JP2000005107A - 電気掃除機用吸込具並びに電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機用吸込具並びに電気掃除機Info
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Abstract
度旋回する機構を備えつつ低騒音化と部品点数削減を図
ることを目的とする。 【解決手段】 下方開口4の集塵室3と、集塵室3内の
塵埃を含んだ大気を吸引する吸引口9を有し、吸引口9
の近傍には関節を持った主継手部5と従継手部6を有
し、従継手部6の先端部には接続パイプ7を有し、主継
手部5と従継手部6の内部に、前記吸引口9と前記接続
パイプ7とを連結する可撓性の材料からなる継手管8を
備えたことにより、接続パイプ7を左右各方向に捩るこ
とで吸込具が左右各方向に90度旋回し、部屋の壁際の
ゴミや家具間等の狭い隙間のゴミも簡単な捩り操作で掃
除することができ、使い勝手が良い。また、継手管8が
屈曲自在で緩やかに曲がるため、風の流路を狭く屈曲さ
せることが無いので、風切り騒音を低減でき、また、構
成がシンプルで部品点数が少ない。
Description
及び前記吸込具を用いた電気掃除機に関するものであ
る。
の壁際のゴミを、吸込具を付け替えることなく掃除中に
簡単な操作で掃除することができる電気掃除機が要望さ
れていた。その問題を解決するため従来の掃除機では図
19に示す様な構成があった。
説明する。吸込具は、上部枠体1と下部枠体2とにより
形成されており、内部に集塵室3を有し前記集塵室3の
掃除面方向には下部枠体2に開口4が設けられている。
吸込具後部には上部枠体1と下部枠体2によって上下に
回動自在にア−ム46が挟持されている。またこのア−
ム46は掃除面に対し、上下方向に回動する構成となっ
ている。47は、延長管44の接続方向と前記ア−ム4
6との取り付け方向が90度曲げられた形状をした接続
パイプであり、前記ア−ム46の上部に垂直方向にかつ
周方向に略180度回動自在に取り付けられている。
接続され、延長管44の他端には取手部48接続され、
取手部48の後方にはホ−ス45が接続されている。
に歩く姿勢の方向に対し吸込具の長手方向49が垂直方
向にあったものが、取手部を左右に捩ることで、吸込具
が左右各方向に略90度旋回し、吸込具の長手方向49
と前後に歩く姿勢の方向が同方向となり、部屋の壁際の
ゴミを容易に吸い取ることができ、また吸込具の長手幅
の邪魔がなくなるため、家具間等の狭い隙間のゴミも吸
込具を付け替えることなく簡単な捩り操作で掃除するこ
とができる。
の電気掃除機用吸込具は、図19、図20に示す様に、
ア−ム46と接続パイプ47の中を流れる風が90度方
向に2回も狭い空間50内で曲げられるため、そこで発
生する風切り騒音が大きくなるといった問題を有してい
た。
るといった問題も有していた。また、接続パイプ47が
90度曲げられた形状から、延長管44の取付位置がア
−ム46の回動支点51より高い位置にありかつ、その
高い位置にて接続パイプ47が左右方向に回動するた
め、延長管44操作時の力のベクトル方向が吸込具を直
進に押す方向から左右どちらかの方向にズレると、吸込
具が接続パイプ47の回動軸52を中心にして回転して
しまい、掃除時に吸込具が左右にふらついたり回転して
しまうといった使い勝手が良くないといった問題も有し
ていた。
単な捩り操作で吸込具が左右各方向に90度旋回する機
構を備えつつ、低騒音化とシンプル構造による部品点数
削減とコスト低減を図り、また機能上の使い勝手を良く
することを目的とする。
に本発明は、下方開口の集塵室と前記集塵室内の塵埃を
含んだ大気を吸引する吸引口と、前記集塵室と吸引口を
