JPH1033422A - 真空掃除機 - Google Patents

真空掃除機

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JPH1033422A
JPH1033422A JP9093351A JP9335197A JPH1033422A JP H1033422 A JPH1033422 A JP H1033422A JP 9093351 A JP9093351 A JP 9093351A JP 9335197 A JP9335197 A JP 9335197A JP H1033422 A JPH1033422 A JP H1033422A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーが、掃除時に、微細な異物を見られ
るよう吸入体に照明装置を設けて、掃除を容易にする真
空掃除機を提供する。 【解決手段】 異物が吸い込まれる吸入体に、掃除面を
水平方向に近く照らす照明装置を設けて、掃除面につい
ている異物を可視領域に入らせた。従って、ユーザーは
掃除面についている微細な異物の位置が判断でき、異物
のついている箇所へ吸入体を移動させつつ掃除を行っ
て、短時間内にきれいに掃除し得る利点がある。また、
室内照明の死角地帯を掃除する場合は、吸入体について
いる照明装置が死角地帯を照明するので、容易に掃除が
行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空掃除機に係
り、特に、真空掃除機を使用する際、埃や異物が最初に
吸い込まれる吸入体に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、真空掃除機は、掃除機本体の内
部と外部との圧力差により生ずる吸入力を用いて埃など
を吸い込むことにより掃除を行う。図７は、かかる機能
を果たす一般の真空掃除機の全体的な構成を示す。
【０００３】真空掃除機は、図７に示したように、内部
に駆動手段（図示せず）と集埃手段（図示せず）とを備
えた本体１０と、本体１０から発生される吸入力により
異物が吸い込まれる吸入体３０と、吸入体３０と本体１
０とを連結する延長管２０と連結ホース２２とに大別さ
れる。本体１０と連係された連結ホース２２の一方の端
部は、取っ手部２３が備えられた連結パイプ２１の一方
の端部と結合され、連結パイプ２１の他方の端部は、吸
入体３０と連係された延長管２０が結合され、延長管２
０と連結ホース２２とが連通されるよう結合される。２
４は、操作部である。
【０００４】本体１０は、駆動手段（図示せず）のモー
タ（図示せず）の作動により吸入力を発生し、内部の一
方の側に集埃手段（図示せず）の集埃封筒（図示せず）
を備えて、吸い込まれる異物を集埃する。そして、連結
パイプ２１と、伸縮資材により構成された連結ホース２
２とは、異物が流入される流路であり、吸入体３０は、
底面に吸収口３１、延長管２０と連通された吸入流路３
２が形成されていて、これを介して空気と異物が掃除面
で最初に吸い込まれる。３３は、吸入体３０を容易に動
かせるよう備えられたローラである。
【０００５】このように構成された一般の真空掃除機
は、ユーザーが取っ手部２３と延長管２０とを握り、操
作部２４を介して操作すれば、本体１０で駆動手段であ
るモータ（図示せず）が作動して吸入力を形成する。こ
れにより、吸入体３０と延長管２０、連結パイプ２１及
び連結ホース２２を介して、相当な速度で、空気が本体
１０内に吸い込まれることにより、掃除面に存在する埃
などの異物が空気と共に吸入口３１と吸入流路３２とを
経て吸い込まれ、本体１０の集埃封筒（図示せず）に集
埃され、掃除が行われる。即ち、真空掃除機は、本体１
０で形成された吸入力により、吸入体３０を介して異物
が吸い込まれ、延長管２０と連結ホース２２とを通して
本体１０に最終的に集埃される。
【０００６】かかる真空掃除機は、異物がついている箇
所へ吸入体３０を移動させつつ掃除を行うべきである。
しかし、暗い死角地帯を掃除する場合、ユーザーは掃除
面が良く見えなくて容易に掃除できず、掃除面に存在す
る微細な埃などをよく見られなくて掃除状態が判断でき
ない。従って、ユーザーは、掃除状態の判別が不可能な
