JPH10334978A - コネクタハウジング - Google Patents
コネクタハウジングInfo
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- JPH10334978A JPH10334978A JP9140235A JP14023597A JPH10334978A JP H10334978 A JPH10334978 A JP H10334978A JP 9140235 A JP9140235 A JP 9140235A JP 14023597 A JP14023597 A JP 14023597A JP H10334978 A JPH10334978 A JP H10334978A
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- Japan
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- press contact
- press
- connector housing
- terminals
- terminal
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/24—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
- H01R4/2416—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
- H01R4/242—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members being plates having a single slot
- H01R4/2425—Flat plates, e.g. multi-layered flat plates
- H01R4/2429—Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧接端子間の耐リーク性能を向上させ、且
つ、圧接刃のスプリングバックによる端子間区画壁の変
形を防止した、コネクタハウジングを提供する。 【解決手段】 圧接端子5,5,5よりも高い位置に形
成された側壁5,5及び端子間区画壁4,4によって形
成される複数のキャビティ3,3,3にそれぞれ圧接端
子を装着するコネクタハウジングにおいて、圧接装置の
ガイド板が該側壁の内側に圧接端子の圧接部を支持可能
なように、該ガイド板を該圧接部の上端部よりも低い位
置に差し入れるための切り欠き部6,6を設ける。
つ、圧接刃のスプリングバックによる端子間区画壁の変
形を防止した、コネクタハウジングを提供する。 【解決手段】 圧接端子5,5,5よりも高い位置に形
成された側壁5,5及び端子間区画壁4,4によって形
成される複数のキャビティ3,3,3にそれぞれ圧接端
子を装着するコネクタハウジングにおいて、圧接装置の
ガイド板が該側壁の内側に圧接端子の圧接部を支持可能
なように、該ガイド板を該圧接部の上端部よりも低い位
置に差し入れるための切り欠き部6,6を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型狭ピッチの圧
接コネクタを装着するためのコネクタハウジングに関す
る。
接コネクタを装着するためのコネクタハウジングに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、小型狭ピッチの圧接コネクタを装
着するためのコネクタハウジングは、次の(イ)及び
(ロ)に示されるように、斯界で知られている。
着するためのコネクタハウジングは、次の(イ)及び
(ロ)に示されるように、斯界で知られている。
【0003】即ち、図4は、従来のコネクタハウジング
(イ)のキャビティに装着された圧接端子に導体を圧接
する前の状態を示す断面説明図であり、そして、図5
は、その圧接端子に導体を圧接した後の状態を示す断面
説明図である。図6は、従来の別のコネクタハウジング
(ロ)のキャビティに装着された圧接端子に導体を圧接
する前の状態を示す断面説明図であり、そして、図7
は、その圧接端子に導体を圧接した後の状態を示す断面
説明図である。
(イ)のキャビティに装着された圧接端子に導体を圧接
する前の状態を示す断面説明図であり、そして、図5
は、その圧接端子に導体を圧接した後の状態を示す断面
説明図である。図6は、従来の別のコネクタハウジング
(ロ)のキャビティに装着された圧接端子に導体を圧接
する前の状態を示す断面説明図であり、そして、図7
は、その圧接端子に導体を圧接した後の状態を示す断面
説明図である。
【0004】図4に示すように、従来のコネクタハウジ
ング(イ)は、圧接端子10の圧接部の上部、即ち、圧
