JPH06177940A - Uartおよびこれを用いたシステム - Google Patents

Uartおよびこれを用いたシステム

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JPH06177940A
JPH06177940A JP4328112A JP32811292A JPH06177940A JP H06177940 A JPH06177940 A JP H06177940A JP 4328112 A JP4328112 A JP 4328112A JP 32811292 A JP32811292 A JP 32811292A JP H06177940 A JPH06177940 A JP H06177940A
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JP
Japan
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sampling
data
signal
card
cpu
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JP4328112A
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Toshiyuki Matsubara
利行 松原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G06K7/0013Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる2種類以上の数の倍数のサンプリング
レートでのボーレートを実現するマイクロコンピュータ
を提供することを目的とする。 【構成】 マイクロコンピュータ内部にCPU7から指
定された分周値を記憶するサンプリングレート選択レジ
スタ21、およびこのサンプリングレート選択レジスタ
21に設定された分周値でボーレートジェネレータ1a
からのサンプリング信号を分周するサンプリングレート
選択回路20aを設け、シフトレジスタ2に供給するサ
ンプリング信号19のサンプリングレートを少なくとも
2種類の異なる数の倍数に範囲で切り換えるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外部との間でシリア
ルデータ伝送を行う際のボーレートの制御を行う入出力
制御回路であるUART(Universal Asynchronous Rece
iver/Transmitter)、およびこのUARTを用いて実現
されるシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図24は、従来のUARTの機能ブロッ
ク図であり、8ビット用のものを示した。図において3
0はUARTであり、1はボーレートジェネレータ、2
はシフトレジスタ、3は出力バッファ、4は入力バッフ
ァ、5はバス、19はサンプリング信号である。CLK
はクロック端子、I/Oは入出力端子、DB1〜DB7
は各種装置が接続される接続端子である。また図25
は、従来の8ビット用のマイクロコンピュータの機能ブ
ロック図である。図において40はマイクロコンピュー
タであり、6はボーレート設定レジスタ、7はCPU、
8はROM、9はRAM、10はパラレル伝送用のポー
トコントローラ、31はUARTである。UART31
は図24に示すUART30とほぼ同じものであるが、
ボーレートジェネレータ1aがボーレート設定レジスタ
6に設定されたボーレートに従ってサンプリング信号1
9を発生する点が異なる。ポートコントローラ10は5
つ設けられており、それぞれ8ビットパラレル伝送用の
ポート部P00〜P07等に接続されている。さらに図
26は、従来のUARTを備えたICカードシステムの
システムの構成を示すブロック図である。図において5
0はシステム部、60はUARTを含むICカード、3
1aはUART、14はEEPROM、15は表示装
置、16は処理装置、17は記憶装置、18は入出力制
御装置である。また、VDDは電源電圧、GNDはグラ
ンド、RSTはリセット信号、CLKはクロック信号、
I/Oは入出力データを示す。UART31aは図25
に示すボーレートジェネレータ1a、シフトレジスタ
2、出力バッファ3、入力バッファ4およびボーレート
設定レジスタ6に相当する部分を含むものである。図2
7は、図26のICカードシステムの動作フローチャー
ト図である。
【0003】次に動作について説明する。始めに図24
に示す従来のUARTの基本動作を説明する。UART
30は入出力端子I/Oを介して外部とシリアルでデー
タの入出力を行う際の制御を行う。入出力端子I/0よ
りデータを出力する際には、バス5より出力バッファ3
へデータが書き込まれ、更にシフトレジスタ2へデータ
が転送される。ここまではパラレルデータである。そし
てシフトレジスタ2に転送されたデータが、ボーレート
ジェネレータ1から送られてくるサンプリング信号19
のタイミングで入出力端子I/0より外部へシリアルに
出力される。反対にデータを入力する際には、サンプリ
ング信号19のタイミングで入出力端子I/0より入力
されてくるシリアルデータをサンプリングしてシフトレ
ジスタ2にデータを取り込み、一定長のデータの取り込
みが完了すると入力バッファ4へデータをパラレルデー
タとして移し、これがバス5へ出力される。その際のボ
ーレートは、クロック端子CLKを介して外部より入力
されるクロック信号CLKを、ボーレートジェネレータ
1に予め設定されている固定の分周値で分周して得られ
たサンプリング信号19によって決まる。そしてこのサ
ンプリング信号19をシフトレジスタ2へ供給し、所定
のボーレートでデータの入出力が行われる。例えばボー
レートジェネレータ1の分周値を512分周に設定し、
4.9152MHzのクロック信号CLKを入力した場
合、9600bps[ビット/秒]のボーレートで外部と
のデータの入出力が行われる。この9600bpsのボ
ーレートは通常のデータ転送で多く使用されているもの
である。なお、ボーレートジェネレータ1はクロック信
号CLKの波形整形も行っている。
【0004】次に図25に示す従来のUARTを備えた
マイクロコンピュータにおけるシリアル入出力を行う際
のボーレートの制御について説明する。マイクロコンピ
ュータ40はCPU7の制御でROM8に格納されてい
る処理プログラムに従い、ポートコントローラ10を介
してパラレルで外部とデータの授受を行う方式と、シフ
トレジスタ2を介してシリアルでデータの授受を行う方
式の2方式がある。シリアルでデータの授受を行う場合
には、ボーレートを変更できる機能を内蔵したマイクロ
コンピュータがあり、その際のボーレートの設定は、C
PU7によって8ビットのボーレート設定レジスタ6に
任意の分周値が設定され、その分周値とボーレートジェ
ネレータ1aに予め設定されている固定の分周値の積の
分周値でCLK信号を分周してサンプリング信号19を
生成する。シフトレジスタ2は供給されるサンプリング
信号19のタイミングで外部とのボーレートを決定す
る。例えばボーレートジェネレータ1aの固定分周値と
して“16"が設定されており、外部から入力されるク
ロック信号CLKが4.9152MHzの場合、ボーレ
ート設定レジスタ6に“32"をセットすることで、ボ
ーレートは9600bpsになる。8ビットのボーレー
ト設定レジスタ6に設定できる値が0〜255の範囲で
あること、サンプリングレートとして8の倍数が一般的
なことから、ボーレートジェネレータ1aの分周値は8
の倍数に固定されている場合が多い。
【0005】次に図26および図27に従って従来のU
ARTを備えたICカードシステムの基本動作について
説明する。図26において、システム部50とICカー
ド60はそれぞれ電源電圧VDD、グランドGND、リ
セット信号RSTは、クロック信号CLKおよび入出力
データI/O用の5つの端子を介して接続され、データ
の授受は入出力端子I/Oを介してシリアルで行われ
る。システム部50はたとえばコンピュータ等からな
り、ICカード60から送信されてきたデータを処理す
る処理装置16、処理結果等を記憶する記憶装置17お
よびこれを表示する表示装置15、並びにICカード6
0とのデータの入出力制御を行う入出力制御装置18等
で構成されている。入出力制御装置18はリーダライタ
等からなり処理装置16(コンピュータ)と通信回線で接
続されている場合が多い。またICカード60はデータ
処理を行うCPU7、処理プログラムを格納するROM
8、データを一時記憶するRAM9、カードの属性情報
やデータ処理の結果等を常時記憶させておくEEPRO
M14およびシリアル伝送を制御するUART31aで
構成されている。そして、入出力端子I/Oを介してシ
