JPH10332743A - 指示計器 - Google Patents
指示計器Info
- Publication number
- JPH10332743A JPH10332743A JP14813397A JP14813397A JPH10332743A JP H10332743 A JPH10332743 A JP H10332743A JP 14813397 A JP14813397 A JP 14813397A JP 14813397 A JP14813397 A JP 14813397A JP H10332743 A JPH10332743 A JP H10332743A
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- JP
- Japan
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- light guide
- guide plate
- flanges
- pointer shaft
- bobbin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 指針軸を備えた駆動体の導光板との組み付け
構造に工夫を凝らし、ねじに依存することなく簡単な作
業でもって、駆動体と導光板とを組み付けるようにした
指示計器を提供することを目的とする。 【解決手段】 導光板80を移動不能に把持して、ボビ
ン10を、指針軸60を中心として、図示矢印A方向に
回動する。すると、各フランジ14はその外周部にて両
組み付け壁82の各案内壁部82aに沿い案内される。
そして、これら各フランジ14は、その外周部14aに
て各挟持壁部82bと導光板80の裏面との間にさらに
案内される。ついで、各フランジ14はその外周部14
aにて導光板80の両抜け止め部83の弾力に抗し案内
されて各係止壁部82cに係合する。
構造に工夫を凝らし、ねじに依存することなく簡単な作
業でもって、駆動体と導光板とを組み付けるようにした
指示計器を提供することを目的とする。 【解決手段】 導光板80を移動不能に把持して、ボビ
ン10を、指針軸60を中心として、図示矢印A方向に
回動する。すると、各フランジ14はその外周部にて両
組み付け壁82の各案内壁部82aに沿い案内される。
そして、これら各フランジ14は、その外周部14aに
て各挟持壁部82bと導光板80の裏面との間にさらに
案内される。ついで、各フランジ14はその外周部14
aにて導光板80の両抜け止め部83の弾力に抗し案内
されて各係止壁部82cに係合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交差コイル型指示
計器等の指示計器に関する。
計器等の指示計器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、交差コイル型指示計器に
は、例えば、実開平4−136522号公報にて示すよ
うなものがある。この指示計器は、目盛り板を装着した
導光板を備えている。また、指示計器は、指針軸を同軸
的にかつ回動可能に支持するボビンを備えている。ボビ
ンは、その外周部に複数のフランジを備えており、これ
らフランジには、位置決め用穴部及びねじ穴部がそれぞ
れ形成されている。また、導光板にはボビンの各フラン
ジの位置決め用穴部及びねじ穴部に対応する位置にて位
置決め用突起及び穴部がそれぞれ形成されている。
は、例えば、実開平4−136522号公報にて示すよ
うなものがある。この指示計器は、目盛り板を装着した
導光板を備えている。また、指示計器は、指針軸を同軸
的にかつ回動可能に支持するボビンを備えている。ボビ
ンは、その外周部に複数のフランジを備えており、これ
らフランジには、位置決め用穴部及びねじ穴部がそれぞ
れ形成されている。また、導光板にはボビンの各フラン
ジの位置決め用穴部及びねじ穴部に対応する位置にて位
置決め用突起及び穴部がそれぞれ形成されている。
【0003】そして、導光板にボビンに対する組み付け
は、次のようにして行っていた。まず、導光板をボビン
の各フランジ上に載置する。このとき、導光板の各位置
決め用突起をボビンの各位置決め用穴部をそれぞれ挿入
しておく。そして、各ねじを目盛り板を通して導光板の
各穴部に挿入した後ボビンの各ねじ穴部内に締着するよ
うにしていた。
は、次のようにして行っていた。まず、導光板をボビン
