると
開閉弁24が閉塞し、以降は(1)で既に説明した工程
順にそれぞれの測定部で測定が続行する。
(4)気体試料の測定 血液のみならず呼気ガスなどの気体試料中の酸素分圧お
よび炭酸ガス分圧を測定することができる。この場合、
キーボードよシガスと入力する。
(1)で述べたアダプタを受器160に装着し、ここよ
シガスを押し込み注入する準備をして開始のスイッチを
押す。これによシ開閉弁14が大気に開放され、第1の
切換弁40は第3図の如きインジェクション状態にな多
管路aは閉塞するので、静かにガスを注入する。十分量
の注入を終った後蓋150を閉じると、開閉弁14が閉
塞する。
(5)試料押し込み注入による血中ガス成分測定上述の
(3)の如く全成分を測定する必要のない場合、あるい
は血中ガスを測定できるだけの微量の試料しかない場合
には、キーボードよシ血中ガスかつ注入という入力を行
なう。これによシ(4)の状態に装置がなるのであるが
、試料が第1の試料液検知器12に到ると信号が出、操
作者に合図をする。このときに蓋150を閉じると、上
述の(4)と同様に以降の工程が続行する。
(6)第1の測定部の洗浄 第1の測定部10での測定が終了(一定時間後又は測定
信号量が不変に至った時)すると1.ポンプ13が作動
し試料を排出すると同時に血中ガス内部標準液を替シに
導入する。次に第2の切換弁61が流路gを選択し、こ
こから空気又は血中ガス内部標準液と同成分分圧のガス
を吸引する。切換弁61の切換動作を繰りかえして標準
液、ガスと交互に数秒ずつ流すと、第1の測定器ll内
の洗浄を効果的に行なうことができる。
(7)第2の測定部の洗浄 第2の測定部20で測定が終了すると、ポンプ23が作
動し試料を排出すると同時に混合内部標準液が導入され
る。この混合内部標準液で第2測定器21を十分洗浄す
る。
第3の測定部は常に流れている希釈液で洗われている。
(8) 1点較正 測定部の洗浄が終了した後、第1の測定部10に血液ガ
ス用内部標準液を充満し、第2の測定部20には混合内
部標準液を充満し、第3の測定部30には希釈液を流し
たまま、それぞれの系統の測定器でその測定値を測定す
る。
1点較正が終ると、次の試料の測定が可能となる。
(9)第1の測定部の2点較正 先ず上述の(8)によシ血液ガス用内部標準液の第1の
測定器11の出力値を測定する。次に上述の(6)の洗
浄工程に準する工程を入れる。これは場合によシ入れな
くともよい。その後筒2)の切換弁61の管路りを選択
しここから血液ガス用較正液をポンプ13によシ、第1
の測定器11に導入し十分前液と置換させて止める。こ
の状態でその出力値を測定する。再び上述の(6)の洗
浄工程に準する工程を入れる。次いで血液ガス用内部標
準液を導入する。これを繰シ返す。
α0 第2の測定部の2点較正 第1の切換弁40を第3図の如きインジェクション状態
又は第4図の如き標準液計量状態を保つよう、すなわち
管路すと管路Cを連通状態に維持選択して電解質、血糖
、尿素窒素用較正液(以後混合較正液と略称)を測定部
20に導入し、これらを交互に行なう。
(ロ)第3の測定部の2点較正 第1の切換弁40を第4図の如き標準液計量状態にし、
第3の切換弁62から混合内部標準液をポンプ23で計
量管43に取シ込む。希釈液は管路C2、管路dを経由
して第3の測定部30に流れている。次に第1の切換弁
40を第3図の如きインジ千クション状態にし希釈液中
に混合内部標準液を挿入する。この混合内部標準液が第
3の測定部30に達したとき出力値が測定される。次に
第1の切換弁40を再び第4図の標準液計量状態にし、
第3の切換弁62から混合較正液をポンプ23で計量管
43に取シ込む。再び第1の切換弁40を83図のイン
ジェクション状態にし、同様にしてそれが第3の測定部
30に達したときその出力値を読む。更にこれ等を繰返
えしてもよい。
@ 測定部の著しい汚れの洗浄 第1の測定部10の著しい汚れは、第1の切換弁40を
第3図のインジェクション状態にして管路aを閉塞し、
第2の切換弁61で管路iを選択し洗剤をポンプ13で
導入して洗浄する。第2の測定部20は第1の切換弁4
0をそのままにし、第3の切換弁62で管路tを選択し
