JPH0994196A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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Publication number
JPH0994196A
JPH0994196A JP25069395A JP25069395A JPH0994196A JP H0994196 A JPH0994196 A JP H0994196A JP 25069395 A JP25069395 A JP 25069395A JP 25069395 A JP25069395 A JP 25069395A JP H0994196 A JPH0994196 A JP H0994196A
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JP
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dust
control unit
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hand
unit
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JP25069395A
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English (en)
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Naoaki Ishimaru
直昭 石丸
Taketoshi Sato
武年 佐藤
Tadashi Nakatani
直史 中谷
Kazuko Awaya
加寿子 粟屋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線により通信を行うことにより、軽量化、
軽操作性を実現する電気掃除機を提供することを目的と
する。 【構成】 手元操作部5に設けられ、本体1内のモータ
2の制御内容を選べるスイッチ7と、手元操作部5と本
体1をつなぎ導電体からなるホース6と、スイッチ7の
操作情報を導電体ホース6に信号伝送させて送信する手
元制御部8と、本体1内部に設けられ手元制御部8から
の信号を受信し、スイッチ7の操作情報を判別する本体
制御部9と、本体制御部9からの出力によりモータ2の
運転制御を行うモータ駆動部10とで構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信方式を用いた電気
掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機は、手元操作部と本体
間のホース内を電源線及びモータ制御用の信号線を通
し、手元操作部のスイッチの操作情報に応じて信号線を
通じてモータの制御を行っている。また、手元操作部と
ノズルを結ぶ延長管に信号線を通し、ゴミ信号の情報を
ノズルに伝送し、ノズル部でゴミの有無を表示してい
る。現在、これら以外にホース内の電源線及び信号線を
無くしたものとして、赤外線を用いて手元の操作情報を
本体に送信し、本体のモータの制御を行っているものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の第一の技術では、手元操作部と本体間のホース内に
電源線や信号線及び強化線が通っており、ホースが重
い。またホースが固く柔軟性が無いために操作性が悪い
という課題がある。また、従来の第二の技術では、手元
操作部とノズル部を結ぶ延長管にも信号線を通している
ため、延長管の軽量化および収縮自在の延長管にするこ
とへの妨げとなっている。従来の第三の技術では、手元
操作情報を赤外線で本体に送信するために、人体や物等
の影によって通信できないことや、太陽光や強い蛍光灯
の光によって、受信エラーがおきることがある。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決しよ
うとするものであり、ホース内のモータ制御用の信号線
