JPH10334196A - Pcカード - Google Patents

Pcカード

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JPH10334196A
JPH10334196A JP9139902A JP13990297A JPH10334196A JP H10334196 A JPH10334196 A JP H10334196A JP 9139902 A JP9139902 A JP 9139902A JP 13990297 A JP13990297 A JP 13990297A JP H10334196 A JPH10334196 A JP H10334196A
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JP
Japan
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data
unit
memory unit
address
host system
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JP9139902A
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Yoshikado Sanemitsu
良門 實光
Kei Hamada
圭 濱田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリに格納されたデータの機密性を高める
ことができるPCカードを得る。 【解決手段】 データ書き込み時には、バッファ回路部
5を使用してホストシステム装置2からのデータをメモ
リ部7に書き込み、データ読み出し時には、メモリ部7
から読み出されたデータをレジスタ6に格納し、該レジ
スタ6に割り当てられたアドレスがホストシステム装置
2から指定されない限り、レジスタ6に格納されたデー
タをホストシステム装置2に出力しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PCカードに関
し、特にメモリを備えたPCカードのセキュリティに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、PCカードの従来例を示した
概略のブロック図である。図11において、PCカード
100は、情報処理機器等からなるホストシステム装置
101に接続するためのコネクタ102と、アドレスデ
コーダ103と、SRAM又はフラッシュメモリ等から
なる少なくとも1つのICメモリで形成されたメモリ部
104と、ホストシステム装置101から供給される電
源とバッテリ105との切り換えを行ってメモリ部10
4に対して電源の供給を行う電源切換部106とで形成
されている。
【0003】アドレスデコーダ103は、コネクタ10
2及びアドレスバス107を介してホストシステム装置
101から入力されたアドレスデータから、該アドレス
データが示すメモリ部104のICメモリをイネーブル
にするチップイネーブル信号/CEを生成して内部制御
信号線108を介してメモリ部104に出力すると共
に、ホストシステム装置101からのアドレスデータか
ら内部アドレスデータを生成し、該生成した内部アドレ
スデータを内部アドレスバス109を介してメモリ部1
04に出力する。
【0004】また、メモリ部104は、コネクタ102
及び制御信号線110を介してライトイネーブル信号/
WE及びアウトプットイネーブル信号/OEが入力さ
れ、コネクタ102及びデータバス111を介してホス
トシステム装置101とのデータの入出力を行う。な
お、チップイネーブル信号/CE、ライトイネーブル信
号/WE及びアウトプットイネーブル信号/OEにおけ
る/は、信号レベルの反転を示している。
【0005】図12は、PCカード100にデータを書
き込む場合の各信号のタイミングを示したタイミングチ
ャートであり、図13は、PCカード100からデータ
を読み出す場合の各信号のタイミングを示したタイミン
グチャートである。なお、図12における「入力デー
タ」は、ホストシステム装置101からPCカード10
0に入力されたデータを示しており、図13における
「出力データ」は、PCカード100からホストシステ
ム装置101に出力されたデータを示している。
【0006】図12及び図13において、Lowレベル
のチップイネーブル信号/CEが入力されたメモリ部1
04におけるICメモリはイネーブルとなり、Lowレ
ベルのアウトプットイネーブル/OEが入力されたメモ
リ部104におけるICメモリは、アドレスデータで指
定されたデータをデータバス111に出力する。また、
メモリ部104は、ライトイネーブル信号/WEがLo
wレベルのときデータの書き込み動作を行い、High
レベルのときデータの読み出し動作を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
PCカード100では、メモリ部104に書き込まれた
データを読み出す場合、該データが書き込まれたときと
同じアドレスから読み出しを行うことから、ホストシス
テム装置及びオペレータを限定せずに利用することがで