の各フランジ上に載置する。このとき、導光板の各位置
決め用突起をボビンの各位置決め用穴部をそれぞれ挿入
しておく。そして、各ねじを目盛り板を通して導光板の
各穴部に挿入した後ボビンの各ねじ穴部内に締着するよ
うにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような組
み付け構造では、ねじを余分に用いなければならず、部
品コストの上昇を招くという不具合がある。また、ねじ
の回動による締着という面倒な作業を必要とするととも
にねじの締着不良を招くという不具合がある。また、ね
じの頭部が目盛り板の表面に位置しているため、目盛り
板の意匠的効果を損なうという不具合もある。
み付け構造では、ねじを余分に用いなければならず、部
品コストの上昇を招くという不具合がある。また、ねじ
の回動による締着という面倒な作業を必要とするととも
にねじの締着不良を招くという不具合がある。また、ね
じの頭部が目盛り板の表面に位置しているため、目盛り
板の意匠的効果を損なうという不具合もある。
【0005】そこで、本発明は、このようなことに対処
するため、指針軸を備えた駆動体の導光板との組み付け
構造に工夫を凝らし、ねじに依存することなく簡単な作
業でもって、駆動体と導光板とを組み付けるようにした
指示計器を提供することを目的とする。
するため、指針軸を備えた駆動体の導光板との組み付け
構造に工夫を凝らし、ねじに依存することなく簡単な作
業でもって、駆動体と導光板とを組み付けるようにした
指示計器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1乃至3に記載の発明によれば、導光板は、
ハウジングの各フランジに対応した各組み付け壁を備え
る。また、これら各組み付け壁は、導光板の裏面から駆
動体の指針軸を中心とする円弧形状にて突出する案内壁
部と、この案内壁部の先端から指針軸に向けL字状に延
出する挟持壁部とを、それぞれ備える。
に、請求項1乃至3に記載の発明によれば、導光板は、
ハウジングの各フランジに対応した各組み付け壁を備え
る。また、これら各組み付け壁は、導光板の裏面から駆
動体の指針軸を中心とする円弧形状にて突出する案内壁
部と、この案内壁部の先端から指針軸に向けL字状に延
出する挟持壁部とを、それぞれ備える。
【0007】そして、ハウジングは、その各フランジの
端面にて導光板の裏面に当接した状態で、導光板に対し
一回動方向に相対回動されて、各フランジの少なくとも
外周部にて、各組み付け壁の案内壁部内面に沿い案内さ
れることで導光板の裏面と各挟持壁部との間に挟持され
ている。これによれば、ハウジングと導光板との組み付
けは、ハウジングの各フランジの端面を導光板の裏面に
当接させた状態で、ハウジングを導光板に対し一回動方
向に相対回動するという簡単な作業のみで、各フランジ
が、その少なくとも外周部にて、各組み付け壁の案内壁
部内面に沿い案内されて、導光板の裏面と各挟持壁部と
の間に挟持される。
端面にて導光板の裏面に当接した状態で、導光板に対し
一回動方向に相対回動されて、各フランジの少なくとも
外周部にて、各組み付け壁の案内壁部内面に沿い案内さ
れることで導光板の裏面と各挟持壁部との間に挟持され
ている。これによれば、ハウジングと導光板との組み付
けは、ハウジングの各フランジの端面を導光板の裏面に
当接させた状態で、ハウジングを導光板に対し一回動方
向に相対回動するという簡単な作業のみで、各フランジ
が、その少なくとも外周部にて、各組み付け壁の案内壁
部内面に沿い案内されて、導光板の裏面と各挟持壁部と
の間に挟持される。
【0008】従って、ねじの回動による締着という面倒
な作業を必要とすることなく、上記簡単な作業でもっ
て、導光板とハウジングとの組み付けが行える。また、
導光板とハウジングとの組み付けに際し、ねじを必要と
しないので、部品コストの上昇を招くことがなく、ねじ
の締着不良による組み付け不良を招くこともない。ま
た、ねじが目盛り板の表面に露呈するということも生じ
ないため、目盛り板の意匠的効果を損なうこともない。
な作業を必要とすることなく、上記簡単な作業でもっ
て、導光板とハウジングとの組み付けが行える。また、
導光板とハウジングとの組み付けに際し、ねじを必要と
しないので、部品コストの上昇を招くことがなく、ねじ
の締着不良による組み付け不良を招くこともない。ま
た、ねじが目盛り板の表面に露呈するということも生じ
