JPH05204806A - データ転送装置 - Google Patents

データ転送装置

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JPH05204806A
JPH05204806A JP4014905A JP1490592A JPH05204806A JP H05204806 A JPH05204806 A JP H05204806A JP 4014905 A JP4014905 A JP 4014905A JP 1490592 A JP1490592 A JP 1490592A JP H05204806 A JPH05204806 A JP H05204806A
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Withdrawn
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JP4014905A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Kakinuma
信行 柿沼
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】データ転送装置において、プログラム処理効率
を低下させずに複数バイト数のデータを送信でき、送信
データを格納するためのデータバッファ領域を削減する
こと。 【構成】データバッファ領域1に送信データをあらかじ
め格納しておき、転送を起動するとポインタ2で指され
たアドレスの内容を送信し、1バイト転送終了ごとにポ
インタ2の値を更新し、ポインタ2の値がコンペアレジ
スタ4と一致すると、コンペアレジスタ4で設定された
アドレスから第1のカウンタ6で指定したバイト数の送
信データを第2のカウンタ8で指定した回数だけ繰返し
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ転送装置に関し、
特に複数のデータの送信を行なうデータ転送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータを使用した
システムが高機能かつ高性能になるにつれて、各装置間
でのデータ通信の機能が重要視され、さらに通信するデ
ータ量が増大する傾向に有る。
【0003】一方、マイクロコンピュータで処理される
プログラム及びデータ量がますます増加しつつある現状
では、通信データ量が増大すればするほど、マイクロコ
ンピュータにおけるプログラム処理効率が低下するとい
う問題点がある。プログラムの処理効率を低下させず
に、しかも外部とのデータ量をたかめることがますます
重要となってきた。まず、送受信動作が並行して可能と
なる3様式のデータ転送装置について、以下に説明す
る。
【0004】図6は、従来のデータ転送手段を内蔵した
マイクロコンピュータを使ったシステム構成例を示すブ
ロック図である。
【0005】図6において、本マイクロコンピュータ1
00は、従来のデータ転送装置103を内蔵し、入力端
子104と出力端子105とクロック端子106とを介
して、他のマイクロコンピュータ101と接続してい
る。データ転送装置103はクロック端子106を介し
て出力するクロック信号に同期して、入力端子104か
らデータを入力し、また出力端子105からデータを出
力することにより、他のマイクロコンピュータ101と
の間でデータ転送を行なう。
【0006】データ転送装置103は1バイト(=8ビ
ット)のデータ転送終了後、データ転送動作を終了す
る。データ転送動作終了後再びデータ転送を行なう場合
は、マイクロコンピュータ100はプログラム処理によ
り、所定の転送すべきデータをデータ転送装置103に
設定し、データ転送装置103を再起動する。
【0007】以上のようなデータ転送構成では、データ
の送信と受信動作が並行して行なえるが、1バイトデー
タの転送間でプログラム処理により転送データの設定と
データ転送起動とが必要になり、本来のプログラムの処
理が中断されるため、マイクロコンピュータ100の処
理効率が低下するという問題点があった。次に送信のみ
が連続して可能なデータ転送装置を、図7を用いて説明
する。
【0008】図7において、送信のみが連続して可能な
従来のデータ転送装置113を内蔵したマイクロコンピ
ュータ110は、前述した問題を解決するために、メモ
リ111の一部領域が送信データをあらかじめ格納して
おくためのデータバッファ領域111−aとして割り付