をなくすことによって軽量化を図った電気掃除機を提供
することを第一の目的としている。また延長管の信号線
をなくし、さらなる軽量化と操作性の向上を図ることを
第二の目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成する本
発明の第一の手段は、手元操作部に設けられ、本体内の
モータの制御内容を選べるスイッチと、前記手元操作部
と本体をつなぎ導電体からなるホースと、前記スイッチ
の操作情報を前記導電体ホースに信号伝送させて送信す
る手元制御部と、本体内部に設けられ前記手元制御部か
らの信号を受信し、スイッチの操作情報を判別する本体
制御部と、前記本体制御部からの出力によりモータの運
転制御を行うモータ駆動部とを有する電気掃除機とする
ものである。
【0006】また第二の目的を達成する本発明の第二の
手段は、手元操作部に設けられ吸引したゴミを検知する
ゴミセンサと、ゴミの吸引口のノズル部と、前記手元操
作部と前記ノズル部とを継ぐアルミ製の延長管と、ゴミ
センサによるゴミの有無の情報を前記アルミ製の延長管
に信号伝送させて送信する手元制御部と、前記ノズル部
に設けられ前記手元制御部からの信号を受信するノズル
制御部と、前記ノズル制御部からの出力によりゴミの有
無の情報をノズル部で表示するゴミ表示手段とを有する
電気掃除機とするものである。
【0007】また第二の目的を達成する本発明の第三の
手段は、手元操作部に設けられ吸引したゴミを検知する
ゴミセンサと、ゴミの吸引口のノズル部と、前記ゴミセ
ンサによるゴミの有無の情報を第一のアンテナから電波
により送信する手元制御部と、前記ノズル部に設けられ
前記手元制御部からの電波の信号を第二のアンテナから
受信するノズル制御部と、前記ノズル制御部からの出力
によりゴミの有無の情報をノズル部で表示するゴミ表示
手段とを有する電気掃除機とするものである。
【0008】また第一及び第二の目的を達成する本発明
の第四の手段は、本体内部に設けられ、吸引したゴミを
検知するゴミセンサと、前記ゴミセンサによるゴミの有
無の情報を第一のアンテナから電波により送信する本体
制御部と、ゴミの吸引口のノズル部と、前記ノズル部に
設けられ前記本体制御部からの電波による信号を第二の
アンテナから受信するノズル制御部と、ノズル制御部か
らの出力によりゴミの量の情報をノズル部で表示するゴ
ミ表示手段とを有する電気掃除機とするものである。
【0009】また第一の目的を達成する本発明の第五の
手段は、手元操作部に設けられ、本体内のモータの制御
内容を選べるスイッチと、前記手元操作部と本体をつな
ぎゴミを含んだ空気の通路となるホースと、前記スイッ
チの操作情報を前記ホース内に向けて音波発生手段より
発音する手元制御部と、本体内部に設けられ前記手元制
御部からの音波信号を入力する集音手段と前記集音手段
の出力から特定周波数のみ取り出すフィルタと、フィル
タからの信号を受信し、スイッチの操作情報を判別する
本体制御部と、前記本体制御部からの出力によりモータ
の運転制御を行うモータ駆動部とを有する電気掃除機と
するものである。
【0010】また第一の目的を達成する本発明の第六の
手段は、手元操作部に設けられ、本体内のモータの制御
内容を選べるスイッチと、前記手元操作部と本体をつな
ぐホースと、前記ホースはゴミを含んだ空気の通路と別
に音波の伝送路を有し、前記スイッチの操作情報を前記
ホースの音の伝送路に向けて音波発生手段より発音する
手元制御部と、本体内部に設けられ前記手元制御部から
の音波信号を入力する集音手段と前記集音手段の出力か
ら特定周波数のみ取り出すフィルタと、フィルタからの
信号を受信し、スイッチの操作情報を判別する本体制御
部と、前記本体制御部からの出力によりモータの運転制
御を行うモータ駆動部とを有する電気掃除機とするもの
である。
【0011】
【作用】本発明の第一の手段は、手元操作部のスイッチ
で選択したモータの制御内容を表す信号が手元制御部か
ら導電体ホースへ送信される。この信号は導電体ホース
を伝わり本体内部に設けられた本体制御部に受信され
る。この受信された信号によりスイッチの操作情報を判
別し、モータの制御を行うように作用するものである。
