JPH10336032A - A/d変換器 - Google Patents
A/d変換器Info
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- JPH10336032A JPH10336032A JP9142776A JP14277697A JPH10336032A JP H10336032 A JPH10336032 A JP H10336032A JP 9142776 A JP9142776 A JP 9142776A JP 14277697 A JP14277697 A JP 14277697A JP H10336032 A JPH10336032 A JP H10336032A
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/12—Analogue/digital converters
- H03M1/14—Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/12—Analogue/digital converters
- H03M1/34—Analogue value compared with reference values
- H03M1/38—Analogue value compared with reference values sequentially only, e.g. successive approximation type
- H03M1/46—Analogue value compared with reference values sequentially only, e.g. successive approximation type with digital/analogue converter for supplying reference values to converter
- H03M1/462—Details of the control circuitry, e.g. of the successive approximation register
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 mビット分解能を有するA/D変換器1から
nビットデータを得るには、mビットデータを一旦デー
タレジスタからRAMに転送し、これをシフト動作せる
ことが必要であり、一連の動作によるバスの占有でリア
ルタイム処理性能が低下し、且つRAMを1データにつ
き16ビット使用するので、RAMの使用効率も低下さ
せてしまう等の課題があった。 【解決手段】 mビット分解能を有するA/D変換器1
で変換されたmビットのA/D変換結果を格納するデー
タレジスタ4と、nビットのA/D変換結果を格納する
データレジスタ5とを備えたものである。
nビットデータを得るには、mビットデータを一旦デー
タレジスタからRAMに転送し、これをシフト動作せる
ことが必要であり、一連の動作によるバスの占有でリア
ルタイム処理性能が低下し、且つRAMを1データにつ
き16ビット使用するので、RAMの使用効率も低下さ
せてしまう等の課題があった。 【解決手段】 mビット分解能を有するA/D変換器1
で変換されたmビットのA/D変換結果を格納するデー
タレジスタ4と、nビットのA/D変換結果を格納する
データレジスタ5とを備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワンチップマイ
コンに組み込まれ、アナログ信号をデジタル信号に変換
して出力するA/D変換器に関するものである。
コンに組み込まれ、アナログ信号をデジタル信号に変換
して出力するA/D変換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は16ビットのワンチップマイコン
110の構成を示すブロック図であり、111はCP
U、112はRAM、113はDMAC、101はA/
D変換器、114はこれ等相互を接続する外部バスであ
る。図8は上記A/D変換器101の全体の構成を示す
ブロック図であり、図において、102は比較器、10
3はA/D変換制御回路、104は変換結果を格納する
mビット、例えば10ビットのデータレジスタ、105
はデジタル/アナログ(以下、D/Aと称する)変換
器、106は変換すべきアナログ信号の入力端子であ
る。
110の構成を示すブロック図であり、111はCP
U、112はRAM、113はDMAC、101はA/
D変換器、114はこれ等相互を接続する外部バスであ
る。図8は上記A/D変換器101の全体の構成を示す
ブロック図であり、図において、102は比較器、10
3はA/D変換制御回路、104は変換結果を格納する
mビット、例えば10ビットのデータレジスタ、105
はデジタル/アナログ(以下、D/Aと称する)変換
器、106は変換すべきアナログ信号の入力端子であ
る。
【0003】次に動作について説明する。アナログ値を
デジタル値に変換する方法としては、幾つかのアルゴリ
