JPH06666B2 - 精密加工性に優れたセラミックス材料 - Google Patents

精密加工性に優れたセラミックス材料

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JPH06666B2
JPH06666B2 JP60197199A JP19719985A JPH06666B2 JP H06666 B2 JPH06666 B2 JP H06666B2 JP 60197199 A JP60197199 A JP 60197199A JP 19719985 A JP19719985 A JP 19719985A JP H06666 B2 JPH06666 B2 JP H06666B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複雑形状に加工することができ、しかも精密
加工性にすぐれたセラミックス材料に関する。
〔従来の技術〕
ファインセラミックスは、機械構造部品、電子部品等と
して広く利用されている。このような用途で使用される
セラミックスとして、アルミナ系のものがあるが、近年
その部品を精密で複雑な形状に仕上げる傾向にあり、こ
れにしたがって使用されるセラミックス材料も優れた加
工性が要求されるようになってきている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のアルミナ−炭化チタン系セラミックスは、TiC含
有量が30重量%以下であって、アルミナの靱性を充分
に改善したものではなく、精密加工時にクラックやチッ
ピングが生じ易い。また、このアルミナ−炭化チタン系
セラミックスは、快削性にも劣るという欠点があった。
本発明材料は、上記実情に対処すべく案出されたもので
あり、酸化アルミニウム−炭化チタン系複合材を刃物,
精密治具等の精密加工が要求される分野において、加工
時にクラックやチッピングが発生することなく、加工能
率を向上させ、更に放電加工により複雑形状品が安定し
て製造できるセラミックス材料を提供しようとするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、炭化チタン30〜80重量%と残部が酸化ア
ルミニウムからなる基本組成100重量部に対して、マ
グネシウム,カルシウム,硼素,ニッケル,クロム,ジ
ルコニウムの酸化物から選択した1種又は2種以上を
0.5〜5重量部と、酸化イットリウム換算量で0.0
5〜2.0重量部のアルミニウム−イットリウム複合酸
化物とを含有せしめてなり、密度が理論密度の99%以
上で、破壊靱性値が4.5MPa・m1/2以上である精密加工
性と機械加工性にすぐれたセラミックス材料である。
上記の基本組成において、炭化チタン量30〜80重量
%の中の15%以下をチタンの酸化物または炭酸化物で
置換することができる。
また、同じく基本組成において、残部を構成する酸化ア
ルミニウム量の中の2%以下をアルミニウムとチタンと
の複合酸化物で置換することができ、さらに、炭化チタ
ンの一部を周期律表IVa,Va,VIa族金属の炭化物(炭
化チタンを除く)、窒化物、硼加物及びそれぞれの複合
化合物(炭素化物、炭硼化物、窒硼化物、炭窒硼化物)
の1種又は2種以上で置換することもできる。
また、アルミニウム−イットリウム複合酸化物は、次式
に示すガーネットの形で使用することもできる。
(AlY)(AlO……(1) (Y,Al)Al(AlO……(2) 同様に、YAl(AlO)の組成のガーネットや
Al(1−X)(ここでX<1)で表される組
成でも使用可能である。
本発明のセラミックス材料は、上記原料混合粉末を調整
した後、焼結工程を経て製造される。焼結は、好ましく
は熱間静水圧加圧焼結法又はホットプレス法がある。ホ
ットプレス法では加圧力50〜350kgf/cm2、焼成温
度1550〜1800℃、一方熱間静水圧焼結法では加
圧力500kgf/cm2以上、温度1450〜1600℃の
条件下で好結果が得られる。
なお、ホットプレス法もしくは熱間静水圧焼結法で焼結
された材料を、非酸化性雰囲気で加圧力0〜10kg/c
m2、温度1000℃から焼結温度より100℃高い温度
範囲で熱処理することにより、歪みを除去することがで
きる。この熱処理した材料は、加工時に歪みによるクラ
ックや微細チッピングの発生がないので、安定した精密
加工を施すことができる。
このセラミックスは、理論密度99%以上で殆ど気孔が
なく、粒径も微細であり、破壊靱性値が4.5MPa・m1/2
以上で、加工の際にクラックやチッピングの発生がな