【0012】本発明の第二の手段は、手元操作部のゴミ
センサによりゴミの有無を示す信号が手元制御部からア
ルミ製の延長管を通して送信される。この信号はアルミ
製の延長管を伝わりノズル部に設けらたノズル制御部に
受信される。この受信された信号によりゴミの有無の情
報を判別し、ノズル部でゴミ表示手段により表示を行う
ように作用するものである。
【0013】本発明の第三の手段は、手元操作部のゴミ
センサによりゴミの有無を示す信号が手元制御部からア
ンテナを介して電波として空中に送信される。この電波
による信号をノズル部のアンテナからノズル制御部に受
信される。この受信された信号によりゴミの有無の情報
を判別し、ノズル部でゴミ表示手段により表示を行うよ
うに作用するものである。
【0014】本発明の第四の手段は、本体内部のゴミセ
ンサによりゴミの有無を示す出力が本体制御部からアン
テナを介して電波として空中に送信される。この電波に
よる信号をノズル部のアンテナからノズル制御部に受信
される。この受信された信号によりゴミの有無の情報を
判別し、ノズル部でゴミ表示手段により表示を行うよう
に作用するものである。
【0015】本発明の第五の手段は、手元操作部のスイ
ッチで選択したモータの制御内容を表す信号が前記手元
操作部と本体をつなぎゴミを含んだ空気の通路となるホ
ース内へ音波発生手段から音波として送信される。この
音波信号は、ホース内を通り本体内部に設けられた集音
手段からフィルタを通して本体制御部に受信される。こ
の受信された信号によりスイッチの操作情報を判別し,
モータの運転制御を行うように作用するものである。
【0016】本発明の第六の手段は、手元操作部のスイ
ッチで選択したモータの制御内容を表す信号がホース内
の音の伝送路に音波発生手段から音波として送信され
る。この音波信号は、ホース内の音の伝送路を伝わり本
体内部に設けられた集音手段からフィルタを通して本体
制御部に受信される。この受信された信号によりスイッ
チの操作情報を判別し,モータの運転制御を行うように
作用するものである。
【0017】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第一の手段の1実施例につい
て図1及び図2を用いて説明する。
【0018】図1は本実施例の掃除機の構成図である。
1は本体であり、内部に空気を吸い込むためのモータ2
と、モータ駆動部10と本体制御部9を備えている。3
は空気の吸い込み口であるノズル部、4は延長管であ
り、5はスイッチ7と手元制御部8とを備えた手元操作
部である。この前記本体1と手元操作部5は導電体ホー
ス6で接続されている。
【0019】ここで本実施例の掃除機の動作を説明す
る。この掃除機の運転切換は手元操作部5により行われ
る。前記手元操作部5内のスイッチ7により、使用者は
掃除機の運転を行う時にはスイッチ7の「入」スイッチ
を押す。この操作情報は手元操作部5内の手元制御部8
から信号として導電体ホース6に送られる。この導電ホ
ース6により伝送された信号は、本体1内の本体制御部
9に入力され、運転「入」の情報と判断されて、モータ
駆動部10によりモータ2の運転を開始する。同様に使
用者が掃除機の運転を停止したい場合には、スイッチ7
の「切」を押すと、同じく手元制御部5から導電ホース
6を通して本体制御部9に伝わり、モータ駆動部10の
出力によってモータ2の運転を停止する。
【0020】図2は本実施例の掃除機の制御システムの
回路ブロック図である。この制御システムの動作につい
て説明する。手元操作部5は、マイコン11と送信回路
12と電池13から構成される手元制御部8と、スイッ
チ7からなる。また本体1は、電源回路14とマイコン
15と受信回路16から構成される本体制御部9と、モ
ータ2と、モータ駆動回路10からなる。また、この手
元操作部5と本体1とは導電ホース6で接続され、手元
操作部5内では送信回路12に、本体内では受信回路1
6にそれぞれ回路的に接続されている。
【0021】まず、スイッチ7を押されるとその情報は
マイコン11に入力される。マイコン11ではこの押さ
れたスイッチの内容に合わせて、内部のエンコーダ部か
ら識別内容を表す4ビットのデータを出力する。ここで
