JPH10338567A - 高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材 - Google Patents
高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材Info
- Publication number
- JPH10338567A JPH10338567A JP9163363A JP16336397A JPH10338567A JP H10338567 A JPH10338567 A JP H10338567A JP 9163363 A JP9163363 A JP 9163363A JP 16336397 A JP16336397 A JP 16336397A JP H10338567 A JPH10338567 A JP H10338567A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding member
- alumina
- low friction
- particles
- titanium
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- Pending
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 機械的強度が大きく、水存在下にて潤滑性に
優れた高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材を得る。 【解決手段】 ZnAl2O4 を主成分とする複合酸化物粒子
4が、αアルミナ(α-Al2O3)の母相3の内部に固溶体
または化合物として均一に分散しており、それらの粒界
にチタン(Ti)の化合物粒子5と鉄(Fe)の化合物粒子
の内の少くとも1つが存在する。
優れた高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材を得る。 【解決手段】 ZnAl2O4 を主成分とする複合酸化物粒子
4が、αアルミナ(α-Al2O3)の母相3の内部に固溶体
または化合物として均一に分散しており、それらの粒界
にチタン(Ti)の化合物粒子5と鉄(Fe)の化合物粒子
の内の少くとも1つが存在する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水道の蛇口などの開
閉弁に使用される高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材
に関するものである。
閉弁に使用される高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平6−93277号公報や特
開平7−108774号公報などに開示されるように、
水中における摩擦係数を低減するための材料として、ア
ルミナ材料の表面にダイヤモンドライクカーボンを被覆
したもの、アルミナ材料の表面に炭化ケイ素とカーボン
との混合物を被覆したもの、水溜めとなる多数の気孔が
均一に分散するセラミツクス、固体潤滑材含浸型セラミ
ツクス、油含浸型セラミツクスなどが知られている。し
かし、従来の材料は強度が不十分であり、潤滑の役目を
果たす被覆が剥がれやすく、製造単価が高いなどの難点
がある。
開平7−108774号公報などに開示されるように、
水中における摩擦係数を低減するための材料として、ア
ルミナ材料の表面にダイヤモンドライクカーボンを被覆
したもの、アルミナ材料の表面に炭化ケイ素とカーボン
との混合物を被覆したもの、水溜めとなる多数の気孔が
均一に分散するセラミツクス、固体潤滑材含浸型セラミ
ツクス、油含浸型セラミツクスなどが知られている。し
かし、従来の材料は強度が不十分であり、潤滑の役目を
果たす被覆が剥がれやすく、製造単価が高いなどの難点
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、機械的強度が大きく、水存在下にて潤滑性
に優れた高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材を提供す
ることにある。
問題に鑑み、機械的強度が大きく、水存在下にて潤滑性
