JP2018094021A - 集塵機 - Google Patents

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Huy Hoang Bui
フイ ホァン ブイ
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隆如 田原
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Abstract

【課題】暗所でもホースの先端部やその周辺が見易い集塵機を提供する。【解決手段】集塵機1は、吸込口10に対してホース12やパイプ13を通じて間接的に接続されるノズル14を備えており、ノズル14に、バッテリ48と、これにより点灯可能なライトアタッチメント41が設けられている。ライトアタッチメント41は、他の部材と別体である。又、バッテリ48は、ノズル14のバッテリ装着部46に対して着脱可能である。更に、バッテリ48は、電動工具用バッテリである。【選択図】図1

Description

本発明は、タンク等の集塵部に塵埃を集める集塵機に関する。
下記特許文献1に示されるように、粉塵を収集するタンク部と、そのタンク部に着脱可能でありモータ及びファンを有するヘッド部とを備えており、ヘッド部に照明部が設けられた集塵機が知られている。
照明部は、タンク部のホース取付口の前方に、光を照射する。
国際公開第2016/042973号
特許文献1の集塵機では、ヘッド部の照明部により、タンク部のホース取付口の前方に光が照射されるところ、一般にホースは長く、ホースの先端部がホース取付口の前方に留まるとは限らないから、ホースの先端部が光の範囲の外に出てしまうことがある。この場合、暗所ではホースの先端部やその周辺が見難くなる。
そこで、本発明の主な目的の一つは、暗所でもホースの先端部やその周辺が見易い集塵機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、吸込口に直接的に又は間接的に接続されるノズルを備えており、前記ノズルから前記吸込口までの部分に、バッテリと、当該バッテリにより点灯可能なライト部と、が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、上記発明において、前記ライト部は、前記ノズルに設けられていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、上記発明において、前記バッテリは、前記ノズルに設けられていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、上記発明において、前記ライト部は、前記ノズルから前記吸込口までの部分に対して着脱可能であるライトアタッチメントであることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、上記発明において、前記ライト部は、前記バッテリが取り替え可能に設けられており前記ノズルから前記吸込口までの部分に対して着脱可能であるライトアタッチメントであることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、上記発明において、前記バッテリは、前記ノズルから前記吸込口までの部分に対して着脱可能であることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、上記発明において、前記バッテリは、電動工具用バッテリであることを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、上記発明において、周囲の明るさを検知する明るさセンサ部を備えており、前記明るさセンサ部で検知された明るさに応じ、前記ライト部の点灯状態あるいは明るさが変更されることを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、上記発明において、前記ノズルは、ノズルモータと、当該ノズルモータにより回転するブラシと、を有する回転ブラシ機構を備えていることを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は、上記発明において、前記ノズルに対する接触を検知する接触センサ部を備えており、前記接触センサ部で検知された前記ノズルに対する接触状態に応じ、前記ブラシの回転状態あるいは回転速度が変更されることを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明は、上記発明において、前記ノズルから吸い込まれた塵埃を検知するゴミセンサ部を備えており、前記ゴミセンサ部で検知された塵埃の数量に応じ、前記ブラシの回転状態あるいは回転速度が変更されることを特徴とするものである。
請求項12に記載の発明は、上記発明において、前記ノズルから前記吸込口までの部分の振動を検知する振動センサ部を備えており、前記振動センサ部で検知された振動に応じ、前記ブラシの回転状態あるいは回転速度が変更されることを特徴とするものである。
請求項13に記載の発明は、上記発明において、前記ノズル側無線通信部、前記明るさセンサ部、前記ノズルモータ、前記接触センサ部、前記ゴミセンサ部、前記振動センサ部のうちの少なくとも何れかは、前記バッテリから電力を供給されることを特徴とするものである。
請求項14に記載の発明は、上記発明において、前記吸込口から吸われた気体内の塵埃を集める集塵部と、前記集塵部に取り付けられ、運転スイッチを有している本体と、を備えており、前記本体は、本体側無線通信部を有しており、前記ノズルから前記吸込口までの部分は、本体側無線通信部と無線通信可能なノズル側無線通信部を備えており、前記本体側無線通信部は、前記運転スイッチの切替状態を、前記ノズル側無線通信部に送信し、前記ノズル側無線通信部は、前記切替状態に応じ、前記ライト部の点灯状態及び前記回転ブラシ機構の作動状態の少なくとも一方を切り替えることを特徴とするものである。
本発明の主な効果の一つは、暗所でもホースの先端部やその周辺が見易い集塵機を提供可能であることである。
本発明の第1形態に係る集塵機の斜視図である。 図1の集塵機におけるホースより前方の部分についての斜視図である。 本発明の第2形態に係る集塵機における図2と同様の斜視図である。 ライトとバッテリを外した状態の図3同様図である。 本発明の第3形態に係る集塵機における図2と同様の斜視図である。 本発明の第4形態に係る集塵機における図2と同様の斜視図である。 本発明の第5形態に係る集塵機における図2と同様の斜視図である。 本発明の第6形態に係る集塵機における図2と同様の斜視図である。 本発明の第7形態に係る集塵機におけるノズルの前方右上から見た斜視図である。 図9のノズルの前方右上から見た斜視図である。 図9のノズルの中央縦断面図である。 図9のノズルの開蓋底面図である。
以下、本発明の実施の形態やその変更例が、適宜図面に基づいて説明される。
当該形態や変更例における前後上下左右は、説明の便宜上定めたものであり、使用状況や移動する部材の状態等により変化することがある。
又、本発明は、下記の形態や変更例に限定されない。
[第1形態]
図1は、本発明の第1形態に係る集塵機1の斜視図である。
集塵機1は、走行台2と、吸い込んだ塵が集まり貯留される集塵部としてのタンク4と、本体6と、を備えている。
走行台2は、合成樹脂製で方形皿状であり、四隅にキャスタ8,8・・を備えている。集塵機1は、キャスタ8,8・・により走行可能とされている。
タンク4は、樹脂製であり、上部が開口部とされた箱状に形成されている。タンク4は、走行台2の上面に載置されている。タンク4の前面には、吸込口10が形成されている。タンク4は、吸込口10から吸われた気体内の塵埃を集める。この吸込口10には、合成樹脂製のホース12が接続されている。図2にも示されるように、ホース12の先端部には、合成樹脂製のパイプ13が接続されており、パイプ13の先端部にはT型のノズル14が配置されている。又、タンク4の開口部の左右には、フック16,16が取り付けられている。尚、タンク4は、金属(ステンレス)製であっても良い。又、パイプ13は、金属製であっても良い。
本体6は、その外郭である箱状の本体ケース20と、本体ケース20内に配置された図示されない本体モータ及び吸込ファン並びに制御部と、本体ケース20の前面に配置された運転スイッチ22と、本体ケース20の左面、右面及び後面における上下方向の各中央部において連続的に配置される網状の排気口23と、本体ケース20下部の左右に配置されるフック係止部24,24と、本体ケース20の上部において起倒自在に設けられたハンドル26と、を有する。本体6には、本体モータに給電する図示されない電源コードが接続されている。