内部に設けた吸込具本体と接続パイプに接続される複数
の関節を持った継手部と、可撓性の材料からなり前記吸
引口と前記接続パイプとを連結する継手管を備え、前記
継手管を前記継手部内に配して集塵通路を形成したこと
により、接続パイプを左右各方向に捩ることで継手部の
複数の関節による回動と可撓性材料による継手管の曲が
りにより、吸込具が左右各方向に略90度旋回し、吸込
具の長手方向と前後に歩く姿勢の方向が同方向となり、
部屋の壁際のゴミを容易に吸い取ることができ、また吸
込具の長手幅の邪魔がなくなるため、家具間等の狭い隙
間のゴミも簡単な捩り操作で掃除することができ、使い
勝手が良く掃除作業の向上を図ることができる。
て接続パイプまでの連結する集塵通路が、直線上に連通
して配置されかつ、継手管が屈曲自在の可撓性材料で緩
やかに曲がるため、風の流路を狭い空間内で屈曲させる
ことが無いので、風切り騒音を低減でき静音化が図れ
る。
イプは直線上に連通して配置されており、常に延長管操
作時の力のベクトル方向成分が継手部の支点に作用する
ことから、掃除時に吸込具が関節の支点を中心にして左
右に大きくふらついたり回転してしまうといったことは
無く、直進安定性が良く使い勝手が良い。
く、組立て易いためコスト低減が図かれる。
下方開口の集塵室と、前記集塵室内の塵埃を含んだ大気
を吸引する吸引口と、前記集塵室と吸引口を内部に設け
た吸込具本体と接続パイプに接続される複数の関節を持
った継手部と、可撓性の材料からなり前記吸引口と前記
接続パイプとを連結する継手管を備え、前記継手管を前
記継手部内に配して集塵通路を形成したことにより、接
続パイプを左右各方向に捩ることで継手部の複数の関節
による回動と可撓性材料による継手管の曲がりにより、
吸込具が左右各方向に旋回し、吸込具の長手方向が前後
に歩く姿勢の方向に近づき、部屋の壁際のゴミを容易に
吸い取ることができ、使い勝手が良く掃除作業の向上を
図ることができる。
て接続パイプまでの連結する集塵通路が、直線上に連通
して配置されかつ、継手管が屈曲自在の可撓性材料で緩
やかに曲がるため、風の流路を狭い空間内で屈曲させる
ことが無いので、風切り騒音を低減でき静音化が図れ
る。
く、組立て易いためコスト低減が図かれる。
プに接続される延長管の長手方向と吸込具本体の長手方
向とが略平行になる様にしたことにより、吸込具が左右
各方向に略90度旋回し、吸込具の長手方向と前後に歩
く姿勢の方向が同方向となり、部屋の壁際のゴミを容易
に吸い取ることができ、また吸込具の長手幅の邪魔がな
くなるため、家具間等の狭い隙間のゴミも簡単な捩り操
作で掃除することができ、使い勝手が良く掃除作業の向
上を図ることができる。
対し上下方向に回動する上下回動軸と直角方向に回動軸
を有する左右回動軸を主継手部に備え、前記主継手部の
上下回動軸及び左右回動軸のいずれか一方に嵌合し回動
する従継手部を設け、他方には、嵌合し回動する吸込具
本体を組み付け、複数の関節を備えたことにより、常に
延長管操作時の力のベクトル方向成分が継手部の支点に
作用することから、吸込具の操作追従性に優れ、掃除時
に吸込具が保持部の支点を中心にして左右に大きくふら
ついたり回転してしまうといったことは無く、使い勝手
を良くすることができる。
集塵室の斜め後方に傾斜する様に配置させたことによ
り、前記吸引口と前記接続パイプとを連結する可撓性の
材料からなる屈曲自在の継手管が、掃除面に対し水平方
向から垂直方向まで上下に屈曲する中間位置で真直ぐに
配置されるため、吸込具の操作時において継手管を上下
に曲げ易く操作が軽くなると共に、継手管に与える伸び
縮みの負担が少なく耐久性が向上する。
体を上部枠体と下部枠体とにより形成し、内部に集塵室
を有し前記集塵室の掃除面方向には前記下部枠体に開口
を設け、前記下部枠体には掃除面に接地するロ−ラ−を
