JPH10338034A - ドアウェザーストリップ用インサート部材 - Google Patents

ドアウェザーストリップ用インサート部材

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JPH10338034A
JPH10338034A JP9165061A JP16506197A JPH10338034A JP H10338034 A JPH10338034 A JP H10338034A JP 9165061 A JP9165061 A JP 9165061A JP 16506197 A JP16506197 A JP 16506197A JP H10338034 A JPH10338034 A JP H10338034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
insert member
corner
weather strip
integrally formed
Prior art date
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Pending
Application number
JP9165061A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Toyoshima
賢之 豊嶋
Hiroshi Shimada
博 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア開閉によるコーナー部のズレを防止して
ドアウェザーストリップの外観上の見栄えを良くし、か
つ品質向上を図れるドアウェザーストリップ用インサー
ト部材を提供すること。 【解決手段】 車体開口部周縁に弾接するシール部5b
が一体成形され、ドアサッシュ3に沿って取り付けられ
るとともに、ドアサッシュ3のコーナー部Cに取り付け
られた部分にドア1閉時にドア1とドア2との隙間を覆
う見切りシール部10が下方に向けて一体成形されたド
アウェザーストリップ5に埋設されたドアウェザースト
リップ用インサート部材において、ドアウェザーストリ
ップ5のコーナー部Cに沿って埋設されたコーナーパネ
ル部21と見切りシール部10に沿って埋設された直線
パネル部22とからなり、そのコーナーパネル部21と
直線パネル部22とが一体成形されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアサッシュと車
体(ボディ)との隙間をシールするドアウェザーストリ
ップに埋設されたインサート部材に関する。
【0002】
【従来の技術】図2乃至図4に示すように車両のフロン
トドア1およびリヤドア2のドアサッシュ3,4の周縁
には、ドアサッシュ3,4と車体(ボディ)Bとの隙間
をシールするドアウェザーストリップ5,6が嵌着され
ている。ドアウェザーストリップ5は、フロントドア1
のドアサッシュ3に沿って取付基部5aがリテーナ7を
介して取り付けられ、取付基部5aにフロントドア1の
閉時に車体開口部周縁に弾接する中空のシール部5bが
一体成形されている。なお、符号5cはアウターリップ
部である。そして、ドアサッシュ3のコーナー部Cに取
り付けられたドアウェザーストリップ5の型成形部分に
は同時に型成形された見切りシール部10が下方に向け
て一体成形され、フロントドア1の閉時にフロントドア
1とリヤドア2との隙間を覆うようになっている。すな
わち、図4に示すようにドアサッシュ3のコーナー部C
から各シール部が三叉に分かれた形状をしている。なお
ドアウェザーストリップ6は、リヤドア2のドアサッシ
ュ4に沿って取付基部6aがリテーナ8を介して取り付
けられ、取付基部6aにリヤドア2の閉時に車体開口部
周縁に弾接する中空のシール部6bが一体成形されてい
るが、ドアウェザーストリップ6には上述したような見
切りシール部10は一体成形されていない。
【0003】一方、フロントドア1あるいはリヤドア2
の開閉時の衝撃にともないドアウェザーストリップ5,
6は車両後側に引っ張られて位置ずれをおこしたり、ド
アサッシュ3,4から部分的にはずれたりして、シール
性を悪くしたり、外観を悪くするという問題があるた
め、従来、このずれを防止するためにドアウェザースト
リップ5,6のコーナー部に、インサート部材を埋設す
ることが知られている。例えば、見切りシール部10を
有するフロントドア1に取り付けられたドアウェザース
トリップ5には、図4に示すように、そのドアサッシュ
3に沿ったコーナー部Cに略L字状のインサート部材1
5が埋設されている。また、図5に示すように、コーナ
ー部Cではなく見切りシール部10に沿って直線状のイ
ンサート部材16が埋設され、スタッド17が所定間隔
をおいて固定されたものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示す略L字状のインサート部材15,図5に示す直線状
のインサート部材16いずれの場合でも、ドア開閉によ
ってコーナー部CにズレXが発生すると見切りシール部
10の一体成形部にセンターピラー側へシワ寄せYが発
生し外観不良になるという問題があった。また、アウタ
