JPH10334757A - 照光式押釦スイッチ用押圧部材の製造方法 - Google Patents

照光式押釦スイッチ用押圧部材の製造方法

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JPH10334757A
JPH10334757A JP15308797A JP15308797A JPH10334757A JP H10334757 A JPH10334757 A JP H10334757A JP 15308797 A JP15308797 A JP 15308797A JP 15308797 A JP15308797 A JP 15308797A JP H10334757 A JPH10334757 A JP H10334757A
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮光性着色層の形成に際しての樹脂組成物の
取扱が容易に行え、また、遮光性着色層をレーザーによ
り除去して行う表示部の形成が短時間で効率的に行え、
さらに、明瞭な表示部が得られる照光式押釦スイッチ用
押圧部材の製造方法を提供する。 【解決手段】 キャリアフィルム21上に遮光性樹脂組
成物22を層状にカレンダ成形により設けてシート状物
20を形成し、このシート状物20を彫り込み凹部30
aが形成された彫り込み金型30上に載置して遮光層成
形金型31により加圧、加熱して遮光性着色層17を形
成した後にキャリアフィルム21を剥離する。次に、彫
り込み金型30の彫り込み凹部30a底面の遮光性着色
層17上にピンを用いて透光性着色樹脂組成物を滴下
し、この透光性着色樹脂組成物を成形金型により加圧、
加熱して天面着色層を形成する。また、キャリアフィル
ム上に透光性着色樹脂組成物を層状に設けたシート状物
を形成し、このシート状物を彫り込み金型上30に載置
して成形金型により加圧、加熱して透光性着色層を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動体通信機器
等のデータ入力装置に部品として用いる照光式押釦スイ
ッチ用押圧部材の製造方法、特に、キートップ部を有す
る透光性基体に透光性着色層と遮光性着色層を積層し、
遮光性着色層をレーザーにより除去してキートップ部の
天面に符号等を形成する押圧部材であって、予めシート
状に成形した遮光性着色層や透光性着色層を金型装置に
よりさらに加圧して賦形し、この賦形された着色層に基
体を固着して押圧部材を製造する製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信機器等には、夜間等の使用を
考慮して照光式のデータ入力装置(押釦スイッチ)が用
いられている。一般に、このようなデータ入力装置は、
回路基板に押圧部材を直接に組み付けて構成され、回路
基板には固定接点やLED等の発光体が設けられたもの
が、また、押圧部材にはキートップ部を有する透光性の
基体に透光性着色層と遮光性着色層を積層して設け、キ
ートップ部天面部分の遮光性着色層をレーザー等で除去
して符号を形成したものが用いられる。
【0003】そして、上述した押圧部材の製造方法とし
ては、従来、特開平6−44855号公報等に記載され
たものが知られる。この特開平6−44855号公報に
は、加硫した遮光性シリコーンゴムシートと未加硫の遮
光性シリコーンゴムシートをカレンダ成形等で積層して
形成し、この積層したシリコーンゴムシートを彫り込み
金型上に載置し、遮光部成形金型により加圧、加熱して
遮光性着色層を成形し、次いで、彫り込み金型の彫り込
み部底面の積層シート上に着色液状シリコーンゴムを滴
下し、このシリコーンゴムを加熱して透光性着色層を成
形し、さらに、予めシート状に成形されたシリコーンゴ
ム組成物を彫り込み金型上に載置し、基体成形金型によ
り加圧、加熱して各層と一体の基体を成形し、次いで、
遮光性着色層をレーザーにより除去して文字等の表示部
を形成する製造方法が記載される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平6−44855号公報に記載の製造方法にあっ
ては、加硫した遮光性シリコーンゴムシートと未加硫の
