JP2007200212A - 情報処理装置、接続デバイス確認方法及び接続デバイス確認プログラム - Google Patents

情報処理装置、接続デバイス確認方法及び接続デバイス確認プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 システム上の各情報処理装置に接続されるべきデバイスが、情報処理装置に対して正しく接続されていることを管理することができないという問題がある。
【解決手段】 本発明の情報処理装置は、情報処理装置に接続されるべき接続デバイスを示す接続表を保持する接続表保持手段と、前記情報処理装置の配下に存在する接続デバイスの接続処理を実行する接続制御手段と、前記接続表保持手段から取得した前記接続表と、前記接続制御手段における接続処理により接続が成功した接続デバイスとを比較する比較手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、FCデバイス等の装置が接続された情報処理装置に関し、当該装置が情報処理装置に正しく接続されていることの確認を行う情報処理装置に関する。
従来、情報処理システム上に存在するデバイスに関する情報を有するテーブルを用いて、情報処理装置に接続されるデバイスを管理していた。
特許文献1には、情報処理システム上に存在する全ての論理デバイスに関する各種の情報を保持する論理デバイス管理テーブルに基づいて、管理用ホストがシステム上の各情報処理装置に対して論理デバイスを割り当てるという技術が示されている。
特開2001−142648号公報
従来の技術によると、論理デバイス管理テーブルに基づいて、情報処理システム上に存在するデバイスの管理を行うことができる。しかし、システム上の各情報処理装置に接続されるべきデバイスが、情報処理装置に対して正しく接続されていることを管理することができないという問題がある。従来の技術では、論理デバイス管理テーブルが、各情報処理装置に接続されるべきデバイスを示すように構成されていない。よって、従来の技術によると、システム上の各情報処理装置に接続されるべきデバイスが正しく接続されていることを、論理デバイス管理テーブルを用いて管理することができないという問題がある。
本発明の目的は、システム上の各情報処理装置に接続されるべきデバイスに関する情報を予め保持し、情報処理装置に接続されたデバイスと当該情報を比較することで未接続のデバイスを確認して、情報処理装置の運用を適切に行うことができる情報処理装置、接続デバイス確認方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の情報処理装置は、情報処理装置に接続されるべき接続デバイスを示す接続表を保持する接続表保持手段と、前記情報処理装置の配下に存在する接続デバイスの接続処理を実行する接続制御手段と、前記接続表保持手段から取得した前記接続表と、前記接続制御手段における接続処理により接続が成功した接続デバイスとを比較する比較手段とを有することを特徴とする。
このように、情報処理装置に接続されるべき装置を示す接続表を予め保持し、実際に情報処理装置に接続された接続デバイスとの対応を比較することで、接続されるべき接続デバイスが正しく認識できたか否かを確認できる。よって、未接続の接続デバイスを的確に把握することができる。
次に、本発明を実施するための最良の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第一の実施形態)
図1を参照すると、本発明の第一の実施形態である情報処理装置1は、中央制御手段10と、接続表保持手段20と、接続制御手段30と、接続情報通知手段40とを含む。また、接続制御手段30の配下には、接続デバイス100としてSCSIデバイスやFCデバイス等のデバイスが接続されている。接続デバイス100としてSCSIデバイスやFCデバイス等のデバイスが複数接続されている構成であってもよい。
接続表保持手段20は、情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100を示す接続表70を保持している。接続表保持手段20は、中央制御手段10の要求に応じて、接続表70を中央制御手段10に渡す。
ここで、図2を参照して、接続表70について説明する。
接続表70は、情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100と、当該接続デバイス100を識別するための情報である識別IDを対応させた形式のテーブルである。具体的な形式は、図2に示す。ここで、図2における装置1乃至Nは、情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100の装置名を示している。なお、接続表70は図2に示す形式に限定されるものではなく、接続されるべき識別IDだけを有する形式であってもよい。情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100として、SCSIデバイス、FCデバイス等が該当する。よって、これら接続デバイス100の識別IDとしては、SCSI ID、WWN(World Wide Name)やAL−PA(Arbitrated Loop Physical Address)等を用いる。
接続表70は、新規接続デバイス100が追加された場合や、接続されていた接続デバイス100が不要となった場合に、識別IDの追加や削除が可能である。
なお、接続表70は識別IDを1つも有しないように構成してもよい。例えば、情報処理装置1の初回の起動時等は、情報処理装置に接続されるべき接続デバイス100が不明であることが考えられる。このような場合、接続表保持手段20が保持する接続表70の初期設定として、接続表70が識別IDを有さないように構成し、情報処理装置1の起動時に接続できた接続デバイス100の識別IDを接続表70に追加するようにすればよい。このように構成すれば、次回の起動時から情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100が正しく接続されているか否かを確認することができる。
