JP2581940B2 - 高強度アルミナ質焼結体及びその製造方法 - Google Patents

高強度アルミナ質焼結体及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアルミナを主成分としてジルコニアを含有す
る焼結体とその製造方法に関し、特に切削工具、産業機
械用材料、生体材料或いは高温用材料として有用な焼結
体の改良に関する。
〔従来技術〕 セラミックから成る工具は、硬度、耐摩耗性、耐熱性
に優れる等の長所を有する反面、チッピングや欠損を生
じ易いという問題を有し、その用途も仕上げ加工等に限
られていた。しかし乍ら、工作機械の進歩に伴い、切削
速度を上げ、工具交換のサイクルタイムを長くする必要
性が高まり、セラミック工具も、これらに対応し、安定
且つ高強度のものが求められている。
アルミナ(Al2O3)は金属との反応性が低く耐摩耗性
に優れることから、切削工具として有用な材料として注
目されたが破壊靭性(K1c)が低いという問題があっ
た。またジルコニア(ZrO2)は、抗折強度および破壊靭
性は高いものの200〜300℃で急激な強度低下を示し、熱
的に不安定であり、しかも鉄と激しく反応するため切削
工具として実用に耐えないものであった。
そこで、Al2O3中にZrO2を分散含有させることによ
り、Al2O3の破壊靭性を改善する事が行われている。こ
の破壊靭性の改善法については従来より2つのタイプが
提案されている。1つはAl2O3質焼結体中に単結晶ZrO2
を分散させたもので、ZrO2の相転移によりマイクロクラ
ックを発生させるものである。
他の1つはAl2O3質焼結体中に正方晶ZrO2を分散させ
ることによりクラック先端のエネルギーをZrO2の相転移
で吸収させるものである。
前者の改善法は具体的には特公昭59−25748号に開示
され、後者は特公昭59−24751号に開示されている。
また、他の技術としては、特開昭58−120571号には、
立方晶或いは正方晶ZrO2中にAl2O3を分散して強度を高
めることも行われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし乍ら、前者(特公昭59−25748号)では破壊靭
性は向上するものの、抗折強度か低く、実用的でない。
また後者(特抗昭59−24715号)の方法では抗折強度
は、クラック先端でのエネルギー吸収や表面の加工によ
り生じる圧縮応力の効果等で大幅に改善されるが、破壊
靭性は前者に比べてむしろ劣る傾向にある。
また、他の技術として特開昭58−120571号公報開示の
技術は立方晶ZrO2を安定相として存在するため、ZrO2
身クラック先端のエネルギー吸収には関与しないもので
ある。また特性的には硬度が低く、耐摩耗性に劣り、し
かも熱的に不安定であり、実用的でない等の欠点を有す
る。
これらの先行技術に対し本発明者は先にAl2O3中に正
方晶ZrO2とともに立方晶ZrO2(c−ZrO2)あるいは歪を
持った立方晶ZrO2(c′−ZrO2)を準安定相として分散
含有させることにより大幅な抗折強度、靭性の向上と耐
熱性の向上を実現した。
ところが、この技術によればc−ZrO2を容易に生成さ
せるためには、まずZrO2粒子が微細で、特に0.5μm以
下であることが必要で、しかも原料調製、成形、焼成の
プロセスにおいて非常に精密な工程管理を必要とし、量
産性の不安定さとコスト高を招く傾向にある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明者は上記問題点に対し、検討を加えた結
果、Al2O3−ZrO2系に対し、Ca,Mg等のアルカリ土類金
属、Y,La,Ce,Dy,Er,Yb等の希土類金属から選ばれる少な
くとも1種の金属を所定の割合で配合した系では、ZrO2
の粒径が1μm以下という比較的製造が容易な粒度域で
あっても焼結体中に準安定なc−ZrO2或いはc′−ZrO2
を生成させ高強度のAl2O3−ZrO2質焼結体が得られるこ
とを知見した。
即ち、本発明は、ZrO21乃至30重量%、Al2O370乃至99
重量%の組成にCa,Mg等のアルカリ土類金属、La,Ce,Y,D
y,Er,Yb等の希土類金属から選ばれる少なくとも一種の
金属を酸化物換算で前記ZrO2に対し0.01〜3モル%、の