本体6は、タンク4の開口部を覆うように載せられており、各フック係止部24に、対応するフック16が掛けられることで、タンク4の上方に取り付けられている。尚、集塵部は、本体6の下方に配置されるタンク4に代えて、筒状の本体に隣接して配置される集塵ボックスあるいは布製等のフィルタや紙袋(ハンディタイプ)とされても良い。ハンディタイプでは、筒状の本体や集塵部(これらのうちの少なくとも一方に把持部が設けられても良い)を作業者が握って集塵機が動かされ、作業時において、本体や集塵部は集塵対象(床等)に対し接触せずあるいは隣接せず、集塵部の吸込口に直接的にあるいは間接的に接続されるノズルが集塵対象に対し接触しあるいは隣接するように操作される。ハンディタイプの集塵機として、例えば本出願人の製品(型番:CL141FDRFW,CL141FDZW,CL142FDRFW,CL142FDZW)がある。又、集塵部は、走行台2を備えずに据え置かれるタンク4であっても良い(定置タイプ)。
制御部は、運転スイッチ22の操作に応じ、本体モータの駆動を制御する。運転スイッチ22がオン操作されると、制御部により本体モータが駆動され、本体モータの回転軸に接続された吸込ファンが回転して、タンク4の吸込口10にホース12ないしパイプ13を介して接続されたノズル14から、塵埃と共に外気を吸い込み、タンク4内を通過させて本体6の排気口23から排気する。本体6の下部には、図示されないフィルタが、タンク4内に配置されるように取り付けられることで、タンク4と本体6の間に介在している。吸い込まれた気体内の塵埃は、フィルタによって捕捉され、タンク4内に集塵される。
ノズル14は、合成樹脂製のノズル本体部30を備えている。ノズル本体部30は、左右方向に延びており、左右方向の中央部が他の部分より上方に膨出している。
ノズル本体部30の後部中央には、合成樹脂製のパイプ接続部32が配置されている。パイプ接続部32は、パイプ13を受け入れるパイプ部34と、ノズル本体部30とパイプ部34の間に介在してこれらの角度を変更可能とするジョイント36を備えている。
ノズル本体部30の前部中央には、ライトアタッチメント装着部40が設けられており、ライトアタッチメント装着部40には、ライトアタッチメント41が装着されている。ライトアタッチメント41は、板状の基板部42と、基板部42の前面に搭載された複数(3個)のLED44,44・・を備えている。ライトアタッチメント装着部40は、図示されないライトアタッチメント装着部側端子を有しており、ライトアタッチメント41は、基板部42の後面において、図示されないライトアタッチメント側端子を有していて、ライトアタッチメント41の装着時において、ライトアタッチメント装着部側端子とライトアタッチメント側端子が重なる。ライトアタッチメント側端子とライトアタッチメント41(各LED44)は、基板部42内における図示されない配線により、電気的に接続されている。尚、ライトアタッチメント41は、ノズル14と一体化されていても良い。
ノズル本体部30の左部上面には、バッテリ装着部46が形成されている。バッテリ装着部46には、バッテリ48が取付可能である。バッテリ48は、電動工具用バッテリであり、バッテリレバー49を備えている。バッテリ装着部46に装着されているバッテリ48は、バッテリレバー49を引きながらスライドさせると、取り外すことができる。尚、バッテリ48は、スライド以外の態様で装着可能であっても良いし、ノズル14と一体化されていても良い。
バッテリ装着部46は、図示されないバッテリ装着部側端子を有しており、バッテリ48の装着時において、バッテリ48に形成された図示されないバッテリ側端子と重なる。バッテリ装着部側端子とライトアタッチメント装着部側端子は、ノズル本体部30内に配置された図示されない電力用のリード線により、電気的に接続されている。
かような集塵機1では、ノズル14のバッテリ装着部46に対し、充電されたバッテリ48が装着されると共に、ライトアタッチメント装着部40に対し、ライトアタッチメント41が装着されると、電源コードの電源に対する接続の有無にかかわらず、バッテリ48の電力が各装着部ないしリード線を介してライトアタッチメント41に供給され、ライトアタッチメント41(各LED44)が点灯して、ノズル14の周囲(特に前方)を照らす。
他方、バッテリ装着部46からバッテリ48を取り外したり、ライトアタッチメント装着部40からライトアタッチメント41を取り外したりすると、ライトアタッチメント41(各LED44)は消灯する。
即ち、集塵機1は、吸込口10に対してホース12やパイプ13を通じて間接的に接続されるノズル14を備えており、ノズル14に、バッテリ48と、これにより点灯可能なライトアタッチメント41が設けられている。よって、塵埃を捕集するよう清掃対象付近等に移動されるノズル14の周囲が明るくなり、暗い場所であっても清掃対象やその付近が見易く使い易い集塵機1を提供することができる。又、電源コードの接続状態によらず、バッテリ48を装着するだけでライトアタッチメント41により照らすことができ、本体6の非作動時にライトアタッチメント41を点灯して照明代わりにする等、使い勝手を良好にすることができる。更に、ライトアタッチメント41とバッテリ48は、共にノズル14に設けられているから、配線が短くて済む。
又、バッテリ48は、ノズル14のバッテリ装着部46に対して着脱可能であるから、バッテリ48が独立して充電器にセット可能であったり、バッテリ48を取り外して通常のノズルに近づいた状態にできたりする等、バッテリ48や関連する機構が一層取り扱い易くなる。
更に、バッテリ48は電動工具用バッテリであるから、手持ちの電動工具用バッテリを使えて便利である。
加えて、ライトアタッチメント41は、ノズル14のライトアタッチメント装着部40に対して着脱可能であるから、ライトアタッチメント41を外して通常のノズルに近づいた状態とする等、ライトアタッチメント41や関連する機構が一層取り扱い易くなる。
[第2形態]
図3は、本発明の第2形態に係る集塵機における、ホース12より前方の部分についての斜視図であり、図4は、ライトとバッテリを外した状態の図3同様図である。
第2形態に係る集塵機は、当該部分以外は、適宜変更例も含め第1形態と同様に成る。以下、第1形態と同様の部材や部分等については、同じ符号が付され、適宜説明が省略される。
パイプ13の前端部(下端部)には、T型のノズル54が接続されている。
ノズル54は、ノズル本体部60と、パイプ接続部32と、ライト装着部62と、バッテリ装着部46と、を有している。
ライト装着部62には、ライト70(ライトアタッチメント)がスライド装着可能である。尚、ライト70は、スライド以外の態様で装着可能であっても良いし、ノズル54と一体化されていても良い。
ライト70は、直方体状のライト本体71と、ライト本体71の前面に設けられる発光部72と、ライト本体71の上面に設けられるライトスイッチ74と、ライト本体71の下面に設けられる図示されないライト側端子台と、を備えている。ライト側端子台は、バッテリ装着部46の端子台と同様の形状を有しており、バッテリ装着部46の端子台においてバッテリ48の装着方向に延びる複数のリブ76,76と同様のリブを有している。又、ライト側端子台には、ライト側端子が配置されている。
ライト装着部62は、図示されないバッテリ48のバッテリ端子台と同様の形状を有しており、ライト側端子台のリブをそれぞれ受け入れ可能でありライト70の装着方向に延びる複数の溝78,78を有している。ライト装着部62は、装着されたライト70のライト側端子と電気的に接続されるライト装着部側端子(図示略)を有しており、ライト装着部側端子は、バッテリ装着部側端子とリード線によって電気的に接続されている。
第2形態の集塵機では、ノズル54のバッテリ装着部46に対し、充電されたバッテリ48が装着されると共に、ライト70がライト装着部62に装着され、更にライトスイッチ74がオンされると、電源コードの電源に対する接続の有無にかかわらず、バッテリ48の電力がバッテリ装着部側端子やリード線やライト装着部側端子を介してライト70に供給され、ノズル54と一体的に移動するライト70の発光部72が発光し、ノズル54の周囲(特に前方)を照らす。尚、ライトスイッチ74の状態にかかわらず、バッテリ48とライト70がノズル54に装着されると、ライト70が点灯するようにしても良い。