前記開口の後方に備え、前記主継手部の上下回動軸及び
左右回動軸のいずれかの関節を吸込具本体側の前記開口
と前記ロ−ラ−との間に配置させたことにより、吸込具
操作時にロ−ラ−を掃除面に押しつける力が作用し、ロ
−ラ−の回転軸を支点にして吸込具の前方部が浮き上が
るといったことは無くなり、吸込具を床面に安定して接
地させ、使い勝手を良くすることができる。
と嵌合し回動する吸込具本体の最大回動位置において、
前記主継手部と前記吸込具本体との間に空間部を設け、
さらに前記主継手部と嵌合し回動する従継手部の最大回
動位置においても、前記主継手部と前記従継手部との間
に空間部を設けたことにより、万が一人の手の指が主継
手部と吸込具本体及び従継手部との間に入った状態で最
大回動位置まで曲げても、空間部が設けてあるので、指
が強く挟まれることは無く安全である。
と接続パイプの構成において、前記従継手部の回動中心
に垂直な方向に対し、接続パイプの挿入方向を数度下方
に角度を設けたことにより、吸込具操作時の力のベクト
ル方向成分の内の吸込具を床面に押しつける下向きのベ
クトル方向成分が作用し、吸込具を床面に安定して接地
させ、掃除時の吸込具の左右ふらつきや回転等が減少
し、使い勝手を良くすることができる。
と従継手部の回動部において、クリック構成による位置
決め手段が設けられていることにより、吸込具が不用意
に回転することなく使用頻度が多い直進方向に軽度にロ
ック規制されるため、掃除時に吸込具が左右に大きくふ
らついたり回転してしまうといったことは無く、直進安
定性が良く使い勝手を良くすることができる。
料からなる継手管の片側または両端部に硬質の材料から
なる接続管を一体成形する構成にしたことにより、部品
間の組付けや接着が不要になり、組立性の向上とエア−
タイト性の向上を図ることができる。
部は二分割構成にし、前記接続パイプと前記主継手部の
回動軸部各々を挟み込んで固定する構成にしたことによ
り、部品組立ての位置規制が容易にでき、組立ての精度
と作業性向上を図ることができる。
材料からなる継手管を蛇腹形状に形成したことにより、
曲げ圧縮に対し柔軟になり、接続パイプを左右各方向に
捩って継手管を曲げて吸込具を左右各方向に90度旋回
させる時の操作性が良くなり、使い勝手を良くすること
ができる。
と接続パイプとを連結する継手管の形状をラッパ形状と
し、前記継手管の断面積は前記吸引口で大きくし接続パ
イプ側にかけて小さくなる様に徐変させたことにより、
風の流れが整流されてスム−ズになり、吸引口辺りで発
生する風切り騒音を小さくすることができる。
手管の断面積が前記吸引口で大きく主継手部から従継手
部の回動部に向けて小さくなる様に徐変させ、前記回動
部近傍から接続パイプにかけては一定になる様にしたこ
とにより、前記回動部辺りでの継手管の断面積が小さい
ため、継手管の屈曲性が良く曲げ易く操作が軽くなると
共に、継手管に与える伸び縮みの負担が少なく耐久性が
向上する。
の蛇腹形状部の内面側凸部面にフラット部を設けたこと
により、一定長さ当たりの凹凸部の数が減り、蛇腹内壁
側の凹凸部で発生する風の乱流を軽減でき、風切り音が
軽減され静音化を図ることができる。
ト部には、風の流入方向に沿って、風が常に中心方向を
向く様に傾斜を設けたことにより、蛇腹内壁側の凹凸部
で発生する風の乱流を整流する作用が働き、風切り音が
軽減され静音化を図ることができる。
状部の内面凸部は風の流入方向に対し、上流側の稜線は
Rにし、下流側の稜線にはエッジを形成したことによ
り、蛇腹内壁側の凹凸部で発生する風の乱流内の凹溝部
に引き込まれる風の渦を減少させる作用が働き、風切り
音が軽減され静音化を図ることができる。
塵埃を集塵する集塵室と電動送風機を備えた電気掃除機
本体に、少なくとも請求項1〜16のいずれか1項記載
