JPH06298573A - セラミック切削工具材料 - Google Patents

セラミック切削工具材料

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JPH06298573A
JPH06298573A JP6003171A JP317194A JPH06298573A JP H06298573 A JPH06298573 A JP H06298573A JP 6003171 A JP6003171 A JP 6003171A JP 317194 A JP317194 A JP 317194A JP H06298573 A JPH06298573 A JP H06298573A
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cutting tool
ceramic
particles
whiskers
carbides
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Gunnar Brandt
グラント グンナー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セラミック切削工具材料の破壊靱性を阻害さ
せずに、強度を向上させること。 【構成】 セラミック母材、特にアルミナ母材とSiC
ウイスカーと、VB族からのV,Nb,Ta等の金属或
いはIVB族のTi,Zr,Hf等の金属の炭化物、及び
/或いは窒化物、及び/或いはホウ化物及び/或いはこ
れらの固溶体を基本成分とするウイスカーと、当該ウイ
スカーと等価の材料を基本成分とする<500nmのナノ
サイズを有する微小粒子の添加物とを含んで成り、ナノ
サイズ粒子が母材の粒界ではなくその内部に支配的に配
位している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセラミック切削工具材
料、具体的には単結晶のウイスカー(毛状結晶)が微小
粒子(1μmより著しく小さいサイズ)と共にセラミッ
ク母材(マトリックス)に均等に分散されて、摩耗抵抗
に悪影響を及ぼさずに母材の強度とタフネス(靱性)を
高める、斯ゝる切削工具材料に関する。
【0002】
【従来の技術】セラミック切削工具材料は数拾年間に亘
って利用されているが、切粉出し工作用としてはつい近
年に至るまでは商業的には重要性を有していなかった。
セラミック切削工具の発展が制限されていた主な理由
は、その強度とタフネスが本来的に充分でないことから
突然且つ予期せざる工具破損を生じることにあった。
【0003】近年セラミック切削工具材料の特性は多く
の面で改良されてきたので、鋳鉄や耐熱合金(例えば、
ニッケル基合金)の切削工作用途が比較的増加してい
る。切削工具であるインサート(植刃)において、セラ
ミックのインサートの割合は今なお非常に小さい。工作
物材料として支配的なのはスチールであるが、スチール
の工作では、現在公知のセラミック切削工具材料によっ
ては満し得ない高度の強度、タフネス及び摩耗抵抗の三
者を同時に満す材料の工具が強く要求される。
【0004】酸化アルミ基切削工具材料は酸化アルミ自
体が比較的熱伝導性に乏しいことから熱クラック生成に
非常に敏感である。その結果はスチールの工作用として
は、特に短い操作時間と変動する切込みの条件の下では
工具寿命が非常に短くなる。
【0005】熱特性は、工具材料の熱伝導性を高める炭
化チタン及び/或いは窒化チタンの微粒子添加によって
ある程度改良されている。チタンの炭化物/窒化物の添
加は材料の硬度も高める。これを純粋な酸化アルミの材
料のものと比較すると、硬質工作材料の切削と熱衝撃抵
抗を要求する工作においては工具寿命が長くなる。しか
し、この種の材料では、スチール切削における用途を広
げることはタフネス強度が小さ過ぎるので不可能であ
る。
【0006】最近の技術の進歩は酸化アルミの母材に微
細グレンの酸化ジルコニウム粒子を均等に分散させる合
金技術に関係している。使用中の準安定酸化ジルコニウ
ムの変成が強度とタフネスを高め、その結果は工具寿命
の予測可能性を高める。
【0007】しかし、この種の材料の熱特性は純酸化ア
ルミの工具材料より僅かに良好である。従って、熱誘起
クラックの開始と成長がスチール切削のように切刃が高
温度になる実際の切削作業において大きな問題として残
っている。
【0008】毛状単結晶のSiCウイスカーを酸化アル
ミ母材に添加すると、破壊靱性と強度が大きく改良され
る事実が近年明らかになった。この考え方に基づくセラ
ミック切削工具材料は、特に耐熱材料の切削において非
常に良好な性能を発揮している。しかし、スチールの切
削においては、このセラミック切削工具材料では工具寿
命が驚く程に短くなる。それはSiC結晶が優先的に攻
撃されることによる。その結果は、表面領域が大きな摩
耗を伴うように弱体化し、且つクラック生成の危険が高
まる。
【0009】USP4,867,761によれば、酸化
物基セラミック切削工具材料をTiやZrの炭化物、窒
化物或いはホウ化物或いはこれらの固溶体のウイスカー
によって強化している。このウイスカーはスチールに対