に優れた高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成はαアルミナ(α-Al2O3)の母相中
に、ZnAl2O4 を主成分とする複合酸化物粒子が固溶体ま
たは化合物として均一に分散しており、それらの粒界に
チタン(Ti)の化合物粒子と鉄(Fe)の化合物粒子の内
の少くとも1つが存在することを特徴とするものであ
る。
に、本発明の構成はαアルミナ(α-Al2O3)の母相中
に、ZnAl2O4 を主成分とする複合酸化物粒子が固溶体ま
たは化合物として均一に分散しており、それらの粒界に
チタン(Ti)の化合物粒子と鉄(Fe)の化合物粒子の内
の少くとも1つが存在することを特徴とするものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明ではアルミナ(Al2O3 )系
セラミツクス材料に、副成分として亜鉛(Zn)の化合物
を添加することにより、水との親和性を高め、水存在下
での摩擦係数を小さくしたものである。
セラミツクス材料に、副成分として亜鉛(Zn)の化合物
を添加することにより、水との親和性を高め、水存在下
での摩擦係数を小さくしたものである。
【0006】アルミナ(Al2O3 )系セラミツクス材料
に、焼結助材としてチタン(Ti)の化合物と鉄(Fe)の
化合物の内の一方または両方を添加することにより焼結
性を高め、焼結体の機械的強度を高める。
に、焼結助材としてチタン(Ti)の化合物と鉄(Fe)の
化合物の内の一方または両方を添加することにより焼結
性を高め、焼結体の機械的強度を高める。
【0007】
【実施例】図1に示すように、本発明による高親水性低
摩擦セラミツクス摺動部材2は、アルミナ(Al2O3 )系
のセラミツクス焼結体からなり、詳しくは粒径が平均6
μmのαアルミナ(α-Al2O3)の母相3の内部に、粒径
が平均6μmのZnAl2O4 を主成分とする複合酸化物粒子
4が、固溶体または化合物として均一に分散しており、
これらの粒界にチタン(Ti)の化合物粒子5が存在す
る。
摩擦セラミツクス摺動部材2は、アルミナ(Al2O3 )系
のセラミツクス焼結体からなり、詳しくは粒径が平均6
μmのαアルミナ(α-Al2O3)の母相3の内部に、粒径
が平均6μmのZnAl2O4 を主成分とする複合酸化物粒子
4が、固溶体または化合物として均一に分散しており、
これらの粒界にチタン(Ti)の化合物粒子5が存在す
る。
【0008】粒界にチタン(Ti)の化合物粒子の代り
に、鉄(Fe)の化合物粒子が存在してもよく、また、粒
界にチタン(Ti)の化合物粒子と、鉄(Fe)の化合物粒
子との両方が存在してもよい。
に、鉄(Fe)の化合物粒子が存在してもよく、また、粒
界にチタン(Ti)の化合物粒子と、鉄(Fe)の化合物粒
子との両方が存在してもよい。
【0009】以下、本発明を具体的実施例に基づき説明
する。
する。
【0010】[実施例1]本発明では、アルミナ(Al2O
3 )粉末を主原料とし、酸化亜鉛(ZnO )粉末の添加量
を種々変えたものから複数の成形体を作製した。各成形
体を温度1550℃大気中で3時間焼成して焼結体を得
た。上述の焼結体から直径35mm、厚さ5mmのセラ
ミツクス摺動部材用試験片を作製し、該セラミツクス摺
動部材用試験片の表面をラツプ仕上げにより、平滑度R
max が0.4以下に平滑化した。上述のようにして得ら
れたセラミツクス摺動部材用試験片の表面に水道水を滴
下し、水滴の接触角を測定した。また、本発明によるセ
ラミツクス摺動部材用試験片にアルミナ(Al2O3 )試験
片を重ね合せ、温度25℃の水中にて両者を押圧荷重2
3.6kgf で摺り合せる摺動試験を行い、摩擦係数を測
定した。
3 )粉末を主原料とし、酸化亜鉛(ZnO )粉末の添加量
を種々変えたものから複数の成形体を作製した。各成形
体を温度1550℃大気中で3時間焼成して焼結体を得
た。上述の焼結体から直径35mm、厚さ5mmのセラ
ミツクス摺動部材用試験片を作製し、該セラミツクス摺
動部材用試験片の表面をラツプ仕上げにより、平滑度R
max が0.4以下に平滑化した。上述のようにして得ら
れたセラミツクス摺動部材用試験片の表面に水道水を滴
下し、水滴の接触角を測定した。また、本発明によるセ
ラミツクス摺動部材用試験片にアルミナ(Al2O3 )試験
片を重ね合せ、温度25℃の水中にて両者を押圧荷重2
3.6kgf で摺り合せる摺動試験を行い、摩擦係数を測
