JP2650049B2 - セラミック切削工具及びその製造方法 - Google Patents

セラミック切削工具及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は耐欠損性及び耐摩耗性にすぐれたアルミナ
(Al2O3)基セラミックスからなるセラミック切削工具
及びその製造方法に関するものである。
[従来の技術] 切削工具材料の一つとして、Al2O3、セラミツクスを
見ると、耐酸化性,耐熱性が高く、高温で高硬度であ
り、鉄との反応性がない等の長所、特に高速切削用とし
ての長所を有する反面、強度,靭性が不十分で、耐欠損
性が低いという、切削工具としては致命的な欠陥を有す
るため、従来その使用領域は極めて限定されていた。そ
こでAl2O3セラミック切削工具の開発においては、前記
長所を維持し、かついかに耐欠損性を改善するかが最重
要課題である。
この改善策の一つとして、TiCを添加することで熱的
な靭性を向上させることが提案され、鋳物高速切削及び
焼き入れ鋼などの高硬度材切削用として既に実用されて
いる。
また、特公昭59−6279号公報等に、Al2O3マトリック
ス中にZrO2を分散添加し、該ZrO2の正方晶から単斜晶へ
の変換による体積膨張を利用して、マイクロクラックの
亀裂進展を抑制することにより強靭化する方法も提案さ
れている(特公昭59−6279号公報等)。
また、Al2O3マトリックス中にSiCウィスカーを分散さ
せて、該SiCウィスカーが亀裂進展に伴って亀裂の上下
面を橋渡しして亀裂先端の応力集中を緩和するという、
いわゆるウィスカー引き抜き効果により高強度化する方
法も提案されており(米国特許第4,543,345号明細
書)、Al2O3−SiCウィスカーセラミックスを切削工具に
使用することも知られている(特開昭61−274803号公
報)。
更には、Al2O3マトリックスにSiCウィスカーとZrO2
を添加して複合強靭化により、高強度・高KIC化するこ
とも提案されている(特開昭61−270266号公報)。
[発明が解決しようとする課題] 前記の従来技術のうち、Al2O3−TiCセラミック切削工
具は、靭性特に耐熱衝撃性が若干改善されて、一応セラ
ミック切削工具の中では標準材質とされているものの、
その改善は極めて不十分であり、鋳物等の切削抵抗の少
ない材料、或は耐熱鋼等の難削材では切り込みの変動の
少ない仕上げ切削等、ごく限られた領域でのみ使用され
ている。
Al2O3−ZrO2セラミック切削工具は、靭性の向上が著
しく、KICで見るとAl2O3セラミツクスのそれの約1.5倍
以上も増加するので、鋼の高速切削用として一部で使用
されている。しかし、Al2O3にZrO2を添加することで硬
度が低下するため、前記のAl2O3−TiCセラミック切削工
具等に比べ耐摩耗性が劣り、耐熱鋼等の難切削材料の切
削には、全く使用されていない。また、ZrO2の添加によ
りKICは向上するものの、抗折力が低下するという大き
な欠点を持つ。
その点、Al2O3−SiCウィスカーセラミックスは、硬
度、KIC、抗折力のいずれもが、従来のAl2O3−TiCセラ
ミックスに比して改善されており、インコネル等の耐熱
材料の切削にも使用し得るとされている。しかし、実際
にインコネル等の切削工具として使用すると、特に100m
/min以上の高速で切削すると、境界摩耗の進展が著し
く、極めて短寿命であった。
そして、Al2O3−SiCウィスカー−ZrO2セラミックスは
上記のAl2O3−SiCウィスカーセラミツクスに比べ、確か
に高強度化、高KIC化されているが、実際に切削工具と
して用いると、Al2O3−SiCウィスカーセラミック切削工
具と同等もしくはそれ以下の切削性能しか有しておら
ず、短寿命で実用に耐えなかった。
本発明はこのような現状に鑑みて、耐欠損性,耐摩耗
性に優れたAl2O3−SiCウィスカー−ZrO2セラミツク切削
工具を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者等はAl2O3−SiCウィスカーにZrO2を添加する
ことで確かに高強度化・高KIC化されているAl2O3−SiC
ウィスカー−ZrO2セラミツクスが切削工具として実用化
すると、なぜAl2O3−SiCウィスカーセラミツク切削工具
と同等以下程度の切削性能しか示さないかという点につ