ズムが存在しているが、ここでは一例として、マイクロ
コンピュータ等でよく使われている逐次比較変換方法に
基づいて説明する。入力端子106に入力された変換す
べきアナログ信号を比較器102の一端に入力するとと
もにD/A変換器105から基準電圧Vrefを該比較
器の他端に入力する。
デジタル値に変換する方法としては、幾つかのアルゴリ
ズムが存在しているが、ここでは一例として、マイクロ
コンピュータ等でよく使われている逐次比較変換方法に
基づいて説明する。入力端子106に入力された変換す
べきアナログ信号を比較器102の一端に入力するとと
もにD/A変換器105から基準電圧Vrefを該比較
器の他端に入力する。
【0004】比較器102はA/D変換制御回路103
により制御され、両入力信号を比較してその比較結果
を、データレジスタ104に1ビットとして格納する。
この変換動作が終了すると、この格納値がD/A変換器
105に入力され、この入力値がD/A変換され前記と
は異なる基準電圧Vrefが出力されて比較器102に
入力される。そして、再び、この基準電圧Vrefと入
力端子に入力されたアナログ信号とが比較され、この比
較結果をデータレジスタ104に1ビットとして格納す
る。以下、この動作を繰り返して10ビットの変換結果
を得る。
により制御され、両入力信号を比較してその比較結果
を、データレジスタ104に1ビットとして格納する。
この変換動作が終了すると、この格納値がD/A変換器
105に入力され、この入力値がD/A変換され前記と
は異なる基準電圧Vrefが出力されて比較器102に
入力される。そして、再び、この基準電圧Vrefと入
力端子に入力されたアナログ信号とが比較され、この比
較結果をデータレジスタ104に1ビットとして格納す
る。以下、この動作を繰り返して10ビットの変換結果
を得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のA/D変換器は
以上のように構成されているので、変換結果は全て10
ビットとして得られていた。しかし、10ビットの精度
を要求しないような制御で、この10ビット分解能を有
するA/D変換器を用いるには、一旦データをデータレ
ジスタ104からRAM112に転送して、これをシフ
ト動作させることによって、nビット、例えば8ビット
のデータとして使用している。この結果、16ビットの
ワンチップマイコンでは、データは8ビットもしくは1
6ビットの幅で処理されるため、10ビット分解能をも
つA/D変換器は、2ビットと8ビットにデータが別れ
ることになり、6ビット無駄なデータを取り扱うことに
なる。
以上のように構成されているので、変換結果は全て10
ビットとして得られていた。しかし、10ビットの精度
を要求しないような制御で、この10ビット分解能を有
するA/D変換器を用いるには、一旦データをデータレ
ジスタ104からRAM112に転送して、これをシフ
ト動作させることによって、nビット、例えば8ビット
のデータとして使用している。この結果、16ビットの
ワンチップマイコンでは、データは8ビットもしくは1
6ビットの幅で処理されるため、10ビット分解能をも
つA/D変換器は、2ビットと8ビットにデータが別れ
ることになり、6ビット無駄なデータを取り扱うことに
なる。
【0006】このため、CPU111もしくはDMAC
(Direct Memory Access Con
troller)113等を用いてのデータ転送やシフ
ト動作を行う必要があり、一連の動作による外部バス1
14の占有でリアルタイム処理性能が低下し、且つ10
ビットのデータをRAM112に転送することで、RA
M112を1データにつき16ビット使用し、RAMの
使用効率も低下させてしまうなどの課題があった。
(Direct Memory Access Con
troller)113等を用いてのデータ転送やシフ
ト動作を行う必要があり、一連の動作による外部バス1
14の占有でリアルタイム処理性能が低下し、且つ10
ビットのデータをRAM112に転送することで、RA
M112を1データにつき16ビット使用し、RAMの
使用効率も低下させてしまうなどの課題があった。
【0007】また、モードレジスタによって、A/D変
換結果を8ビットにするのか10ビットにするのかを選
択できるような回路を内蔵していても、A/D変換実行
前にモードレジスタを設定しておかなければならず、1
0ビットと8ビットの変換結果を同時に得ることができ
ないというデメリットがある。
換結果を8ビットにするのか10ビットにするのかを選
択できるような回路を内蔵していても、A/D変換実行
前にモードレジスタを設定しておかなければならず、1
0ビットと8ビットの変換結果を同時に得ることができ
ないというデメリットがある。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもの、A/D変換実行後に10ビットの変
換結果および8ビットの変換結果が得られるA/D変換
器を得ることを目的とする。
めになされたもの、A/D変換実行後に10ビットの変