接部を構成する圧接刃11a,11aの上部よりも低い
位置に形成された側壁(図示せず)及び端子間区画壁
4,4を有している。端子間区画壁4,4の間には、キ
ャビティ3が形成され、そこに圧接端子10が装着され
る。そして、キャビティ3を形成する端子間区画壁4,
4の上端に当接するように導体圧接装置30のガイド板
32,32を差し入れた状態で、該導体圧接装置30の
圧接パンチ31を矢印方向に押圧することにより、絶縁
被覆電線20の導体20aを該圧接刃11a,11aの
間に圧入する。
ング(イ)は、圧接端子10の圧接部の上部、即ち、圧
接部を構成する圧接刃11a,11aの上部よりも低い
位置に形成された側壁(図示せず)及び端子間区画壁
4,4を有している。端子間区画壁4,4の間には、キ
ャビティ3が形成され、そこに圧接端子10が装着され
る。そして、キャビティ3を形成する端子間区画壁4,
4の上端に当接するように導体圧接装置30のガイド板
32,32を差し入れた状態で、該導体圧接装置30の
圧接パンチ31を矢印方向に押圧することにより、絶縁
被覆電線20の導体20aを該圧接刃11a,11aの
間に圧入する。
【0005】図5に示されるように、該圧接刃11a,
11aの間に圧入した絶縁被覆電線20の導体20a
は、圧接端子10の圧接刃11a,11aの間に、圧接
されることになる。そして、このように、絶縁被覆電線
20の導体20aが圧接刃11a,11aの間に圧接さ
れたコネクタハウジング(イ)は、外周壁の上面及び端
子間区画壁の上面に接するように凹凸を設けたカバー2
により封止される。
11aの間に圧入した絶縁被覆電線20の導体20a
は、圧接端子10の圧接刃11a,11aの間に、圧接
されることになる。そして、このように、絶縁被覆電線
20の導体20aが圧接刃11a,11aの間に圧接さ
れたコネクタハウジング(イ)は、外周壁の上面及び端
子間区画壁の上面に接するように凹凸を設けたカバー2
により封止される。
【0006】また、図6に示すように、従来の別のコネ
クタハウジング(ロ)は、圧接端子10の圧接部の上
部、即ち、圧接部を構成する圧接端子10の圧接刃11
a,11aの上部よりも高い位置に形成された側壁(図
示せず)及び端子間区画壁4,4を有している。端子間
区画壁4,4の間には、キャビティ3が形成され、そこ
に、圧接端子10が装着される。そして、キャビティ3
を形成する端子間区画壁4,4の上端に当接するように
導体圧接装置30のガイド板32,32を差し入れた状
態で、該導体圧接装置30の圧接パンチ31で絶縁被覆
電線20の導体20aを矢印方向に押圧することによ
り、絶縁被覆電線20の導体20aを該圧接刃11a,
11aの間に圧入する。
クタハウジング(ロ)は、圧接端子10の圧接部の上
部、即ち、圧接部を構成する圧接端子10の圧接刃11
a,11aの上部よりも高い位置に形成された側壁(図
示せず)及び端子間区画壁4,4を有している。端子間
区画壁4,4の間には、キャビティ3が形成され、そこ
に、圧接端子10が装着される。そして、キャビティ3
を形成する端子間区画壁4,4の上端に当接するように
導体圧接装置30のガイド板32,32を差し入れた状
態で、該導体圧接装置30の圧接パンチ31で絶縁被覆
電線20の導体20aを矢印方向に押圧することによ
り、絶縁被覆電線20の導体20aを該圧接刃11a,
11aの間に圧入する。
【0007】図7に示されるように、該圧接刃11a,
11aの間に圧入した絶縁被覆電線20の導体20a
は、圧接端子10の圧接刃11a,11aの間に圧接さ
れることになる。そして、このように絶縁被覆電線20
の導体20aが圧接刃11a,11aの間に圧接されコ
ネクタハウジング(ロ)は、外周壁の上面及び端子間区
画壁の上面に接するように凹凸を設けたカバー(図示せ
ず)により封止される。
11aの間に圧入した絶縁被覆電線20の導体20a
は、圧接端子10の圧接刃11a,11aの間に圧接さ
れることになる。そして、このように絶縁被覆電線20
の導体20aが圧接刃11a,11aの間に圧接されコ
ネクタハウジング(ロ)は、外周壁の上面及び端子間区
画壁の上面に接するように凹凸を設けたカバー(図示せ
ず)により封止される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のコ
ネクタハウシング(イ)(図4,5)によれば、端子間
区画壁(キャビティ壁)4,4が圧接端子10の圧接刃
11a,11aよりも低い位置に形成されているため
に、端子間区画壁4及びカバー2の間隙sを通じる隣接
する圧接端子10,10の間の沿面距離bが極端に短く
なる。そのために、圧接端子10,10の間に結露が生
じたり、また、異物が混入したりする場合には、圧接端
子間に容易にリーク電流が発生して、圧接端子間の耐リ
ーク性能が低下する、という問題があった。
ネクタハウシング(イ)(図4,5)によれば、端子間