遮光性シリコーンゴムシートを積層して遮光性着色層を
形成するため、遮光性着色層の厚みが大きく、レーザー
による表示部の形成に相当の時間を要し生産効率の低下
を招き、また、完成した押圧部材としても表示部の視認
性、特に、斜め方向からの視認性が低下し、さらに、表
示部の彫り込み深さが深くなることから指触感も損なわ
れるという問題があった。この発明は、上記問題に鑑み
なされたもので、遮光性着色層を薄く形成でき、表示部
の視認性と指触感に優れ、効率的な生産が可能な製造方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、ベース部からキートップ
部が表面側へ膨出した基体と、該基体の表面全面に形成
された遮光性着色層と、該遮光性着色層を文字・記号形
状に除去してなる表示部とを備える照光式押釦スイッチ
用押圧部材を製造する製造方法において、キャリアフィ
ルム上に遮光性着色樹脂組成物で遮光性着色層を積層形
成してシート状物を作製し、該シート状物を、前記キー
トップ部と対応した彫り込み凹部が形成された彫り込み
金型に前記遮光性着色層が前記彫り込み凹部の開口面と
対面する状態で載置し、前記シート状物を遮光層成形金
型で押圧してシート状物を賦形した後、該賦形されたシ
ート状物から前記キャリアフィルムを剥離し、次に、略
板状に成形された未加硫ゴム組成物を前記彫り込み金型
の彫り込み凹部開口面上に載置し、該未加硫ゴム組成物
を基体成形金型により押圧して前記遮光性着色層上に基
体を成形した後に前記彫り込み金型から取り外し、前記
遮光性着色層をレーザーにより除去して表示部を形成す
る。
【0006】そして、請求項1に記載の発明は、照光式
押釦スイッチ用押圧部材が前記基体と前記遮光性着色層
との間に透光性着色層を有し、前記基体を成形する前
に、キャリアフィルム上に透光性着色樹脂組成物で透光
性着色層を積層形成して第2シート状物を作製し、該第
2シート状物を前記彫り込み金型の彫り込み凹部開口面
上に前記透光性着色層が前記彫り込み凹部開口と対面す
る状態で載置し、前記第2シート状物を透光層成形金型
で押圧して前記遮光性着色層上に重ねて賦形した後、該
賦形された第2シート状物から前記キャリアフィルムを
剥離し、前記透光性着色層上に前記基体を成形する態様
(請求項2)に具体化され、また、遮光性着色層、透光
性着色層および未加硫ゴム組成物をそれぞれ賦形後に直
ちに加硫硬化させる態様、例えば、型により加圧、加熱
する態様に、あるいは、未加硫ゴム組成物を賦形した後
に遮光性着色層と透光性着色層とともに加硫硬化させる
態様に構成される。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、ベース部
からキートップ部が表面側へ膨出した基体と、前記キー
トップ部天面の少なくとも一部に積層形成された透光性
の天面着色層と、該天面着色層および前記基体の表面全
面に形成された遮光性着色層と、該遮光性着色層を文字
・記号形状に除去してなる表示部とを備える照光式押釦
スイッチ用押圧部材を製造する製造方法において、キャ
リアフィルム上に遮光性着色樹脂組成物で遮光性着色層
を積層形成してシート状物を作製し、該シート状物を、
前記キートップ部と対応した彫り込み凹部が形成された
彫り込み金型上に前記遮光性着色層が前記彫り込み凹部
の開口面と対面する状態で載置し、前記シート状物を遮
光層成形金型で加圧、加熱して前記遮光性着色層を加硫
させ、該加硫硬化した遮光性着色層から前記キャリアフ
ィルムを剥離した後、前記彫り込み金型の彫り込み凹部
内底面の遮光性着色層上に流動性を有する透光性着色樹
脂組成物を載せ、該透光性着色樹脂組成物を金型により
加圧、加熱して前記彫り込み凹部内底面上の遮光性着色
層の少なくとも一部に天面着色層を成形し、次いで、略
シート状に成形された未加硫ゴム組成物を前記彫り込み
金型の彫り込み凹部開口面上に載置し、該未加硫ゴム組
成物を基体成形金型により加圧、加熱して前記透光性着
色層と一体に固着した基体を成形した後に前記彫り込み
金型から取り外し、前記遮光性着色層をレーザーにより
除去して前記表示部を形成する。
【0008】そして、請求項3に記載の発明は、照光式
押釦スイッチ用押圧部材が、前記基体と前記遮光性着色
層との間に透光性着色層を有し、前記基体を成形する前