して溶解度が小さく、結果として特にスチール工作の場
合に、摩耗抵抗を問題視する程には劣化させることなく
予測可能なタフネスの向上並びに熱衝撃抵抗と強度の向
上が達成される。これはそれまでに公知な材料組成では
不可能である。
【0010】USP5,141,901によれば、Ta
の窒化物、炭化物及び/或いはホウ化物のウイスカーを
用いることにより、上記のものより一層の物性向上が実
現されている。これらのウイスカーはアルミナ母材より
格段に低い値の熱膨張係数を有しており、これがタフネ
ス(靱性)と熱衝撃抵抗を一層向上させる結果になって
いる。このメカニズムは未知であるが、おそらく組成材
料の内部応力に関して好ましい状態がもたらされること
に依るものと考えられる。
【0011】最近、ウイスカー強化切削工具材料の一層
の物性改良、特に強度の改良が、ナノサイズ粒子の少量
添加により実現されることが判明している。
【0012】脆性のセラミック材料の物性を改良するの
に微粒子添加が利用されることは公知であり、例えばU
SP4,320,203はそのためにTiNとTi
(C,N)の添加を記述している。
【0013】粒子添加の性質に依存して、作用するタフ
ネス化のメカニズムはクラックデイフレクション(cr
ack deflection)、マイクロクラッキン
グ、変成タフネス化或いはクラックブリッジング(cr
ack bridzing)であり得る。この微粒子添
加にとっては、粒子サイズが母材(マトリックス)と同
じオーダの大きさ、例えば1−5μmのオーダであり、
添加微粒子が母材の粒界(grain boundri
es)に配位していることが特徴である。ZrO2 添加
の場合には、母材より小さいグレンサイズが製造中の変
成を抑制するために必要である。しかし、このジルコニ
ア粒子はアルミナ母材の粒界に支配的に配位している。
【0014】この微粒子強化材料にとって、微粒子含有
量を通常15−30vol.%まで高めることによって物性
改良が得られることも特徴といえる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】今日までに公知のアル
ミナ基切削工具材料の上述の弱点、特にスチールの切粉
出し工作に対する弱点が除去されたセラミック材料を実
現することにある。具体的には公知材料では得られない
強度、タフネス、熱衝撃抵抗及び摩耗抵抗の改良された
組合せ特性を発揮するセラミック切削工具材料を実現す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のセラミック切削
工具は酸化物基の、好ましくは酸化アルミニウム(アル
ミナ)基の母材と、5−50vol.%、好ましくは10−
40vol.%、最も好ましくは25−35vol.%の周期律
表のIVB族(Ti,Zr,Hf)及び/或いはVB族
(V,Nb,Ta)からの金属の窒化物及び/或いは炭
化物及び/或いはホウ化物或いはこれらの固溶体に基づ
く(を基本成分とする)均等に分散されたウイスカー
と、1−20vol.%、好ましくは3−8vol.%の周期律
表のIVB族(Ti,Zr,Hf)及び/或いはVB
(V,Nb,Ta)からの金属の炭化物及び/或いは窒
化物及び/或いはホウ化物或いはこれらの固溶体を基本
成分とする500nm、好ましくは200nmより小さいナ
ノサイズ粒子添加物とを含んで成る。上記ウイスカーは
0.5−10μm径で、2.5−100μm長であっ
て、好ましくは5−10の長さ/直径の比を有する単結
晶から成る。このウイスカーは5−20μm径で0.5
−4μm厚の単結晶プレートレットによって少くとも部
分的に置換することが出来る。上記母材はセラミック酸
化物、好ましくはアルミナから本質的に成り、或いは硬
質炭化物及び/或いは窒化物及び/或いはホウ化物及び
/或いはバインダ金属と混和したセラミック酸化物から
本質的に成る。母材のグレンサイズは<10μm、好ま
しくは<4μmである。
【0017】上記ナノサイズ化合物(微粒子添加物)は
5w.t.%未満の酸素を含有することが出来るし、化学量
論的組成でも、非化学量論的組成でもよい。
【0018】本発明の工具材料は酸化ジルコニウム粒子
を20w.t.%未満だけ更に含有してもよい。この追加含
有により材料の強度と破壊靱性が一層向上する。
【0019】全ての粒子添加物は良好な摩耗抵抗を必須
要件とするスチールに対して低い値の溶解度を有するべ
しという判定基準に基づいて選択される。しかし、粒子
添加による強度向上作用は粒子の特定の物性に依存して
変り得る。TiNとTaNを同量、同粒子サイズの条件
で夫々添加したものを比較すると、TiNを添加した方
がTaNの場合より効果的ではないことが観測されてい
る。これは、好ましい添加物であるTaNの場合には好
ましい残留応力が生じることの結果であると解釈され
る。
【0020】アルミナの母材は8×10-6-1(300
−1300°K)のオーダの熱膨張係数を有している。
TaNの熱膨張係数は5×10-6-1のオーダである。
焼結後の組成材料の冷却により、TiN粒子を使用して
いる場合には、応力が皆無か、或いはほんの僅か残るに
過ぎない。それは、TiNの熱膨張係数が8.0−9.