割合で成るアルミナ質焼結体であって、該焼結体のCu−
Kα線によるX線回折曲線において、度数42.5゜〜44゜
の間にあるα−Al2O3の結晶相のピーク高さ(H43)と度
数59.5゜〜61゜の間にあるAl2O3とZrO2の合成相のピー
ク高さ(H60)との比が H60/H43>0.07 であることを特徴とするものである。
また、この焼結体の製造方法は、ZrO2を1乃至30重量
%、Al2O3が70乃至99重量%及び前述した金属がZrO2
対し0.01〜3mol%から成る混合粉末を乾式粉砕して活性
化処理した後、成形し、1500℃以下の低温で焼成したこ
とを特徴とするものである。
以下、本発明をさらに詳述する。
通常、Al2O3−ZrO2系では抗折強度の向上と靭性の向
上とは相反するものであった。抗折強度の向上には焼結
体中のZrO2の微粒化(0.5μm以下)することが有効で
あるが、それでは一部のZrO2が安定になりすぎるため、
エネルギー吸収に関与する準安定ZrO2が減り、破壊エネ
ルギーが吸収されず靭性が低下する。一方、ZrO2粒子が
0.5〜1.0μm程度では正方晶ZrO2から単斜晶ZrO2への転
移が容易となり、靭性は向上するが、転移にともない発
生するマイクロクラックやZrO2粒子自体が破壊源となり
抗折強度が低下する。
これに対し、本発明は抗折強度と破壊靭性とを同時に
向上させたものである。本発明における焼結体の基本組
成はZrO2が1乃至30重量%、特に10乃至28重量%、Al2O
3が70乃至99重量%、特に72乃至90重量%、Ca,Mg等のア
ルカリ土類金属、Y,La,Ce,Dy,Er,Yb等の希土類元素から
選ばれる少なくとも1種の金属がZrO2に対し0.01〜3mol
%、特に0.2〜1.0mol%から成るものであって、ZrO2
量が1重量%を下回ると靭性が低下し、ZrO2の量が30重
量%を越えると抗折強度、靭性が低下する。
また金属成分がZrO2に対し、0.01mol%を下回るとZrO
2の原料粉末を微細化する必要がありコスト高となるた
め、本発明の目的が達成されず、3mol%を越えるとZrO2
が安定化し、破壊靭性が低下する。
本発明におけるアルミナ質焼結体の特徴は、Cu−Kα
線によるX線回折曲線において度数(2θ)が42.5゜〜
44゜の間のα−Al2O3の結晶相のピーク高さをH43とし、
度数(2θ)が59.5゜〜61゜の間のAl2O3とZrO2との合
成相のピーク高さをH60とした時、H60/H43(ピーク高さ
比)が0.07より大きいことにある。この度数59.5゜〜61
゜の間のピークは実質的には立方晶ZrO2(c−ZrO2)の
(311)面のピークであって、ピーク高さ比は実質的に
はAl2O3に対するc−ZrO2の比を示すものである。焼結
体中にc−ZrO2が存在せず、t−ZrO2或いはm−ZrO2
ら成る場合、ピーク高さ比はH60/H43=0.07となる。
本発明のアルミナ質焼結体は、Cu−Kα線によるX線
回折曲線によれば、ZrO2の全ピークのうち最大ピーク度
数が度数(2θ)29.8゜より大きいことも1つの特徴で
ある。通常、t−ZrO2の(101)面が29.8゜にピークを
有し、c−ZrO2の(111)面が30.5゜にピークを有す
る。
即ち、最大ピーク度数が29.8゜より大きいということ
は、ZrO2がc−ZrO2として、或いはt−ZrO2とc−ZrO2
の中間的結晶面間隔を有する疑立方晶ZrO2(C′−Zr
O2)として存在することを意味する。
また、本発明の焼結体をレーザーラマン分光分析法
(波長4880Åのレーザー使用)で分析すると、600±10c
m-1の位置にピークが存在するという特徴を有する。こ
れはc−ZrO2の存在を示すものである。なお、このレー
ザーラマン分光分析によれば、α−Al2O3の主ピークで
ある415cm-1のピークのピーク高さHAと、c−ZrO2の600
±10cm-1のピーク高HCとの比HC/HAが大きい程良好な特
性を示す傾向にあり、HC/HAが10以上、特に20以上であ
ることが望ましい。
このようにAl2O3中に準安定な立方晶ZrO2或いは疑立
方晶ZrO2を混在させることにより外部応力に対してc−
ZrO2(c′−ZrO2)→t−ZrO2→m−ZrO2と2段階の変
態でエネルギーを吸収するため破壊靭性が向上する。し
かもt−ZrO2→m−ZrO2の相転移よりもc−ZrO2(c′