ないため、目盛り板の意匠的効果を損なうこともない。
【0009】ここで、請求項2に記載の発明によれば、
導光板の各抜け止め部は、導光板内にてハウジングの導
光板に対する回動方向に延出するように、導光板の部分
切り抜きによりこの導光板と一体に形成されている。ま
た、各抜け止め部は、導光板の裏面側へ突出する突起に
て、各フランジの端面内に係合している。これにより、
ハウジングの導光板との間の組み付けがより一層確実に
なされ得る。この場合、各抜け止め部が各フランジの端
面内に係合する過程では、各抜け止め部が、その突起と
導光板の裏面との当接により弾性変形するので、各抜け
止め部の各フランジの端面内への係合が円滑になされ得
る。
導光板の各抜け止め部は、導光板内にてハウジングの導
光板に対する回動方向に延出するように、導光板の部分
切り抜きによりこの導光板と一体に形成されている。ま
た、各抜け止め部は、導光板の裏面側へ突出する突起に
て、各フランジの端面内に係合している。これにより、
ハウジングの導光板との間の組み付けがより一層確実に
なされ得る。この場合、各抜け止め部が各フランジの端
面内に係合する過程では、各抜け止め部が、その突起と
導光板の裏面との当接により弾性変形するので、各抜け
止め部の各フランジの端面内への係合が円滑になされ得
る。
【0010】また、請求項3に記載の発明によれば、各
フランジの一対の抜け止め部は、各フランジの端面内に
て上記一回動方向に延出するように上記各端面の部分く
り抜きにより各フランジと一体に形成されている。そし
て、各抜け止め部は、その突起にて導光板の裏面内に係
合している。これにより、請求項2に記載の発明と同様
の作用効果を達成できる。
フランジの一対の抜け止め部は、各フランジの端面内に
て上記一回動方向に延出するように上記各端面の部分く
り抜きにより各フランジと一体に形成されている。そし
て、各抜け止め部は、その突起にて導光板の裏面内に係
合している。これにより、請求項2に記載の発明と同様
の作用効果を達成できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明一実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明が車両用交差コイル型
指示計器に適用された例を示している。この交差コイル
型指示計器は、ハウジングとしての中空状ボビン10を
備えており、このボビン10は、下側ボビン部材10a
と上側ボビン部材10bとにより構成されている。ボビ
ン10は、その下側ボビン部材10aにて、断面コ字状
のシールドケーシング20内に収容され、このシールド
ケーシング20と共に図示しない回路基板に取り付けら
れる。
基づいて説明する。図1は本発明が車両用交差コイル型
指示計器に適用された例を示している。この交差コイル
型指示計器は、ハウジングとしての中空状ボビン10を
備えており、このボビン10は、下側ボビン部材10a
と上側ボビン部材10bとにより構成されている。ボビ
ン10は、その下側ボビン部材10aにて、断面コ字状
のシールドケーシング20内に収容され、このシールド
ケーシング20と共に図示しない回路基板に取り付けら
れる。
【0012】また、ボビン10の大径中空部11の外壁
には、両交差コイル40が巻装されており、これら両交
差コイル40の各端子は、ボビン10の外周部に形成し
た各コネクタ部内の各ターミナル50の上端にそれぞれ
接続されている。指針軸60はボビン10内に同軸的に
挿入されており、この指針軸60は、その下端部にて、
ボビン10の下側筒状小径部12内にて回動可能に支持
されている。また、この指針軸60の上側中間部位は、
ボビン10の上側筒状小径部13内に回動可能に支持さ
れている。
には、両交差コイル40が巻装されており、これら両交
差コイル40の各端子は、ボビン10の外周部に形成し
た各コネクタ部内の各ターミナル50の上端にそれぞれ
接続されている。指針軸60はボビン10内に同軸的に
挿入されており、この指針軸60は、その下端部にて、
ボビン10の下側筒状小径部12内にて回動可能に支持
されている。また、この指針軸60の上側中間部位は、
ボビン10の上側筒状小径部13内に回動可能に支持さ
れている。
【0013】これにより、指針軸60は、ボビン10内
にて同軸的に回動可能に支持されて、その上端部にて、
ボビン10から上方に向け延出している。マグネット7
