JPH1033872A - ミシン - Google Patents

ミシン

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JPH1033872A
JPH1033872A JP19175796A JP19175796A JPH1033872A JP H1033872 A JPH1033872 A JP H1033872A JP 19175796 A JP19175796 A JP 19175796A JP 19175796 A JP19175796 A JP 19175796A JP H1033872 A JPH1033872 A JP H1033872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
needle
sewing
pattern
sewing machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP19175796A
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English (en)
Inventor
Masao Ogawa
雅夫 小川
Minoru Sakanobe
稔 坂廼辺
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 布厚に対応した糸調子を容易に確実に得て、
薄地の縫製と厚地の縫製に於ける糸調子の設定を容易に
し、ヒッチステッチ、ムラ等の無い高品質の縫製を可能
にする。 【解決手段】 直線50aを選択した場合とハード50
bを選択した場合とでは、外釜14、針棒16、針4
6、送り歯34、上糸の天秤等の動作は同一である。直
線50aを選択した場合、下糸天秤クミ60は揺動し下
糸を繰り出しソフトな縫い目が形成される。ハード50
bを選択した場合、下糸天秤クミ60は休止して下糸と
離間し締まった縫い目が形成される。糸調子の強弱をイ
メージした形象が模様選択スイッチには描画されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糸調子を縫い目に
合わせて変更するミシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、下糸を押し下げることによって縫
い目に対する糸調子を適正化する方法として例えば特公
昭63−6033号公報に記載されているものがあり、
これは、下糸張力の強さをミシン機構外部からミシン使
用者が調節し、上糸張力と適合させ適正な糸調子を得て
いる。
【0003】また、特公昭61−3519号公報に記載
されているものは、縫い目形成時ごとに下糸を引き出し
かつ引き締める下糸引き締め部材により、その運動量を
調節することで上糸とつりあいを取り適正な糸調子を得
ようとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同一の
模様であっても布の厚さ、堅さ或いは柔らかさ(布の厚
さ、堅さ或いは柔らかさを以下、布質と称す)が異なれ
ば糸調子を布質に合わせて増減させる必要があるが、上
述した2つの従来ミシンのうち前者のミシンでは、作業
者が模様選択に合わせて糸調子を適切に調整する必要が
あり面倒である。また後者のミシンでは、模様に対して
カムで決められた唯一の糸調子しか設定できないので、
糸調子を布質に対し適正に合わせることがないという問
題点がある。例えば、ある布厚で予め決められている糸
調子では、その予め決められた布厚より薄い布に対して
その糸調子で縫製を行うと、布が縫い目の糸によって縮
み、しわが生じてしまう。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、布質と縫い目に適した良好な糸
調子を得るミシンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のミシンは、縫い針を駆動
する針駆動機構と、縫い針と共働して縫い目を形成する
糸捕捉機構と、縫い針の下方の布を移動せしめる布移送
機構と、縫い針、糸捕捉機構並びに布移送機構の動作が
同じで且つ、糸調子が異なる模様の1つを選択するため
の模様選択機構と、模様選択機構によって選択された模
様に対応する糸調子を生じる糸調子手段とを備える。
【0007】従って、針駆動手段は縫い針を駆動し、糸
捕捉機構は縫い針と共働して縫い目を形成する。布移送
機構は縫い針の下方の布を移動し、模様選択機構は縫い
針、糸捕捉機構並びに布移送機構の動作が同じで且つ、