ステム部50とシリアルにデータの授受を行う。
【0006】次に図27に従って動作を説明する。まず
最初に、システム部50にICカード60がセットされ
る(ステップS1)。次にシステム部50側よりICカー
ド60へ電源電圧VDD、グランド電位GND、リセッ
ト信号RSTおよびクロック信号CLKが供給される
(ステップS2)。次にICカード60よりシステム部5
0へカード属性情報を送信する(ステップS3)。カード
属性情報は主に、カードがこのシステムで利用可能かど
うかを判断するための情報であり、例えばカードのデー
タ入出力の際のボーレート等がこれに含まれている。シ
ステム部50は送信されたカード属性情報から、ICカ
ード60が利用可能であると判断した場合には、処理の
実行を開始する(ステップS4)。処理終了後はカードが
排出され(ステップS5)、終了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のUARTは以上
のように構成されているため、一定の周波数のクロック
信号CLKを入力している時は1種類のボーレートでし
かデータの授受が行えなかった。そのためUARTに接
続される相手側にボーレートの制約があると、そのボー
レートに設定できるような周波数のクロック信号CLK
をUARTに入力する必要があった。次に従来のマイク
ロコンピュータでのボーレート制御においては、8ビッ
トのボーレート設定レジスタに任意の値を設定すること
で、ボーレートジェネレータの固定の分周値の倍数の範
囲でのボーレートの変更は可能であるが、それ以外のボ
ーレートは設定できないという問題点があった。従って
従来のものでは、16の倍数以外のボーレートは作成す
ることができず、16の倍数とそれ以外の倍数、例えば
12の倍数のボーレートが必要な場合には、その倍数の
ボーレートを実現できる別のマイコンが必要になるとい
う問題点があった。またボーレートジェネレータの固定
分周値の値を小さくすると(例えば“2")、それだけ多
くの倍数のボーレートに対応できるが、8ビットのボー
レート設定レジスタで設定できる分周値の範囲が限定さ
れているため、最終的に設定可能なボーレートの幅が狭
くなり、実用性が低くなるという問題点があった。そし
て、ある数の倍数のボーレートしか設定できないICカ
ードとシステム部で実現される従来のICカードシステ
ムにおいては、そのシステムに用いられるクロック信号
CLKの周波数はボーレートの制約から固定されてしま
うという問題点があった。そのため、それぞれ異なる周
波数で動作される複数種のICカードおよびシステム部
を1つの共通のICカードシステムとして動作させるこ
とが難しいという問題点があった。特に最近のICカー
ドシステムに於いては、多種のICカードシステムの総
合乗入れが推進されており、様々な規格のICカードシ
ステムが同一システム上で稼働する事が望ましく、現状
のICカードおよびシステムの機能では、ボーレート等
の規格を統一しなければならないという問題点があっ
た。
【0008】以上のような問題点が発生する背景に、近
年では、4.9152MHzのクロック信号CLKを5
12分周して9600bpsのボーレートを実現するシ
ステムと、3.5712MHzのクロック信号CLKで
372分周して9600bpsのボーレートを実現する
システムの2種類のシステムが存在しており、これらの
システムの間に互換性を持たせることが望まれているこ
とがある。上述した従来のUART、マイクロコンピュ
ータおよびICカードシステムは共に、4.9152M
Hzのクロック信号CLKを512分周して9600b
psのボーレートを実現するシステムに属するものであ
る。ボーレートジェネレータの分周値は8の倍数であ
り、これにより512分周の実現が可能となる。また、
ボーレートを変えて例えば2倍の19200bpsでデ
ータ伝送を行う場合もあるが、この場合にも対応可能で
ある。しかしながら、ボーレートジェネレータの分周値
が8の倍数の場合、他方のシステムの372分周を実現
することができず、従って分周値の異なる上記2つのシ
ステムで互換性を持たせることは不可能であった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、少なくとも2つの異なる数のそ
れぞれの倍数のサンプリングレートを設定して、これら
によりデータの授受ができることにより、ボーレートの
設定方式(仕様)の異なるシステム間での互換性を持たせ
ることを可能にしたUART、マイクロコンピュータ、
ICカード、リーダライタおよびICカードシステムを
実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明の第1の発明は、外部から入力されるクロック信号
を分周してボーレートを設定するUARTであって、上
記クロック信号を波形整形すると共に予め設定された分
周値で分周してサンプリング信号を発生するサンプリン
グ信号発生手段と、外部からのサンプリングレート選択
信号に従って上記サンプリング信号を異なる2種類の分
周値のいずれかでさらに分周し、2つのサンプリングレ
ートのうちの所望のサンプリングレートのサンプリング
信号を発生するサンプリングレート選択手段と、上記選
択手段からのサンプリング信号に従ったボーレートでデ
ータの入出力を行うデータ入出力手段と、を備えたUA
RTにある。
【0011】この発明の第2の発明は、外部から入力さ
れるクロック信号を分周してボーレートを設定するUA
RTを備えたマイクロコンピュータであって、データ処
理を行うCPUと、データを記憶するメモリ手段と、デ
ータの入出力の制御を行い、a) 上記クロック信号を
波形整形すると共に、予め設定された分周値と上記CP
Uから指定される分周値の積の値の分周値で上記クロッ
ク信号を分周してサンプリング信号を発生するサンプリ
ング信号発生手段、b) 上記CPUからの指定に従っ
て上記サンプリング信号を異なる少なくとも2種類の分
周値のいずれかで分周することによりサンプリングレー
トを切り換え、異なる少なくとも2種類の数の倍数のサ
ンプリングレートのサンプリング信号を発生するサンプ
リングレート選択手段、c) 上記選択手段からのサン
プリング信号に従ってデータの入出力を行うデータ入出
力手段、を備えたUARTと、上記CPUによりサンプ
リング信号発生手段に指定する分周値が書き込まれる第
1レジスタと、上記CPUによりサンプリングレート選
択手段に指定する分周値が書き込まれる第2レジスタ
と、上記各部分を相互に接続する接続手段と、を備えた
マイクロコンピュータにある。
【0012】この発明の第3の発明は、データ処理を行
うCPUと、このCPUのための処理プログラムを格納
するROMと、データを一時記憶するRAMと、処理結
果等のデータを格納するためのEEPROMと、外部か
らのクロック信号を上記CPUからの指定に従って異な
る少なくとも2種類の分周値のいずれかで分周するサン
プリングレート切換え手段と、このサンプリングレート
切換え手段からのクロック信号を波形整形すると共に上
記CPUからの指定に基づく分周値で分周してサンプリ
ング信号を発生し、このサンプリング信号に従ってデー
タの入出力を行うUARTと、上記各部を接続する接続
手段と、を備え、上記UARTが異なる少なくとも2種
類の数のいずれかの倍数のサンプリングレートでデータ
の入出力制御を行うICカードにある。
【0013】この発明の第4の発明は、中央情報処理シ
ステムに通信回線を介して接続されると共に、外部媒体
が接続されてデータの読み出しおよび書き込みが行われ
るリーダライタであって、データ処理を行うCPUと、
データを記憶するメモリ手段と、上記中央情報処理シス
テムとのデータの入出力制御を行う通信制御手段と、こ
の通信制御手段を介して上記中央情報処理システムから
送られてきたクロック信号を、上記CPU経由による上
記中央情報処理システムからの指定に従って異なる少な
くとも2種類の分周値のいずれかで分周するサンプリン
グレート切換え手段と、このサンプリングレート切換え
手段からのクロック信号を波形整形すると共に上記CP
U経由による中央情報処理システムからの指定に基づく
分周値で分周してサンプリング信号を発生し、このサン
プリング信号に従って上記外部媒体との間のデータの入
出力を行うUARTと、上記各部を接続する接続手段
と、を備え、上記UARTが異なる少なくとも2種類の
数のいずれかの倍数のサンプリングレートでデータの入
出力制御を行うリーダライタにある。
【0014】この発明の第5の発明は、データ処理を行
う少なくとも1つのシステム部と、このシステム部に外
部媒体として接続される少なくとも1枚のICカードか
らなるICカードシステムであって、それぞれCPUを
有する上記システム部およびICカードの少なくとも一
方が、クロック信号を上記CPUからの指定に従って異