けられている。
【0009】中央処理装置117は、あらかじめ送信す
べきデータをメモリ111のデータバッファ領域111
−bに格納しておき、データ転送装置113に対して送
信動作の起動を受けると、データバッファ領域111−
bからポインタ118が指す1バイトからなる送信デー
タをリードし、出力端子115を介してビット単位で出
力する。1バイトのデータ送信が終了すると、データ転
送装置113はデータバスを介してポインタ118をデ
クリメントして、データバッファ領域111−bからさ
らに1バイトの送信データをリードし、出力端子115
を介してビット単位で出力する。以後、データバッファ
領域111−bにあらかじめ設定しておいた全データ送
信が終了するまで、送信動作を続ける。
【0010】以上、データ送信の場合を例に説明した
が、外部から入力したデータを受信してデータバッファ
領域に格納することも可能である。図7で示す従来例の
データ転送装置113は、プログラム処理を中断するこ
となく連続してデータの送信又は受信動作が可能である
が、送信データが増えれば増えるほど、データバッファ
領域として、大容量のメモリが必要となるという問題点
が有る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のデータ
転送装置においては、複数バイトのデータを送受信する
場合、1バイトのデータ送受信が終了したことを検出
し、ソフトウェアにより受信したデータをリードしてメ
モリに格納後、次の送信データをシフトレジスタに格納
して送受信動作を再起動させる必要があるために、デー
タの格納及び再起動のためにプログラム処理を中断しな
ければならず、プログラム処理効率が低下するという問
題点が有った。
【0012】また、前記データ転送装置に加え、データ
バッファとポインタを備え、シフトレジスタに格納した
1バイトのデータ送信を終了すると、プログラム処理を
中断することなくポインタで指すデータバッファ上のデ
ータをシフトレジスタに格納して送信し再起動するデー
タ転送装置では、送信データ量が増えれば増えるほどデ
ータバッファ領域として大容量のメモリが必要となる問
題点が有った。
【0013】本発明の目的は、前記問題点を解決し、プ
ログラム処理効率を低下させず、大容量のメモリを備え
る必要のないようにしたデータ転送装置を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ転送装置
の構成は、複数ビットのデータをシリアルに転送可能な
データ転送手段と、前記データ転送手段により転送する
複数バイトのデータを格納するメモリと、前記メモリか
ら前記複数バイトのデータを読み出すためのアドレスを
生成するポインタと、前記データ転送手段と前記ポイン
タのアドレス生成とを制御する送受信制御回路と、前記
メモリ内のデータのうち、任意のアドレス間の複数バイ
トのデータを繰返し転送できる繰返し転送手段と、前記
繰返し転送手段を何回繰返し送信するかを示すカウンタ
とを備え、前記ポインタにより示されたアドレスのデー
タを前記データ転送手段により転送すると、前記ポイン
タで示されたアドレスを更新して次の転送を行ない、任
意のアドレス間のデータ転送を行なう場合には前記繰返
し転送手段により、前記カウンタで示される数だけ繰返
し転送を行なうようになしたことを特徴とする。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例におけるデータ転送
装置のブロック図である。
【0016】図1において、本実施例は、データバッフ
ァ1が、送信データを格納するメモリでアドレス・バス
12及びデータ・バス13を介して送信データを格納す
る。
【0017】ポインタ2は、データバッファ1のアドレ
スを指すアドレスポインタである。シフトレジスタ3
は、ポインタ2で示されたデータバッファ1の内容を格
納し、シリアルクロック信号20に同期して1ビットず
つ出力端子40を介してデータを出力する。
【0018】コンペアレジスタ4は、繰返し送信するデ
ータバッファ1の先頭アドレスを格納するレジスタでデ
ータ・バス13を介してライトする。また、割込み信号
18が発生し、判別回路9によりロード信号21が発生
すると、コンペアレジスタ4の内容はポインタ2にロー
ドされる。
【0019】コンパレータ5は、ポインタ2の値とコン
ペアレジスタ4の値とをつねに比較し、一致すると一致
信号15を発生しRSラッチ7をセット(“1”)す
る。
【0020】第1のカウンタ6は、図2に示すように、
