JPH10332751A - 異常電流検出回路およびそれを用いた負荷駆動回路 - Google Patents

異常電流検出回路およびそれを用いた負荷駆動回路

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JPH10332751A
JPH10332751A JP9141239A JP14123997A JPH10332751A JP H10332751 A JPH10332751 A JP H10332751A JP 9141239 A JP9141239 A JP 9141239A JP 14123997 A JP14123997 A JP 14123997A JP H10332751 A JPH10332751 A JP H10332751A
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output transistor
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Takeshi Mitsuda
剛 満田
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Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • H03K17/082Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit
    • H03K17/0822Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit in field-effect transistor switches
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K2217/00Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
    • H03K2217/0027Measuring means of, e.g. currents through or voltages across the switch

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力トランジスタに流れる異常な過電流を検
出する異常電流検出回路の検出精度が製造のバラツキに
より向上するに限界があったが、製造のバラツキの影響
の無いものとする。 【解決手段】 出力トランジスタQ1 と特性相似な第2
のトランジスタQ2 のソース端子を接地しゲート端子を
電源Vccに接続して常時ON状態とし、そのドレイン端
子に定電流源3より異常とする電流に対応した定電流を
注入する。そして出力トランジスタQ1 のドレイン端子
Outとソース端子間を出力トランジスタQ1 と同時にO
N−OFFする第3のトランジスタQ3 と出力トランジ
スタQ1と逆にON−OFFする第4のトランジスタQ4
との直列接続回路で結び、第2のトランジQ2 のドレ
イン端子点Bと第3,第4のトランジスタの接続点Aと
の電圧を比較回路1で比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は出力トランジスタ
を含めて半導体集積回路構成された負荷駆動回路の出力
トランジスタがFETでドレイン端子を出力端子とし外
部電源との間に接続した負荷に流れる電流をON−OF
F制御するものにおいて、出力トランジスタに流れる異
常電流を検出する回路に関し、詳しくは製造による検出
電流値のバラツキを小さくする回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の負荷駆動回路における異常電流検
出回路の例を説明する。図5は従来の負荷駆動回路を示
す回路図である。制御回路1は回路電源Vccに基づき動
作して、比較回路2よりの信号がロウ(以下Lと略す)
のときは入力端子In に与えられる入力信号に応じた信
号を出力して出力トランジスタQ1のゲート端子に与え
ることにより出力トランジスタQ1 をON−OFF制御
し、比較回路2よりの信号がハイ(以下Hと略す)にな
ると入力信号によらずLを出力し出力トランジスタQ1
をOFFとする。
【0003】出力トランジスタQ1 はNチャンネルMO
SFETでソース端子は接地され、ドレイン端子は出力
端子Outとなり負荷RO を介して外部電源に接続され
る。そして、出力トランジスタQ1 にはそれと特性相似
な(チャンネル幅当たりの特性が等しい)電流検出トラ