換結果および8ビットの変換結果が得られるA/D変換
器を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るA/D変換器は、mビットのA/D変換結果を格納す
るデータレジスタと、nビットのA/D変換結果を格納
するデータレジスタとを備えたものである。
るA/D変換器は、mビットのA/D変換結果を格納す
るデータレジスタと、nビットのA/D変換結果を格納
するデータレジスタとを備えたものである。
【0010】請求項2記載の発明に係るA/D変換器
は、mビットのA/D変換結果を格納するデータレジス
タと、割り当てられた2つのアドレスのうち、一方のア
ドレスでは前記データレジスタからmビットをリードし
他方のアドレスでは該データレジスタの上位または下位
nビットをシフトさせてリードするシフタとを備えたも
のである。
は、mビットのA/D変換結果を格納するデータレジス
タと、割り当てられた2つのアドレスのうち、一方のア
ドレスでは前記データレジスタからmビットをリードし
他方のアドレスでは該データレジスタの上位または下位
nビットをシフトさせてリードするシフタとを備えたも
のである。
【0011】請求項3記載の発明に係るA/D変換器
は、nビットのA/D変換結果を格納するデータレジス
タをハーフワード単位でマッピングするものである。
は、nビットのA/D変換結果を格納するデータレジス
タをハーフワード単位でマッピングするものである。
【0012】請求項4記載の発明に係るA/D変換器
は、nビットのA/D変換結果を格納するデータレジス
タをバイト単位でマッピングするものである。
は、nビットのA/D変換結果を格納するデータレジス
タをバイト単位でマッピングするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるA
/D変換器を示す構成図であり、図において、1はA/
D変換器全体を示すもので、比較器2、A/D変換制御
回路3、データレジスタ(mビット、例えば10ビット
の変換結果を格納するデータレジスタ)4、データレジ
スタ(nビット、例えば8ビットの変換結果を格納する
データレジスタ)5、D/A変換器6、変換すべきアナ
ログ信号の入力端子7を有する。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるA
/D変換器を示す構成図であり、図において、1はA/
D変換器全体を示すもので、比較器2、A/D変換制御
回路3、データレジスタ(mビット、例えば10ビット
の変換結果を格納するデータレジスタ)4、データレジ
スタ(nビット、例えば8ビットの変換結果を格納する
データレジスタ)5、D/A変換器6、変換すべきアナ
ログ信号の入力端子7を有する。
【0014】次に動作について説明する。入力端子7に
入力された変換すべきアナログ信号を比較器2の一端に
入力するとともにD/A変換器6から基準電圧Vref
を該比較器の他端に入力する。比較器2はA/D変換制
御回路3により制御され、両入力信号を比較してその比
較結果を、データレジスタ4に1ビットとして格納す
る。この変換動作が終了すると、この格納値がD/A変
換器6に入力され、この入力値がD/A変換され前記と
は異なる基準電圧Vrefが出力されて比較器2に入力
される。そして、再び、この基準電圧Vrefと入力端
子に入力されたアナログ信号とが比較され、この比較結
果をデータレジスタ4に次の1ビットとして格納する。
以下、この動作を繰り返して10ビットの変換結果を得
る。次いで、A/D変換制御回路3の制御によってデー
タレジスタ4に格納された10ビットのうち上位8ビッ
トがデータレジスタ5へ転送格納される。
入力された変換すべきアナログ信号を比較器2の一端に
入力するとともにD/A変換器6から基準電圧Vref
を該比較器の他端に入力する。比較器2はA/D変換制
御回路3により制御され、両入力信号を比較してその比
較結果を、データレジスタ4に1ビットとして格納す
る。この変換動作が終了すると、この格納値がD/A変
換器6に入力され、この入力値がD/A変換され前記と
は異なる基準電圧Vrefが出力されて比較器2に入力
される。そして、再び、この基準電圧Vrefと入力端
子に入力されたアナログ信号とが比較され、この比較結
果をデータレジスタ4に次の1ビットとして格納する。
以下、この動作を繰り返して10ビットの変換結果を得
る。次いで、A/D変換制御回路3の制御によってデー
タレジスタ4に格納された10ビットのうち上位8ビッ
トがデータレジスタ5へ転送格納される。
【0015】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、データレジスタ4には10ビットの変換結果が格納
され、データレジスタ5には8ビットの変換結果が格納
されるため、10ビットと8ビットの変換結果が同時に
得られる。したがって、外部バス11には制御によっ
て、10ビットと8ビットを選択的に出力することがで
きる。
ば、データレジスタ4には10ビットの変換結果が格納
