JP2000020043A - 表示制御装置、表示制御システム、id設定方法及び記憶媒体 - Google Patents

表示制御装置、表示制御システム、id設定方法及び記憶媒体

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JP2000020043A
JP2000020043A JP10199490A JP19949098A JP2000020043A JP 2000020043 A JP2000020043 A JP 2000020043A JP 10199490 A JP10199490 A JP 10199490A JP 19949098 A JP19949098 A JP 19949098A JP 2000020043 A JP2000020043 A JP 2000020043A
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display control
display
control device
transmission
storage
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Akio Saito
彰男 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ側から表示制御装置IDを自由
に設定可能とすることで、例えば全て個別のIDを付与
し各々異なる表示を行う、全て同一IDを付与し全て共
通の表示を行う、特定グループ毎にIDを付与しグルー
プ内で同一表示を行うこと等を簡単に実現可能とし、シ
ステムの柔軟性を向上させた表示制御装置、表示制御シ
ステム、ID設定方法及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 コンピュータ100のアクセスに基づき
ラッチ動作を行うラッチ回路205と、ラッチ回路20
5の出力状態に基づき次段への伝送を制御するドライバ
204と、コンピュータ100から最初に送出されたI
Dを記憶するID記憶回路207と、両IDを比較する
比較回路208と、比較結果が一致した場合にコンピュ
ータ100からのデータがFLCD600へ表示される
ように制御するドライバ202とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示制御装置、表
示制御システム、ID設定方法及び記憶媒体に係り、更
に詳しくは、1台のコンピュータから複数台の表示制御
装置のIDを決定する場合に好適な表示制御装置、表示
制御システム、ID設定方法及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の表示制御装置で複数台の表
示装置を各々制御する場合、各表示制御装置のID(イ
ンデクス)をDIP SW(Dual Inline P
ackage SW:動作環境設定用のスイッチ)等を
用いて手動で設定していた。コンピュータから宛先ID
と画像データが送信されてくると、各表示制御装置は宛
先IDが自己のIDと合致した場合のみ画像データをコ
ンピュータから受け取り、表示装置(例えばFLCD
(強誘電性液晶ディスプレイ))へ画像データを送出す
る制御を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、コンピュータから送信されるIDと自己IDが合致
した表示制御装置が、コンピュータから表示データを受
信し表示制御を行うため、例えばIDが重複しないよう
にIDを設定した場合、同一画像を表示したいときは、
それぞれのID毎に同一画像を複数回送出する必要があ
り、その結果、画像が表示されるまでの時間がかかると
いう問題があった。また、手動で表示制御装置のIDを
変更する場合も時間がかかるという問題があった。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、コンピュータ側から表示制御装置IDを自由に
設定可能とすることで、例えば全て個別のIDを付与し
各々異なる表示を行う、全て同一IDを付与し全て共通
の表示を行う、特定グループ毎にIDを付与しグループ
内で同一表示を行うこと等を簡単に実現可能とし、シス
テムの柔軟性を向上させた表示制御装置、表示制御シス
テム、ID設定方法及び記憶媒体を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、上位装置へ縦列に複数段
接続が可能で且つ対応する表示装置への表示制御を行う
表示制御装置であって、上位装置から最初に送出された
IDを記憶する記憶手段と、前記送出IDと自己IDと
を比較する比較手段と、比較結果が一致した場合に上位
装置からの表示データが前記表示装置へ表示されるよう
に制御する表示制御手段とを有することを特徴とする。
【0006】上記目的を達成するため、請求項2記載の
本発明は、上位装置からのアクセスに基づきラッチ動作
を行うラッチ手段と、該ラッチ手段の出力状態に基づき
次段への伝送を制御する次段伝送制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するため、請求項3記載の
本発明は、前記ラッチ手段は、前記記憶手段へのIDの
記憶及び前記次段伝送手段による次段への伝送を制御
し、前記次段伝送制御手段は、上位装置から最初に送出
されたIDが前記記憶手段に記憶された後、上位装置か
ら次に送出されたIDを次段へ伝送することを特徴とす
る。
【0008】上記目的を達成するため、請求項4記載の
本発明は、表示制御装置本体の電源投入後又はリセット
後、上位装置への接続が近い順番に上位装置からのID
を前記記憶手段に記憶すると共に上位装置からの表示デ
ータを受信することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するため、請求項5記載の
本発明は、前記記憶手段は、不揮発性の記憶手段である