ンジスタQ2 がドレイン端子及びゲート端子をそれぞれ
共通接続される。電流検出トランジスタQ2 のソース端
子は電流検出抵抗Rsを介して接地され、電流検出抵抗
Rsはできるだけ小さな抵抗値とされ2個のトランジス
タはミラー構成される。
【0004】そして、電流検出抵抗Rsと電流検出トラ
ンジスタQ2 との接続点の電圧が基準電圧Vrfe と比較
回路2で比較され、高ければ比較回路2はHを、低けれ
ばLを出力する。
【0005】ここで電流検出抵抗Rs,電流検出トラン
ジスタQ2 および比較回路2が異常電流検出回路を構成
する。そして、負荷RO や外部電源が正常で出力トラン
ジスタQ1 に正常な電流が流れているとき電流検出トラ
ンジスタQ2 にはミラー比で対応した電流が流れ、それ
に対応した電圧が電流検出抵抗Rsと電流検出トランジ
スタQ2 との接続点に生ずる。負荷RO や外部電源が異
常で出力トランジスタQ1 に流れる電流が大きくなれば
この点の電圧も大きくなる。したがって、異常と判断す
る電流値に対応したこの点の電圧値を基準電圧Vref と
して設定しておけば比較回路2は出力トランジスタQ1
の電流が異常に大きい時はHを出力する。その信号によ
り制御回路1は出力トランジスタQ1 のゲート電圧をL
とし、出力トランジスタQ1 を遮断するように保護回路
が構成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
異常電流検出回路によれば、異常と検出される電流の下
限値の精度は電流検出抵抗の精度に依存するが抵抗の製
造によるバラツキを小さくするには限界があり、従って
異常電流検出回路の精度向上に限界があった。そこでこ
の発明は製造のバラツキによる検出限界値のバラツキを
小さくした異常電流検出回路を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明はソース端子を接地しドレイン端子を出
力端子として負荷を介して外部電源に接続した出力トラ
ンジスタと、出力トランジスタと特性相似でソース端子
が接地されゲート端子が電源に接続された第2のトラン
ジスタと、出力トランジスタに流れる電流の異常と判断
する下限値に対応して出力トランジスタと第2のトラン
ジスタとの相似比に設定された定電流を第2のトランジ
スタに流す定電流源と、出力トランジスタのドレイン端
子とソース端子間を接続し、出力トランジスタと同時に
ON−OFFする第3のトランジスタと出力トランジス
タと逆にON−OFFする第4のトランジスタとの直列
接続回路と、定電流源と前記第2のトランジスタとの接
続点を一方の入力とし、第3のトランジスタと第4のト
ランジスタとの接続点を他方の入力として比較する比較
回路とを含む異常電流検出回路である。上記の回路によ
れば、出力トランジスタがONしている際は第3のトラ
ンジスタはON、第4のトランジスタはOFFしている
ので両トランジスタの接続点の電圧は出力トランジスタ
のドレイン端子の電圧にほとんど等しい。出力トランジ
スタに流れる電流が大きくなるとドレイン端子の電圧が
大きくなり、従って、比較回路の他方の入力信号の電圧
が大きくなり、一定な一方入力信号の電圧より大きくな
れば比較回路は出力トランジスタに異常な過電流が流れ
ているとみなし検出信号を送出する。ここで、この異常
電流検出回路は製造のバラツキに伴い特性のバラツキや
すい電流検出抵抗を使用しておらず、出力トランジスタ
と第2のトランジスタとは特性相似であるから出力トラ
ンジスタのON抵抗が大きめに出来た場合は第2のトラ
ンジスタのON抵抗も大きめとなり比較の基準となる電
圧が高くなるので異常と判定する電流値はばらつかな
い。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明における出力トランジス
タとしては、MOS−FETでもJ−FETでもよい。
出力トランジスタのソース端子を接地しドレイン端子を
出力端子として負荷を介して外部電源に接続しゲート端
子に制御信号を与えて負荷に流れる電流をON−OFF
制御する負荷駆動回路に適用できる。
【0009】この発明は負荷の異常とか外部電源の異常
とかで出力トランジスタに異常な過電流が流れると出力
トランジスタが破壊するので異常電流を検出してその信
号に基づいて出力トランジスタを遮断する等の保護動作
をおこなわせるための異常電流の検出回路の改良に関す
るもので、多くの場合このような負荷駆動回路は出力ト
ランジスタも含め半導体集積回路で構成され、この発明
はそのような構成の場合に好適する。
【0010】この発明の異常電流検出回路は基準の電圧
の生成用に第2のトランジスタが用いられる。第2のト