され、データレジスタ5には8ビットの変換結果が格納
されるため、10ビットと8ビットの変換結果が同時に
得られる。したがって、外部バス11には制御によっ
て、10ビットと8ビットを選択的に出力することがで
きる。
【0016】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態1によるA/D変換器を示す構成図であり、図におい
て、8は10ビットのデータレジスタ4から上位8ビッ
トをシフトさせてリードするシフタである。他の構成は
図1に示す実施の形態1に相当する部分には同一符号を
付して重複説明を省略する。
態1によるA/D変換器を示す構成図であり、図におい
て、8は10ビットのデータレジスタ4から上位8ビッ
トをシフトさせてリードするシフタである。他の構成は
図1に示す実施の形態1に相当する部分には同一符号を
付して重複説明を省略する。
【0017】図3は上記シフタ8の接続例を示す回路構
成図であり、9は10ビットの変換結果を格納したデー
タレジスタ4が接続された16ビットのローカルバス、
10はローカルバス9のそれぞれに設けられた出力バッ
ファ、11は出力バッファ10の出力側に接続された外
部バスである。そして、上記ローカルバス9の6ビット
目から15ビット目にシフタ8を設け、6ビット目〜1
3ビット目のローカルバスから8ビット目〜15ビット
目の出力バッファ10の入力端に至る接続路にトランス
ミッションゲート12を設けると共に8ビット目〜15
ビット目のローカルバスにトランスミッションゲート1
3を設けた構成である。なお、13はclockedゲ
ート等による他の論理回路で構成してもよい。
成図であり、9は10ビットの変換結果を格納したデー
タレジスタ4が接続された16ビットのローカルバス、
10はローカルバス9のそれぞれに設けられた出力バッ
ファ、11は出力バッファ10の出力側に接続された外
部バスである。そして、上記ローカルバス9の6ビット
目から15ビット目にシフタ8を設け、6ビット目〜1
3ビット目のローカルバスから8ビット目〜15ビット
目の出力バッファ10の入力端に至る接続路にトランス
ミッションゲート12を設けると共に8ビット目〜15
ビット目のローカルバスにトランスミッションゲート1
3を設けた構成である。なお、13はclockedゲ
ート等による他の論理回路で構成してもよい。
【0018】次に動作について説明する。A/D変換動
作は前記図1に示す実施の形態1と同様であるから重複
説明は省略するが、この実施の形態2では、10ビット
の変換結果を格納するデータレジスタ4を備えているの
みである点で実施の形態1と明らかに相違している。そ
して、10ビットデータを得るためには、A/D変換制
御回路3からの制御信号によってローカルバス9のトラ
ンスミッションゲート13をONし接続路14のトラン
スミッションゲート12をOFFすることにより、ロー
カルバス9の6ビット目〜15ビット目に接続されたデ
ータレジスタ4に格納されている10ビットのA/D変
換結果がそのまま外部バス11に出力される。
作は前記図1に示す実施の形態1と同様であるから重複
説明は省略するが、この実施の形態2では、10ビット
の変換結果を格納するデータレジスタ4を備えているの
みである点で実施の形態1と明らかに相違している。そ
して、10ビットデータを得るためには、A/D変換制
御回路3からの制御信号によってローカルバス9のトラ
ンスミッションゲート13をONし接続路14のトラン
スミッションゲート12をOFFすることにより、ロー
カルバス9の6ビット目〜15ビット目に接続されたデ
ータレジスタ4に格納されている10ビットのA/D変
換結果がそのまま外部バス11に出力される。
【0019】次に8ビットデータを得るためには、A/
D変換制御回路3からの制御信号によってローカルバス
9のトランスミッションゲート13をOFFし接続路1
4のトランスミッションゲート12をONすることによ
り、ローカルバス9の8ビット目〜15ビット目に接続
されたデータレジスタ4に格納されている10ビットの
うち、6ビット目〜13ビット目のA/D変換結果が2
ビットシフトされ、8ビットが外部バス11に出力され
る。
D変換制御回路3からの制御信号によってローカルバス
9のトランスミッションゲート13をOFFし接続路1
4のトランスミッションゲート12をONすることによ
り、ローカルバス9の8ビット目〜15ビット目に接続
されたデータレジスタ4に格納されている10ビットの
うち、6ビット目〜13ビット目のA/D変換結果が2
ビットシフトされ、8ビットが外部バス11に出力され
る。
【0020】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、1つのデータレジスタ4を10ビットの変換結果を
格納するデータレジスタと8ビットの変換結果を格納す
るデータレジスタとに共通に使用することができ、デー
タレジスタを増やさなくてもよい。このため、既存のA
/D変換器を流用することができるとともに、レイアウ
トが大きくならず、コンパクトなA/D変換器が得られ