スイッチの種類は3つ以内であるためデータを表すビッ
トは2ビット必要で、残り2ビットはその反転コードで
ある。
【0022】この4ビットのデータは送信回路12より
導電ホース6に伝送される。この導電ホース6では大地
アースを対して信号が伝送し、本体1内の受信回路16
に入力される。この入力された信号は、受信回路16内
部のフィルタを通して4ビットのデータがマイコン15
に入力される。ここでこのデータは、マイコン15内の
デコーダによってどのスイッチを押したデータなのかを
識別され、その識別された内容に合わせてマイコン15
はモータ駆動回路10にモータ2の制御内容を表す信号
を出力し、これに従ってモータ駆動回路10からモータ
2の制御を行う。
【0023】以上のように本実施例は、本体モータの制
御を手元操作部で行い、その制御信号をホース内に2本
の信号線を通して伝達するのではなく、ホースそのもの
を導電性のあるホースにして行う。このため、ホースの
軽量化、操作性の向上がはかれ、かつ赤外線通信のよう
な指向性もない為に誤動作もない。また、距離がホース
長のみであり、送信出力も少なくてすむ。よって手元制
御部の電源である電池も低消費ですみ、電池寿命ものび
ることとなる。
【0024】(実施例2)以下本発明の第二の手段の1
実施例について図3及び図4を用いて説明する。
【0025】図3は本実施例の掃除機の構成図である。
3は空気の吸い込み口であるノズル部であり、ノズル制
御部17と、ゴミの有無を表示するゴミ表示手段18を
備えている。19はアルミニウム製の伸縮可能な延長管
である。また手元操作部5内にはゴミの有無を識別する
ゴミセンサ20と手元制御部21を備えている。手元操
作部5と本体1とはホース22で接続され、そのホース
内には電源線と信号線が通っている。
【0026】ここで本実施例の掃除機の動作を説明す
る。この掃除機の本体モータの運転切換は手元操作部5
で行われ、手元制御部21からホース内の信号線を通し
て本体制御部で行われる。
【0027】一方、手元操作部5内のゴミセンサ20は
赤外線ホトセンサにより構成され、ゴミの通過で赤外線
が遮られることによってゴミの有無と量を判別するもの
である。このゴミセンサからの情報が手元制御部21に
入力され、識別されたゴミの有無と量に合わせたモータ
のファジィ制御を行うように、信号線にモータの制御信
号を送る。さらに、ゴミの有無の表示をノズル部3のゴ
ミ表示手段で行われる。この際に、手元制御部からゴミ
の有無の情報が信号としてアルミニウム製の延長管に送
られる。アルミニウムは導電性があり信号を伝送し、ノ
ズル部3内のノズル制御部に入力され、この信号からゴ
ミの有無の情報が判別されて、ゴミ表示手段のLEDに
より表示される。
【0028】図4は本実施例の掃除機の手元操作部5と
ノズル部3の制御システムの回路ブロック図である。こ
の制御システムのゴミの表示に関する動作を説明する。
まず、ゴミセンサ20によりごみの有無の情報はマイコ
ン23に入力される。マイコン23ではこの情報により
ゴミの有無を識別する。この識別内容をマイコン23内
のエンコーダ部から識別内容を表す2ビットのデータを
出力する。ゴミの有無を表すビットは1ビット、残り1
ビットはその反転コードである。
【0029】この2ビットのデータは送信回路24より
アルミニウム製の延長管19に伝送される。この延長管
19では大地アースに対して信号が伝送し、ノズル部3
内の受信回路25に入力される。この入力された信号
は、受信回路25内のフィルタを通して2ビットのデー
タがマイコン26に入力される。ここでこのデータは、
マイコン内のデコーダによってゴミの有無のいずれのデ
ータなのかを識別され、その識別された内容に合わせて
マイコン26はゴミ表示手段のLEDにより表示され
る。
【0030】以上のように本実施例は、ゴミ信号の情報
伝送を従来の延長管に信号線を2本通すことなく行え、
かつ延長管の材料のアルミの導電性を生かしたものであ
り、延長管の軽量化、伸縮性の向上がはかれ、かつ確実
な情報伝送が行えるものである。
【0031】(実施例3)以下本発明の第三の手段の1
実施例について図5及び図6を用いて説明する。
【0032】図5は本実施例の掃除機の構成図である。
