JPH10335061A - 有機el素子の製造方法及びその製造装置 - Google Patents

有機el素子の製造方法及びその製造装置

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JPH10335061A
JPH10335061A JP9146189A JP14618997A JPH10335061A JP H10335061 A JPH10335061 A JP H10335061A JP 9146189 A JP9146189 A JP 9146189A JP 14618997 A JP14618997 A JP 14618997A JP H10335061 A JPH10335061 A JP H10335061A
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organic
sealing material
sealing
vacuum chamber
washed
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JP9146189A
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English (en)
Inventor
Takahiro Komatsu
隆宏 小松
Hideaki Iwanaga
秀明 岩永
Akira Gyotoku
明 行徳
Shintaro Hara
慎太郎 原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/87Passivation; Containers; Encapsulations
    • H10K59/873Encapsulations

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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から進入する水分や酸素が有機EL素子
の信頼性を損なわせるため、この進入を防ぎ経時変化の
少ない長寿命化を図った有機EL素子を提供することを
目的とする。 【解決手段】本発明の有機EL素子の製造方法は、透明
または半透明の基板上に積層された陽極層、有機薄膜、
陰極層を有する有機EL素子の外側を封止材によって封
止する有機EL素子の製造方法であって、有機EL素子
の形成工程から封止材による封止工程までを大気に曝す
ことなく行う構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示用ディスプ
レイのバックライトやディスプレイや表示・光通信の光
源などに用いられる電気的発光素子である有機エレクト
ロルミネッセンス素子(以下、有機EL素子と略す)の
製造方法及びそれに用いる製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】EL(エレクトロルミネッセンス)素子
とは、固体蛍光性物質の電界発光また、エレクトロルミ
ネッセンスといわれる現象を利用した発光デバイスであ
り、現在無機系材料を発光体として用いた無機EL素子
が実用化され、液晶ディスプレイのバックライトやフラ
ットディスプレイ等への応用展開が図られている。しか
しながら、無機EL素子は素子を発光させるために交流
でしかも100V以上の高電圧が必要であること及び青
色発光が難しく、R.G.B.三原色によるフルカラー
化が困難であることなどの課題を有していた。
【0003】一方、有機材料を用いたEL素子に関する
研究も古くから行われていたが、低い輝度しか得られず
本格的な実用化研究には至っていなかった。しかし、1
987年にコダック社のC.W.Tangらにより提案
された構造つまり、有機物質をホール輸送層および発光
層の2層に分けた機能分離型の積層構造を有する有機E
L素子は、10V以下の低電圧にもかかわらず1000
cd/m^2以上の高輝度発光を実現した。(C.W.
Tang and S.A.Vanslyke:App
l.Phys.Lett、51(1987)913)そ
れにより、有機ELが俄然注目され、近年同様の構成を
有する積層型の有機EL素子についての研究が盛んに行
