JPH0265903A - セラミック切削工具及びその製造方法 - Google Patents
セラミック切削工具及びその製造方法Info
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- JPH0265903A JPH0265903A JP63215068A JP21506888A JPH0265903A JP H0265903 A JPH0265903 A JP H0265903A JP 63215068 A JP63215068 A JP 63215068A JP 21506888 A JP21506888 A JP 21506888A JP H0265903 A JPH0265903 A JP H0265903A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は耐欠損性及び耐摩耗性にすぐれたアルミナ(八
QtOs>基セラミックスからなるセラミック切削工具
及びその製造方法に関するものである。
QtOs>基セラミックスからなるセラミック切削工具
及びその製造方法に関するものである。
[従来の技術]
切削工具材料の一つとして、AQtO3セラミックスを
見ると、耐酸化性、耐熱性が高く、高温で高硬度であり
、鉄との反応性がない等の長所、特に高速切削用として
の長所を有する反面、強度。
見ると、耐酸化性、耐熱性が高く、高温で高硬度であり
、鉄との反応性がない等の長所、特に高速切削用として
の長所を有する反面、強度。
靭性が不十分で、耐欠損性が低いという、切削工具とし
ては致命的な欠陥を有するため、従来その使用領域は極
めて限定されていた。そこでA R,03セラミツク切
削工具の開発においては、前記長所を維持し、かついか
に耐欠損性を改善するかが最重要課題である。
ては致命的な欠陥を有するため、従来その使用領域は極
めて限定されていた。そこでA R,03セラミツク切
削工具の開発においては、前記長所を維持し、かついか
に耐欠損性を改善するかが最重要課題である。
この改善策の一つとして、TiCを添加することで熱的
な靭性を向上させることが提案され、鋳物高速切削及び
焼き入れ鋼などの高硬度材切削用として既に実用されて
いる。
な靭性を向上させることが提案され、鋳物高速切削及び
焼き入れ鋼などの高硬度材切削用として既に実用されて
いる。
また、特公昭59−6279号公報等に、A(lxO3
マトリックス中にZ ro 、を分散添加し、該Zro
tの正方品から単斜晶への変換による体積膨張を利用し
て、マイクロクラックの亀裂進展を抑制することにより
強靭化する方法も提案されている(特公昭59−627
9号公報等)。
マトリックス中にZ ro 、を分散添加し、該Zro
tの正方品から単斜晶への変換による体積膨張を利用し
て、マイクロクラックの亀裂進展を抑制することにより
強靭化する方法も提案されている(特公昭59−627
9号公報等)。
また、AQt○、マトリックス中にSiCウィスカーを
分散させて、該SiCウィスカーが亀裂進展に伴って亀
裂の上下面を橋渡しして亀裂先端の応力集中を緩和する
という、いわゆるウィスカー引き抜き効果により高強度
化する方法も提案されており(米国特許第4,543,
345 号明細書)、A (1,o *−3iCウィ
スカーセラミックスを切削工具に使用することも知られ
ている(特開昭61274803号公報)。
分散させて、該SiCウィスカーが亀裂進展に伴って亀
裂の上下面を橋渡しして亀裂先端の応力集中を緩和する
という、いわゆるウィスカー引き抜き効果により高強度
化する方法も提案されており(米国特許第4,543,
345 号明細書)、A (1,o *−3iCウィ
スカーセラミックスを切削工具に使用することも知られ
ている(特開昭61274803号公報)。
更には、/l!、O,マトリックスにSiCウィスカー
とZr0zとを添加して複合強靭化により、高強度・高
に13.化することも提案されている(特開昭61−2
70266号公報)。
とZr0zとを添加して複合強靭化により、高強度・高