接続制御手段30は、接続制御手段30の配下に存在する接続デバイス100の接続処理を実行し、接続できた接続デバイス100の識別IDに相当する情報を取得する。当該接続処理及び識別IDの取得は、情報処理装置に接続される接続デバイス100の種類に応じたドライバソフトの制御に基づいて実行されるように構成してもよい。接続制御手段30は、情報処理装置1に実装されるSCSIカードやFCカード等のIOカードとして構成することも可能である。この場合、前述の接続表保持手段20は、SCSIカードやFCカード等のIOカード上の不揮発性記憶装置として構成してもよい。
なお、接続制御手段30は、情報処理装置1に複数設けるように構成されていてもよい。
SCSIデバイスにおいては、例えば、次のように構成すればよい。
接続制御手段30が、セレクション・フェーズにおいてターゲットとなる接続デバイス100をSCSI IDを指定して選択し、応答があった場合に当該SCSI IDを識別IDとして取得すればよい。選択した接続デバイス100から応答がなくタイムアウトとなった場合には、当該SCSI IDを有する接続デバイス100は存在しないことになる。なお、接続制御手段30が有するイニシエータとしてのSCSI IDを指定して選択する必要はない。ここで、ターゲットとなる接続デバイス100のSCSI IDは、例えば、8ビット幅でデータ転送するのであれば0〜7までの範囲であり、16ビット幅でデータ転送するのであれば0〜15までの範囲である。よって、上記SCSI IDの範囲内で、接続制御手段30が有するイニシエータとしてのID以外の全IDを順に指定して選択を実行すれば、バス上に存在する可能性がある全ての接続デバイス100の存在の有無を確認できる。
FCデバイスがファブリックトポロジで情報処理装置1に接続されている場合、例えば、以下のように構成すればよい。
接続制御手段30が、ネームサーバ機能を有するFC−Switchに対してファブリック・ログイン(FLOGI)し、ネームサーバコマンドのGNN_FTコマンドを発行すればよい。GNN_FTコマンドはノード名取得要求であり、当該コマンドをFC−Switchのネームサーバに対して実行すると、ターゲットとして接続可能な接続デバイス100のノード名(WWN)が返却される。当該WWNに基づき、各ターゲットに対してN_Portログイン(PLOGI)により、接続処理を実行して、接続できるか否かの確認を行う。接続が確認されれば、識別IDとして当該接続デバイス100のWWNを取得する。また、ネームサーバから取得したWWNに基づいて、プロセス・ログイン(PRLI)を実行することにより、接続確認を行い当該接続デバイス100のWWNを取得してもよいし、inquiryコマンドによる応答があるか否かにより接続確認を行い、当該接続デバイス100のWWNを取得してもよい。
また、FCデバイスがループトポロジで情報処理装置1に接続されている場合、例えば、以下のように構成すればよい。
ループイニシャライズ時のマスターポートから送信されたLILP(Loop Initialization Loop Position)フレームをループ上のポートが受信すると、当該ポートはフレームからAL−PAポジション情報を抽出して、他のポートのAL−PAとその位置情報を得る。
LILPフレームがループを一巡して、再びマスターポートが当該フレームを受信すると、ループ上の全てのポートが、ループ上の他のポートのAL−PAを認識したことになる。よって、この場合に、接続制御手段30がループ上のいずれかのポートから、ループ上の全てのポートのAL−PAを取得すればよい。
中央制御手段10は、接続表保持手段20から接続表70を、接続制御手段30から接続制御手段30が接続できた接続デバイス100の識別IDを、それぞれ取得し、接続表70に含まれる識別IDと、接続制御手段30から取得した識別IDが一致するか否かを比較する。
図3を参照すると、中央制御手段10は、制御部11、記憶部12及び比較部13とを含む。
制御部11は、記憶部12に対して接続表保持手段20から接続表70を取得するように命令を出す。また、制御部11は、接続制御手段30に対して、接続制御手段30が取得した識別IDを比較部13に渡すように命令を出す。その後、制御部11は、比較部13に対して記憶部12が取得した接続表70と、接続制御手段30から取得した識別IDとが一致するか否かを比較するように命令を出す。
記憶部12は、制御部11からの命令に基づいて、接続表保持手段20から接続表70を取得し、一時的に接続表70を保持する。
比較部13は、制御部11からの命令に基づいて、記憶部12が保持する接続表70と、接続制御手段30から取得した識別IDとが一致するか否かを比較する。具体的には以下の処理を実行する。
接続制御手段30から取得した各識別IDが、接続表70に含まれる識別IDのいずれかと一致するか否かを、接続制御手段30から取得した全ての識別IDについて比較部13が比較する。その結果、接続制御手段30から取得した識別IDと、接続表70に含まれる識別IDが、それぞれ一対一に過不足なく一致した場合に、比較部13は情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100が正しく接続されていると判断する。例えば、接続制御手段30から取得した識別IDのうち、接続表70中の識別IDのいずれとも一致しないものが存在する場合は、比較部13は接続デバイス100が情報処理装置1に正しく接続されていないと判断する。また、接続表70中の識別IDのうち、接続制御手段30から取得した識別IDのいずれとも一致しないものが存在する場合、比較部13は未接続の接続デバイス100が存在すると判断する。
なお、接続制御手段30が複数設けられている場合、比較部13は、各接続制御手段30のそれぞれが取得した識別ID毎に、接続表70との一致を比較するように構成される。この場合、接続表保持手段20が、複数の各接続制御手段30に対応する複数の接続表70を有するように構成し、比較部13が各接続制御手段30が取得した識別IDと、当該接続制御手段30に対応する接続表70との一致を比較するようにする。この場合、記憶部12は、制御部11からの命令に基づいて、複数の各接続制御手段30に対応する複数の接続表70を、それぞれ接続表保持手段20から取得する。各接続制御手段30と接続表70との対応関係は、各接続制御手段30に識別番号を設け、接続表保持手段20が当該識別番号と対応させて、複数の接続表70を保持するように構成することで管理する。識別番号として、PCIスロット番号、ポート番号、IOチャネル番号等を用いるように構成してもよい。