われてきている。
【0004】次に一般的な有機EL素子構成について、
以下図面を用いて説明する。図5は一般的な有機EL素
子の要部断面図である。図中11は透明なガラス基板、
12はガラス基板11上にスパッタリング法や真空蒸着
法などを用いて形成されたITOなどの透明電極膜で正
孔注入電極となる陽極層、13はTPD(N,N’−ジ
フェニル−N,N’−ビス(3−メチルフェニル)−
1,1’−ジフェニル−4,4’−ジアミン)等の正孔
輸送層、14はAlq3(8−Hydroxyquin
oline Aluminume)等で形成された発光
層、15は主にAlLi、MgAgなどの仕事関数の低
い金属膜で形成された電子注入電極となる陰極層、16
は防湿性物質からなる保護膜である。
【0005】以上のように構成された有機EL素子にI
TO側にプラス、陰極側にマイナスの直流電圧を印加す
ることで発光層内での再結合、それによる励起子の生
成、最後に励起状態から基底状態への移行によって発光
が起きる。この様な発光機構に基づく有機EL素子にお
いて発光特性を向上させるには主として、a.発光層、
正孔輸送層等の有機膜の改善、b.陽極層、陰極層の改
善が必要となる。これらのうちb.の陰極層の改良は発
光層へ電子を入りやすくすることを目的とするため、電
子注入層または発光層との障壁を低くしなければならな
い。よって、陰極層の材料としては仕事関数が小さく電
気伝導性の高いことが求められ、例えば、MgAg(米
国特許4885211号公報)やAlLi(特開平5−
121172号公報)等の合金が一般に用いられてい
る。ところで、これら合金は非常に活性で化学的に不安
定である。そのため、外部からの水分や酸素によって陰
極材が腐食、酸化してしまい、発光面中に存在するダー
クスポットと呼ばれる未発光部の著しい成長や、輝度低
下等の経時的劣化を生じさせ易くなる。また、有機EL
素子に使用される発光層や正孔輸送層等の有機固体は、
一般に水分、酸素に弱く、同様にダークスポットの成長
や輝度低下を招く。したがって、実用的な有機EL素子
やそれを用いたデバイスには有機材料や電極材料への水
分及び酸素の進入を防ぐ目的で素子を封止し、信頼性を
向上させなければならない。
【0006】有機EL素子の封止方法についてはこれま
で様々な提案が成されてきた。例えば、無機ELにて実
際に実用化されている方法、すなわち、背面電極の外側
にガラス板を設け、背面電極とガラス板の間にシリコー
ンオイルを封入する方法や、特開平5−089959号
公報で開示されいる素子上に絶縁性無機化合物からなる
保護膜を設け、その外側に電気絶縁ガラスまたは電気絶
縁性気密流体からなるシールド層を設ける方法及び特願
平6−004065号公報で開示されているように、吸
水率1%以上の吸水物質と吸収率0.1%以下の防湿性
物質からなる封止材を形成するなどの方法等である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の有機EL素子の封止方法では、真空中において有機E
L素子を形成した後、いったん素子を真空チャンバーか
ら取り出し、改めて素子封止を行うため素子部分への水
分の進入を完全に抑えることはできず、その結果、未発
光部位の成長を招いてしまうという課題があった。さら
に、このような素子作製工程と封止工程を分離させた方
法は多大の作業工数と生産工数を要し作業性や生産性に
欠けるという課題があった。また、従来の有機EL素子
の製造装置では、有機EL素子基板と封止材とを接着す
る機能を有していないため多大の作業工数を要し作業性
や生産性に欠けるという課題があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、素子
形成から封止までの各工程において素子部が水分子や酸
素に触れることを防止し、ダークスポットの成長、輝度
の低下という経時変化の少ない、長寿命化を図った有機
EL素子の製造方法を提供すること、及び真空チャンバ
ー内で簡便に有機EL素子基板と封止材とを接着するこ
とができ有機EL素子の生産性を著しく向上できる有機
EL素子の製造装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は有機EL素子の外側を封止材によって保護