3×10-6-1であり、アルミナ母材と類似の値である
ためである。しかし、TaN粒子の場合には、アルミナ
母材との熱膨張係数の不適合により母材中に引張り応力
(及びTaN粒子中に圧縮応力)が生じる。
【0021】本発明を酸化物基母材に基づいて上述した
が、それと同じ成果はSi3 4 等の窒化物基母材を用
いても得られる。
【0022】本発明の切削工具材料は以下のように製造
される。母材粉末とナノサイズ粒末とウイスカー及び/
或いは小板状体(プレートレット)と焼結助剤を湿式磨
砕し(ミリング処理し)そして混合する。この混合物を
乾燥してから、所望外形に加圧成形し、この成形物(ブ
ランク)を近理論密度になるように焼結する。焼結後に
熱間均衡加圧法(HIP)を用いて、可能性のある残留
気孔を減じることが出来る。無加圧焼結によって気孔閉
鎖が出来ない場合には、その対策として適当な黒鉛工具
を用いて加圧焼結することが出来るし、カプセル化処理
してから熱間均衡加圧(HIP)により所望密度にする
ことも出来る。焼結条件は原料に依存しているが、いづ
れにしても材料密度が理論密度の98%を越える、好ま
しくは99.5%を越えるように条件設定する。
【0023】
【作用】非常に小さい粒子(代表的には0.3μm)の
添加により、これらの粒子が母材の粒界ではなく母材の
内部に支配的に(例えば、少くとも55%、好ましくは
少くとも75%)配位して、材料の著しい強化作用があ
るウイスカーを含んでいるとしても、この複合材料を更
に著しく強化させる。但し、このナノサイズ粒子とウイ
スカーは共に、周期律表のIVB族(Ti,Zr,Hf)
及び/或いはVB(V,Nb,Ta)からの金属の炭化
物、窒化物及び/或いはホウ化物或いはこれらの固溶体
を基本成分としている。この強化作用は代表的には約5
vol.%の非常に小量の粒子添加に発揮され、それより量
を多くしてもその作用は強くならず、むしろ低下してし
まう。本発明の材料によれば、これまで公知の材料では
発揮され得なかった強度、タフネス、熱衝撃抵抗及び摩
耗抵抗のユニークな組合せが得られる。
【0024】
【実施例】
例 1 夫々0,5,10,20vol.%のナノサイズ(0.05
μm)のTiN粉末を30vol.%の窒化チタンウイスカ
ー(平均直径0.9μm)及び残部セラミック混合体と
湿式混合した。このセラミック混合体は95.5w.t.%
のAl2 3 ,4.2w.t.%のZrO2 及び0.3w.t.