き、PCカード100内に格納されたデータを容易に読
み出すことができるため、データの機密性を保つことが
できなかった。
【0008】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、メモリに格納されたデータの
機密性を高めることができるPCカードを得ることを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るPCカー
ドは、情報処理機器等からなるホストシステム装置に接
続して使用され、データの格納を行うメモリを備えたP
Cカードにおいて、ホストシステム装置とのインタフェ
ースを行うインタフェース部と、該インタフェース部を
介して入力されたアドレスデータをデコードするアドレ
スデコーダ部と、データの格納を行う主メモリ部と、デ
ータ書き込み時にインタフェース部を介して入力された
データを該主メモリ部に出力するバッファ回路部と、主
メモリ部と異なるアドレスを有し、データ読み出し時に
上記主メモリ部から読み出されたデータを格納するサブ
メモリ部とを備え、アドレスデコーダ部は、データ読み
出し時にインタフェース部を介してサブメモリ部を示す
アドレスデータが入力されると、上記サブメモリ部に対
して、格納しているデータをインタフェース部を介して
ホストシステム装置に出力させるものである。
【0010】また、この発明に係るPCカードは、請求
項1において、上記サブメモリ部は、主メモリ部から読
み出されたデータをラッチするラッチ回路部と、アドレ
スデコーダ部からの制御信号に応じて、ラッチ回路部に
ラッチされたデータの出力を制御する出力制御部とで形
成され、アドレスデコーダ部は、データ読み出し時にイ
ンタフェース部を介してサブメモリ部を示すアドレスデ
ータが入力されると、上記出力制御部に対して、ラッチ
回路部に格納されているデータをインタフェース部を介
してホストシステム装置に出力させるものである。
【0011】また、この発明に係るPCカードは、請求
項1において、データ読み出し時に、主メモリ部から読
み出されたデータがサブメモリ部に格納されてからの経
過時間を計測するタイマを更に備え、該タイマによる計
測時間が所定値を超えてもインタフェース部を介してサ
ブメモリ部を示すアドレスデータが入力されない場合、
サブメモリ部は、格納しているデータを消去するもので
ある。
【0012】また、この発明に係るPCカードは、請求
項2において、データ読み出し時に、主メモリ部から読
み出されたデータがラッチ回路部にラッチされてからの
経過時間を計測するタイマを更に備え、該タイマは、計
測時間が所定値を超えるとラッチ回路部にリセット信号
を出力して、ラッチ回路部に対してラッチしているデー
タの消去を行わせるものである。
【0013】また、この発明に係るPCカードは、請求
項1から請求項4において、上記バッファ回路部は、イ
ンタフェース部を介してホストシステム装置から、主メ
モリ部に対してデータの書き込み動作を行わせる信号が
入力されるとイネーブル状態となり、主メモリ部に対し
てデータの読み出し動作を行わせる信号が入力されると
高インピーダンス状態となるスリーステートバッファで
形成されるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施の形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1における
PCカードの例を示した概略のブロック図である。図1
において、PCカード1は、情報処理機器等からなるホ
ストシステム装置2に接続するためのコネクタ3と、ア
ドレスデコーダ4と、スリーステートバッファで形成さ
れたバッファ回路部5と、レジスタ6と、SRAM又は
フラッシュメモリ等からなる少なくとも1つのICメモ
リで形成されたメモリ部7と、ホストシステム装置2か
ら供給される電源とバッテリ8との切り換えを行ってメ
モリ部7に対して電源の供給を行う電源切換部9とで形
成されている。
【0015】アドレスデコーダ4は、コネクタ3を介し
てアドレスバス11でホストシステム装置2と接続され
ており、更に内部アドレスバス12と内部信号線13で
メモリ部7に接続されている。バッファ回路部5及びレ
ジスタ6は、コネクタ3を介してデータバス14でホス
トシステム装置2とそれぞれ接続され、更に内部データ
バス15でメモリ部7とそれぞれ接続されている。ま
た、メモリ部7は、コネクタ3を介して複数の信号線で
形成された制御信号線16でホストシステム装置2と接
続されており、該制御信号線16は、更にアドレスデコ
ーダ4、バッファ回路部5及びレジスタ6に接続されて
いる。なお、コネクタ3はインタフェース部を、アドレ
スデコーダ4はアドレスデコーダ部をなし、レジスタ6
はサブメモリ部を、メモリ部7は主メモリ部をなす。
【0016】電源切換部9は、コネクタ3を介してホス
トシステム装置2の電源に接続されると共にバッテリ8
に接続され、更にメモリ部7に接続されている。電源切
換部9は、ホストシステム装置2から供給される電源で
動作し、ホストシステム装置2からの電源をメモリ部7
に供給すると共に、ホストシステム装置2から供給され
る電源の電圧を監視する。
【0017】ホストシステム装置2からの電源電圧があ
らかじめ設定された所定値よりも低下すると、電源切換