き、鋭意研究を重ねた結果、従来品では本来耐摩耗性が
劣るZrO2が凝集しているため強度、耐摩耗性が低下する
こと、従って焼結体中におけるZrO2に分散状態を制御す
れば、靭性を向上し、しかも強度、耐摩耗性に優れた切
削工具となることを見出した。また、本発明者等はこの
ようにZrO2分散状態を制御したAl2O3−SiCウィスカー−
ZrO2焼結体の製造方法をも提供するものである。
本発明は20〜40容量%のSiCウィスカー並びに残部が
アルミナ、アルミナに対して3〜40容量%のZrO2及びY2
O3,MgO,CaOから選ばれた1種以上がZrO2に対して0.5〜5
mol%である組成のAl2O3−SiCウィスカー−ZrO2焼結体
からなり、該焼結体中に含む2μm以上のZrO2凝集体の
平均分布が100個/mm2以下であることを特徴とするセラ
ミック切削工具に関する。
更に、本発明は上記の本発明セラミック切削工具を実
現する方法の一つとして、金属アルコキシド均一混合溶
液を加水分解して得られた、ZrO23〜40容量%と、Y2O3,
MgO,CaOから選ばれた1種以上がZrO2に対して0.5〜5mol
%と、残部がAl2O3及び不可避的不純物とからなる共沈
粉を仮焼して粉末を得て、該粉末に焼結後の組成におい
て20〜40容量%となる量のSiCウィスカーを混合したも
のを原料として焼結することを特徴とする上記セラミッ
ク切削工具の製造方法に関する。
[作用] 本発明は、Al2O3−SiCウィスカー−ZrO2セラミックス
切削工具において、焼結体中におけるZrO2の分布状態
を、2μm以上のZrO2凝集体の平均分布が100個/mm2
下とした点に特徴がある。
第1図はAl2O3−SiCウィスカー−ZrO2セラミックス切
削工具において、2μm以上のZrO2凝集体が1mm2当りに
存在する個数と、抗折力(kg/mm2)の関係を調べた結果
を示す図表である。第1図から明らかなように、2μm
以上のZrO2凝集体が100個/mm2以上存在すると抗折力は
低下する傾向にある。本発明は2μm以上のZrO2凝集体
の平均分布を100個/mm2以下、好ましくは50個/mm2以下
となるように、2μm以上のZrO2凝集体を低減化するこ
とで、強度が高く耐摩耗性の向上したAl2O3−SiCウィス
カー−ZrO2セラミックス切削工具を製造することができ
る。
第2図は鼠鋳鉄(FC25)を切削した時の平均摩耗幅VB
(mm2)と2μm以上のZrO2凝集体の平均粒子の分布量
(個/mm2)との関係を示すが、ZrO2凝集体の数が少なく
なるほど、摩耗量も減少することが判る。これは、ZrO2
そのものが高温での硬度低下が著しく、本来耐摩耗性が
低いことが原因であると思われ、このZrO2凝集体の平均
分布を制御してやることにより、Al2O3−SiCウィスカー
−ZrO2セラミックス切削工具の耐摩耗性を向上させるこ
とができることを示している。
なお、本発明に係わるAl2O3−SiCウィスカー−ZrO2
結体における各成分の限定理由を説明すると、Y2O3,Mg
O,CaOから選ばれた1種以上をZrO2に対して0.5mol%以
上と5mol%以下添加するのは、焼結体中に分散するZrO2
粒子を正方晶の状態で安定又は準安定とするためであ
り、0.5mol%未満では安定化作用が不十分であり、5mol
%を越えて添加すると立方晶ZrO2として完全に安定化す
るものの割合が増え、焼結体の高強度・高靭性化への寄
与が小さくなり好ましくない。
ZrO2をAl2O3に対して3容量%以上40容量%以下の範
囲内で混合するのは、3容量%未満ではZrO2添加による
靭性の向上が期待できず、40容量%を越えるとZrO2量に
比してAl2O3量が不足するため、硬さ及び耐摩耗性が低
下し、切削工具として供することが不可能となり好まし
くないからである。
また、SiCウィスカーの添加量を焼結体全量の20〜40
容量%とするのは、20容量%未満ではSiCウィスカー添
加による高強度・高靭性化が不十分であり、40容量%を
越えると相対的にAl2O3量が不足して耐摩耗性が低下し
好ましくないためである。
本発明のAl2O3−SiCウィスカー−ZrO2セラミック切削
工具は、各成分の組成が本発明の限定範囲内となり、2
μm以上のZrO2凝集体の平均分布が100個/mm2以下にで
きる製法であれば、いずれによって製造してもよい。