糸調子が異なる模様の1つを選択する。糸調子手段は模
様選択機構によって選択された模様に対応する糸調子を
生じる。こうして、模様の選択時に適切な糸調子が合わ
せて選択される。
【0008】また、請求項2に記載のミシンは、縫い針
を駆動する針駆動機構と、縫い針と共働して縫い目を形
成する釜機構と、針駆動機構の下方より針板上面より突
出して布押えと共働して布を移動せしめる送り歯と、縫
い針、釜機構並びに送り歯の動作が同じで且つ、糸調子
が異なる模様の1つを選択するための模様選択機構と、
模様選択機構によって選択された模様に対応する糸調子
を生じる糸調子手段とを備えている。
【0009】従って、針駆動機構は縫い針を駆動し、釜
機構は縫い針と共働して縫い目を形成する。送り歯は針
駆動機構の下方より針板上面より突出して布押えと共働
して布を移動せしめる。模様選択機構は縫い針、釜機構
並びに送り歯の動作が同じで且つ、糸調子が異なる模様
の1つを選択する。糸調子手段は模様選択機構によって
選択された模様に対応する糸調子を生じる。こうして、
模様の選択時に適切な糸調子が合わせて選択される。
【0010】請求項3に記載のミシンは、ミシンの基台
となる部材に揺動可能に支持され、下糸に接触して糸捕
捉機構から下糸を引き出す下糸引き出し部材と、下糸引
き出し部材を模様選択機構によって強い糸調子の模様が
選択された時糸捕捉機構からの下糸の引き出し作用が低
減或いは休止させる連係手段とを備えている。
【0011】従って、下糸引き出し部材は下糸に接触し
て糸捕捉機構から下糸を引き出し、連係手段は下糸引き
出し部材を模様選択機構によって強い糸調子の模様が選
択された時糸捕捉機構からの下糸の引き出し作用が低減
或いは休止させる。
【0012】請求項4に記載のミシンは、下糸引き出し
部材が休止しているとき、該下糸引き出し部材を常に下
糸から離間させる手段を備え、下糸引き出し部材が休止
しているとき、該下糸引き出し部材と下糸とが離間す
る。
【0013】請求項5に記載のミシンは、模様選択手段
によって選択される模様を糸調子の強弱に応じた太さの
形象で表示する模様表示手段を備え、模様表示手段は模
様選択手段によって選択される模様を糸調子の強弱に応
じた太さの形象で表示する。こうして、糸調子の異なる
模様の表示が互いに異なる。
【0014】請求項6に記載のミシンは、下糸引き出し
部材が作動しているとき、所定期間下糸から離間してい
る下糸引き出し部材を備え、下糸引き出し部材が作動し
ているとき、該下糸引き出し部材と下糸とが所定期間離
間する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図面を参照して説明する。まず始めに、図1、
図2、図3を用いてミシンの概要について説明する。本
実施の形態における糸締まり調節装置を搭載したミシン
は、ミシン機枠2に固定された駆動源で電動モータ4よ
りミシン機枠2に固定された上軸6が回転駆動され、更
に駆動伝達ベルト8によりやはりミシン機枠2に固定さ
れた下軸10が上軸6と同じ回転速度で回転駆動され
る。
【0016】下軸10にはギア12が下軸10と一体と
なって回転するよう固定されており、回転運動をミシン
機枠2に固定された外釜14に伝達する。この時外釜1
4は下軸10に対し倍速で回転させられる。下軸10の
中央付近には水平送りカム20が下軸10と一体となっ
て回転するよう固定されており回転運動を水平送りリン
クA24、水平送りリンクB26、水平送りリンクC2
8、送り調節器22と送りパルスモータ30等で構成さ
れる送り制御機構32によって送り歯34の水平運動に
変換され伝えられる。
【0017】更に、下軸10の送り歯34下付近には上
下送りカム36が一体となって回転するよう固定されて
おり、回転運動を上下送り調節板38と上下送り調節ネ
ジ40と送り台42を経て送り歯34に上下運動を伝え
る。下軸10上の水平送りカム20と上下送りカム36
は所定の位相関係で固定されており下軸10の回転運動
は送り歯34の略矩形運動となり布送りを行う。
【0018】一方、上軸6の回転駆動はミシン機枠2に
支承された針棒16に天秤クランク18、針棒クランク
(図示せず)、針棒クランクロッド(図示せず)を介し
て上下往復運動として伝えられる。これらの構成により
所定のタイミングで駆動することによりスムーズに上糸
を下糸と交錯させ縫い目を形成する。
【0019】同様にミシン機枠2には押え棒42が上下
運動可能に支承されており、詳細には説明しない布押え
バネによって常に下方へ付勢されている。押え棒42の
