JPH10333788A - 中央処理装置のバックアップ回路 - Google Patents

中央処理装置のバックアップ回路

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JPH10333788A
JPH10333788A JP9141533A JP14153397A JPH10333788A JP H10333788 A JPH10333788 A JP H10333788A JP 9141533 A JP9141533 A JP 9141533A JP 14153397 A JP14153397 A JP 14153397A JP H10333788 A JPH10333788 A JP H10333788A
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JP
Japan
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power
power supply
processing unit
central processing
time
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Withdrawn
Application number
JP9141533A
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English (en)
Inventor
Masashi Ikeda
昌史 池田
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最小限のバックアップキャパシタを使用し、
電源瞬断時に電源断直前の動作状態を維持する中央処理
装置のバックアップ回路を得る。 【解決手段】 リセット信号bを入力したワンショット
マルチバイブレータ3は、一定時間のハイレベル信号を
出力する。このハイレベル信号を出力する時間は、外付
けされるキャパシタC2 と抵抗器Rの時定数により定ま
る。フリップフロップ4ではリセット信号bの立ち上が
りをトリガとし、ワンショットマルチバイブレータ3の
出力信号をラッチする。ラッチされた信号は、CPU1
の入力ポートに読み込まれる。入力ポートがハイの時は
電源瞬断であり、ローの時は電源オフ後の再投入と判定
する。ハイの時は、RAM5内のパラメータをCPU1
に読み込み、ローの時はRAM5をクリアしCPU1を
初期設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中央処理装置のバッ
クアップ回路に関し、特に電源瞬断時の中央処理装置の
バックアップ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の商用電源は、しばしば短時間の停
電(電源瞬断;瞬間停電;瞬停)を起こす。従来この電
源瞬断をバックアップする目的で、大きなキャパシタを
電源回路に挿入し、電源瞬断の期間中このキャパシタか
ら電源を供給する方法が採られることがあった。装置全
体の電源をバックアップしようとすると、キャパシタは
どうしても大型にならざるを得ないし、それでも電源瞬
断期間が長くなるとバックアップしきれずに、無秩序に
メモリーの記憶内容が失われる可能性がある。
【0003】この問題を解決する方法として、例えば特
開平7−202992号公報には、電源瞬断発生後、電
源復旧時に装置の初期立ち上げを行う方法が提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常通り装置の電源を
オフにして、その装置を再びオンにする場合は、装置が
初期状態に立ち上げられることは致し方がないが、電源
瞬断時にも初期立ち上げ状態になると、そのたびに操作
者が電源断直前の動作状態に戻るように操作すること
は、操作者にとって大きな負担となる。
【0005】本発明の目的は、最小限のバックアップキ
ャパシタを使用し、電源瞬断時に電源断直前の動作状態
を維持する中央処理装置のバックアップ回路を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による中央処理装
置のバックアップ回路は、主直流電源が中央処理装置の
動作する最低電圧値以下に低下した期間をリセット信号
として検出するリセット信号発生手段と、前記リセット
信号の前縁を基に一定時間を計測する定時間計測手段
と、前記リセット信号の幅が前記一定時間より短い場合
は電源瞬断と判断し前記リセット信号の幅が前記一定時
間より長い場合は電源再投入と判断する電源ステータス
検出手段と、前記中央処理装置の動作状態を記憶するメ
モリー手段と、前記定時間計測手段と前記電源ステータ
ス検出手段と前記メモリー手段とを少なくとも前記一定