空気の吸い込み口であるノズル部3には、ノズル制御部
28と、ゴミの有無を表示するゴミ表示手段18とアン
テナ29を備えている。また手元操作部5内には、手元
制御部30とゴミの有無を識別するゴミセンサ20とア
ンテナ31を備えている。
【0033】ここで本実施例の掃除機のモータ制御及び
ゴミセンサの検知方法に関しては前記実施例2と同様で
あるため説明を省略する。ゴミの有無の情報の伝送は、
手元制御部30からアンテナ29を介して電波により送
信される。この送信された電波は、ノズル部3内のアン
テナ31からノズル制御部28に受信され、ゴミの有無
の何れの情報か判別されて、ゴミ表示手段により表示さ
れる。
【0034】図6は本実施例の掃除機の手元操作部5と
ノズル部3の制御システムの回路ブロック図である。こ
の制御システムのゴミの表示についての動作を説明す
る。まず、ゴミセンサ20によりごみの有無の情報はマ
イコン32に入力される。マイコン32ではこの情報に
よりゴミの有無を識別する。この識別内容をマイコン内
のエンコーダ部から識別内容を表す8ビットのデータを
出力する。ゴミの有無を表すビットは1ビット、混信防
止のためのIDコードが3ビット、残り4ビットはその
反転コードである。
【0035】この8ビットのデータ信号は送信回路33
よりアンテナ31から電波として空中に放射される。こ
の電波は空中を伝搬しノズル部3内のアンテナ29から
受信回路34に入力される。この入力された信号は、受
信回路内34のフィルタを通して8ビットデータがマイ
コン35に入力される。ここでこのデータは、マイコン
35内のデコーダによってゴミの有無のいずれのデータ
なのかを識別され、その識別された内容に合わせてマイ
コン35はゴミ表示手段のLEDで表示を行う。
【0036】以上のように本実施例は、ゴミ信号の情報
伝送を電波により行い延長管の軽量化、伸縮性の向上が
はかれ、確実な情報伝送が行えるものである。
【0037】(実施例4)以下本発明の第四の手段の1
実施例について図7及び図8を用いて説明する。
【0038】図7は本実施例の掃除機の構成図である。
3は空気の吸い込み口であるノズル部で、ノズル制御部
28とゴミの有無を表示するゴミ表示手段18とアンテ
ナ29を備えている。本体1内には、モータの制御を選
べるスイッチ36と本体制御部37とゴミの有無を識別
するゴミセンサ38とアンテナ39を備えている。
【0039】ここで本実施例の掃除機のモータ制御の選
択はは本体内にあるスイッチ36にて行い、スイッチ3
6の操作に合わせて本体制御部37より制御を行う。ゴ
ミの有無の判断は本体内のホトセンサからなるゴミセン
サ38で判別される。このゴミの表示はノズル部3のゴ
ミ表示手段18で行う。この際に、本体制御部37から
ゴミの有無の情報が信号としてアンテナ39から電波で
送信される。この送信された電波は、ノズル部3内のア
ンテナ29に受信され、ノズル制御部28に入力され、
この信号からゴミの有無の情報が判別されて、ゴミ表示
手段18により表示される。
【0040】図8は本実施例の掃除機の本体制御部とノ
ズル部の制御システムの回路ブロック図である。この制
御システムのゴミの有無の表示についての動作を説明す
る。まず、ゴミセンサ38によりごみの有無の情報はマ
イコンに入力される。マイコン40ではこの情報により
ゴミの有無を識別する。この識別内容をマイコン40内
のエンコーダ部から識別内容を表す8ビットのデータを
出力する。ゴミの有無を表すビットは1ビット、IDコ
ードが3ビット、残り4ビットはその反転コードであ
る。
【0041】この8ビットのデータ信号は送信回路41
よりアンテナ39から電波として空中に放射される。こ
の電波は空中を伝搬しノズル部内のアンテナ29から受
信回路34に入力される。この入力された信号は、受信
回路34内のフィルタを通して8ビットデータがマイコ
ン35に入力される。ここでこのデータは、マイコン3
5内のデコーダによってゴミの有無のいずれのデータな
のかを識別され、その識別された内容に合わせてマイコ
ン35はゴミ表示手段18のLEDで表示を行う。
【0042】以上のように本実施例は、モータ制御のス
イッチならびにゴミセンサによるゴミの有無の判断が本