部9は、バッテリ8で動作すると共に、メモリ部7に対
して、格納されているデータを保持するだけの省電力モ
ードであるパワーダウンモードに移行させるための信号
を出力し、メモリ部7への電源供給をバッテリ8を用い
て行う。なお、アドレスデコーダ4、バッファ回路部5
及びレジスタ6は、ホストシステム装置2からコネクタ
3を介して電源供給が行われているが、図1においては
これらの接続を省略している。
【0018】アドレスデコーダ4は、ホストシステム装
置2から制御信号線16を介してイネーブル信号/AE
が入力され、例えばLowレベルのイネーブル信号/A
Eが入力されるとイネーブルになり、ホストシステム装
置2から入力されたアドレスデータから内部アドレスデ
ータを生成し、該生成した内部アドレスデータを内部ア
ドレスバス12を介してメモリ部7に出力する。更にア
ドレスデコーダ4は、ホストシステム装置2から入力さ
れたアドレスデータから、メモリ部7のICメモリに対
するチップイネーブル信号/CEを、レジスタ6に対す
るイネーブル信号/REをそれぞれ生成し、内部信号線
13を介して、生成したチップイネーブル信号/CEを
メモリ部7の各ICメモリに、生成したイネーブル信号
/REをレジスタ6にそれぞれ出力する。
【0019】メモリ部7の各ICメモリは、制御信号線
16を介してホストシステム装置2からライトイネーブ
ル信号/WE及びアウトプットイネーブル/OEがそれ
ぞれ入力され、更に該ライトイネーブル信号/WEはバ
ッファ回路部5に、ライトイネーブル信号/WE及びア
ウトプットイネーブル信号/OEはレジスタ6に入力さ
れている。バッファ回路部5は、スリーステートバッフ
ァで形成されている。なお、符号に記された/は、信号
レベルの反転を示している。
【0020】図2は、バッファ回路部5の例を示した回
路図である。図2において、例えばデータバス14が8
本のデータ線D0〜D7で形成されている場合、バッフ
ァ回路部5は、該各データ線D0〜D7に対応した8個
のスリーステートバッファ21〜28で形成されてお
り、データバス14の各データ線D0〜D7は対応する
スリーステートバッファ21〜28の入力にそれぞれ接
続され、各スリーステートバッファ21〜28の出力
は、データバス14の各データ線D0〜D7に対応する
内部データバス15の各データ線Da0〜Da7に接続
されている。各スリーステートバッファ21〜28にお
ける動作を制御する各制御入力は、反転入力をなしライ
トイネーブル信号/WEがそれぞれ入力される。
【0021】ここで、データ書き込み時、すなわち、ラ
イトイネーブル信号/WEがLowレベルになると、各
スリーステートバッファ21〜28は、データバス14
を介してホストシステム装置2から入力されたデータを
内部データバス15を介してメモリ部7の各ICメモリ
に出力する。また、スリーステートバッファ21〜28
は、データ読み出し時、すなわち、ライトイネーブル信
号/WEがHighレベルになると、高インピーダンス
状態となりデータバス14から入力されたデータを内部
データバス15に出力せずに遮断する。
【0022】次に図1に戻り、レジスタ6は、データ読
み出し時に動作し、メモリ部7から読み出されたデータ
が格納される。レジスタ6にはメモリ部7のアドレスと
は異なる所定のアドレスが割り当てられており、アドレ
スデコーダ4にレジスタ6を示すアドレスデータが入力
されると、アドレスデコーダ4は、レジスタ6に対して
格納しているデータを出力させる信号を出力する。該信
号が入力されたレジスタ6は、格納しているデータをデ
ータバス14及びコネクタ3を介してホストシステム装
置2に出力する。
【0023】次に図3は、図1で示したPCカード1に
おけるデータ読み出し時の動作例を示すフローチャート
であり、図3を用いて、データ読み出し時におけるPC
カード1の動作の概略を説明する。図3において、ステ
ップS1で、アドレスデコーダ4は、ホストシステム装
置2からアドレスデータが入力され、該アドレスデータ
がレジスタ6を示しているか否かを調べ、メモリ部7の
アドレスを示している場合(NO)、ステップS2に進
み、ステップS2で、アドレスデコーダ4は、ホストシ
ステム装置2から入力されたアドレスデータから、メモ
リ部7のICメモリを選択するためのチップイネーブル
信号/CEを生成すると共に内部アドレスデータを生成
して、メモリ部7に出力する。
【0024】次にステップS3で、メモリ部7は、ホス
トシステム装置2からLowレベルのアウトプットイネ
ーブル信号/OEが入力され、ステップS4で、メモリ
部7は、指定されたデータを内部データバス15を介し
てレジスタ6に出力する。その後、ステップS5で、メ
モリ部7はホストシステム装置2からHighレベルの
アウトプットイネーブル信号/OEが入力され、メモリ
部7から内部データバス15へのデータ出力が終了し、
ステップS6でメモリ部7から出力されたデータはレジ
スタ6に格納され、ステップS1に戻る。また、ステッ
プS1で、レジスタ6のアドレスを示している場合(Y
ES)、ステップS7に進み、ステップS7で、アドレ
スデコーダ4は、レジスタ6に対して格納しているデー
タをデータバス14及びコネクタ3を介してホストシス
テム装置2に出力させた後、ステップS1に戻る。