る。
ば、1つのデータレジスタ4を10ビットの変換結果を
格納するデータレジスタと8ビットの変換結果を格納す
るデータレジスタとに共通に使用することができ、デー
タレジスタを増やさなくてもよい。このため、既存のA
/D変換器を流用することができるとともに、レイアウ
トが大きくならず、コンパクトなA/D変換器が得られ
る。
【0021】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3によるレジスタマッピングを示す図であり、(a)
は10ビット変換結果を格納するレジスタマッピング
図、(b)は8ビット変換結果をハーフワード単位(1
6ビット)の1/2で格納するレジスタマッピング図で
ある。このようなマッピング図にすることにより、アド
レス情報の一部を用いて、シフタ9の制御を行うことが
できる。
態3によるレジスタマッピングを示す図であり、(a)
は10ビット変換結果を格納するレジスタマッピング
図、(b)は8ビット変換結果をハーフワード単位(1
6ビット)の1/2で格納するレジスタマッピング図で
ある。このようなマッピング図にすることにより、アド
レス情報の一部を用いて、シフタ9の制御を行うことが
できる。
【0022】つまり、10ビット変換結果を格納するデ
ータレジスタ4のアドレスと8ビット変換結果を格納す
るデータレジスタ5のアドレスとを比較すると、アドレ
ス「3」(データレジスタ4の番地h’0100とデー
タレジスタ5の番地h’1100の左から4番目の桁)
のみが異なっていることがわかる。そこで、このアドレ
ス「3」の情報で、例えば、アドレス「3」=0の場合
は、データレジスタ4の10ビットをそのまま外部バス
11に出力し、アドレス「3」=1の場合は、データレ
ジスタ4の10ビットをシフタ8を通して2ビットシフ
トさせ、8ビットを外部バス11に出力するように、A
/D変換制御回路3によって、トランスミッションゲー
ト12,13を制御する。
ータレジスタ4のアドレスと8ビット変換結果を格納す
るデータレジスタ5のアドレスとを比較すると、アドレ
ス「3」(データレジスタ4の番地h’0100とデー
タレジスタ5の番地h’1100の左から4番目の桁)
のみが異なっていることがわかる。そこで、このアドレ
ス「3」の情報で、例えば、アドレス「3」=0の場合
は、データレジスタ4の10ビットをそのまま外部バス
11に出力し、アドレス「3」=1の場合は、データレ
ジスタ4の10ビットをシフタ8を通して2ビットシフ
トさせ、8ビットを外部バス11に出力するように、A
/D変換制御回路3によって、トランスミッションゲー
ト12,13を制御する。
【0023】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、10ビット変換結果を格納するデータレジスタ4の
アドレスと8ビット変換結果を格納するデータレジスタ
5の異なっているアドレスの情報によって、10ビット
変換結果を得るか8ビット変換結果を得るかを選択でき
るから、レイアウト面積の増加を抑えた、非常にシンプ
ルでフレキシブルなA/D変換器を得ることができる。
ば、10ビット変換結果を格納するデータレジスタ4の
アドレスと8ビット変換結果を格納するデータレジスタ
5の異なっているアドレスの情報によって、10ビット
変換結果を得るか8ビット変換結果を得るかを選択でき
るから、レイアウト面積の増加を抑えた、非常にシンプ
ルでフレキシブルなA/D変換器を得ることができる。
【0024】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4によるレジスタマッピングを示す図であり、(a)
は10ビット変換結果を格納するレジスタマッピング
図、(b)は8ビット変換結果をバイト単位(8ビッ
ト)で格納したレジスタマッピング図である。
態4によるレジスタマッピングを示す図であり、(a)
は10ビット変換結果を格納するレジスタマッピング
図、(b)は8ビット変換結果をバイト単位(8ビッ
ト)で格納したレジスタマッピング図である。
【0025】図6は8ビット変換結果をバイト単位(8
ビット)で格納するためのシフタ8,15の構成を示す
もので、図において、15はシフタであり、6ビット目
〜13ビット目のローカルバスから0ビット目〜7ビッ
ト目のローカルバスに至る接続路にトランスミッション
ゲート13を設けた構成である。他の構成は図1に示す
実施の形態1に相当する部分には同一符号を付して重複
説明を省略する。
ビット)で格納するためのシフタ8,15の構成を示す
もので、図において、15はシフタであり、6ビット目
〜13ビット目のローカルバスから0ビット目〜7ビッ
ト目のローカルバスに至る接続路にトランスミッション
ゲート13を設けた構成である。他の構成は図1に示す
実施の形態1に相当する部分には同一符号を付して重複
説明を省略する。
【0026】次に動作について説明する。10ビットデ
ータを得るためには、実施の形態2で説明した図3のシ
フタ9の動作により行えばよい。一方、8ビットデータ
を得るためには、A/D変換制御回路3からの制御信号