体内で行われ、かつゴミ信号の表示がノズル部で表示さ
れ、その情報伝達が電波により行われるために、手元操
作部の軽量化、小型化とホースの軽量化、軽操作性の向
上さらに延長管の軽量化、伸縮性の向上がはかれ、確実
な情報伝送が行えるものである。
【0043】(実施例5)以下本発明の第五の手段の1
実施例について図9及び図10を用いて説明する。
【0044】図9は本実施例の掃除機の構成図である。
本体1内にはモータ駆動部10と本体制御42と、ホー
ス46内の音波を拾うマイク43を備えている。手元操
作部5内には手元制御部44と音波を発生するブザー4
5を備えている。ここでこの本実施例の掃除機の動作を
説明する。この掃除機の手元操作部5内のスイッチ7の
操作情報は手元操作部5内の手元制御部44からブザー
45によりホース46内に発音される。ホース46内に
発音された音波信号は、本体1内のマイク43により拾
われ、本体制御部42に入力される。この本体制御部4
2でスイッチの操作情報が識別され、モータ駆動部10
からモータ2の制御を行う。
【0045】図10は本実施例の掃除機の制御システム
の回路ブロック図である。この制御システムの動作につ
いて説明する。手元操作部5は、スイッチ7と、マイコ
ン47と発振回路48とブザー45と電池13から構成
される手元制御部44からなる。また本体1は、モータ
2と、モータ駆動回路10と、電源回路14とマイコン
49と周波数フィルタ50とマイク43から構成されて
いる。スイッチ7の押された内容に合わせてマイコン4
7内のエンコーダ部から識別内容を表す4ビットのデー
タを出力する。
【0046】この4ビットのデータは発振回路48によ
り作られた4KHzの周波数でブザー45より音波として
ホース46内に発音される。この音波は本体1内のマイ
ク43に入力される。この入力された音波信号は、周波
数フィルタ50を通して4KHzの音波信号のみが取り出
され、4ビットデータとなって、マイコン49に入力さ
れる。ここで、マイコン49内のデコーダによってどの
スイッチを押したデータなのかを識別され、その識別さ
れた内容に合わせてマイコン49はモータ駆動回路10
にモータ2の制御内容を表す信号を出力し、これに従っ
てモータ駆動回路10からモータ2の制御を行う。
【0047】以上のように本実施例は、手元操作部のス
イッチの操作情報をホース内に2本の信号線を通して伝
達するのではなく、ホース内を音波伝送路とすること
で、ホースそのものを用いて通信を行うものであり、ホ
ースの軽量化、操作性の向上がはかれる。また、通信距
離がホース長のみであり、送信出力も少なくてすむため
に、手元制御部の電源である電池の寿命ものびるもので
ある。
【0048】(実施例6)以下本発明の第六の手段の1
実施例について図11、図12及び図13を用いて説明
する。
【0049】図11は本実施例の掃除機の構成図であ
る。本体と手元操作部を結ぶホース51には、ゴミを含
んだ空気の通路とは別に、スイッチ7の操作情報を伝送
する音波の信号伝送路52を設けている。ここでこの動
作の説明を行う。手元制御部44からブザー45により
ホース内の音波信号伝送路52に発音される。この発音
された音波信号は、本体1内のマイク43により拾わ
れ、本体制御部42に入力される。この本体制御部42
でスイッチ7の操作情報が識別され、モータ駆動部10
からモータ2の制御を行う。
【0050】本実施例の掃除機の制御システムの回路ブ
ロックは、図12に示すとおり回路的には前記実施例5
と同様であるため、説明は省略する。図13は本実施例
のホースの断面図である。ホース全体の中に、従来の掃
除機の空気の通路とは別に音波信号伝送路を設けた二重
構造になっている。このため音波の伝送路は空気の通路
からの影響を受けなく、空気の流れによる気圧変化等の
ノイズも受けることはない。
【0051】以上のように本実施例は、手元操作部のス
イッチの操作情報をホース内に音波専用伝送路とするこ
とで、空気の気圧変化による影響を受けにくく音波信号
伝送が行える。かつホースそのものを用いて通信を行う
ものであり、ホースの軽量化、操作性の向上がはかれ、
外来ノイズによる影響を受けることなく通信できる。ま