他方、ライトスイッチ74がオフにされたり、ライト装着部62からライト70が取り外されたり、バッテリ装着部46からバッテリ48が取り外されたりすると、ライト70(発光部72)は消灯する。
第2形態の集塵機では、ライトスイッチ74が設けられているので、ライト70のオンオフをライト70等の脱着のみならずスイッチ操作で容易に行うことができる。
又、取り外したバッテリ48に対して取り外したライト70を装着して、集塵機から独立したバッテリ48付きライト70として用いることができ、使い勝手が良い。このとき、ライト70のオンオフはライトスイッチ74によって行え、又バッテリ48のライト70からの取り外しは、バッテリレバー49の操作により行える。
そして、第2形態の集塵機は、吸込口10にホース12やパイプ13を介して間接的に接続されるノズル54を備えており、ノズル54から吸込口10までの間に配置されるノズル54に、バッテリ48と、バッテリ48により点灯可能なライト70と、が設けられる。よって、塵埃を捕集するよう清掃対象付近等に移動されるノズル54の周囲が、ノズル54と一体的に移動するライト70によって明るくなり、暗い場所であっても清掃対象やその付近が見易く使い易い集塵機を提供することができる。又、電源コードの接続状態によらず、バッテリ48ないしライト70を装着してライトスイッチ74を操作するだけでライト70により照らすことができ、本体6の非作動時にライト70を点灯して照明代わりにする等、使い勝手を良好にすることができる。更に、ライト装着部62とバッテリ装着部46は、共にノズル54(ノズル本体60)に設けられているから、配線が短くて済む。
又、バッテリ48は、ノズル54のバッテリ装着部46に対して着脱可能であるから、バッテリ48が独立して充電器にセット可能であったり、バッテリ48を取り外して通常のノズルに近づいた状態にできたりする等、バッテリ48や関連する機構が一層取り扱い易くなる。
[第3形態]
図5は、本発明の第3形態に係る集塵機における図2同様図である。
第3形態に係る集塵機は、ノズル本体とライト以外は、適宜変更例も含め第2形態と同様に成る。以下、第2形態と同様の部材や部分等については、同じ符号が付され、適宜説明が省略される。
第3形態の集塵機におけるT型のノズル84のノズル本体86は、ライト装着部88を備えているが、バッテリ装着部は備えていない。
ライト装着部88は、ライト装着部側端子を備えておらず、そのリード線も設けられていない。
ライト装着部88に装着されるライト90は、第2形態のライト70と同様に、ライト本体71と発光部72とライトスイッチ74とライト側端子台を備えているが、第2形態のライト70と異なり、バッテリ(図示略)を取り出し(取り替え)可能に内蔵しており、又ライト側端子台においてライト側端子を備えていない(ライト側被装着部)。。
ライト90は、ライトスイッチ74の操作に応じ、内蔵のバッテリにより発光部72において発光可能である。尚、バッテリは内蔵されず、バッテリの一部が露出していても良い(ライト側バッテリ装着部)バッテリは、取り出し不能であっても良い。又、バッテリは、充電可能(二次電池)であっても良いし、充電不能(一次電池)であっても良い。バッテリが二次電池である場合、ライト90に、充電用端子や、充電モードに切替える充電モードスイッチが設けられても良く、その充電用端子には、商用電源やこれに接続されたACアダプタが接続されても良いし、ライト90に内蔵されたバッテリとは別のバッテリと接続されるリード線やこれに接続された端子が接続されても良いし、本体6に供給されている電力を分岐するリード線やこれに接続された端子が接続されても良い。別のバッテリが用いられる場合には、そのバッテリの装着部ないしリード線やその端子は、吸込口10や、ホース12、パイプ13、ノズル84の少なくとも何れかに配置されても良い。又、本体6の電力が用いられる場合には、分岐に係るリード線やその端子は、吸込口10や、ホース12、パイプ13、ノズル84の少なくとも何れかに配置されても良い。
第3形態の集塵機では、ライト90がライト装着部88に装着され、更にライトスイッチ74がオンされると、電源コードの電源に対する接続の有無にかかわらず、ライト90に内蔵されたバッテリの電力により、ノズル84と一体的に移動するライト90の発光部72が発光し、ノズル84の周囲(特に前方)を照らす。
他方、ライトスイッチ74がオフにされると、ライト90(発光部72)は消灯する。
第3形態の集塵機では、ライトスイッチ74が設けられているので、ライト90のオンオフをスイッチ操作で容易に行うことができる。
又、ライト90は、バッテリが取り替え可能に設けられておりノズル84に対して着脱可能であるから、集塵機のノズル84から取り外すことで独立して用いることができ、使い勝手が良い。
そして、第3形態の集塵機は、吸込口10にホース12やパイプ13を介して間接的に接続されるノズル84を備えており、ノズル84から吸込口10までの間に配置されるノズル84に、ライト90に内蔵されるバッテリと、そのバッテリにより点灯可能なライト90と、が設けられる。よって、塵埃を捕集するよう清掃対象付近等に移動されるノズル84の周囲が、ノズル84と一体的に移動するライト90によって明るくなり、暗い場所であっても清掃対象やその付近が見易く使い易い集塵機を提供することができる。又、電源コードの接続状態によらず、ライト90を装着してライトスイッチ74を操作するだけでライト90により照らすことができ、本体6の非作動時にライト90を点灯して照明代わりにする等、使い勝手を良好にすることができる。更に、バッテリはライト90に内蔵されているから、ノズル84におけるライト90のための配線はライト90内で完結する。
[第4形態]
図6は、本発明の第4形態に係る集塵機における、ホース12より前方の部分についての斜視図である。
第4形態に係る集塵機は、当該部分以外は適宜変更例も含め第1形態と同様に成る。以下、第1形態と同様の部材や部分等については、同じ符号が付され、適宜説明が省略される。
ホース12の前端部には、パイプユニット101が接続されている。
パイプユニット101は、ホース12に接続される屈曲パイプ102と、その前端部に接続される第1延長パイプ104と、更にその前端部に接続される第2延長パイプ106と、を有する。
屈曲パイプ102は、中央部において180°に近い内角を有する屈曲部110を有する<字状のパイプであり、屈曲部110の上側に配置されておりバッテリ48を装着可能であるバッテリ装着部112と、屈曲部110の下側に配置されており屈曲部110と一体に設けられるライト部114と、ライト部114の下方に配置されているスライダ115を備えている。
バッテリ装着部112は、第1形態のバッテリ装着部46と、配置を除き同様に成る。
ライト部114は、周囲に対して、左右の面を三角形とした三角柱状即ち山状に前方に突出した台部116と、その前面に配置された複数(2個)のLED118,118と、を備えている。
バッテリ装着部112のバッテリ装着部側端子とライト部114(各LED118)は、屈曲パイプ102内に配置された図示されない電力用のリード線により、電気的に接続されている。
スライダ115は、屈曲パイプ102の下端部において、上下にスライド可能に設けられている。スライダ115の下端部は、露出しており、露出部分の下端において形成された図示されない爪を有している。
第1延長パイプ104は、ストレート形状の筒状体であり、上端部において、屈曲パイプ102の下端部を受け入れる。第1延長パイプ104の上端部内には、屈曲パイプ102のスライダ115の露出部分を受け入れる図示されないスライダ受入部が形成されており、スライダ受入部において爪を介してスライダ115が係止することで、屈曲パイプ102と第1延長パイプ104が互いに接続される。又、接続状態においてスライダ115を上方に引くことで、露出部分が引っ込み、接続状態が解除されて、屈曲パイプ102と第1延長パイプ104が互いに離れる。
第1延長パイプ104の下端部は、屈曲パイプ102の下端部と同様に形成され、スライダ120が配置されている。
又、第2延長パイプ106は、第1延長パイプ104と同様に成り、下端部にスライダ115,120と同様のスライダ122を備えている。第2延長パイプ106の上端部は、第1延長パイプ104の下端部に対し、スライダ122を介して接続され、スライダ122の操作により接続を解除可能である。
パイプユニット101(第2延長パイプ106)の下端部には、T型のノズル124が接続される。