【0025】次に、レジスタ6の具体的な回路例を示し
て、データ読み出し時におけるPCカード1の動作をも
う少し詳細に説明する。図4は、レジスタ6の例を示し
た回路図である。なお、図4においては、メモリ部7の
各ICメモリが8ビット構成であり、データバス14及
び内部データバス15がそれぞれ8本のデータ線で形成
されている場合を例にして示している。
【0026】図4において、レジスタ6は、8個のDフ
リップフロップ31〜38、8個のスリーステートバッ
ファ39〜46、OR回路47,48及びインバータ回
路49で形成されている。なお、Dフリップフロップ3
1〜38、OR回路47及びインバータ回路49はラッ
チ回路部をなし、スリーステートバッファ39〜46及
びOR回路48は出力制御部をなす。Dフリップフロッ
プ31〜38の各入力Dは内部データバス15の対応す
るデータ線Da0〜Da7を介してメモリ部7に接続さ
れている。Dフリップフロップ31〜38の各非反転出
力Qは、対応するスリーステートバッファ39〜46の
入力に接続されており、スリーステートバッファ39〜
46の各出力は、レジスタ6の出力をなしデータバス1
4のデータ線D0〜D7にそれぞれ対応して接続されて
いる。
【0027】また、Dフリップフロップ31〜38の各
クロック信号入力TはOR回路47の出力に接続される
と共に、OR回路48の一方の入力に接続されている。
OR回路47の一方の入力は、制御信号線16に接続さ
れてアウトプットイネーブル信号/OEが入力される。
また、OR回路47の他方の入力は、インバータ回路4
9の出力に接続され、該インバータ回路49の入力は、
制御信号線16に接続されてライトイネーブル信号/W
Eが入力される。OR回路48の他方の入力は、アドレ
スデコーダ4に接続され、ホストシステム装置2からレ
ジスタ6を示すアドレスデータがアドレスデコーダ4に
入力された際、アドレスデコーダ4が該アドレスデータ
をデコードして生成した信号/REが入力される。更
に、OR回路48の出力は、スリーステートバッファ3
9〜46の各制御信号入力にそれぞれ接続されている。
【0028】ここで、メモリ部7から読み出された8ビ
ットデータをd0〜d7とすると、Dフリップフロップ
31〜38の各入力Dには、8ビットデータd0〜d7
の対応する1ビットデータが入力される。すなわち、D
フリップフロップ31の入力Dにデータd0が、Dフリ
ップフロップ32の入力Dにデータd1が、Dフリップ
フロップ33の入力Dにデータd2が、Dフリップフロ
ップ34の入力Dにデータd3が入力され、同様に、D
フリップフロップ35の入力Dにデータd4が、Dフリ
ップフロップ36の入力Dにデータd5が、Dフリップ
フロップ37の入力Dにデータd6が、Dフリップフロ
ップ38の入力Dにデータd7が入力される。
【0029】図5は、図4で示したレジスタ6の動作例
を示すタイミングチャートであり、図5を用いてデータ
読み出し時におけるレジスタ6の動作を説明する。な
お、図5において、ADはアドレスバス11を介して入
力されたアドレスデータを示しており、/EはOR回路
48から出力されスリーステートバッファ39〜46の
各制御信号入力にそれぞれ入力される信号を示してい
る。
【0030】ホストシステム装置2は、メモリ部7に格
納されたデータを読み出す場合、Highレベルのライ
トイネーブル信号/WEを出力すると共に、読み出した
いデータが格納されているメモリ部7のアドレスデータ
をアドレスデコーダ4に出力する。更に、ホストシステ
ム装置2は、Lowレベルのアウトプットイネーブル信
号/OEを出力し、これに伴って、メモリ部7から内部
データバス15に出力されたデータd0〜d7が対応す
るDフリップフロップ31〜38の入力Dにそれぞれ入
力される。
【0031】これと同時に、OR回路47の出力はHi
ghレベルからLowレベルになり、Dフリップフロッ
プ31〜38の各クロック信号入力TはLowレベルと
なり、ホストシステム装置2から出力されるアウトプッ
トイネーブル信号/OEがLowレベルからHighレ
ベルになったとき、Dフリップフロップ31〜38は、
各入力Dに入力されていたデータのラッチを行う。この
ようにして、メモリ部7から出力されたデータd0〜d
7はレジスタ6の各Dフリップフロップ31〜38にラ
ッチされるが、各スリーステートバッファ39〜46は
オフして高インピーダンス状態であることから、Dフリ
ップフロップ31〜38にラッチされた各データはデー
タバス14に出力されることはない。
【0032】次に、ホストシステム装置2は、レジスタ
6を示すアドレスデータをアドレスデコーダ4に出力
し、アドレスデコーダ4は、該アドレスデータをデコー
ドしてLowレベルのイネーブル信号/REを生成する
と共に、該Lowレベルのイネーブル信号/REをレジ
スタ6のOR回路48の一方の入力に出力する。更に、
ホストシステム装置2は、Lowレベルのアウトプット
イネーブル信号/OEを出力し、アウトプットイネーブ
ル信号/OEがHighレベルからLowレベルになる
と、OR回路48の出力はLowレベルとなり、各スリ
ーステートバッファ39〜46がオンして、Dフリップ
フロップ31〜38にラッチされた各データがデータバ
ス14に出力され、コネクタ3を介してホストシステム