区画壁(キャビティ壁)4,4が圧接端子10の圧接刃
11a,11aよりも低い位置に形成されているため
に、端子間区画壁4及びカバー2の間隙sを通じる隣接
する圧接端子10,10の間の沿面距離bが極端に短く
なる。そのために、圧接端子10,10の間に結露が生
じたり、また、異物が混入したりする場合には、圧接端
子間に容易にリーク電流が発生して、圧接端子間の耐リ
ーク性能が低下する、という問題があった。
【0009】また、従来のコネクタハウシング(ロ)
(図6,7)によれば、圧接端子10の圧接刃11a,
11aよりも高い位置に形成された端子間区画壁4,4
を有しているが、導体圧接装置30のガイド板32,3
2取り外すと、圧接刃11a,11aのスプリングバッ
クにより、端子間区画壁4,4(キャビティ壁)が矢印
の方向に倒れるように変形するために、隣接する圧接端
子10の圧接刃11a,11aの間への絶縁被覆電線2
0の導体20aの圧接を不可能にする、という問題があ
った。
(図6,7)によれば、圧接端子10の圧接刃11a,
11aよりも高い位置に形成された端子間区画壁4,4
を有しているが、導体圧接装置30のガイド板32,3
2取り外すと、圧接刃11a,11aのスプリングバッ
クにより、端子間区画壁4,4(キャビティ壁)が矢印
の方向に倒れるように変形するために、隣接する圧接端
子10の圧接刃11a,11aの間への絶縁被覆電線2
0の導体20aの圧接を不可能にする、という問題があ
った。
【0010】本発明は、かかる問題を解決することを目
的としている。即ち、本発明は、圧接端子間の耐リーク
性能を向上させ、且つ、圧接刃のスプリングバックによ
る端子間区画壁の変形を防止した、コネクタハウジング
を提供することを目的とする。
的としている。即ち、本発明は、圧接端子間の耐リーク
性能を向上させ、且つ、圧接刃のスプリングバックによ
る端子間区画壁の変形を防止した、コネクタハウジング
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本第1発明は、上記目的
を達成するために、圧接端子よりも高い位置に形成され
た側壁及び端子間区画壁によって形成される複数のキャ
ビティにそれぞれ圧接端子を装着するコネクタハウジン
グにおいて、圧接装置のガイド板が該側壁の内側に圧接
端子の圧接部を支持可能なように、該ガイド板を該圧接
部の上端よりも低い位置に差し入れるための切り欠き部
を設けると共に外周壁を該側壁の上部に設けたことを特
徴としている。
を達成するために、圧接端子よりも高い位置に形成され
た側壁及び端子間区画壁によって形成される複数のキャ
ビティにそれぞれ圧接端子を装着するコネクタハウジン
グにおいて、圧接装置のガイド板が該側壁の内側に圧接
端子の圧接部を支持可能なように、該ガイド板を該圧接
部の上端よりも低い位置に差し入れるための切り欠き部
を設けると共に外周壁を該側壁の上部に設けたことを特
徴としている。
【0012】第2発明は、第1発明のコネクタハウジン
グにおいて、切り欠き部より下の部分の側壁の厚みを端
子間区画壁の厚みよりも厚くしたことを特徴としてい
る。
グにおいて、切り欠き部より下の部分の側壁の厚みを端
子間区画壁の厚みよりも厚くしたことを特徴としてい
る。
【0013】第3発明は、第1発明のコネクタハウジン
グにおいて、切り欠き部を有する部分の側壁が外周壁で
あることを特徴としている。
グにおいて、切り欠き部を有する部分の側壁が外周壁で
あることを特徴としている。
【0014】第4発明は、第1、2又は3発明におい
て、外周壁の上面、切り欠き部の表面並びに端子間区画
壁の上面及び上面近傍表面に接するように凹凸を設けた
カバーで封止したことを特徴としている。
て、外周壁の上面、切り欠き部の表面並びに端子間区画
壁の上面及び上面近傍表面に接するように凹凸を設けた
カバーで封止したことを特徴としている。
【0015】本発明における「圧接部」は、絶縁電線の
導体の圧入によって圧力を受ける圧接端子の部分一帯、
例えば、端子側壁、圧接刃の部分を意味する。
導体の圧入によって圧力を受ける圧接端子の部分一帯、
例えば、端子側壁、圧接刃の部分を意味する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態を
示すカバーを外した状態のコネクタハウジングの斜視図
であり、図2は、本発明の一実施の形態を示すコネクタ
ハウジングに装着された圧接端子に導体を圧接する前の
状態を示す断面説明図であり、そして、図3は、その圧
接端子に導体を圧接した後の状態を示す断面説明図であ
る。
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態を
示すカバーを外した状態のコネクタハウジングの斜視図
であり、図2は、本発明の一実施の形態を示すコネクタ
ハウジングに装着された圧接端子に導体を圧接する前の