ノズル124は、バッテリ及びライトアタッチメントないしそれらの装着部、並びにジョイントを備えないことを除き、第1形態のノズル14と同様に成る。
ノズル124は、ノズル本体部126と、パイプ接続部128と、を備えている。
パイプ接続部128は、前後方向(上下方向)の中央に屈曲部132を備えたパイプ状の部分である。屈曲部132は、通常上側となる内角が180°に近い状態で屈曲している。
パイプ接続部128の上端部は、第1延長パイプ104の上端部や第2延長パイプ106の上端部と同様に形成されており、スライダ受入部を有していて、その上端部にはスライダ122を介してパイプユニット101が接続される。
他方、パイプ接続部128の前端部は、ジョイント部133を備えている。ジョイント部133は、パイプ接続部128とノズル本体部126の角度が変更可能である状態で、ノズル本体部126に入っている。
ノズル124は、パイプ接続部128を介して、屈曲パイプ102の下端部や第1延長パイプ104の下端部にも接続可能であり、第1延長パイプ102、第2延長パイプ104、及びノズル124の少なくとも何れかは、省略可能である。
第4形態の集塵機では、パイプユニット101のバッテリ装着部112に対し、充電されたバッテリ48が装着されると、電源コードの電源に対する接続の有無にかかわらず、バッテリ48の電力がバッテリ装着部側端子やリード線を介してライト部114に供給され、ノズル124と一体的に移動するパイプユニット101のライト部114(各LED118)が点灯し、ノズル124の周囲(特に前方)を上方から照らす。
他方、バッテリ装着部112からバッテリ48を取り外すと、ライト部114(各LED118)は消灯する。
第4形態の集塵機では、使用者が立って使用する場合、パイプユニット101の屈曲パイプ102における屈曲部110の上側であって、バッテリ装着部112より上方を握ると、パイプユニット101やノズル124等が操作し易い。
即ち、第4形態の集塵機は、吸込口10にホース12やパイプユニット101を介して間接的に接続されるノズル124を備えており、ノズル124から吸込口10までの間に配置されるパイプユニット101(屈曲パイプ102)に、バッテリ48と、バッテリ48により点灯可能なライト部114と、が設けられる。よって、塵埃を捕集するよう清掃対象付近等に移動されるノズル124の周囲が、ノズル124と一体的に移動するパイプユニット101のライト部114によって明るくなり、暗い場所であっても清掃対象やその付近が見易く使い易い集塵機を提供することができる。又、電源コードの接続状態によらず、バッテリ48を装着するだけでライト部114により照らすことができ、本体6の非作動時にライト部114を点灯して照明代わりにする等、使い勝手を良好にすることができる。更に、ライト部114とバッテリ48は、共に屈曲パイプ102に設けられているから、配線が短くて済む。
又、バッテリ48は、パイプユニット101のバッテリ装着部112に対して着脱可能であるから、バッテリ48が独立して充電器にセット可能であったり、バッテリ48を取り外して通常の屈曲パイプに近づいた状態にできたりする等、バッテリ48や関連する機構が一層取り扱い易くなる。そして、バッテリ装着部112がパイプユニット101(使用者が握る屈曲パイプ102)に配置されているから、使用者は、使用状態となっているパイプユニット101に対して、バッテリ48を容易に着脱させることができる。
[第5形態]
図7は、本発明の第5形態に係る集塵機における図2同様図である。
第5形態に係る集塵機は、パイプユニットのノズルや屈曲パイプ、ライト以外は、適宜変更例も含め第4形態と同様に成る。以下、第4形態と同様の部材や部分等については、同じ符号が付され、適宜説明が省略される。
第5形態の集塵機におけるパイプユニット151の屈曲パイプ152は、バッテリ装着部を備えておらず、又一体のライト部を備えていない。尚、屈曲パイプ152は、バッテリ装着部112を備えていても良い。
屈曲パイプ152には第1延長パイプ104が接続され、第1延長パイプ104には第2延長パイプ106が接続され、第2延長パイプ106には、小型のノズル153が接続される。ノズル153は、上部が円筒状でありその下側が角筒状であって、円筒部と角筒部は、下方に行くほど絞られるように滑らかに接続されている。ノズル153の下端部は、上端部に対して斜め(図7では下端部が後方に行くほど上端部に近づく状態)になっている。ノズル153は、円筒部外面が第2延長パイプ106の円筒状の内面に接触する状態で第2延長パイプ106に接続される。尚、ノズル153は、第1延長パイプ104に接続されても良いし、屈曲パイプ152に接続されても良いし、ホース12に接続されても良いし、吸込口10に接続されても良い。又、T型のノズルや他の型のノズルが接続されても良い。
そして、第1延長パイプ106には、ライト154(ライトアタッチメント)が取り付けられている。
ライト154は、柱状のライト本体160と、その下面(前面)に設けられた発光部162と、その隣接部(上方)に設けられたライトスイッチ164と、その反対側(後方)の上方に設けられており後方に延びる一対(左右)の脚部166と、ライト本体160に内蔵された図示されないバッテリと、を備えている。本形態に係るバッテリは、第3形態のバッテリと同様の変更例を有する。
ライトスイッチ164が操作されると、発光部162に対するバッテリの電力の供給が切り替えられて、発光部162の点灯状態が切り替えられる。
一対の脚部166(左側のみ図示される)のそれぞれは、図示されない線状の塑性体(例えば針金)と、その塑性体を芯とするように取り囲む弾性体(例えばエラストマ)を含む。各脚部166(フレキシブルレッグ)が第2延長パイプ106に対して巻き付く形状に適宜塑性変形されることで、ライト154が、第2延長パイプ106に、弾性体が接触する状態で装着される。又、少なくとも一方の脚部166の巻き付きが解除されるように当該脚部166が変形されることで、ライト154が、第2延長パイプ106から、離脱するように取り外される。尚、少なくとも一方の脚部166において、弾性体の一部又は全部が省略されても良い。又、脚部166の数は、1個あるいは3個以上とされても良い。更に、各脚部166に代えて、あるいは各脚部166と共に、弾性体(ゴム)のバンドが設けられても良い。
尚、複数のライト154が装着されても良い。又、ライト154は、各脚部166により、吸込口10や、ホース12、屈曲パイプ152、第1延長パイプ104、ノズル153のうちの少なくとも何れかに取り付けられても良い。更に、ライト154は、各脚部166に代えて、吸込口10や、ホース12、第1延長パイプ104、第2延長パイプ106、ノズル153のうちの少なくとも何れかに設けられたライト装着部を介して取り付けられても良く、この場合に更にバッテリ装着部や各端子やリード線が配置されるようにして、バッテリ装着部に取り付けられたバッテリから電力の供給を受けるようにしても良い。バッテリ装着部は、吸込口10、ホース12、屈曲パイプ152、第1延長パイプ104、第2延長パイプ106、ノズル153のうちの少なくとも何れかに設けられても良い。又、吸込口10、ホース12、屈曲パイプ152、第1延長パイプ104、第2延長パイプ106、ノズル153のうちの少なくとも何れかに、一体化したライト部が設けられても良い。
第5形態の集塵機では、ライト154が第2延長パイプ106に装着され、更にライトスイッチ164がオンされると、電源コードの電源に対する接続の有無にかかわらず、ライト154に内蔵されたバッテリの電力により、ノズル153やパイプユニット151と一体的に移動するライト154の発光部162が発光し、ノズル153の周囲(特に前方)を照らす。
他方、ライトスイッチ164がオフにされると、ライト154(発光部162)は消灯する。
第5形態の集塵機では、ライトスイッチ164が設けられているので、ライト154のオンオフをスイッチ操作で容易に行うことができる。
又、ライト154は、第2延長パイプ106に対して着脱可能であるライトアタッチメントであるから、集塵機の第2延長パイプ106から取り外すことで独立して用いることができ、使い勝手が良い。
更に、ライト154は、各脚部166により第2延長パイプ106に巻き付けることで集塵機に取り付けることができるので、着脱し易いし、第2延長パイプ106側にライト装着部が特設されていなくても装着可能である。