の電気掃除機用吸込具と連通するように接続される吸込
口を備えた電気掃除機とするもので、掃除作業性に優れ
た電気掃除機を提供することができる。
1〜図4において説明する。
り形成されており、内部に集塵室3を有し集塵室3の掃
除面方向には下部枠体2に開口4が設けられている。吸
込具後部には上部枠体1と下部枠体2によって上下に回
動自在に主継手部5が挟持されている。またこの主継手
部5は掃除面に対し、略水平方向から略垂直方向まで回
動する構成となっている。6は従継手部であり、接続パ
イプ7を保持しかつ、前記主継手部5とは左右方向に略
180度回動自在に取り付けられている。8はゴム等の
柔軟材料の継手管であり、主継手部5と従継手部6の内
部を通り、吸引口9と接続パイプ7とを連結し、集塵通
路を形成している。そして接続パイプ7には、延長管4
4が接続されている。
4に示す様に、吸込具を床面に接地させた状態で、延長
管44を左方向に捩って行くと、従継手部6は左方向に
主継手部5は上方向に回動しはじめると同時に、吸込具
も左方向に旋回しはじめ、略90度まで捩った時点で主
継手部5は床面に対し略垂直方向に達し、吸込具は左方
向に略90度旋回する。その時、継手管8はゴム等の材
料の柔軟性により、曲がりながら集塵通路を確保してい
る。その結果、吸込具の長手方向a10は、延長管44
の長手方向c53と略平行54で、人が前後に歩く姿勢
の方向とが同方向となっており、部屋の壁際のゴミを容
易に吸い取ることができ、また吸込具の長手幅の邪魔が
なくなるため、家具間等の狭い隙間のゴミ掃除も簡単な
捩り操作ででき、使い勝手が良く、掃除作業の向上を図
ることができる。そして、右方向に捩った時も同様な作
用が得られる。
接続パイプ7までの連結する集塵通路が、直線上に連通
して配置されかつ、継手管8がゴム等の材料の柔軟性に
より緩やかに曲がるため、従来例図19に示す様に風の
流路を狭い空間50内で屈曲させることが無いので、風
切り騒音を低減でき静音化が図れる。
く、組立て易いためコスト低減が図かれる。
説明したが、軸が複数になった場合でも同様の効果が得
られることは、容易に推測できるものである。
図1、図2において説明する。なお上記第一の実施例と
同一構成部品については同一符号を付して、その説明を
省略する。
動する上下回動軸11と前記上下回動軸11に直交し左
右方向に回動する左右回動軸12を備えている。
11の上下回動軸11を組み付け、主継手部5は略水平
方向から略垂直方向まで回動する。主継手部5の左右回
動軸12には、接続パイプ7を保持した従継手部6を組
み付け、左右方向に略180度回動する構成となってい
る。そして、8はゴム等の柔軟材料の継手管であり、主
継手部5と従継手部6の内部を通り、吸引口9と接続パ
イプ7とを連結し、集塵通路を形成している。
継手部5に上下回動と左右回動が直交した2つの関節を
備え、上下回動軸11の中間点13と左右回動軸12の
中間点14を結ぶ中心線15が一直線上で常に一定長さ
であり、かつ吸込具が直進時には前記中心線15の方向
と接続パイプ7の取付方向が同方向になるため、吸込具
操作方向の力が主継手部5の上下回動軸11と左右回動
軸12に操作通りに配分されて作用し、吸込具の操作追
従性と直進安定性に優れ、使い勝手が良く掃除作業の向
上を図ることができる。
図3において説明する。なお上記第一の実施例と同一構
成部品については同一符号を付して、その説明を省略す
る。
する前記吸引口9は、集塵室の斜め後方で掃除面に対し
傾斜16する様に配置させた。
記吸引口9と前記接続パイプ7とを連結するゴム等の柔
軟材料からなる継手管8が、掃除面に対し水平方向から
垂直方向まで上下に屈曲する中間位置17で一直線に配
置されるため、吸込具の操作時において継手管8を上下