なる少なくとも2種類の分周値のいずれかで分周するサ
ンプリングレート切換え手段と、このサンプリングレー
ト切換え手段からのクロック信号を波形整形すると共に
上記CPUからの指定に基づく分周値で分周してサンプ
リング信号を発生し、このサンプリング信号に従って相
手側との間のデータの入出力を行うUARTと、を備
え、上記UARTが異なる少なくとも2種類の数のいず
れかの倍数のサンプリングレートでデータの入出力制御
を行うICカードシステムにある。
【0015】
【作用】第1の発明に係わるUARTでは、ボーレート
切り換え専用に端子を設け、外部からのサンプリングレ
ート選択信号に従ってサンプリング信号発生手段で生成
されたサンプリング信号をさらに異なる2種類の分周値
のいずれかで分周することで、サンプリング信号のサン
プリングレートを2種類の間で切り換えることができ
る。
【0016】第2の発明に係わるマイクロコンピュータ
では、UARTのサンプリング信号発生手段の分周値お
よび異なる少なくとも2種類の分周値が設定可能なサン
プリングレート選択手段の分周値が、CPUによる第1
および第2レジスタへの書き込みにより指定され、これ
に従って異なる少なくとも2種類の数のいずれかの倍数
のサンプリングレートのサンプリング信号を発生するこ
とができる。
【0017】第3の発明に係わるICカードでは、サン
プリングレート切換え手段が外部からのクロック信号
を、CPUからの指定に従って異なる少なくとも2種類
の分周値のいずれかで分周し、この分周されたクロック
信号をUARTに送るため、UARTは異なる少なくと
も2種類の数のいずれかの倍数のサンプリングレートで
データの入出力制御を行うことができる。
【0018】第4の発明に係わるリーダライタでは、リ
ーダライタ内に設けた少なくとも2種類の分周値が設定
可能なサンプリングレート切換え手段の分周値が通信制
御手段を介して中央情報処理システムにより制御され、
これによりUARTは異なる少なくとも2種類の数のい
ずれかの倍数のサンプリングレートでデータの入出力制
御を行うことができる。
【0019】第5の発明に係わるICカードシステムで
はICカードおよびシステム部の少なくとも一方に、少
なくとも2種類の分周値が設定可能なサンプリングレー
ト切換え手段、およびこの切換え手段で分周されたクロ
ック信号により異なる少なくとも2種類の数のいずれか
の倍数のサンプリングレートでデータの入出力制御が可
能なUARTを設けたので、クロック信号の周波数およ
びUARTでの分周値の異なるICカードおよびシステ
ム部の間で互換性を持たせることができる。
【0020】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。なお、従来のものと同一もしくは相当
する部分は同一符号で示し、その説明を省略する。図1
はこの発明の第1発明によるUARTの一実施例を示す
機能ブロック図である。UART30aでは、ボーレー
トジェネレータ1とシフトレジスタ2の間に、分周値を
2つの異なる値で切り換え可能な分周器であるサンプリ
ングレート選択回路20を設け、さらにこの選択回路2
0の分周値を外部からの信号により切り換え可能にする
ために、サンプリングレート選択端子SELが設けられ
ている。そして選択端子SELより入力されたサンプリ
ングレート選択信号を選択回路20に入力する。ボーレ
ートジェネレータ1ではクロック端子CLKから入力さ
れたクロック信号を波形整形すると共に固定分周値で分
周し予備のサンプリング信号を発生する。選択回路20
ではこのサンプリング信号をさらに異なる2つの分周値
のうち、選択信号SELにより指定された分周値で分周
したサンプリング信号19を生成し、シフトレジスタ2
へ供給している。シフトレジスタ2は供給されたサンプ
リング信号19のタイミングで外部とのデータの授受の
タイミングを制御しボーレートが決まる。なお、ボーレ
ートジェネレータ1がサンプリング信号発生手段を構成
し、サンプリングレート選択端子SELおよび選択回路
20がサンプリングレート選択手段を構成する。そし
て、シフトレジスタ2、出力バッファ3および入力バッ
ファ4がデータ入出力手段を構成する。
【0021】次に図2および図3を用いて8の倍数と6
の倍数のサンプリング信号を切り換える場合の選択回路
20の動作について説明する。図2には図1の選択回路
20の一例として、6分周と8分周で切り換え可能な回
路の論理回路図を示した。図2において、201〜20
3はD型フリップフロップ、204はANDゲート、2
05と207はNORゲート、206はインバータであ
る。また信号Aはボーレートを切り換えるためのサンプ
リングレート選択信号SEL、信号Bはボーレートジェ
ネレータ1より入力されるサンプリング信号であり、信
号Bバーはその反転信号、信号Cはリセット信号であ
り、信号Dはシフトレジスタ2へ供給されるサンプリン
グ信号19である。また、図3には図2の回路の6分周
時と8分周時の各信号のタイミングチャートを示した。
【0022】次に図2および図3に従って選択回路20
の6分周時と8分周時の動作を説明する。まず6分周
時、8分周時共通ですが、リセット信号Cがリセット解
除後“L"レベルから“H"レベルになり、クロック信号
Bが一定周期で入力されている状態が前提としてある。
この状態で、サンプリングレート選択信号Aを“L"レ
ベルに固定することで6分周のサンプリング信号が得ら
れる。まず、信号Eを生成しているロジック部は、信号
Aの入力が“L"レベルに固定されることにより、信号
Gと信号Fにより可変となり、信号GとFが共に“L"
レベルの時にのみ信号Eは“L"レベルとなる。このた
め、信号Eはクロック周期で1周期目と4周期目が
“L"レベルとなり、他のクロック周期は“H"レベルに
なる。信号Fはクロック信号Bが“H"レベルから“L"
レベルに変化した時に信号Gが“H"レベルであれば
“H"レベルになり、また信号Gが“L"レベルであれば
“L"レベルへセットされるので、信号Fはクロック周
期で3周期目と6周期目で“H"レベルとなる。次に、
信号Gはリセット時は“H"レベルに固定されるが、リ
セット解除後は、信号Eの状態によってクロック信号B
が“H"レベルから“L"レベルへ変化した時に信号Fと
同じ様にセットされ、従って、クロック周期で2周期目
と5周期目が“H"レベルとなる信号が得られる。次に
信号Hは、信号Fが“H"レベルから“L"レベルへ変化
すると状態が反転する信号なので(D型フリップフロッ
プ203は信号Fの1/2分周回路)、図の様に1周期
目から3周期目が“H"レベルとなる。最後にサンプリ
ング信号19である出力信号Dは、信号Gと反転信号F
バーと信号Hが入力されたNOR回路207の出力信号
であり、3つの入力全てが“L"レベルの時のみ“H"レ
ベルとなる。従ってクロック周期で6周期目のみ“H"
レベルとなり、クロック信号Bの6回に1回、“H"レ
ベルとなるサンプリング信号となる。
【0023】次に、8分周時では、信号Eを生成するロ
ジック部ではサンプリングレート選択信号Aが“H"レ
ベルに固定されることにより、信号Eは信号Fと同じ信
号になる。信号F、G、Hの各信号の生成条件は6分周
時と同一であるが、信号Fは信号Gの状態によって変化
し、クロック周期で3、4周期(信号E、F)と5、6周
期目(信号G)が“H"レベルとなる信号が得られる。そ
の信号Fが、信号Eとして信号Gを生成しているD型フ
リップフロップ202へ入力され、信号Gは2、3周期
目と6、7周期目が“H"レベルとなる信号になりま
す。信号HはD型フリップフロップ203により信号F
を1/2分周した信号なので1〜4周期目が“H"レベ
ルとなる。これによりサンプリング信号19となる信号
Dの出力は、信号Gと反転信号Fバーと信号Hが全て
“L"レベルとなるタイミングで“H"レベルとなるの
で、クロック周期で8周期目のみ“H"レベルとなるタ
イミング信号が得られる。以上のようにしてそれぞれ得
られたサンプリング信号19(信号D)をシフトレジスタ
2へ供給し、シフトレジスタ2はこのタイミングで動作
して外部とのデータの授受を行う。
【0024】実施例2.図4はこの発明の第2発明によ
るマイクロコンピュータの一実施例を示す機能ブロック
図である。このマイクロコンピュータ40aでは1ビッ
トで構成されるサンプリングレート選択レジスタ21お
よびサンプリングレート選択回路20aを設け、選択レ
ジスタ21は2種類の異なる倍数のサンプリングレート
を切り換える制御信号を記憶しておくために用いる。2
種類の異なる倍数のサンプリングレートの切り換えは選
択レジスタ21で行い、同じ倍数のサンプリングレート
におけるボーレートの変更はボーレート設定レジスタ6
に設定される値で行う。マイクロコンピュータが外部と
シリアルでデータの授受を行い処理を行っている時、ボ
ーレートを変更する際、他の倍数のサンプリングレート