する有機EL素子の製造方法において、前記有機EL素
子の形成から封止材による封止までを大気に曝すことな
く行うものである。これにより、ダークスポットの成
長、輝度の低下という経時変化の少ない長寿命化を図っ
た有機EL素子を提供することができる。
【0010】本発明の有機EL素子の製造装置は、有機
EL素子あるいは封止材の少なくとも1つを搬送押圧で
きる機構と、接着剤硬化装置を有している。これによ
り、有機EL素子の製造装置内で簡便に有機EL素子基
板と封止材とを接着することができ作業性や生産性を著
しく向上できる有機EL素子の製造装置を提供すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の有機E
L素子の製造方法は、透明または半透明の基板上に積層
された陰極層、有機薄膜、陽極層を有する有機EL素子
の外側を封止材によって封止する有機EL素子の製造方
法であって、前記有機EL素子の形成工程から封止材に
よる封止工程までの工程を大気に曝すことなく行うこと
としたものであり、これによりEL素子部への水分や酸
素の吸着及び接触を完全に抑えることができるという作
用を有する。
【0012】本発明の請求項2に記載の有機EL素子の
製造方法は、請求項1において、前記有機EL素子の形
成工程から封止材による封止工程までを1×10-1To
rr〜1×10-10Torr好ましくは1×10-4To
rr〜1×10-6Torrの減圧下で行うこととしたも
のであり、これによりEL素子部への水分や酸素工程の
吸着及び接触を完全に抑えることができるという作用を
有する。
【0013】本発明の請求項3に記載の有機EL素子の
製造方法は、請求項1又は2において、前記透明または
半透明の基板と前記封止材の少なくとも一部分を光硬化
性樹脂によって接着する接着工程を有することとしたも
のであり、これにより光硬化性樹脂の高耐質性と速い硬
化性により外部からの水分や酸素を完全に遮断すること
ができるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項4に記載の有機EL素子の
製造装置は、真空チャンバーと、前記真空チャンバーに
接続された真空装置と、前記真空チャバー内に配設され
た有機EL素子若しくは封止材のいずれかを搬送し前記
有機EL素子と封止材を押圧する搬送押圧手段及び前記
有機EL素子と前記封止材の間に形成された接着剤層を
硬化させる硬化手段と、を有することとしたものであ
り、これにより、有機EL素子の製造装置内で簡便に有
機EL素子基板と封止材とを接着することができるとい
う作用を有する。
【0015】本発明の請求項5に記載の有機EL素子の
製造方法は、請求項4において、前記硬化手段が紫外線
照射装置であることとしたものであり、これにより、有
機EL素子の製造装置内で簡便に有機EL素子基板と封
止材とを接着することができるという作用を有する。
【0016】以下に本発明の実施の形態に有機EL素子
の製造方法及びそれに用いる製造装置について、図面を
用いて説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態における有機EL素子の製造装置の断面模式図であ
り、図2は本発明の一実施の形態における有機EL素子
の断面模式図である。
【0018】図1及び図2において、1は真空チャンバ
ー、2は蒸着源、3はガラス基板11の表面にITO等
の陽極層12が形成されたITO基板、4は有機EL素
子部、13は正孔輸送層、14は発光層、15は陰極
層、5は保持金具、6は封止材、7は接着部、8は封止
材移動機構、9は接着剤硬化装置、10は基板搬送押圧
機構である。
【0019】まず、全面に陽極層12としてITO膜が
形成されたガラス基板11を所定のパターン形状に陽極
層12(膜厚160nm)を塩酸を用いてエッチングす
る。
【0020】ガラス基板11を洗剤(セミコクリーン、
フルウチ化学社製)で5分間超音波洗浄した後、純水で
10分間超音波洗浄し、さらにアンモニア過酸化水素溶
液(アンモニア水:過酸化水素溶液:水=1:1:5
(vol比))で5分間超音波洗浄した後、70℃の純
水で5分間超音波洗浄を行い、窒素ブロアーにて水分を
飛ばし、最後に250℃の温度で加熱し乾燥させる。こ
の様に洗浄したガラス基板3aを真空チャンバー1内に