接続情報通知手段40は、接続表70中の識別IDと接続制御手段30が接続した接続デバイス100の識別IDを比較した結果を中央制御手段10の比較部13から受け取って、当該結果を情報処理装置1の表示部41に表示し、若しくは、ログファイル42に記憶する。
以上の動作を、図4に記載のフローチャートで説明する。なお、以上の動作は、主として、情報処理装置1の起動時に実行されるものである。ただし、情報処理装置1の動作時等、任意の時期に動作することも可能である。
中央制御手段10は、接続表保持手段20から接続表70を読込む(S1000)。情報処理装置1の起動時における初期化処理の時に、中央制御手段10が自動で読込むように構成する。また、情報処理装置1が動作している任意の時に、中央制御手段10が要求することにより、接続表70を読込むように構成してもよい。
接続制御手段30は、自己の配下に存在する接続デバイス100の接続処理を実行し、当該接続デバイス100の識別IDを取得する(S1001)。
中央制御手段10は、接続制御手段30が取得した識別IDを取得する(S1002)。
次いで、中央制御手段10は、接続表70に含まれる識別IDと、接続制御手段30から取得した識別IDとを比較する(S1003)。
未接続の接続デバイス100が存在する場合、すなわち、接続表70中の識別IDで、接続制御手段30により取得されていない識別IDがあると判断された場合に(S1004でYesの場合)、接続情報通知手段40は未接続の接続デバイス100が存在することを通知する(S1006)。
未接続の接続デバイス100が存在しない場合、すなわち、接続表70中の識別IDが、全て接続制御手段30により取得されている場合(S1004でNoの場合)、接続情報通知手段40は接続デバイス100が正しく接続されたことを通知する。
なお、本実施形態において、接続情報通知手段40は、中央制御手段10による比較結果に基づいて、より詳細な通知をするように構成してもよい。
この動作を、図5のフローチャートを参照して説明する。この動作は、図4のフローチャートにおけるステップS1004乃至S1006の代わりに実効される動作であり、図4のステップS1003の後に実行される。
中央制御手段10が、接続制御手段30から取得した識別IDと、接続表70に含まれる識別IDが一致するか否かを判断する(S2000)。このステップでは、接続制御手段30から取得した識別IDと、接続表70に含まれる識別IDが、それぞれ一対一に過不足なく一致するか否かを判断する。
S2000で中央制御手段10が一致すると判断した場合、接続情報通知手段40は、情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100が正しく接続されたことを通知する(S2007)。
一方、S2000で中央制御手段10が一致しないと判断した場合、中央制御手段10は、接続制御手段30から取得した識別IDの中に、接続表70に含まれていない識別IDが存在するか否かを判断する(S2001)。中央制御手段10は、そのような識別IDは存在しないと判断した場合、接続情報通知手段40に未接続の接続デバイス100が存在するという情報を送信する。当該情報を受信し、接続情報通知手段40は、接続表70に含まれる接続デバイス100のうち、接続制御手段30が取得した識別IDと一致しない接続デバイス100は障害等により接続制御手段30が接続できなかったことを通知する(S2003)。
中央制御手段10が、接続表70に含まれていない識別IDが存在すると判断した場合(S2001でYesの場合)、中央制御手段10は、接続表70に含まれる接続デバイス100の識別IDの全てが、接続制御手段30から取得した識別IDの中に存在するか否かを判断する(S2002)。中央制御手段10は、全て認識されていると判断した場合(S2002でYesの場合)、接続情報通知手段40に接続表70中の識別IDを有する接続デバイス100は全て認識されており、かつ、接続表70中には存在しない識別IDを有する接続デバイス100が接続されたという情報を送信する。当該情報を受信し、接続情報通知手段40が、接続表70に含まれていない識別IDを有する接続デバイス100は、情報処理装置1に新たに追加された接続デバイス100であることを通知する(S2006)。この場合、中央制御手段10が接続表70に、当該接続デバイス100の識別IDを追加し、接続表保持手段20が保持する接続表70を更新するように構成することも可能である。このように構成することにより、次回に接続状態を比較する際に、中央制御手段10は接続デバイス100が正しく接続されていることを即座に認識することができるという効果が得られる。
中央制御手段10が接続表70中に含まれる接続デバイス100の内、認識されていない接続デバイス100があると判断した場合(S2002でNoの場合)、中央制御手段10は、接続情報通知手段40に未接続の接続デバイス100と接続表70中には存在しない識別IDを有する接続デバイス100が存在するという情報を送信する。当該情報を受信し、接続情報通知手段40は、接続表70に含まれていない識別IDを有する接続デバイス100は、情報処理装置1に新たに追加された接続デバイス100若しくは以前に情報処理装置1に接続されていた接続デバイス100の障害等が原因で、当該接続デバイス100と交換したデバイスであることを通知する(S2004)。また、接続表70に含まれる識別IDを有する接続デバイス100であって、認識されていない接続デバイス100について、接続情報通知手段40は、これらの接続デバイス100が障害等が原因で接続できなかったことを通知する(S2005)。
(第一の実施形態による効果)
このように、情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100を示す接続表70を予め保持し、実際に情報処理装置1に接続された接続デバイス100との対応を比較することで、接続されるべき接続デバイス100が正しく認識できたか否かを確認できる。よって、未接続の接続デバイス100を的確に把握することができる。