に切り換える必要が発生した場合、CPU7は選択レジ
スタ21の値を変更しサンプリングレート選択回路20
aへ供給する制御信号を切り換える。これにより、ボー
レートジェネレータ1aから供給されるサンプリング信
号を選択回路20aで制御しシフトレジスタ2へ供給す
るサンプリング信号19のサンプリングレートを切り換
える。例えば、選択回路20aで16の倍数と12の倍
数を切り換えることができ、選択レジスタ21の値を
“0"にセットすると16の倍数、“1"にセットすると
12の倍数とした場合、クロック信号CLKの512分
周のボーレートでデータ授受を行う場合には、選択レジ
スタ21に“0"をセットし、ボーレート設定レジスタ
6に“32"を設定することで行う。これにより、ボー
レートジェネレータ1aの分周値は“32"、選択回路
20aの分周値は“16"となり、その積である512
分周が実現される。次にクロック信号CLKの372分
周のボーレートでデータ授受を行う場合は、選択レジス
タ21に“1"をセットしボーレート設定レジスタ6に
“31"を設定することで行うことができる。これによ
り、ボーレートジェネレータ1aの分周値は“31"、
選択回路20aの分周値は“12"となり、その積であ
る372分周が実現される。これらの設定はCPUによ
って行われる。なお、ROM8およびRAM9がメモリ
手段を構成する。また、UARTのサンプリング信号発
生手段がボーレートジェネレータ1aから構成され、サ
ンプリングレート選択手段が選択回路20aから構成さ
れ、データ入出力手段がシフトレジスタ2、出力バッフ
ァ3および入力バッファ4から構成される。また、ボー
レート設定レジスタ6、選択レジスタ21がそれぞれ第
1、第2レジスタを構成する。
【0025】図5には図4の選択回路20aの一例とし
て、12分周と16分周で切り換え可能な回路の論理回
路図を示した。この回路は図2に示した6分周と8分周
の切り換え回路の前段に2分周を行うDフリップフロッ
プ208を追加したものである。またクロック信号CL
Kは信号Xになっている。図6にはクロック信号Xに対
して信号Bが2分周される動作のタイミングチャートを
示した。この動作を簡単に説明すると、まずリセット信
号Cがリセット解除の状態になると、信号Bは“L"レ
ベルに、反転信号Bバーは“H"レベルにリセットされ
る。リセット解除後、クロック信号Xが“H"レベルか
ら“L"レベルに変化するたびに、反転信号Bバーの値
が信号Bの値にセットされる。信号Bと信号Bバーは互
いに反転信号なので、クロック信号Xが“H"レベルか
ら“L"レベルに変化するたびに、信号Bの値が反転し
て2分周された信号が得られる。以降の回路の動作は図
2のものと同じであり、その説明を省略する。
【0026】なお、上記実施例では2種類のサンプリン
グレートを選択する選択レジスタ21を2種類の状態を
切り換えるために1ビットで構成されるレジスタとした
が、2ビット以上のレジスタで構成されていてもよい。
【0027】実施例3.図4には2種類の数の倍数のサ
ンプリングレートを選択するマイクロコンピュータを示
したが以下に任意の数の倍数のサンプリングレートが得
られマイクロコンピュータについて説明する。図7はこ
の発明の第2発明によるマイクロコンピュータの他の実
施例を示す機能ブロック図である。この実施例のマイク
ロコンピュータ40bには、8ビットで構成されるサン
プリングレート設定レジスタ23と、任意の数の倍数の
サンプリング信号を生成できるサンプリング信号生成回
路22が設けられている。サンプリングレート設定レジ
スタ23は従来から使用されている8ビットのレジスタ
で構成される。またサンプリング信号生成回路22も周
波数fの信号をn分周する分周回路で構成すればよい。
このような周波数fの信号をn分周する分周回路は、例
えば「実用電子回路ハンドブック(2)」、第8版、第1
00〜107頁、CQ出版株式会社発行、に開示されて
いる。サンプリングレートの倍数の設定はサンプリング
レート設定レジスタ23で行い、設定された倍数におけ
るボーレートの変更はボーレート設定レジスタ6で行
う。例えば、8の倍数のサンプリングレートでデータの
授受を行う場合は、サンプリングレート設定レジスタ2
3に“8"の値を設定することで、その値を生成回路2
2へ供給する。ボーレートジェネレータ1aではボーレ
ート設定レジスタ6に設定された値でクロック信号CL
K信号を分周したサンプリング信号を発生し、生成回路
22ではこの分周されたサンプリング信号を設定レジス
タ23から供給された“8"の値でさらに分周した8の
倍数のサンプリング信号を生成し、これをシフトレジス
タ2へ供給する。また、ボーレートをクロック信号CL
Kの周波数の3の倍数に設定する必要が発生した時は、
サンプリングレート設定レジスタ23に“3"の値を設
定することで3の倍数のボーレートを実現できることに
なる。以上のようにサンプリングレート設定レジスタ2
3に実現したい倍数の値を設定することで任意の数の倍
数のボーレートを実現できる。なお、この実施例ではサ
ンプリングレート選択手段がサンプリング信号生成回路
22から構成され、サンプリングレート設定レジスタ2
3が第2レジスタを構成する。
【0028】実施例4.図8はこの発明の第3発明によ
るICカードの一実施例を示す機能ブロック図である。
図において、60aはICカード、7はCPU、8はR
OM、9はRAM、14はEEPROM、31aはUA
RT、24はサンプリングレート切換え回路、5はバス
である。サンプリングレート切換え回路24は例えば図
4に示したマイクロコンピュータの選択レジスタ21お
よび選択回路20aと同じ構成のものを含む。CPU7
は入出力端子I/0を介して外部とシリアルでデータの
授受を行いながらROM8に格納されている処理プログ
ラムに従い処理を行い、一時記憶が必要なデータはRA
M9へ、常時格納が必要なデータ、例えばカードの属性
情報、処理結果等はEEPROM14へ格納する。また
CPU7からの制御によって2種類の異なる倍数のサン
プリングレートを切り換える切換え回路24を内蔵する
ことにより、CPU7は入出力端子I/Oを介して外部
とデータの授受を行いながら処理を実行中、ボーレート
変更に伴いサンプリングレートを切り換える必要が発生
したときにはCPU7がサンプリングレート切換え回路
24に制御信号を出し、切換え回路24は制御信号をラ
ッチし、要求のあった倍数のサンプリング信号を得るた
めにクロック信号を異なる2種類の分周値のいずれか一
方の分周値で分周してUART31aに供給し、これに
よりサンプリングレートを切り換えて外部とのデータの
授受を実現する。
【0029】なお、上記実施例では、サンプリングレー
トを切り換える制御信号のラッチを切換え回路24で行
う例を示したが、ICカード60a内部には不揮発性の
EEPROM14があるので、サンプリングレート切換
え制御信号の格納用にEEPROM14内のある番地
(図7に破線14aで示す)を予め決めておき、外部とデ
ータの授受を行う際は、EEPROM14内の上記番地
からサンプリングレートに関する情報を読み出し、これ
に基づいてサンプリング信号を生成してもよい。この場
合CPU7は、サンプリングレートを切り換える時はE
EPROM14の上記番地の値を書き換えることにな
る。このようにすることで、サンプリングレート切換え
回路24中の選択レジスタ21(図4参照)は不要とな
り、切換え回路のハードの負荷を減らすことができる。
【0030】実施例5.図9はこの発明の第4発明によ
るリーダライタの一実施例を示す機能ブロック図であ
る。リーダライタ70はコンピュータ等で構成される中
央情報処理システムと通信回線(共に図示せず)等を介し
て接続されると共に、外部媒体であるICカードとのデ
ータの授受を制御する。システムとのデータの授受は通
信制御回路25を介して行い、システムからの指示をC
PU7が処理し、これに基づいてUART31aを介し
てICカードとのデータの授受の制御を行う。このよう
に構成されるリーダライタ70に、2種類の異なる倍数
のサンプリングレートを切り換えるサンプリングレート
切換え回路24を設けた。この切換え回路24は図8の
ICカード60aのものと同じ構成である。そして、シ
ステムからのサンプリングレート切り換え指示は通信制
御回路25を介してCPU7で読み取られ、CPU7は
サンプリングレート切換え回路24に制御信号を出す。
切り換え回路24は制御信号をラッチしこの制御信号に
従って異なる2種類の分周値のいずれかの分周値でクロ
ック信号を分周してUART31aに供給する。なお、
クロック信号もシステムから送られてくる。リーダライ
タ70では全て通信制御回路25を介してシステムから
の制御でサンプリングレートの切り換えを行う。
【0031】実施例6.図10はこの発明の第5発明に
よるICカードシステムの一実施例を示すシステム構成