時間以上電源バックアップする電源バックアップ手段
と、前記電源瞬断後に前記メモリー手段に格納されてい
るパラメータ値を前記中央処理装置に入力するパラメー
タ値入力手段と、前記電源再投入後に前記中央処理装置
を初期設定する初期設定手段とを含むことを特徴とす
る。
【0007】また、前記定時間計測手段が、ワンショッ
トマルチバイブレータ素子とキャパシタ及び抵抗器の時
定数回路とで構成されることを特徴とする。
【0008】さらに、前記電源バックアップ手段が、キ
ャパシタを主直流電源からダイオードを通じてフロート
充電する手段であることを特徴とする。
【0009】本発明の作用は次の通りである。
【0010】RAM(ランダムアクセスメモリー)、ワ
ンショットマルチバイブレータ、フリップフロップのみ
を電源バックアップすることにより、電源瞬断時、その
電源瞬断発生直前の動作処理から再開する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。
【0012】図1は本発明による中央処理装置(CP
U)のバックアップ回路の実施例の構成を示すブロック
図であり、図2〜4と同等部分は同一符号にて示してい
る。
【0013】図1において、本発明によるCPUのバッ
クアップ回路は、装置全体を制御するCPU1、主電源
の投入時にCPU1をリセットbするリセットIC2、
停電(電源瞬断)か、電源オフかを判定するワンショッ
トマルチバイブレータ3、(データタイプ)フリップフ
ロップ4、CPU1の動作状態を記憶するRAM5で構
成される。
【0014】通常、CPU1に入力されるリセット信号
bは、装置を駆動させる主直流電源を監視し、CPU1
が動作する最低電圧値まで主直流電源が降下したとき
に、リセットIC2が出力する。装置としては、このリ
セット信号bが出力される直前まで動作状態である場合
があり、RAM5には、その動作に必要であるパラメー
タ値または装置使用者のデータ等が格納されている。
【0015】本発明の実施例の動作は、主直流電源が降
下しCPU1が動作不能である期間、すなわちリセット
信号bがアクティブである時間(τ)によって、その後
主電源が復旧したときの装置動作を確定させる手段とし
て、ステータス信号を用いて装置動作条件を決定させ
る。
【0016】ワンショットマルチバイブレータ3は、リ
セット信号bを入力として動作する。このリセット信号
bは、リセットIC2にて主直流電源電圧値が降下した
とき、出力されるアクティブローレベル信号(従って、
図1〜4ではリセット信号bの入力をRESET インバース
で示す)である。
【0017】リセット信号bを入力したワンショットマ
ルチバイブレータ(Q出力)3は、この信号bの立ち下
がり(前縁;フロントエッジ)を検出(Bインバース)
し、設定した一定時間(T、図3,4参照)だけハイレ
ベル信号を出力する。このハイレベル信号を出力する時
間Tは、ワンショットマルチバイブレータ3に外付けさ
れるキャパシタC2 の容量値と抵抗器Rの抵抗値の積
(時定数)、 T(秒)=C(ファラッド)×R(Ω) で与えられる。
【0018】ワンショットマルチバイブレータ3の出力
信号(Q)は、フリップフロップ4ではリセット信号b
の立ち上がりをトリガ(CLK入力)とし、そのとき
(CPU1のリセットが解除されたとき)のワンショッ
トマルチバイブレータ3の出力信号(Q)を、データ
(D)としてサンプリング(ラッチ)する。ラッチされ
た信号(フリップフロップ4の出力( Q) )は、CPU
1の入力ポート(PIN)に読み込まれる。すなわち、
CPU1のPINがハイの時は電源瞬断であり、ローの
時は電源オフ後の再投入(再立ち上げ)と判定する。こ
の判定信号を(電源)ステータス信号と呼ぶ。
【0019】すなわち、図2に示すように、CPU1の
PINが電源ステータス信号を読み込んだとき(ステッ
プ11)、電源ステータス(ステップ12)がハイの時
は、メモリー(RAM)5内のパラメータをCPU1に
読み込み(ステップ15)、ローの時はメモリー(RA
M)5をクリアし(ステップ13)、CPU1を初期設
定する(ステップ14)。
【0020】(メモリー)バックアップの方法として
は、主直流電源(装置構成回路のすべてに供給する例え
ばロジックレベルの直流電源)から、ダイオードDを介
してバックアップキャパシタC1 をフロート充電する。
バックアップ時は、このバックアップキャパシタC1 か
らバックアップ電源aとして、RAM5、ワンショット
マルチバイブレータ3、フリップフロップ4に供給す
る。キャパシタC1 の容量値を決定させる条件は、ワン
ショットマルチバイブレータ3の時定数T(秒)間メモ
リー5等をバックアップできれば充分である。
【0021】これらのワンショットマルチバイブレータ
3とフリップフロップ4を用いることによって、主直流
電源が規定のリセット電圧値まで降下して、リセット信