また、新規に追加された接続デバイス100や正常に認識できない接続デバイス100の識別IDを、接続情報通知手段40がメッセージ表示することで、保守作業や障害時における未接続の接続デバイス100の確認を容易に行うことができる。
(第二の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図6を参照すると、本実施形態における情報処理装置1は、第一の実施形態における情報処理装置においてタイマ手段60をさらに有している。タイマ手段60は中央制御手段10の制御部11に接続されている。
タイマ手段60は、所定のタイマ時間を保持し、タイマ手段60を起動してから当該タイマ時間が経過するまで時間を計測する。中央制御手段10が情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100のうち、未接続の接続デバイス100が存在すると判断した場合に、中央制御手段10の制御部11はタイマ手段60を起動する。その後、タイマ時間が経過した時に、タイマ手段60はタイマ時間が経過したことを中央制御手段10の制御部11に通知する。当該通知を中央制御手段10の制御部11が受信すると、タイマ割り込み処理により、情報処理装置1に接続されている接続デバイス100の接続処理と接続表70との比較が再度実行される。
タイマ手段60が保持するタイマ時間は、任意に設定することが可能である。タイマ時間として、接続制御手段30を介して情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100全ての接続が完了するのに必要と考えられる時間を設定する。
例えば、図7のように情報処理装置1にFC−Switch300を介して多数の接続デバイス100(FCディスク等のFCデバイス)が接続され、FC―Switch300には他の情報処理装置400も接続されているような大規模SAN(Storage Area Network)環境においては、情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100を全て認識するために長時間を要することが多い。このような環境において、FC−Switchに接続されている情報処理装置1やその他の情報処理装置400が一斉に起動された場合等、FC−Switch300に処理が集中し、接続デバイス100からの応答が遅延する。この場合、接続リトライ等によっても接続デバイス100の接続ができず、情報処理装置1がいくつかの接続デバイス100を正常に認識できない場合がある。かかる事象が生じると、一部の接続デバイス100が未接続状態のままシステムが運用されることになる。
そこで、本実施形態のようにタイマ手段60が保持するタイマ時間を、FC−Switch300の高負荷状態が解消し、情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100全ての接続が完了するのに要する時間に設定し、当該タイマ時間経過後に再度接続確認を実行することで、上記問題を回避することができる。
なお、図7における情報処理装置1の構成は、図6の構成と同様である。
タイマ時間は、書き換え可能なように構成してもよい。
また、タイマ時間経過後に接続制御手段30が装置の接続処理を再度実行しても、中央制御手段10が接続表70と接続できた装置が一致しないと判断した場合に、中央制御手段10が接続できなかった装置の識別IDを接続表70から削除し、接続表保持手段20に記憶されている接続表70を更新するように構成してもよい。具体的には、記憶部12が、中央制御手段10の制御部11の命令により、記憶部12が一時的に保持している接続表から接続できなかった装置の識別IDを削除し、その接続表を接続表保持手段20が保持している接続表に書き換える。
以上の動作を、図8及び図9を用いて説明する。
まず、タイマ手段60を起動する動作について、図8を用いて説明する。
本実施形態においては、情報処理装置1が第1の実施形態における図4のステップS1003の後に、図8及び図9の動作を実行する。また、第1の実施形態の情報処理装置1における接続情報通知手段40が、図5に示すように、中央制御手段10による比較結果に基づいて、より詳細な通知をするように構成する場合には、図5と図8及び図9に示す動作の関係は以下のようになる。
図5のS2000、2001を実行し、S2001でNoの場合にS2003を実行した後に、図8,9の動作を行う。またはS2001ではYesであり、S2002ではNoの場合にS2005を実行した後に、図8,9の動作を行う。
すなわち図8、9は中央制御手段10により未接続の接続デバイス100が存在すると判断された場合の動作を示すフローチャートである。
未接続の接続デバイス100が存在する場合(S4000でYesの場合)、中央制御手段10の制御部11はタイマ手段60を起動する(S4001)。タイマ手段60は、タイマ手段60を起動してからの経過時間の計測を開始する。
タイマ手段60の起動後、接続情報通知手段40が未接続の接続デバイス100の情報を通知し(S4002)、一旦動作を終了する。
次に、図9によりタイマ割り込み処理について説明する。
タイマ時間が経過したことをタイマ手段60が検出すると、タイマ手段60が中央制御手段10の制御部11に対してタイマ時間が経過したことを通知し、タイマ割り込み処理が開始される。
中央制御手段10が接続表保持手段20から接続表70を読込み(S4003)、接続制御手段30が再度接続処理を実行して接続デバイス100の識別IDの取得を再度試行する(S4004)。中央制御手段10は、接続制御手段30が取得した識別IDを取得し(S4005)、接続表70に含まれる識別IDと接続制御手段30が取得した識別IDとを比較する(S4006)。
中央制御手段10が接続表に含まれる識別IDがすべて接続制御手段30から取得できたと判断した場合(S4007でNoの場合)、接続情報通知手段40は情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100が正しく接続できたことを通知し(S4008)、タイマ割り込み処理を終了する。
中央制御手段10が未接続の接続デバイス100が存在すると判断した場合(S4007でYesの場合)、接続情報通知手段40はタイマ割り込み処理により再度接続確認を実行後も未接続である接続デバイス100を通知し(S4009)、タイマ割り込み処理を終了する。