た、通信距離がホース長のみであり、送信出力も少なく
てすみ、手元制御部の電源である電池も低消費ですみ、
電池寿命ものびるものである。
【0052】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、本体モータの制
御を手元操作部で行い、その制御信号をホース内に2本
の信号線を通して伝達するのではなく、ホースそのもの
を導電性のあるホースにすることで、このホースを用い
て1本線で通信を行うものであり、ホースの軽量化、操
作性の向上がはかれ、かつ赤外線通信のような指向性も
ない。また、距離がホース長のみであり、送信出力も少
なくてすむ。よって手元制御部の電源も低消費ですみ、
効果は大なものがある。
【0053】本発明の第二の手段は、ゴミ信号の情報伝
送を従来の延長管に信号線を2本通すことなく行え、か
つ延長管の材料のアルミの導電性を生かしたものであ
り、延長管の軽量化、伸縮性の向上がはかれ、かつ確実
な情報伝送が行えるものであり、効果は大なものがあ
る。
【0054】本発明の第三の手段は、ゴミ信号の情報伝
送を電波により行い延長管の軽量化、伸縮性の向上がは
かれ、確実な情報伝送が行えるものであり、効果は大な
ものがある。
【0055】本発明の第四の手段は、モータ制御のスイ
ッチならびにゴミセンサによるゴミの有無の判断が本体
内で行われ、かつゴミ信号の表示がノズル部で表示さ
れ、その情報伝達が電波により行われるために、ホース
の軽量化、軽操作性の向上及び延長管の軽量化、伸縮性
の向上がはかれ、確実な情報伝送が行えるものでありそ
の効果は大なものがある。
【0056】本発明の第五の手段は、手元操作部のスイ
ッチの操作情報をホース内に2本の信号線を通して伝達
するのではなく、ホース内を音波伝送路とすることで、
ホースそのものを用いて通信を行うものであり、ホース
の軽量化、操作性の向上がはかれる。また、通信距離が
ホース長のみであり、送信出力も少なくてすみ、手元制
御部の電源である電池も低消費ですみ、電池寿命ものび
るものでありその効果は大なものがある。
【0057】本発明の第六の手段は、手元操作部のスイ
ッチの操作情報をホース内に音波専用伝送路とすること
で、空気の気圧変化による影響を受けにくく音波信号伝
送が行える。かつホースそのものを用いて通信を行うも
のであり、ホースの軽量化、操作性の向上がはかれ、外
来ノイズによる影響を受けることなく通信できる。ま
た、通信距離がホース長のみであり、送信出力も少なく
てすみ、手元制御部の電源である電池も低消費ですみ、
電池寿命ものびるものでありその効果は大なものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の手段の実施例である電気掃除機
の構成図
【図2】本発明の第一の手段の実施例の制御ブロック図
【図3】本発明の第二の手段の実施例である電気掃除機
の構成図
【図4】本発明の第二の手段の実施例の制御ブロック図
【図5】本発明の第三の手段の実施例である電気掃除機
の構成図
【図6】本発明の第三の手段の実施例の制御ブロック図
【図7】本発明の第四の手段の実施例である電気掃除機
の構成図
【図8】本発明の第四の手段の実施例の制御ブロック図
【図9】本発明の第五の手段の実施例である電気掃除機
の構成図
【図10】本発明の第五の手段の実施例の制御ブロック
【図11】本発明の第六の手段の実施例である電気掃除
機の構成図
【図12】本発明の第六の手段の実施例の制御ブロック
【図13】本発明の第六の手段の実施例のホースの断面
【符号の説明】
1 本体 2 モータ 3 ノズル 4 延長管 5 手元操作部 7 スイッチ 8 手元制御部 9 本体制御部 10 モータ駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粟屋 加寿子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手元操作部に設けられ、本体内のモータ
    の制御内容を選べるスイッチと、前記手元操作部と本体
    をつなぎ導電体からなるホースと、前記スイッチの操作
    情報を前記導電体ホースに信号伝送させて送信する手元