に、キャリアフィルム上に透光性着色樹脂組成物で透光
性着色層を積層形成して第2シート状物を作製し、該第
2シート状物を前記彫り込み金型の彫り込み凹部開口面
上に前記透光性着色層が前記彫り込み凹部開口と対面す
る状態で載置して前記第2シート状物を透光層成形金型
で加圧、加熱し、前記透光性着色層を加硫して前記遮光
性着色層および前記天面着色層上に積層形成した後に前
記キャリアフィルムを剥離し、前記基体を前記透光性着
色層と固着させて成形する態様(請求項4)に具体化さ
れる。
【0009】照光式押釦スイッチ用押圧部材は、回路基
板に組み付けられ、回路基板とともに照光式押釦スイッ
チを構成する。この押圧部材は、一般に、ベース部から
少なくとも1つのキートップ部が薄肉のスカート部を介
して膨出する基体、基体の表面(キートップ部の膨出側
の面)全面に形成された透光性着色層、キートップ部天
面の透光性着色層上に形成された天面着色層、透光性着
色層および天面着色層上に積層形成された遮光性着色
層、キートップ部天面等の遮光性着色層を文字等の形状
に穿設してなる表示部を有するが、照光式押釦スイッチ
の種類等に応じて透光性着色層や天面着色層の形成が省
略される。
【0010】遮光性着色層は、シート状物を彫り込み金
型上に載置し、このシート状物を彫り込み金型と遮光層
成形金型との間で加圧して成形される。シート状物はカ
レンダ成形等で製作され、キャリアフィルムには厚さが
25〜50μmのポリエチレンテレフタレート等の熱可
塑性樹脂シート、望ましくは、表面にテトラフルオロエ
チレン等のフッ素化合物で離型処理が施された樹脂シー
トが用いられ、また、遮光性着色樹脂組成物には樹脂バ
インダに顔料と架橋剤等を配合した未加硫のものが用い
られる。この遮光性着色樹脂組成物は、樹脂バインダに
シリコーン系のもの等、顔料にカーボンブラック等のレ
ーザー光の吸収性に優れたものが用いられる。
【0011】彫り込み金型は、彫り込み凹部がキートッ
プ部と対応し、押圧部材の表面形状を賦形する。遮光層
成形金型は、彫り込み凹部内に所定の隙間をもって遊合
可能な形状の成形部、例えば、彫り込み凹部より小さな
相似形状の成形部を有し、遮光性着色層の裏面側形状を
賦形する。これら彫り込み金型および遮光層成形金型に
は、必要に応じて加熱手段や温度調節手段が組み込まれ
る。
【0012】基体は、カレンダ成形や射出成形等で板状
に予め成形された未加硫ゴム組成物を、彫り込み金型に
遮光性着色層(天面着色層、透光性着色層)が形成され
た後に彫り込み金型上に載置し、基体成形金型により加
圧して成形される。未加硫ゴム組成物は、硬化した時の
硬さ(IRHD)が80以下で反撥弾性率が40%以上
のゴムやエラストマ、具体的には、シリコーンゴムに架
橋剤等を配合したもの等が用いられる。基体成形金型
は、基体の裏面形状を賦形する成形部を有し、また、加
熱手段や温度調節手段が必要に応じて適宜設けられる。
【0013】透光性着色層は、遮光性着色層と同様に、
第2シート状物を遮光性着色層(天面着色層)が形成さ
れた後に彫り込み金型上に載置し、第2シート状物を透
光層成形金型で加圧して成形される。第2シート状物
は、上述したシート状物と同様に、キャリアフィルムと
して離型処理が施されたPETシート等が、透光性着色
樹脂組成物として樹脂バインダに架橋剤や顔料等を配合
した未加硫の透光性のものが用いられ、カレンダ成形に
より分出し成形される。透光層成形金型は、透光性着色
層の裏面形状を賦形する成形部を有し、また、加熱手段
等が必要に応じて設けられる。
【0014】天面着色層は、彫り込み金型の彫り込み凹
部に遮光性着色層が形成された後に、ピンやディスペン
サ等を用いて透光性着色樹脂組成物を注入し、この樹脂
組成物を天面層成形金型により加圧して成形される。透
光性着色樹脂組成物は、透明な樹脂バインダに顔料や架
橋剤等を配合したもので、望ましくは、糸引き等を防止
する点から粘度が20ポイズ〜100ポイズ程度の流動
性、より望ましくは、取扱の便宜等から40ポイズ〜6
0ポイズの粘度を有するものが用いられる。
【0015】表示部は、遮光性着色層をレーザーマーカ
ーにより除去した文字や記号、符号形状の穴(溝)から
なる。この表示部の形成には、Nd:YAGレーザー等