に13.化することも提案されている(特開昭61−2
70266号公報)。
[発明が解決しようとする課題]
前記の従来技術のうち、AQ、O,−TiCセラミック
切削工具は、靭性特に耐熱衝撃性が若干改善されて、一
応セラミック切削工具の中では標準材質とされているも
のの、その改善は極めて不十分であり、鋳物等の切削抵
抗の少ない材料、或は耐熱鋼等の難削材では切り込みの
変動の少ない仕上げ切削等、ごく限られた領域でのみ使
用されている。
切削工具は、靭性特に耐熱衝撃性が若干改善されて、一
応セラミック切削工具の中では標準材質とされているも
のの、その改善は極めて不十分であり、鋳物等の切削抵
抗の少ない材料、或は耐熱鋼等の難削材では切り込みの
変動の少ない仕上げ切削等、ごく限られた領域でのみ使
用されている。
A QvOs Z ro tセラミック切削工具は、
靭性の向−ヒが著しく、K ICで見るとAQtO*セ
ラミックスのそれの約1.5 倍以上も増加するので、
鋼の高速切削用として一部で使用されている。しかし、
A Q、O、にZ ro 、を添加することで硬度が低
下するため、前記のAO,O,−TiCセラミック切削
工具等に比べ耐摩耗性が劣り、耐熱鋼等の難切削材料の
切削には、全(使用されていない。また、Z ro 、
の添加によりKICは向上するものの、抗折力が低下す
るという大きな欠点を持つ。
靭性の向−ヒが著しく、K ICで見るとAQtO*セ
ラミックスのそれの約1.5 倍以上も増加するので、
鋼の高速切削用として一部で使用されている。しかし、
A Q、O、にZ ro 、を添加することで硬度が低
下するため、前記のAO,O,−TiCセラミック切削
工具等に比べ耐摩耗性が劣り、耐熱鋼等の難切削材料の
切削には、全(使用されていない。また、Z ro 、
の添加によりKICは向上するものの、抗折力が低下す
るという大きな欠点を持つ。
その点、AQ、03−3iCウイスカーセラミツクスは
、硬度、KIC1抗折力のいずれもが、従来のAQ、O
,−TiCセラミックスに比して改善されており、イン
コネル等の耐熱材料の切削にも使用し得るとされている
。しかし、実際にインコネル等の切削工具として使用す
ると、特に100 m/1sln以」―の高速で切削す
ると、境界摩耗の進展が著しく、極めて短寿命であった
。
、硬度、KIC1抗折力のいずれもが、従来のAQ、O
,−TiCセラミックスに比して改善されており、イン
コネル等の耐熱材料の切削にも使用し得るとされている
。しかし、実際にインコネル等の切削工具として使用す
ると、特に100 m/1sln以」―の高速で切削す
ると、境界摩耗の進展が著しく、極めて短寿命であった
。
そして、A (!to 3 S iC’y イア、カ
ーーZrO,セラミックスは上記のAQtO3−5ic
ウイスカーセラミツクスに比べ、確かに高強度化、高に
+c化されているが、実際に切削工具として用いると、
A1.03−3iCウイスカーセラミツク切削工具と同
等もしくはそれ以下の切削性能しか有しておらず、短寿
命で実用に耐えなかった。
ーーZrO,セラミックスは上記のAQtO3−5ic
ウイスカーセラミツクスに比べ、確かに高強度化、高に
+c化されているが、実際に切削工具として用いると、
A1.03−3iCウイスカーセラミツク切削工具と同
等もしくはそれ以下の切削性能しか有しておらず、短寿
命で実用に耐えなかった。
本発明はこのような現状に鑑みて、耐欠損性。
耐摩耗性に優れたAQtOs−8iCウィスカー−Zr
O,セラミック切削工具を提供しようとするものである
。
O,セラミック切削工具を提供しようとするものである
。
[課題を解決するための手段]
本発明者等はAQtO3−3icウイスカーにZrO2
を添加することで確かに高強度化・高KIC化されてい
るA12yOs SiCウィスカー−ZrOtセラミ
ックスが切削工具として実用化すると、なぜAQtOs
−3icウイスカーセラミツク切削工具と同等以下程度
の切削性能しか示さないかという点につき、鋭意研究を
重ねた結果、従来品では本来耐摩耗性が劣るZ ro