ことを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するため、請求項6記載の
本発明は、上位装置と、該上位装置へ縦列に複数段接続
が可能な表示制御装置と、該表示制御装置により表示制
御される表示装置とを有する表示制御システムであっ
て、前記表示制御装置は、上位装置から最初に送出され
たIDを記憶する記憶手段と、前記送出IDと自己ID
とを比較する比較手段と、比較結果が一致した場合に上
位装置からの表示データが前記表示装置へ表示されるよ
うに制御する表示制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0011】上記目的を達成するため、請求項7記載の
本発明は、前記表示制御装置は、上位装置からのアクセ
スに基づきラッチ動作を行うラッチ手段と、該ラッチ手
段の出力状態に基づき次段への伝送を制御する次段伝送
制御手段とを有することを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項8記載の
本発明は、前記表示制御装置の前記ラッチ手段は、前記
記憶手段へのIDの記憶及び前記次段伝送手段による次
段への伝送を制御し、前記表示制御装置の前記次段伝送
制御手段は、上位装置から最初に送出されたIDが前記
記憶手段に記憶された後、上位装置から次に送出された
IDを次段へ伝送することを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項9記載の
本発明は、前記表示制御装置は、電源投入後又はリセッ
ト後、上位装置への接続が近い順番に上位装置からのI
Dを前記記憶手段に記憶すると共に上位装置からの表示
データを受信することを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項10記載
の本発明は、前記表示制御装置の前記記憶手段は、不揮
発性の記憶手段であることを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項11記載
の本発明は、上位装置へ縦列に複数段接続が可能で且つ
対応する表示装置への表示制御を行う表示制御装置に適
用されるID設定方法であって、上位装置から最初に送
出されたIDを記憶する記憶ステップと、前記送出ID
と自己IDとを比較する比較ステップと、比較結果が一
致した場合に上位装置からの表示データが前記表示装置
へ表示されるように制御する表示制御ステップとを有す
ることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項12記載
の本発明は、上位装置からのアクセスに基づきラッチ動
作を行うラッチステップと、該ラッチステップの出力状
態に基づき次段への伝送を制御する次段伝送制御ステッ
プとを有することを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項13記載
の本発明は、前記ラッチステップでは、前記記憶ステッ
プにおけるIDの記憶及び前記次段伝送ステップによる
次段への伝送を制御し、前記次段伝送制御ステップで
は、上位装置から最初に送出されたIDが前記記憶ステ
ップで記憶された後、上位装置から次に送出されたID
を次段へ伝送することを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項14記載
の本発明は、表示制御装置本体の電源投入後又はリセッ
ト後、上位装置への接続が近い順番に上位装置からのI
Dを前記記憶ステップで記憶すると共に上位装置からの
表示データを受信することを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項15記載
の本発明は、前記記憶ステップでは、不揮発性の記憶手
段にIDを記憶することを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項16記載
の本発明は、上位装置へ縦列に複数段接続が可能で且つ
対応する表示装置への表示制御を行う表示制御装置に適
用されるID設定方法を実行するプログラムを記憶した
コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、
前記ID設定方法は、上位装置から最初に送出されたI
Dを記憶する記憶ステップと、前記送出IDと自己ID
とを比較する比較ステップと、比較結果が一致した場合
に上位装置からの表示データが前記表示装置へ表示され
るように制御する表示制御ステップとを有することを特
徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項17記載
の本発明は、前記ID設定方法は、上位装置からのアク
セスに基づきラッチ動作を行うラッチステップと、該ラ
ッチステップの出力状態に基づき次段への伝送を制御す
る次段伝送制御ステップとを有することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0023】図2は本発明の実施の形態に係る表示制御
システムの全体構成を示すブロック図である。本発明の
実施の形態に係る表示制御システムは、コンピュータ1
00、複数台の表示制御装置200、キーボード40
0、モニタ500、複数台のFLCD600を備える構
成となっている。更に、コンピュータ100は、バス1
01、主記憶装置102、MPU(Micro Pro
cessor Unit)103、I/O制御装置10
4、グラフィックカード105、外部記憶装置106、
画像転送バッファ300を備えている。コンピュータ1
00、複数台の表示制御装置200、モニタ500、複
数台のFLCD600には電源(図示略)が供給されて
いるものとする。尚、図2に示す構成は一例であり、図
示の構成に限定されるものではない。
【0024】上記各部の構成を詳述すると、コンピュー