号bが出力されてから、電源が復旧してリセットが解除
されるまでの時間(τ)を検出することで、電源のステ
ータス信号をハードウエアで得ることができる。
【0022】図3に示すように、主(直流)電源が瞬断
したときのタイミング関係は、時間τが時間Tより短い
ため、CPU1はハイレベル、装置の動作処理としては
電源瞬断と認識する。また図4に示すように、主(直
流)電源が一度オフとされ、再びオンとされたときのタ
イミング関係は、時間τが時間Tより長いため、CPU
1はローレベル、装置の動作処理としては電源オフから
の立ち上げと認識し、CPU1のパラメータ値は初期設
定される。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、主電源が
瞬断した場合、バックアップする回路はメモリー及びカ
ウンタ回路のみであり、バックアップキャパシタの容量
が少なくて済み、装置の小型化につながる効果がある。
【0024】また、電源の瞬断時は、装置動作としてそ
の電源瞬断が発生した直前の動作処理から再開するの
で、装置操作者は電源瞬断を意識することなく、連続的
に装置操作が出きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の装置立ち上げフローチャートである。
【図3】本発明の実施例の電源瞬断時のタイミングチャ
ートである。
【図4】本発明の実施例の電源再投入時のタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1 中央処理装置(CPU) 2 リセットIC 3 ワンショットマルチバイブレータ 4 フリップフロップ 5 RAM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主直流電源が中央処理装置の動作する最
    低電圧値以下に低下した期間をリセット信号として検出
    するリセット信号発生手段と、前記リセット信号の前縁
    を基に一定時間を計測する定時間計測手段と、前記リセ
    ット信号の幅が前記一定時間より短い場合は電源瞬断と
    判断し前記リセット信号の幅が前記一定時間より長い場
    合は電源再投入と判断する電源ステータス検出手段と、
    前記中央処理装置の動作状態を記憶するメモリー手段
    と、前記定時間計測手段と前記電源ステータス検出手段
    と前記メモリー手段とを少なくとも前記一定時間以上電
    源バックアップする電源バックアップ手段と、前記電源
    瞬断後に前記メモリー手段に格納されているパラメータ
    値を前記中央処理装置に入力するパラメータ値入力手段
    と、前記電源再投入後に前記中央処理装置を初期設定す
    る初期設定手段とを含むことを特徴とする中央処理装置
    のバックアップ回路。
  2. 【請求項2】 前記定時間計測手段が、ワンショットマ
    ルチバイブレータ素子とキャパシタ及び抵抗器の時定数
    回路とで構成されることを特徴とする請求項1記載の中
    央処理装置のバックアップ回路。
  3. 【請求項3】 前記電源バックアップ手段が、キャパシ
    タを主直流電源からダイオードを通じてフロート充電す
    る手段であることを特徴とする請求項1あるいは2記載
    の中央処理装置のバックアップ回路。
JP9141533A 1997-05-30 1997-05-30 中央処理装置のバックアップ回路 Withdrawn JPH10333788A (ja)

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JPH10333788A true JPH10333788A (ja) 1998-12-18

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JP (1) JPH10333788A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028289A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Sankyo Kk 遊技機
JP2006350930A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Fuji Xerox Co Ltd 制御回路及び情報処理装置
JP2009015874A (ja) * 2008-10-22 2009-01-22 Konica Minolta Business Technologies Inc 情報処理装置及びプログラム

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Effective date: 20040803