0は、ボビン10の大径中空部11内にて、指針軸60
の下側中間部位に同軸的に支持されており、このマグネ
ット70は、両交差コイル40からの合成電磁力を受け
て回動して指針軸60を回動させる。
にて同軸的に回動可能に支持されて、その上端部にて、
ボビン10から上方に向け延出している。マグネット7
0は、ボビン10の大径中空部11内にて、指針軸60
の下側中間部位に同軸的に支持されており、このマグネ
ット70は、両交差コイル40からの合成電磁力を受け
て回動して指針軸60を回動させる。
【0014】導光板80は、ボビン10の一対のフラン
ジ14上に載置されており、この導光板80の表面に
は、目盛り板90が貼着されている。ここで、導光板8
0は、弾性を有する導光材料により形成されている。ま
た、一対のフランジ14は、ボビン10の上側ボビン部
材10bの外周壁の両対向部から互いに外方へ腕状に突
出している。なお、指針軸60の先端部は、図1にて示
すごとく、導光板80の中央に形成した軸穴部81及び
目盛り板90の中央に形成した軸穴部91を通り延出し
ている。
ジ14上に載置されており、この導光板80の表面に
は、目盛り板90が貼着されている。ここで、導光板8
0は、弾性を有する導光材料により形成されている。ま
た、一対のフランジ14は、ボビン10の上側ボビン部
材10bの外周壁の両対向部から互いに外方へ腕状に突
出している。なお、指針軸60の先端部は、図1にて示
すごとく、導光板80の中央に形成した軸穴部81及び
目盛り板90の中央に形成した軸穴部91を通り延出し
ている。
【0015】また、導光板80は、一対のL字状組み付
け壁82を一体に備えており、これら各組み付け壁82
は、図1及び図3にて示すごとく、各フランジ14に対
応する位置にて、導光板80の裏面からそれぞれ突出形
成されている。各組み付け壁82は、図1乃至図3にて
示すごとく、導光板80の軸穴部81の軸心(指針軸6
0の軸心)に対し互いに対称的に位置している。
け壁82を一体に備えており、これら各組み付け壁82
は、図1及び図3にて示すごとく、各フランジ14に対
応する位置にて、導光板80の裏面からそれぞれ突出形
成されている。各組み付け壁82は、図1乃至図3にて
示すごとく、導光板80の軸穴部81の軸心(指針軸6
0の軸心)に対し互いに対称的に位置している。
【0016】各組み付け壁82は、案内壁部82aをそ
れぞれ有している。各案内壁82aは、導光板80の裏
面から直角に突出しており、これら各案内壁部82a
は、軸穴部81の軸心を中心とし点対称的にかつ円弧状
に形成されている。なお、両案内壁部82aの各内周面
間の間隔は、ボビン10の両フランジ14の各外周面間
の間隔よりも幾分大きめになっている。
れぞれ有している。各案内壁82aは、導光板80の裏
面から直角に突出しており、これら各案内壁部82a
は、軸穴部81の軸心を中心とし点対称的にかつ円弧状
に形成されている。なお、両案内壁部82aの各内周面
間の間隔は、ボビン10の両フランジ14の各外周面間
の間隔よりも幾分大きめになっている。
【0017】また、各組み付け壁82は、挟持壁部82
bをそれぞれ備えており、これら各挟持壁部82bは、
互いに対向するように、各案内壁部82aの先端部(図
1にて図示下端部)から指針軸60に向け導光板80の
裏面に平行に突出している。また、図2にて図示左側の
組み付け壁82は、係止壁部82cを備えており、この
係止壁部82cは、案内壁部82aの図示下端から挟持
壁部82bと導光板80の裏面との間を閉じるように指
針軸60に向けて形成されている。
bをそれぞれ備えており、これら各挟持壁部82bは、
互いに対向するように、各案内壁部82aの先端部(図
1にて図示下端部)から指針軸60に向け導光板80の
裏面に平行に突出している。また、図2にて図示左側の
組み付け壁82は、係止壁部82cを備えており、この
係止壁部82cは、案内壁部82aの図示下端から挟持
壁部82bと導光板80の裏面との間を閉じるように指
針軸60に向けて形成されている。
【0018】一方、図2にて図示左側の組み付け壁82
も同様に係止壁部82cを備えているが、この係止壁部
82cは、図2にて図示左側の組み付け壁82の係止壁
部82cに対し、指針軸60の軸心に対し点対称の位置
にて、案内壁部82aの図示上端から挟持壁部82bと
導光板80の裏面との間を閉じるように指針軸60に向
けて形成されている。
も同様に係止壁部82cを備えているが、この係止壁部