ので、吸入体３０を掃除面で繰り返して移動させること
により、時間と電力の浪費を招く。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は前述
した事情に鑑みて案出されたもので、その目的は、異物
が吸い込まれる吸入体に、掃除面を水平方向に近づいて
照らす照明装置を設けることにより、室内照明の死角地
帯を照らして容易な掃除ができ、かつ、掃除面について
いる異物を可視領域に入らせて、ユーザーが掃除面につ
いている微細な異物の位置が判断できる真空掃除機を提
供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、本体から発生される吸入力により異
物が吸い込まれるよう吸入流路の形成された吸入体を備
えた真空掃除機において、前記吸入体は掃除面を照らす
照明装置を備えることを特徴とする。
【０００９】ここで、前記照明装置は、前記吸入体に前
面が開口されるように形成された設置溝に内設され、掃
除面を照らす電球を備えることを特徴とする。
【００１０】また、前記電球は、掃除面を横方向に照ら
すよう所定の長さを有するハロゲン電球であることを特
徴とする。
【００１１】また、前記設置溝の開口部には、光透過性
材質の投影窓が備えられることを特徴とする。
【００１２】また、前記吸入体は、前記電球を冷却する
冷却手段を備えることを特徴とする。
【００１３】また、前記冷却手段は、前記設置溝と前記
吸入流路とが連通して備えられた放熱ホールを備えるこ
とを特徴とする。
【００１４】また、前記設置溝には、外部と連通され、
吸気が流入される流入ホールが備えられることを特徴と
する。
【００１５】また、前記流入ホールには、前記設置溝の
内部に異物の流入を防ぐフィルタが備えられることを特
徴とする。
【００１６】また、前記照明装置は、前記吸入体に着脱
自在に結合され、内部に掃除面を照らすよう電球が内設
されたケースを備えることを特徴とする。
【００１７】また、前記ケースは、先端部が前記吸入体
に形成された締結孔に挿脱される締結片を備えることを
特徴とする。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき、本
発明の真空掃除機の望ましい実施の形態を詳述する。
【００１９】本発明による真空掃除機は、図１に示した
ように、駆動手段（図示せず）により吸入力を発生さ
せ、吸い込まれる異物を集埃する集埃手段（図示せず）
が備えられた本体１００と、本体１００から発生された
吸入力により異物が吸い込まれるよう下面に吸入口３１
０が形成され、内部に吸入流路３２０が備えられた吸入
体３００とから成る。かかる吸入体３００と本体１００
とは、延長管２００と取っ手部２３０とが備えられた連
結パイプ２１０と、連結ホース２２０とを通して互いに
連通されている。２４０は、真空掃除機を操作する操作
部であり、３３０は、吸入体３００の流動を容易にする
ローラである。
【００２０】そして、吸入体３００の前方には、本発明
の特徴的な要素であって、掃除面を水平方向に照らす照
明装置４００が設けられているが、図２〜図４に基づ
き、詳述する。
【００２１】まず、吸入体３００の前方の縁下部には、
長手方向に延長されて前面が開口された設置溝４１０が
形成されているが、これは、できるだけ掃除面と隣接
し、長手方向に所定の長さを有するように延長されてい
る。設置溝４１０の内部には、所定の長さを有する電球
４２０が設けられている。この際、電球４２０は、光の
直進性の強いハロゲン電球を使用するのが望ましい。そ
して、設置溝４１０の開口部には、一種の蓋体であっ
て、光透過性材質より成る投影窓４３０が設けられてい
る。投影窓４３０は、外部の衝撃により電球４２０が損
傷されることを防ぎ、設置溝４１０の内部に異物が流入
されることを防ぐ。従って、吸入体３００を掃除面に位
置させれば、吸入体３００の前方に設けられた照明装置
４００の電球４２０が、投影窓４３０を通して掃除面を
水平方向に照らすことにより、掃除面に存在する異物が
ユーザーに良く見える。
【００２２】一方、電球４２０が長時間作動すれば、過
熱され、この耐久性が劣化するが、吸入体３００に流入
ホール４５０と放熱ホール４４０とが形成され、電球４
２０が作動中に冷却される。即ち、吸入体３００には、