に曲げ易く操作が軽くなると共に、継手管8に与える伸
び縮みの負担が少なく耐久性が向上する。
図1において説明する。なお上記第一の実施例と同一構
成部品については同一符号を付して、その説明を省略す
る。
18を開口4の後方に備え、主継手部5の上下回動軸1
1を吸込具本体側の前記開口4と前記ロ−ラ−18の回
転軸19との間に配置させた。
込具操作時にロ−ラ−18を掃除面に押しつける力が作
用し、ロ−ラ−18の回転軸19を支点にして吸込具の
前方部が浮き上がるといったことは無くなり、吸込具を
床面に安定して接地させ、使い勝手を良くすることがで
きる。
図5において説明する。なお上記第一の実施例と同一構
成部品については同一符号を付して、その説明を省略す
る。
する吸込具本体の上方向での最大回動位置において前記
主継手部5と前記吸込具本体との間に空間部20を設け
た。
が一人の手の指が主継手部5と吸込具本体との間に入っ
た状態で最大回動位置まで曲げても、空間部20が設け
てあるので、指が挟まれることは無く安全である。
図6、図7において説明する。なお上記第一の実施例と
同一構成部品については同一符号を付して、その説明を
省略する。
において左右回動軸12に垂直な方向に対し5度下方に
角度21を設けた。
込具操作時の力のベクトル方向成分の内の吸込具を床面
に押しつける下向きの力22が作用し、吸込具を床面に
安定して接地させ、掃除時の吸込具の左右ふらつきや回
転等が減少し、使い勝手を良くすることができる。
面に押しつける下向きの力22が十分に得られず、吸込
具の左右ふらつきや回転等を減少させる効果が薄れてし
まう。
行くと、吸込具を前に進ませる力より下に押しつける力
の方が大きくなり、吸込具の操作力が重くなり操作性が
悪くなる。
図8において説明する。なお上記第一の実施例と同一構
成部品については同一符号を付して、その説明を省略す
る。
おいて、主継手部5に突起部a23を、従継手部6側に
は、吸込具の左右方向の回動の中立位置において前記突
起部a23が入り込む凹部を先端に有する突起部b24
を設け、また突起部b24内で突起部a23が数度摺動
できる遊び25を設けた。
リック構成26によって位置決め手段が設けられている
ことにより、吸込具が不用意に回転することなく、使用
頻度が多い直進方向において遊び25をもたせながら軽
度にロック規制されるため、掃除時の直進安定性が良
く、使い勝手を良くすることができる。
図9において説明する。なお上記第一の実施例と同一構
成部品については同一符号を付して、その説明を省略す
る。
リプロピレン樹脂等の硬質の材料からなる接続管27と
接続パイプ7を一体成形したもので、一体成形により継
手管8と接続管27及び接続パイプ7との組付けと接着
が不要になり、組立性の向上とエア−タイト性の向上を
図ることができる。
図10において説明する。なお上記第一の実施例と同一
構成部品については同一符号を付して、その説明を省略
する。
け、二部品よりなる従継手部29の各々の内側に前記リ
ブ28が入り込む溝部30を設け、接続パイプ7と主継
手部5とを挟み込んで固定する構成にした。
継手部5と従継手部29及び接続パイプ7の3部品の組
立ての位置規制が容易にでき、組立ての精度と作業性向
上を図ることができる。
例を図11と図4において説明する。なお上記第一の実
施例と同一構成部品については同一符号を付して、その
説明を省略する。
管8を蛇腹形状31に形成した。上記構成よる作用は以
下の通りである。
柔軟になり、図4に示す様に接続パイプ7を左右各方向
に捩って継手管8を曲げて吸込具を左右各方向に90度
旋回させる時等の操作性が良くなり、使い勝手を良くす
ることができる。
例を図11において説明する。なお上記第一の実施例と
同一構成部品については同一符号を付して、その説明を