好ましい製法としては、SiCウィスカー以外の原料粉
末の調整法として、SiCウィスカー以外の各成分に相当
する金属アルコキシドを加水分解して共沈粉を得、これ
を仮焼処理してSiCウィスカー以外の原料粉末を得る方
法が挙げられる。従来多用されているボールミル或はア
トライター等による単なる機械的混合では、混合分散が
不均一であり、ZrO2の凝集現象を起こし易い。これに対
し、Al及びZrとY,Mg,Caから選ばれる1種以上の夫々の
金属アルコキシドを用意し、溶液中で原子レベルで均一
に混合された状態にして加水分解することで共沈粉を得
て、この共沈粉を仮焼処理することにより、Al2O3−ZrO
2−Y2O3,MgO,CaOから選ばれる1種以上からなる原料粉
末を得る。これにSiCウィスカーを所定量配合し、超音
波分散等の手段により均一に混合分散して原料粉末を
得、これを常法に従い焼結することにより、ZrO2の凝集
の少ない焼結体を得ることができる。
金属アルコキシドとしては、例えばAl(i−OC
3H73,Al(OC2H53,Al(OC3H73,Al(OC4H93,Zr
(OC2H54,Zr(OC3H74,Zr(OC4H94,Y(OC2H53,Y
(OC3H73,Y(OC4H9等が挙げられる。加水分解し
て得られる共沈粉のサイズは0.05μm以下程度が好まし
い。
仮焼条件としては900〜1250℃が好ましく、900℃以下
では成型性に乏しい粉末しかできず、1250℃以上の温度
で仮焼すると粉末同志の反応が生じる恐れがあるためで
ある。仮焼処理した共沈粉のサイズは0.5μm以下程度
が好ましい。
仮焼処理共沈粉に加えるSiCウィスカーのサイズは例
えば直径0.1〜2.0μm、長さ1〜100μmの程度のもの
が好ましい。これらを併せて、更に超音波分散等により
分散混合して得られた原料粉末のサイズは0.5μm以下
であることが好ましい。
焼結条件としては1500〜1900℃が好ましく、ホットプ
レス法もしくは常圧焼結法によるが、こうして得た焼結
体をHIP(熱間静水圧加圧)処理してもよい。1500℃以
下では緻密な焼結体を得るのが難しく、1900℃以上の温
度では結晶粒の粗大化を招き耐摩耗性の低下につなが
ら。更に具体的な方法、条件等については以下の実施例
にて説明する。
[実施例] 実施例1 第1表に示す組成のAl2O3−SiCウィスカー−ZrO2焼結
体を作製した。試料番号1〜5は本発明に係わるもので
あり、試料番号6〜10は本発明外のものである。試料番
号1〜4,7,8は、原料粉末調整法としてアルコキシド法
を採用した。試料番号1を例にとると、Al2O3及びZrO2,
Y2O3に換算して第1表に示す組成割合となるように、Al
(i−OC3H7とZr(OC4H9とY(OC4H9を秤
量し、エタノール中にアルコキシド濃度が20重量%とな
るように十分に混合しながら均一に溶解した。この溶液
中に撹拌しつつ蒸留水を滴下し、アルコキシドを加水分
解した。生成物(共沈粉)を濾取し、大気炉中で温度11
00℃で1時間仮焼処理し、サイズ0.5μm以下の粉末を
得て、Al2O3−ZrO2原料粉末とした。該原料粉末に直径
約0.6μm、長さ10〜100μmのSiCウィスカーを試料番
号1の組成となる量を配合し、エタノール中で超音波分
散した後乾燥して原料粉末(0.5μm以下)とした。
試料番号5,10の原料粉末調整法としては超音波分散法
を採用した。試料番号5を例にとると、0.2μmのα−A
l2O3,約0.3mのZrO2(3mol%Y2O3で部分安定化したも
の)を分散剤を所定量配合し、エタノール中で超音波に
より十分均一に分散させた後、直径約0.6μm、長さ10
〜100μmのSiCウィスカーを所定量加え、再びエタノー
ル中で超音波分散させて、乾燥後原料粉末とした。
試料番号6,9はボールミル法により原料粉末を調整し
た。試料番号6を例にとると、約0.2μmのα−Al2O3,
約0.3μmのZrO2(3mol%のY2O3で部分安定化したも
の)、直径約0.6μm、長さ10〜100μmのSiCウィスカ
ーを所定の組成となるように配合し、ボールミル中でエ
タノールを用いて混合した。
上記のようにして作製した各原料粉末を、ドライバッ
クを用いて約100mmφ×6mmの大きさに成型し、加圧焼結
治具にて1Paの真空下、1750℃にて400kg/mm2の圧力で1
時間加圧焼結した。得られた各焼結体について室温抗折