マスタラッチ50、スレーブラッチ52、デクリメンタ
51、及び設定レジスタ53から構成され、繰返し送信
するバイト数を格納するカウンタで、命令によりデータ
・バス13を介してライトする。
【0021】命令により、第1のカウンタ6にラッチす
ると、まず設定レジスタ53にライトし、次いでスレー
ブラッチ52に格納する。またRSラッチ7が“1”の
時、デクリメント信号14によりスレーブラッチ52の
値をデクリメントし、値が零になると割込み信号18を
発生し、最初に設定した値(設定レジスタ53)をリロ
ードする。
【0022】第2のカウンタ8は、繰返し送信するデー
タバッファ1の内容を何回繰返すかを設定するカウンタ
で、データ・バス13を介してライトする。判別回路9
は、第2のカウンタ8が零以外でかつ第1のカウンタ6
から割込み信号18が発生した時のみ、ポインタ2にコ
ンペアレジスタ4の値をロードするためのロード信号2
1を出力する。
【0023】送信制御回路10は、データの送信動作を
制御する回路でシリアルクロック信号20をカウント
し、1バイト転送終了ごとにシフトレジスタライト信号
19をシフトレジスタ3に、デクリメント信号14をポ
インタ2及び第1のカウンタ6に供給する。
【0024】転送開始フラグ22は、データ転送動作を
起動するフラグで“1”を書込むことにより転送動作を
開始する。選択フラグ23は、シリアルクロック信号2
0をクロック信号24が外部からのクロックかを選択す
る。
【0025】セレクタ11は、クロック信号24か又は
外部から(クロック端子41,入力バッファ32を介し
た)供給されるクロックかを選択するセレクタで、選択
フラグ23が“0”の時はクロック信号24を選択し、
選択フラグ23が“1”の時は外部から供給されるクロ
ックを選択して、シリアルクロック信号20をシフトレ
ジスタ3及び送信制御回路10に供給する。
【0026】シフトレジスタライト信号19は、データ
バッファ1からリードしたデータをシフトレジスタ3に
ライトするための信号で、“1”の時シフトレジスタ3
はデータバッファ1からリードしたデータを格納する。
【0027】デクリメント信号14は、ポインタ2及び
第1のカウンタ6の値をデクリメントするための信号
で、1バイト転送終了ごとに送信制御回路10から発生
する。“1”の時にポインタ2の値をデクリメントし、
またRSラッチ7が“1”でかつデクリメント信号14
が“1”の時に第1のカウンタ6の値をデクリメントす
る。
【0028】転送終了信号16は、ポインタ2が零にな
った時に“1”になる信号でポインタ2から出力され送
信制御回路10に供給される。割込み信号18は、第1
のカウンタ6が零にあった時にパルスが一発出力される
信号で、この割込み信号18により第2のカウンタ8の
値をデクリメント及びコンペアレジスタ4の値をポイン
タ2にロードする。クリア信号17は、第2のカウンタ
8が零になると“1”になり、RSラッチ7をクリアす
る信号である。
【0029】ロード信号21は、クリア信号が“0”で
かつ割込み信号18が発生した時に“1”になり、コン
ペアレジスタ4の値をポインタ2にロードする。
【0030】即ち、本実施例は、複数ビットのデータを
シリアルに転送するデータ転送手段と、データ転送手段
により転送する複数バイトのデータを格納するメモリ手
段から複数バイトのデータを読み出すためのアドレスを
生成するアドレス生成手段と、データ転送手段に結合し
たデータ出力手段と、データ転送手段とアドレス生成手
段を制御手段と、同一パターンのデータを繰返し送信す
る先頭アドレスを格納するコンペアレジスタと、繰返し
送信するバイト数を指定するポインタと、繰返し送信す
る回数を格納するカウンタとを備え、さらにアドレス生
成により指定したデータをデータ転送手段により出力手
段へデータを転送し、さらにアドレス生成手段のアドレ
スを更新してメモリ手段に格納した複数バイトデータの
転送を行なう手段を有している。
【0031】以下に送信の基本動作について説明する。
【0032】データ・バス13を介して、データバッフ
ァ1に送信すべきデータを設定し、ポインタ2にポイン
タ値を設定し、コンペアレジスタ4に繰返し送信するデ
ータバッファ1の先頭アドレスを設定し、第1のカウン
タ6に繰返し送信すべきバイト数を設定し、第2のカウ
ンタ8に繰返す回数の設定をそれぞれ行なった後、転送
開始フラグ22に“1”をライトする。開始フラグ22
が“1”になると、送信制御回路10はシフトレジスタ
ライト信号19を“1”にする。
