JPH10334035A

JPH10334035A - 情報処理装置

Info

Publication number: JPH10334035A
Application number: JP9138219A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Takahashi; 淳高橋
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1997-05-28
Filing date: 1997-05-28
Publication date: 1998-12-18

Abstract

(57)【要約】【課題】処理装置に接続した各装置の実装位置の誤り
を即座に発見し、接続作業の効率化を図る。【解決手段】構成指示書等による装置の接続指示に関
する情報を保持する構成指示情報テーブル１１０と、実
際に接続された装置の接続状態に関する情報を保持する
構成確認情報テーブル１３０と、構成指示情報テーブル
１１０と構成確認情報テーブル１３０とを比較する比較
器１４０とを含む。比較器１４０により不一致が検出さ
れると、表示装置２１０にエラー表示するとともに、対
応するＬＥＤ１９０を点滅させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、外部接続装置を接
続する情報処理装置に関し、特に接続された装置の接続
状態を調査確認する機構に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来この種の技術では、情報処理装置に
周辺装置や記憶装置などの外部接続装置を接続する場
合、予めシステム構成に応じて作成された構成指示書に
従って行われる。そして、接続後の構成の妥当性をまず
目視により確認し、さらにテストプログラム等を使用し
て動作の確認を行っている。

【０００３】たとえば、特開昭６４−２８７４６号公報
には情報処理システムの装置据付作業および点検保守作
業時の自動診断方式が記載されている。この従来技術で
は、構成テーブルに登録された付加機構接続フラグや周
辺装置のステータス情報を参照してプリンタ装置やディ
スプレイ装置の診断を行っている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
構成テーブルに従い診断プログラムが実行されるため、
診断時にエラーが発生した場合、接続した装置の実装位
置が誤っているのか、接続した装置自体に障害があるの
かを判別するために時間を要してしまうという問題があ
る。

【０００５】本発明の目的は、従来技術の問題を解決
し、接続した装置の実装位置の誤りを即座に発見し、接
続作業の効率化を図ることにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の情報処理装置では、外部接続装置を実装すべ
きポートを少なくとも１つ有し、前記ポートに所定の外
部接続装置が実装されていない場合にはエラー表示をす
る。

【０００７】また、本発明の他の情報処理装置は、外部
接続装置を実装すべきポートを少なくとも１つ有する情
報処理装置であって、前記ポートに対応して予め指定さ
れた実装すべき外部接続装置に関する第１の情報を格納
する構成指示情報テーブルと、前記ポートに実装されて
いる外部接続装置に関する第２の情報を格納する構成確
認情報テーブルと、前記構成指示情報テーブルに格納さ
れた第１の情報と前記構成確認情報テーブルに格納され
た第２の情報とを比較する比較器と、この比較器による
比較の結果、一致しない場合にはエラー表示をするエラ
ー表示回路とを含む。

【０００８】また、本発明の他の情報処理装置におい
て、前記構成確認情報テーブルは、前記比較器による比
較結果を格納する。

【０００９】また、本発明の他の情報処理装置におい
て、前記外部接続装置は、周辺装置を含む。

【００１０】また、本発明の他の情報処理装置におい
て、前記外部接続装置は、記憶装置を含む。

【００１１】また、本発明の他の情報処理装置におい
て、前記第１の情報及び前記第２の情報には、実装の有
無と、インタフェースの種別と、接続装置の種別とを含
む。

【００１２】また、本発明の他の情報処理装置におい
て、前記ポートに実装されている外部接続装置から前記
第２の情報を受け取り、前記構成確認情報テーブルに格
納するシフトレジスタをさらに含む。

【００１３】また、本発明の他の情報処理装置におい
て、前記ポート毎に対応して設けられ、前記比較器によ
る比較の結果により不一致が検出されたポートに対応す
る場合にはその旨を表示するエラー状態表示器をさらに
含む。