電球４２０を冷却するための冷却手段として、設置溝４
１０が外部と連通するよう形成された流入ホール４５０
と、設置溝４１０と吸入流路３２０とが連通されるよう
備えられた多数個の放熱ホール４４０とが構成されてい
る。そして、流入ホール４５０と放熱ホール４４０とに
は、異物が電球４２０の設けられた設置溝４１０の内部
に流入されることを防止するフィルタ４５１、４４１が
設けられる。よって、掃除機の作動時、本体１００から
発生する吸収力により、吸入口３１０と吸入流路３２０
とに空気と異物が吸い込まれるが、放熱ホール４４０が
吸入流路３２０と連通されているので、流入ホール４５
０を介して外気が設置溝４１０の内部に流れ込まれ、こ
の空気は、放熱ホール４４０を通して吸入流路３２０に
吸い込まれる。つまり、設置溝４１０の内部には、流入
ホール４５０を介して外部空気が流れ込まれつつ、放熱
ホール４４０を通して吸入流路３２０へ吸入循環される
ことにより、これに設けられた電球４２０は、循環空気
により冷却される。これについては、作動説明で、改め
て詳述する。
【００２３】ついで、このように構成された本発明によ
る真空掃除機の作動を説明する。
【００２４】まず、取っ手部２３０に備えられた操作部
２４０を作動すれば、本体１００ではモータ（図示せ
ず）が駆動して吸入力が生じ、ユーザーは、延長管２０
０と取っ手部２３０とを握り、吸入口３１０を介して異
物が流入されるよう吸入体３００を移動させつつ掃除を
行う。
【００２５】この際、吸入体３００の前方の設置溝４１
０に設けられた照明装置４００の電球４２０は、投影窓
４３０を介して掃除面を水平に近く強く照らすことによ
り、掃除面についている微細な異物の位置を目で確かめ
られる。即ち、掃除面を水平に近く電球４２０が照らし
ているので、異物のついている掃除面には、光が照らさ
れる方向に異物の影ができ、これにより、ユーザーは、
微細な異物であっても見られることになる。
【００２６】従って、ユーザーは、埃などの異物が多く
ついている箇所が確認できることになって、ここに吸入
体３００を集中的に移動させ、掃除を行う。また、ユー
ザーが見たとき、異物の影が見られなければ、掃除が終
わったと判断することができるので、掃除を迅速に終え
られる。即ち、不要な真空掃除機の作動を省く。そし
て、室内照明の死角地帯を掃除する場合も、吸入体３０
０に備えられた照明装置４００が死角地帯を照らすの
で、掃除を容易に行える。
【００２７】一方、掃除機を長時間使用すれば、電球４
２０が過熱され、この耐久性において問題点が生ずる
が、吸入体３００には設置溝４１０と連通された流入ホ
ール４５０と、吸入流路３２０と連通された放熱ホール
４４０とが備えられていて、電球４２０が冷却される。
これをさらに詳細に説明すれば、本体１００から発生さ
れる吸入力により、吸入口３１０と吸入流路３２０とを
通して空気と異物が共に流れ込まれるが、この吸入力に
より、流入ホール４５０を介して電球４２０の設けられ
た設置溝４１０の内部に外部空気が流れ込まれ、引き続
き、放熱ホール４４０を介して吸入流路３２０に吸い込
まれる。従って、電球４２０は空気の循環流路中に設け
られていて、作動中に発生する熱が冷却される。この
際、流入ホール４５０を介して設置溝４１０の内部に異
物が流れ込まれると、電球４２０の照射能力が弱まる
が、これは、フィルタ４５１により防がれる。
【００２８】そして、この技術的な思想は、これに限ら
ず、図５及び図６に示したように、吸入体３００の上側
部に照明装置４００を着脱自在に設けても、本発明によ
る目的が達成できるのはもちろんである。
【００２９】即ち、照明装置４００は、掃除面を水平方
向に近く照明するよう吸入口３１０と吸入流路３２０と
が形成された吸入体３００の上側部に設けられている
が、これは、前面が開口されるように設置溝４００ｂの
形成されたケース４００ａと、設置溝４００ｂに備えら
れた電球４２０とより成されている。このケース４００
ａは、吸入体３００の上部に着脱自在に設けられる。こ
のため、吸入体３００の上側部には、くぼんだ締結孔４
００ｄが長手方向に形成されており、ケース４００ａの
下部には、先端部が下向きになり、弾性力を有する締結
片４００ｃが構成されている。従って、締結片４００ｃ
の先端部が締結孔４００ｄに弾性的に結合されて、ケー