省略する。
性材料からなる継手管8の一部形状をラッパ形状32と
し、前記継手管8の断面積は前記吸引口9側で大きくし
風の下流方向の接続パイプ7側にかけて小さくなる様に
徐変させた。
の流れが整流されてスム−ズになり、吸引口辺りで発生
する風切り騒音を小さくすることができる。
例を図12において説明する。なお上記第一の実施例と
同一構成部品については同一符号を付して、その説明を
省略する。
継手部5の左右回動軸12に向けて小さくなる様に徐変
33させ、前記左右回動軸12近傍から接続パイプ7に
かけては一定34になる様にした。
記左右回動軸12辺りでの継手管8の断面積が小さいた
め、継手管8の屈曲性が良くて曲げ易く操作が軽くなる
と共に、継手管8に与える伸び縮みの負担が少なく耐久
性が向上する。
例を図13において説明する。
35を設けた。上記構成よる作用は以下の通りである。
凸部の数が減り、凹凸部36で発生する風の乱流を軽減
でき、風切り音が軽減され静音化を図ることができる。
例を図14において説明する。
沿って、風が常に中心方向を向く様に傾斜37を設け
た。
が常に中心方向を向く様になり、蛇腹形状31内壁側の
凹凸部36で発生する風の乱流を整流する作用が働き、
風切り音が軽減され静音化を図ることができる。
例を図15において説明する。蛇腹形状31の内壁側の
凸部は、風の流入方向に対し、上流側の稜線にR39
を、下流側の稜線にエッジ38を形成した。
腹形状31内壁側の凹凸部36で発生する風の乱流にお
いて、下流側のエッジ38によって凹溝部に引き込まれ
る風の渦流40を減少させる作用が働き、また、上流側
のR39によって巻き込んだ風の渦流40をスム−ズに
外に排出させる作用が働き、風切り音が軽減され静音化
を図ることができる。
例を図16において説明する。なお上記第一の実施例と
同一構成部品については同一符号を付して、その説明を
省略する。
風機42を備えた電気掃除機本体43に、少なくとも請
求項1〜16のいずれか1項記載の電気掃除機用吸込具
と延長管44とホ−ス45とを介して連通するように接
続される吸込口を備えたことにより、掃除作業性に優れ
た電気掃除機を提供することができる。
継手部5の上下回動軸11が吸込具本体に嵌合して回動
し、また従継手部6が主継手部5の左右回動軸12に嵌
合して回動する構成を説明したが、図17と図18に示
す様に、上下回動軸11と左右回動軸12の配置が入れ
替わった構成においても同様の効果が得られるものであ
る。
接続パイプを左右各方向に捩ることで継手部の複数の関
節による回動と可撓性材料による継手管の曲がりによ
り、吸込具が左右各方向に旋回し、吸込具の長手方向が
前後に歩く姿勢の方向に近づき、部屋の壁際のゴミを容
易に吸い取ることができ、使い勝手が良く掃除作業の向
上を図ることができる。
て接続パイプまでの連結する集塵通路が、直線上に連通
して配置されかつ、継手管が屈曲自在の可撓性材料のた
め風の流路を狭い空間内で屈曲させることが無いので、
風切り騒音を低減でき静音化が図れる。
く、組立て易いためコスト低減が図かれる。
込具が左右各方向に略90度旋回し、吸込具の長手方向
と前後に歩く姿勢の方向が同方向となり、部屋の壁際の
ゴミを容易に吸い取ることができ、また吸込具の長手幅
の邪魔がなくなるため、家具間等の狭い隙間のゴミも簡
単な捩り操作で掃除することができ、使い勝手が良く掃
除作業の向上を図ることができる。
に延長管操作時の力のベクトル方向成分が継手部の支点
に作用することから、吸込具の操作追従性に優れ、掃除
時に吸込具が保持部の支点を中心にして左右に大きくふ
らついたり回転してしまうといったことは無く、使い勝
手を良くすることができる。
引口と接続パイプとを連結する可撓性の材料からなる屈
曲自在の継手管が、掃除面に対し水平方向から垂直方向