【００１４】また、本発明の他の情報処理装置におい
て、前記エラー状態表示器はＬＥＤを含む。

【００１５】

【発明の実施の形態】次に本発明の情報処理装置の実施
の形態について図面を参照して詳細に説明する。

【００１６】図１を参照すると、本発明の第１の実施の
形態では、情報処理装置１００に記憶装置３１０や周辺
装置３２０が接続されるように構成される。これら装置
の接続は、予め用意された構成指示書等に従って行われ
る。

【００１７】情報処理装置１００は、上記構成指示書等
による情報を保持する構成指示情報テーブル１１０と、
情報処理装置１００に接続される各種装置の状態を確認
する構成確認回路１２０と、この構成確認回路１２０に
より得られた情報を保持する構成確認情報テーブル１３
０と、構成指示情報テーブル１１０と構成確認情報テー
ブル１３０とを比較して構成確認情報テーブル１３０を
更新する比較器１４０と、この比較器１４０により更新
された内容に従って接続エラーを表示するエラー表示回
路１５０とを含んでいる。また、情報処理装置１００
は、接続される装置の状態を保持するＩＤ情報レジスタ
１８０を含む。

【００１８】情報処理装置１００には、エラー表示回路
１５０による表示内容を表示する表示装置２１０と、構
成指示書を入力する端末２２０とが接続される。

【００１９】構成指示情報テーブル１１０は、端末２２
０から入力された構成指示書の情報を保持する。図２を
参照すると、構成指示情報テーブル１１０は、接続すべ
きポート番号、実装の有無、インタフェース種別、及
び、接続される装置を、ポート毎に保持する。実装の有
無の欄には、”実装”または”未実装”が指定される。
インタフェースの種別としては、例えば、ＳＣＳＩカー
ドやＲＳ２３２Ｃカード等が想定される。また、接続さ
れる装置としては記憶装置（メモリ）やディスク装置、
プリンタ装置等が想定される。

【００２０】接続される記憶装置３１０や周辺装置３２
０のインタフェースカード上には、カードの品名を示す
ＩＤ情報を保持する手段が設けられている。このＩＤ情
報を保持する手段としては、例えば、ＲＯＭ（リードオ
ンリメモリ）等が想定される。そして、これらカードが
情報処理装置１００のポートに接続されることにより、
ＩＤ情報がＩＤ情報レジスタ１８０に保持される。

【００２１】図３を参照すると、ＩＤ情報レジスタ１８
０は、セレクタ１８１と、表示レジスタ１８２と、零検
出器１８３と、比較器１８５と、カウンタ１８７と、論
理積回路１８８と、シフトレジスタ１８９とを含んで構
成される。表示レジスタ１８２は、処理装置１００に接
続可能な周辺装置等の装置の数と同数存在する。この表
示レジスタ１８２は前段にセレクタ１８１を配置し、周
辺装置３２０または記憶装置３１０等の接続される装置
の状態を記憶する。この状態とは、例えば、上記カード
の品名を示すＩＤ情報や、実装されているか否かの実装
情報を意味する。

【００２２】カウンタ１８７は、処理装置１００の電源
投入時に”０”にリセットされ、処理装置１００の基本
クロックに同期して計数する。零検出器１８３は、カウ
ンタ１８７の値が”０”となったことを検出する。セレ
クタ１８１は、零検出器１８３が”０”を検出した場合
に周辺装置３２０または記憶装置３１０等の接続される
装置の状態を選択し、それ以外の場合に前段の表示レジ
スタ１８２の出力を選択する。すなわち、表示レジスタ
１８２同士は、セレクタ１８１を介して一次元に接続さ
れて、クロック毎に歩進するシフトレジスタを構成す
る。最下段の表示レジスタ１８２の出力は論理積回路１
８８の入力の一つに接続される。

【００２３】比較器１８５は、カウンタ１８７の値が所
定の値以下であることを検出する。この所定の値とは、
処理装置１００に接続可能な周辺装置等の装置の数をい
う。比較器１８５は、カウンタ１８７の値が所定の値以
下の場合に出力をアサートする。これにより、論理積回
路１８８は、カウンタ１８７の値が所定の値以下である
間、表示レジスタ１８２からの値を順次出力する。