そして、第5形態の集塵機は、吸込口10にホース12やパイプ13を介して間接的に接続されるノズル153を備えており、ノズル153から吸込口10までの間に配置される第2延長パイプ106に、ライト154に内蔵されるバッテリと、そのバッテリにより点灯可能なライト154と、が設けられる。よって、塵埃を捕集するよう清掃対象付近等に移動されるノズル153の周囲が、ノズル153等と一体的に移動するライト154によって明るくなり、暗い場所であっても清掃対象やその付近が見易く使い易い集塵機を提供することができる。又、電源コードの接続状態によらず、ライト154を取り付けてライトスイッチ164を操作するだけでライト154により照らすことができ、本体6の非作動時にライト154を点灯して照明代わりにする等、使い勝手を良好にすることができる。更に、バッテリはライト154に内蔵されているから、ノズル153やパイプユニット151におけるライト154のための配線はライト154内で完結する。
[第6形態]
図8は、本発明の第6形態に係る集塵機における、ホース12より前方の部分についての斜視図である。
第6形態に係る集塵機は、パイプユニットとノズル以外は、適宜変更例も含め第4形態と同様に成る。第4形態と同様の部材や部分等については、同じ符号が付され、適宜説明が省略される。
ホース12の前端部には、パイプユニット201が接続されている。
パイプユニット201は、ホース12に接続される屈曲パイプ202と、その前端部に接続される第1延長パイプ204と、更にその前端部に接続される第2延長パイプ206と、を有する。
屈曲パイプ202は、ライト部114を備えず、電力用のリード線の態様が相違することを除き、適宜変更例も含め第4形態の屈曲パイプ102と同様に成る。屈曲パイプ202は、屈曲部110において、バッテリ48を装着可能なバッテリ装着部112を有する。
電力用のリード線は、バッテリ装着部112から、屈曲パイプ202下端部のスライダ115の隣接部にかけて配線されており、電力用のリード線の下端には、屈曲パイプ側リード線端子が接続されている。
第1延長パイプ204は、電力用のリード線とその端子を更に具備していることを除き、適宜変更例も含め第4形態の第1延長パイプ104と同様に成る。第1延長パイプ204は、長手方向に延びる電力用のリード線(図示略)を内蔵している。リード線の下端は、スライダ120の隣接部に達している。そのリード線の上端及び下端には、第1延長パイプ側リード線端子(図示略)がそれぞれ配置されている。
第2延長パイプ206は、電力用のリード線とその端子を更に具備していることを除き、適宜変更例も含め第4形態の第2延長パイプ106と同様に成る。第2延長パイプ206は、長手方向に延びる電力用のリード線(図示略)を内蔵している。リード線の下端は、スライダ122の隣接部に達している。そのリード線の上端及び下端には、第2延長パイプ側リード線端子(図示略)がそれぞれ配置されている。
T型のノズル214は、ライト部並びにリード線及びその端子を更に具備していることを除き、適宜変更例も含め第4形態のノズル124と同様に成る。
ノズル214の前部には、ライト部216が配置されている。ライト部216は、ノズル本体部126の前部上辺中央に配置された複数(5個)のLED218,218・・によって構成されている。各LED218の前部の発光部以外は、ノズル本体部126に埋め込まれている。
ライト部216(各LED218)は、図示されない電力用のリード線と電気的に接続されている。そのリード線は、パイプ接続部128のジョイント部133や屈曲部132を通って、パイプ接続部128の上端部における、スライダ受入部の隣接部まで延びており、当該隣接部には、ノズル側リード線端子が配置されている。
屈曲パイプ202に第1延長パイプ204が接続されると、屈曲パイプ側リード線端子と、第1延長パイプ204上端部の第1延長パイプ側リード線端子が連結される。又、第1延長パイプ204に第2延長パイプ206が接続されると、第1延長パイプ204下端部の第1延長パイプ側リード線端子と、第2延長パイプ206上端部の第2延長パイプ側リード線端子が連結される。更に、第2延長パイプ206にノズル214が接続されると、第2延長パイプ206下端部の第2延長パイプ側リード線端子と、ノズル側リード線端子が連結される。従って、バッテリ装着部112のバッテリ装着部側端子は、屈曲パイプ102の電力用のリード線から、第1延長パイプ204の電力用のリード線や第2延長パイプ206の電力用のリード線ないしノズルの電力用のリード線を経て、ライト部216(各LED218)と電気的に接続されている。
又、第1延長パイプ204及び第2延長パイプ206の少なくとも一方が省略された状態で接続された場合であっても、各リード線端子は互いに連結可能であり、バッテリ装着部112からライト部216への導通は確保される。
第6形態の集塵機では、パイプユニット201のバッテリ装着部112に対し、充電されたバッテリ48が装着されると、電源コードの電源に対する接続の有無にかかわらず、バッテリ48の電力がバッテリ装着部側端子や各リード線ないし各リード線端子を介してノズル214のライト部216に供給され、ライト部216(各LED218)が点灯し、ノズル214の周囲(特に前方)を照らす。
他方、バッテリ装着部112からバッテリ48を取り外すと、ライト部216(各LED218)は消灯する。
第6形態の集塵機では、使用者が立って使用する場合、パイプユニット201の屈曲パイプ202における屈曲部110の上側であって、バッテリ装着部112より上方を握ると、パイプユニット201やノズル214等が操作し易い。
即ち、第6形態の集塵機は、吸込口10にホース12やパイプユニット201を介して間接的に接続されるノズル214を備えており、ノズル214から吸込口10までの部分に属するパイプユニット201(屈曲パイプ202)にバッテリ48が設けられ、ノズル214から吸込口10までの部分に属するノズル214に、バッテリ48により点灯可能なライト部216が設けられる。よって、塵埃を捕集するよう清掃対象付近等に移動されるノズル214の周囲が、ノズル214のライト部216によって明るくなり、暗い場所であっても清掃対象やその付近が見易く使い易い集塵機を提供することができる。
更に、バッテリ48は、パイプユニット201のバッテリ装着部112に対して着脱可能であるから、バッテリ48が独立して充電器にセット可能であったり、バッテリ48を取り外して通常の屈曲パイプに近づいた状態にできたりする等、バッテリ48や関連する機構が一層取り扱い易くなる。そして、バッテリ装着部112がパイプユニット201(使用者が握る屈曲パイプ202)に配置されているから、使用者は、使用状態となっているパイプユニット201に対して、バッテリ48を容易に着脱させることができる。
[第7形態]
図9は、本発明の第7形態に係る集塵機におけるノズル301の前方右上から見た斜視図であり、図10は、ノズル301の後方左下から見た斜視図であり、図11は、ノズル301の中央縦断面図であり、図12は、ノズル301の開蓋底面図である。
ホース12より前方の部分についての斜視図である。
第7形態に係る集塵機は、ノズル以外は、適宜変更例も含め第6形態と同様に成る。第6形態と同様の部材や部分等については、同じ符号が付され、適宜説明が省略される。
第7形態のT型のノズル301は、各種センサ部や回転ブラシ機構ないし内部機構の具備を除き、適宜変更例も含め第6形態のノズル214と同様に成る。
ノズル301のパイプ接続部128は、中央に屈曲部132を有するパイプ部302と、その前端部側の外方を取り囲むように配置されたカバー部303と、を有する。
カバー部303は、上カバー304と下カバー305を有している。上カバー304はネジ孔306を有していると共に、パイプ部302は外面にネジボス307を備えており、下カバー305と組み合わせ、ネジ孔306とネジボス307を合わせた状態で、ネジ孔306やネジボス307にネジ308を入れることにより、カバー部303がパイプ部302に固定される。上カバー304の前端部は両側方を経て下方まで延びており、その外面は球面状とされていて、ジョイント部133を形成している。尚、図11において、下カバー305は省略されている。
パイプ接続部128の上カバー304内には、スライダ受入部309と、複数(2個)のノズル側リード線端子310,310が配置されている。スライダ受入部309やノズル側リード線端子310,310は、第6形態において説明された通りの部分である。