洗剤をポンプ23で導入して洗浄する。
(至)試料導入部の洗浄 試料を取シ込む毎に汚染される試料導入部50は、第1
の測定部10に試料を導入しない場合でも、試料を取シ
込む毎に第1の測定部10を洗浄する上述の(6)の工
程を行なうことによシ、同時に試料導入部50も洗浄さ
れる。このことは試料導入部50の洗浄工程を不要にす
る結果となシ、次の試料導入までの時間を短縮すること
ができる。
更に試料導入部50の特別な洗浄装置も不要となる利点
がある。
第1図の実施例では、血中ガス成分、電解質成分、およ
び他の生化学成分を、微量な試料の1回の導入により、
別々に又は同時に測定することが可罷である。更に試料
導入部の洗浄のために特別の洗浄装置を設けることが不
要となシ、試料処理速度の向上及び洗浄装置が不要にな
るなど経済性に優れている。
第10図は本発明の他の実施例を示す概略構成図である
。第1図の例と同様の構成部品には、同じ符号を付しで
ある。
第1の切換弁45の流路が第10図の図示(第2図のサ
ンプリング状態に相当)の如くなっているとする。アン
プル中の精度管理用試料又は試験管又は注射器に採血さ
れた全血又はバッグに採取された呼気ガス等の試料を分
析装置内に吸引したいとき、試料導入部50において第
8図の如きアダプタを受具に装着し、ノズルを注射器の
筒内に挿入し、又はアンプル内に挿入する。続いてポン
プ23を動作させ液面検知器22が試料の液面を検知し
たときポンプ23を停止する。
次にノズルを受具160から取シ外し、蓋150を閉め
る。第2の切換弁65は流路gを選択し、ここよシ血液
ガス用内部標準液が導入される。その後切換弁45は第
3図のインジェクション状態に移ると同時にポンプ13
が動作し、管53内の試料は検知器11内に導入され3
種の血液ガスの濃度に応じた3種の電気信号を発生する
。前記インジェクション状態では計量管43内の全血は
動作しているポンプ33から搬送されてくる希釈液に押
し出され希釈されながら第3の測定部30に導入され血
糖、尿素窒素の濃度に応じた2種の電気信号を発生する
他方第3の切換弁66は流路tを選択し、ここより後続
するように電解質、血糖、尿素窒素用内部標準液(以降
電解質等内部標準液と略称)を導入しながら、導通管4
4を経てポンプ23は流路す内の全血を電解質測定器2
1内に導入する。ここで電解質濃度に応じた4種の電気
信号を発生する。最後にポンプ13は血液ガス用内部標
準液を、ポンプ23は電解質等内部標準液を導入し、そ
れぞれの各測定部は電気信号を得るよう測定する。
必要なら切換弁65で流路りを選択し、ここから空気又
は血液ガス用内部標準液と同分圧成分のガスを導入し第
1の測定部10’を洗浄又は血液ガス用内部標準液と交
互に洗浄すると洗浄が効果的である。又必要なら切換弁
45を第4図の如き標準液計量状態にし流路fよシ流路
洗浄液を試料導入部50を経由して切換弁65により選
択した流路iから排出することもできる。
注射器に採血された全血を押し込み注入する場合は弁2
4を大気圧に開放して試料導入部50の契合部163に
注射器を直接契合して押し込み注入して液面検知器22
が動作したら止める。その後の動作は吸引の場合と同じ
である。
ガラス毛細管のように試料量が少ない場合は、液検器7
7を動作させ、この位置まで試料を導入してもよく(押
し込み注入)、又は液面検知器12(吸引)を用い、血
液ガスだけを測定する。
一定時間間隔で血中ガス測定器11の較正を行なう場合
は、第2の切換弁65の流路jから血液ガス用較正液を
導入することもできるし、切換弁45を第4図の如き標
準液計量状態にし、切換弁66の流路mよシミ解質、血
糖、尿素窒素用較正液を導入して電解質測定器21の較
正もできる。
次に切換弁45を第3図の如きインジエクション状態に
し計量管43内の較正液で測定器30の較正もできる。
希釈液用流路がcl、c2と2流路あるため、希釈液の
流れは一定状態に常に維持できる。
同様に測定器11内を洗浄するときは切換弁65の流路
によシ洗浄液を導入し、測定器21内を洗浄するときは
切換弁66の流路nよシ洗浄液を導入して洗浄すること
ができる。液面検知器は気体と液体の光屈折率の差を反