装置2に出力される。すなわち、レジスタ6に割り当て
られたアドレスが分からない限り、メモリ部7からデー
タを読み出すことができない。
【0033】このように、本発明の実施の形態1におけ
るPCカードは、データ書き込み時には、バッファ回路
部5を使用してホストシステム装置2からのデータをメ
モリ部7に書き込み、データ読み出し時には、メモリ部
7から読み出されたデータをレジスタ6に格納し、該レ
ジスタ6に割り当てられたアドレスがホストシステム装
置2から指定されない限り、レジスタ6に格納されたデ
ータをホストシステム装置2に出力しないようにした。
このことから、レジスタ6に割り当てられたアドレスが
パスワードのような働きをし、該アドレスが分からない
とメモリ部7に格納されたデータを読み出すことができ
ないため、PCカードにセキュリティ機能を持たせるこ
とができ、PCカードに格納されたデータの機密性を高
めることができる。
【0034】実施の形態2.上記実施の形態1において
は、レジスタ6に格納されたデータは、ホストシステム
装置2からレジスタ6を示すアドレスデータが入力され
ない場合、メモリ部7から新たにデータが読み出されて
レジスタ6に入力されない限り保持されていたが、レジ
スタ6にデータが格納されてから所定の時間が経過して
もホストシステム装置2からレジスタ6を示すアドレス
データが入力されない場合、レジスタ6に格納されたデ
ータの消去を行うようにしてもよく、このようにしたも
のを本発明の実施の形態2とする。
【0035】図6は、本発明の実施の形態2におけるP
Cカードの例を示した概略のブロック図である。なお、
図6では、図1で示したものと同じものは同じ符号で示
しており、ここではその説明を省略すると共に、図1と
の相違点のみ説明する。図6における図1との相違点
は、レジスタ6にタイマ51を設けたことから、図1の
レジスタ6をレジスタ52とし、これに伴って図1のP
Cカード1をPCカード55としたことにある。
【0036】図6において、PCカード55は、コネク
タ3、アドレスデコーダ4、バッファ回路部5、タイマ
51、レジスタ52、メモリ部7、バッテリ8及び電源
切換部9とで形成されている。バッファ回路部5及びレ
ジスタ52は、コネクタ3を介してデータバス14でホ
ストシステム装置2とそれぞれ接続され、更に内部デー
タバス15でメモリ部7とそれぞれ接続されている。タ
イマ51は、レジスタ52に接続されている。
【0037】また、メモリ部7は、コネクタ3を介して
複数の信号線で形成された制御信号線16でホストシス
テム装置2と接続されており、該制御信号線16は、更
にアドレスデコーダ4、バッファ回路部5及びレジスタ
52にそれぞれ接続されている。なお、アドレスデコー
ダ4、バッファ回路部5及びレジスタ52は、ホストシ
ステム装置2からコネクタ3を介して電源供給が行われ
ているが、図6においてはこれらの接続を省略してい
る。
【0038】アドレスデコーダ4は、ホストシステム装
置2から入力されたアドレスデータから、メモリ部7の
ICメモリに対するチップイネーブル信号/CE及びレ
ジスタ52に対するイネーブル信号/REをそれぞれ生
成し、内部信号線13を介して、該生成したチップイネ
ーブル信号/CEをメモリ部7の各ICメモリに、生成
したイネーブル信号/REをレジスタ6にそれぞれ出力
する。
【0039】レジスタ52は、データ読み出し時に動作
し、メモリ部7から読み出されたデータが格納される。
レジスタ52にはメモリ部7のアドレスとは異なる所定
のアドレスが割り当てられており、アドレスデコーダ4
にレジスタ52を示すアドレスデータが入力されると、
アドレスデコーダ4は、レジスタ52に対して格納され
たデータを出力させる信号を出力する。該信号が入力さ
れたレジスタ52は、格納しているデータをデータバス
14及びコネクタ3を介してホストシステム装置2に出
力する。
【0040】また、メモリ部7からデータが入力されて
からの経過時間が、タイマ51によって測定され、あら
かじめ設定された所定の時間が経過しても、ホストシス
テム装置2からレジスタ52を示すアドレスデータが入
力されず、メモリ部7から新たなデータが入力されない
場合、レジスタ52は格納しているデータの消去を行
う。上記所定の時間が経過するまでに、メモリ部7から
新たなデータが入力された場合、すでに格納されている
データの上書きが行われる。
【0041】次に図7は、図6で示したPCカード55
におけるデータ読み出し時の動作例を示すフローチャー
トであり、図7を用いて、データ読み出し時におけるP
Cカード55の動作の概略を説明する。なお、図7で
は、レジスタ6をレジスタ52とする以外は図3と同じ
処理を行うフローを、図3と同じ符号で示しており、こ
こではその説明を省略すると共に、図3との相違点のみ
説明する。図7における図3との相違点は、ステップS
3とステップS4との間にステップS11の処理を、ス
テップS5とステップS6との間にステップS12の処
理を、ステップS1とステップS7との間にステップS
13の処理をそれぞれ追加し、更にステップS14の処
理を追加したことにある。
【0042】図7において、ステップS1で、メモリ部
7のアドレスを示している場合(NO)、ステップS2
及びステップS3の処理を行った後、ステップS11