下端には布押え44が装着され、針46が縫製布を貫通
中縫製布を針板上面48に押圧せしめるよう働く。ま
た、前述の送り歯34の布送り動作によって針板上面4
8より突出した送り歯34と協働してしっかりと布を移
動せしめる。この針46は針棒16の下端に着脱可能に
装着され、針棒16と共に一体的に上下や左右に移動す
る。
【0020】次に、図4、図5、図6を用いて本実施の
形態の特徴部分の要素構成を詳細に説明する。ミシン機
枠2には外部から縫い目模様が選択できるよう模様選択
スイッチ50が複数配設され、その一方の模様選択スイ
ッチ50aの表面にはソフトな糸の締まり具合を表現す
る細い線で図案化された破線が表示(描画)され、もう
一方の模様選択スイッチ50bの表面にはハードな糸の
締まり具合を表現する太い線で図案化された破線が表示
(描画)されている。
【0021】これらを押すことにより、詳細には説明し
ない模様選択手段としての針振り及び布送りパターン情
報が得られ、縫い模様が決定されると共に、糸調子調節
選択手段としての糸の締まり具合であるソフトもしくは
ハードが決定される。
【0022】ミシン機枠2のヘッド部には切り換えソレ
ノイド52が固定されておりソレノイドON状態にてワ
イヤ54を図5図示Y方向へ所定量引きつけることがで
きる。ワイヤ54の両端はU字状のフックが設けられ、
その一端は切り換えソレノイド52、もう一端は切り換
えカム56の上端ワイヤ通し穴に挿通されている。切り
換えカム56の中央には丸穴が設けられ支軸58により
ミシン機枠2に回転自在に支持され、前記上端の図5に
示すワイヤ穴56aとバネ穴56bが配設され下端には
後述する下糸天秤クミ60の一端60aに当接するカム
面が形成されている。その切り換えカム56はソレノイ
ド52がOFF状態の時ヒキバネ62によって下糸天秤
クミ60の一端より離脱している。
【0023】下糸天秤クミ60はコの字曲げ形状を成
し、中央付近に支軸64が挿通され揺動自由である。支
軸穴を中心に3方向に第1腕60a、第2腕60b、第
3腕60cを持つ。支軸64はホルダー66にカシメ固
着され、ホルダー66はミシン機枠2に図示しないネジ
により固着されている。支軸64にはトーションバネ6
8が装着され該トーションバネ68の一端はミシン機枠
2に引っ掛けられ、もう一端は前記下糸天秤クミ60の
第2腕60bに掛けられ下糸天秤クミ60を常に図6図
示Z方向に付勢している。下糸天秤クミ60の第3腕6
0c先端の下面は下軸10に固着された下糸天秤揺動カ
ム70の外周に当接するよう配設され、所定のタイミン
グで下糸天秤クミ60を所定ストローク揺動させる。
【0024】下糸天秤クミ60の第2腕60b先端には
図5に示すように水平釜のボビン72より針板針穴に至
る下糸の糸経路74上に横切るように張りだした下糸案
内部60dが設けられている。この下糸案内部60dは
図7に示すように送り歯34の先端部下とウチカマ76
の外形部で形成される空間F内に配設され、その揺動範
囲はウチカマ76の下糸供給位置76aをはさんで略上
下に作動し、揺動の上端位置では下糸に非接触である。
下端位置では下糸に接触し、ウチカマ76の下糸出口7
6aとの高低差により、ミシンの運針1サイクルごとに
ボビン72より下糸を所定量引き出す。
【0025】次に上述した各要素の動作詳細について説
明する。図6(a)、(b)においてミシン駆動時下軸
10が回転するとそれにともない下軸10に固定された
下糸天秤揺動カム70が一体となって回転する。この時
下軸10は1つの縫い目形成に対し常に1回転してい
る。よって本機構も1つの縫い目に対し1サイクルの動
作が完了する。
【0026】今、模様選択スイッチ50群のソフトな直
線50aを選択するとソレノイド52は作動せず、切り
換えカム56は下糸天秤クミ60の第1腕60a上面よ
り離脱しており、図6(a)状態のままである。この状
態においては下軸10の揺動カム70の回転にともない
下糸天秤クミ60は所定のタイミングで揺動カム10で
設定されたストローク分揺動する。
【0027】図9によりその揺動タイミングを詳述す
る。図9は本縫いミシン上軸1回転中のタイミングチャ
ートで天秤、針棒、水平送り、上下送りとも通常の本縫
いミシンのタイミングと変わりなく、ソフト縫い時の下
糸天秤下糸案内部60dの下糸に対し接触する位相iを
針板48から送り歯上面34が沈む位置hに合わせてあ
る。しかしながら、このポイントiは布上の縫い目を布
押え44と針板上面48ではさみ込み糸締めをさせない
目的からこれ以降であれば良く、次に上糸の糸抜けの為
に下糸天秤下糸案内部60dを上昇させる必要が生じる