によって、シフタ8,15のトランスミッションゲート
12,13を交互にONすることにより、外部バス11
の0ビット目〜7ビット目と8ビット目〜15ビット目
に交互にバイト単位で8ビットデータを出力するもの
で、この8ビットデータを図5(b)に示すように、0
番地と1番地とに順次隈無くバイト単位で格納する。
ータを得るためには、実施の形態2で説明した図3のシ
フタ9の動作により行えばよい。一方、8ビットデータ
を得るためには、A/D変換制御回路3からの制御信号
によって、シフタ8,15のトランスミッションゲート
12,13を交互にONすることにより、外部バス11
の0ビット目〜7ビット目と8ビット目〜15ビット目
に交互にバイト単位で8ビットデータを出力するもの
で、この8ビットデータを図5(b)に示すように、0
番地と1番地とに順次隈無くバイト単位で格納する。
【0027】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、8ビット変換結果をバイト単位で0番地と1番地と
に順次隈無く格納することにより、DMACと連動させ
たシステム時に変換結果を効率よく転送することができ
る。
ば、8ビット変換結果をバイト単位で0番地と1番地と
に順次隈無く格納することにより、DMACと連動させ
たシステム時に変換結果を効率よく転送することができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、mビットのA/D変換結果を格納するデータレジ
スタと、nビットのA/D変換結果を格納するデータレ
ジスタとを有する構成としたので、A/D変換実行後に
mビットの変換結果と8ビットの変換結果を任意に得る
ことができる。この結果、mビットの精度を要求しない
ような制御で使用する場合には、nビットの変換結果を
出力することのみ、CPUによるデータの処理(データ
やRAMへ転送したりシフト動作)が不要となり、バス
を占有しないためリアルタイム処理性能が向上し、且
つ、RAMの使用効率もアップする効果がある。
れば、mビットのA/D変換結果を格納するデータレジ
スタと、nビットのA/D変換結果を格納するデータレ
ジスタとを有する構成としたので、A/D変換実行後に
mビットの変換結果と8ビットの変換結果を任意に得る
ことができる。この結果、mビットの精度を要求しない
ような制御で使用する場合には、nビットの変換結果を
出力することのみ、CPUによるデータの処理(データ
やRAMへ転送したりシフト動作)が不要となり、バス
を占有しないためリアルタイム処理性能が向上し、且
つ、RAMの使用効率もアップする効果がある。
【0029】請求項2記載の発明によれば、mビットの
A/D変換結果を格納するデータレジスタからmビット
をそのままリードするとともに該データレジスタの上位
nビットまたは下位nビットをシフトさせてリードする
シフタを有する構成としたので、1つのデータレジスタ
4をmビットの変換結果を格納するデータレジスタとn
ビットの変換結果を格納するデータレジスタとに共通に
使用することができ、データレジスタを増やさなくても
よい。このため、既存のA/D変換器を流用することが
できるとともに、レイアウトが大きくならず、コンパク
トなA/D変換器が得られる効果がある。
A/D変換結果を格納するデータレジスタからmビット
をそのままリードするとともに該データレジスタの上位
nビットまたは下位nビットをシフトさせてリードする
シフタを有する構成としたので、1つのデータレジスタ
4をmビットの変換結果を格納するデータレジスタとn
ビットの変換結果を格納するデータレジスタとに共通に
使用することができ、データレジスタを増やさなくても
よい。このため、既存のA/D変換器を流用することが
できるとともに、レイアウトが大きくならず、コンパク
トなA/D変換器が得られる効果がある。
【0030】請求項3記載の発明によれば、nビットの
A/D変換結果を格納するデータレジスタをハーフワー
ド単位でマッピングするように構成したので、レイアウ
ト面積の増加を抑えた、非常にシンプルでフレキシブル
なA/D変換器を得ることができる効果がある。
A/D変換結果を格納するデータレジスタをハーフワー
ド単位でマッピングするように構成したので、レイアウ
ト面積の増加を抑えた、非常にシンプルでフレキシブル
なA/D変換器を得ることができる効果がある。
【0031】請求項4記載の発明によれば、nビットの
A/D変換結果を格納するデータレジスタをバイト単位
でマッピングするように構成したので、DMACと連動
させたシステム時に変換結果を効率よく転送することが
できる等の効果がある。
A/D変換結果を格納するデータレジスタをバイト単位
でマッピングするように構成したので、DMACと連動
させたシステム時に変換結果を効率よく転送することが
できる等の効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1によるA/D変換器
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるA/D変換器