状態を示す断面説明図であり、そして、図3は、その圧
接端子に導体を圧接した後の状態を示す断面説明図であ
る。
【0017】図1に示されているように、本発明のコネ
クタハウジングの本体1は、装着される圧接端子10の
圧接部11よりも高い位置に形成された側壁5,5及び
端子間区画壁4,4を有している。そして、側壁5及び
端子間区画壁4の間並びに端子間区画壁4及び端子間区
画壁4の間には、それぞれ、キャビティ3,3,3が形
成されており、これらのキャビティ3,3,3には、そ
れぞれ、圧接端子10,10,10が装着される。
クタハウジングの本体1は、装着される圧接端子10の
圧接部11よりも高い位置に形成された側壁5,5及び
端子間区画壁4,4を有している。そして、側壁5及び
端子間区画壁4の間並びに端子間区画壁4及び端子間区
画壁4の間には、それぞれ、キャビティ3,3,3が形
成されており、これらのキャビティ3,3,3には、そ
れぞれ、圧接端子10,10,10が装着される。
【0018】側壁5,5の内側には、圧接装置のガイド
板を圧接端子の圧接部よりも低い位置に差し入れるため
の切り欠き部6,6が設けら、そして、該側壁5,5の
上部には、外周壁5a,5aが設けられる。側壁5,5
の厚みは、端子間区画壁4,4の厚みよりも厚くしたの
で、切り欠き部6,6を設けても、その強度を保持する
ことができ、また、外周壁の強度を保持することができ
る。
板を圧接端子の圧接部よりも低い位置に差し入れるため
の切り欠き部6,6が設けら、そして、該側壁5,5の
上部には、外周壁5a,5aが設けられる。側壁5,5
の厚みは、端子間区画壁4,4の厚みよりも厚くしたの
で、切り欠き部6,6を設けても、その強度を保持する
ことができ、また、外周壁の強度を保持することができ
る。
【0019】図2に示されるように、側壁5,5の内側
に形成された切り欠き部6,6に導体圧接装置30のガ
イド板32,32を差し入れた状態で、キャビティ3,
3,3に装着した圧接端子10,10,10の圧接部の
一部を構成する圧接刃11a,11aの上部から絶縁被
覆電線20,20,20の導体20a,20a,20a
を導体圧接装置30の圧縮パンチ31,31,31で一
括して圧入する。
に形成された切り欠き部6,6に導体圧接装置30のガ
イド板32,32を差し入れた状態で、キャビティ3,
3,3に装着した圧接端子10,10,10の圧接部の
一部を構成する圧接刃11a,11aの上部から絶縁被
覆電線20,20,20の導体20a,20a,20a
を導体圧接装置30の圧縮パンチ31,31,31で一
括して圧入する。
【0020】そして、図3に示されるように、該圧接刃
11a,11aの間に圧入した絶縁被覆電線20,2
0,20の導体20aを圧接端子10,10,10の圧
接刃11a,11aの間に圧接させる。このように、絶
縁被覆電線20,20,20の導体20a,20a,2
0aが圧接刃11a,11aの間に圧接されたコネクタ
ハウジングは、外周壁5a,5aの上面、切り欠き部
6,6の表面並びに端子間区画壁4,4の上面及び上面
近傍表面に接するように凹凸を設けたカバー2により封
止される。
11a,11aの間に圧入した絶縁被覆電線20,2
0,20の導体20aを圧接端子10,10,10の圧
接刃11a,11aの間に圧接させる。このように、絶
縁被覆電線20,20,20の導体20a,20a,2
0aが圧接刃11a,11aの間に圧接されたコネクタ
ハウジングは、外周壁5a,5aの上面、切り欠き部
6,6の表面並びに端子間区画壁4,4の上面及び上面
近傍表面に接するように凹凸を設けたカバー2により封
止される。
【0021】本発明によれば、各圧接端子の間の圧接端
子の圧接部よりも高い位置に形成された端子間区画壁を
有しているので、図3に示すように、圧接端子間の沿面
距離aを従来のもの(図5におけるb)に比べて長くす
ることができ、圧接端子間の耐リーク性能を飛躍的に向
上させることができる。
子の圧接部よりも高い位置に形成された端子間区画壁を
有しているので、図3に示すように、圧接端子間の沿面
距離aを従来のもの(図5におけるb)に比べて長くす
ることができ、圧接端子間の耐リーク性能を飛躍的に向
上させることができる。
【0022】また、本発明によれば、全キャビティに装
着した圧縮端子の圧接刃の間に導体を圧接させると、全
圧接刃の累積変形量が制限され、隣り合う圧接刃同士が
互いに支え合い、圧縮刃の角変形を防止することができ
る。側壁の厚みを端子間区画壁の厚みよりも厚くする
と、圧縮刃の角変形を防止する効果が大きくなる。その
ために、圧接刃のスプリングバックにより、端子間区画
壁(キャビティ壁)が倒れるように変形して、隣接する
圧接端子の圧接刃の間への導体の圧接を不可能にさせ
る、というような問題は生じない。
着した圧縮端子の圧接刃の間に導体を圧接させると、全
圧接刃の累積変形量が制限され、隣り合う圧接刃同士が