で、レジスタ52はタイマ51をリセットし、ステップ
S4に進む。ステップS4及びステップS5の処理を行
った後、ステップS12で、レジスタ52は、タイマ5
1に対して時間計測を開始させて、ステップS6に進
む。
【0043】一方、ステップS1で、レジスタ52のア
ドレスを示している場合(YES)、ステップS13に
進み、ステップS13で、タイマ51は、計測した時間
が所定値以上になったか否かを調べ、所定値未満であっ
た場合(YES)、ステップS7の処理を行う。また、
ステップS13で、所定値以上であった場合(NO)、
ステップS14に進み、ステップS14で、タイマ51
は、レジスタ52に対して所定の時間が経過したことを
示す信号を出力し、レジスタ52は、該信号を受けて格
納しているデータを消去した後、ステップS1に戻る。
【0044】次に、レジスタ52の具体的な回路例を示
して、データ読み出し時におけるPCカード55の動作
をもう少し詳細に説明する。図8は、レジスタ52の例
を示した回路図である。なお、図8では、図4と同じも
のは同じ符号で示しており、ここではその説明を省略す
ると共に、図4との相違点のみ説明する。また、図8に
おいては、メモリ部7の各ICメモリが8ビット構成で
あり、データバス14及び内部データバス15がそれぞ
れ8本のデータ線で形成されている場合を例にして示し
ている。
【0045】図8における図4との相違点は、Dフリッ
プフロップ31〜38にそれぞれリセット端子/Rを設
け、該各リセット端子/Rは、タイマ51の出力Qに接
続され、OR回路47の出力は、更にタイマ51のリセ
ット端子/R、及びタイマ51による時間計測の動作を
制御する制御信号が入力される入力端子Tにそれぞれ接
続されていることにある。このことから、図8において
は、図4のDフリップフロップ31〜38をDフリップ
フロップ61〜68とした。
【0046】図9及び図10は、図8で示したレジスタ
52の動作例を示すタイミングチャートであり、図9
は、タイマ51による計測時間が所定値未満である状態
を示し、図10は、タイマ51による計測時間が所定値
以上である状態を示している。図9及び図10を用いて
データ読み出し時におけるタイマ51及びレジスタ52
の動作を説明する。また、図9及び図10においても、
ADはアドレスバス11を介して入力されたアドレスデ
ータを示しており、/EはOR回路48から出力されス
リーステートバッファ39〜46の各制御信号入力にそ
れぞれ入力される信号を示している。
【0047】ホストシステム装置2は、メモリ部7に格
納されたデータを読み出す場合、Highレベルのライ
トイネーブル信号/WEを出力すると共に、読み出した
いデータが格納されているメモリ部7のアドレスデータ
をアドレスデコーダ4に出力する。更に、ホストシステ
ム装置2は、Lowレベルのアウトプットイネーブル信
号/OEを出力し、これに伴って、メモリ部7から内部
データバス15に出力されたデータd0〜d7が対応す
るDフリップフロップ61〜68の入力Dにそれぞれ入
力される。
【0048】これと同時に、OR回路47の出力はHi
ghレベルからLowレベルになり、Dフリップフロッ
プ61〜68の各クロック信号入力TはLowレベルと
なって、タイマ51はリセットされタイマ51の出力Q
はLowレベルからHighレベルになる。更に、ホス
トシステム装置2から出力されるアウトプットイネーブ
ル信号/OEがLowレベルからHighレベルになっ
たとき、Dフリップフロップ61〜68は、各入力Dに
入力されていたデータのラッチを行うと共に、タイマ5
1は、時間の計測を開始する。
【0049】このようにして、メモリ部7から出力され
たデータd0〜d7はレジスタ52の各Dフリップフロ
ップ61〜68にラッチされるが、各スリーステートバ
ッファ39〜46はオフして高インピーダンス状態であ
ることから、Dフリップフロップ61〜68にラッチさ
れた各データはデータバス14に出力されることはな
い。
【0050】次に、所定の時間が経過するまで、すなわ
ち、タイマ51の計測時間が所定の時間になるまでに、
ホストシステム装置2が、レジスタ52を示すアドレス
データをアドレスデコーダ4に出力した場合、アドレス
デコーダ4は、該アドレスデータをデコードしてLow
レベルのイネーブル信号/REを生成すると共に、該L
owレベルのイネーブル信号/REをレジスタ52のO
R回路48の入力に出力する。
【0051】更に、ホストシステム装置2は、Lowレ
ベルのアウトプットイネーブル信号/OEを出力し、ア
ウトプットイネーブル信号/OEがHighレベルから
Lowレベルになると、OR回路48の出力はLowレ
ベルとなり、各スリーステートバッファ39〜46がオ
ンして、Dフリップフロップ61〜68にラッチされた
各データd0〜d7がデータバス14に出力され、コネ
クタ3を介してホストシステム装置2に出力される。
【0052】一方、所定の時間が経過しても、すなわ
ち、タイマ51の計測時間が所定の時間になっても、ホ
ストシステム装置2が、レジスタ52を示すアドレスデ
ータをアドレスデコーダ4に出力しなかった場合、アド
レスデコーダ4から出力されるイネーブル信号/RE
は、Highレベルから変化せず、OR回路48の出力
はHighレベルであり、各スリーステートバッファ3