セットし、真空チャンバー1の内圧を2×10−6To
rr以下の真空度まで減圧した後、TPDを蒸着源2と
して約500nmの正孔輸送層4aを形成する。続い
て、Alq3を蒸着源2として約750nmの発光層4
bを形成する。次に、同一真空下にて15at%のLi
を含むAlLi合金を蒸着源2とし、2000nmの膜
厚の陰極層15を形成する。
【0021】本実施の形態における有機EL素子の構成
は特に限定されるものではなく、例えば、上記に示した
陽極層12/正孔輸送層13/発光層14/陰極層15
以外の構造、陽極層/発光層/陰極層の単層型素子や陽
極層/発光層/電子輸送層/陰極層の2層型構造及び陽
極層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極層の3層
構造であっても良い。さらに、本発明の有機EL素子を
構成する材料も限定するものではなく、前述した以外の
種々の材料を用いて形成することが可能である。例え
ば、陽極層12の材料としてはITO膜以外に、ATO
(SnO2にSbをドープ)、AZO(ZnOにAlを
ドープ)等が挙げられる。また、正孔輸送層13の材料
としては、正孔移動度が大で、成膜性が良く、透明であ
る物が望ましく、例えば、特開平4−129191号公
報、特開平4−13289号公報、特開平4−2556
92号公報に記載のポルヒィン、テトラフェニルポルヒ
ィン銅、フタロシアニン、銅フタロシアニン、チタニウ
ムフタロシアニンオキサイド等のポリフィリン化合物、
1、1−ビス{4−(ジ−P−トリルアミノ)フェニ
ル}シクロヘキサン、4、4’、4’’−トリメチルト
リフェニルアミン、N、N、N’N’−テトラキス(P
−トリル)−P−フェニレンジアミン、1−(N、N−
ジ−P−トリルアミノ)ナフタレン、4、4’−ビス
(ジメチルアミノ)−2−2’−ジメチルトリフェニル
メタン、N、N、N’、N’−テトラフェニル−4、
4’−ジアミノビフェニル、N、N’−ジフェニル−
N、N’−ジ−m−トリル−4、N、N−ジフェニル−
N、N’−ビス(3−メチルフェニル)−1、1’−
4、4’−ジアミン、4’−ジアミノビフェニル、N−
フェニルカルバゾール等の芳香族三級アミン、4−ジ−
P−トリルアミノスチルベン、4−(ジ−P−トリルア
ミノ)−4’−[4−(ジ−P−トリルアミノ)スチリ
ル]スチルベン等のスチルベン化合物、トリアゾール誘
導体、オキサジアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、
ポリアリールアルカン誘導体、ピラゾリン誘導体、ピラ
ゾロン誘導体、フェニレンジアミン誘導体、アニールア
ミン誘導体、アミノ置換カルコン誘導体、オキサゾール
誘導体、スチリルアントラセン誘導体、フルオレノン誘
導体、ヒドラゾン誘導体、シラザン誘導体、ポリシラン
系アニリン系共重合体、高分子オリゴマー、スチリルア
ミン化合物、芳香族ジメチリディン系化合物、ポリ3−
メチルチオフェン等の化合物を用いることができる。ま
たポリカーボネート等の高分子中に低分子の正孔輸送材
料を分散させた、高分子分散系の正孔輸送層も用いられ
る。発光層14の材料としては、可視領域に蛍光を有
し、成膜性の良いことが求められ、例えば特開平4−2
55692号公報に記載のベンゾチアゾール系、ベンゾ
イミダゾール系、ベンゾオキサゾール系等の蛍光増白
剤、金属キレート化オキシノイド化合物、スチリルベン
ゼン系化合物等を挙げることができる。その代表例とし
ては、2、5−ビス(5、7−ジ−t−ペンチル−2−
ベンゾオキサゾリル)−1、3、4−チアジアゾール、
4、4’−ビス(5、7−ベンチル−2−ベンゾオキサ
ゾリル)スチルベン、4、4’−ビス[5、7−ジ−
(2−メチル−2−ブチル)−2−ベンゾオキサゾリ
ル]スチルベン、2、5−ビス(5、7−ジ−t−ベン
チル−2−ベンゾオキサゾリル)チオフィン、2、5−
ビス([5−α、α−ジメチルベンジル]−2−ベンゾ
オキサゾリル)チオフェン、2、5−ビス[5、7−ジ
−(2−メチル−2−ブチル)−2−ベンゾオキサゾリ
ル]−3、4−ジヒェニルチオフェン、2、5、−ビス
(5−メチル−2−ベンゾオキサゾリル)チオフェン、
4、4’−ビス(2−ベンゾオキサイゾリル)ビフェニ