天秤最下点j近くまでに降下させれば良い。
【0028】次に、模様選択スイッチ50群のハード5
0bを選択するとソレノイド52はONし、ワイヤ54
を図6に示すY方向へ引く、すると図6(b)状態に切
り換えカム56が下糸天秤クミ60の第1腕60aの端
を押し下げるので、下軸10上の下糸天秤揺動カム70
から下糸天秤クミ60の第3腕60cの端が離脱し、下
糸案内下面60dはウチカマ76の下糸出口76aより
高い位置で下糸に対し非接触位置にとどまる。
【0029】上述した直線50aを選択した場合とハー
ド50bを選択した場合とでは、外釜14(糸捕捉機
構)、針棒16、針46、送り歯34、上糸の天秤等の
動作は同一であるが、糸調子を生じさせるための下糸天
秤クミ60の動作するか否か異なる。即ち、針落ち位置
自体は同位置である。
【0030】このように、本発明のミシンにおいてその
糸締まり調節装置では、ソフト縫いの時下糸引き出し部
材の下糸引き出し作用を開始するタイミングが送り歯が
針板上面より沈下してから開始するので、布押えと針板
の間でしっかりと押さえ込んでからボビンより下糸を引
き出し得る。結果、布送り時の糸締めと下糸引き出し作
用によって発生する常時糸接触による(例えば板バネ方
式)下糸しごき状態を無くし、縫いムラやパッカリング
を防止し得、また下糸天秤の下糸引き出し運動のサイク
ル中下糸からいったん離脱するようにしたことで、常に
下糸の所定経路への復帰をしやすくし、ヒッチ目を防止
し、コスレによるヨリの発生を緩和せしめるので著しく
縫い品質が向上することができる。
【0031】上述したミシンにおいては、下糸引き出し
に専用化するタイミングカムと、外部操作部材に連動し
て下糸引き出しを行うソフト縫いと下糸引き出しを行わ
ないハード縫いとを備えたので、ソフト縫いの選択によ
ってジョーゼット等の薄地、ハード縫いの選択によって
ブロードより厚い厚地の下糸調子の設定が極めて容易に
自動的に設定することができる。特に薄地においては従
来に比べよりソフトにパッカリング無く縫うことができ
る。
【0032】さらに、上述したミシンにおいては、操作
表示部が太く表示された直線(破線)と細く表示された
直線(破線)であるので、糸調子のハード、ソフトのイ
メージが分かりやすく、操作を誤ることなくほしい縫い
品質を選択することが確実にできる。
【0033】尚、本発明は上述した実施の形態に限定さ
れるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において
種々の変更を加えることも可能である。
【0034】例えば、上述した実施の形態によれば、押
圧操作する模様選択スイッチ50a,50bに模様の形
状を描画したが、LCD上に仮想的な操作部分を表示
し、そこに、模様の形状をその縫い目を示す部分の太さ
を糸調子が強いほど太く表示しても良い。
【0035】上述した実施の形態においては、ソフト5
0aよりも糸調子の強い直線50bを選択した場合、下
糸天秤クミ60を全く休止させて糸調子を強めている
が、揺動の範囲を縮めるなどして糸調子を弱めても良
い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1に記載のミシンにおいては、縫針、糸捕
捉機構並びに布移送機構の動作が同じで且つ、糸調子が
異なる模様の1つが選択されると、その模様に適切な糸
調子が生じるので良好な縫製を行うことができる。
【0037】請求項2に記載のミシンにおいては、縫
針、釜機構並びに送り歯の動作が同じで且つ、糸調子が
異なる模様の1つが選択されると、その模様に適切な糸
調子が生じるので良好な縫製を行うことができる。
【0038】請求項3に記載のミシンにおいては、下糸
引き出し部材を模様選択機構によって強い糸調子の模様
が選択された時糸捕捉機構からの下糸の引き出し作用が
低減或いは休止されるので、その模様に適切な強い糸調
子が生じるので良好な縫製を行うことができる。
【0039】請求項4に記載のミシンにおいては、下糸
引き出し部材が休止しているとき、該下糸引き出し部材
と下糸とが離間するので、ヒッチ目を防止し、ヨリの発
生を緩和せしめ、縫い品質を向上することができる。
【0040】請求項5に記載のミシンは、模様選択手段
によって選択される模様が糸調子の強弱に応じた太さの
形象で表示され、糸調子の異なる模様の表示が互いに異
なるので、模様選択が識別し易い。
【0041】請求項6に記載のミシンにおいては、下糸
引き出し部材が作動しているとき、下糸引き出し部材と
下糸とが所定時間離間するので、ヒッチ目を防止し、ヨ