、が凝集しているため強度、耐摩耗性が低下すること、
従って焼結体中におけるZ ro 、に分散状態を制御
すれば、靭性を向−ヒし、しかも強度、耐摩耗性に優れ
た切削工具となることを見出した。また、本発明者等は
このように2ro、分散状態を制御したAQvO3Si
CウィスカZ ro 、焼結体の製造方法をも提供する
ものである。
を添加することで確かに高強度化・高KIC化されてい
るA12yOs SiCウィスカー−ZrOtセラミ
ックスが切削工具として実用化すると、なぜAQtOs
−3icウイスカーセラミツク切削工具と同等以下程度
の切削性能しか示さないかという点につき、鋭意研究を
重ねた結果、従来品では本来耐摩耗性が劣るZ ro
、が凝集しているため強度、耐摩耗性が低下すること、
従って焼結体中におけるZ ro 、に分散状態を制御
すれば、靭性を向−ヒし、しかも強度、耐摩耗性に優れ
た切削工具となることを見出した。また、本発明者等は
このように2ro、分散状態を制御したAQvO3Si
CウィスカZ ro 、焼結体の製造方法をも提供する
ものである。
本発明は20〜40容量%のSiCウィスカー並びに残
部がアルミナ、アルミナに対して3〜40S’ffi%
のZ rO、及びY to iJ+ M go 、
Caoから選ばれた1種以上がZ ro 、に対して0
.5〜5mol%である組成のAl2−03 SiC
ウィスカー−ZrO7焼結体からなり、該焼結体中に含
む2μm以上のZr0t凝集体の平均分布が100個/
mm″以下であることを特徴とするセラミック切削工具
に関する。
部がアルミナ、アルミナに対して3〜40S’ffi%
のZ rO、及びY to iJ+ M go 、
Caoから選ばれた1種以上がZ ro 、に対して0
.5〜5mol%である組成のAl2−03 SiC
ウィスカー−ZrO7焼結体からなり、該焼結体中に含
む2μm以上のZr0t凝集体の平均分布が100個/
mm″以下であることを特徴とするセラミック切削工具
に関する。
更に、本発明は上記の本発明セラミック切削工具を実現
する方法の一つとして、金属アルコキシドの均一混合溶
液を加水分解して得られた、Zr0.3〜40容量%と
、Y、03.MgO,CaOから選ばれた1種以上がz
ro 、に対して0.5〜5■o1%と、残部がA
ff、O、及び不避不純物とからなる共沈粉を仮焼して
粉末を得て、該粉末に焼結後の組成において20〜40
容量%となる量のSiCウィスカーを混合したものを原
料として焼結することを特徴とする」二記セラミック切
削工具の製造方法に関する。
する方法の一つとして、金属アルコキシドの均一混合溶
液を加水分解して得られた、Zr0.3〜40容量%と
、Y、03.MgO,CaOから選ばれた1種以上がz
ro 、に対して0.5〜5■o1%と、残部がA
ff、O、及び不避不純物とからなる共沈粉を仮焼して
粉末を得て、該粉末に焼結後の組成において20〜40
容量%となる量のSiCウィスカーを混合したものを原
料として焼結することを特徴とする」二記セラミック切
削工具の製造方法に関する。
[作用]
本発明は、AQ、0−3iCウィスカー−Z ro 。
セラミックス切削工具において、焼結体中におけるZr
O,の分布状態を、2μm以上のZ ro 、凝集体の
平均分布が100個/mm″以下とした点に特徴がある
。
O,の分布状態を、2μm以上のZ ro 、凝集体の
平均分布が100個/mm″以下とした点に特徴がある
。
第1図はへ〇、○−−SiCウィスカー−z ro p
セラミックス切削工具において、2μm以上のZrO2
凝丈体が] mm”当りに存在する個数と、抗折力(k
g/mm”)の関係を調べた結果を示す図表である。第
1図から明らかなように、2μm以上のZ ro p凝
集体が100個/m m ”以上存在すると抗折力は低
下する傾向にある。本発明は2μm以−1ユのZ ro
、凝集体の平均分布を100個/mm″以下、好まし
くは50個/m m ’以下となるように、2μm以上
のZ ro 、凝集体を低減化することで、強度が高く
耐摩耗性の向上したAl2g0.−3iCウィスカー−