9〜46は、オフ状態である高インピーダンス状態であ
る。
【0053】このため、各Dフリップフロップ61〜6
8に格納されたデータd0〜d7はデータバス14に出
力されることなく、タイマ51の出力QがHighレベ
ルからLowレベルに変化する。このことから、各Dフ
リップフロップ61〜68は、リセットがかかって格納
していたデータd0〜d7がすべて消去され、出力Dは
それぞれLowレベルとなる。この後、ホストシステム
装置2から、レジスタ52を示すアドレスデータが入力
された場合、レジスタ52からデータバス14及びコネ
クタ3を介して「00h」の8ビットデータが出力され
る。すなわち、メモリ部7から読み出したデータをレジ
スタ52に格納してから所定の時間内に、ホストシステ
ム装置2からレジスタ52を示すアドレスデータが出力
されない限り、メモリ部7からデータを読み出すことが
できない。
【0054】このように、本発明の実施の形態2におけ
るPCカードは、データ書き込み時には、バッファ回路
部5を使用してホストシステム装置2からのデータをメ
モリ部7に書き込み、データ読み出し時には、メモリ部
7から読み出されたデータをレジスタ52に格納し、レ
ジスタ52にデータが格納されてから所定の時間内にレ
ジスタ52に割り当てられたアドレスがホストシステム
装置2から指定されない場合、レジスタ52に格納され
たデータの消去を行うようにした。このことから、レジ
スタ52に割り当てられたアドレスがパスワードのよう
な働きをし、所定時間内にレジスタ52を示すアドレス
がホストシステム装置2から指定されないとメモリ部7
に格納されたデータを読み出すことができず、レジスタ
52に格納されたデータも消去されるため、PCカード
に格納されたデータの機密性を更に高めることができ
る。
【0055】
【発明の効果】請求項1に係るPCカードは、データ書
き込み時には、バッファ回路部を使用してホストシステ
ム装置からのデータを主メモリ部に書き込み、データ読
み出し時には、主メモリ部から読み出されたデータをサ
ブメモリ部に格納し、該サブメモリ部に割り当てられた
アドレスがホストシステム装置から指定されない限り、
サブメモリ部に格納されたデータをホストシステム装置
に出力しないようにした。このことから、サブメモリ部
に割り当てられたアドレスがパスワードのような働きを
し、該アドレスが分からないと主メモリ部に格納された
データを読み出すことができないため、PCカードにセ
キュリティ機能を持たせることができ、PCカードに格
納されたデータの機密性を高めることができる。
【0056】請求項2に係るPCカードは、請求項1に
おいて、具体的には、上記サブメモリ部は、ラッチ回路
部と出力制御部とで形成され、アドレスデコーダ部は、
データ読み出し時にインタフェース部を介してサブメモ
リ部を示すアドレスデータが入力されると、出力制御部
に対して、ラッチ回路部に格納されているデータをイン
タフェース部を介してホストシステム装置に出力させ
る。このことから、サブメモリ部に割り当てられたアド
レスがパスワードのような働きをし、該アドレスが分か
らないと主メモリ部に格納されたデータを読み出すこと
ができないため、PCカードにセキュリティ機能を持た
せることができ、PCカードに格納されたデータの機密
性を高めることができる。
【0057】請求項3に係るPCカードは、請求項1に
おいて、主メモリ部から読み出されたデータがサブメモ
リ部に格納されてからの経過時間を計測するタイマを更
に備え、該タイマによる計測時間が所定値を超えてもサ
ブメモリ部を示すアドレスがホストシステム装置から入
力されない場合、サブメモリ部に格納しているデータの
消去を行うようにした。このことから、サブメモリ部に
割り当てられたアドレスがパスワードのような働きを
し、所定時間内にサブメモリ部を示すアドレスがホスト
システム装置から指定されないと主メモリ部に格納され
たデータを読み出すことができず、サブメモリ部に格納
されたデータも消去されるため、PCカードに格納され
たデータの機密性を更に高めることができる。
【0058】請求項4に係るPCカードは、請求項2に
おいて、主メモリ部から読み出されたデータがラッチ回
路部にラッチされてからの経過時間を計測するタイマを
更に備え、該タイマによる計測時間が所定値を超えても
サブメモリ部を示すアドレスがホストシステム装置から
入力されない場合、ラッチ回路部にラッチしているデー
タの消去を行うようにした。このことから、サブメモリ
部に割り当てられたアドレスがパスワードのような働き
をし、所定時間内にサブメモリ部を示すアドレスがホス
トシステム装置から指定されないと主メモリ部に格納さ
れたデータを読み出すことができず、ラッチ回路部にラ
ッチされたデータも消去されるため、PCカードに格納
されたデータの機密性を更に高めることができる。
【0059】請求項5に係るPCカードは、請求項1か
ら請求項4において、具体的には、上記バッファ回路部
は、スリーステートバッファで形成されており、ホスト
システム装置から主メモリ部に対してデータの書き込み
動作を行わせる信号が入力されたときのみ、ホストシス
テム装置から入力されたデータを主メモリ部に出力す
る。このことから、データ読み出し時においては、主メ
モリ部から読み出されたデータは、必ずサブメモリ部に