タ100のMPU103は、バス101を介して主記憶
装置102、I/O制御装置104、グラフィックカー
ド105、外部記憶装置106、画像転送バッファ30
0と接続されており、プログラムに基づき後述の図5及
び図6のフローチャートに示す処理を実行する。主記憶
装置102には、外部記憶装置106に格納された所定
のプログラムがロードされる。I/O制御装置104
は、キーボード400からのキー入力を制御する。グラ
フィックカード105は、モニタ500にデータを出力
する。外部記憶装置106は、所定のプログラムを格納
する。画像転送バッファ300には、FLCD600へ
表示される画像データ及びIDが一時的に蓄えられる。
コンピュータ100の電源を投入し動作可能状態になる
と、MPU103は、キーボード400からの所定操作
に基づき、外部記憶装置106に格納された所定のプロ
グラムを読み出し、主記憶装置101にロードし実行さ
せる。
【0025】表示制御装置200は、コンピュータ10
0の画像転送バッファ300に対し縦列にI/F(イン
ターフェース)ケーブルを介して複数台接続されてい
る。表示制御装置200は、FLCD600への出力と
次段の表示制御装置200への出力を有しており、それ
ぞれ対応するFLCD600に対し画像の表示制御を行
う。複数台のFLCD600は、それぞれ対応する表示
制御装置200に接続される表示手段である。キーボー
ド400は、各種キーを備えており、キーボード400
からのキー入力は、コンピュータ100のI/O制御装
置104を経由してバス101によりMPU103に入
力される。モニタ500は、コンピュータ100に対し
グラフィックカード105を介して接続されており、モ
ニタ500への出力はグラフィックカード105を経由
して行われる。
【0026】図1は本発明の実施の形態に係る表示制御
システムにおける表示制御装置の要部の構成を示すブロ
ック図である。本発明の実施の形態に係る表示制御装置
200は、ゲート(OR)201、ゲート(AND)2
03、ゲート(AND)206、ドライバ202、ドラ
イバ204、ラッチ回路205、ID記憶回路207、
比較回路208、プルダウン抵抗209を備える構成と
なっている。図中Sが付加された符号は信号を示す。
【0027】上記各部の接続状態を説明すると、ゲート
201の入力はFLCD600、次段の表示制御装置2
00、プルダウン抵抗209に接続され、出力は画像転
送バッファ300に接続されている。ラッチ回路205
のクロック端子は画像転送バッファ300に接続され、
Q出力端子はゲート203、ドライバ204に接続さ
れ、Q反転出力端子はゲート206に接続され、リセッ
ト端子は画像転送バッファ300、ID記憶回路207
に接続されている。ゲート206の入力は画像転送バッ
ファ300、ラッチ回路205に接続され、出力はID
記憶回路207のW端子に接続されている。
【0028】ID記憶回路207はゲート206、画像
転送バッファ300、ラッチ回路205、比較回路20
8、次段の表示制御装置200、FLCD600に接続
されている。比較回路208はID記憶回路207、画
像転送バッファ300、ゲート203に接続されてい
る。ゲート203の出力はドライバ202に接続されて
いる。ドライバ202は画像転送バッファ300、FL
CD600に接続されている。ドライバ204は画像転
送バッファ300、次段の表示制御装置200に接続さ
れている。
【0029】次に、上記要部の機能を説明すると、ラッ
チ回路205は、AHDL(S203)が“Lo”から
“Hi”に遷移した場合も反転出力Qを“Hi”に保持
する。また、ラッチ回路205は、AHDL(S20
3)が“Lo”から“Hi”に遷移した場合も出力Qを
“Lo”に保持する。また、ラッチ回路205は、AH
DL(S203)が“Hi”から“Lo”へ遷移した場
合、立下がりエッジでラッチするために出力Qに“H
i”を出力する。また、ラッチ回路205は、次段の表
示制御装置200へのID書き込み時は、反転出力Qを
“Lo”にラッチする。ID記憶回路207は、DAT
A D0−15(S204)のIDを記憶する。比較回
路208は、自己(表示制御装置200)のIDとコン
ピュータ100側から出力されたIDとを比較し、両I
Dが同一の場合にFLCD600側へAHDL(S20
3)を出力する。ドライバ204は、次段の表示制御装
置200への信号伝送を制御する。ドライバ202は、
FLCD600への信号伝送を制御する。
【0030】この場合、本発明の実施の形態におけるラ
ッチ回路205は特許請求の範囲におけるラッチ手段に
対応し、ID記憶回路207は特許請求の範囲における
記憶手段に対応し、比較回路208は特許請求の範囲に
おける比較手段に対応し、ドライバ202は特許請求の
範囲における表示制御手段に対応し、ドライバ204は
特許請求の範囲における次段伝送制御手段に対応し、コ
ンピュータ100は特許請求の範囲における上位装置に
対応し、FLCD600は特許請求の範囲における表示
装置に対応する。
【0031】図3は本発明の実施の形態に係る表示制御
システムにおけるコンピュータの画像転送バッファの構
成を示すブロック図である。本発明の実施の形態に係る
画像転送バッファ300は、バスインターフェース30
1、転送画像フレームバッファ302、転送制御部30
3を備える構成となっている。
【0032】上記各部の構成を説明すると、バスインタ
ーフェース301は、コンピュータ100のバス101
との間における画像データの入出力を行う。転送画像フ
レームバッファ302は、バスインターフェース301
を介して入力される画像データ及びIDを一時的に蓄え
る。転送制御部303は、表示制御装置200に対する
画像データ及びIDの転送を制御する。
【0033】次に、上記の如く構成された本発明の実施
の形態に係る表示制御システムにおけるコンピュータ1
00から各表示制御装置200に対するID番号及び画
像の転送動作を図5及び図6のフローチャートに基づき