まで上下に屈曲する中間位置で真直ぐに配置されるた
め、吸込具の操作時において継手管を上下に曲げ易く操
作が軽くなると共に、継手管に与える伸び縮みの負担が
少なく耐久性が向上する。
込具操作時にロ−ラ−を掃除面に押しつける力が作用
し、ロ−ラ−の回転軸を支点にして吸込具の前方部が浮
き上がるといったことは無くなり、吸込具を床面に安定
して接地させ、使い勝手を良くすることができる。
が一人の手の指が主継手部と吸込具本体及び従継手部と
の間に入った状態で最大回動位置まで曲げても、空間部
が設けてあるので、指が強く挟まれることは無く安全で
ある。
込具操作時の力のベクトル方向成分の内の吸込具を床面
に押しつける下向きのベクトル方向成分が作用し、吸込
具を床面に安定して接地させ、掃除時の吸込具の左右ふ
らつきや回転等が減少し、使い勝手を良くすることがで
きる。
込具が不用意に回転することなく使用頻度が多い直進方
向に軽度にロック規制されるため、掃除時に吸込具が左
右に大きくふらついたり回転してしまうといったことは
無く、直進安定性が良く使い勝手を良くすることができ
る。
品間の組付けや接着が不要になり、組立性の向上とエア
−タイト性の向上を図ることができる。
部品組立ての位置規制が容易にでき、組立ての精度と作
業性向上を図ることができる。
曲げ圧縮に対し柔軟になり、接続パイプを左右各方向に
捩って継手管を曲げて吸込具を左右各方向に90度旋回
させる時の操作性が良くなり、使い勝手を良くすること
ができる。
風の流れが整流されてスム−ズになり、吸引口辺りで発
生する風切り騒音を小さくすることができる。
回動部辺りでの継手管の断面積が小さいため、継手管の
屈曲性が良く曲げ易く操作が軽くなると共に、継手管に
与える伸び縮みの負担が少なく耐久性が向上する。
一定長さ当たりの凹凸部の数が減ることで蛇腹内壁側の
凹凸部で発生する風の乱流を軽減でき、風切り音が軽減
され静音化を図ることができる。
蛇腹内壁側の凹凸部で発生する風の乱流を整流する作用
が働き、風切り音が軽減され静音化を図ることができ
る。
蛇腹内壁側の凹凸部で発生する風の乱流内の凹溝部に引
き込まれる風の渦を減少させる作用が働き、風切り音が
軽減され静音化を図ることができる。
掃除作業性に優れた電気掃除機を提供することができ
る。
掃除機用吸込具の全体断面図
機用吸込具の全体平面図
機用吸込具の一部破断側面図
除機用吸込具の全体平面図
込具の一部破断側面図
込具の要部断面図
込具の全体側面図
込具の要部平面図
込具の要部断面図
吸込具の分解平面図
気掃除機用吸込具の要部断面図
用吸込具の要部平面図
用吸込具の要部断面図
用吸込具の要部断面図
用吸込具の要部断面図
の全体側面図
同電気掃除機用吸込具の全体側面図
同電気掃除機用吸込具の全体平面図
Claims (17)
- 【請求項1】 下方開口の集塵室と、前記集塵室内の塵
埃を含んだ大気を吸引する吸引口と、前記集塵室と吸引
口を内部に設けた吸込具本体と接続パイプに接続される
複数の関節を持った継手部と、可撓性の材料からなり前
記吸引口と前記接続パイプとを連結する継手管を備え、
前記継手管を前記継手部内に配して集塵通路を形成した
電気掃除機用吸込具。 - 【請求項2】 接続パイプに接続される延長管の長手方
向と吸込具本体の長手方向とが略平行になる様にした請
求項1記載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項3】 掃除面に対し上下方向に回動する上下回
動軸と直角方向に回動軸を有する左右回動軸を主継手部
に備え、前記主継手部の上下回動軸及び左右回動軸のい
ずれか一方に嵌合し回動する従継手部を設け、他方に
は、嵌合し回動する吸込具本体を組み付け、複数の関節