(第二の実施形態による効果)
このような構成により、応答遅延によって本来認識できるはずのFCデバイス等の接続デバイス100が正しく認識できなかった場合でも、応答遅延時間を考慮して設定したタイマ時間の経過後に接続表70に基づいて再度接続確認を実行することにより正しく認識できるようになるという効果が得られる。
(第三の実施形態)
次に、本発明における第3の実施形態について説明する。
図10を参照すると、本実施形態における情報処理装置1は、第一の実施形態における情報処理装置においてカウンタ手段50及びタイマ時間自動設定手段61をさらに有する。カウンタ手段50は、中央制御手段10の制御部11と接続されている。また、タイマ時間自動設定手段61は、中央制御手段10の制御部11と接続されている。
カウンタ手段50は、初期値及びカウンタ値と、上限値又は下限値を保持する。初期値及びカウンタ値と、上限値又は下限値は、任意の値に設定可能である。タイマ割り込み処理を実行する毎に、中央制御手段10の制御部11からの命令によりカウンタ手段50がカウンタ値を初期値からインクリメント又はデクリメントして、カウンタ値が上限値又は下限値のいずれかに達するまで、タイマ割り込み処理を繰り返し実行する。
タイマ時間自動設定手段61は、情報処理装置1を起動後、中央制御手段10による最初の比較により未接続の接続デバイス100が存在すると判断された時から、再接続処理により中央制御手段10が接続表と一致すると判断した場合若しくはカウンタ値が所定の値に達した場合のいずれかに該当した時までの経過時間を計測する。そして、タイマ時間自動設定手段61は、中央制御手段10により情報処理装置1に接続デバイス100が正しく接続されたと判断された場合に、当該計測時間をタイマ手段60の新たなタイマ時間として更新する。
この動作を、図11及び図12を用いて説明する。
本実施形態では、第1の実施形態における図4のステップS1003の後に、図11及び図12の動作を実行する。また、第1の実施形態の情報処理装置1における接続情報通知手段40が、図5に示すように、中央制御手段10による比較結果に基づいて、より詳細な通知をするように構成する場合には、図5と図11及び図12に示す動作の関係は以下のようになる。
図5のS2000、2001を実行しS2001でNoの場合に、S2003を実行した後に図11,12の動作を行う。またはS2001ではYesであり、S2002ではNoの場合に、S2005を実行した後に図11,12の動作を行う。
すなわち図11、12は中央制御手段10により未接続の接続デバイス100が存在すると判断された場合の動作を示すフローチャートである。
未接続の接続デバイス100が存在する場合(S5000でYesの場合)、中央制御手段10の制御部11はタイマ時間自動設定手段61を起動し、タイマ時間自動設定手段61は、経過時間の計測を開始する(S5001)。その後、中央制御手段10の制御部11はタイマ手段60を起動する(S5002)。タイマ手段60は、タイマ手段60を起動してからの経過時間の計測を開始する。タイマ手段60の起動後、接続情報通知手段40が未接続の接続デバイス100の情報を通知し(S5003)、一旦動作を終了する。この時、タイマ時間自動設定手段61は、経過時間の計測を継続して実行する。
次に、図12により、本実施形態におけるタイマ割り込み処理について説明する。
タイマ時間が経過したことをタイマ手段60が検出すると、タイマ手段60が中央制御手段10の制御部11に対してタイマ時間が経過したことを通知し、タイマ割り込み処理が開始される。
中央制御手段10が接続表保持手段20から接続表70を読込み(S5004)、接続制御手段30が再度接続処理を実行して接続デバイス100の識別IDの取得を再度試行する(S5005)。中央制御手段10は、接続制御手段30が取得した識別IDを取得し(S5006)、接続表70に含まれる識別IDと接続制御手段30が取得した識別IDとを比較する(S5007)。
中央制御手段10が接続表70に含まれる識別IDがすべて接続制御手段30から取得できていないと判断した場合(S5008でNoの場合)、中央制御手段10の制御部11はカウンタ値が所定の値(上限値又は下限値)に達しているか否かを確認する(S5012)。カウンタ値が所定の値(上限値又は下限値)に達していない場合(S5012でNoの場合)、中央制御手段10の制御部11からの命令によりカウンタ手段50がカウンタ値をインクリメント又はデクリメントする(S5014)。その後、中央制御手段10の制御部11が再度タイマ手段10を起動し(図11のS5002)、接続情報通知手段40が未接続の接続デバイス100の情報を通知し(図11のS5003)、一旦動作を終了する。この時、タイマ時間自動設定手段61は、経過時間の計測を継続して実行する。タイマ時間経過後は、図12に示すタイマ割り込み処理を再度実行する。
カウンタ値が所定の値(上限値又は下限値)に達している場合(S5012でYesの場合)、中央制御手段10の制御部11からの命令によりタイマ時間自動設定手段61は経過時間計測を終了する(S5013)。その後、中央制御手段10の制御部11からの命令により、カウンタ手段50がカウンタ値を初期値にリセットし(S5015)、タイマ割り込み処理を終了する。
中央制御手段10が接続表70に含まれる識別IDがすべて接続制御手段30から取得できたと判断した場合(S5008でYesの場合)、中央制御手段10の制御部11からの命令によりタイマ時間自動設定手段61は経過時間計測を終了する(S5009)。経過時間計測を終了後、タイマ時間自動設定手段61はタイマ手段60が保持するタイマ時間を、自らが計測した時間に更新する(S5010)。その後、接続情報通知手段40は情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100が正しく接続できたことを通知し(S5011)する。当該通知後、中央制御手段10の制御部11からの命令により、カウンタ手段50がカウンタ値を初期値にリセットし(S5015)、タイマ割り込み処理を終了する。
(第三の実施形態による効果)