力(JIS R1601−1981)、破壊靭性値(Identation
法)、2μm以上のZrO2凝集体の平均分布数(ラッピン
グ後の検鏡による)を測定した。この結果も第1表に併
せて示す。
次に試料番号1〜10の焼結体から、それぞれ型番SNGN
120408の切削チップを切り出し、各切削チップを用いて
下記のA〜Cの切削条件で切削試験を行った切削条件
(A)、(B)の試験からは、逃げ面摩耗量VB(mm)、
逃げ境界摩耗量VN(mm)を測定した。また、切削破壊靭
性を評価するため、切削条件(C)で8コーナーの切削
テストを行った時の欠損確率を調べた。以上で得られた
結果を第2表にまとめて示す。
切削条件(A) 被削材;ねずみ鋳鉄(FC25)、切削速度;300m/min、送
り;0.4mm/rev、切り込み;1.5mm、ホルダー;FN11R−44
A、切削油;ドライ、切削時間;10分 切削条件(B) 被削材;インコネル718溶体化処理後時効、切削速度;10
0m/min、送り;0.10mm/rev、切り込み;1.0mm、ホルダー;
FN11R−44A、切削油;ドライ、切削時間;30秒 切削条件(C) 被削材;SCM435、被削材形状;四溝棒材(丸棒材の外周
を4等分するように4本の角溝を設けたもの)、切削速
度;150〜200m/min、送り;0.16〜0.19mm/rev、切り込み;
2.0mm、ホルダー;FN11R−44A、切削油;ドライ、切削時
間;30秒、コーナー数;8 以上のテスト結果から、本発明品(試料番号1〜5)の
ものは、本発明外の比較品(試料番号6〜10)に比べ
て、強度,靭性,耐摩耗性のいずれにおいても優れてい
ることが、明らかに判る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によればAl2O3−SiCウィ
スカー−ZrO2セラミック切削工具におけるZrO2の凝集状
態を制御することにより、耐摩耗性の低下を来すことな
く、ZrO2添加による靭性、強度向上した切削工具が実現
できる。すなわち、単に物理特性値が向上するだけでな
く、実際の切削特性が向上できるのである。
また、本発明の切削工具の製造方法は、原料調整にア
ルコキシド法を採用することにより、Al2O3とZrO2の混
合が極めて均一となり、ZrO2の凝集を激減できるので、
2μm以上のZrO2粒子が100個/mm2以下で硬さ及び耐摩
耗性の向上した本発明の切削工具を容易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はAl2O3−SiCウィスカー−ZrO2焼結体中の抗折力
(kg/mm2)と2μm以上のZrO2凝集体の数(個/mm2)と
抗折力(kg/mm2)との相関関係を示す図表、第2図はAl
2O3−SiCウィスカー−ZrO2セラミック切削工具中の2μ
m以上のZrO2凝集体の数(個/mm2)とねずみ鋳鉄切削テ
ストにおける逃げ面平均摩耗量VB(mm)との相関関係を
示した図表である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】20〜40容量%のSiCウィスカー並びに残部
    がアルミナ、アルミナに対して3〜40容量%のZrO2及び
    Y2O3,MgO,CaOから選ばれた1種以上がZrO2に対して0.5
    〜5mol%である組成のAl2O3−SiCウィスカー−ZrO2焼結
    体からなり、該焼結体中に含む2μm以上のZrO2凝集体
    の平均分布が100個/mm2以下であることを特徴とするセ
    ラミック切削工具。
  2. 【請求項2】金属アルコキシドの均一混合溶液を加水分
    解して得られた、ZrO23〜40容量%と、Y2O3,MgO,CaOか
    ら選ばれた1種以上がZrO2に対して0.5〜5mol%と、残
    部がAl2O3及び不可避的不純物とからなる共沈粉を仮焼
    して粉末を得て、該粉末に焼結後の組成において20〜40
    容量%となる量のSiCウィスカーを混合したものを原料
    として焼結することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のセラミック切削工具の製造方法。
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