ランジスタは出力トランジスタに特性相似である。特性
相似とは2個のトランジスタのソース端子、ドレイン端
子、ゲート端子をそれぞれ共通接続し、ドレイン端子へ
のバイアス電圧やゲート端子への制御信号電圧を変化さ
せたときそれぞれのトランジスタを流れる電流の比が常
に一定となるような関係にあるもので、例えば小寸法の
基本トランジスタを出力トランジスタは多数、第2のト
ランジスタは単数又は少数並列接続し、しかも同じ基板
に同時につくることにより良好な相似関係を得ることが
できる。特にFETの場合は他の構造は全て同一でチャ
ンネル幅のみ異ならせることにより得られる。第2のト
ランジスタのソース端子を接地し、ゲート端子は電源端
子に接続して常時ON状態としておき、ドレイン端子に
は定電流を供給する。その電流値は出力トランジスタの
過電流で異常とする下限の電流値に対し出力トランジス
タと第2のトランジスタとの相似比に対応した電流値に
設定される。そして、この第2のトランジスタのドレイ
ン端子の電圧を比較回路による比較の基準とする。
【0011】そして、出力トランジスタのドレイン端子
とソース端子間を出力トランジスタと同時にON−OF
Fする第3のトランジスタと出力トランジスタと逆にO
N−OFFする第4のトランジスタとの直列接続回路で
接続し、第3のトランジスタと第4のトランジスタとの
接続点の電圧を比較回路に与えて前述の基準電圧と比較
するようにする。このようにすれば、出力トランジスタ
がONして電流が流れているときには第3のトランジス
タはON、第4のトランジスタはOFFしているので第
3と第4のトランジスタの接続点の電圧は出力トランジ
スタのドレイン端子の電圧にほぼ等しい。さらに出力ト
ランジスタのゲート端子の電圧は電源電圧にほぼ等しい
電圧となっており、第2のトランジスタのゲート端子は
電源に接続されているので第2のトランジスタのゲート
端子と出力トランジスタのゲ−ト端子の電圧はほぼ等し
い状態である。この状態で負荷または外部電源の異常に
より出力トランジスタに異常に大きい電流が流れるとド
レイン端子の電圧が高くなり、従って第3と第4のトラ
ンジスタの接続点の電圧も高くなり、基準の電圧である
第2のトランジスタのドレイン端子の電圧より高くなれ
ば比較回路が異常電流であるとの信号を発する。
【0012】この異常電流検出回路によれば電流検出抵
抗を使用しないので、製造のバラツキに伴う検出電流値
のバラツキが小さくなる。即ち出力トランジスタの製造
のバラツキに伴いON抵抗がばらつき、従って同じ電流
値でもドレイン端子の電圧はばらつくが同時に特性相似
な第2のトランジスタのON抵抗も同じように変動する
ので検出する電流値は変動しない。
【0013】ここで第3、第4のトランジスタは出力ト
ランジスタと特性相似である必要はなく、異なる導電型
のトランジスタであっても良い。
【0014】
【実施例】本発明の1実施例を図面を参照して説明す
る。図1は本発明の異常電流検出回路を使用した負荷駆
動回路の要部を示す回路図である。制御回路1は回路電
源Vccにもとずき動作して、比較回路2よりの信号がL
のときは入力端子In に与えられる入力信号に応じた信
号を出力してMOS−FETでなる出力トランジスタQ
1のゲート端子に与えることにより出力トランジスタQ
1 をON−OFF制御し、比較回路2よりの信号がHに
なると入力信号によらずLを出力し出力トランジスタQ
1 をOFFとする点は図5に示す従来の回路と同様であ
る。出力トランジスタQ1 はNチャンネルMOS−FE
Tでソース端子は接地され、ドレイン端子は出力端子O
utとなり負荷RO を介して外部電源に接続される点も従
来と同じである。
【0015】特徴的には出力トランジスタQ1 に特性相
似な即ちチャンネル幅当たりの特性が等しくチャンネル
幅の小さい第2のトランジスタQ2 がソース端子が接地
されゲート端子が電源Vccに接続されて常時ON状態で
設けられ、そのドレイン端子に定電流源3の出力電流が
注入されている。さらに、出力トランジスタQ1 のドレ
イン端子とソース端子間を第3、第4のトランジスタと
してそれぞれNチャンネルMOS−FETが直列接続状
態で接続している。さらに、第2のトランジスタQ2 の
ドレイン端子(以下点Bと略す)が比較回路2の1方の
入力に接続され、第3、第4のトランジスタの接続点
(以下点Aと略す)が比較回路2の他方の入力に接続さ
れ、第3のトランジスタのゲート端子は出力トランジス
タQ1 のゲート端子に接続され出力トランジスタQ1 と
同時にON−OFFされる。第4のトランジスタのゲー
ト端子には出力トランジスタのゲート端子の信号がイン
バータ4を介すことにより反転してあたえられる。