Z ro 、セラミック切削工具を製造することができ
る。
セラミックス切削工具において、2μm以上のZrO2
凝丈体が] mm”当りに存在する個数と、抗折力(k
g/mm”)の関係を調べた結果を示す図表である。第
1図から明らかなように、2μm以上のZ ro p凝
集体が100個/m m ”以上存在すると抗折力は低
下する傾向にある。本発明は2μm以−1ユのZ ro
、凝集体の平均分布を100個/mm″以下、好まし
くは50個/m m ’以下となるように、2μm以上
のZ ro 、凝集体を低減化することで、強度が高く
耐摩耗性の向上したAl2g0.−3iCウィスカー−
Z ro 、セラミック切削工具を製造することができ
る。
第2図は鼠鋳鉄(F C25)を切削した時の平均摩耗
幅V n(m m ’)と2ttm以上のZ r Oを
凝集体の平均粒子の分布量(個/m m ”)との関係
を示すが、z「0.凝集体の数が少なくなるほど、摩耗
量も減少することが判る。これは、Z ro *そのも
のが高温での硬度低下が著しく、本来耐摩耗性が低いこ
とが原因であると思われ、このZ ro 、凝集体の平
均分布を制御してやることにより、A C,O。
幅V n(m m ’)と2ttm以上のZ r Oを
凝集体の平均粒子の分布量(個/m m ”)との関係
を示すが、z「0.凝集体の数が少なくなるほど、摩耗
量も減少することが判る。これは、Z ro *そのも
のが高温での硬度低下が著しく、本来耐摩耗性が低いこ
とが原因であると思われ、このZ ro 、凝集体の平
均分布を制御してやることにより、A C,O。
SiCウィスカー−ZrO,セラミックス切削工具の耐
摩耗性を向上させることができることを示している。
摩耗性を向上させることができることを示している。
なお、本発明に係わるA Qto 3− S iCウィ
スカー −Z ro=焼結体における各成分の限定理由
を説明すると、Y vo s、 M go 、 Cao
から選ばれた1種以トをZ ro tに対して0 、5
no1%以上5*o1%以下添加するのは、焼結体中
に分散するZ ro 、粒子を正方晶の状態で安定又は
準安定とするためであり、0 、5 mo1%未満では
安定化作用が不十分であり、5mol%を越えて添加す
ると立方晶Z ro 。
スカー −Z ro=焼結体における各成分の限定理由
を説明すると、Y vo s、 M go 、 Cao
から選ばれた1種以トをZ ro tに対して0 、5
no1%以上5*o1%以下添加するのは、焼結体中
に分散するZ ro 、粒子を正方晶の状態で安定又は
準安定とするためであり、0 、5 mo1%未満では
安定化作用が不十分であり、5mol%を越えて添加す
ると立方晶Z ro 。
として完全に安定化するものの割合が増え、焼結体の高
強度・高靭性化への寄与が小さくなり好ましくない。
強度・高靭性化への寄与が小さくなり好ましくない。
Z r O*をA 12.0 、に対して3容量%以上
40容量%以下の範囲内で混合するのは、3容量%未満
ではZ ro 、添加による靭性の向上が期待できず、
40容量%を越えるとz ro を量に比してA 12
.0 。
40容量%以下の範囲内で混合するのは、3容量%未満
ではZ ro 、添加による靭性の向上が期待できず、
40容量%を越えるとz ro を量に比してA 12
.0 。
量が不足するため、硬さ及び耐摩耗性が低下し、切削工
具として供することが不可能となり好ましくないからで
ある。
具として供することが不可能となり好ましくないからで
ある。
また、SiCウィスカーの添加量を焼結体全量の20〜
40容量%とするのは、20容量%未満ではSiCウィ
スカー添加による高強度・高靭性化が不十分であり、4
0容量%を越えると相対的にA l2tOj量が不足し
て耐摩耗性が低下し好ましくないためである。
40容量%とするのは、20容量%未満ではSiCウィ
スカー添加による高強度・高靭性化が不十分であり、4
0容量%を越えると相対的にA l2tOj量が不足し
て耐摩耗性が低下し好ましくないためである。