このように、タイマ割り込み処理を繰り返し実行することで、情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100が正しく接続される可能性が高まるという効果が得られる。また、タイマ手段60に設定したタイマ時間を超過して情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100の接続が完了する場合に、一部の接続デバイス100が未接続のまま情報処理装置1が運用されることを回避することができるという効果も得られる。
さらに、以下のような優れた効果も得られる。
タイマ時間として、接続制御手段30を介して情報処理装置1に接続されるべき接続デバイス100全ての接続が完了するのに必要と考えられる時間を設定する。しかし、情報処理装置1の構成変更等により、全ての接続デバイス100の接続が完了するのに必要な時間が変化する場合も考えられる。そこで、本実施形態のように、タイマ時間を自動で更新できるように構成することで、情報処理装置1の構成変更等に対して柔軟な対応が可能となるという効果が得られる。また、次回の情報処理装置1の起動時等において、タイマ手段60を一回起動するだけで接続されるべき接続デバイス100を正しく認識できる可能性が高くなり、情報処理装置1に接続デバイス100が正しく接続されているか否かを効率的に確認出来るという効果も奏する。
(第四の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
本実施形態では、接続制御手段30の配下に接続されている接続デバイス100の中に、情報処理装置1のOS起動用記憶媒体が含まれている場合に、当該OS起動用記憶媒体のみについて先に接続処理を実行することを特徴とする。OS起動用記憶媒体とは、OSのデータが記憶されているDisk等のデバイス(SCSIディスク、FCディスク等)である。これにより、OSのFast boot処理が可能となる。本実施形態の情報処理装置1の構成は、図6又は図10に示すいずれの構成であってもよい。
情報処理装置1の起動時の初期化処理においては、CPU、主記憶等のHW資源を初期化すると共に、情報処理装置1の配下に存在する接続デバイス100を認識するための接続処理を実行する。本実施形態においては、情報処理装置1の起動時の初期化処理において、OS起動用記憶媒体のみに対して、他の接続デバイス100より先に接続処理を実行することを特徴とする。OS起動用記憶媒体のみに対して接続処理を実行するために、図13に示す接続表80を用いる。つまり、中央制御手段10が、接続表80に基づいてOS起動用記憶媒体が含まれると判断した場合に、中央制御手段10は、接続制御手段30が当該記憶媒体のみについて接続処理を実行するように制御する。OS起動用記憶媒体は、フロッピーディスク(登録商標)、磁気ディスク、FCディスク、MO、CD−ROM、DVD−ROM等である。
中央制御手段10が、接続表80に基づいてOS起動用記憶媒体が含まれているか否かを判断するために、接続表80は以下のように構成される。
本実施形態における接続表80の第一の構成として、接続表80を、図13(a)に示すようにOS起動用記憶媒体専用の表81と、その他の接続デバイス100用の表82とに分割して構成する。OS起動用記憶媒体専用の表81は、OS起動用記憶媒体の識別IDのみを有するように構成し、その他の接続デバイス100用の表82は、OS起動用記憶媒体以外の接続デバイス100の識別IDを有するように構成する。接続表保持手段20は、上記2種類の接続表81,82を接続制御手段30毎に対応させて保持する。接続制御手段30にOS起動用記憶媒体が接続されない場合には、当該接続制御手段30と対応する接続表81が識別IDを一切有しないようにすればよい。
接続表80をこのように構成し、OS起動用記憶媒体専用の接続表81を中央制御手段10が読込み、当該接続表81に接続デバイス100の識別IDが含まれている場合には、中央制御手段10が当該接続デバイス100はOS起動用記憶媒体であると判断するように制御すればよい。その後、接続制御手段30が当該OS起動用記録媒体のみについて接続処理を実行する。OS起動用記憶媒体専用の接続表81に識別IDが一つも含まれていない場合には、中央制御手段10はOS起動用記憶媒体が存在しないと判断する。
本実施形態における接続表80の第二の構成として、接続表80が、OS起動用記憶媒体については識別IDの他に当該接続デバイス100がOS起動用記憶媒体であることを示す情報を保持するように構成する。例えば、接続表80を、OS起動用記憶媒体であることを示す判別用フラグ83を保持するように構成し、OS起動用記憶媒体のみ当該判別用フラグ83をONにするようにすればよい。接続表80をこのように構成し、中央制御手段10が、接続表80中に判別用フラグ83がONとなっている接続デバイス100が存在するか否かを判断することで、OS起動用記憶媒体が存在するか否かを確認することができる。OS起動用記憶媒体が接続表70中に存在する場合、接続制御手段30が当該OS起動用記憶媒体のみについて接続処理を実行する。
以上のように構成することで、情報処理装置1に接続されている他の接続デバイス100より先に、OS起動用記憶媒体の接続処理が実行可能となる。OS起動用記憶媒体について接続制御手段30が接続処理を完了した後に、接続制御手段30が他の接続デバイス100について接続処理を実行する。
本実施形態の動作を、図14を参照して説明する。
中央制御手段10が、接続表保持手段20から接続表80を読み出す(S6000)。
中央制御手段10は、接続表80に基づいて、OS起動用記憶媒体が接続制御手段30の配下に存在しているか否かを判断する(S6001)。
OS起動用記憶媒体が存在しないと判断された場合(S6001)、図4を参照して説明した第1の実施形態と同様の動作を実行し(S6002〜S6004)、中央制御手段10が未接続の接続デバイス100の有無を判断する(S6005)。未接続の接続デバイス100が存在する場合(S6005でYesの場合)、中央制御手段10の制御部11がタイマ手段60を起動して、タイマ割り込み処理が実行される(S6006〜S6007)。この時の動作は、情報処理装置1の構成として図6に示す構成を採用する場合、図8及び図9を参照して説明した第2の実施形態と同様である。情報処理装置1の構成として図10に示す構成を採用する場合、S6005〜S6007における動作は図11を参照して説明した第3の実施形態の動作と同様であり、タイマ割り込み処理は図12を参照して説明した第3の実施形態の動作と同様である。