互いに支え合い、圧縮刃の角変形を防止することができ
る。側壁の厚みを端子間区画壁の厚みよりも厚くする
と、圧縮刃の角変形を防止する効果が大きくなる。その
ために、圧接刃のスプリングバックにより、端子間区画
壁(キャビティ壁)が倒れるように変形して、隣接する
圧接端子の圧接刃の間への導体の圧接を不可能にさせ
る、というような問題は生じない。
【0023】さらに、本発明によれば、コネクタハウジ
ングは、その外周壁の上面、切り欠き部の表面並びに端
子間区画壁の上面及び上面近傍表面に接するように、凹
凸を設けたカバーにより封止されるので、圧接端子間の
耐リーク性能が向上されると共に、圧縮刃の角変形が防
止される。
ングは、その外周壁の上面、切り欠き部の表面並びに端
子間区画壁の上面及び上面近傍表面に接するように、凹
凸を設けたカバーにより封止されるので、圧接端子間の
耐リーク性能が向上されると共に、圧縮刃の角変形が防
止される。
【0024】
【発明の効果】圧接端子間の耐リーク性能を向上させ、
且つ、圧接刃のスプリングバックによる端子間区画壁の
変形を防止した、コネクタハウジングを提供することが
できる。
且つ、圧接刃のスプリングバックによる端子間区画壁の
変形を防止した、コネクタハウジングを提供することが
できる。
【図1】本発明の一実施の形態を示すカバーを外した状
態のコネクタハウジングの斜視図である。
態のコネクタハウジングの斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示すコネクタハウジン
グに装着された圧接端子に導体を圧接する前の状態を示
す断面説明図である。
グに装着された圧接端子に導体を圧接する前の状態を示
す断面説明図である。
【図3】図2の圧接端子に導体を圧接した後の状態を示
す断面説明図である。
す断面説明図である。
【図4】従来のコネクタハウジングのキャビティに装着
された圧接端子に導体を圧接する前の状態を示す断面説
明図である。
された圧接端子に導体を圧接する前の状態を示す断面説
明図である。
【図5】図4の圧接端子に導体を圧接した後の状態を示
す断面説明図である。
す断面説明図である。
【図6】従来の別のコネクタハウジングのキャビティに
装着された圧接端子に導体を圧接する前の状態を示す断
面説明図である。
装着された圧接端子に導体を圧接する前の状態を示す断
面説明図である。
【図7】図6の圧接端子に導体を圧接した後の状態を示
す断面説明図である。
す断面説明図である。
1 コネクタハウジング 2 カバー 3 キャビティ 4 端子間区画壁(キャビテイ壁) 5 側壁 5a 外周壁 6 切り欠き部 10 圧接端子 11 圧接部 11a 圧接刃 20 絶縁被覆電線 20a 導体 30 導体圧縮装置 31 圧接パンチ 32 ガイド板
Claims (4)
- 【請求項1】 圧接端子よりも高い位置に形成された側
壁及び端子間区画壁によって形成される複数のキャビテ
ィにそれぞれ圧接端子を装着するコネクタハウジングに
おいて、圧接装置のガイド板が該側壁の内側に圧接端子
の圧接部を支持可能なように、該ガイド板を該圧接部の
上端よりも低い位置に差し入れるための切り欠き部を設
けると共に外周壁を該側壁の上部に設けたことを特徴と
するコネクタハウジング。 - 【請求項2】 切り欠き部より下の部分の側壁の厚みを
端子間区画壁の厚みよりも厚くしたことを特徴とする請
求項1記載のコネクタハウジング。 - 【請求項3】 切り欠き部を有する部分の側壁が外周
壁であることを特徴とする請求項1記載のコネクタハウ
ジング。 - 【請求項4】 外周壁の上面、切り欠き部の表面並びに
端子間区画壁の上面及び上面近傍表面に接するように凹
凸を設けたカバーで封止したことを特徴とする請求項1
又は2記載のコネクタハウジング。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14023597A JP3334100B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | コネクタハウジング |
US09/086,069 US6135827A (en) | 1997-05-29 | 1998-05-29 | Press connecting electrical connector with partition walls higher than terminal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14023597A JP3334100B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | コネクタハウジング |
Publications (2)
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