本発明の八(has SiCウィスカー−Z ro
、セラミック切削工具は、各成分の組成が本発明の限定
範囲内となり、2μm以上のZ ro 、凝集体の平均
分布が100個/mm″以下にできる製法であれば、い
ずれによって製造してもよい。
、セラミック切削工具は、各成分の組成が本発明の限定
範囲内となり、2μm以上のZ ro 、凝集体の平均
分布が100個/mm″以下にできる製法であれば、い
ずれによって製造してもよい。
好ましい製法としては、SiCウィスカー以外の原料粉
末の調整法と1.て、SiCウィスカー以外の各成分に
相当する金属アルフキシトを加水分角りして共沈粉を得
、これを仮焼処理してSiCウィスカー以外の原料粉末
を得る方法が挙げられる。
末の調整法と1.て、SiCウィスカー以外の各成分に
相当する金属アルフキシトを加水分角りして共沈粉を得
、これを仮焼処理してSiCウィスカー以外の原料粉末
を得る方法が挙げられる。
従来多用されているボールミル或はアトライター等によ
る+11なる機械的混合では、混合分散が不均一であり
、Z ro 、の凝集現象を起こし易い。これに対し、
AQ及びZrとY、Mg、Caから選ばれる1種以上の
夫々の金属アルコキシドを用意し、溶液中で原子レベル
で均一に混合された状態にして加水分解するiとで共沈
粉を得て、この共沈粉を仮焼処理することにより、AQ
zo3−zrotY 20 J+ 、M go 、 C
aoから選ばれる1種以上からなる原料粉末を得る。こ
れにSiCウィスカーを所定ijt配合し、超音波分散
等の手段により均一に混合分散して原料粉末を得、これ
を常法に従い焼結することにより、Z r O2の凝集
の少ない焼結体・を得ることができる。
る+11なる機械的混合では、混合分散が不均一であり
、Z ro 、の凝集現象を起こし易い。これに対し、
AQ及びZrとY、Mg、Caから選ばれる1種以上の
夫々の金属アルコキシドを用意し、溶液中で原子レベル
で均一に混合された状態にして加水分解するiとで共沈
粉を得て、この共沈粉を仮焼処理することにより、AQ
zo3−zrotY 20 J+ 、M go 、 C
aoから選ばれる1種以上からなる原料粉末を得る。こ
れにSiCウィスカーを所定ijt配合し、超音波分散
等の手段により均一に混合分散して原料粉末を得、これ
を常法に従い焼結することにより、Z r O2の凝集
の少ない焼結体・を得ることができる。
金属アルコキシドとしては、例えばAQ(i−OC31
17)、、 AQ(OCtl(s)*、 Af2(QC
,H,)、、 AQ(OC,H,)、、Zr(QC,I
I、)、、Zr(OC31,1?)、。
17)、、 AQ(OCtl(s)*、 Af2(QC
,H,)、、 AQ(OC,H,)、、Zr(QC,I
I、)、、Zr(OC31,1?)、。
Z r (OC−Hs)4. Y (OCz)T 5
)−2Y (OC3H7) s。
)−2Y (OC3H7) s。
Y (OC、H、)、等が挙げられる。加水分解して得
られる共沈粉のサイズは0.05μm以下程度が好まし
い。
られる共沈粉のサイズは0.05μm以下程度が好まし
い。
仮焼条件としては900〜1250℃が好ましく、90
0℃以下では成J(jl性に乏しい粉末しかできず、1
250°C以りの温度で仮焼すると粉末同志の反応が生
じる恐れがあるためである。仮焼処理した共沈粉のサイ
ズは0.5 μm以下程度が好ましい。
0℃以下では成J(jl性に乏しい粉末しかできず、1
250°C以りの温度で仮焼すると粉末同志の反応が生
じる恐れがあるためである。仮焼処理した共沈粉のサイ
ズは0.5 μm以下程度が好ましい。
仮焼処理共沈粉に加えるSiCウィスカーのサイズは例
えば直径0.1〜2.0μm、長さ1〜100μrn程
度のものが好ましい。これらを併せて、更に超音波分散
等により分散混合して得られた原料粉末のサイズは0.
5 μm以下であることが好ましい。
えば直径0.1〜2.0μm、長さ1〜100μrn程
度のものが好ましい。これらを併せて、更に超音波分散
等により分散混合して得られた原料粉末のサイズは0.