    制御部と、本体内部に設けられ前記手元制御部からの信
    号を受信し、スイッチの操作情報を判別する本体制御部
    と、前記本体制御部からの出力によりモータの運転制御
    を行うモータ駆動部とを有する電気掃除機。
  2. 【請求項2】 手元操作部に設けられ吸引したゴミを検
    知するゴミセンサと、ゴミの吸引口のノズル部と、前記
    手元操作部と前記ノズル部とを継ぐアルミ製の延長管
    と、ゴミセンサによるゴミの有無の情報を前記アルミ製
    の延長管に信号伝送させて送信する手元制御部と、前記
    ノズル部に設けられ前記手元制御部からの信号を受信す
    るノズル制御部と、前記ノズル制御部からの出力により
    ゴミの有無の情報をノズル部で表示するゴミ表示手段と
    を有する電気掃除機。
  3. 【請求項3】 手元操作部に設けられ吸引したゴミを検
    知するゴミセンサと、ゴミの吸引口のノズル部と、前記
    ゴミセンサによるゴミの有無の情報を第一のアンテナか
    ら電波により送信する手元制御部と、前記ノズル部に設
    けられ前記手元制御部からの電波の信号を第二のアンテ
    ナから受信するノズル制御部と、前記ノズル制御部から
    の出力によりゴミの有無の情報をノズル部で表示するゴ
    ミ表示手段とを有する電気掃除機。
  4. 【請求項4】 本体内部に設けられ、吸引したゴミを検
    知するゴミセンサと、前記ゴミセンサによるゴミの有無
    の情報を第一のアンテナから電波により送信する本体制
    御部と、ゴミの吸引口のノズル部と、前記ノズル部に設
    けられ前記本体制御部からの電波による信号を第二のア
    ンテナから受信するノズル制御部と、ノズル制御部から
    の出力によりゴミの量の情報をノズル部で表示するゴミ
    表示手段とを有する電気掃除機。
  5. 【請求項5】 手元操作部に設けられ、本体内のモータ
    の制御内容を選べるスイッチと、前記手元操作部と本体
    をつなぎゴミを含んだ空気の通路となるホースと、前記
    スイッチの操作情報を前記ホース内に向けて音波発生手
    段より発音する手元制御部と、本体内部に設けられ前記
    手元制御部からの音波信号を入力する集音手段と前記集
    音手段の出力から特定周波数のみ取り出すフィルタと、
    フィルタからの信号を受信し、スイッチの操作情報を判
    別する本体制御部と、前記本体制御部からの出力により
    モータの運転制御を行うモータ駆動部とを有する電気掃
    除機。
  6. 【請求項6】 手元操作部に設けられ、本体内のモータ
    の制御内容を選べるスイッチと、前記手元操作部と本体
    をつなぐホースと、前記ホースはゴミを含んだ空気の通
    路と別に音波の伝送路を有し、前記スイッチの操作情報
    を前記ホースの音の伝送路に向けて音波発生手段より発
    音する手元制御部と、本体内部に設けられ前記手元制御
    部からの音波信号を入力する集音手段と前記集音手段の
    出力から特定周波数のみ取り出すフィルタと、フィルタ
    からの信号を受信し、スイッチの操作情報を判別する本
    体制御部と、前記本体制御部からの出力によりモータの
    運転制御を行うモータ駆動部とを有する電気掃除機。
JP25069395A 1995-09-28 1995-09-28 電気掃除機 Pending JPH0994196A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0365908A (ja) * 1989-08-04 1991-03-20 Furukawa Electric Co Ltd:The 半導体光素子モジュールの製造方法
JP2015192730A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 三菱電機株式会社 電気掃除機
JP2018094021A (ja) * 2016-12-12 2018-06-21 株式会社マキタ 集塵機

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