を備えた請求項1または2記載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項4】 吸引口は集塵室の斜め後方に傾斜する様
に配置させた請求項1〜3のいずれか1項記載の電気掃
除機用吸込具。 - 【請求項5】 吸込具本体を上部枠体と下部枠体とによ
り形成し、内部に集塵室を有し前記集塵室の掃除面方向
には前記下部枠体に開口を設け、前記下部枠体には掃除
面に接地するロ−ラ−を前記開口の後方に備え、前記主
継手部の上下回動軸及び左右回動軸のいずれかの関節を
吸込具本体側の前記開口と前記ロ−ラ−との間に配置さ
せた請求項1〜4のいずれか1項記載の電気掃除機用吸
込具。 - 【請求項6】 主継手部と嵌合し回動する吸込具本体の
最大回動位置において、前記主継手部と前記吸込具本体
との間に空間部を設け、さらに前記主継手部と嵌合し回
動する従継手部の最大回動位置においても、前記主継手
部と前記従継手部との間に空間部を設けた請求項1〜5
のいずれか1項記載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項7】 従継手部と接続パイプの構成において、
前記従継手部の回動中心に垂直な方向に対し、接続パイ
プの挿入方向を数度下方に角度を設けた請求項1〜6の
いずれか1項記載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項8】 主継手部と従継手部の回動部において、
クリック構成による位置決め手段が設けられている請求
項1〜7のいずれか1項記載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項9】 可撓性材料からなる継手管の片側または
両端部に硬質の材料からなる接続管を一体成形する構成
にした請求項1〜8のいずれか1項記載の電気掃除機用
吸込具。 - 【請求項10】 従継手部は二分割構成にし、接続パイ
プと主継手部の回動軸部を各々挟み込んで固定する構成
にした請求項1〜9のいずれか1項記載の電気掃除機用
吸込具。 - 【請求項11】 可撓性材料からなる継手管を蛇腹形状
に形成した請求項1〜10のいずれか1項記載の電気掃
除機用吸込具。 - 【請求項12】 吸引口と接続パイプとを連結する継手
管の形状をラッパ形状とし、前記継手管の断面積は前記
吸引口で大きくし接続パイプ側にかけて小さくなる様に
徐変させた請求項1〜11のいずれか1項記載の電気掃
除機用吸込具。 - 【請求項13】 継手管の断面積が吸引口で大きく主継
手部から従継手部の回動部に向けて小さくなる様に徐変
させ、前記回動部近傍から接続パイプにかけては一定に
なる様にした請求項1〜12のいずれか1項記載の電気
掃除機用吸込具。 - 【請求項14】 継手管の蛇腹形状部の内面側凸部面に
フラット部を設けた請求項11〜13のいずれか1項記
載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項15】 フラット部には、風の流入方向に沿っ
て、風が常に中心方向を向く様に傾斜を設けた請求項1
1〜14のいずれか1項記載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項16】 蛇腹形状部の内面凸部は風の流入方向
に対し、上流側の稜線はRにし、下流側の稜線はエッジ
にした請求項11〜15のいずれか1項記載の電気掃除
機用吸込具。 - 【請求項17】 内部に塵埃を集塵する集塵室と電動送
風機を備えた電気掃除機本体に、少なくとも請求項1〜
16のいずれか1項記載の電気掃除機用吸込具と連通す
るように接続される吸込口を備えた電気掃除機。
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