ス４００ａが吸入体３００に着脱自在に結合され、掃除
時、ケース４００ａに設けられた電球４２０が掃除面を
照らすことにより、掃除を容易に行える。
【００３０】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による真空掃
除機は、異物の吸い込まれる吸入体に、掃除面を水平方
向に近く照らす照明装置を設けて掃除面についている異
物を可視領域に入らせた。従って、ユーザーは、掃除面
についている微細な異物の位置を判断でき、異物のつい
ている箇所へ吸入体を移動させつつ掃除を行って、短時
間内にきれいに掃除し得る利点がある。また、室内照明
の死角地帯を掃除する場合は、吸入体についている照明
装置が死角地帯を照明するので、容易に掃除を行える。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による真空掃除機の実施の形態の全体的
な構成を示す概略図である。
【図２】本発明による吸入体を拡大して示した抜粋斜視
図である。
【図３】本発明による照明装置の構造を示した分解斜視
図である。
【図４】本発明による照明装置の構造を示した吸入体の
側断面図である。
【図５】本発明の真空掃除機の他の実施の形態の構成を
示す概略図である。
【図６】図５の他の実施の形態による照明装置の構成を
示した吸入体の側断面図である。
【図７】一般の真空掃除機の全体的な構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】
１００・・・本体 ２００・・・延長管 ３００・・・吸入体 ３１０・・・吸入口 ３２０・・・吸入流路 ４００・・・照明装置 ４１０・・・設置溝 ４２０・・・電球 ４３０・・・投影窓 ４４０・・・放熱ホール ４４１・・・フィルタ ４５０・・・流入ホール ４５１・・・フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 ９６−１８２７９ (32)優先日 1996年５月28日 (33)優先権主張国 韓国（ＫＲ）

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 本体から発生される吸入力により異物が
    吸い込まれるよう吸入流路の形成された吸入体を備えた
    真空掃除機において、 前記吸入体は掃除面を照らす照明装置を備えることを特
    徴とする真空掃除機。
  2. 【請求項２】 前記照明装置は、前記吸入体に前面が開
    口されるように形成された設置溝に内設され、掃除面を
    照らす電球を備えることを特徴とする請求項１記載の真
    空掃除機。
  3. 【請求項３】 前記電球は、掃除面を横方向に照らすよ
    う所定の長さを有するハロゲン電球であることを特徴と
    する請求項２記載の真空掃除機。
  4. 【請求項４】 前記設置溝の開口部には、光透過性材質
    の投影窓が備えられることを特徴とする請求項２記載の
    真空掃除機。
  5. 【請求項５】 前記吸入体は、前記電球を冷却する冷却
    手段を備えることを特徴とする請求項２記載の真空掃除
    機。
  6. 【請求項６】 前記冷却手段は、前記設置溝と前記吸入
    流路とが連通して備えられた放熱ホールを備えることを
    特徴とする請求項５記載の真空掃除機。
  7. 【請求項７】 前記設置溝には、外部と連通され、吸気
    が流入される流入ホールが備えられることを特徴とする
    請求項６記載の真空掃除機。
  8. 【請求項８】 前記流入ホールには、前記設置溝の内部
    に異物の流入を防ぐフィルタが備えられることを特徴と
    する請求項７記載の真空掃除機。
  9. 【請求項９】 前記照明装置は、前記吸入体に着脱自在
    に結合され、内部に掃除面を照らすよう電球が内設され
    たケースを備えることを特徴とする請求項１記載の真空
    掃除機。
  10. 【請求項１０】 前記ケースは、先端部が前記吸入体に
    形成された締結孔に挿脱される締結片を備えることを特
    徴とする請求項９記載の真空掃除機。
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