ノズル301のノズル本体部126は、その外郭の一部としてのノズル本体ケース311を有している。ノズル本体ケース311は、上ケース部312と下ケース部313を備えている。上ケース部312の下面には、複数(3個)のネジボス314,314・・が形成されており、下ケース部313には、ネジボス314,314・・に対応するように、ネジ孔315,315・・が形成されている。そして、上ケース部312と下ケース部313とが合わせられ、各ネジボス314とこれに対応するネジ孔315が合わせられた状態で、複数(3個)のネジ316,316・・が下方から入れられることで、上ケース部312と下ケース部313が互いに固定される。
上ケース部312及び下ケース部313の左右方向における中央の後部内面は、それぞれ球面の一部を有する碗状に形成された上ジョイント受入部317,下ジョイント受入部318となっている。上ジョイント受入部317,下ジョイント受入部318は、球状に形成されたパイプ接続部128のジョイント部133について、上下で挟むことで、連結状態を保ったまま角度変更可能に受け入れる。
下ケース部313は、前部において、開口部319を有している。開口部319の左右には、前後方向に延びて周囲より下方に突出している外側リブ320,320が立てられている。各外側リブ320は、前面まで回り込んで上下方向に延びる部分を有しており、その部分においては周囲より前方に突出している。
ノズル301は、ライト部216の側方(右方)に、明るさセンサ部321を有している。明るさセンサ部321は、図示されない明るさセンサ(フォトダイオード)と、そのカバー322を備えている。カバー322は、透光性を有している。
明るさセンサは、その受光部における可視光の強度に従い変化する明度信号を発生する。
又、ノズル301は、下面に、接触センサ部330を備えている。接触センサ部330は、板状のボタンと、その押下状態によりオンオフが切り替わるボタンスイッチと、で構成されており、ボタンが下ケース部313の下面から露出するように配置されている。
ボタンは、通常非押下状態(ボタンスイッチオフ)であって下ケース部313の下面から突出しており、床面等に接触して上方に引っ込むことで押下状態となり、ボタンスイッチがオンとなる。即ち、接触センサ部330は、ボタンスイッチがオンであることにより、ノズル301下面に対する接触を検知することができる。
更に、ノズル301は、パイプ接続部128において、ゴミセンサ部340を有している。ゴミセンサ部340は、ジョイント部133の内面下部において内面から一部露出するように設けられた発光部342と、これに対向するようにジョイント部133の内面上部において一部内面から露出するように設けられた受光部344とを有する。
発光部342は、電磁波(例えば赤外線)を受光部344へ放射しており、受光部344は、電磁波を受光しているか否かで異なる信号を発信する。受光部344は、非受光時にゴミが検知された旨の信号であるゴミ検知信号を発する。
気体のみがジョイント部133内を通過する場合、発光部342から出た電磁波は受光部344に到達し、ゴミセンサ部340はゴミ検知信号を発生せず、気体と共に塵埃が通過すると、発光部342から出た電磁波は塵埃に遮られて受光部344に(一時的に)到達せず、ゴミセンサ部340は非受光状態に応じてゴミ検知信号を発生する。
加えて、ノズル301は、内部に、振動センサ部350を備えている。振動センサ部350は、ブラシ368の後方でジョイント部133の側方(右方)に配置される。振動センサ部350は、振動センサ(加速度センサ)から構成される。
振動センサ部350は、所定の下限閾値以上の加速度に係る振動を検知すると、振動(加速度)の大きさを示す信号である振動検知信号を発生する。
又、ノズル301は、回転ブラシ機構360を備えている。
回転ブラシ機構360は、モータ軸362を有するノズルモータ364と、ベルト366と、ブラシ368を備えている。
ノズルモータ364は、モータ軸362を外側とした状態で、ブラシ368の後方でジョイント部133の側方に配置される。
ブラシ368は、螺旋状に曲げられた複数(4枚)の帯状起毛部370,370・・と、それらを差し込み固定する円柱状の軸体371と、軸体371の右部に同軸に形成された短い円柱状の右支持部372と、軸体371の左部に同軸に形成された短い円柱状の左支持部373と、を有する。右支持部372の外周には、軸周りに溝374が形成されている。左支持部373の外周には、溝375、及びその左側に配置されたベルト溝376が、いずれも軸周りに形成されている。右支持部372の溝374には、上ケース部312の下面前右部において周囲より下方に突出するように形成された前後に延びる右内側リブ377が入っており、左支持部373の溝375には、上ケース部312の下面前左部において周囲より下方に突出するように形成された前後に延びる左内側リブ378が入っていて、ブラシ368が、軸方向を左右方向とした状態で、軸周りに回転可能に支持されている。尚、図示はされないが、下ケース部313は、上ケース部312の右内側リブ377,左内側リブ378に対向する位置において、溝374に入る右内側リブ,溝375に入る左内側リブを備えている。
ベルト366は、弾性のあるリング状の帯であり、モータ軸362と、ブラシ368の左支持部373のベルト溝376に掛けられている。
更に、ノズル301は、下ジョイント受入部318の左右に、前後方向に走行可能な車輪379,379を有している。
又更に、ノズル301は、ノズル側無線通信部380を備えている。ノズル側無線通信部380は、無線通信装置により構成され、ブラシ368や振動センサ部350の後方でジョイント部133の側方(右方)に配置される。ノズル側無線通信部380は、本体6に内蔵あるいは外付けされた図示されない本体側無線通信部と無線通信可能である。
本体側無線通信部は、本体6の制御部で制御される無線通信装置により構成され、ここでは本体6の電源コードが電源に接続された状態で運転スイッチ22がオンとされた場合に、回転ブラシ機構360等の作動が許容される旨の信号である作動許可信号をノズル側無線通信部380に対して発信し、作動許可信号を受信したノズル側無線通信部380は、内部的な作動許可信号である内部作動許可信号を出す。
加えて、ノズル301は、各種の機構や部材等を制御する制御部390を備える。制御部390は、制御素子やメモリ等を搭載した制御基板により構成される。制御部390は、ノズル本体部126内(ブラシ368の後方でジョイント部133とモータ314の間)に配置される。制御部390と、制御対象である各種の機構や部材等との間には、図示されない信号用(制御用)のリード線が配線されている。制御対象や制御部390を駆動する電力は、上述のノズル側リード線端子とつながるノズル301内の電力用のリード線から供給される。
制御部390は、ノズル側無線通信部380において作動許可信号を受信していることを、ノズル側無線通信部380から内部作動許可信号を受信することにより把握すると、適宜各種センサ部の状態に応じて、次の各種の制御を行う。
即ち、制御部390は、バッテリ装着部112に装着されたバッテリ48の電力が各LED218に調整のうえで供給され、各LED218が周囲の明るさに応じて点灯するように、ライト部216を制御する。
ここで、制御部390は、明るさセンサ部321の明度信号の状態に応じ、各LED218の明るさを変更する。即ち、明度信号が明るさセンサの受光部における可視光の強度が弱いことを示していれば、明るさセンサ部321の周辺が暗いこととなるところ、制御部390は、各LED218の明るさを明るくする。又、明度信号が明るさセンサの受光部における可視光の強度が強いことを示していれば、明るさセンサ部321の周辺が明るいこととなるところ、制御部390は、各LED218の明るさを暗くする。かような各LED218の明るさは、制御部390により、所定の上限(発光可能な最高の明るさ)から下限(消灯)の間において、段階的にあるいは無段階的に変更される。
制御部390は、内部作動許可信号が存在しなくなる(本体側無線通信部からの作動許可信号の発信が停止する)と、ライト部216を消灯する。
又、制御部390は、適宜各種センサ部の状態に応じ、回転ブラシ機構360を制御する。
即ち、制御部390は、接触センサ部330のボタンスイッチがオンであることにより接触センサ部330が接触を検知していることを把握すると、次に説明されるゴミセンサ部340や振動センサ部350からの信号に従った回転速度(単位時間当たり回転数)による回転ブラシ機構360の作動を許容する。
これに対し、接触センサ部330のボタンスイッチがオフであることにより接触センサ部330が接触を検知していないことを把握すると、次に説明されるゴミセンサ部340や振動センサ部350からの信号に従った回転速度による回転ブラシ機構360の作動を許容しない。