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図3】 シフタの構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による10ビット変
換結果を格納したデータレジスタと図3のシフタを通し
てハーフワード単位で8ビット変換結果を格納したデー
タレジスタとのレジスタマッピング図である。
換結果を格納したデータレジスタと図3のシフタを通し
てハーフワード単位で8ビット変換結果を格納したデー
タレジスタとのレジスタマッピング図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による10ビット変
換結果を格納するデータレジスタとバイト単位で8ビッ
ト変換結果を格納したデータレジスタとのレジスタマッ
ピング図である。
換結果を格納するデータレジスタとバイト単位で8ビッ
ト変換結果を格納したデータレジスタとのレジスタマッ
ピング図である。
【図6】 バイト単位で8ビット変換結果を格納するた
めのシフタの構成図である。
めのシフタの構成図である。
【図7】 ワンチップマイコンを示す構成図である。
【図8】 従来のA/D変換器を示す構成図である。
4 データレジスタ(10ビットの変換結果を格納する
データレジスタ)、5データレジスタ(8ビットの変換
結果を格納するデータレジスタ)、8,15シフタ。
データレジスタ)、5データレジスタ(8ビットの変換
結果を格納するデータレジスタ)、8,15シフタ。
Claims (4)
- 【請求項1】 mビットのA/D変換結果を格納するデ
ータレジスタと、nビットのA/D変換結果を格納する
データレジスタとを備えたA/D変換器。 - 【請求項2】 mビットのA/D変換結果を格納するデ
ータレジスタと、割り当てられた2つのアドレスのう
ち、一方のアドレスでは前記データレジスタからmビッ
トをリードし他方のアドレスでは該データレジスタの上
位または下位nビットをシフトさせてリードするシフタ
とを備えたA/D変換器。 - 【請求項3】 nビットのA/D変換結果を格納するデ
ータレジスタをハーフワード単位でマッピングしたこと
を特徴とするA/D変換器。 - 【請求項4】 nビットのA/D変換結果を格納するデ
ータレジスタをバイト単位でマッピングしたことを特徴
とするA/D変換器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9142776A JPH10336032A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | A/d変換器 |
US08/949,926 US5898396A (en) | 1997-05-30 | 1997-10-14 | Analog-to-digital converter for both m-bit and n-bit analog conversion |
DE19755665A DE19755665A1 (de) | 1997-05-30 | 1997-12-15 | Analog-Digital-Wandler |
KR1019970071067A KR100279320B1 (ko) | 1997-05-30 | 1997-12-19 | 아날로그디지탈변환기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9142776A JPH10336032A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | A/d変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10336032A true JPH10336032A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15323333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9142776A Pending JPH10336032A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | A/d変換器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5898396A (ja) |
JP (1) | JPH10336032A (ja) |
KR (1) | KR100279320B1 (ja) |
DE (1) | DE19755665A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000059220A (ja) * | 1998-08-03 | 2000-02-25 | Mitsubishi Electric Corp | アナログ/ディジタル変換器制御方法 |