説明する。図5及び図6は本発明の実施の形態に係る表
示制御システムにおける画像転送ソフトウエアのフロー
チャートである。
【0034】コンピュータ100のMPU103により
本プログラム(画像転送ソフトウエア)の実行が開始さ
れると、ユーザに対し新規IDを設定するか否かをモニ
タ500を介して問い合わせる(ステップS1)。新規
IDを設定しない場合は、記憶データを読み出し(ステ
ップS2)、ステップS7へ移行する。他方、新規ID
を設定する場合は、コンピュータ100に接続される表
示制御装置200の台数をキーボード400により入力
する(ステップS3)。更に、コンピュータ100に接
続される表示制御装置200の台数に応じて、コンピュ
ータ100に最も近い表示制御装置200から順番にI
D番号をキーボード400により入力する(ステップS
4)。これを次段の表示制御装置200以下繰り返し
(ステップS5)、全ての表示制御装置200のID番
号の入力が終了すると(ステップS6でYes)、キー
入力の順番に従ってID番号を各表示制御装置200へ
送出する(ステップS7)。
【0035】コンピュータ100に接続された表示制御
装置200への全てのID番号の送出が終了すると、新
規表示画像の設定か否かを判断する(ステップS8)。
新規表示画像の設定でない場合は、記憶データを読み出
し(ステップS9)、ステップS13へ移行する。他
方、新規表示画像の設定である場合は、各表示制御装置
200へ表示させたい画像ファイルを指定する(ステッ
プS10)。この操作を、コンピュータ100に接続さ
れる表示制御装置200の台数分繰り返す(ステップS
11、ステップS12)。全ての表示制御装置200に
ついて画像ファイル指定が終了すると(ステップS12
でYes)、表示させた画像を順次、各表示制御装置2
00へ送出する(ステップS13)。
【0036】コンピュータ100に最も近い表示制御装
置200から順番に入力された上記ID番号は、コンピ
ュータ100の画像転送バッファ300に入力され、画
像転送バッファ300のバスインターフェース301を
介して転送制御部303から、入力された順番のまま表
示制御装置200へ次々と送信される。
【0037】次に、本発明の実施の形態に係るコンピュ
ータ100、表示制御装置200が1台、FLCD60
0が1台接続された最小構成の場合を例に上げ、上記図
1及び図4に基づいて画像転送のタイミングを説明す
る。図4は本発明の実施の形態に係る画像転送のタイミ
ングを示すタイミングチャートである。
【0038】FLCD600はDataの受信が可能に
なると、BUSY−FL(S201)を“Lo”にす
る。次段の表示制御装置200からのBUSY−AND
(S202)は、FLCD600が接続されていないの
で、GNDに接続されたプルダウン抵抗209により、
ゲート201へ“Lo”が入力される。ゲート201に
より両入力が“Lo”となった時点で、BUSY(S2
00)が“Lo”となる。
【0039】画像転送バッファ300は、BUSY(S
200)が“Lo”になると、AHDL(S203)を
“Hi”にしてライン番号とID番号をDATA D0
−15(S204)に出力する。本例では、アドレスを
D0−11の12ビット、IDをD12−15の4ビッ
トで表す。表示制御装置200は、AHDL(S20
3)が“Hi”になると、ラッチ回路205の反転出力
Qは“Hi”のままであるため、ゲート206の出力は
“Hi”となり、DATA D0−15(S204)の
IDをID記憶回路207に記憶する。AHDL(S2
03)が“Lo”から“Hi”に遷移してもラッチ回路
205の出力は“Lo”のままなので、ドライバ204
はゲート信号が“Lo”なので次段の表示制御装置20
0へAHDL(S203)を出力しない。
【0040】次に、AHDL(S203)が“Hi”か
ら“Lo”へ遷移すると、ラッチ回路205は立下がり
エッジでラッチするためにQに“Hi”が出力される。
この出力はドライバ204のゲートへ入力されており、
AHDL(S203)の“Hi”から“Lo”へ遷移し
た以降において、次のAHDL(S203)の遷移が次
段の表示制御装置200へ伝送されるようになる。次段
の表示制御装置200へのID書き込み時は、前段の表
示制御装置200のゲート206への反転出力Qが“L
o”にラッチされているためID記憶回路207への書
き込みは起こらず、ドライバ204が開いているため次
段の表示制御装置200へ信号が伝達され、上記と同様
のシーケンスにより次段のIDが次段の表示制御装置2
00に記憶される。
【0041】上記の動作を、コンピュータ100の画像
転送バッファ300に接続された表示制御装置200の
台数分繰り返すことにより、コンピュータ100側で任
意のIDを表示制御装置200へ設定することができ
る。
【0042】次に、画像がFLCD600に表示される
シーケンスについて説明する。全てのFLCD600が
DATA受信可能となると、コンピュータ100へのB
USY(S200)が“Lo”となり、コンピュータ1
00側からAHDL(S203)を“Hi”としてDA
TA D0−15に表示アドレスA0−11までの12
ビット、IDをID0−3の4ビットを出力する。各表
示制御装置200は、比較回路208により、自己のI
Dと上記のID(コンピュータ100側から出力された
ID)とを比較し、両IDが同一であればFLCD60
0側へAHDL(S203)を出力する。
【0043】FLCD600は、AHDL(S203)
が“Lo”となると、表示すべきアドレスをA0−11
までの12ビット読み込み、上位4ビットは無視する。
次に、コンピュータ100から表示データが転送される
が、FLCD600はAHDL(S203)を受信しな
ければ表示データを無視するので、上述のIDの一致し
たFLCD600にのみ画像が1ライン表示される。こ
れを全ライン繰り返すことにより、FLCD600に対
する1画面の表示が完了する。