5 μm以下であることが好ましい。
焼結条件としては1500〜1900℃が好ましく、ホ
ットプレス法もしくは常圧焼結法によるが、こうして得
た焼結体をHI P (熱間静水圧加圧)処理してもよ
い。1500°C以ドでは緻密な焼結体を得るのが難し
く、1900℃以」−の7F!度では結晶粒の粗大化を
招き耐摩耗性の低下につながる。更に具体的な方法、条
件等については以下の実施例にて説明する。
ットプレス法もしくは常圧焼結法によるが、こうして得
た焼結体をHI P (熱間静水圧加圧)処理してもよ
い。1500°C以ドでは緻密な焼結体を得るのが難し
く、1900℃以」−の7F!度では結晶粒の粗大化を
招き耐摩耗性の低下につながる。更に具体的な方法、条
件等については以下の実施例にて説明する。
[実施例]
実施例1
第1表に示す組成のΔQ、0.−8iCウィスカーZ
r Op焼結体を作製した。試料番号1〜5は本発明に
係わるものであり、試料番号6〜10は本発明外のもの
である。試料番号1〜4,7.8は、原料粉未調整法と
してアルコキシド法を採用した。
r Op焼結体を作製した。試料番号1〜5は本発明に
係わるものであり、試料番号6〜10は本発明外のもの
である。試料番号1〜4,7.8は、原料粉未調整法と
してアルコキシド法を採用した。
試料番号1を例にとると、A Q10 、及びZ ro
t+Y、0.に換算して第1表に示す組成割合となる
ように、A (!(i −OC、+17)、とZ r(
OC、H、)、とY(OC4H、)、、を秤ffl L
、エタノール中にアルコキシド濃度が20重量%となる
ように十分に混合じながら均一に溶解した。この溶液中
に撹拌しつつ蒸留水を滴下し、アルコキシドを加水分解
した。
t+Y、0.に換算して第1表に示す組成割合となる
ように、A (!(i −OC、+17)、とZ r(
OC、H、)、とY(OC4H、)、、を秤ffl L
、エタノール中にアルコキシド濃度が20重量%となる
ように十分に混合じながら均一に溶解した。この溶液中
に撹拌しつつ蒸留水を滴下し、アルコキシドを加水分解
した。
生成物(共沈粉)を濾取し、大気炉中で温度1100°
Cで1時間仮焼処理し、サイズ0.5μm以下の粉末を
得て、A Q−0−Z ro 、原料粉末とした。該原
料粉末に直径約0,6μm5長さ10〜100μmのS
iCウィスカーを試料番号lの組成となる量を配合し、
エタノール中で超音波分散した後乾燥して原料粉末(0
5μm以下)とした。
Cで1時間仮焼処理し、サイズ0.5μm以下の粉末を
得て、A Q−0−Z ro 、原料粉末とした。該原
料粉末に直径約0,6μm5長さ10〜100μmのS
iCウィスカーを試料番号lの組成となる量を配合し、
エタノール中で超音波分散した後乾燥して原料粉末(0
5μm以下)とした。
試料番シ;5.10の原料粉未調整法としては超音波分
散法を採用した。試料番号5を例にとると、約0.2
amのU −A Q* 031約0,3 mのZ「O
y(3mo1%Y、0.で部分安定化したもの)を分散
剤を所定[α配合し、エタノール中で超音波により一1
分均−に分散させた後、直径約0.6 μm5長さ1
0〜100μmのSiCウィスカーを所定頃加え、再び
エタノール中で超音波分散させて、乾燥後原料粉末とし
た。
散法を採用した。試料番号5を例にとると、約0.2
amのU −A Q* 031約0,3 mのZ「O
y(3mo1%Y、0.で部分安定化したもの)を分散
剤を所定[α配合し、エタノール中で超音波により一1
分均−に分散させた後、直径約0.6 μm5長さ1
0〜100μmのSiCウィスカーを所定頃加え、再び
エタノール中で超音波分散させて、乾燥後原料粉末とし
た。
試料番号6,9はボールミル法により原料粉末を調整し
た。試料番号6を例にとると、約0.2μmのtx−A
Qto 3、約0.3 amのZrO−(3mo1
%のY2O3で部分安定化したもの)、直径約0.6
ttm、長さ10〜100μmのSiCウィスカーを
所定の組成となるように配合し、ボールミル中でエタノ
ールを用いて混合した。
た。試料番号6を例にとると、約0.2μmのtx−A
Qto 3、約0.3 amのZrO−(3mo1
%のY2O3で部分安定化したもの)、直径約0.6
ttm、長さ10〜100μmのSiCウィスカーを
所定の組成となるように配合し、ボールミル中でエタノ
ールを用いて混合した。
上記のようにして作製した各原料粉末を、ドライバッグ
を用いて約100■φX6n++iの大きさに成型し、
加圧焼結治具にてlPa の真空下、l750°Cに
て400 Kg/ mff1’の圧力で1時間加圧焼結
した。得られた各焼結体について室温抗折力(JIS
R160]−1981)、破壊靭性値(Identa
tion法)、2μm以上のZrO,凝集体の平均分布
数(ラッピング後の検鏡による)を測定した。この結果
も第1表に併せて示す。
を用いて約100■φX6n++iの大きさに成型し、
加圧焼結治具にてlPa の真空下、l750°Cに