ル、5−メチル−2−[2−[4−(5−メチル−2−
ベンゾオキサイゾリル)フェニル]ビニル]ベンゾオキ
サイゾリル、2−[2−(4−クロロフェニル)ビニ
ル]ナフト[1、2−d]オキサゾールなどのベンゾオ
キサゾール系、2、2’−(p−フェニレンジビニレ
ン)−ビスベンゾチアゾールなどのベンゾチアゾールな
どのベンゾチアゾール系、2−[2−[4−(2−ベン
ゾイミダゾリル)フェニル]ビニル]ベンゾイミダゾー
ル、2−[2−(4−カルボキシフェニル)ビニル]ベ
ンゾイミダゾールなどのベンゾイミダゾール系などの蛍
光増白剤が挙げられる。前記金属キレート化オキシノイ
ドの例としては、トリス(8−キノリノール)アルミニ
ウム、ビス(8−キノリノール)マグネシウム、ビス
(ベンゾ[f]−8−キノリノール)亜鉛、ビス(2−
メチル−8−キノリノラート)アルミニウムオキシド、
トリス(8−キノリノール)インジウム、トリス(5−
メチル−8−キノリノール)アルミニウム、8−キノリ
ノールリチウム、トリス(5−クロロ−8−キノリノー
ル)ガリウム、ビス(5−クロロ−8−キノリノール)
カルシウム、ポリ[亜鉛(II)−ビス(8−ヒドロキ
シ−5−キノリノニル)メタン]などの8−ヒドロキシ
キノリン系金属錯体やジリチウムエピンドリジオン等が
挙げられる。スチリルベンゼン系化合物としては、1、
4−ビス(2−メチルスチリル)ベンゼン、1、4−
(3−メチルスチリル)ベンゼン、1、4−ビス(2−
メチルスチリル)ベンゼン、1、4−(3−メチルスチ
リル)ベンゼン、1、4−ビス−(4−メチルスチリ
ル)ベンゼン、ジスチリルベンゼン、1、4−ビス(2
−エチルスチリル)ベンゼン、1、4−ビス(3−エチ
ルスチリル)ベンゼン、1、4−ビス(2−メチルスチ
リル)2−メチルベンゼン等が挙げられる。
【0022】また、ジスチルピラジン誘導体も発光層に
用いられ、その代表例としては、2、5−ビス(4−メ
チルスチリル)ピラジン、2、5−ビス(4−エチルス
チリル)ピラジン、2、5−ビス[2−(1−ナフチ
ル)ビニル]ピラジン、2、5−ビス(4−メトキシス
チリル)ピラジン、2、5−ビス[2−(4−ビフェニ
ル)ビニル]ピラジン、2、5−ビス[2−(1−ピレ
ニル)ビニル]ピラジン等が挙げられる。さらに、ナフ
タルイミド誘導体、ペリレン誘導体、オキサジアゾール
誘導体、アルダジン誘導体、シクロペンタジエン誘導
体、スチリルアミン誘導体、あるいはクマリン系誘導
体、芳香族ジメチリディン誘導体さらに特開平4−13
2189号公報によれば、発光層としてアントラセン、
サリチル酸塩、ピレン、コロネン等も挙げられる。
【0023】陰極層15の材料としては仕事関数の低い
金属もしくは合金が用いられ、Al、In、Mg、T
i、Mg/Ag合金、Al/Li合金等が用いられる。
また、その成膜方法についても特に制限するものではな
く、本実施の形態で示した抵抗加熱蒸着法以外にも、イ
オンビームスパッタ法、マグネトロンスパッタ法、電子
ビーム蒸着法等の他の方法であったとしても成膜中に有
機材料の耐熱温度を超えるまで温度が上昇しなければど
のような成膜方法であっても良い。さらに素子外表面上
に蒸着法やスパッタリング、塗布法等により大気中の酸
素や水分の影響を遮断するための保護膜を設ける場合も
ある。その材料としては、GeO、SiO、SiO2
Al23、等の無機酸化物、熱硬化性、光硬化性の樹脂
や封止硬化のあるシラン系の高分子材料等が挙げられ
る。
【0024】保持金具5は有機EL素子形成及び封止の
一連の製造工程において、ITO基板を固定可能な構造
であればよく、例えばクランプ機構を有するものが挙げ
られる。封止材移動機構8は真空チャンバー1内に配設
された支持部8aと、前記支持部8a移動停止自在に支
持され上部に封止材載置部を備えた封止材移動部8bと
を備えたもので、例えば水平方向の直動機構により封止
材移動部8bを移動させることができる。接着剤硬化装
置9は真空チャンバー1の天井部に配設された高圧水銀
灯等の紫外線照射装置や、YAGレーザ、赤外線ランプ
等加熱装置等が挙げられる。基板搬送押圧機構10は前
記封止材移動部8bと直交方向に移動し加圧できるもの
であればよく、例えばボールネジ等を用いた直動機構等
が挙げられる。
【0025】次に、本実施の形態による有機EL素子の