のレーザーマーカーを走査すること、あるいは、レーザ
ー光をマスクを介し照射すること等で行う。
【0016】
【作用】この発明にかかる照光式押釦スイッチ用押圧部
材の製造方法は、カレンダ成形等により遮光性着色樹脂
組成物がキャリアフィルム上に積層されたシート状物を
得、このシート状物を加圧(圧縮)して遮光性着色層を
成形、すなわち、遮光性着色樹脂組成物をキャリアフィ
ルムと積層された状態で加圧して遮光性着色層を成形す
る。このため、遮光性着色層を薄肉化でき、後の表示部
の形成を低出力のレーザーで短時間で行え、また、視認
性、指触感に優れた表示部が得られる。また、請求項2
(4)に記載の製造方法は、透光性着色樹脂組成物をキ
ャリアフィルムに積層されたシート状に成形、分出しを
行い、このキャリアフィルムに積層された透光性着色樹
脂組成物を加圧して透光性着色樹脂組成物を成形するた
め、透光性着色層も薄肉化できる。
【0017】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1から図6はこの発明の一の実施の
形態にかかる照光式押釦スイッチ用押圧部材の製造方法
を示し、図1から図5が中間製造工程を示す模式断面
図、図6が完成品である押圧部材の模式断面図である。
【0018】先ず、図6を参照して完成品である押圧部
材を説明すると、押圧部材1は、回路基板への支承部と
してのベース部11、天面に数字キーや機能キー等と対
応した表示部18が形成された操作部としての複数のキ
ートップ部12、キートップ部12の押圧操作に反撥弾
性を付与する薄肉のスカート部13、接点取付部14を
一体に有する。この押圧部材1は、透明あるいは半透明
の基体10の表面全面に透光性着色層15を、キートッ
プ部12天面の透光性着色層15上に透光性の天面着色
層16を、この天面着色層16と透光性着色層15の全
面に遮光性着色層17を積層形成され、キートップ部1
2天面に遮光性着色層16を穿設してなる表示部18を
有する。
【0019】後に詳述するように、基体10は透明なゴ
ムやエラストマ等から、透光性着色層15は酸化チタン
等の光散乱性に富む白色系の顔料が配合された透光性樹
脂から、天面着色層16は有彩色の顔料等が配合された
透光性樹脂から、遮光性着色層17はカーボンブラック
等のレーザー光吸収性と遮光性に優れた黒色顔料が配合
された遮光性樹脂からなり、表示部18は遮光性着色層
17をレーザーにより溝状に除去して形成され、また、
接点取付部14に可動接点が基体10と同時に二色成形
で、あるいは、最終工程において接着等で設けられる。
【0020】そして、上述した押圧部材1は、以下に述
べるようにして製造される。すなわち、先ず、図1aに
示すように、遮光性着色樹脂組成物21をキャリアフィ
ルム22上にカレンダロール等で20μm〜50μmの
厚みの層状に成形して分出しを行い、完成品である押圧
部材1と同程度の大きさのシート状物20を得る。遮光
性着色樹脂組成物は、シリコーンゴム等の樹脂バインダ
にカーボンブラック等の黒色顔料と架橋剤等を配合した
未加硫のものが用いられる。また、キャリアフィルム2
2は、厚みが25μm〜50μm程度のPET等の熱可
塑性樹脂の樹脂フィルムであって、遮光性着色樹脂組成
物21が積層される面(表面)にフッ素化合物等で離型
処理が施されたものが用いられる。
【0021】次に、図1bに示すように、キートップ部
12と対応した複数の彫り込み凹部30aが形成された
彫り込み金型30と、彫り込み凹部30a内に遮光性着
色層17と対応した所定のクリアランスをもって遊合可
能な成形凸部31aが形成された遮光層成形金型31を
用いて遮光性着色層17を成形する。ここでは、シート
状物20を彫り込み金型30上に遮光性着色樹脂組成物
21が彫り込み金型30の彫り込み凹部30a開口面と
対面する状態で載置し、シート状物20を彫り込み金型
30と遮光層成形金型31により加圧、加熱して遮光性
着色樹脂組成物21を彫り込み金型30の面に沿わせて
硬化、すなわち、遮光性着色層17を成形する。そし
て、遮光性着色樹脂組成物21が硬化した後に、図1c
に示すように、遮光層成形金型31を彫り込み金型30
から離間させて型開きし、キャリアフィルム22を剥離
する。
【0022】続いて、図2aに示すように、彫り込み金