【0044】以上説明したように、本発明の実施の形態
に係る表示制御システムによれば、コンピュータ100
に縦列に複数台接続され且つ対応するFLCD600へ
の表示制御を行う表示制御装置200は、コンピュータ
100からのアクセスに基づきラッチ動作を行うラッチ
回路205と、ラッチ回路205の出力状態に基づき次
段の表示制御装置200への伝送を制御するドライバ2
04と、表示制御装置200の電源投入後またはリセッ
ト後の初回のみ、コンピュータ100から最初に送出さ
れたIDを記憶するID記憶回路207と、送出IDと
自己IDとを比較する比較回路208と、比較結果が一
致した場合にコンピュータ100からの表示データがF
LCD600へ表示されるように制御するドライバ20
2とを有するため、下記のような作用及び効果を奏す
る。
【0045】表示制御装置200はIDを記憶するため
のID記憶回路207を有しており、表示制御装置20
0の電源投入後またはリセット後の初回のみ、コンピュ
ータ100から送出されるIDを表示制御装置200の
IDとして記憶する。表示制御装置200は、コンピュ
ータ100の画像転送バッファ300に対し縦列にI/
Fケーブルを介して接続されており、制御信号はゲート
回路を経由しており、また、リセット後はゲート回路が
閉じており、次段の表示制御装置200へは制御信号は
伝達されない。
【0046】リセット後に初回のIDの書き込みが行わ
れると、コンピュータ100の画像転送バッファ300
から送出されたIDを取り込み、次段の表示制御装置2
00へのゲートを開く。第2回目の書き込みでは、第2
番目に接続された表示制御装置200がIDを取り込
み、次段の表示制御装置200へのゲートを開く。この
ようにして、コンピュータ100の画像転送バッファ3
00に対し縦列に接続された表示制御装置200のID
を順次に任意の値に設定するものである。
【0047】従って、本発明の実施の形態においては、
コンピュータ100側から表示制御装置200のIDを
自由に設定することができるため、例えば全て個別のI
Dを付与し各々異なる表示を行う、全て同一IDを付与
し全て共通の表示を行う、特定のグループ毎にIDを付
与しグループ内で同一表示を行うといったことを、物理
的な配置やスイッチ等を設定し直すことなく簡単に行う
ことができ、システムの柔軟性を向上させることができ
るという効果がある。
【0048】上述した本発明の実施の形態においては、
表示手段としてFLCDの場合を例に上げて説明した
が、これに限定されず、他の液晶やCRT等の他の表示
方式による表示手段を用いてフレームバッファを持たせ
る構成としてもよい。また、本発明の実施の形態におい
ては、ID値をアドレス部の未使用領域を使って設定す
る方法を説明したが、これに限定されず、識別符号等を
用いてID単独で設定してもよい。また、本発明の実施
の形態においては、表示制御装置200の記憶手段(I
D記憶回路207)を不揮発性メモリとして、電源ON
毎のID設定を省略してもよい。また、本発明の実施の
形態においては、信号伝送ラインとして16ビットバス
を用いて説明したが、これに限定されず、24ビット化
或いは32ビット化してID設定可能数を増やしてもよ
い。
【0049】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは表示制御装置に供給し、そのシステム或いは
装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒
体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するこ
とによっても、達成されることは言うまでもない。
【0050】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0051】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0052】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0053】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明の表示制御装置によれば、上位装置へ縦列に複数段
接続が可能で且つ対応する表示装置への表示制御を行う
表示制御装置であって、上位装置から最初に送出された
IDを記憶する記憶手段と、前記送出IDと自己IDと
を比較する比較手段と、比較結果が一致した場合に上位
装置からの表示データが前記表示装置へ表示されるよう
に制御する表示制御手段とを有するため、次のような効
果を奏する。上位装置側から表示制御装置のIDを自由
に設定することができるため、例えば全て個別のIDを
付与し各々異なる表示を行う、全て同一IDを付与し全
て共通の表示を行う、特定のグループ毎にIDを付与し
グループ内で同一表示を行うといったことを、物理的な
配置やスイッチ等を設定し直すことなく簡単に行うこと
ができ、システムの柔軟性を向上させることができると
いう効果がある。
【0055】請求項2記載の本発明の表示制御装置によ
れば、上位装置からのアクセスに基づきラッチ動作を行
うラッチ手段と、該ラッチ手段の出力状態に基づき次段
への伝送を制御する次段伝送制御手段とを有するため、
次のような効果を奏する。上記と同様に、上位装置側か
ら表示制御装置のIDを自由に設定することができるた
め、例えば個別のID付与、或いは全て同一ID付与、
或いは特定グループ毎にID付与して行う各種表示を簡
単に行うことができ、システムの柔軟性を向上させるこ
とができるという効果がある。
【0056】請求項3記載の本発明の表示制御装置によ
れば、前記ラッチ手段は、前記記憶手段へのIDの記憶
及び前記次段伝送手段による次段への伝送を制御し、前
記次段伝送制御手段は、上位装置から最初に送出された
IDが前記記憶手段に記憶された後、上位装置から次に
送出されたIDを次段へ伝送するため、次のような効果