定した。
【0011】さらに、上述の焼結体から幅4mm、厚さ
3mm、長さ40mmの棒状のセラミツクス4点曲げ強
度用試験片を作製し、4点曲げ強度試験(JIS R1601 )
を行つた。
3mm、長さ40mmの棒状のセラミツクス4点曲げ強
度用試験片を作製し、4点曲げ強度試験(JIS R1601 )
を行つた。
【0012】図2から明らかなように、本発明によるセ
ラミツクス摺動部材は、アルミナ(Al2O3 )粉末原料に
酸化亜鉛(ZnO )粉末を添加することにより、水滴の接
触角(濡れ角)が25°と小さく、摩擦係数が0.25
と小さくなる。つまり、本発明によるセラミツクス摺動
部材は高い親水性と低摩擦性を有することが分かる。し
かし、アルミナ(Al2O3 )粉末原料に対する酸化亜鉛
(ZnO )粉末の添加量が8wt%以下では、成形体の焼結
性についての効果が十分でなく、またアルミナ(Al2O
3 )粉末原料に対する酸化亜鉛(ZnO )粉末の添加量が
30%を超えると、図3に示すように、成形体の焼結性
が著しく悪化し、機械的強度も急激に低下する。また、
焼結性の劣化が原因で、焼結体から得た試験片の摺動試
験中に結晶粒が脱落し、摩擦係数が大きくなることが分
かつた。
ラミツクス摺動部材は、アルミナ(Al2O3 )粉末原料に
酸化亜鉛(ZnO )粉末を添加することにより、水滴の接
触角(濡れ角)が25°と小さく、摩擦係数が0.25
と小さくなる。つまり、本発明によるセラミツクス摺動
部材は高い親水性と低摩擦性を有することが分かる。し
かし、アルミナ(Al2O3 )粉末原料に対する酸化亜鉛
(ZnO )粉末の添加量が8wt%以下では、成形体の焼結
性についての効果が十分でなく、またアルミナ(Al2O
3 )粉末原料に対する酸化亜鉛(ZnO )粉末の添加量が
30%を超えると、図3に示すように、成形体の焼結性
が著しく悪化し、機械的強度も急激に低下する。また、
焼結性の劣化が原因で、焼結体から得た試験片の摺動試
験中に結晶粒が脱落し、摩擦係数が大きくなることが分
かつた。
【0013】[実施例2]アルミナ(Al2O3 )粉末を主
原料とし、酸化亜鉛(ZnO )粉末を10wt%添加し、さ
らに酸化チタン(TiO2)粉末の添加量を0wt%から10
wt%まで変えたものから複数の成形体を作製した。各成
形体を実施例1の場合と同様にして焼成し、得られた焼
結体から試験片を加工し、水滴の接触角と摩擦係数と4
点曲げ強度を測定した。
原料とし、酸化亜鉛(ZnO )粉末を10wt%添加し、さ
らに酸化チタン(TiO2)粉末の添加量を0wt%から10
wt%まで変えたものから複数の成形体を作製した。各成
形体を実施例1の場合と同様にして焼成し、得られた焼
結体から試験片を加工し、水滴の接触角と摩擦係数と4
点曲げ強度を測定した。
【0014】図4から明らかなように、アルミナ(Al2O
3 )粉末を主原料とし、酸化亜鉛(ZnO )粉末の他に酸
化チタン(TiO2)粉末を添加することにより、成形体の
焼結性が向上し、4点曲げ強度が300〜380MPa
と機械的強度が高くなることが認められた。しかし、ア
ルミナ(Al2O3 )粉末と酸化亜鉛(ZnO )粉末に対する
酸化チタン(TiO2)粉末の添加量が0.5wt%以下で
は、成形体の焼結性についての効果が十分でなく、アル
ミナ(Al2O3 )粉末と酸化亜鉛(ZnO )粉末に対する酸
化チタン(TiO2)粉末の添加量が5%を超えると、試験
片の機械的強度が急激に低下することが分かつた。成形
体の焼結性が著しく悪化し、機械的強度も急激に低下す
る。また、焼結性の劣化が原因で、焼結体から得た試験
片の摺動試験中に結晶粒が脱落し、摩擦係数が大きくな
ることが認められた。
3 )粉末を主原料とし、酸化亜鉛(ZnO )粉末の他に酸
化チタン(TiO2)粉末を添加することにより、成形体の
焼結性が向上し、4点曲げ強度が300〜380MPa
と機械的強度が高くなることが認められた。しかし、ア
ルミナ(Al2O3 )粉末と酸化亜鉛(ZnO )粉末に対する
酸化チタン(TiO2)粉末の添加量が0.5wt%以下で
は、成形体の焼結性についての効果が十分でなく、アル
ミナ(Al2O3 )粉末と酸化亜鉛(ZnO )粉末に対する酸
化チタン(TiO2)粉末の添加量が5%を超えると、試験
片の機械的強度が急激に低下することが分かつた。成形
体の焼結性が著しく悪化し、機械的強度も急激に低下す