て400 Kg/ mff1’の圧力で1時間加圧焼結
した。得られた各焼結体について室温抗折力(JIS
R160]−1981)、破壊靭性値(Identa
tion法)、2μm以上のZrO,凝集体の平均分布
数(ラッピング後の検鏡による)を測定した。この結果
も第1表に併せて示す。
次に試料番号1〜10の焼結体から、それぞれ型番5N
GN ] 20408の切削チップを切り出し0、各切
削チップを用いて下記のA−Cの切削条件で切削試験を
行った。切削条件(八)、(B)の試験からは、逃げ面
摩耗量V n(m m )、逃げ境界摩耗i41 V
、(m m )を測定した。また、切削破壊靭性を評価
するため、切削条件(C)で8コーナーの切削テストを
行った時の欠損確率を調べた。以上で得られた結果を第
2表にまとめて示す。
GN ] 20408の切削チップを切り出し0、各切
削チップを用いて下記のA−Cの切削条件で切削試験を
行った。切削条件(八)、(B)の試験からは、逃げ面
摩耗量V n(m m )、逃げ境界摩耗i41 V
、(m m )を測定した。また、切削破壊靭性を評価
するため、切削条件(C)で8コーナーの切削テストを
行った時の欠損確率を調べた。以上で得られた結果を第
2表にまとめて示す。
切削条件(A)
被削材;ねずみ鋳鉄(Fe12)、切削速度300m/
清in、送り; 0.4 mm/rcv 、切り込み:
]、5mm 、ホルダー、FNIIR−44A。
清in、送り; 0.4 mm/rcv 、切り込み:
]、5mm 、ホルダー、FNIIR−44A。
切削油;ドライ、切削時間;lO分
切削条件(+3)
被削材:インコ不ル718溶体化処理後時効、切削速度
: ] OOm/min、送り; O,I Omm/r
ev、切り込み;]、Qmm 、ホルダー;FNIIR
−4/IΔ、切削油ニドライ、切削時間;30秒切削条
件(C) 被削材、SCM435、被削材形状;四溝棒材(丸棒材
の外周を4等分するように4本の角溝を設けたもの)、
切削速度: 150〜200m/min、送り:O,]
6〜0 、19 m m /rev、切り込み;2.O
mm、ホルダー;FNIIR−4/IA。
: ] OOm/min、送り; O,I Omm/r
ev、切り込み;]、Qmm 、ホルダー;FNIIR
−4/IΔ、切削油ニドライ、切削時間;30秒切削条
件(C) 被削材、SCM435、被削材形状;四溝棒材(丸棒材
の外周を4等分するように4本の角溝を設けたもの)、
切削速度: 150〜200m/min、送り:O,]
6〜0 、19 m m /rev、切り込み;2.O
mm、ホルダー;FNIIR−4/IA。
切削油;ドライ、切削時間;30秒、コーナー数、8
第2表
以−にのテスト結果から、本発明品(試料量り1〜5)
のものは、本発明外の比較品(試料番号6〜10)に比
べて、強度、靭性21耐摩耗性のいずれにおい′Cも優
れていることが、明らかに判る。
のものは、本発明外の比較品(試料番号6〜10)に比
べて、強度、靭性21耐摩耗性のいずれにおい′Cも優
れていることが、明らかに判る。
[発明の効果]
以−1−説明したように、本発明によれば、At!、0
5iCウィスカー−Z ro tセラミック切削工具に
おけるZrQ、の凝集状態を制御することにより、耐摩
耗性の低下を来すことなく、Z「0.添加による靭性、
強度向」二した切削工具が実現できる。すなわち、単に
物理特性値が向上するだけではなく、実際の切削特性か
向−Lできるのである。
5iCウィスカー−Z ro tセラミック切削工具に
おけるZrQ、の凝集状態を制御することにより、耐摩
耗性の低下を来すことなく、Z「0.添加による靭性、
強度向」二した切削工具が実現できる。すなわち、単に
物理特性値が向上するだけではなく、実際の切削特性か
向−Lできるのである。
また、本発明の切削工具の製造方法は、原料調整にアル
コキシド法を採用することにより、ΔQ。
コキシド法を採用することにより、ΔQ。
01とZrO*の混合が極めて均一にとなり、ZrO2
の凝集を激減できるので、2μm以上のZ ro v粒
子が100個/m m ’以下で硬さ及び耐摩耗性の向
」二した本発明の切削工具を容易に製造できる。
の凝集を激減できるので、2μm以上のZ ro v粒
子が100個/m m ’以下で硬さ及び耐摩耗性の向
」二した本発明の切削工具を容易に製造できる。
第1図はAl1,0−3iCウィスカー−Z ro 、
焼結体中の抗折力(kg/mm’)と2μm以上のZr
O2凝集体の数(個/m m ’)と抗折力(kg/m
m?)との相関関係を示す図表、第2図はAl1,0゜
3iCウィスカー−Z ro 、セラミック切削工具中
の2μm以」二のZ ro を凝集体の数(個/mm″
)とねずみ鋳鉄切削テストにおける逃げ面−F均摩耗量
V n(m m )との相関関係を示した図表である。 平均逃げ面摩耗iVs(mm) 9 。
焼結体中の抗折力(kg/mm’)と2μm以上のZr
O2凝集体の数(個/m m ’)と抗折力(kg/m