を奏する。上記と同様に、上位装置側から表示制御装置
のIDを自由に設定することができるため、例えば個別
のID付与、或いは全て同一ID付与、或いは特定グル
ープ毎にID付与して行う各種表示を簡単に行うことが
でき、システムの柔軟性を向上させることができるとい
う効果がある。
【0057】請求項4記載の本発明の表示制御装置によ
れば、表示制御装置本体の電源投入後又はリセット後、
上位装置への接続が近い順番に上位装置からのIDを前
記記憶手段に記憶すると共に上位装置からの表示データ
を受信するため、次のような効果を奏する。上記と同様
に、上位装置側から表示制御装置のIDを自由に設定す
ることができるため、例えば個別のID付与、或いは全
て同一ID付与、或いは特定グループ毎にID付与して
行う各種表示を簡単に行うことができ、システムの柔軟
性を向上させることができるという効果がある。
【0058】請求項5記載の本発明の表示制御装置によ
れば、前記記憶手段は、不揮発性の記憶手段であるた
め、次のような効果を奏する。上記と同様に、上位装置
側から表示制御装置のIDを自由に設定することができ
るため、例えば個別のID付与、或いは全て同一ID付
与、或いは特定グループ毎にID付与して行う各種表示
を簡単に行うことができ、システムの柔軟性を向上させ
ることができるという効果が得られる他に、電源投入毎
のID設定を省略できるという効果がある。
【0059】請求項6記載の本発明の表示制御システム
によれば、上位装置と、該上位装置へ縦列に複数段接続
が可能な表示制御装置と、該表示制御システムにより表
示制御される表示装置とを有する表示制御システムであ
って、前記表示制御装置は、上位装置から最初に送出さ
れたIDを記憶する記憶手段と、前記送出IDと自己I
Dとを比較する比較手段と、比較結果が一致した場合に
上位装置からの表示データが前記表示装置へ表示される
ように制御する表示制御手段とを有するため、次のよう
な効果を奏する。上位装置側から表示制御装置のIDを
自由に設定することができるため、例えば全て個別のI
Dを付与し各々異なる表示を行う、全て同一IDを付与
し全て共通の表示を行う、特定のグループ毎にIDを付
与しグループ内で同一表示を行うといったことを、物理
的な配置やスイッチ等を設定し直すことなく簡単に行う
ことができ、システムの柔軟性を向上させることができ
るという効果がある。
【0060】請求項7記載の本発明の表示制御システム
によれば、前記表示制御装置は、上位装置からのアクセ
スに基づきラッチ動作を行うラッチ手段と、該ラッチ手
段の出力状態に基づき次段への伝送を制御する次段伝送
制御手段とを有するため、次のような効果を奏する。上
記と同様に、上位装置側から表示制御装置のIDを自由
に設定することができるため、例えば個別のID付与、
或いは全て同一ID付与、或いは特定グループ毎にID
付与して行う各種表示を簡単に行うことができ、システ
ムの柔軟性を向上させることができるという効果があ
る。
【0061】請求項8記載の本発明の表示制御システム
によれば、前記表示制御装置の前記ラッチ手段は、前記
記憶手段へのIDの記憶及び前記次段伝送手段による次
段への伝送を制御し、前記表示制御装置の前記次段伝送
制御手段は、上位装置から最初に送出されたIDが前記
記憶手段に記憶された後、上位装置から次に送出された
IDを次段へ伝送するため、次のような効果を奏する。
上記と同様に、上位装置側から表示制御装置のIDを自
由に設定することができるため、例えば個別のID付
与、或いは全て同一ID付与、或いは特定グループ毎に
ID付与して行う各種表示を簡単に行うことができ、シ
ステムの柔軟性を向上させることができるという効果が
ある。
【0062】請求項9記載の本発明の表示制御システム
によれば、前記表示制御装置は、電源投入後又はリセッ
ト後、上位装置への接続が近い順番に上位装置からのI
Dを前記記憶手段に記憶すると共に上位装置からの表示
データを受信するため、次のような効果を奏する。上記
と同様に、上位装置側から表示制御装置のIDを自由に
設定することができるため、例えば個別のID付与、或
いは全て同一ID付与、或いは特定グループ毎にID付
与して行う各種表示を簡単に行うことができ、システム
の柔軟性を向上させることができるという効果がある。
【0063】請求項10記載の本発明の表示制御システ
ムによれば、前記表示制御装置の前記記憶手段は、不揮
発性の記憶手段であるため、次のような効果を奏する。
上記と同様に、上位装置側から表示制御装置のIDを自
由に設定することができるため、例えば個別のID付
与、或いは全て同一ID付与、或いは特定グループ毎に
ID付与して行う各種表示を簡単に行うことができ、シ
ステムの柔軟性を向上させることができるという効果が
得られる他に、電源投入毎のID設定を省略できるとい
う効果がある。
【0064】請求項11記載の本発明のID設定方法に
よれば、上位装置へ縦列に複数段接続が可能で且つ対応
する表示装置への表示制御を行う表示制御装置に適用さ
れるID設定方法であって、上位装置から最初に送出さ
れたIDを記憶する記憶ステップと、前記送出IDと自
己IDとを比較する比較ステップと、比較結果が一致し
た場合に上位装置からの表示データが前記表示装置へ表
示されるように制御する表示制御ステップとを有するた
め、次のような効果を奏する。上位装置側から表示制御
装置のIDを自由に設定することができるため、例えば
全て個別のIDを付与し各々異なる表示を行う、全て同
一IDを付与し全て共通の表示を行う、特定のグループ
毎にIDを付与しグループ内で同一表示を行うといった
ことを、物理的な配置やスイッチ等を設定し直すことな
く簡単に行うことができ、システムの柔軟性を向上させ
ることができるという効果がある。
【0065】請求項12記載の本発明のID設定方法に
よれば、上位装置からのアクセスに基づきラッチ動作を
行うラッチステップと、該ラッチステップの出力状態に
基づき次段への伝送を制御する次段伝送制御ステップと