ーリップ5cのヨタリによりシールが不十分になるとい
う問題もあった。
【0005】そこで本発明の目的は、ドア開閉によるコ
ーナー部のズレを防止してドアウェザーストリップの外
観上の見栄えを良くし、かつ品質向上を図れるドアウェ
ザーストリップ用インサート部材を提供することにあ
る。
【0006】また他の目的は、インサート部材の位置ず
れを強固に防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載のドアウェザーストリッ
プ用インサート部材(20)は、車体開口部周縁に弾接
するシール部(5b)が一体成形され、ドアサッシュ
(3)に沿って取り付けられるとともに、ドアサッシュ
(3)のコーナー部(C)に取り付けられた部分にドア
(1)閉時にドア(1)とドア(2)との隙間を覆う見
切りシール部(10)が下方に向けて一体成形されたド
アウェザーストリップ(5)に埋設されたドアウェザー
ストリップ用インサート部材において、ドアウェザース
トリップ(5)のコーナー部(C)に沿って埋設された
コーナーパネル部(21)と見切りシール部(10)に
沿って埋設された直線パネル部(22)とからなり、そ
のコーナーパネル部(21)と直線パネル部(22)と
が一体成形又は結合されたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載のドアウェザースト
リップ用インサート部材(20)は、請求項1に記載の
発明において、コーナーパネル部(21)と直線パネル
部(22)とが一体成形又は結合された部分に切欠き
(23)を入れてその部分の幅(L1)を直線パネル部
(22)のその他の部分の幅(L2)に比較して細くし
たことを特徴とする。
【0009】更に、請求項3に記載のドアウェザースト
リップ用インサート部材(20)は、請求項1又は2に
記載の直線パネル部(22)を見切りシール部(10)
に所定間隔でスタッド(24)で固定したことを特徴と
する。
【0010】なお、上記の括弧内の記号は図面及び後述
する発明の実施の形態に記載された記号に対応するもの
である。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、コーナー
パネル部と直線パネル部とが一体成形又は結合されたイ
ンサート部材がコーナー部から見切りシール部までの各
シール部のいずれにも埋設されるので、ドア開閉によっ
てコーナー部にズレが発生することが防止される。した
がって、見切りシール部の一体成形部にセンターピラー
側へシワ寄せが発生し外観不良になることもない。ま
た、アウターリップのヨタリが生じることも防止される
ので、シール性が発揮され品質向上が確実に図れる。
【0012】また請求項2に記載の発明によれば、請求
項1に記載の発明の作用効果に加えて、コーナーパネル
部と直線パネル部とが一体成形された部分に入れられた
切欠きで段差部が生じるため埋設されたインサート部材
の位置ずれが防止される。しかも、切欠きがなく特に細
くされていないものと比較して型成形加工時に上部にイ
ンサート部材を多少移動しうるだけの余裕がとれるため
有利である。
【0013】更に請求項3に記載の発明によれば、請求
項1又は2に記載の発明の作用効果に加えて、直線パネ
ル部は見切りシール部に対して所定間隔でスタッドで固
定されているため、テープと比ベてインサート部材の位
置ずれが強固に防止され、またクリップと比べて大きな
スペースを必要としないので有利である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
を参照して説明する。なお、従来例と同一の部分には同
一符号を付しその説明を省略した。図1は、本発明の実
施の形態に係るドアウェザーストリップ用インサート部
材がドアウェザーストリップに埋設された状態を示す外
観斜視図である。
【0015】本発明の実施の形態に係るドアウェザース
トリップ用インサート部材20は、従来例に示したもの
と同様に、車体開口部周縁に弾接するシール部5bが取
付基部5aに一体成形され、ドアサッシュ3に沿ってそ
の取付基部5aが取り付けられるとともに、ドアサッシ
ュ3のコーナー部Cに取り付けられた部分にフロントド
ア1閉時にフロントドア1とリヤドア2との隙間を覆う
見切りシール部10が下方に向けて一体成形されたドア
ウェザーストリップ5に埋設されたものであり、コーナ
ーパネル部21と直線パネル部22とが一体成形された
ものである。コーナーパネル部21はドアウェザースト
リップ5のコーナー部Cに沿って埋設された従来例に示
す(図4)インサート部材15に相当し、直線パネル部
22は見切りシール部10に沿って埋設された従来例に
示す(図5)インサート部材16に相当するものであ
る。本実施形態例では、コーナーパネル部21と直線パ
ネル部22との両者をあらかじめ一体成形したが、両者
を結合するようにしてもよい。
【0016】ドアサッシュ3のコーナー部Cから各シー
ル部が三叉に分かれた形状をしているが、本発明の実施
の形態によれば、コーナーパネル部21と直線パネル部
22とが一体成形されたインサート部材20がコーナー
部Cから見切りシール部10までの各シール部のいずれ
にも埋設されるので、ドア開閉によってコーナー部Cに
ズレが発生することが防止される。また、アウターリッ