る。また、焼結性の劣化が原因で、焼結体から得た試験
片の摺動試験中に結晶粒が脱落し、摩擦係数が大きくな
ることが認められた。
【0015】[実施例3]添加物として酸化チタン(Ti
O2)粉末の代りに酸化鉄(Fe2O3 )粉末を用いた試験片
にいて、実施例1と同様の試験を行つた結果、親水性と
低摩擦性を損なわずに、焼結性が優れたをセラミツクス
摺動部材用焼結体が得られることが分かつた。
O2)粉末の代りに酸化鉄(Fe2O3 )粉末を用いた試験片
にいて、実施例1と同様の試験を行つた結果、親水性と
低摩擦性を損なわずに、焼結性が優れたをセラミツクス
摺動部材用焼結体が得られることが分かつた。
【0016】[実施例4]アルミナ(Al2O3 )粉末を主
原料とし、酸化亜鉛(ZnO )粉末を10wt%と、酸化チ
タン(TiO2)粉末を1wt%とを添加し、さらに酸化鉄
(Fe2O3 )粉末の添加量を0wt%から3wt%まで種々変
えたものから複数の成形体を作製した。各成形体を実施
例1の場合と同様にして焼成し、得られた焼結体から試
験片を加工し、水滴の接触角と摩擦係数と4点曲げ強度
を測定した。
原料とし、酸化亜鉛(ZnO )粉末を10wt%と、酸化チ
タン(TiO2)粉末を1wt%とを添加し、さらに酸化鉄
(Fe2O3 )粉末の添加量を0wt%から3wt%まで種々変
えたものから複数の成形体を作製した。各成形体を実施
例1の場合と同様にして焼成し、得られた焼結体から試
験片を加工し、水滴の接触角と摩擦係数と4点曲げ強度
を測定した。
【0017】図5から明らかなように、主原料としての
アルミナ(Al2O3 )粉末に、焼結助剤としての酸化チタ
ン(TiO2)粉末と酸化鉄(Fe2O3 )粉末を適量ずつ添加
することにより、得られるセラミツクス摺動部材用焼結
体の機械的強度が向上することが分かつた。
アルミナ(Al2O3 )粉末に、焼結助剤としての酸化チタ
ン(TiO2)粉末と酸化鉄(Fe2O3 )粉末を適量ずつ添加
することにより、得られるセラミツクス摺動部材用焼結
体の機械的強度が向上することが分かつた。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のように、ZnAl2O4 を主成
分とする複合酸化物粒子が、αアルミナ(α-Al2O3)の
母相中に固溶体または化合物として均一に分散してお
り、それらの粒界にチタン(Ti)の化合物粒子と鉄(F
e)の化合物粒子の内の少くとも1つが存在することを
特徴とするものであり、アルミナ系のセラミツクス焼結
体として高い機械的強度を有し、アルミナ系のセラミツ
クス摺動部材として、高い親水性を有し、水存在下にお
いて低摩擦性と低摩耗性を発揮する。
分とする複合酸化物粒子が、αアルミナ(α-Al2O3)の
母相中に固溶体または化合物として均一に分散してお
り、それらの粒界にチタン(Ti)の化合物粒子と鉄(F
e)の化合物粒子の内の少くとも1つが存在することを
特徴とするものであり、アルミナ系のセラミツクス焼結
体として高い機械的強度を有し、アルミナ系のセラミツ
クス摺動部材として、高い親水性を有し、水存在下にお
いて低摩擦性と低摩耗性を発揮する。
【図1】本発明に係る高親水性低摩擦セラミツクス摺動
部材を模式的に表す組織図である。
部材を模式的に表す組織図である。
【図2】同高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材の特性
を表す線図である。
を表す線図である。
【図3】同高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材の特性
を表す線図である。
を表す線図である。
【図4】同高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材の特性
を表す線図である。
を表す線図である。
【図5】同高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材の特性
を表す線図である。
を表す線図である。
2:高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材 3:αアル
ミナ(α-Al2O3)の母相 4:ZnAl2O4 を主成分とする複合酸化物粒子 5:チタ
ン(Ti)の化合物粒子