【0033】シフトレジスタライト信号19が“1”に
なると、シフトレジスタ3はポインタ2で指定されたデ
ータバッファ1の送信データを格納し、シリアルクロッ
ク信号20の立ち下がりに同期して、シフトレジスタ3
に格納されていた送信データが1ビットずつ出力バッフ
ァ30を介して出力端子40に出力する。
【0034】8ビットデータの送信動作が終了すると、
送信制御回路10はデクリメント信号14を“1”にし
て、ポインタ2のデクリメントを行ない、シフトレジス
タライト信号19を“1”にする。シフトレジスタライ
ト信号19が“1”になると、デクリメントしたポイン
タ2が指すデータバッファ1のデータをシフトレジスタ
3に格納する。
【0035】以下同様に、シリアルクロック信号20の
立ち下がりに同期してデータの送信動作を繰返す。
【0036】図3において、本実施例のデータバッファ
1は、左側のパターン(A,B,C,D,E,F,G,
空)があり、同一パターン(C,D,E)は2回繰り返
す。左側のデータバッファ1′は、上位アドレスから下
位アドレスまでのパターン(A,B,C,D,E,C,
D,E,F,G)があり、同一パターン(C,D,E)
が2組ある。左側のデータバッファ1では、点線と矢印
で示すように、短縮されていることが明白である。
【0037】図3に示すように、データバッファ1の送
信データが同一パターン(C,D,E)繰返すような場
合、つまり任意のアドレス間を繰返し指定した複数バイ
トのデータを指定した回数だけ送信する動作について説
明する。
【0038】基本の送信動作を繰返し行なっている途中
で、ポインタ2の指すアドレスの値とコンペアレジスタ
4の値とが一致すると、コンパレータ5を介してRSラ
ッチ7がセット(“1”)にされ、送信制御回路10が
デクリメント信号14を“1”にする度に、第1のカウ
ンタ6の値をデクリメントする。
【0039】第1のカウンタ6が零になると、割込み信
号18が発生し、第2のカウンタ8の値をデクリメント
すると同時に、第1のカウンタの値は設定値(設定レジ
スタ53)がリロードされ、第2のカウンタ8が零以外
の時クリア信号17は“0”で送信制御回路10よりロ
ード信号21が発生し、コンペアレジスタ4の値がポイ
ンタ2にロードされる。以上の動作を第2のカウンタ8
の値が零になるまで繰返す。
【0040】第2のカウンタ8の値が零になると、クリ
ア信号17が“1”になり、RSラッチ7の値をクリア
(“0”)する。RSラッチ7が“0”になると繰返し
動作は終了し、以後基本の送信動作を引続き行ない、ポ
インタ2の値が零になり転送終了信号16が“1”にな
ると送信動作が終了する。
【0041】図4にデータ送信動作のフロー図を示す。
【0042】図4において、ポインタ2の内容がコンペ
アレジスタ4と同一でない場合(処理70)は処理71
へ、同一の場合処理75へ移行する。処理71では、デ
ータバッファ1からデータをリードし、シフトレジスタ
3に格納し、次に処理72においてシフトレジスタ3の
データを出力し、処理73でポインタ2をデクリメント
し、次の処理74でポインタ2の内容が「0」か否か判
断し、「NO」の場合は処理70へもどり、「YES」
の場合は終了する。一方、処理70で「YES」の場合
は、処理75においてデータバッファ1からデータをリ
ードし、シフトレジスタ3に格納する。次に処理76に
おいて、シフトレジスタ3のデータを出力し、処理77
でポインタ2と第1のカウンタ6とをデクリメントし、
次の処理78で第1のカウンタ6が「0」か否かを判断
し、「YES」の場合は処理77へ、「NO」の場合は
処理75へ移行する。処理79では、第2のカウンタ8
をデクリメントし、処理81で第2のカウンタ8の内容
が「0」でないなら処理80へ、「0」ならば処理71
へ移行する。処理80では、コンペアレジスタ4の値を
ポインタ2へロードする。処理80の次は、処理75へ
移行する。
【0043】以上のように、本発明によれば、複数ビッ
トのデータをシリアルに転送するデータ転送手段と、デ
ータ転送手段により転送する複数バイトのデータを格納
するメモリ手段とから複数バイトのデータを読み出すた
めのアドレスを生成するアドレス生成手段と、データ転
送手段に結合したデータ出力手段と、データ転送手段と
アドレス生成手段を制御する制御手段と、同一パターン
のデータを繰返し送信する先頭アドレスを格納するコン
ペアレジスタと、繰返し送信するバイト数を指定するポ
インタと、繰返し送信する回数を格納するカウンタとを
有するデータ転送装置において、アドレス生成により指