射法で検知しても、全血の透過率をみる形のものであっ
てもよい。
もちろん、これ等の動作は図示しなかったが、キーボー
ド入力、CRT表示、プリントアウトを含めてマイクロ
コンピュータで自動的に作動する。
第10図の実施例によっても、1箇所の試料導入口から
、ノズルの脱着、および嫌気的液密な蓋よシ、試料収容
器具の違いにもかかわらず、押し込み注入、装置自体に
よる吸入、さらには内部標準液、較正液の導入、又は洗
浄液(およびガス)の迎1定部への導入又は試料導入部
の洗浄が可能となった。このことは、第1の切換弁に希
釈液流路が2流路あることにより、全血の計量、第3の
測定部流路へのインジェクション、内部標準液(又は較
正液)の計量とインジェクションヲ行なっている間も希
釈液流は安定しているという条件のもとに可能となるも
のでもある。また、第1の液面検知器によシ、少量(5
oμを程度)でも第1の測定部への導入は可能であシ、
第2.第3の測定部への試料量も、その間に存在するも
のが第1の液面検知器と第1の切換弁のみである為、少
量(100μを程度)にすることができる。
第1図の実施例および第10図の実施例のいずれも、3
系統の全成分を分析するときは、全血試料が3分割され
る。1つは計量管43内の生化学分析項目用試料であシ
、もう1つは試料導入部と第1の切換弁の間に存在する
血中ガス用試料であシ、他の1つは計量管よシ下流、す
なわち計量管と液検知器22の間に存在する電解質用試
料である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、微量試料の場合に血中ガスだけでも測
定ができ、かつ試料が比較的多い場合には血中ガス、電
解質、生化学分析項目の3系統の測定ができるので、分
析装置としての適用範囲が著しく拡大される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略構成図、第2図〜第4
図は流路切換弁の各状態を示す図、第5図は試料導入部
の詳細を示す断面図、第6図は受器と蓋の構成を示す断
面図、第7図はキャピラリー管挿入時の受器の断面図、
第8図はアダプタ装着時の受器の断面図、第9図はバッ
グ用アダプタの縦断面図、第1O図は本発明の他の実施
例の概略流路構成図である。 10.10’・・・第1の測定部、12,22.77・
・・液検知器、13,23.33・・・送液ポンプ、1
4.24・・・開閉弁、20・・・第2の測定部、30
・・・第3の測定部、40,61,62,65.66・
・・切換弁、43・・・計量管、50・・・試料導入部
、54・・・分岐点、150・・・蓋、160・・・受
器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、生体試料を流路内を通して複数の測定部に導き、自
    動的に分析項目を測定する生体試料分析装置において、
    大気開放し得る試料導入口を備えた試料導入部と、計量
    管を備えた流路切換弁と、上記試料導入部からの試料を
    測定対象系統に応じて、上記計量管に供給し得、かつ一
    切の切換弁を介さずに血中ガスを測定する第1の測定部
    へ供給し得る分岐管と、上記計量管を通過した試料につ
    いて他の系統の分析項目を測定する第2の測定部と、上
    記計量管内の試料を受け入れてもう1つの系統の分析項
    目を測定する第3の測定部とを、設けたことを特徴とす
    る生体試料分析装置。 2、特許請求の範囲第1項において、上記第2の測定部
    は電解質を測定するものであり、上記第3の測定部は生
    化学分析項目を測定するものであることを特徴とする生
    体試料分析装置。 3、特許請求の範囲第1項において、上記試料導入口は
    血中ガス標準液の導入口を兼ねていることを特徴とする
    生体試料分析装置。 4、特許請求の範囲第1項において、上記第1の測定部
    は血中ガス測定器の下流が分枝され、その分枝管に大気
    開放弁を有していることを特徴とする生体試料分析装置
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