格納されるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるPCカードの
例を示した概略のブロック図である。
【図2】 図1で示したバッファ回路部5の例を示す回
路図である。
【図3】 図1で示したPCカード1におけるデータ読
み出し時の動作例を示すフローチャートである。
【図4】 図1で示したレジスタ6の例を示す回路図で
ある。
【図5】 図4で示したレジスタ6の動作例を示すタイ
ミングチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態2におけるPCカードの
例を示した概略のブロック図である。
【図7】 図6で示したPCカード55におけるデータ
読み出し時の動作例を示すフローチャートである。
【図8】 図6で示したレジスタ52の例を示す回路図
である。
【図9】 図8で示したレジスタ52の動作例を示すタ
イミングチャートである。
【図10】 図8で示したレジスタ52の動作例を示す
タイミングチャートである。
【図11】 PCカードの従来例を示した概略のブロッ
ク図である。
【図12】 図11で示したPCカード100のデータ
書き込み時における動作例を示すタイミングチャートで
ある。
【図13】 図11で示したPCカード100のデータ
読み出し時における動作例を示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1,55 PCカード、 2 ホストシステム装置、
3 コネクタ、 4アドレスデコーダ、 5 バッファ
回路部、 6,52 レジスタ、 7 メモリ部、 2
1〜28,39〜46 スリーステートバッファ、 3
1〜38,61〜68 Dフリップフロップ、 47,
48 OR回路、 49 インバータ回路、 51 タ
イマ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理機器等からなるホストシステム
    装置に接続して使用され、データの格納を行うメモリを
    備えたPCカードにおいて、 上記ホストシステム装置とのインタフェースを行うイン
    タフェース部と、 該インタフェース部を介して入力されたアドレスデータ
    をデコードするアドレスデコーダ部と、 データの格納を行う主メモリ部と、 データ書き込み時にインタフェース部を介して入力され
    たデータを該主メモリ部に出力するバッファ回路部と、 上記主メモリ部と異なるアドレスを有し、データ読み出
    し時に上記主メモリ部から読み出されたデータを格納す
    るサブメモリ部とを備え、 上記アドレズデコーダ部は、データ読み出し時にインタ
    フェース部を介してサブメモリ部を示すアドレスデータ
    が入力されると、上記サブメモリ部に対して、格納して
    いるデータをインタフェース部を介してホストシステム
    装置に出力させることを特徴とするPCカード。
  2. 【請求項2】 上記サブメモリ部は、 上記主メモリ部から読み出されたデータをラッチするラ
    ッチ回路部と、 上記アドレスデコーダ部からの制御信号に応じて、該ラ
    ッチ回路部にラッチされたデータの出力を制御する出力
    制御部とで形成され、 上記アドレスデコーダ部は、データ読み出し時にインタ
    フェース部を介してサブメモリ部を示すアドレスデータ
    が入力されると、上記出力制御部に対して、ラッチ回路
    部に格納されているデータをインタフェース部を介して
    ホストシステム装置に出力させることを特徴とする請求
    項1に記載のPCカード。
  3. 【請求項3】 データ読み出し時に、主メモリ部から読
    み出されたデータがサブメモリ部に格納されてからの経
    過時間を計測するタイマを更に備え、該タイマによる計
    測時間が所定値を超えてもインタフェース部を介してサ
    ブメモリ部を示すアドレスデータが入力されない場合、
    上記サブメモリ部は、格納しているデータを消去するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のPCカード。
  4. 【請求項4】 データ読み出し時に、主メモリ部から読
    み出されたデータがラッチ回路部にラッチされてからの
    経過時間を計測するタイマを更に備え、該タイマは、計
    測時間が所定値を超えると上記ラッチ回路部にリセット
    信号を出力して、ラッチ回路部に対してラッチしている
    データの消去を行わせることを特徴とする請求項2に記
    載のPCカード。
  5. 【請求項5】 上記バッファ回路部は、インタフェース
    部を介してホストシステム装置から、主メモリ部に対し
    てデータの書き込み動作を行わせる信号が入力されると
    イネーブル状態となり、主メモリ部に対してデータの読
    み出し動作を行わせる信号が入力されると高インピーダ
    ンス状態となるスリーステートバッファで形成されるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のPCカード。
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