US6686957B1 (en) | 1999-03-31 | 2004-02-03 | Cirrus Logic, Inc. | Preview mode low resolution output system and method |
DE19924243C1 (de) * | 1999-05-27 | 2001-01-11 | Siemens Ag | Integrierte, taktgesteuerte Schieberegisterschaltung und Umsetzeinrichtung |
EP1150432B1 (en) * | 2000-04-27 | 2004-11-17 | STMicroelectronics S.r.l. | Successive-approximation analog-digital converter and related operating method |
US6340944B1 (en) * | 2000-08-21 | 2002-01-22 | Exar Corporation | Programmable power consumption pipeline analog-to-digital converter with variable resolution |
US9377967B2 (en) | 2009-05-27 | 2016-06-28 | Dell Products L.P. | Systems and methods for scalable storage management |
CN110072124B (zh) | 2018-01-24 | 2020-08-04 | 杭州海康威视数字技术股份有限公司 | 一种对视频信号进行复合的方法、装置及电子设备 |
RU197052U1 (ru) * | 2019-11-26 | 2020-03-26 | Публичное акционерное общество "Научно-производственное объединение "Алмаз" имени академика А.А. Расплетина" (ПАО "НПО "Алмаз") | Устройство преобразования сигналов |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5316652B2 (ja) * | 1971-09-17 | 1978-06-02 | ||
US4241410A (en) * | 1979-03-19 | 1980-12-23 | General Electric Company | Binary number generation |
US4621341A (en) * | 1984-08-24 | 1986-11-04 | Advanced Micro Devices, Inc. | Method and apparatus for transferring data in parallel from a smaller to a larger register |
US4631740A (en) * | 1985-04-09 | 1986-12-23 | Benson, Inc. | Time base generator for color image processor |
US5715419A (en) * | 1989-12-05 | 1998-02-03 | Texas Instruments Incorporated | Data communications system with address remapping for expanded external memory access |
JPH07240687A (ja) * | 1994-02-28 | 1995-09-12 | Pfu Ltd | A/d変換器のデータシフト回路 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP9142776A patent/JPH10336032A/ja active Pending
- 1997-10-14 US US08/949,926 patent/US5898396A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-12-15 DE DE19755665A patent/DE19755665A1/de not_active Ceased
- 1997-12-19 KR KR1019970071067A patent/KR100279320B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5898396A (en) | 1999-04-27 |
KR100279320B1 (ko) | 2001-01-15 |
KR19980086464A (ko) | 1998-12-05 |
DE19755665A1 (de) | 1998-12-03 |
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