中央制御手段10が、接続表80に基づいてOS起動用記憶媒体が存在すると判断した場合(S6001)、中央制御手段10は、接続制御手段30の配下に存在する接続デバイス100の中から、OS起動用記憶媒体を探索する(S6008)。具体的には、例えば、接続制御手段30がネームサーバ機能を有するFC−Switchに対してネームサーバコマンドのGNN_FTコマンドを発行すればよい。GNN_FTコマンドはノード名取得要求であり、当該コマンドをFC−Switchのネームサーバに対して実行すると、ターゲットとして接続可能な接続デバイス100のノード名(WWN)が返却される。このWWNを中央制御手段10が接続制御手段30から受け取り、接続表80に含まれるOS起動用記憶媒体のWWNを同一のWWNを探索すればよい。
中央制御手段10による探索の結果、OS起動用記憶媒体の識別ID(WWN等)の存在が確認された場合(S6009でYesの場合)、本実施形態における情報処理装置1は以下の動作をする。
中央制御手段10の制御部11はタイマ手段60を起動する(S6010)。なお、情報処理装置1の構成として図10の構成を採用する場合、タイマ手段60の起動前に中央制御手段10の制御部11によりタイマ時間自動設定手段61が起動される。タイマ手段60を起動後、中央制御手段10の制御部11は接続制御手段30に対して、OS起動用記憶媒体についてのみ接続処理を実行するように命令を出す。接続制御手段30はOS起動用記憶媒体について接続処理を実行する(S6011)。OS起動用記憶媒体の接続処理は、例えば、OS起動用記憶媒体のWWNに基づき、当該記憶媒体に対してN_Portログイン(PLOGI)の実行や、プロセス・ログイン(PRLI)の実行をすればよい。接続情報通知手段40は、接続制御手段30の配下に存在する接続デバイス100の接続状態について通知する(S6012)。
タイマ時間経過後、タイマ割り込み処理が実行される。
情報処理装置1の構成として図6の構成を採用する場合、図8及び図9を参照して説明した第2の実施形態におけるタイマ割り込み処理が実行される。図10の構成を採用する場合、図11及び図12を参照して説明した第3の実施形態におけるタイマ割り込み処理が実行される。タイマ割り込み処理においては、接続制御手段30の配下に存在するOS起動用記憶媒体以外の接続デバイス100に対して接続処理が実行される。
OS起動用記憶媒体が存在しない場合(S6009でYesの場合)、接続制御手段30が自己の配下に存在する他の接続デバイス100について接続処理を実行する(S6013)。その後、接続情報通知手段40が、当該接続処理によって接続された接続デバイス100をコンソール等に表示する(S6014)。これにより、OS起動用記憶媒体だけが認識できないのか否かを判別でき、障害解析において有効な情報となる。
第一の実施の形態における情報処理装置の構成を示すブロック図である。 接続表の構成を示す図である。 中央制御手段の構成を示すブロック図である。 第一の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 第一の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 第二の実施の形態における情報処理装置の構成を示すブロック図である。 第二の実施の形態における情報処理装置を、ファイバチャネル環境に接続した場合の構成を示すブロック図である。 第二の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 第二の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 第三の実施の形態における情報処理装置の構成を示すブロック図である。 第三の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 第三の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 第四の実施の形態における接続表の構成を示す図である。 第四の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理装置
10 中央制御手段
11 制御部
12 記憶部
13 比較部
20 接続表保持手段
30 接続制御手段
40 接続情報通知手段
41 表示部
42 ログファイル
50 カウンタ手段
60 タイマ手段
61 タイマ時間自動設定手段
70 接続表
80 接続表
81 接続表
82 接続表
83 判別用フラグ
100 接続デバイス
300 FC−Switch
400 他の情報処理装置

Claims (18)

  1. 情報処理装置に接続されるべき接続デバイスを示す識別IDを有する接続表を保持する接続表保持手段と、
    自己の配下に存在する接続デバイスの識別IDを取得する接続制御手段と、
    前記接続表保持手段から取得した前記接続表中の識別IDと、前記接続制御手段が取得した識別IDとを比較する中央制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記中央制御手段における比較結果に基づき、前記情報処理装置における接続デバイスの接続状態を通知する接続情報通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. タイマ時間を保持し、タイマ起動後から当該タイマ時間が経過するまでの時間を計測するタイマ手段をさらに有し、
    前記中央制御手段において、前記接続表中の識別IDに、前記接続制御手段により取得されていないものがあると判断された場合において、
    タイマを起動し、前記タイマ時間が経過した後に、前記接続制御手段が自己の配下に存在する接続デバイスの識別IDの取得を再度実行し、前記中央制御手段が前記接続表中の識別IDと前記接続制御手段が再度取得した識別IDとを比較する再比較処理を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. カウンタ値を保持するカウンタ手段をさらに有し、