制御部390は、ゴミセンサ部340からのゴミ検知信号を分析し、塵埃検知の有無や検知された塵埃の量により、回転ブラシ機構360におけるブラシ368の回転速度を変更する。ここでは、制御部390は、所定時間(例えば1秒間)毎に占めるゴミ検知信号の総受信時間の割合が高いほど、次の所定時間においてノズルモータ364のモータ軸362の回転速度を大きい増加分で増加させる。
モータ軸362の回転は、ベルト366を介してブラシ368に伝達され、ブラシ368は、モータ軸362の回転速度に応じた回転速度で回転される。
又、制御部390は、振動センサ部350からの振動検知信号を分析し、振動検知の有無や検知された振動の大きさにより、回転ブラシ機構360におけるブラシ368の回転速度を変更する。ここでは、制御部390は、所定時間毎における振動検知信号の最大値を、各段階において所定の閾値を有する段階群にその都度当てはめ、次の所定時間において、ノズルモータ364のモータ軸362の回転速度を、当てはまった段階に応じた増加分で増加させる。例えば、最も小さい振動が含まれる1段階から最も大きい振動が含まれる5段階までを有する段階群中、1段階に含まれる振動検知信号を受信すると、制御部390は、最も小さい増加分だけモータ軸362の回転速度を増加し、5段階に含まれる振動検知信号を受信すると、制御部390は、最も大きい増加分でモータ軸362の回転速度を増加する。制御部390は、ゴミ検知信号に係る回転速度の増加分、及びゴミ検知信号に係る回転速度の増加分を重畳する。但し、制御部390は、モータ軸362の回転速度を、所定の上限以下とする。
又、所定時間内にゴミ検知信号及び振動検知信号が何れも受信されないと、制御部390は、次の所定時間におけるモータ軸362の回転速度を、増加分の加味されない所定値(アイドル値)とする。
制御部390は、接触センサ部330が接触を検知していなかったり、内部作動許可信号が存在しなかったりすると、回転ブラシ機構360の作動を停止する。
第7形態の集塵機では、パイプユニット201のバッテリ装着部112に対し、充電されたバッテリ48が装着された状態で、電源コードが電源に対して接続されて本体6の運転スイッチ22がオンにされると、本体側無線通信部から作動許可信号が発信され、作動許可信号を受信したノズル側無線通信部380は、制御部390による、各種センサ部で把握された状態に応じたノズル301の各種の機構等の作動を許容する。かような作動として、まず、明るさセンサ部321で把握した周囲の明るさが暗いほどライト部216の明るさを明るくする。次に、接触センサ部330で把握した床面等への接触により、回転ブラシ機構360のブラシ368をアイドル回転し、ゴミセンサ部340により把握した塵埃の量が多いほど、ないし振動センサ部350により把握した振動が大きいほど、ブラシ368の回転速度をアイドル回転速度から増速する。
尚、バッテリ装着部112からバッテリ48を取り外すと、ノズル側無線通信部380や制御部390、ないしライト部216や回転ブラシ機構360は作動しない。
第7形態の集塵機では、使用者が立って使用する場合、パイプユニット201の屈曲パイプ202における屈曲部110の上側であって、バッテリ装着部112より上方を握ると、パイプユニット201やノズル301等が操作し易い。
即ち、第7形態の集塵機は、吸込口10にホース12やパイプユニット201を介して間接的に接続されるノズル301を備えており、ノズル301から吸込口10までの部分に属するパイプユニット201(屈曲パイプ202)にバッテリ48が設けられ、ノズル301から吸込口10までの部分に属するノズル301に、バッテリ48により点灯可能なライト部216が設けられる。よって、塵埃を捕集するよう清掃対象付近等に移動されるノズル301の周囲が、ノズル301のライト部216によって明るくなり、暗い場所であっても清掃対象やその付近が見易く使い易い集塵機を提供することができる。又、電源コードの接続状態によらず、バッテリ48を装着するだけでライト部216により照らすことができ、本体6の非作動時にライト部216を点灯して照明代わりにする等、使い勝手を良好にすることができる。
又、第7形態の集塵機は、周囲の明るさを検知する明るさセンサ部321を備えており、明るさセンサ部321で検知された明るさに応じ、ライト部216の点灯状態あるいは明るさが変更される。よって、暗い環境においてライト部216を明るく点灯したり、明るい環境ではライト部216を自動的に弱くしあるいは消灯したりすることができ、消費電力が低減された状態で、必要な照明が得られる。
更に、ノズル301は、ノズルモータ364と、ノズルモータ364により回転するブラシ368と、を有する回転ブラシ機構360を備えている。よって、回転するブラシ368により、更に集塵し易い集塵機が提供される。
又、ノズル301に対する接触を検知する接触センサ部330を備えており、接触センサ部330で検知されたノズル301に対する接触状態に応じ、ブラシ368の回転状態が変更される。よって、接触検知時のみブラシ368が作動するようになる等、ノズル301の使い勝手が良好になる。
更に、ノズル301から吸い込まれた塵埃を検知するゴミセンサ部340を備えており、ゴミセンサ部340で検知された塵埃の数量に応じ、ブラシ368の回転速度が変更される。よって、塵埃検知時にブラシ368の回転速度が増加して塵埃の収集能力が一層高められる等、ノズル301の使い勝手がより良好になる。
又更に、ノズル301から吸込口10までの部分に属するノズル301の振動を検知する振動センサ部350を備えており、振動センサ部350で検知された振動に応じ、ブラシ368の回転速度が変更される。よって、良く清掃するためにノズル301が繰り返し往復移動されてノズル301に振動が発生した際に、ブラシ368の回転速度が増加して塵埃の収集能力が一層高められる等、ノズル301の使い勝手が一層良好になる。
加えて、第7形態の集塵機では、ノズル側無線通信部380、明るさセンサ部321、ノズルモータ364、接触センサ部330、ゴミセンサ部340、振動センサ部350は、屈曲パイプ202のバッテリ装着部112に装着されるバッテリ48から電力を供給される。よって、電力用のリード線をバッテリ装着部112から本体6まで配線する必要がなく、ホース12等がよりシンプルでコンパクトになる。
又、第7形態の集塵機は、タンク4に取り付けられ、運転スイッチ22を有している本体6を備えており、本体6は、本体側無線通信部を有しており、ノズル301から吸込口10までの部分に属するノズル301は、本体側無線通信部と無線通信可能なノズル側無線通信部380を備えており、本体側無線通信部は、運転スイッチ22の切替状態を、ノズル側無線通信部380に送信し、ノズル側無線通信部380は、前記切替状態に応じ、ライト部216の点灯状態及び回転ブラシ機構260の作動状態を切り替える。よって、本体6の運転スイッチ22の操作に連動して、ライト部216の点消灯やブラシ368の回転の可否を切替えることができ、本体6の運転時に自動的にライト部216を点灯したり回転ブラシ機構260を作動待機状態としたり、又運転終了時に自動的にライト部216を消灯したり回転ブラシ機構260をオフにしたりして、他に操作を要せず便利で、自動的なオフにより電力使用量が節約される集塵機が、本体6からノズル301までの信号用リード線を設けることなく提供される。
[上記各形態の変更例等]
尚、本発明は、上記各形態やその変更例に限定されず、次にそれぞれ示す変更例を適宜更に有するものである。
ライトアタッチメントは、バッテリ装着部及びバッテリのうちの少なくとも一方を備えていても良い。バッテリとライトを有するライトアタッチメントがノズル等に着脱可能であれば、点灯状態でノズルに装着してその周囲を見易くすることができ、ノズルから外せば、ライトアタッチメントが懐中電灯として利用可能となる。
各種センサ部は、一部や全部が省略されても良いし、同種のセンサ部が複数設けられても良いし、ノズルモータやブラシの回転速度を検知するブラシ速度センサ部を始めとする他の種類のセンサ部が追加されても良い。明るさセンサ部やゴミセンサ部、振動センサ部は、ホースやパイプ、あるいは吸込口に配置されても良い。接触センサ部は、ノズルの前面や側面、後面等に配置されても良い。接触センサは、フォトダイオードとされ、接触センサ部が接触により塞がれて暗くなったことを検知するものとされても良い。