ミナ(α-Al2O3)の母相 4:ZnAl2O4 を主成分とする複合酸化物粒子 5:チタ
ン(Ti)の化合物粒子
Claims (5)
- 【請求項1】αアルミナ(α-Al2O3)の母相中に、アル
ミン酸亜鉛(ZnAl2O4 )を主成分とする複合酸化物粒子
が固溶体または化合物として均一に分散しており、それ
らの粒界にチタン(Ti)の化合物粒子と鉄(Fe)の化合
物粒子の内の少くとも1つが存在することを特徴とす
る、高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材。 - 【請求項2】前記セラミツクス材料は、原料配合比で3
〜25wt%の亜鉛(Zn)の化合物と、残部のアルミナ
(Al2O3 )とからなる、請求項1に記載の高親水性低摩
擦セラミツクス摺動部材。 - 【請求項3】原料粉の配合比が、3〜25wt%の亜鉛
(Zn)の化合物と、0.1〜5wt%のチタン(Ti)の酸
化物と、0.1〜3wt%の鉄(Fe)の酸化物と、残部の
アルミナ(Al2O3 )とからなる、請求項1に記載の高親
水性低摩擦セラミツクス摺動部材。 - 【請求項4】前記αアルミナ(α-Al2O3)の粒径は平均
6μmであり、前記ZnAl2O4 の粒径は平均6μmであ
る、請求項1に記載の高親水性低摩擦セラミツクス摺動
部材。 - 【請求項5】前記セラミツクス摺動部材が水存在下にお
いて使用される、請求項1に記載の高親水性低摩擦セラ
ミツクス摺動部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9163363A JPH10338567A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9163363A JPH10338567A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10338567A true JPH10338567A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15772466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9163363A Pending JPH10338567A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 高親水性低摩擦セラミツクス摺動部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10338567A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1006090A1 (en) * | 1998-12-01 | 2000-06-07 | Isuzu Ceramics Research Co., Ltd. | Highly hydrophilic and low friction ceramic sliding member |
JP2006062921A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Kyocera Corp | アルミナ・ジルコニア系セラミックスおよびその製法 |
-
1997
- 1997-06-04 JP JP9163363A patent/JPH10338567A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1006090A1 (en) * | 1998-12-01 | 2000-06-07 | Isuzu Ceramics Research Co., Ltd. | Highly hydrophilic and low friction ceramic sliding member |
JP2006062921A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Kyocera Corp | アルミナ・ジルコニア系セラミックスおよびその製法 |
JP4514563B2 (ja) * | 2004-08-27 | 2010-07-28 | 京セラ株式会社 | アルミナ・ジルコニア系セラミックスおよびその製法 |
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