封止方法について説明する。図3(a),(b),
(c)は本発明の一実施の形態における有機EL素子の
形成工程から封止工程までの各工程を示した模式図であ
る。図3(a)は真空チャンバー中で有機EL素子を形
成する工程図である。保持金具5に保持させたITO基
板3上に有機EL素子部4を形成する。尚、正孔輸送層
の形成から陰極の形成までは同一真空チャンバー中で行
ったが、素子形成時に素子が大気にさらされることがな
ければ各層を別々の真空チャンバー中で形成しても良
い。
【0026】図3(b)は連続した一連の真空チャンバ
ー中で有機EL素子の構成部分と、接着部を有する封止
材とを対向するように配置する工程図である。真空チャ
ンバー1内の真空度は特に制限するものではないが有機
EL素子部4への水分の侵入を抑えるためには10-4
orr以下の減圧下で行うのが好ましい。まず、封止材
6を封止材移動機構8により移動させる。具体的な配置
については特に制限するものではないが、接着の容易
性、接着剤の垂れ防止等の点から図3(b)のように有
機EL素子部4の下部に封止材6を配置するのが好まし
い。本発明に用いられる封止材6としては外部からの水
分や酸素の侵入が少ない材料であれば特に限定されるも
のではなく、例えばガラス、液晶性ポリマー、高分子フ
ィルム、金属等が挙げられる。さらに封止材6の形状に
ついても特に限定するものではなく、例えば平面状のも
のや、図3(b)に示すように封止材に凹凸を設け、有
機EL素子部4と封止材6とが接触することを防ぐこと
のできるような形状を挙げることができる。また、接着
剤としては外部からの水分や酸素の侵入が少ない材料で
あれば特に限定されるものではなく、例えば光硬化性樹
脂、低融点ガラス、エポキシ樹脂、液晶性ポリマー等が
挙げられる。中でも、透湿性が低く接着時間が早いとい
う理由から光硬化性樹脂、低融点ガラスが好ましい。
【0027】光硬化性樹脂としては、カチオン硬化型、
ラジカル硬化型等が知られているが、本発明において最
も好ましく用いられるものはカチオン硬化型である。
【0028】図3(c)は一連の真空チャンバー内でI
TO基板と封止材とを接着する工程である。ITO基板
3若しくは封止材6の少なくとも1つを基板搬送押圧機
構10により移動させ、ITO基板3と封止材6の接着
部とを密着し押圧させる。尚、本実施の形態では、IT
O基板の移動を直動機構で行ったが、移動機構について
は特に制限するものではなく、ITO基板と封止材とを
搬送押圧できるものであればどのような機構であっても
良い。次に密着押圧後、接着剤硬化装置9によりITO
基板3と封止材6とを接着する。このようにして有機E
L素子を封止した後、真空チャンバーを常圧に戻し素子
を取り出す。なお本実施の形態では真空中において封止
する場合についてのみ示したが、有機EL素子の形成工
程から封止工程までの間、有機EL素子が大気に触れる
ことがなければどのような方法であってもよく、例えば
真空チャンバー中に不活性ガスを導入した後素子封止を
行う方法等が挙げられる。この場合の不活性ガスは水分
を含有しないことが必要であり、例えば低露点のAr、
He、Ne、N2、等が挙げられる。中でも、露点−8
0℃以下のものが好ましい。
【0029】次に、本発明の実施例について説明する。
【0030】
【実施例】
(実施例1)まず、実施の形態1で示したように有機E
L素子を形成した。有機層の蒸着速度は5/sで行っ
た。さらに有機EL素子上部に抵抗加熱法により酸化ゲ
ルマニウム(GeO)を5000Å蒸着し、保護膜を形
成した。なお、ガラス基板は4cm×4cmのものを使
用し、その中央部に1cm2の有機EL素子を形成し
た。次に、同一真空チャンバー中に予め準備しておいた
封止材を素子下部に移動させる。封止材としてはHOY
A製の1mm厚の白板ガラスを用い、有機EL素子の構
成部分と対向する2.5cm2の部分はサンドブラスト
法により0.3mmくり貫いた。これにより、封止材が
有機EL素子に接触して素子を破壊することを防ぐこと
ができる。なお、サンドブラスト法の変わりにホーニン
グ法を用いても良い。また、この封止材には接着剤とし
て予め紫外線硬化型接着剤(大日本インキ社製 DEF
ENSA OP−48)を約10μm塗布しておいた。
膜厚については特に制限するものではないが、3〜10