図である。また、図11には図10のシステムの動作フ
ローチャート図を示した。ICカードシステムに2種類
の異なる倍数のサンプリングレートでのボーレートが存
在する時、ICカード60aおよびシステム部50aの
双方にサンプリングレート切換え回路24を内蔵し、必
要に応じサンプリングレートを切り換えてデータの授受
を行うシステムである。図11に従ってICカードシス
テムの動作を説明すると、まず初めにシステム部50a
側にICカード60aがセットされる(ステップS1)。
次にICカード60aへ電源電圧VDD、グランド電圧
GND、リセット信号RSTおよびクロック信号CLK
の各信号が供給され(ステップ2)、次にICカード60
aよりシステム部50aへカードの属性情報等を含むカ
ード情報が送信される(ステップS3)。次にこの属性情
報に基づいてシステム部50aあるいはICカード60
aのどうちらか一方より相手方へ必要に応じボーレート
変更指示を送信する(ステップS4)。そして双方で新し
いボーレートへ変更し処理の実行を開始する(ステップ
S5、S6)。たとえば、3.5712MHzを372分
周で9600bpsを実現する方式と、4.9152M
Hzを512分周で9600bpsを実現する方式の2
種類が存在しており、初期設定ボーレートとして3.5
712MHzを372分周して9600bpsが設定さ
れているシステムの場合、まず初めにシステム部50a
へのカード情報の送信は初期設定ボーレートで行う。そ
の際、システム部50aに送信するカード情報の中に
4.9152MHzを512分周して9600bpsで
のデータの授受が可能であるという情報もシステム部5
0a側へ送り、システム部50aがその情報に基づいて
ICカード60aにボーレートを変更する指示を出し、
ICカード60aおよびシステム部50a双方でボーレ
ートを変更して処理の実行を開始する。
【0032】なお、上記実施例では、システム部へカー
ド情報を送信した後、ボーレートを変更して処理を実行
する例を示したが、初期設定ボーレートで処理を実行
し、一定の処理実行後、ボーレートを変更する必要が発
生した時に必要に応じボーレートを変更してもよい。
【0033】実施例7.図12はこの発明の第5発明に
よるICカードシステムの他の実施例を示すシステム構
成図である。また、図13には図12のシステムの動作
フローチャート図を示した。この実施例はシステム部側
に2種類のシステム部が存在し、それぞれのシステム部
50が異なる倍数のボーレートでデータの授受を行うシ
ステムであり、1枚のICカード60aで2種類のシス
テム部50に対応する場合の例である。ICカード60
aにサンプリングレート切換え回路24を内蔵し、シス
テムに応じサンプリングレートを切り換えてデータの授
受を行うシステムである。このICカードシステムの動
作を図13に従って説明する。まず初めにシステム部5
0側にICカード60aがセットされる(ステップS
1)。次にICカードへVDD、GND、RST、CL
Kの信号が供給され(ステップS2)、次にシステム部5
0よりICカード60aへボーレート情報を送信する
(ステップS3)。ICカード60a側ではボーレート情
報を受信し、その情報に従ってボーレートを変更する必
要がある場合はボーレートを変更するボーレート対応処
理を実施する(ステップS4)。次に、システム部50へ
カード情報が送信される(ステップS5)。そして、シス
テム部50より要求のあったボーレートで処理の実行を
開始する(ステップS6)。処理終了後はカードを排出し
処理を終了する(ステップS7)。
【0034】実施例8.図14はこの発明の第5発明に
よるICカードシステムのさらに別の実施例を示すシス
テム構成図である。また、図15には図14のシステム
の動作フローチャート図を示した。この実施例はICカ
ード側に2種類のカードが存在し、それぞれのICカー
ド60が異なる倍数のボーレートでデータの授受を行
い、1つのシステム部50aで2種類のICカード60
に対応する場合の例である。システム部50a側にサン
プリングレート切換え回路24を内蔵し、ICカード6
0に応じサンプリングレートを切り換えてデータの授受
を行うシステムである。このICカードシステムの動作
を図15に従って説明する。まず初めにシステム50a
側にICカード60がセットされる(ステップS1)。次
にICカード60へVDD、GND、RST、CLKの
信号が供給され(ステップS2)、次にICカード60よ
りシステム部50aへボーレート情報を送信する(ステ
ップS3)。システム部50側ではボーレート情報を受
信し、その情報に従ってボーレートを変更する必要があ
る場合はボーレートを変更するボーレート対応処理を実
施する(ステップS4)。次に、システム部50へその他
のカード情報が送信される(ステップS5)。そして、I
Cカードより要求のあったボーレートで処理の実行を開
始する(ステップS6)。処理終了後はカードを排出し処
理を終了する(ステップS7)。
【0035】実施例9.図16はこの発明の第3発明に
よるICカードの他の実施例を示す機能ブロック図であ
る。CPU7は入出力端子I/0を介して外部とシリア
ルでデータの授受を行いながらROM8に格納されてい
る処理プログラムに従い処理を行い、一時記憶が必要な
データはRAM9へ、常時格納が必要なデータ例えばカ
ードの属性情報、処理結果等はEEPROM14へ格納
する。そしてこの実施例では、CPU7の制御によって
任意の数の倍数のサンプリングレートを設定できるサン
プリングレート設定回路26を設けた。サンプリングレ
ート設定回路26は、例えば図7に示したマイクロコン
ピュータ40bのサンプリングレート設定レジスタ23
およびサンプリング信号生成回路22と同じものから構
成される。これによりCPU7は処理実行中、サンプリ
ングレートを任意の値に設定する必要が発生した時に、
サンプリングレート設定回路26に任意の値を設定す
る。サンプリングレート設定回路26は設定された値の
サンプリングレートを実現するようにクロック信号を分
周してUART31aに供給し、これにより要求のあっ
たボーレートでのデータの授受を実現する。
【0036】実施例10.図17はこの発明の第4発明
によるリーダライタの他の実施例を示す機能ブロック図
である。リーダライタ70aはコンピュータ等で構成さ
れる中央情報処理システムと通信回線等(共に図示せず)
を介して接続されICカードとのデータの授受を制御す
る。中央情報処理システムとのデータの授受は通信制御
回路25を介して行い、システムからの指示をCPU7
が処理する。そしてCPU7は指示に従ってUART3
1aを介してICカードとのデータの授受の制御を行
う。この実施例では以上のように構成されるリーダライ
タに任意の倍数のサンプリングレートに設定できるサン
プリングレート設定回路26を設けた。設定回路26は
図16のものと同じ構成のものである。システムからの
サンプリングレート設定指示は通信制御回路25を介し
てCPU7が読み取る。そしてCPU7はサンプリング
レート設定回路26に指示を出し、設定回路26は任意
のサンプリングレートのサンプリング信号が得られるよ
う、指示された分周値でクロック信号CLKを分周して
UART31aに供給する。リーダライタ70bでは全
て、通信制御回路25を介してシステムからの制御でサ
ンプリングレートの設定を行う。
【0037】実施例11.図18はこの発明の第5発明
によるICカードシステムのさらに別の実施例を示すシ
ステム構成図である。また、図19には図18のシステ
ムの動作フローチャート図を示した。ICカードシステ
ムに異なった数の倍数のボーレートが複数種類存在する
場合、ICカードおよびシステム部の双方にサンプリン
グレート設定回路26を内蔵し、必要に応じてサンプリ
ングレートを双方で設定してデータの授受を行うシステ
ムである。図19に従ってICカードシステムの動作を
説明すると、まず初めにシステム部50b側にICカー
ド60bがセットされる(ステップS1)。次にICカー
ド60bへVDD、GND、RST、CLKの信号が供
給され(ステップS2)、次にICカード60bよりシス
テム部50bへカード情報が送信される(ステップS
3)。次にシステム部50bあるいはICカード60b
のどちらか一方より相手方へ必要に応じボーレート設定
指示を送信する(ステップS4)。そして双方で新しいボ
ーレートへ変更して処理の実行を開始する(ステップS
5、S6)。例えば、3種類以上のサンプリングレート
が存在するシステムにおいては、初期設定ボーレートを
設定しておいて、システム部50bへのカード情報送信
は常に初期設定ボーレートで行う。そしてその後はシス
テム部側あるいはICカード側どちらかの要求でサンプ
リングレートの設定を変更してデータの授受を行う。処
理完了後はカードを排出し処理を終了する(ステップS
7)。