m?)との相関関係を示す図表、第2図はAl1,0゜
3iCウィスカー−Z ro 、セラミック切削工具中
の2μm以」二のZ ro を凝集体の数(個/mm″
)とねずみ鋳鉄切削テストにおける逃げ面−F均摩耗量
V n(m m )との相関関係を示した図表である。 平均逃げ面摩耗iVs(mm) 9 。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)20〜40容量%のSiCウィスカー並びに残部が
アルミナ、アルミナに対して3〜40容量%のZrO_
2及びY_2O_3,MgO,CaOから選ばれた1種
以上がZrO_2に対して0.5〜5mol%である組
成のAl_2O_3SiCウィスカー−ZrO_2焼結
体からなり、該焼結体中に含む2μm以上のZrO_2
凝集体の平均分布が100個/mm^2以下であること
を特徴とするセラミック切削工具。 2)金属アルコキシドの均一混合溶液を加水分解して得
られた、ZrO_23〜40容量%と、Y_2O_3,
MgO,CaOから選ばれた1種以上がZrO_2に対
して0.5〜5mol%と、残部がAl_2O_3及び
不避不純物とからなる共沈粉を仮焼して粉末を得て、該
粉末に焼結後の組成において20〜40容量%となる量
のSiC ウィスカーを混合したものを原料として焼結
することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のセラ
ミック切削工具の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63215068A JP2650049B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | セラミック切削工具及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63215068A JP2650049B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | セラミック切削工具及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0265903A true JPH0265903A (ja) | 1990-03-06 |
JP2650049B2 JP2650049B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=16666224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63215068A Expired - Lifetime JP2650049B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | セラミック切削工具及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2650049B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03505708A (ja) * | 1988-11-03 | 1991-12-12 | ケンナメタル インコーポレイテッド | アルミナ―ジルコニア―シリコンカーバイド―マグネシア組成物と切削工具 |
JPH042503U (ja) * | 1990-04-19 | 1992-01-10 | ||
US5154549A (en) * | 1990-02-05 | 1992-10-13 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Throw-away tipped drill bit |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP63215068A patent/JP2650049B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03505708A (ja) * | 1988-11-03 | 1991-12-12 | ケンナメタル インコーポレイテッド | アルミナ―ジルコニア―シリコンカーバイド―マグネシア組成物と切削工具 |
US5154549A (en) * | 1990-02-05 | 1992-10-13 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Throw-away tipped drill bit |
JPH042503U (ja) * | 1990-04-19 | 1992-01-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2650049B2 (ja) | 1997-09-03 |
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