定したデータをデータ転送手段により出力手段へデータ
を転送し、さらにアドレス生成手段のアドレスを更新し
てメモリ手段に格納した複数バイトデータの転送を行な
う手段とを設けることができるから、CPUのプログラ
ム処理を中断することなく複数バイト数のデータを送信
でき、また同一パターンの送信データを繰返し送信する
時、送信データを格納するデータバッファ領域を削減で
きるという利点が有る。
【0044】図5は本発明の他の実施例におけるデータ
転送装置のブロック図である。
【0045】図5において、本実施例は、前記一実施例
に対し、転送バイト数を設定する第1のカウンタ6を削
除する変わりに、繰返し送信するデータバッファ1の最
終アドレスを設定するコンペアレジスタ61等を追加し
たものである。
【0046】まず、前記一実施例に対し追加された構成
要素について説明する。ロードレジスタ60は、繰返し
送信するデータバッファ1の先頭アドレスを格納するレ
ジスタで、データ・バス13を介してライトする。コン
ペアレジスタ61は、繰返し送信するデータバッファ1
の最終アドレスを格納するレジスタである。
【0047】判別回路63は、カウンタ62が零以外で
かつコンパレータ5から一致信号15が発生した時の
み、ロード信号21を“1”にしてロードレジスタ60
の値をポインタ2にロードする。
【0048】以下に、送信の基本動作を説明する。
【0049】データ・バス13を介して、データバッフ
ァ1に送信すべきデータを設定し、ポインタ2にポイン
タ値を設定し、ロードレジスタ60に繰返し送信するデ
ータバッファ1の先頭アドレスを設定し、コンペアレジ
スタ61に繰返し送信するデータバッファ1の最終アド
レスを設定し、カウンタ62に繰返す回数の設定をそれ
ぞれ行なった後、転送開始フラグ22に“1”をライト
する。
【0050】開始フラグ22が“1”になると、送信制
御回路10は、シフトレジスタライト信号19を“1”
にする。
【0051】シフトレジスタライト信号19が“1”に
なると、シフトレジスタ3はポインタ2で指されたデー
タバッファ1の送信データを格納し、シリアルクロック
信号20の立ち下がりに同期して、シフトレジスタ3に
格納されていた送信データが1ビットずつ出力バッファ
30を介して、出力端子40に出力する。
【0052】8ビットデータの送信動作が終了すると、
送信制御回路10はデクリメント信号14を“1”にし
てポウンタ2のデクリメントを行ない、シフトレジスタ
ライト信号19を“1”にする。シフトレジスタライト
信号19が“1”になると、デクリメントしたポインタ
2が指すデータバッファ1のデータをシフトレジスタ3
に格納する。
【0053】以下同様に、シリアルクロック信号20の
立ち下がりに同期してデータの送信動作を繰返す。
【0054】次に、図3に示すように、データバッファ
1の送信データが同一パターンを繰返すような場合、つ
まり任意のアドレス間を繰返し指定した回数だけ動作に
ついて説明する。
【0055】基本の送信動作を繰返し行なっている途中
で、ポインタ2の指すアドレスの値とコンペアレジスタ
61の値とが一致すると、コンパレータ5を介して一致
信号15が発生し、カウンタ62の値をデクリメント
し、カウンタ62の値が零以外のとき、判別回路63は
ロード信号21を発生し、ロードレジスタ60の値をポ
インタ2にロードする。
【0056】以上の動作を、カウンタ62の値が零にな
るまで繰返す。カウンタ62の値が零になると、判別回
路63はロード信号21を“0”にし、ロードレジスタ
60の値をポインタ2にロードしなくなり、以後基本の
送信動作を引続き行ない、ポインタ2の値が零になり、
転送終了信号16が“1”になると送信動作が終了す
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、従来の
データ転送装置に特にデータバッファとポインタと第1
カウンタと送信制御回路とコンペアレジスタとカウンタ
を付加した場合、データバッファの格納データの送信動
作を行ないポインタの値を更新し、次のデータ送信動作
を再起動することにより、CPUによるプログラム処理
を中断することなくデータの送信動作が行なえ、またデ
ータバッファの格納データが同一パターンを繰返す場
合、ポインタの値がコンペアレジスタと一致すれば、任
意のアドレスから第1カウンタで指定バイト数をカウン
タで指定した回数だけ繰返し行ない、送信データを格納
するデータバッファの領域を削減することができるとい