【0016】ここで第3、第4のトランジスタQ3 ,Q
4 ,インバータ4,第2のトランジスタQ2 ,定電流源
3および比較回路2が異常電流検出回路を構成する。そ
して、負荷RO や外部電源が正常で出力トランジスタQ
1 に正常な電流が流れているとき点Aは出力ランジスタ
Q1 のドレイン端子電圧にほぼ等しい電圧であるので点
Bの電圧より低い。負荷RO か外部電源が異常で出力ト
ランジスタQ1 に流れる電流が大きくなればこの点の電
圧も大きくなる。したがって、異常と判断する電流値に
対応した電流を定電流源3で設定しておけば比較回路2
は出力トランジスタQ1 の電流が異常に大きい時はHを
出力する。その信号により制御回路1は出力トランジス
タQ1 のゲート電圧をLとし、出力トランジスタQ1 を
遮断するように保護回路が構成される。
【0017】しかしながら上記の構成によれば、出力ト
ランジスタQ1 、第3のトランジスタQ3 、第4のトラ
ンジスタQ4 のスイッチング特性の組合せにより、点A
には出力トランジスタQ1 のスイッチング過渡期におい
て出力トランジスタQ1 には過大な電流は流れていない
のにもかかわらず極短時間高い電圧が発生する。制御回
路1がそのような極短い時間の信号に応動すると予定ど
うりの制御ができない。その場合は極短い時間の信号は
無視してしまうような遅延回路を含ませることができ
る。
【0018】図2にそのような制御回路1の例を示す。
比較回路2の信号は遅延回路5に入り、その出力信号は
ラッチ回路6に入る。また、ラッチ回路6には入力端子
Inの信号も入る。ラッチ回路の出力と入力端子Inの
信号をインバータ7で反転した信号はそれぞれNOR回
路8に入力される。
【0019】ここで遅延回路5は例として図3で示さ
れ、遅延時間tよりパルス幅の小さい信号は省いてしま
い、遅延時間tよりパルス幅の大きい信号は立ち上がり
が遅延時間tだけ遅れて出力されるものである。
【0020】ラッチ回路6は入力端子Inの信号がLで
は遅延回路5からの信号によらず出力の初期状態である
Lになり、次に、入力端子Inの信号がHになると遅延
回路5よりの入力待ち状態となり、遅延回路5からHの
信号が入ると出力はHとなって以後それを入力端子In
の信号がLとなるまでを維持するものである。
【0021】次にこの制御回路1の動作を図4に示す各
点の信号を示すタイムチャートにより説明する。最初に
入力端子InがL、従ってラッチ回路出力点(以下E点
と略す)がL、またインバータ7の出力点(以下F点と
略す)はH、よって出力トランジスタQ1 のゲート端子
点(以下G点と略す)はLで出力トランジスタQ1 はO
FFしている。その時トランジスタQ3 もOFFしてい
るのでA点の電圧は0Vである。そこで時刻T0 におい
て、入力端子Inの信号がHにかわるとF点はLにかわ
り、G点はHにかわり出力トランジスQ1 、第3のトラ
ンジスタQ3 がONになり、第4のトランジスタQ4 が
OFFになる。なおトランジスタQ1 ,Q3 ,Q4 のス
イチング過渡期においてA点には瞬時高い電圧が発生す
る場合がある。図4のようにB点の電圧を瞬時越えその
後出力トランジスタに正常な電流が流れるに対応した電
圧(B点の電圧より低い)に落ち着く。このとき比較回
路2の出力点(以下C点と略す)は瞬時Hになってすぐ
Lにもどるが遅延回路5の出力点(以下D点と略す)で
はこのC点のパルス幅が遅延回路5の遅延時間tより小
さいためLを維持している。従ってE点もLを維持して
いる。次に時刻T1 に負荷R0 は外部電源が異常とな
り、出力トランジスタQ1 に過大な電流が流れると、A
点にはB点の電圧を越える高い電圧が発生し、C点はH
にかわり遅延時間tより長くHを維持している。そうす
るとC点は遅延回路5により遅延時間tだけ遅れてHに
なりE点もHにかわる。従ってG点はLとなって出力ト
ランジスタQ1 は遮断される。出力トランジスタQ1 が
OFFするとA点の電圧は0VとなりC点はLとなるが
E点はHを維持する。そしてその後負荷または外部電源
の異常が続いているか正常に戻ったかに関わらずその状
態を維持する。その後入力端子InがLにかわればラッ
チ回路出力E点はLにかわるが同時にインバ−タ7の出
力点FもHにかわるので出力トランジスタQ1 はOFF
を維持する。そしてこの状態は説明の最初の状態であ
る。なお、最初から負荷短絡等の状態であれば、上述の
説明における時刻T0 の動作に直結して時刻T1 以後の
動作がおこなわれる。
【0022】上記実施例においては出力トランジスタQ
1 、第2のトランジスタQ2 はNチャンネルMOS−F
ETを使用するものについて説明したが、Pチャンネル
−FETであっても電源Vccと外部電源を負電源とする