プ5cのヨタリが生じることも防止される。
【0017】また、コーナーパネル部21と直線パネル
部22とが一体成形された部分に切欠き23が入れられ
ていて、その部分の幅L1を直線パネル部22のその他
の部分の幅L2に比較して細く形成してある。この切欠
き23により段差部が生じるため埋設されたインサート
部材20の位置ずれを防止することができるとともに、
切欠き23がなく特に細くされていないものと比較して
型成形加工時に上部にインサート部材20を多少移動し
うるだけの余裕がとれるため有利である。なお、直線パ
ネル部22は見切りシール部10に対して所定間隔でス
タッド24で固定されている。スタッド24による固定
はテープによるものと比ベてインサート部材20の位置
ずれを強固に防止することができ、またクリップと比べ
て大きなスペースを必要としないので有利である。ま
た、本発明の実施の形態例では、フロントドア1に適用
した例を示したが、リヤドア2にも適用することが可能
である。
【0018】
【発明の効果】以上のとおり請求項1に記載の発明によ
れば、コーナーパネル部と直線パネル部とが一体成形又
は結合されたインサート部材がコーナー部から見切りシ
ール部までの各シール部のいずれにも埋設されるので、
ドア開閉によってコーナー部にズレが発生することが防
止される。したがって、見切りシール部の一体成形部に
センターピラー側へシワ寄せが発生し外観不良になるこ
ともない。また、アウターリップのヨタリが生じること
も防止されるので、シール性が発揮され品質向上が確実
に図れる。
【0019】また請求項2に記載の発明によれば、請求
項1に記載の発明の作用効果に加えて、コーナーパネル
部と直線パネル部とが一体成形された部分に入れられた
切欠きで段差部が生じるため埋設されたインサート部材
の位置ずれが防止される。しかも、切欠きがなく特に細
くされていないものと比較して型成形加工時に上部にイ
ンサート部材を多少移動しうるだけの余裕がとれるため
有利である。
【0020】更に請求項3に記載の発明によれば、請求
項1又は2に記載の発明の作用効果に加えて、直線パネ
ル部は見切りシール部に対して所定間隔でスタッドで固
定されているため、テープと比ベてインサート部材の位
置ずれが強固に防止され、またクリップと比べて大きな
スペースを必要としないので有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るドアウェザーストリ
ップ用インサート部材がドアウェザーストリップに埋設
された状態を示す外観斜視図である。
【図2】車両の一部を示す外観側面図である。
【図3】図2のA−A線拡大断面図である。
【図4】従来例に係るドアウェザーストリップ用インサ
ート部材がドアウェザーストリップに埋設された状態を
示す外観斜視図である。
【図5】従来例に係る別のドアウェザーストリップ用イ
ンサート部材がドアウェザーストリップに埋設された状
態を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 フロントドア 2 リヤドア 3 ドアサッシュ 4 ドアサッシュ 5 ドアウェザーストリップ 5a 取付基部 5b シール部 5c アウターリップ部 6 ドアウェザーストリップ 6a 取付基部 6b シール部 6c アウターリップ部 7 リテーナ 8 リテーナ 10 見切りシール部 15 略L字状のインサート部材 16 直線状のインサート部材 17 スタッド 20 ドアウェザーストリップ用インサート部材 21 コーナーパネル部 22 直線パネル部 23 切欠き 24 スタッド B ボディ C コーナー部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体開口部周縁に弾接するシール部が一体
    成形され、ドアサッシュに沿って取り付けられるととも
    に、ドアサッシュのコーナー部に取り付けられた部分に
    ドア閉時にドアとドアとの隙間を覆う見切りシール部が
    下方に向けて一体成形されたドアウェザーストリップに
    埋設されたドアウェザーストリップ用インサート部材に
    おいて、前記ドアウェザーストリップのコーナー部に沿
    って埋設されたコーナーパネル部と前記見切りシール部
    に沿って埋設された直線パネル部とからなり、そのコー
    ナーパネル部と直線パネル部とが一体成形又は結合され
    たことを特徴とするドアウェザーストリップ用インサー
    ト部材。
  2. 【請求項2】前記コーナーパネル部と直線パネル部とが
    一体成形又は結合された部分に切欠きを入れてその部分
    の幅を直線パネル部のその他の部分の幅に比較して細く
    したことを特徴とする請求項1に記載のドアウェザース
    トリップ用インサート部材。
  3. 【請求項3】前記直線パネル部を前記見切りシール部に
    所定間隔でスタッドで固定したことを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載のドアウェザーストリップ用イン
    サート部材。
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