リの発生を緩和せしめ、縫い品質を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本縫いミシンのた全体構造図である。
【図2】本発明の本縫いミシンの要部となる糸締まり調
節装置を示す平面図である。
【図3】本発明の本縫いミシンの糸締まり調節装置の要
部を示す正面図である。
【図4】本発明の本縫いミシンの糸締まり調節装置の操
作部を示す正面図である。
【図5】本発明の本縫いミシンの糸締まり調節装置の要
部詳細を示す正面図である。
【図6】本発明の本縫いミシンの糸締まり調節装置の要
部動作を説明する断面図である。
【図7】本発明の本縫いミシンの糸締まり調節装置の要
部詳細を示す断面図である。
【図8】本発明の本縫いミシンの糸締まり調節装置のカ
マ部詳細を示す断面図である。
【図9】本発明の本縫いミシンの天秤、針棒、水平送
り、上下送りと下糸天秤の1サイクルの動作を表すタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
14 外釜 16 針棒 34 送り歯 48 針板 50 模様選択スイッチ 50a ソフトな直線 50b ハードな直線 52 切り換えソレノイド 54 ワイヤ 56 切り換えカム 60 下糸天秤クミ 60d 下糸案内部 70 下糸天秤揺動カム 76 ウチカマ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫い針を駆動する針駆動機構と、 前記縫い針と共働して縫い目を形成する糸捕捉機構と、 前記縫い針の下方の布を移動せしめる布移送機構と、 前記縫い針、糸捕捉機構並びに布移送機構の動作が同じ
    で且つ、糸調子が異なる模様の1つを選択するための模
    様選択機構と、 前記模様選択機構によって選択された模様に対応する糸
    調子を生じる糸調子手段とを備えることを特徴とするミ
    シン。
  2. 【請求項2】 縫い針を駆動する針駆動機構と、 前記縫い針と共働して縫い目を形成する釜機構と、 前記針駆動機構の下方より針板上面より突出して布押え
    と共働して布を移動せしめる送り歯と、 前記縫い針、釜機構並びに送り歯の動作が同じで且つ、
    糸調子が異なる模様の1つを選択するための模様選択機
    構と、 前記模様選択機構によって選択された模様に対応する糸
    調子を生じる糸調子手段とを備えることを特徴とするミ
    シン。
  3. 【請求項3】 前記糸調子手段は、ミシンの基台となる
    部材に揺動可能に支持され、下糸に接触して前記糸捕捉
    機構から下糸を引き出す下糸引き出し部材と、前記下糸
    引き出し部材を前記模様選択機構によって強い糸調子の
    模様が選択された時前記糸捕捉機構からの下糸の引き出
    し作用が低減或いは休止させる連係手段とを備えること
    を特徴とする請求項1記載のミシン。
  4. 【請求項4】 前記下糸引き出し部材が休止していると
    き、該下糸引き出し部材は常に下糸から離間しているこ
    とを特徴とする請求項3記載のミシン。
  5. 【請求項5】 前記模様選択手段によって選択される模
    様を糸調子の強弱に応じた太さの形象で表示する模様表
    示手段を備えることを特徴とした請求項1または2記載
    のミシン。
  6. 【請求項6】 前記下糸引き出し部材が作動していると
    き、該下糸引き出し部材は所定期間下糸から離間してい
    ることを特徴とする請求項3記載のミシン。
JP19175796A 1996-07-22 1996-07-22 ミシン Pending JPH1033872A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100460581C (zh) * 2002-12-06 2009-02-11 重机公司 缝纫机的倒线装置
US10808170B2 (en) 2015-06-12 2020-10-20 Merck Patent Gmbh Esters containing non-aromatic cycles as solvents for OLED formulations

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CN100460581C (zh) * 2002-12-06 2009-02-11 重机公司 缝纫机的倒线装置
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