82cは、図2にて図示左側の組み付け壁82の係止壁
部82cに対し、指針軸60の軸心に対し点対称の位置
にて、案内壁部82aの図示上端から挟持壁部82bと
導光板80の裏面との間を閉じるように指針軸60に向
けて形成されている。
【0019】これにより、各フランジ14は、その外周
部14aにて、図1及び図6にて示すごとく、各案内壁
82aの内周面に沿い、後述する一対の抜け止め部83
を介し、導光板80の裏面と各対応挟持壁部82bとの
間に案内されて挟持されるとともに、各対応係止壁部8
2cに係止している。なお、図2にて図示左側の挟持壁
部82bの内面図示上端部82dは、図4にて例示する
ごとく、テーパ状に形成されている。これにより、各フ
ランジ14の各挟持壁部82bと導光板80の裏面の間
への案内が容易になる。
部14aにて、図1及び図6にて示すごとく、各案内壁
82aの内周面に沿い、後述する一対の抜け止め部83
を介し、導光板80の裏面と各対応挟持壁部82bとの
間に案内されて挟持されるとともに、各対応係止壁部8
2cに係止している。なお、図2にて図示左側の挟持壁
部82bの内面図示上端部82dは、図4にて例示する
ごとく、テーパ状に形成されている。これにより、各フ
ランジ14の各挟持壁部82bと導光板80の裏面の間
への案内が容易になる。
【0020】また、各挟持壁部82bの内面82cと導
光板80の裏面との間隔は、ボビン10の各フランジ1
4の軸方向長さよりも幾分長くなっている。また、各挟
持壁部82bの周方向長さは、各フランジ14の周方向
長さよりも長くなっている(図6参照)。また、導光板
80は、図1乃至図3にて示すごとく、上記一対の抜け
止め部83を備えており、これら各抜け止め部83は、
両組み付け壁82の各挟持壁部82bの間の位置にて、
軸穴部81に対し点対称的に導光板80に形成されてい
る。
光板80の裏面との間隔は、ボビン10の各フランジ1
4の軸方向長さよりも幾分長くなっている。また、各挟
持壁部82bの周方向長さは、各フランジ14の周方向
長さよりも長くなっている(図6参照)。また、導光板
80は、図1乃至図3にて示すごとく、上記一対の抜け
止め部83を備えており、これら各抜け止め部83は、
両組み付け壁82の各挟持壁部82bの間の位置にて、
軸穴部81に対し点対称的に導光板80に形成されてい
る。
【0021】ここで、各抜け止め部83は、図2にて示
すごとく、軸穴部81を中心とする点対称的な各位置に
て導光板80を互いに円周方向にかつ逆方向にU字状に
切り抜くことで形成されている。各抜け止め部83は、
図1、図3及び図4にて示すごとく、突起83aを備え
ており、これら各突起83aは、導光板80の裏面側へ
突出して、ボビン10の各フランジ14の上面に形成し
た抜け止め穴部14b内に、抜け止め部83の弾性に抗
して係合している。
すごとく、軸穴部81を中心とする点対称的な各位置に
て導光板80を互いに円周方向にかつ逆方向にU字状に
切り抜くことで形成されている。各抜け止め部83は、
図1、図3及び図4にて示すごとく、突起83aを備え
ており、これら各突起83aは、導光板80の裏面側へ
突出して、ボビン10の各フランジ14の上面に形成し
た抜け止め穴部14b内に、抜け止め部83の弾性に抗
して係合している。
【0022】なお、各抜け止め部83の弾性に抗して、
フランジ14を挟持壁部82bと導光板80の裏面の間
に容易に案内できるように、各突起83aの先端面は、
図4にて例示するごとく、係止壁部82cとは反対側に
向けテーパ状に形成されている。このように構成した本
実施形態において、ボビン10と導光板80との組み付
けるにあたっては、次のようにして行う。
フランジ14を挟持壁部82bと導光板80の裏面の間
に容易に案内できるように、各突起83aの先端面は、
図4にて例示するごとく、係止壁部82cとは反対側に
向けテーパ状に形成されている。このように構成した本
実施形態において、ボビン10と導光板80との組み付
けるにあたっては、次のようにして行う。
【0023】指針軸60及び両交差コイル40を備えた
ボビン10を準備する。そして、目盛り板90を貼着し
た導光板80を、その裏面にて、ボビン10の両フラン
ジ14の各上面に載置する。このとき、図5にて示すご
とく、両フランジ14が、その各上面にて、導光板80
の両組み付け壁82のうち各挟持壁部82b以外の部分
の間において、導光板80の裏面に当接するようにす