【００２４】シフトレジスタ１８９は、比較器１８５か
らの出力に従って、カウンタ１８７の値が所定の値以下
である間、論理積回路１８８からの出力を順次右シフト
する。これにより、シフトレジスタ１８９には、周辺装
置３２０または記憶装置３１０等の接続される装置の状
態が格納される。

【００２５】図１を参照すると、ＩＤ情報レジスタ１８
０に保持された記憶装置３１０や周辺装置３２０の状態
は、構成確認回路１２０により読み出される。構成確認
回路１２０は、ＩＤ情報レジスタ１８０に保持された情
報に基づいて、構成確認情報テーブル１３０を作成す
る。

【００２６】なお、上記説明では、実装情報は表示レジ
スタ１８１を経由して得られるものとしたが、この実装
情報は構成確認回路１２０により得るようにしてもよ
い。この場合、構成確認回路１２０は、各ポートに接続
された装置に対してアクセスを試み、タイムアウトした
場合には当該ポートには装置が接続されていないと判断
する。

【００２７】図４を参照すると、構成確認情報テーブル
１３０は、接続されるポート番号、実装の有無、インタ
フェース種別、接続される装置、及び、構成指示情報テ
ーブル１１０との一致情報を、ポート毎に保持する。一
致情報以外は構成指示情報テーブル１１０の場合と同様
である。一致情報は、比較器１４０により設定される。
すなわち、比較器１４０は、構成指示情報テーブル１１
０の内容と構成確認情報テーブル１３０の内容とを比較
し、ポート毎に”一致”しているか、”不一致”である
かを判断して、その結果を構成確認情報テーブル１３０
の一致情報に設定する。

【００２８】図５を参照すると、比較器１４０は、構成
指示情報テーブル１１０の実装有無欄と構成確認情報テ
ーブル１３０の実装有無欄とを比較して（ステップＳ１
０１）、不一致であれば構成確認情報テーブル１３０の
一致情報に”不一致”と設定する（ステップＳ１０
５）。

【００２９】ステップＳ１０１における比較の結果、一
致していれば次に、構成指示情報テーブル１１０のイン
タフェース種別欄と構成確認情報テーブル１３０のイン
タフェース種別欄とを比較する（ステップＳ１０２）。

【００３０】ステップＳ１０２における比較の結果、不
一致であれば構成確認情報テーブル１３０の一致情報
に”不一致”と設定する（ステップＳ１０５）。また、
ステップＳ１０２における比較の結果、一致していれば
次に、構成指示情報テーブル１１０の接続装置欄と構成
確認情報テーブル１３０の接続装置欄とを比較する（ス
テップＳ１０３）。

【００３１】ステップＳ１０３における比較の結果、不
一致であれば構成確認情報テーブル１３０の一致情報
に”不一致”と設定する（ステップＳ１０５）。また、
ステップＳ１０３における比較の結果、一致していれば
構成確認情報テーブル１３０の一致情報に”一致”と設
定する（ステップＳ１０４）。

【００３２】図４の例ではポート＃３に接続すべきＲＳ
２３２Ｃカードをポート＃４に接続しているため、ポー
ト＃３及び＃４の一致情報が”不一致”となっている。

【００３３】このように、本発明の第１の実施の形態に
よれば、情報処理装置１００に接続されている記憶装置
３１０や周辺装置３２０が、構成指示書に適合したもの
か否かを自動的に判断するため、接続すべきポートを誤
ったことを容易に判別することができる。

【００３４】次に本発明の第２の実施の形態について図
面を参照して説明する。

【００３５】図６を参照すると、第２の実施の形態にお
ける情報処理装置１００は、第１の実施の形態の場合と
比較して、エラーの発生状態を判別するエラー情報登録
回路１６０と、エラーの発生状態を保持するエラー情報
レジスタ１７０と、エラーの発生状態を表示するエラー
状態表示器１９０とをさらに含む。