型30の一部の彫り込み凹部30a内に滴下防止金型3
2を装填して彫り込み凹部30a内底面の遮光性着色層
17の一部を覆い、この状態で、複数の装填部33a,
33bを有するピン33により透光性着色樹脂組成物4
1を所定の彫り込み凹部30a内底面の遮光性着色層1
7上に付着させる。すなわち、ピン33の装填部33
a,33b先端に透光性着色樹脂組成物41を付着さ
せ、これら装填部33a,33bを彫り込み凹部30a
内に挿入して底面の遮光性着色層17上に透光性着色樹
脂組成物41を付着させる。透光性着色樹脂組成物41
は、バインダに白色や有彩色の顔料と架橋剤等を配合し
た未加硫のもので、20〜100ポイズ程度の粘度、望
ましくは、40〜60ポイズ程度の粘度に調整したもの
が用いられる。なお、この透光性着色樹脂組成物41
は、機能キー等の一部のキートップ部12と対応した一
部の彫り込み凹部30a内に入れ、また、各彫り込み凹
部30aにそれぞれ異なる色彩の顔料を配合したものを
用いることができ、さらに、所定の大きさのシート状に
裁断されたものを用いることもできる。
【0023】そして、図2bに示すように、複数の成形
凸部34a,34bを有する天面着色層成形用金型34
を用い、透光性着色樹脂組成物41を成形する。ここで
は、成形金型34の一方の成形凸部34aを壁面が遮光
性着色層17により被覆された彫り込み凹部30a内に
嵌入させ、また、他方の成形凸部34bを滴下防止金型
32が装填された彫り込み凹部30a内に嵌入させ、図
2cに示すように、これら成形凸部34a,34bによ
り透光性着色樹脂組成物41を加圧、加熱して天面着色
層16を成形する。
【0024】また、図3aに示すように、前述した遮光
性着色層17の形成(図1)と同様に、透光性着色樹脂
組成物51をキャリアフィルム52上にカレンダロール
等で20μm〜50μmの厚みに層状に成形して分出し
を行い、完成品である押圧部材1と同程度の大きさのシ
ート状物50を得る。透光性着色樹脂組成物は、シリコ
ーンゴム等の樹脂バインダに光散乱性に富む二酸化チタ
ン等の白色顔料と架橋剤等を配合した未加硫のものが用
いられる。また、キャリアフィルム52は、厚みが25
μm〜50μm程度のPET等の樹脂フィルムであっ
て、透光性着色樹脂組成物51が積層される面(表面)
にフッ素化合物等で離型処理が施されたものが用いられ
る。
【0025】次に、図3bに示すように、天面着色層1
6が形成された彫り込み金型30上に、上述したシート
状物50を透光性樹脂組成物51を透光性樹脂組成物5
1が彫り込み凹部30a開口面と対面するように載置
し、複数の成形凸部35aが形成された透光層成形金型
35により透光性着色層15を形成する。すなわち、透
光層成形金型35の成形凸部35aを彫り込み金型30
の彫り込み凹部30a内に嵌入させ、彫り込み金型30
と透光層成形金型35との間でシート状物50を加圧、
加熱して透光性着色樹脂組成物51を硬化、すなわち、
透光性着色層15を形成する。そして、図3cに示すよ
うに、キャリアフィルム52を剥離する。
【0026】さらに、シリコーンゴム等の未加硫ゴム組
成物を射出成形やカレンダ成形等で板状(シート状)に
成形してシート状物60を得る。そして、図4に示すよ
うに、透光性着色層15が形成された彫り込み金型30
上に未加硫ゴム組成物のシート状物60を載置し、この
シート状物60を基体成形金型36により彫り込み金型
30との間で加圧、加熱する。すなわち、未加硫ゴム組
成物60を加硫して透光性着色層15と一体に固着した
基体10を成形する。そして、透光性着色層15,天面
着色層16および遮光性着色層17が一体に積層形成さ
れた基体10を彫り込み金型30から取り外す。
【0027】次に、各層15,16,17が形成された
基体10を次工程に移送して表示部18を形成する。こ
の表示部18の形成は、図5に示すように、基体10を
所定の位置に位置決めし、基体10のキートップ部12
天面にレーザーマーカー70からマスク71を介してレ
ーザーを照射し、キートップ部12天面の遮光性着色層
17を記号や符号形状に除去する。レーザーマーカー7
0は周知のYAGレーザー等が、マスク71はガラスマ
スク等が用いられる。
【0028】上述したように、この実施の形態は、遮光