る。なお、指針軸60は導光板80及び目盛り板90の
各軸穴部を通り延出する。
ボビン10を準備する。そして、目盛り板90を貼着し
た導光板80を、その裏面にて、ボビン10の両フラン
ジ14の各上面に載置する。このとき、図5にて示すご
とく、両フランジ14が、その各上面にて、導光板80
の両組み付け壁82のうち各挟持壁部82b以外の部分
の間において、導光板80の裏面に当接するようにす
る。なお、指針軸60は導光板80及び目盛り板90の
各軸穴部を通り延出する。
【0024】このような状態にて、導光板80を移動不
能に把持して、ボビン10を、図6にて示すごとく、指
針軸60を中心として、図示矢印A方向に回動する。す
ると、各フランジ14はその外周部にて両組み付け壁8
2の各案内壁部82aに沿い案内される。そして、これ
ら各フランジ14は、その外周部にて各挟持壁部82b
と導光板80の裏面との間にさらに案内される。このと
き、この案内は、各挟持壁部82bが上述のようにテー
パ状に形成されているから、容易になされる。
能に把持して、ボビン10を、図6にて示すごとく、指
針軸60を中心として、図示矢印A方向に回動する。す
ると、各フランジ14はその外周部にて両組み付け壁8
2の各案内壁部82aに沿い案内される。そして、これ
ら各フランジ14は、その外周部にて各挟持壁部82b
と導光板80の裏面との間にさらに案内される。このと
き、この案内は、各挟持壁部82bが上述のようにテー
パ状に形成されているから、容易になされる。
【0025】ついで、各フランジ14はその外周部14
aにて導光板80の両抜け止め部83の弾力に抗し案内
されて各係止壁部82cに係合する。このとき、各抜け
止め部83の突起83aの先端面が上述のようにテーパ
状に形成されているから、各フランジ14は、両抜け止
め部83の弾力に抗して容易に案内され得る。なお、各
抜け止め部83の突起83aはフランジ14の各穴部1
4b内に係合抜け止めされる。
aにて導光板80の両抜け止め部83の弾力に抗し案内
されて各係止壁部82cに係合する。このとき、各抜け
止め部83の突起83aの先端面が上述のようにテーパ
状に形成されているから、各フランジ14は、両抜け止
め部83の弾力に抗して容易に案内され得る。なお、各
抜け止め部83の突起83aはフランジ14の各穴部1
4b内に係合抜け止めされる。
【0026】以上のような簡単な作業でもって、導光板
80とボビン10との組み付けが容易に行える。従っ
て、ねじを回しながら締着することで導光板80とボビ
ン10との組み付けを行うというような面倒な作業が不
要となる。また、導光板80とボビン10との組み付け
にあたり、ねじが不要となるので、ねじの締着不良やコ
スト高を防止できるのは勿論のこと、目盛り板90の見
映えも向上する。
80とボビン10との組み付けが容易に行える。従っ
て、ねじを回しながら締着することで導光板80とボビ
ン10との組み付けを行うというような面倒な作業が不
要となる。また、導光板80とボビン10との組み付け
にあたり、ねじが不要となるので、ねじの締着不良やコ
スト高を防止できるのは勿論のこと、目盛り板90の見
映えも向上する。
【0027】また、ボビン10を導光板80から外すに
あたっては、上記矢印A方向とは逆方向にボビン10を
導光板80に対し回動させるのみでよい。図7乃至図9
は、上記実施形態の変形例を示している。この変形例で
は、上記実施形態にて述べた穴部14bに代えて、抜け
止め部15が、図7乃至図9にて例示するごとく、ボビ
ン10の各フランジ14に形成されている。一方、導光
板80には、各抜け止め部83に代えて、各穴部84が
抜け止め部15に対応する位置にて形成されている。
あたっては、上記矢印A方向とは逆方向にボビン10を
導光板80に対し回動させるのみでよい。図7乃至図9
は、上記実施形態の変形例を示している。この変形例で
は、上記実施形態にて述べた穴部14bに代えて、抜け
止め部15が、図7乃至図9にて例示するごとく、ボビ
ン10の各フランジ14に形成されている。一方、導光
板80には、各抜け止め部83に代えて、各穴部84が
抜け止め部15に対応する位置にて形成されている。
【0028】各抜け止め部15は、各フランジ14の上
面に形成した凹所16(図7及び図9参照)の開口部一
端から図9にて図示上方向(図2の右側抜け止め部83
の図示延出方向と同じ)に延出するように形成されてい