【００３６】エラー情報登録回路１６０は、構成確認情
報テーブル１３０の一致情報を参照して、”不一致”と
なっているポートに対応するエラー情報レジスタ１７０
をアサートする。エラー情報レジスタ１７０は、各ポー
トに対応してエラーの発生を表すビットを保持する。こ
のエラー情報レジスタ１７０の各ビットに対応して、各
ポートの挿入口近傍にエラー状態表示器１９０が設けら
れる。このエラー状態表示器１９０は、例えば、ＬＥＤ
等を使用することができる。

【００３７】図４の例では、ポート＃３及び＃４の挿入
口近傍に設けられたエラー状態表示器１９０がエラーを
表示する。すなわち、ＬＥＤを使用した場合には、その
ＬＥＤが点灯する。

【００３８】このように、本発明の第２の実施の形態に
よれば、接続誤りのあったポートの挿入口近傍に設けら
れたエラー状態表示器１９０がエラーを表示することに
より、装置の接続誤りをより容易に発見することができ
る。

【００３９】

【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よると、接続した装置の実装位置の誤りを即座に発見で
き、接続作業の効率化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態における構成を示す
ブロック図である。

【図２】本発明の実施の形態における構成指示情報テー
ブル１１０の構成を示す図である。

【図３】本発明の実施の形態におけるＩＤ情報レジスタ
１８０の構成を示す図である。

【図４】本発明の実施の形態における構成確認情報テー
ブル１３０の構成を示す図である。

【図５】本発明の実施の形態における動作を表す図であ
る。

【図６】本発明の第２の実施の形態における構成を示す
ブロック図である。

【符号の説明】

１００情報処理装置１１０構成指示情報テーブル１２０構成確認回路１３０構成確認情報テーブル１４０比較器１５０エラー表示回路１６０エラー情報登録回路１７０エラー情報レジスタ１８０接続状態レジスタ１９０エラー状態表示器

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】外部接続装置を実装すべきポートを少な
くとも１つ有する情報処理装置において、前記ポートに所定の外部接続装置が実装されていない場
合にはエラー表示をすることを特徴とする情報処理装
置。
【請求項２】外部接続装置を実装すべきポートを少な
くとも１つ有する情報処理装置において、前記ポートに対応して予め指定された実装すべき外部接
続装置に関する第１の情報を格納する構成指示情報テー
ブルと、前記ポートに実装されている外部接続装置に関する第２
の情報を格納する構成確認情報テーブルと、前記構成指示情報テーブルに格納された第１の情報と前
記構成確認情報テーブルに格納された第２の情報とを比
較する比較器と、この比較器による比較の結果、一致しない場合にはエラ
ー表示をするエラー表示回路とを含むことを特徴とする
情報処理装置。
【請求項３】前記構成確認情報テーブルは、前記比較
器による比較結果を格納することを特徴とする請求項２
記載の情報処理装置。
【請求項４】前記外部接続装置は、周辺装置を含むこ
とを特徴とする請求項２記載の情報処理装置。
【請求項５】前記外部接続装置は、記憶装置を含むこ
とを特徴とする請求項２記載の情報処理装置。
【請求項６】前記第１の情報及び前記第２の情報に
は、実装の有無と、インタフェースの種別と、接続装置
の種別とを含むことを特徴とする請求項２記載の情報処
理装置。
【請求項７】前記ポートに実装されている外部接続装
置から前記第２の情報を受け取り、前記構成確認情報テ
ーブルに格納するシフトレジスタをさらに含むことを特
徴とする請求項２記載の情報処理装置。
【請求項８】前記ポート毎に対応して設けられ、前記
比較器による比較の結果により不一致が検出されたポー
トに対応する場合にはその旨を表示するエラー状態表示
器をさらに含むことを特徴とする請求項２記載の情報処
理装置。
【請求項９】前記エラー状態表示器はＬＥＤを含むこ
とを特徴とする請求項８記載の情報処理装置。
【請求項１０】前記ポートに実装されている外部接続
装置から前記第２の情報を受け取り、前記構成確認情報
テーブルに格納するシフトレジスタをさらに含むことを
特徴とする請求項９記載の情報処理装置。