%のMgOを混合した物であり、これが母材となる。こ
の湿式混合物を真空乾燥してから、1600℃で熱間加
圧成形(ホットプレス)して、理論密度の99%より大
きな密度(>99%)のデイスクを得た。熱間加圧成形
されたデイスクから小テストバーを切り出した。これは
3点曲げ試験での横破壊強度(TRS)を測定するため
である。このテストバーは試験前に磨き処理を施こし
た。
【0025】破壊靱性(KIC)は所謂押込試験法によっ
て測定した。この方法では、押込みはピラミッド形ダイ
ヤモンドチップにより実行する。破壊靱性は押し跡のコ
ーナから生じるクラックのサイズから算出される。
【0026】強度と破壊靱性の値は、表1に示す通りで
あった。
【0027】 表 1 組 成 TRS(MPa) KICMPam1/2 1.Al2 O3+ 4.2w.t.% ZrO2 + 0.3w.t.% MgO+30vol.% TiN ウイスカー 770 6.1 2.Al2 O3+ 4.2w.t.% ZrO2 + 0.3w.t.% MgO+30vol.% TiN ウイスカー+5vol.% TiN粒子 1130 6.2 3.Al2 O3+ 4.2w.t.% ZrO2 + 0.3w.t.% MgO+30vol.% TiN ウイスカー+10vol.% TiN粒子 1075 5.9 4.Al2 O3+ 4.2w.t.% ZrO2 + 0.3w.t.% MgO+30vol.% TiN ウイスカー+20vol.% TiN粒子 950 6.0
【0028】表1から、ナノサイズ粒子の小量添加は著
しく強度を高めるが、破壊靱性を大きくは阻害しないこ
とは明白である。この強度の向上は切削インサート(植
刃)に過剰負荷が掛ゝることによる工具破損の危険が減
じられ、その結果工具(植刃)の信頼性が向上すること
を意味している。
【0029】例 2 夫々0,5,10,20vol.%のナノサイズ(0.10
μm)のTaN粉末を、30vol.%の窒化チタンウイス
カー(平均直径0.9μm)と残部のセラミック混合体
と湿式混合した。このセラミック混合体は95.5w.t.
%のAl2 3,4.2w.t.%のZrO2 及び0.3w.
t.%のMgOを混合したものである。この湿式混合物を
真空乾燥した後1600℃でホットプレスして、理論密
度の>99%の密度になるデイスクを成形した。ホット
プレスしたデイスクから小テストバーを切り出した。こ
れは3点曲げ試験での横破壊強度(TRS)を測定する
ためである。このテストバーは試験前に磨き処理を施こ
した。
【0030】破壊靱性(KIC)は所謂押込試験法によっ
て測定した。この方法では、押込みはピラミッド形ダイ
ヤモンドチップにより実行する。破壊靱性は押し跡のコ
ーナから生じるクラックのサイズから算出される。
【0031】強度と破壊靱性の値は、表2に示す通りで
あった。
【0032】 表 2 組 成 TRS(MPa) KICMPam1/2 1.Al2 O3+ 4.2w.t.% ZrO2 + 0.3w.t.% MgO+30vol.% TiN ウイスカー 770 6.1 2.Al2 O3+ 4.2w.t.% ZrO2 + 0.3w.t.% MgO+30vol.% TiN ウイスカー+5vol.% TaN粒子 1210 6.4 3.Al2 O3+ 4.2w.t.% ZrO2 + 0.3w.t.% MgO+30vol.% TiN ウイスカー+10vol.% TaN粒子 1155 6.1 4.Al2 O3+ 4.2w.t.% ZrO2 + 0.3w.t.% MgO+30vol.% TiN ウイスカー+20vol.% TaN粒子 955 5.9
【0033】表2から、TaNの粒子添加がTiNの場
合よりも強度向上に一層有効であり、しかし破壊靱性に
与える悪影響が極めて小さいことが明白である。
【0034】
【発明の効果】上記例から明らかなように、本発明によ
れば、従来の可能なレベルのタフネスを実質的に阻害せ
ずに強度を著しく向上させたセラミック切削工具材料が
得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック母材と、当母材に均等に分散
    された5−50vol.%の周期律表のVB族及び/或いは
    IVB族からの金属の炭化物及び/或いは窒化物及び/或
    いはホウ化物或いはこれらの固溶体を基本成分とするウ
    イスカーと、周期律表のVB族及び/或いはIVB族から
    の金属の炭化物及び/或いは窒化物及び/或いはホウ化
    物或いはこれらの固溶体を基本成分とする1−20vol.
    %の<500nmのナノサイズを有する微粒子添加物とを
    含んで成るセラミック切削工具材料において、 該ナノサイズ微粒子添加物が母材の粒界ではなくその内
    部に支配時に配位していることを特徴とするセラミック
    切削工具材料。
JP6003171A 1993-01-15 1994-01-17 セラミック切削工具材料 Pending JPH06298573A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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SE9300120-4 1993-01-15
SE9300120A SE502053C2 (sv) 1993-01-15 1993-01-15 Whiskers- och partikel-förstärkt keramiskt skärverktygsmaterial

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