ことで同様に構成することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電流検出抵抗を使用しないので製造のバラツキに伴
う検出値のバラツキを小さくでき精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の1実施例の回路図である。
【図2】 その制御回路の1例のブロック図である。
【図3】 図2の制御回路内の遅延回路の1例の回路図
及びその動作を説明するタイムチャートである。
【図4】 図2の制御回路の動作を説明するタイムチャ
ートである。
【図5】 従来の回路図である。
【符号の説明】
1 制御回路 2 比較回路 3 定電流源 Q1 出力トランジスタ G 出力トランジスタのゲート端子 Out 出力トランジスタのドレイン端子 Q2 第2のトランジスタ Q3 第3のトランジスタ Q4 第4のトランジスタ RO 負荷 VCC 電源 Gnd 接地端子 A 定電流源と第2のトランジスタとの接続点 B 第3のトランジスタと第4のトランジスタとの接続

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソース端子を接地しドレイン端子を出力端
    子として負荷を介して外部電源に接続する出力トランジ
    スタと、 この出力トランジスタと特性相似でソース端子が接地さ
    れゲート端子が電源に接続された第2のトランジスタ
    と、 前記出力トランジスタに流れる電流の異常と判断する下
    限値に対応して前記出力トランジスタと前記第2のトラ
    ンジスタとの相似比に設定された定電流を前記第2のト
    ランジスタに流す定電流源と、 前記出力トランジスタのドレイン端子とソース端子間に
    接続され、前記出力トランジスタと同時にON−OFF
    する第3のトランジスタと前記出力トランジスタと逆に
    ON−OFFする第4のトランジスタとの直列接続回路
    と、 前記定電流源と前記第2のトランジスタとの接続点を一
    方の入力とし、前記第3のトランジスタと前記第4のト
    ランジスタとの接続点を他方の入力として比較する比較
    回路とを含む異常電流検出回路。
  2. 【請求項2】前記出力トランジスタ及び前記第2のトラ
    ンジスタがMOS−FETである請求項1の異常電流検
    出回路。
  3. 【請求項3】ソース端子を接地しドレイン端子を出力端
    子として負荷を介して外部電源に接続する出力トランジ
    スタと、この出力トランジスタのゲート端子に信号を送
    出して負荷に流れる電流をON−OFF制御させる制御
    回路と、前記出力トランジスタに流れる異常電流を検出
    する電流検出回路とを備え、 前記電流検出回路は、前記出力トランジスタと特性相似
    でソース端子が接地されゲート端子が電源に接続された
    第2のトランジスタと、前記出力トランジスタに流れる
    電流の異常と判断する下限値に対応して前記出力トラン
    ジスタと前記第2のトランジスタとの相似比に設定され
    た定電流を前記第2のトランジスタに流す定電流源と、
    前記出力トランジスタのドレイン端子とソース端子間に
    接続され、前記出力トランジスタと同時にON−OFF
    する第3のトランジスタと前記出力トランジスタと逆に
    ON−OFFする第4のトランジスタとの直列接続回路
    と、前記定電流源と前記第2のトランジスタとの接続点
    を一方の入力とし、前記第3のトランジスタと前記第4
    のトランジスタとの接続点を他方の入力として比較する
    比較回路とを含むことを特徴とする負荷駆動回路。
  4. 【請求項4】前記出力トランジスタ及び前記第2のトラ
    ンジスタがMOS−FETである請求項3記載の負荷駆
    動回路。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の負荷駆動回路であって、 前記制御回路は正常に負荷を制御するための入力信号と
    前記異常電流検出回路よりの信号とを受け異常のないと
    きは入力信号に応じて出力トランジスタを制御すると共
    に異常時には入力信号によらず前記出力トランジスタを
    保護するように構成した負荷駆動回路
  6. 【請求項6】前記出力トランジスタ及び前記第2のトラ
    ンジスタがMOS−FETである請求項5記載の負荷駆
    動回路。
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