る。また、各抜け止め部15の先端部には、突起15a
が、図7乃至図9にて例示するように、導光板80の各
穴部84内に突出するように形成されている。なお、各
突起15aの先端面15bは、上記実施形態にて述べた
抜け止め部83の各突起83aの先端面と同様にテーパ
状に形成されている。その他の構成は上記実施形態と同
様である。
面に形成した凹所16(図7及び図9参照)の開口部一
端から図9にて図示上方向(図2の右側抜け止め部83
の図示延出方向と同じ)に延出するように形成されてい
る。また、各抜け止め部15の先端部には、突起15a
が、図7乃至図9にて例示するように、導光板80の各
穴部84内に突出するように形成されている。なお、各
突起15aの先端面15bは、上記実施形態にて述べた
抜け止め部83の各突起83aの先端面と同様にテーパ
状に形成されている。その他の構成は上記実施形態と同
様である。
【0029】このように構成した本変形例において、目
盛り板90を貼着した導光板80を、その裏面にて、上
記実施形態にて図5に基づき述べたと同様に、ボビン1
0の両フランジ14の各上面に載置する。このような状
態にて、導光板80を移動不能に把持して、ボビン10
を、図6にて示すごとく、指針軸60を中心として、図
示矢印A方向に回動する。
盛り板90を貼着した導光板80を、その裏面にて、上
記実施形態にて図5に基づき述べたと同様に、ボビン1
0の両フランジ14の各上面に載置する。このような状
態にて、導光板80を移動不能に把持して、ボビン10
を、図6にて示すごとく、指針軸60を中心として、図
示矢印A方向に回動する。
【0030】すると、各フランジ14は、その外周部に
て、上記実施形態にて述べたと同様に、各挟持壁部82
bと導光板80の裏面との間に案内される。ついで、各
フランジ14はその外周部14aにてボビン10の両抜
け止め部15の弾力に抗し案内されて各係止壁部82c
に係合する。このとき、各抜け止め部15の突起15a
の先端面15bが上述のようにテーパ状に形成されてい
るから、各フランジ14は、両抜け止め部15の弾力に
抗して容易に案内され得る。なお、各抜け止め部15の
突起15aは各穴部84内に係合する。
て、上記実施形態にて述べたと同様に、各挟持壁部82
bと導光板80の裏面との間に案内される。ついで、各
フランジ14はその外周部14aにてボビン10の両抜
け止め部15の弾力に抗し案内されて各係止壁部82c
に係合する。このとき、各抜け止め部15の突起15a
の先端面15bが上述のようにテーパ状に形成されてい
るから、各フランジ14は、両抜け止め部15の弾力に
抗して容易に案内され得る。なお、各抜け止め部15の
突起15aは各穴部84内に係合する。
【0031】これによっても、上記実施形態にて述べた
と同様の作用効果を達成できる。なお、本発明の実施に
あたっては、交差コイル型指示計器に限ることなく、可
動コイル型指示計器、可動鉄心型指示計器や、ステップ
モータを駆動源とする指示計器のように、回動する指針
軸を有する指示計器に本発明を適用して実施しても、上
記実施形態と同様の作用効果を達成できる。また、指示
計器は車両用に限ることもなく、各種の産業で利用され
る指示計器に本発明を適用して実施してもよい。
と同様の作用効果を達成できる。なお、本発明の実施に
あたっては、交差コイル型指示計器に限ることなく、可
動コイル型指示計器、可動鉄心型指示計器や、ステップ
モータを駆動源とする指示計器のように、回動する指針
軸を有する指示計器に本発明を適用して実施しても、上
記実施形態と同様の作用効果を達成できる。また、指示
計器は車両用に限ることもなく、各種の産業で利用され
る指示計器に本発明を適用して実施してもよい。
【図1】本発明が交差コイル型指示計器に適用された実
施形態を示す断面図である。
施形態を示す断面図である。
【図2】図1の導光板を裏面側から見た図である。
【図3】図2にて3−3線に沿う断面図である。
【図4】図2にて4−4線に沿う断面図である。
【図5】図1のボビンと導光板との組み付け前の状態を
示す下面図である。
示す下面図である。
【図6】図1のボビンと導光板との組み付け後の状態を
示す下面図である。
示す下面図である。
【図7】上記実施形態の変形例を示す要部拡大断面図で
ある。
ある。
【図8】図7の導光板80の部分平面図である。
【図9】図8にて8−8線に沿う断面図である。
10…ボビン、14…フランジ、14a…外周部、14