【0038】実施例12.図20はこの発明の第5発明
によるICカードシステムのさらに別の実施例を示すシ
ステム構成図である。また、図21には図20のシステ
ムの動作フローチャート図を示した。この実施例はシス
テム部側に3種類以上のシステムが存在し、それぞれの
システムが異なる数の倍数のボーレートでデータの授受
を行うシステムである場合、あるいはシステム部の種類
は少ないが多数の種類の数の倍数のサンプリングレート
でのデータ授受を行う必要があるシステムの場合におい
て、1枚のICカードで多くのサンプリングレートを必
要とするシステムに対応する場合の例である。ICカー
ド60bにはサンプリングレート設定回路26が内蔵さ
れており、システム部50に応じサンプリングレートを
設定してデータの授受を行うシステムである。図21に
従ってこのシステムの動作を説明すると、まず初めにシ
ステム部50側にICカード60bがセットされる(ス
テップS1)。次にICカード60bへVDD、GN
D、RST、CLKの信号が供給される(ステップS
2)。次にシステム部50よりICカード60bへボー
レート情報を送信し(ステップS3)、その情報に従って
ボーレートを変更する必要がある場合はサンプリングレ
ートを変更しシステム部50より要求のあるボーレート
に対応できるボーレート対応処理を実施する(ステップ
S4)。次に、システム部50へカード情報が送信され
る(ステップS5)。そして新しく設定されたボーレート
で処理の実行を開始する(ステップS6)。処理終了後は
カードを排出し処理を終了する(ステップS7)。
【0039】実施例13.図22はこの発明の第5発明
によるICカードシステムのさらに別の実施例を示すシ
ステム構成図である。また、図23には図22のシステ
ムの動作フローチャート図を示した。この実施例はIC
カード側に3種類以上のICカードが存在し、それぞれ
ICカードが異なる数の倍数のボーレートでデータの授
受を行うシステムの場合の例である。1つのシステムで
それぞれ異なる数の倍数のボーレートでデータの授受を
行う複数のICカードに対応するため、システム部50
bにはサンプリングレート設定回路26が内蔵されてい
る。これによりICカード60に応じサンプリングレー
トを設定してデータの授受を行うことが可能となる。図
23に従ってICカードシステムの動作を説明すると、
まず初めにシステム部50b側にICカード60がセッ
トされる(ステップS1)。次にICカード60へVD
D、GND、RST、CLKの信号が供給される(ステ
ップS2)。次にICカード60よりシステム部50b
へボーレート情報を送信する(ステップS3)。システム
部50b側ではボーレート情報を受信し、その情報に従
ってボーレートを変更する必要がある場合はサンプリン
グレートを変更しICカード60より要求のあるボーレ
ートにボーレート対応処理を実施する(ステップS4)。
次に、システム部50b側にその他のカード情報が送信
される(ステップS5)。そして新しく設定されたボーレ
ートで処理の実行を開始する(ステップS6)。処理終了
後はカードを排出し処理を終了する(ステップS7)。
【0040】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、U
ARTにサンプリングレートを切り換えるための専用の
選択端子を設け、この端子に与える入力によって2種類
のサンプリングレートを切り換えるようにしたので、外
部からの制御で容易にボーレートを切り換えることがで
きる共に、1つのUARTで2種類のボーレートに対応
でき、また従来のように必要とするボーレートに対応す
るようにクロック信号CLKを加工して入力する必要が
ない、汎用性の高いUARTが得られる効果がある。
【0041】第2の発明によれば、マイクロコンピュー
タ内にサンプリングレート選択レジスタ或はサンプリン
グレート設定レジスタを設け、レジスタに設定する値に
よってサンプリングレートを切り換えるようにしたの
で、少なくとも2種類のサンプリングレートを必要とす
るデータの授受に、1つのマイクロコンピュータで対応
できると共に、CPUが外部とデータの授受を行ってい
る際に、必要に応じ設定レジスタの値を自由に変更して
サンプリングレートを切り換えることができるので、マ
イクロコンピュータで行うデータの授受の用途が広がる
等の効果が得られる。
【0042】第3の発明によれば、5端子で構成され、
シリアルでデータの授受を行うICカードにサンプリン
グレート切換え回路或はサンプリングレート設定回路を
内蔵したので、少なくとも2種類の異なる数の倍数のサ
ンプリングレートに1つのICカードで対応でき、欧州
と日本で別々に規格化の進むサンプリングレートの違う
ICカード市場に1枚のICカードで対応できるという
効果が得られる。
【0043】第4の発明によれば、リーダライタにサン
プリングレート切換え回路或はサンプリングレート設定
回路を内蔵したので、異なる少なくとも2種類の数の倍
数のサンプリングレートでデータの授受を行うシステム
に接続することで、このリーダライタ1つで2種類以上
のサンプリングレートでデータの授受を行うことがで
き、システム側にサンプリングレート切換え回路がなく
てもこのリーダライタを接続し、制御することで少なく
とも2種類のサンプリングレートでデータの授受を行う
システムを実現できる効果が得られる。
【0044】第5の発明によれば、ICカードシステム
のICカードとシステム部の少なくともいずれか一方に
サンプリングレート切換え回路或はサンプリングレート
設定回路を内蔵したので、少なくとも2種類の異なる数
の倍数のボーレートでデータの授受ができ、仕様の異な
るシステム間で互換性を持たせることができる効果があ
ると共に、高速でデータの授受を行う必要がある場合に
は、ボーレートを上げてデータの授受を実行し、通常は
規格化されたボーレートでデータの授受を行うことが容
易に行える等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の発明によるUARTの一実施
例を示す機能ブロック図である。
【図2】図1の選択回路の論理回路図である。
【図3】図2の選択回路のタイミングチャート図であ
る。
【図4】この発明の第2の発明によるマイクロコンピュ
ータの一実施例を示す機能ブロック図である。
【図5】図4の選択回路の論理回路図である。
【図6】図5の選択回路のタイミングチャート図であ
る。
【図7】この発明の第2の発明によるマイクロコンピュ
ータの他の実施例を示す機能ブロック図である。
【図8】この発明の第3の発明によるICカードの一実
施例を示す機能ブロック図である。
【図9】この発明の第4の発明によるリーダライタの一
実施例を示す機能ブロック図である。
【図10】この発明の第5の発明によるICカードシス
テムの一実施例を示すシステム構成図である。
【図11】図10のICカードシステムの動作フローチ
ャート図である。
【図12】この発明の第5の発明によるICカードシス
テムの他の実施例を示すシステム構成図である。
【図13】図12のICカードシステムの動作フローチ
ャート図である。
【図14】この発明の第5の発明によるICカードシス
テムのさらに別の実施例を示すシステム構成図である。
【図15】図14のICカードシステムの動作フローチ
ャート図である。
【図16】この発明の第3の発明によるICカードの他
の実施例を示す機能ブロック図である。
【図17】この発明の第4の発明によるリーダライタの
他の実施例を示す機能ブロック図である。
【図18】この発明の第5の発明によるICカードシス
テムのさらに別の実施例を示すシステム構成図である。
【図19】図18のICカードシステムの動作フローチ
ャート図である。
【図20】この発明の第5の発明によるICカードシス
テムのさらに別の実施例を示すシステム構成図である。
【図21】図20のICカードシステムの動作フローチ
ャート図である。
【図22】この発明の第5の発明によるICカードシス
テムのさらに別の実施例を示すシステム構成図である。
【図23】図22のICカードシステムの動作フローチ
ャート図である。
【図24】従来のUARTの機能ブロック図である。
【図25】従来のマイクロコンピュータの機能ブロック
図である。
【図26】従来のICカードシステムのシステム構成図
である。
【図27】図26のICカードシステムの動作フローチ
ャート図である。
【符号の説明】