00μmが好ましい。続いて、基板搬送押圧機構により
素子の保持金具を下げITO基板と封止材とを重ね合わ
せた。
【0031】ここで、接着剤である光硬化性樹脂は、封
止までの間真空チャンバー中で脱泡されているため樹脂
層の内部に気泡が残ることは少ないが、これをより確実
なものとするためにITO基板側、封止材側の両面から
基板搬送押圧機構を用いて4kgf/cm2で加圧し気
泡を追い出した。次に、接着剤硬化装置として高圧水銀
ランプを用い、真空チャンバー上部より紫外線を照射し
光硬化性樹脂を硬化させた。この時、有機EL素子に紫
外線が照射されるのを防ぐため、有機EL素子形成工程
の初期から接着部以外の部分には金属マスクを被覆し
た。以上のようにして、有機EL素子の形成工程から封
止工程までを真空中で連続して行った有機EL素子を作
製し、これをサンプル1とした。
【0032】(実施例2)実施例1において光硬化性樹
脂をイオン重合タイプ(協立化学産業(株)製W/R
XCA−01)に代えて、同様に有機EL素子を作製し
た。これをサンプル2とした。
【0033】(実施例3)実施例1,2と同様にして、
有機EL素子及び保護膜の形成、さらに光硬化性樹脂を
塗布した封止材の移動を行った。次に、リークバルブよ
り真空チャンバー中にN2ガスを導入し常圧まで戻し
た。このN2ガスには、液体窒素トラップを通して極微
量な水分まで取り除き純度99.9999%以上、露点
−80℃以下としたものを使用した。以下、実施例1で
示したものと同様な方法で封止材の接着を行うことで、
素子表面に水を吸着させることなく封止までを終えるこ
とができ、かつ封止素子内部を不活性ガスで充満させる
ことができた。これをサンプル3とした。
【0034】(比較例)実施例1,2及び3で示した本
発明による有機EL素子の封止効果を確認するため、保
護膜まで形成した後真空チャンバーから取り出し、続い
てN2雰囲気中で封止を行った有機EL素子を作製し
た。この従来法による比較例の有機EL素子は、素子形
成後一度大気中に取り出した以外は材料、構成、成膜条
件等全て同じとした。これをサンプル4とした。
【0035】次に、実施例1、2及び3と比較例で得ら
れた有機EL素子を用いてダークスポットの成長を比較
した。試験はこれら4つの素子を40℃90%の同一環
境チャンバー中に保存し、ダークスポットの成長を観察
した。図4に各素子の保存時間とダークスポットの大き
さとの関係を示す。この図4より明らかなように、素子
形成から封止までを大気に触れることなく行った本実施
例1、2及び3の有機EL素子は、比較例の素子形成後
一度大気に曝された後封止したものに比べダークスポッ
トの成長が大幅に抑えられていることがわかった。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の有機EL素子の封
止方法によって、有機材料、電極材の劣化を招く水分の
吸着及び進入を完全に防止し、長寿命化が可能な信頼性
の高い有機EL素子を得ることができる。
【0037】本発明の請求項1に記載の有機EL素子の
製造方法によれば、有機EL素子の形成工程から封止材
による封止工程までの工程を大気に曝すことなく行うこ
ととしたものであり、これによりEL素子部への水分や
酸素の吸着及び接触を完全に抑えることができ、有機材
料、電極材の劣化を招く水分の吸着及び進入を完全に防
止し、長寿命化が可能な信頼性の高い高品質の有機EL
素子を得ることができる。
【0038】本発明の請求項2に記載の有機EL素子の
製造方法は、請求項1において、前記有機EL素子の形
成工程から封止材による封止工程までを1×10-1To
rr〜1×10-10Torr好ましくは1×10-4To
rr〜1×10-6Torrの真空装置下で行うこととし
たものであり、これによりEL素子部への水分や酸素工
程の吸着及び接触を完全に抑えることができ、有機材
料、電極材の劣化を招く水分の吸着及び進入を完全に防
止し、長寿命化が可能な信頼性の高い高品質の有機EL
素子を得ることができる。
【0039】本発明の請求項3に記載の有機EL素子の
製造方法は、請求項1又は2において、透明または半透
明の基板と封止材の少なくとも一部分を光硬化性樹脂に
よって接着する接着工程を有することとしたものであ
り、これにより、光硬化性樹脂の高耐湿性により外部か