う効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のデータ転送装置のブロック
図である。
【図2】本発明の一実施例の第1のカウンタのブロック
図である。
【図3】本発明の一実施例のデータバッファのブロック
図である。
【図4】本発明の一実施例のフロー図である。
【図5】本発明の他の実施例のデータ転送装置のブロッ
ク図である。
【図6】従来のデータ転送装置を内蔵したマイクロコン
ピュータの接続を示すブロック図である。
【図7】従来のデータ転送装置を内蔵したマイクロコン
ピュータのブロック図である。
【符号の説明】
1 データバッファ 2,118 ポインタ 3 シフトレジスタ 4,61 コンペアレジスタ 5 コンパレータ 6 第1のカウンタ 7 RSラッチ 8,62 カウンタ 9,63 判別回路 10 送信制御回路 11 セレクタ 12 アドレス・バス 13,112 データ・バス 14 デクリメント信号 15 一致信号 16 転送終了信号 17 クリア信号 18 割込み信号 19 シフトレジスタライト信号 20 シリアルクロック信号 21 ロード信号 22 開始フラグ 23 選択フラグ 24 クロック信号 30,31 出力バッファ 32 入力バッファ 33 ANDゲート 34 ラッチ 40,105,115 出力端子 41,104 入力端子 50 マスタラッチ 51 デクリメンタ 52 スレーブラッチ 53 設定レジスタ 60 ロードレジスタ 100,101 マイクロコンピュータ 103,113 データ転送装置 106,116 クロック端子 111 メモリ 111−a データバッファ領域 111−b データバッファ領域 117 中央処理装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ビットのデータをシリアルに転送可
    能なデータ転送手段と、前記データ転送手段により転送
    する複数バイトのデータを格納するメモリと、前記メモ
    リから前記複数バイトのデータを読み出すためのアドレ
    スを生成するポインタと、前記データ転送手段と前記ポ
    インタのアドレス生成とを制御する送受信制御回路と、
    前記メモリ内のデータのうち、任意のアドレス間の複数
    バイトのデータを繰返し転送できる繰返し転送手段と、
    前記繰返し転送手段を何回繰返し送信するかを示すカウ
    ンタとを備え、前記ポインタにより示されたアドレスの
    データを前記データ転送手段により転送すると、前記ポ
    インタで示されたアドレスを更新して次の転送を行な
    い、任意のアドレス間のデータ転送を行なう場合には前
    記繰返し転送手段により、前記カウンタで示される数だ
    け繰返し転送を行なうようになしたことを特徴とするデ
    ータ転送装置。
  2. 【請求項2】 データ転送手段が、シフトレジスタを有
    する請求項1記載のデータ転送装置。
JP4014905A 1992-01-30 1992-01-30 データ転送装置 Withdrawn JPH05204806A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4014905A JPH05204806A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 データ転送装置

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JP4014905A JPH05204806A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 データ転送装置

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JPH05204806A true JPH05204806A (ja) 1993-08-13

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ID=11874007

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JP4014905A Withdrawn JPH05204806A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 データ転送装置

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