性着色層17の形成に際して、カレンダ成形等でキャリ
アフィルム22上に遮光性着色樹脂組成物21を層状に
成形してシート状物20を作製し、このシート状物20
を加圧、加熱する。このため、シート状物20を彫り込
み金型30上に載置する等の取扱が容易であり、また、
遮光性着色層17の厚みが過大となることが無く、表示
部18の形成も短時間で容易に行え、優れた生産性が得
られる。同様に、透光性着色層15も、キャリアフィル
ム52上に透光性着色樹脂組成物51が層状に設けられ
たシート状物50を用いて形成するため、薄く成形で
き、優れた透光性が得られる。
【0029】なお、上述した実施の形態においては、透
光性着色層15と天面着色層16を有する押圧部材1の
製造を例示するが、これら透光性着色層15と天面着色
層16を有さない押圧部材1の製造にも適用することが
できる。また、上述した実施の形態は、各層15,1
6,17の成形に際し同時に加熱して加硫させるが、成
形毎の加熱を省略して後に一括して加硫させること、例
えば、透光性着色層15を形成した後に加熱して透光性
着色層15と遮光性着色層17を加硫すること、あるい
は、基体10を成形した後に加熱して基体10、透光性
着色層15および遮光性着色層17を一括して加硫する
ことも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
照光式押釦スイッチ用押圧部材の製造方法によれば、キ
ャリアフィルム上に着色樹脂組成物を層状に設けたシー
ト状物を構成し、このシート状物を彫り込み金型と成形
金型との間で加圧して遮光性着色層(透光性着色層)を
成形するため、成形に際して取扱が容易に行え、また、
薄い着色層が得られ、レーザーによる表示部の形成等が
短時間で行え、さらに、明瞭な表示部が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態にかかる照光式押釦
スイッチ用押圧部材の製造方法における遮光性着色層の
製造過程をアルファベット順に示す模式断面図である。
【図2】同製造方法における天面着色層の製造過程をア
ルファベット順に示す模式断面図である。
【図3】同製造方法における透光性着色層の製造過程を
アルファベット順に示す模式断面図である。
【図4】同製造方法における基体の製造過程を示す模式
断面図である。
【図5】同製造方法における表示部の形成過程を示す模
式断面図である。
【図6】同製造方法により製造された完成状態の押圧部
材の模式断面図である。
【符号の説明】
1 押圧部材 10 基体 11 ベース部 12 キートップ部 13 スカート部 15 透光性着色層 16 天面着色層 17 遮光性着色層 18 表示部 20 シート状物 21 遮光性着色樹脂組成物 22 キャリアフィルム 30 彫り込み金型 30a 彫り込み凹部 31 遮光層成形金型 32 滴下防止金型 33 ピン 34 天面着色層成形金型 35 透光層成形金型 36 基体成形金型 41 透光性着色樹脂組成物 50 シート状物 51 透光性着色樹脂組成物 52 キャリアフィルム 60 シート状物 70 レーザーマーカー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部からキートップ部が表面側へ膨
    出した基体と、該基体の表面全面に形成された遮光性着
    色層と、該遮光性着色層を文字・記号形状に除去してな
    る表示部とを備える照光式押釦スイッチ用押圧部材を製
    造する製造方法において、 キャリアフィルム上に遮光性着色樹脂組成物で遮光性着
    色層を積層形成してシート状物を作製し、該シート状物
    を、前記キートップ部と対応した彫り込み凹部が形成さ
    れた彫り込み金型に前記遮光性着色層が前記彫り込み凹
    部の開口面と対面する状態で載置し、前記シート状物を
    遮光層成形金型で押圧してシート状物を前記彫り込み金
    型に貼合した状態で賦形した後、該賦形されたシート状
    物から前記キャリアフィルムを剥離し、 次に、略板状に成形された未加硫ゴム組成物を前記彫り
    込み金型の彫り込み凹部開口面上に載置し、該未加硫ゴ
    ム組成物を基体成形金型により押圧して前記遮光性着色