−ZrO2)→t−ZrO2→m−ZrO2の相転移の方が堆積変化
が大きいので加工後の表面の残留圧縮応力が大となり、
これにより抗折強度が向上する。
なお、本発明によれば焼結体中におけるAl2O3結晶粒
径は0.3〜1.0μmであることが望ましく、またZrO2結晶
粒子は、従来はおよそ0.5μm以下の微細粒子でないと
c−ZrO2、c′−ZrO2として存在し難いものであった
が、本発明によれば金属成分の添加により、ZrO2結晶粒
子が1.5μm以下であっても容易にc−ZrO2、c′−ZrO
2として存在し得るものである。しかしZrO2粒子径が1.5
μmを越えると相転移に伴うクラックが破壊源となり、
抗折強度を低下させる原因となる。
焼結体中のZrO2は立方晶ZrO2、疑立方晶ZrO2、正方晶
ZrO2がその大部分を占めることが望ましく、単斜晶ZrO2
はZrO2全体の50%以下、特に20%以下であることが好ま
しく、50%を越えると靭性が低下する。
本発明の焼結体の製造方法によれば、Al2O3、ZrO2
び金属成分から成る混合粉末を調製する。この調製時、
用いる各原料粉末は微細な粉末を用いることが望ましい
が、Al2O3粉末は10m2/g以上の比表面積を有する粉末が
望ましい。
一方、ZrO2粉末は、焼結体中に立方晶或いは疑立方晶
ZrO2として存在させるためにはおよそ0.3μm以下の微
細な粉末であることが要求されるが、Ca,Mg等のアルカ
リ土類金属、Y,La,Ce,Dy,Er,Yb等の希土類金属の金属成
分を添加することにより、粉末に対する制限が緩和され
ZrO2をより立方晶或いは疑立方晶として存在させること
ができる。よってZrO2粉末は1μm以下であれば十分に
目的は達成できる。金属成分の添加は、共沈法によりZr
O2粉末にドーピングすることが最も好ましいが、その
他、炭酸塩等の塩類もしくはアルコキシド等の化合物で
添加してもよく、また、平均粒径1μm以下の酸化物と
して添加してもよい。Al2O3,ZrO2及び金属成分は混合粉
末として最終的にZrO2が1乃至30重量%、特に10乃至28
重量%、Al2O3が70乃至99重量%、特に72乃至90重量%
を主成分として金属成分としてアルカリ土類金属及び希
土類金属のうち少なくとも1種が酸化物換算でZrO2に対
し0.01乃至3mol%、特に0.2乃至1.0mol%と成るように
調製される。
次にこの混合粉末は粉末としての活性度を高め、粉末
に歪みを持たせるために乾式粉砕を行う。この粉砕はア
トリッションミル、高速振動ミル等の手段でおよそ30分
以上行えば良いが、この粉砕は、初期の原料粉末のうち
Al2O3粉末、ZrO2粉末の個々に行っても良い。
このようにして得られた混合粉末は公知の成形手段で
成形した後、焼成に移される。
焼成は、先の活性化処理によって粉末自体の焼結性が
向上するため、1500℃以下の低温で行うことができる。
焼成は大気雰囲気で1〜6時間程度保持して行えばよ
い。焼成手段としては公知の手段を利用でき具体的には
大気中或いは不活性ガス中での常圧焼成、ホットプレ
ス、熱間静水圧焼成等が採用し得るが、高密度の焼結体
を得るため、1500℃以下の温度で常圧焼成、ホットプレ
スによって予備焼成した後、1500℃以下で熱間静水圧焼
成することが望ましい。これにより実質的に気孔を含ま
ない焼結体が得られる。
以下、本発明を次の例で説明する。
〔実施例〕
平均粒径1μm以下のAl2O3、ZrO2及び金属酸化物を
第1表に示す量比に調合し、振動ミル(アトリッション
ミル)にて12時間乾式粉砕した。得られた粉末にバイン
ダーを添加し所定形状に成形した後、冷間静水圧成形に
よりさらに緻密化した。得らた成形体を脱バインダー
後、1450℃で6時間焼成し、さらに1400℃で1時間Arガ
ス2000Kg/cm2で熱間静水圧処理した。
焼成後の各試料を表面研摩後、ポリッシングして1350
℃でサーマルエッチングした後、ZrO2の粒径を測定した
ところ、いずれも0.3〜0.8μm程度であった。
得られた試料は3×4×45mmの寸法に研摩して、JISR
1601による4点曲げ抗折試験を行った。
さらに、破壊靭性(K1c)はビッカース硬度用ダイヤ
モンド圧子で20Kgの荷重を加えて生じた圧痕及びクラッ
ク寸法から新原の式を利用して求めた。
結果は第1表に示す。