1 ボーレートジェネレータ 1a ボーレートジェネレータ 2 シフトレジスタ 3 出力バッファ 4 入力バッファ 5 バス 6 ボーレート設定レジスタ 7 CPU 8 ROM 9 RAM 10 ポートコントローラ 14 EEPROM 15 表示装置 16 処理装置 17 記憶装置 18 入出力制御装置 19 サンプリング信号 20 サンプリングレート選択回路 20a サンプリングレート選択回路 21 サンプリングレート選択レジスタ 22 サンプリング信号生成回路 23 サンプリングレート設定レジスタ 24 サンプリングレート切換え回路 25 通信制御回路 26 サンプリングレート設定回路 30a UART 31a UART 40a マイクロコンピュータ 40b マイクロコンピュータ 50a システム部 50b システム部 60a ICカード 60b ICカード 70 リーダライタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図24は、従来のUARTの機能ブロッ
ク図であり、8ビット用のものを示した。図において3
0はUARTであり、1はボーレートジェネレータ、2
はシフトレジスタ、3は出力バッファ、4は入力バッフ
ァ、5はバス、19はサンプリング信号である。CLK
はクロック端子、I/Oは入出力端子、DB〜DB7
は各種装置が接続される接続端子である。また図25
は、従来の8ビット用のマイクロコンピュータの機能ブ
ロック図である。図において40はマイクロコンピュー
タであり、6はボーレート設定レジスタ、7はCPU、
8はROM、9はRAM、10はパラレル伝送用のポー
トコントローラ、31はUARTである。UART31
は図24に示すUART30とほぼ同じものであるが、
ボーレートジェネレータ1aがボーレート設定レジスタ
6に設定されたボーレートに従ってサンプリング信号1
9を発生する点が異なる。ポートコントローラ10は5
つ設けられており、それぞれ8ビットパラレル伝送用の
ポート部P00〜P07等に接続されている。さらに図
26は、従来のUARTを備えたICカードシステムの
システムの構成を示すブロック図である。図において5
0はシステム部、60はUARTを含むICカード、3
1aはUART、14はEEPROM、15は表示装
置、16は処理装置、17は記憶装置、18は入出力制
御装置である。また、VDDは電源電圧、GNDはグラ
ンド、RSTはリセット信号、CLKはクロック信号、
I/Oは入出力データを示す。UART31aは図25
に示すボーレートジェネレータ1a、シフトレジスタ
2、出力バッファ3、入力バッファ4およびボーレート
設定レジスタ6に相当する部分を含むものである。図2
7は、図26のICカードシステムの動作フローチャー
ト図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のUARTは以上
のように構成されているため、一定の周波数のクロック
信号CLKを入力している時は1種類のボーレートでし
かデータの授受が行えなかった。そのためUARTに接
続される相手側にボーレートの制約があると、そのボー
レートに設定できるような周波数のクロック信号CLK
をUARTに入力する必要があった。次に従来のマイク
ロコンピュータでのボーレート制御においては、8ビッ
トのボーレート設定レジスタに任意の値を設定すること
で、ボーレートジェネレータの固定の分周値の倍数の範
囲でのボーレートの変更は可能であるが、それ以外の
数のボーレートは設定できないという問題点があった。
従って従来のものでは、16の倍数以外のボーレートは
作成することができず、16の倍数とそれ以外の倍数、
例えば12の倍数のボーレートが必要な場合には、その
倍数のボーレートを実現できる別のマイコンが必要にな
るという問題点があった。またボーレートジェネレータ
の固定分周値の値を小さくすると(例えば“2")、それ
だけ多くの倍数のボーレートに対応できるが、8ビット
のボーレート設定レジスタで設定できる分周値の範囲が
限定されているため、最終的に設定可能なボーレートの
幅が狭くなり、実用性が低くなるという問題点があっ
た。そして、ある数の倍数のボーレートしか設定できな
いICカードとシステム部で実現される従来のICカー
ドシステムにおいては、そのシステムに用いられるクロ
ック信号CLKの周波数はボーレートの制約から固定さ
れてしまうという問題点があった。そのため、それぞれ
異なる周波数で動作される複数種のICカードおよびシ
ステム部を1つの共通のICカードシステムとして動作
させることが難しいという問題点があった。特に最近の
ICカードシステムに於いては、多種のICカードシス
テムの総合乗入れが推進されており、様々な規格のIC
カードシステムが同一システム上で稼働する事が望まし
く、現状のICカードおよびシステムの機能では、ボー
レート等の規格を統一しなければならないという問題点
があった。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明の第1の発明は、外部から入力されるクロック信号
を分周してボーレートを設定するUARTであって、上
記クロック信号を波形整形すると共に予め設定された分
周値で分周してサンプリング信号を発生するサンプリン
グ信号発生手段と、外部からのサンプリングレート選択
信号に従って上記サンプリング信号を異なる2種類の
数の分周値のいずれかでさらに分周し、2つのサンプリ
ングレートのうちの所望のサンプリングレートのサンプ
リング信号を発生するサンプリングレート選択手段と、
上記選択手段からのサンプリング信号に従ったボーレー
トでデータの入出力を行うデータ入出力手段と、を備え
たUARTにある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】この発明の第3の発明は、データ処理を行
うCPUと、このCPUのための処理プログラムを格納
するROMと、データを一時記憶するRAMと、処理結
果等のデータを格納するためのEEPROMと、外部か
らのクロック信号を上記CPUからの指定に従って異な
る少なくとも2種類の倍数の分周値のいずれかで分周す
るサンプリングレート切換え手段と、このサンプリング
レート切換え手段からのクロック信号を波形整形すると
共に上記CPUからの指定に基づく分周値で分周してサ
ンプリング信号を発生し、このサンプリング信号に従っ
てデータの入出力を行うUARTと、上記各部を接続す
る接続手段と、を備え、上記UARTが異なる少なくと
も2種類の数のいずれかの倍数のサンプリングレートで
データの入出力制御を行うICカードにある。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】この発明の第4の発明は、中央情報処理シ
ステムに通信回線を介して接続されると共に、外部媒体
が接続されてデータの読み出しおよび書き込みが行われ
るリーダライタであって、データ処理を行うCPUと、
データを記憶するメモリ手段と、上記中央情報処理シス
テムとのデータの入出力制御を行う通信制御手段と、こ
の通信制御手段を介して上記中央情報処理システムから
送られてきたクロック信号を、上記CPU経由による上
記中央情報処理システムからの指定に従って異なる少な
くとも2種類の倍数の分周値のいずれかで分周するサン
プリングレート切換え手段と、このサンプリングレート
切換え手段からのクロック信号を波形整形すると共に上
記CPU経由による中央情報処理システムからの指定に
基づく分周値で分周してサンプリング信号を発生し、こ
のサンプリング信号に従って上記外部媒体との間のデー
タの入出力を行うUARTと、上記各部を接続する接続
手段と、を備え、上記UARTが異なる少なくとも2種
類の数のいずれかの倍数のサンプリングレートでデータ
の入出力制御を行うリーダライタにある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】この発明の第5の発明は、データ処理を行
う少なくとも1つのシステム部と、このシステム部に外
部媒体として接続される少なくとも1枚のICカードか
らなるICカードシステムであって、それぞれCPUを
有する上記システム部およびICカードの少なくとも一
方が、クロック信号を上記CPUからの指定に従って異
なる少なくとも2種類の倍数の分周値のいずれかで分周
するサンプリングレート切換え手段と、このサンプリン
グレート切換え手段からのクロック信号を波形整形する
と共に上記CPUからの指定に基づく分周値で分周して
サンプリング信号を発生し、このサンプリング信号に従
って相手側との間のデータの入出力を行うUARTと、
を備え、上記UARTが異なる少なくとも2種類の数の
いずれかの倍数のサンプリングレートでデータの入出力
制御を行うICカードシステムにある。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【作用】第1の発明に係わるUARTでは、ボーレート
切り換え専用に端子を設け、外部からのサンプリングレ
ート選択信号に従ってサンプリング信号発生手段で生成
されたサンプリング信号をさらに異なる2種類の倍数の
分周値のいずれかで分周することで、サンプリング信号
のサンプリングレートを2種類の間で切り換えることが