各種センサ部の検知状態に応じた制御は、様々に変更することができる。例えば、明るさセンサ部が検知した周囲の明るさに応じて、ブラシの回転状態や回転速度を、所定程度以上暗いと非作動状態にしたり、明るいほど回転速度を速くしたりする等といったように変更しても良い。接触センサ部における接触の検知時やゴミセンサ部における塵埃の検知時、あるいは振動センサ部における振動の検知時にライト部を点灯したりその明るさをより明るくしたりしても良い。又、接触センサ部における接触の非検知時にブラシをアイドル回転し、検知時にブラシの回転速度を所定分増速しても良く、ゴミセンサ部や振動センサ部における非検知時にブラシの回転を停止し、検知時にブラシの回転速度を段階的に増速しても良い。ブラシ速度センサ部により検知されたブラシの回転状態や回転速度に応じて、ブラシが回転しておりあるいはその回転速度が所定閾値以上であるとライト部を点灯する等といったように、ライト部の点灯状態あるいは明るさが制御されても良い。ゴミセンサ部の塵埃検知に基づくブラシの増速制御が、振動センサ部の振動検知に基づく増速制御より優先され、即ちこれらの検知が同一の注目時間に重複して存在した場合に振動検知による回転速度の増分付加がなされなくても良く、その逆であっても良い。明るさセンサ部等の検知状況により、ライト部の点灯態様(連続点灯か点滅か等)が変更されても良い。
本体側無線通信部は、タンクに設けられても良い。無線通信は、どのような方式であっても良いし、無線通信における各種信号の送受信態様も、所定間隔(例えば10秒間)毎に作動許可信号を発信する等といったように、様々に変更することができる。本体側無線通信部の作動許可信号に基づき、ライトの明るさ(点灯態様)やブラシの回転速度が変更されても良い。
ライトアタッチメント(ライト部)及び回転ブラシ機構の少なくとも一方を切替えるスイッチが、ノズルから吸込口までの部分あるいは本体やタンクに設けられても良い。そのスイッチは、当該部分等に一体に設けられていても良いし、当該部分等に着脱可能に設けられていても良い。後者の場合、無線通信によりスイッチの状態を送信し、あるいはスイッチの状態と切替状態とを送受信することができ、リモートコントロールすることが可能となる。運転スイッチが着脱可能とされても良い。
回転ブラシ機構のブラシは、直接モータ軸と接続されて直接的に駆動されても良いし、各種のギヤ機構を介在させることで、減速されて駆動されても良い。
ネジ止めする部分の数は、増減されても良い。ネジ止めに代えて、あるいはネジ止めと共に、ピン留めや爪による係止あるいはこれらの組合せ等とする。他の固定は、同様に他の形態に変えられても良い。
キャスタや車輪が省略されあるいは増減されたり、バッテリが電動工具用以外のものとされたり、ノズル内の各部材間の通信(制御信号の送受信)も無線通信としたり、ノズルが直接的に吸込口に接続されたり、走行台やタンク,ホース,パイプ,ノズル本体ケース,ベルト等の大きさや材質等が変更されたりする等、各種の部材や部分の有無,数,用途,寸法,姿勢(方向),配置,材質,形状等は、適宜変更されても良い。
尚、第1形態や第2形態、第5形態ないしその変更例に関する発明が次に例示される。
(1)吸込口に直接的に又は間接的に接続されるノズルと、
点灯可能であり、前記ノズルから前記吸込口までの部分に対して着脱可能であるライトアタッチメントと、
を備えていることを特徴とする集塵機。
(2)前記ライトアタッチメントは、バッテリを備えている
ことを特徴とする(1)に記載の集塵機。
1・・集塵機、4・・タンク、6・・本体、10・・吸込口(吸込口からノズルまでの部分)、12・・ホース(吸込口からノズルまでの部分)、13・・パイプ(吸込口からノズルまでの部分)、14,124,153,214,301・・ノズル(吸込口からノズルまでの部分)、22・・運転スイッチ、40・・ライトアタッチメント装着部、41・・ライトアタッチメント、44,118,218・・LED、46,112・・バッテリ装着部、48・・(電動工具用)バッテリ、101,201・・パイプユニット、102,152,202・・屈曲パイプ、110・・屈曲部、114,216・・ライト部、321・・明るさセンサ部、330・・接触センサ部、340・・ゴミセンサ部、350・・振動センサ部、360・・回転ブラシ機構、364・・ノズルモータ、368・・ブラシ、380・・ノズル側無線通信部、390・・制御部。

Claims (14)

  1. 吸込口に直接的に又は間接的に接続されるノズル
    を備えており、
    前記ノズルから前記吸込口までの部分に、バッテリと、当該バッテリにより点灯可能なライト部と、が設けられている
    ことを特徴とする集塵機。
  2. 前記ライト部は、前記ノズルに設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の集塵機。
  3. 前記バッテリは、前記ノズルに設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の集塵機。
  4. 前記ライト部は、前記ノズルから前記吸込口までの部分に対して着脱可能であるライトアタッチメントである
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の集塵機。
  5. 前記ライト部は、前記バッテリが取り替え可能に設けられており前記ノズルから前記吸込口までの部分に対して着脱可能であるライトアタッチメントである
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の集塵機。
  6. 前記バッテリは、前記ノズルから前記吸込口までの部分に対して着脱可能である
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載の集塵機。
  7. 前記バッテリは、電動工具用バッテリである
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れかに記載の集塵機。
  8. 周囲の明るさを検知する明るさセンサ部を備えており、
    前記明るさセンサ部で検知された明るさに応じ、前記ライト部の点灯状態あるいは明るさが変更される
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れかに記載の集塵機。
  9. 前記ノズルは、ノズルモータと、当該ノズルモータにより回転するブラシと、を有する回転ブラシ機構を備えている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項8の何れかに記載の集塵機。
  10. 前記ノズルに対する接触を検知する接触センサ部を備えており、
    前記接触センサ部で検知された前記ノズルに対する接触状態に応じ、前記ブラシの回転状態あるいは回転速度が変更される
    ことを特徴とする請求項9に記載の集塵機。
  11. 前記ノズルから吸い込まれた塵埃を検知するゴミセンサ部を備えており、
    前記ゴミセンサ部で検知された塵埃の数量に応じ、前記ブラシの回転状態あるいは回転速度が変更される
    ことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の集塵機。
  12. 前記ノズルから前記吸込口までの部分の振動を検知する振動センサ部を備えており、
    前記振動センサ部で検知された振動に応じ、前記ブラシの回転状態あるいは回転速度が変更される
    ことを特徴とする請求項9ないし請求項11の何れかに記載の集塵機。
  13. 前記ノズル側無線通信部、前記明るさセンサ部、前記ノズルモータ、前記接触センサ部、前記ゴミセンサ部、前記振動センサ部のうちの少なくとも何れかは、前記バッテリから電力を供給される
    ことを特徴とする請求項9ないし請求項12の何れかに記載の集塵機。
  14. 前記吸込口から吸われた気体内の塵埃を集める集塵部と、
    前記集塵部に取り付けられ、運転スイッチを有している本体と、
    を備えており、
    前記本体は、本体側無線通信部を有しており、
    前記ノズルから前記吸込口までの部分は、本体側無線通信部と無線通信可能なノズル側無線通信部を備えており、
    前記本体側無線通信部は、前記運転スイッチの切替状態を、前記ノズル側無線通信部に送信し、
    前記ノズル側無線通信部は、前記切替状態に応じ、前記ライト部の点灯状態及び前記回転ブラシ機構の作動状態の少なくとも一方を切り替える
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項13の何れかに記載の集塵機。
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