    層上に基体を成形した後に前記彫り込み金型から取り外
    し、前記遮光性着色層をレーザーにより除去して表示部
    を形成することを特徴とする照光式押釦スイッチ用押圧
    部材の製造方法。
  2. 【請求項2】 照光式押釦スイッチ用押圧部材が前記基
    体と前記遮光性着色層との間に透光性着色層を有し、前
    記基体を成形する前に、キャリアフィルム上に透光性着
    色樹脂組成物で透光性着色層を積層形成して第2シート
    状物を作製し、該第2シート状物を前記彫り込み金型の
    彫り込み凹部開口面上に前記透光性着色層が前記彫り込
    み凹部開口と対面する状態で載置し、前記第2シート状
    物を透光層成形金型で押圧して前記遮光性着色層上に重
    ねて賦形した後、該賦形された第2シート状物から前記
    キャリアフィルムを剥離し、前記透光性着色層上に前記
    基体を成形するようにした請求項1に記載の照光式押釦
    スイッチ用押圧部材の製造方法。
  3. 【請求項3】 ベース部からキートップ部が表面側へ膨
    出した基体と、前記キートップ部天面の少なくとも一部
    に積層形成された透光性の天面着色層と、該天面着色層
    および前記基体の表面全面に形成された遮光性着色層
    と、該遮光性着色層を文字・記号形状に除去してなる表
    示部とを備える照光式押釦スイッチ用押圧部材を製造す
    る製造方法において、 キャリアフィルム上に遮光性着色樹脂組成物で遮光性着
    色層を積層形成してシート状物を作製し、該シート状物
    を、前記キートップ部と対応した彫り込み凹部が形成さ
    れた彫り込み金型上に前記遮光性着色層が前記彫り込み
    凹部の開口面と対面する状態で載置し、前記シート状物
    を遮光層成形金型で加圧、加熱して前記遮光性着色層を
    前記彫り込み金型に貼合した状態で加硫させ、該加硫硬
    化した遮光性着色層から前記キャリアフィルムを剥離し
    た後、 前記彫り込み金型の彫り込み凹部内底面の遮光性着色層
    上に流動性を有する透光性着色樹脂組成物を載せ、該透
    光性着色樹脂組成物を金型により加圧、加熱して前記彫
    り込み凹部内底面上の遮光性着色層の少なくとも一部に
    天面着色層を成形し、 次いで、略シート状に成形された未加硫ゴム組成物を前
    記彫り込み金型の彫り込み凹部開口面上に載置し、該未
    加硫ゴム組成物を基体成形金型により加圧、加熱して前
    記透光性着色層と一体に固着した基体を成形した後に前
    記彫り込み金型から取り外し、前記遮光性着色層をレー
    ザーにより除去して前記表示部を形成することを特徴と
    する照光式押釦スイッチ用押圧部材の製造方法。
  4. 【請求項4】 照光式押釦スイッチ用押圧部材が、前記
    基体と前記遮光性着色層との間に透光性着色層を有し、
    前記基体を成形する前に、キャリアフィルム上に透光性
    着色樹脂組成物で透光性着色層を積層形成して第2シー
    ト状物を作製し、該第2シート状物を前記彫り込み金型
    の彫り込み凹部開口面上に前記透光性着色層が前記彫り
    込み凹部開口と対面する状態で載置して前記第2シート
    状物を透光層成形金型で加圧、加熱し、前記透光性着色
    層を加硫して前記遮光性着色層および前記天面着色層上
    に積層形成した後に前記キャリアフィルムを剥離し、前
    記基体を前記透光性着色層と固着させて成形する請求項
    3に記載の照光式押釦スイッチ用押圧部材の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014112429A1 (ja) * 2013-01-15 2014-07-24 富士フイルム株式会社 耐熱性加飾用着色組成物、静電容量型入力装置の製造方法および静電容量型入力装置、並びに、これを備えた画像表示装置
EP2706548B1 (de) * 2012-09-11 2016-11-02 Berker GmbH & Co. KG Elektrisches Schaltgerät

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