さらに比較例としてAl2O380重量%、ZrO220重量%とZ
rO2に対しY2O3を3mol%の割合で配合した混合粉末をボ
ールミルにて湿式混合し、前述した実施例と同様な方法
で成形後、焼成温度を予備焼成1500℃、HIP1400℃で焼
成し、No.13の試料を作成し、同様に特性の測定を行っ
た。
また、これらの試料に対してはCu−Kα線によるX線
回折曲線から2θ=42.5゜〜44゜のα−Al2O3のピーク
について高さ(H43)と2θ=59.5゜〜61゜の間のAl2O3
とZrO2の合成相のピーク高さ(H60)を求めH60/H43の値
を求めた。
さらに、得られた試料に対し、Arレーザー(波長4880
Å)によるレーザーラマン分光分析を行い、c−ZrO2
ピークである600±10cm-1のピーク高さHCとAl2O3のピー
クである415cm-1のピーク高さとの比(HC/HA)×100%
を求めた。
第1表によれば、金属成分を含まないNo.6の系では、
H60/H43が0.07でX線分析ではほとんどc−ZrO2、或い
はc′−ZrO2は検出されなかった。即ち、このことはZr
O2結晶粒子径が、およそ0.5μmより大きい場合では金
属成分なしではc−ZrO2、或いはc′−ZrO2になり難い
ことを意味している。
しかし、金属成分の量が3mol%を越えるNo.10では抗
折強度が極端に劣化するとともに靭性も低下し、c−Zr
O2、c′−ZrO2の存在も検出されない。
また、ZrO2の量が30重量%を越えるNo.15では、c−Z
rO2の生成は認められず特性も低いものであった。この
例のようにAl2O3が70重量%を下回ると、Al2O3によるZr
O2の転移制御効果が薄れ、準安定なc−ZrO2は存在でき
なくなる。
さらに、従来の湿式混合のみの処理のNo.13では、C
−ZrO2、c′−ZrO2は生成されず、特性は不十分であ
る。
これらの比較例に対し、本発明のC−ZrO2、c′−Zr
O2が検出された試料はいずれもK1c4.5MN/m3/2以上、抗
折強度80Kg/mm2以上が達成された。
〔発明の効果〕
以上詳述した通り、本発明によれば、ZrO2粒子をAl2O
3質焼結体中に分散させる場合、ZrO2粒子系にほとんど
とらわれず、焼結体中に準安定なc−ZrO2或いはc′−
ZrO2を存在させることができることから、製造時の粒子
調製を厳密に行う必要がなくなることから、極めて製造
が容易となり、製造コストの低減等を図ることができ、
しかも優れた特性が得られることから、切削工具、産業
用機械材料、生体用材料或いは高温材料としての用途を
拡大できる。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ZrO21乃至30重量%、Al2O370乃至99重量%
    から成る組成にさらにMg,Ca等のアルカリ土類金属、La,
    Ce,Y,Dy,Er,Yb等の希土類金属のうち少なくとも1種の
    金属を酸化物換算で前記ZrO2に対し0.01乃至3モル%添
    加したアルミナ質焼結体であって、該焼結体のCu−Kα
    線によるX線回折曲線において、度数42.5゜〜44゜に間
    にあるα−Al2O3の結晶相のピーク高さ(H43)と度数5
    9.5゜〜61゜の間にあるAl2O3とZrO2の合成相のピーク高
    さ(H60)との比が H60/H43>0.07 であることを特徴とする高強度アルミナ質焼結体。
  2. 【請求項2】レーザーラマン分光分析の測定チャートに
    おいて、600±10cm-1の位置にZrO2のピークが存在する
    特許請求の範囲第1項記載の高強度アルミナ質焼結体。
  3. 【請求項3】ZrO2が1乃至30重量%、Al2O3が70乃至99
    重量%から成る組成にMg,Ca等のアルカリ土類金属、La,
    Ce,Y,Dy,Er,Yb等の希土類金属から選ばれる少なくとも
    1種の金属を酸化物換算で前記ZrO2に対し0.001乃至3
    モル%の割合で添加してなる混合粉末を乾式粉砕するこ
    とによって活性化処理した後、成形し、1500℃以下の温
    度で焼成したことを特徴とする高強度アルミナ質焼結体
    の製造方法。
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