    前記中央制御手段において、前記接続表中の識別IDに、前記接続制御手段により取得されていないものがあると判断された場合に、
    前記再比較処理が実行される毎に、前記カウンタ手段が、前記カウンタ値を更新し、
    前記カウンタ値が所定の値に達するか、若しくは前記中央制御手段が接続表中の識別IDが、すべて前記接続制御手段により取得されたと判断するまで、前記接続制御手段による識別IDの取得が繰り返し実行されることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記中央制御手段が前記接続表中の識別IDに、前記接続制御手段が取得していないものがあると最初に判断してから、前記情報処理装置に接続されるべき接続デバイスの識別ID全てが取得されるまでに要した時間を計測し、前記タイマ手段が保持するタイマ時間を計測した時間に更新するタイマ時間自動設定手段をさらに有することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記中央制御手段が前記接続表から特定の接続デバイスの有無を判断して、
    前記中央制御手段が前記特定の接続デバイスが存在すると判断した場合に、
    前記接続制御手段が当該特定の接続デバイスのみを前記情報処理装置と接続し、
    その他の接続デバイスについては、前記タイマ手段が保持するタイマ時間が経過した後に前記接続制御手段が前記情報処理装置と接続することを特徴とする請求項3乃至5いずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置に接続されるべき接続デバイスを示す識別IDを有する接続表を取得し、
    前記情報処理装置の配下に存在する接続デバイスの識別IDを取得し、
    前記接続表中の識別IDと、前記接続制御手段が取得した識別IDとを比較することを特徴とする接続装置確認方法。
  8. 前記比較における比較結果に基づいて、前記情報処理装置における接続デバイスの接続状態を通知することを特徴とする請求項7記載の接続装置確認方法。
  9. 前記接続表中の識別IDに、前記接続処理により取得されていないものがある場合に、
    タイマを起動し、当該タイマに保持されているタイマ時間が経過した後に、前記情報処理装置の配下に存在する接続デバイスの識別IDを再度取得し、前記接続表中の識別IDと再度取得した識別IDを比較する再比較処理を実行することを特徴とする請求項7又は8記載の接続装置確認方法。
  10. 前記接続表中の識別IDに、取得されていないものがある場合に、
    前記再比較処理を実行する毎に、カウンタ手段が保持するカウンタ値を更新し、
    前記カウンタ値が所定の値に達するか、若しくは前記接続表中の識別IDが、すべて取得されるまで、前記情報処理装置の配下に存在する接続デバイスの識別IDの取得を繰り返し実行することを特徴とする請求項9記載の接続装置確認方法。
  11. 前記接続表中の識別IDに、取得されていないものがあると最初に判断されてから、全ての識別IDが取得されるまでに要した時間を計測し、前記タイマ時間を更新することを特徴とする請求項10記載の接続装置確認方法。
  12. 前記接続表から特定の接続デバイスの有無を判断し、
    前記特定の接続デバイスが存在する場合に、
    当該特定の接続デバイスのみを前記情報処理装置と接続し、
    その他の接続デバイスについては、前記タイマ時間が経過した後に接続することを特徴とする請求項9乃至11いずれか1項に記載の接続装置確認方法。
  13. コンピュータに、
    当該コンピュータに接続されるべき接続デバイスを示す識別IDを有する接続表を取得する接続表取得処理と、
    前記コンピュータの配下に存在する接続デバイスの識別IDを取得する識別ID取得処理と、
    前記接続表中の識別IDと、前記識別ID取得処理により取得した識別IDとを比較する比較処理とを実行させることを特徴とするプログラム。
  14. コンピュータに、
    前記比較処理の結果に基づいて、当該コンピュータにおける接続デバイスの接続状態を通知する接続状態通知処理を実行させることを特徴とする請求項13記載のプログラム。
  15. コンピュータに、
    前記比較処理で、前記接続表中の識別IDと、前記識別ID取得処理により取得した識別IDとが一致しない場合において、
    タイマを起動し、当該タイマに保持されているタイマ時間が経過した後に、前記コンピュータの配下に存在する接続デバイスの識別IDを取得し、前記接続表中の識別IDと前記接続デバイスから取得した識別IDとを比較する再接続比較処理を実行させることを特徴とする請求項13又は14記載のプログラム。
  16. コンピュータに、
    前記比較処理で、前記接続表中の識別IDに、前記識別ID取得処理により取得されていないものがある場合において、
    前記再接続比較処理を実行する毎に、カウンタ手段が保持するカウンタ値を更新するカウンタ値更新処理と、
    前記カウンタ値が所定の値に達するか、若しくは前記接続表中の識別IDが、全て取得されるまで、前記再接続比較処理を繰り返すリピート処理を実行させることを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  17. コンピュータに、
    前記接続表中の識別IDに、前記識別ID取得処理により取得されていないものがあると最初に判断してから、全ての識別IDが取得させるまでに要した時間を計測し、前記タイマ時間を更新するタイマ時間更新処理を実行させることを特徴とする請求項16記載のプログラム。
  18. コンピュータに、
    前記接続表から特定の接続デバイスの有無を判断する特定デバイス確認処理と、
    当該特定の接続デバイスのみを前記コンピュータと接続する特定デバイス接続処理と、
    その他の接続デバイスについては、前記タイマ時間が経過した後に接続する他デバイス接続処理とを実行させることを特徴とする請求項15乃至17いずれか1項に記載のプログラム。
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