く、精密加工性に優れている。更に、比抵抗が10mΩ
・cm以下であるため放電加工性をも具備している。
〔作用〕
材料の精密加工性は、材料を工作機械を用いて加工する
に際して、シャープな刃先が確保できるような精度の高
い形状に加工し易いことを意味し、チッピングの程度に
よって評価される。そのチッピングは、材料の物性の面
では、破壊靱性すなわち臨界応力拡大係数と強度にほぼ
対応したものと考えられる。耐チッピング性は、主に、
破壊靱性の向上により達成されるが、望ましくは、強度
の向上も必要である。この靱性は構成体の粒径、ポア、
第2相の分散に大きく影響を受ける。すなわち、結晶粒
子が大きければ、加工中、結晶粒子の脱落により、その
部分が欠陥となり、また、ポアが存在する場合、その部
分が同じ欠陥として評価されることになる。
本発明は、粒成長の抑制、ZrOの添加等による粒径
の微細化、焼結の助長とAl−Yの添加に
よるポアの減少、TiCの適正添加による第2相の分散
によって、靱性、強度の向上と共に達成した。
また、機械加工性は、いわゆる快削性によって評価さ
れ、快削性を達成するためには、適度に粒子間の結合強
度を制御し、Mg,Ni等の適正な添加物を加えること
によって達成される。
この発明において、炭化チタンは酸化アルミニウムとと
もに本系材料の主成分であり、30重量%未満では精密
加工を行なう時にチッピングを生じ易い傾向にあり、ま
た比抵抗が高く放電加工性に劣るという欠点がある。他
方、80重量%を超えると、焼結温度が高くなり、酸化
アルミニウムの結晶粒子径が大きくなり、破壊靱性も小
さく、機械加工時にチッピングを生じ易く、精密加工用
セラミックス材料としては不適当である。このことか
ら、炭化チタンの含有範囲を30〜80重量%とした。
なかでも、炭化チタンの含有範囲が45〜60重量%の
場合には、酸化アルミニウム及び炭化チタンの結晶粒径
が微細で、破壊靱性値も大きく、特に優れた精密加工性
を具備している。
また、原料粉末或いは焼結過程時に生じるチタン化合物
の最終焼結体中に含有される酸素固溶量は、炭化チタン
30〜80重量%の中の15%(酸化チタン)を越える
と破壊靱性を低下させるとともに、精密加工時にチッピ
ングを生じさせる傾向にあり、好ましくない。しかしな
がら、炭化チタンと置換されるチタン酸化物またはチタ
ン炭酸化物中に存在する酸素は、酸化アルミニウムとと
もに炭化チタン成分の結合強度を高め、強靱な焼結体を
得る上で重要なものである。このような酸化アルミニウ
ムと炭化チタンの結合力を高める余剰酸素は、酸化アル
ミニウム、チタンの複合酸化物でも与えることができ
る。この場合、炭化チタンに対する残部のアルミノの中
の2%以下の置換で、その効果が認められる。酸化アル
ミニウムは、炭化チタンとともに本系材料の主成分であ
り、炭化チタン成分の含有範囲が特定されることによ
り、70〜20重量%となる。
機械加工上、好ましくは快削性付与剤として、Mg,Ni,C
r,Zrの各種酸化物を一種又は2種以上添加することによ
り、得られたセラミックス成品の加工性が改善される。
その最適量は0.5〜5重量部である。すなわち、0.
5重量部未満では酸化アルミニウムの粒成長抑制剤とし
て効果がみられ緻密な焼結体を得ることはできるが、機
械加工性の向上はみられない。また、5重量部以上で
は、焼結体の結晶粒子間の結合強度が弱くなり好ましく
ない。
酸化ジルコニウムについては、粒度0.3μm以下の未
安定酸化ジルコニウム又は、Y,MgO,CaO,Ce
Oの少なくとも1種で部分安定された酸化ジルコニウム
あるいは安定化酸化ジルコニウムを用いてもよい。これ
らの酸化ジルコニウムは、粒成長抑制効果と靱性向上効
果による精密性加工性に効果を与える。しかし、5重量
%以上の添加は、加工性に著しく悪い影響を与える。
アルミニウム−イットリウム複合酸化物は酸化イットリ
ウム換算で0.05重量部以下では酸化アルミニウムと
他の配合主成分との相互焼結性を助成する作用がなく、
焼結体の破壊靱性値が下がり、機械加工時にチッピング
を生じやすくなる。すなわち、0.05重量部から2重
量部の範囲で、焼結促進剤としての効果がみられる。炭
化チタンの一部を周期律表IVa,Va及びVIa族金属の炭
化物、窒化物、硼化物及びそれぞれの複合化合物で置換
することも可能である。その場合、酸化アルミニウム−
炭化チタン複合材料の特徴を残し、結晶粒子の微細化等
を行なうには、炭化チタン30〜80重量%の中の2〜
20%を置換して、初めてその効果がみられる。すなわ
ち、2%未満の置換ではその効果はなく、20%を超え