b、84…穴部、15、83…抜け止め部、15a、8
3a…突起、40…交差コイル、60…指針軸、70…
マグネット、80…導光板、82…組み付け壁、82a
…案内壁部、82b…挟持壁部、90…目盛り板。
b、84…穴部、15、83…抜け止め部、15a、8
3a…突起、40…交差コイル、60…指針軸、70…
マグネット、80…導光板、82…組み付け壁、82a
…案内壁部、82b…挟持壁部、90…目盛り板。
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジング(10)と、 このハウジング内に収容されて指針軸(60)を回動可
能に延出してなる駆動体(40、70)と、 前記指針軸を挿通させるように前記ハウジングと組み付
けられる導光板(80)と、 この導光板の表面に設けた目盛り板(90)とを備える
指示計器であって、 前記ハウジングはその外周部にて少なくとも一対のフラ
ンジ(14)を備えており、 前記導光板は前記各フランジに対応する各組み付け壁
(82)を備えており、 これら各組み付け壁は、前記導光板の裏面から前記指針
軸を中心とする円弧形状にて突出する案内壁部(82
a)と、この案内壁部の先端から前記指針軸に向けL字
状に延出する挟持壁部(82b)とを、それぞれ備えて
おり、 前記ハウジングは、その各フランジの端面にて前記導光
板の裏面に当接した状態で、前記導光板に対し一回動方
向に相対回動されて、前記各フランジの少なくとも外周
部(14a)にて、前記各組み付け壁の案内壁部内面に
沿い案内されることで前記導光板の裏面と前記各挟持壁
部との間に挟持されている指示計器。 - 【請求項2】 前記導光板は、前記指針軸を介し対向す
るように前記各案内壁部間に位置する一対の抜け止め部
(83)を備えており、 これら各抜け止め部は、前記導光板内にて前記一回動方
向に延出するように前記導光板の部分切り抜きによりこ
の導光板と一体に形成されており、 前記各抜け止め部は、その延出先端部にて、前記導光板
の裏面側へ突出する突起(83a)を備えており、 前記各抜け止め部は、その突起にて前記各フランジの端
面内に抜け止め係合していることを特徴とする請求項1
に記載の指示計器。 - 【請求項3】 前記各フランジは、前記指針軸を介し対
向するように前記各案内壁部間に位置する一対の抜け止
め部(15)を備えており、 これら各抜け止め部は、前記各フランジの端面内にて前
記一回動方向に延出するように前記各端面の部分くり抜
きにより各フランジと一体に形成されており、 前記各抜け止め部は、その延出先端部にて、前記導光板
の裏面側へ突出する突起(15a)を備えており、 前記各抜け止め部は、その突起にて前記導光板の裏面内
に抜け止め係合していることを特徴とする請求項1に記
載の指示計器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14813397A JPH10332743A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 指示計器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14813397A JPH10332743A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 指示計器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10332743A true JPH10332743A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15446011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14813397A Withdrawn JPH10332743A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 指示計器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10332743A (ja) |
-
1997
- 1997-06-05 JP JP14813397A patent/JPH10332743A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20041209 |