できる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】第2の発明に係わるマイクロコンピュータ
では、UARTのサンプリング信号発生手段の分周値お
よび異なる少なくとも2種類の倍数の分周値が設定可能
なサンプリングレート選択手段の分周値が、CPUによ
る第1および第2レジスタへの書き込みにより指定さ
れ、これに従って異なる少なくとも2種類の数のいずれ
かの倍数のサンプリングレートのサンプリング信号を発
生することができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】第3の発明に係わるICカードでは、サン
プリングレート切換え手段が外部からのクロック信号
を、CPUからの指定に従って異なる少なくとも2種類
倍数の分周値のいずれかで分周し、この分周されたク
ロック信号をUARTに送るため、UARTは異なる少
なくとも2種類の数のいずれかの倍数のサンプリングレ
ートでデータの入出力制御を行うことができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】第4の発明に係わるリーダライタでは、リ
ーダライタ内に設けた少なくとも2種類の倍数の分周値
が設定可能なサンプリングレート切換え手段の分周値が
通信制御手段を介して中央情報処理システムにより制御
され、これによりUARTは異なる少なくとも2種類の
数のいずれかの倍数のサンプリングレートでデータの入
出力制御を行うことができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】第5の発明に係わるICカードシステムで
はICカードおよびシステム部の少なくとも一方に、少
なくとも2種類の倍数の分周値が設定可能なサンプリン
グレート切換え手段、およびこの切換え手段で分周され
たクロック信号により異なる少なくとも2種類の数のい
ずれかの倍数のサンプリングレートでデータの入出力制
御が可能なUARTを設けたので、クロック信号の周波
数およびUARTでの分周値の異なるICカードおよび
システム部の間で互換性を持たせることができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、U
ARTにサンプリングレートを切り換えるための専用の
選択端子を設け、この端子に与える入力によって2種類
のサンプリングレートを切り換えるようにしたので、外
部からの制御で容易にボーレートを切り換えることがで
きる共に、1つのUARTで2種類の異なる倍数のボー
レートに対応でき、また従来のように必要とするボーレ
ートに対応するようにクロック信号CLKを加工して入
力する必要がない、汎用性の高いUARTが得られる効
果がある。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】第2の発明によれば、マイクロコンピュー
タ内にサンプリングレート選択レジスタ或はサンプリン
グレート設定レジスタを設け、レジスタに設定する値に
よってサンプリングレートを切り換えるようにしたの
で、少なくとも2種類の倍数のサンプリングレートを必
要とするデータの授受に、1つのマイクロコンピュータ
で対応できると共に、CPUが外部とデータの授受を行
っている際に、必要に応じ設定レジスタの値を自由に変
更してサンプリングレートを切り換えることができるの
で、マイクロコンピュータで行うデータの授受の用途が
広がる等の効果が得られる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力されるクロック信号を分周
    してボーレートを設定するUARTであって、 上記クロック信号を波形整形すると共に予め設定された
    分周値で分周してサンプリング信号を発生するサンプリ
    ング信号発生手段と、 外部からのサンプリングレート選択信号に従って上記サ
    ンプリング信号を異なる2種類の分周値のいずれかでさ
    らに分周し、2つのサンプリングレートのうちの所望の
    サンプリングレートのサンプリング信号を発生するサン
    プリングレート選択手段と、 上記選択手段からのサンプリング信号に従ったボーレー
    トでデータの入出力を行うデータ入出力手段と、 を備えたUART。
  2. 【請求項2】 外部から入力されるクロック信号を分周
    してボーレートを設定するUARTを備えたマイクロコ
    ンピュータであって、 データ処理を行うCPUと、 データを記憶するメモリ手段と、 データの入出力の制御を行い、 a) 上記クロック信号を波形整形すると共に、予め設
    定された分周値と上記CPUから指定される分周値の積
    の値の分周値で上記クロック信号を分周してサンプリン
    グ信号を発生するサンプリング信号発生手段、 b) 上記CPUからの指定に従って上記サンプリング
    信号を異なる少なくとも2種類の分周値のいずれかで分
    周することによりサンプリングレートを切り換え、異な
    る少なくとも2種類の数の倍数のサンプリングレートの
    サンプリング信号を発生するサンプリングレート選択手
    段、 c) 上記選択手段からのサンプリング信号に従ってデ
    ータの入出力を行うデータ入出力手段、 を備えたUARTと、 上記CPUによりサンプリング信号発生手段に指定する
    分周値が書き込まれる第1レジスタと、 上記CPUによりサンプリングレート選択手段に指定す
    る分周値が書き込まれる第2レジスタと、 上記各部分を相互に接続する接続手段と、 を備えたマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 データ処理を行うCPUと、 このCPUのための処理プログラムを格納するROM
    と、 データを一時記憶するRAMと、 処理結果等のデータを格納するためのEEPROMと、 外部からのクロック信号を上記CPUからの指定に従っ
    て異なる少なくとも2種類の分周値のいずれかで分周す
    るサンプリングレート切換え手段と、 このサンプリングレート切換え手段からのクロック信号
    を波形整形すると共に上記CPUからの指定に基づく分
    周値で分周してサンプリング信号を発生し、このサンプ
    リング信号に従ってデータの入出力を行うUARTと、 上記各部を接続する接続手段と、 を備え、上記UARTが異なる少なくとも2種類の数の
    いずれかの倍数のサンプリングレートでデータの入出力
    制御を行うICカード。
  4. 【請求項4】 中央情報処理システムに通信回線を介し
    て接続されると共に、外部媒体が接続されてデータの読
    み出しおよび書き込みが行われるリーダライタであっ
    て、 データ処理を行うCPUと、 データを記憶するメモリ手段と、 上記中央情報処理システムとのデータの入出力制御を行
    う通信制御手段と、 この通信制御手段を介して上記中央情報処理システムか
    ら送られてきたクロック信号を、上記CPU経由による
    上記中央情報処理システムからの指定に従って異なる少
    なくとも2種類の分周値のいずれかで分周するサンプリ
    ングレート切換え手段と、 このサンプリングレート切換え手段からのクロック信号
    を波形整形すると共に上記CPU経由による中央情報処
    理システムからの指定に基づく分周値で分周してサンプ
    リング信号を発生し、このサンプリング信号に従って上
    記外部媒体との間のデータの入出力を行うUARTと、 上記各部を接続する接続手段と、 を備え、上記UARTが異なる少なくとも2種類の数の
    いずれかの倍数のサンプリングレートでデータの入出力
    制御を行うリーダライタ。
  5. 【請求項5】 データ処理を行う少なくとも1つのシス
    テム部と、このシステム部に外部媒体として接続される
    少なくとも1つのICカードからなるICカードシステ
    ムであって、 それぞれCPUを有する上記システム部およびICカー
    ドの少なくともいずれか一方が、 クロック信号を上記CPUからの指定に従って異なる少
    なくとも2種類の分周値のいずれかで分周するサンプリ
    ングレート切換え手段と、 このサンプリングレート切換え手段からのクロック信号
    を波形整形すると共に上記CPUからの指定に基づく分
    周値で分周してサンプリング信号を発生し、このサンプ
    リング信号に従って相手側との間のデータの入出力を行
    うUARTと、 を備え、上記UARTが異なる少なくとも2種類の数の
    いずれかの倍数のサンプリングレートでデータの入出力
    制御を行うICカードシステム。
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