らの水分や酸素を完全に遮断することができ、有機材
料、電極材の劣化を招く水分の吸着及び進入を完全に防
止し、長寿命化が可能な信頼性の高い高品質の有機EL
素子を得ることができる。また、接着時間を短くするこ
とができるので有機EL素子の生産性を高めることがで
きる。
【0040】本発明の請求項4に記載の有機EL素子の
製造装置は、真空チャンバーと、前記真空チャンバーに
接続された真空装置と、前記真空チャバー内に配設され
た有機EL素子若しくは封止剤のいずれかを搬送し前記
有機EL素子及び封止材を押圧する搬送押圧手段及び前
記有機EL素子と前記封止材の間に形成された接着剤層
を硬化させる硬化手段と、を有することとしたものであ
り、これにより、有機EL素子の製造装置内で簡便に有
機EL素子基板と封止材とを接着することができ、高い
生産性で極めて高品質の有機EL素子を低原価で量産で
きる。
【0041】本発明の請求項5に記載の有機EL素子の
製造方法は、請求項4において、前記硬化手段が紫外線
照射装置であることとしたものであり、これにより、有
機EL素子の製造装置内で簡便に有機EL素子基板と封
止材とを接着することができ、高い生産性で極めて高品
質の有機EL素子を低原価で量産できる。また、硬化時
の熱による劣化がなく、信頼性の高い有機EL素子を高
い生産性で量産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における有機EL素子の
製造装置の断面模式図
【図2】本発明の一実施の形態における有機EL素子の
断面模式図
【図3】(a)は真空チャンバー中で有機EL素子を形
成する工程図 (b)は連続した一連の真空チャンバー中で有機EL素
子の構成部分と、接着部を有する封止材とを対向するよ
うに配置する工程図 (c)は一連の真空チャンバー内でITO基板と封止材
とを接着する工程図
【図4】本発明の一実施の形態における有機EL素子と
従来素子のダークスポット成長を比較した図
【図5】一般的な有機EL素子の要部断面図
【符号の説明】
1 真空チャンバー 2 蒸着源 3 ITO基板 4 有機EL素子部 5 保持金具 6 封止材 7 接着部 8 封止材移動機構 8a 支持部 8b 封止材移動部 9 接着剤硬化装置 10 基板搬送押圧機構 11 ガラス基板 12 陽極層 13 正孔輸送層 14 発光層 15 陰極層 16 保護膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 慎太郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明または半透明の基板上に積層された陰
    極層、有機薄膜、陽極層を有する有機EL素子の外側を
    封止材によって封止した有機EL素子の製造方法であっ
    て、前記有機EL素子の形成工程から封止材による封止
    工程までを大気に曝すことなく行うことを特徴とする有
    機EL素子の製造方法。
  2. 【請求項2】前記有機EL素子の形成工程から封止材に
    よる封止工程までを、1×10-1Torr〜1×10
    -10Torr好ましくは1×10-4Torr〜1×10
    -6Torrの減圧下で行うことを特徴とする請求項1に
    記載の有機EL素子の製造方法。
  3. 【請求項3】前記透明または半透明の基板と、前記封止
    材の少なくとも一部分を光硬化性樹脂によって接着する
    接着工程を有することを特徴とする前記請求項1又は2
    に記載の有機EL素子の製造方法。
  4. 【請求項4】真空チャンバーと、前記真空チャンバーに
    接続された真空装置と、前記真空チャバー内に配設され
    た有機EL素子若しくは封止剤のいずれかを搬送し前記
    有機EL素子と封止材を押圧する搬送押圧手段及び前記
    有機EL素子と前記封止材の間に形成された接着剤層を
    硬化させる硬化手段と、を有することを特徴とする有機
    EL素子の製造装置。
  5. 【請求項5】接着剤の前記硬化手段が紫外線照射装置で
    あることを特徴とする前記請求項4に記載の有機EL素
    子の製造装置。
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