を有するため、次のような効果を奏する。上記と同様
に、上位装置側から表示制御装置のIDを自由に設定す
ることができるため、例えば個別のID付与、或いは全
て同一ID付与、或いは特定グループ毎にID付与して
行う各種表示を簡単に行うことができ、システムの柔軟
性を向上させることができるという効果がある。
【0066】請求項13記載の本発明のID設定方法に
よれば、前記ラッチステップでは、前記記憶ステップに
おけるIDの記憶及び前記次段伝送ステップによる次段
への伝送を制御し、前記次段伝送制御ステップでは、上
位装置から最初に送出されたIDが前記記憶ステップで
記憶された後、上位装置から次に送出されたIDを次段
へ伝送するため、次のような効果を奏する。上記と同様
に、上位装置側から表示制御装置のIDを自由に設定す
ることができるため、例えば個別のID付与、或いは全
て同一ID付与、或いは特定グループ毎にID付与して
行う各種表示を簡単に行うことができ、システムの柔軟
性を向上させることができるという効果がある。
【0067】請求項14記載の本発明のID設定方法に
よれば、表示制御装置本体の電源投入後又はリセット
後、上位装置への接続が近い順番に上位装置からのID
を前記記憶ステップで記憶すると共に上位装置からの表
示データを受信するため、次のような効果を奏する。上
記と同様に、上位装置側から表示制御装置のIDを自由
に設定することができるため、例えば個別のID付与、
或いは全て同一ID付与、或いは特定グループ毎にID
付与して行う各種表示を簡単に行うことができ、システ
ムの柔軟性を向上させることができるという効果があ
る。
【0068】請求項15記載の本発明のID設定方法に
よれば、前記記憶ステップでは、不揮発性の記憶手段に
IDを記憶するため、次のような効果を奏する。上記と
同様に、上位装置側から表示制御装置のIDを自由に設
定することができるため、例えば個別のID付与、或い
は全て同一ID付与、或いは特定グループ毎にID付与
して行う各種表示を簡単に行うことができ、システムの
柔軟性を向上させることができるという効果が得られる
他に、電源投入毎のID設定を省略できるという効果が
ある。
【0069】請求項16記載の本発明の記憶媒体によれ
ば、上位装置へ縦列に複数段接続が可能で且つ対応する
表示装置への表示制御を行う表示制御装置に適用される
ID設定方法を実行するプログラムを記憶したコンピュ
ータにより読み出し可能な記憶媒体であって、前記ID
設定方法は、上位装置から最初に送出されたIDを記憶
する記憶ステップと、前記送出IDと自己IDとを比較
する比較ステップと、比較結果が一致した場合に上位装
置からの表示データが前記表示装置へ表示されるように
制御する表示制御ステップとを有するため、次のような
効果を奏する。上位装置側から表示制御装置のIDを自
由に設定することができるため、例えば全て個別のID
を付与し各々異なる表示を行う、全て同一IDを付与し
全て共通の表示を行う、特定のグループ毎にIDを付与
しグループ内で同一表示を行うといったことを、物理的
な配置やスイッチ等を設定し直すことなく簡単に行うこ
とができ、システムの柔軟性を向上させることができる
という効果がある。
【0070】請求項17記載の本発明の記憶媒体によれ
ば、前記ID設定方法は、上位装置からのアクセスに基
づきラッチ動作を行うラッチステップと、該ラッチステ
ップの出力状態に基づき次段への伝送を制御する次段伝
送制御ステップとを有するため、次のような効果を奏す
る。上記と同様に、上位装置側から表示制御装置のID
を自由に設定することができるため、例えば個別のID
付与、或いは全て同一ID付与、或いは特定グループ毎
にID付与して行う各種表示を簡単に行うことができ、
システムの柔軟性を向上させることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る表示制御システムに
おける表示制御装置の要部の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態に係る表示制御システムの
全体構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る表示制御システムに
おけるコンピュータの画像転送バッファの構成を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る表示制御システムに
おける画像転送のタイミングを示すタイミングチャート
である。
【図5】本発明の実施の形態に係る表示制御システムに
おける画像転送ソフトウエアのフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係る表示制御システムに
おける画像転送ソフトウエアののフローチャートであ
る。
【符号の説明】
100 コンピュータ 103 MPU 200 表示制御装置 202、204 ドライバ 205 ラッチ回路 207 ID記憶回路 208 比較回路 300 画像転送バッファ 600 FLCD

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置へ縦列に複数段接続が可能で且
    つ対応する表示装置への表示制御を行う表示制御装置で
    あって、 上位装置から最初に送出されたIDを記憶する記憶手段
    と、前記送出IDと自己IDとを比較する比較手段と、
    比較結果が一致した場合に上位装置からの表示データが
    前記表示装置へ表示されるように制御する表示制御手段
    とを有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】 上位装置からのアクセスに基づきラッチ
    動作を行うラッチ手段と、該ラッチ手段の出力状態に基
    づき次段への伝送を制御する次段伝送制御手段とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ラッチ手段は、前記記憶手段へのI