ると焼結性が悪くなり、無理して得られた焼結体の破壊
靱性は小さく、精密加工性に劣る。そこで、周期律表IV
a,Va,VIa族金属の炭化物(炭化チタンを除く)、窒
化物、硼化物及びそれぞれの複合化合物の第3成分を炭
化チタンの一部に置換する場合、炭化チタンの30〜8
0重量%の含有量の中の2〜20%の範囲でアルミナ−
炭化チタン系の特性を残し、なおかつ第3成分の特徴を
生かすことができる。
〔実施例〕
以下、本発明セラミックス材料の製造方法、精密加工
性、快削性につき以下の試験により説明する。
−試験1− 第1表に示された各成分構成に調整された原料粉末〔α
−Al:平均粒子径0.3μm、純度99.9
%、炭化チタン及び酸化チタン:平均粒子径0.5μ
m,Mg,Ni,Cr,Zrの各酸化物及び炭化チタン・酸化チタ
ンの固溶体、アルミニウムとチタンとの複合酸化物、イ
ットリアとアルミナとの複合酸化物:平均粒子径0.5
μm、周期率表IVa,Va,VIa族金属の炭化物、硼化
物、:平均粒子径0.8μm)〕を50×50mm角、高
さ60mmの黒鉛型内に充填して、高周波コイルに挿入
し、それぞれ最適の焼結温度(1550〜1800℃)
で200Kg/cm2の圧力を加え60分間保持した。次いで
圧力を除去し、放冷することにより50×50×5.5
mmの目的とする焼結体を得た。各々の焼結体をダイヤモ
ンド砥石で切断研削して、0.3mm厚さのレザー刃を作
成し、各種試験に供した。
破壊靱性の測定は、ビッカース圧痕の対角線の延長上よ
り発生するクラツク長さから求めるI.F.法(Indentatio
n Fracture Method)によった。4×3×36mmの
試験片の表面をダイヤモンドホィールで表面研削し、機
械研磨により表面の残留応力を除去した後鏡面に仕上げ
た。試験荷重では全て10Kgfとし、負荷時間は20秒
とした。
精密加工性は、500μmのダイヤモンド切断砥石で5
0mm/minで切断した後、エッジ部を詳細に観察
し、エッジ部に発生するチッピングの中の最大サイズ
(最大チッピングサイズ)が3μm以上のものを×印、
最大チッピングサイズが、3μm未満1μm以上のもの
を○印、1μm未満のものを◎印で示した。
快削性は、レザー刃に加工する際、精密加工性と同じ試
験法で実施し、評価はモーター負荷による切削抵抗によ
り評価を行い、0.4KW以上のものを×印、0.4K
W未満、0.2KW以上を△印、0.2KW未満を○印
で示した。
破壊靱性は、4.5MPam1/2以上を○印で示し、
それ以下を×印で示した。
放電加工性は、20×20×5mmの試験片を作成し直径
7mmの電極により行った放電加工の結果を判定して定め
た。放電加工が可能なものを○印、全く放電加工ができ
ないものを×印として示した。
これらの各種性質についての判定結果を、第1表に示
し、特にTiCの破壊靱性に与える効果につて第1図に示
した。
同図は、TiC−Alの基本組成100重量部に
Al−Yの複合酸化物を0.3重量部と、
快削性付与剤としてのMgOとZrOをそれぞれ0.
5重量部添加したとき、基本組成におけるTiCの影響
を調べたものである。
これによって、TiC量は従来と比べ、80重量%程度
までの配合が効果があることが判る。
−試験2− 快削性付与剤であるMg,Cr,Ni,Zr等の各酸化物の効果を
調査した結果を、第2表に示す。試験片の作成及び快削
性の評価は、試験1と同一の方法によった。
なお、同表において、AlとYとの複合酸
化物の添加量は、Y換算によって示す。
−試験3− 焼結助剤であるイットリウムとアルミニウムとの複合酸
化物の添加と精密加工性の関係を調査した結果を第3表
に示す。
同表において、Al−Yの複合酸化物の添
加量は、Y換算によって示す。評価は、試験1と
同様に行った結果を示す。
第3表において、精密加工性は500μmのダイヤモン
ド切断砥石で切断後、エッジ部に発生するチッピングの
最大サイズにより判定した。最大チッピングが3μm以
上のものを×、最大チッピングサイズが1μm以上3μ
m未満のものを○、1μm未満のものを◎で示した。ま
た、第3表は、焼結体の焼成度合を観察するためレザー
刃をダイヤモンドペーストでラップしたものを光学顕微
鏡400倍にて観察し、ポアの存在を確認した。1視野
でポアの数が3個未満(理論密度99%以上)をポア無
し、3個以上(理論密度の99%未満)をポア有りとし
て示す。
第3表に見られるように、アルミニウムとイットリウム
との複合酸化物を含有したものは、酸化イットリウムの
換算量で0.05〜2重量部含有したもので、精密加工
性に効果があり、また、Y単味のものより効果が
大きいことが判る。