    Dの記憶及び前記次段伝送手段による次段への伝送を制
    御し、前記次段伝送制御手段は、上位装置から最初に送
    出されたIDが前記記憶手段に記憶された後、上位装置
    から次に送出されたIDを次段へ伝送することを特徴と
    する請求項1又は2記載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 表示制御装置本体の電源投入後又はリセ
    ット後、上位装置への接続が近い順番に上位装置からの
    IDを前記記憶手段に記憶すると共に上位装置からの表
    示データを受信することを特徴とする請求項1乃至3の
    何れかに記載の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、不揮発性の記憶手段で
    あることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の
    表示制御装置。
  6. 【請求項6】 上位装置と、該上位装置へ縦列に複数段
    接続が可能な表示制御装置と、該表示制御装置により表
    示制御される表示装置とを有する表示制御システムであ
    って、 前記表示制御装置は、上位装置から最初に送出されたI
    Dを記憶する記憶手段と、前記送出IDと自己IDとを
    比較する比較手段と、比較結果が一致した場合に上位装
    置からの表示データが前記表示装置へ表示されるように
    制御する表示制御手段とを有することを特徴とする表示
    制御システム。
  7. 【請求項7】 前記表示制御装置は、上位装置からのア
    クセスに基づきラッチ動作を行うラッチ手段と、該ラッ
    チ手段の出力状態に基づき次段への伝送を制御する次段
    伝送制御手段とを有することを特徴とする請求項6記載
    の表示制御システム。
  8. 【請求項8】 前記表示制御装置の前記ラッチ手段は、
    前記記憶手段へのIDの記憶及び前記次段伝送手段によ
    る次段への伝送を制御し、前記表示制御装置の前記次段
    伝送制御手段は、上位装置から最初に送出されたIDが
    前記記憶手段に記憶された後、上位装置から次に送出さ
    れたIDを次段へ伝送することを特徴とする請求項6又
    は7記載の表示制御システム。
  9. 【請求項9】 前記表示制御装置は、電源投入後又はリ
    セット後、上位装置への接続が近い順番に上位装置から
    のIDを前記記憶手段に記憶すると共に上位装置からの
    表示データを受信することを特徴とする請求項6乃至8
    の何れかに記載の表示制御システム。
  10. 【請求項10】 前記表示制御装置の前記記憶手段は、
    不揮発性の記憶手段であることを特徴とする請求項6乃
    至9の何れかに記載の表示制御システム。
  11. 【請求項11】 上位装置へ縦列に複数段接続が可能で
    且つ対応する表示装置への表示制御を行う表示制御装置
    に適用されるID設定方法であって、 上位装置から最初に送出されたIDを記憶する記憶ステ
    ップと、前記送出IDと自己IDとを比較する比較ステ
    ップと、比較結果が一致した場合に上位装置からの表示
    データが前記表示装置へ表示されるように制御する表示
    制御ステップとを有することを特徴とするID設定方
    法。
  12. 【請求項12】 上位装置からのアクセスに基づきラッ
    チ動作を行うラッチステップと、該ラッチステップの出
    力状態に基づき次段への伝送を制御する次段伝送制御ス
    テップとを有することを特徴とする請求項11記載のI
    D設定方法。
  13. 【請求項13】 前記ラッチステップでは、前記記憶ス
    テップにおけるIDの記憶及び前記次段伝送ステップに
    よる次段への伝送を制御し、前記次段伝送制御ステップ
    では、上位装置から最初に送出されたIDが前記記憶ス
    テップで記憶された後、上位装置から次に送出されたI
    Dを次段へ伝送することを特徴とする請求項11又は1
    2記載のID設定方法。
  14. 【請求項14】 表示制御装置本体の電源投入後又はリ
    セット後、上位装置への接続が近い順番に上位装置から
    のIDを前記記憶ステップで記憶すると共に上位装置か
    らの表示データを受信することを特徴とする請求項11
    乃至13の何れかに記載のID設定方法。
  15. 【請求項15】 前記記憶ステップでは、不揮発性の記
    憶手段にIDを記憶することを特徴とする請求項11乃
    至14の何れかに記載のID設定方法。
  16. 【請求項16】 上位装置へ縦列に複数段接続が可能で
    且つ対応する表示装置への表示制御を行う表示制御装置
    に適用されるID設定方法を実行するプログラムを記憶
    したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であっ
    て、 前記ID設定方法は、上位装置から最初に送出されたI
    Dを記憶する記憶ステップと、前記送出IDと自己ID
    とを比較する比較ステップと、比較結果が一致した場合
    に上位装置からの表示データが前記表示装置へ表示され
    るように制御する表示制御ステップとを有することを特
    徴とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記ID設定方法は、上位装置からの
    アクセスに基づきラッチ動作を行うラッチステップと、
    該ラッチステップの出力状態に基づき次段への伝送を制
    御する次段伝送制御ステップとを有することを特徴とす
    る請求項16記載の記憶媒体。
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