−試験4− 試験1に用いた調整された原料粉末をホットプレス法に
より焼結した後、除圧し、ホットプレス焼結温度より5
0℃高い温度で熱処理を行った。同様に試験1に用いた
調整された原料粉末をホットプレス法により相対密度9
5%まで焼結を行い、次に熱間静水圧焼結法(HIP)で
ホットプレス温度より100℃低い温度で焼結を行っ
た。次に、非酸化性雰囲気で1300℃の熱処理を行っ
た。
精密加工性の評価は、試験1と同一の方法で行った。そ
の結果を、第4表に示す。
〔発明の効果〕 本発明の酸化アルミニウム−炭化チタン複合材料は、上
記実施例における各試験に示すように、従来の酸化アル
ミニウム−炭化チタン複合材料と同様に耐食性、耐摩耗
性に優れ、なお且つ破壊靱性が大きいため、加工する際
にクラックやチッピングの発生をみることなく、能率の
良い加工ができるようになった。このように、本発明の
セラミックス材料は、精密加工を必要とする、レザー
刃、スリッター刃物や精密治具等のセラミックス材料と
して、卓越した精密加工性と機械加工性に優れた性能を
有する。また、TiC含有量を調整することにより、得ら
れるセラミッスク材料の比抵抗値を広い範囲にわたって
変えることができるので、用途に応じた適切な抵抗値を
もつ電気部品として使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明セラミックス材料に含まれるTiCの含
有量が破壊靱性値に与える影響を示すものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭化チタン30〜80重量%と残部が酸化
    アルミニウムからなる基本組成100重量部に対して、 マグネシウム,カルシウム,硼素,ニッケル,クロム,
    ジルコニウムの酸化物から選択した1種又は2種以上を
    0.5〜5重量部と、酸化イットリウム換算量で0.0
    5〜2.0重量部のアルミニウムとイットリウムとの複
    合酸化物とを含有せしめてなり、 密度が理論密度の99%以上で、破壊靱性値が4.5MP
    a・m1/2以上である精密加工性と機械加工性にすぐれたセ
    ラミックス材料。
  2. 【請求項2】炭化チタン30〜80重量%と、同炭化チ
    タン量の中の15%以下を置換したチタン酸化物又はチ
    タン炭酸化物と、残部が酸化アルミニウムからなる基本
    組成100重量部に対して、 マグネシウム,カルシウム,硼素,ニッケル,クロム,
    ジルコニウムの酸化物から選択した1種又は2種以上を
    0.5〜5重量部と、酸化イットリウム換算量で0.0
    5〜2.0重量部のアルミニウムとイットリウムとの複
    合酸化物とを含有せしめてなり、密度が理論密度の99
    %以上で、破壊靱性値が4.5MPa・m1/2以上である精密
    加工性と機械加工性にすぐれたセラミックス材料。
  3. 【請求項3】炭化チタン30〜80重量%と残部がその
    2%以下をアルミニウムとチタンとの複合酸化物で置換
    した酸化アルミニウムからなる基本組成100重量部に
    対して、 マグネシウム,カルシウム,硼素,ニッケル,クロム,
    ジルコニウムの酸化物から選択した1種又は2種以上を
    0.5〜5重量部と、酸化イットリウム換算量で0.0
    5〜2.0重量部のアルミニウムとイットリウムとの複
    合酸化物とを含有せしめてなり、 密度が理論密度の99%以上で、破壊靱性値が4.5MP
    a・m1/2以上である精密加工性と機械加工性にすぐれたセ
    ラミックス材料。
  4. 【請求項4】炭化チタン30〜80重量%と、同炭化チ
    タン中の2〜20%を置換した周期律表IVa,Va,VIa
    族金属の炭化チタン以外の炭化物、窒化物、硼化物及び
    それぞれの複合化合物の1種又は2種以上と、残部が酸
    化アルミニウムからなる基本組成100重量部に対し
    て、 マグネシウム,カルシウム,硼素,ニッケル,クロム,
    ジルコニウムの酸化物から選択した1種又は2種以上を
    0.5〜5重量部と、酸化イットリウム換算量で0.0
    5〜2.0重量部のアルミニウムとイットリウムとの複
    合酸化物とを含有せしめてなり、 密度が理論密度の99%以上で、破壊靱性値が4.5MP
    a・m1/2以上である精密加工性と機械加工性にすぐれたセ
    ラミックス材料。
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