JPH10330241A - 粉末状マッサージ料 - Google Patents
粉末状マッサージ料Info
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- JPH10330241A JPH10330241A JP15588897A JP15588897A JPH10330241A JP H10330241 A JPH10330241 A JP H10330241A JP 15588897 A JP15588897 A JP 15588897A JP 15588897 A JP15588897 A JP 15588897A JP H10330241 A JPH10330241 A JP H10330241A
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Abstract
優れ、更に洗い流し後に非常に高いエモリエント効果を
得ることができる粉末状マッサージ料を提供する。 【解決手段】塩化ナトリウム、親水性粉体及び常温で液
状の油剤を含有し、水分含有量が5重量%未満であるこ
とを特徴とする粉末状マッサージ料。
Description
料に関し、更に詳細には塩化ナトリウム及び親水性粉体
及び常温で液状の油剤を含有することにより、皮膚に対
する刺激が少なく、皮膚への密着性に優れ、更に洗い流
し後の十分なエモリエント効果等を有する粉末状マッサ
ージ料に関するものである。
末状マッサージ料は、物理的洗浄効果やマッサージ効
果、並びに収斂効果を目的として汎用されてきた。ま
た、塩化ナトリウムの使用性や使用感の向上を目的とし
て、塩化ナトリウムに微粉化した海草類及び卵白の粉末
を配合した粉末状マッサージ料も提案されている(特開
平9−59120号)。
トリウムを配合した粉末状マッサージ料は、皮膚に対す
る刺激が強い、皮膚への密着性に欠けマッサージしにく
い、皮膚の水分やエモリエント成分が失われやすいとい
った難点があり、その改善が望まれていた。
ッサージ料の効果を向上させるべく鋭意検討を行った結
果、親水性粉体及び常温で液状の油剤を組み合わせるこ
とにより、塩化ナトリウムの皮膚に対する刺激が少な
く、皮膚への密着性に優れ、更に洗い流し後の充分なエ
モリエント効果が得られることを見出し、本発明を完成
した。
(C); (A)塩化ナトリウム (B)親水性粉体 (C)常温で液状の油剤 を含有し、水分含有量が5重量%未満であることを特徴
とする粉末状マッサージ料を提供するものである。以
下、詳細に説明する。
トリウムは、精製されているものでも、精製されていな
い粗塩や並塩等のいずれでも使用することができる。粒
径は特に限定されないが、好ましくは、平均粒径50μ
m〜2mmであり、この範囲において適度なマッサージ
効果が得られる。本発明における塩化ナトリウムの含有
量は、特に限定されないが、好ましくは10〜95重量
%(以下、単に「%」と記す)の範囲であり、より好ま
しくは30〜80%である。
結晶セルロース、マイカ、タルク、無水ケイ酸等が挙げ
られる。好ましくは、結晶セルロース、マイカであり、
市販品としては、例えばアビセルPH102(旭化成工
業社製)等を使用することができる。本発明における親
水性粉体の含有量は、特に限定されないが、好ましくは
5〜50%であり、より好ましくは15〜35%であ
る。
に用いられる常温で液状の油剤であれば特に限定はされ
ないが、エモリエント効果の高い油剤が望ましい。この
ような油剤の例としては、流動パラフィン、スクワラン
等の炭化水素油;メチルポリシロキサン等のシリコン
油;トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリカプリ
ン酸グリセリル等のトリグリセライド油;ミリスチン酸
イソプロピル、パルミチン酸オクチル、2−エチルヘキ
サン酸セチル等のエステル油;オリーブ油、ホホバ油等
の天然油脂類;2−オクチルドデカノール等の高級アル
コール等が挙げられる。好ましくは流動パラフィン、メ
チルポリシロキサンが挙げられ、市販品としては例えば
ハイコールK−230(カネダ社製)等を使用すること
ができる。常温で液状の油剤の含有量は、好ましくは
0.1〜30%であり、より好ましくは5〜15%であ
る。
いては、水分含有量が5%未満であることを必須とす
る。水分含有量が5%以上であると、塩化ナトリウムが
溶解するため適度なマッサージ効果を得ることができ
ず、また良好な製品安定性が得られない。
上述した成分(A)と(C)の配合重量比が、(A):
(C)=100:1〜3:1であると、よりエモリエン
ト効果が良好なものとなる。
(D)として水溶性高分子粉末を含有すると、皮膚への
密着性が良好なものとなり、より使用性に優れたものと
なる。水溶性高分子粉末としては、ペクチン、アルギン
酸、デンプン、コラーゲン等の天然高分子化合物;カル
ボキシメチルセルロース、その他セルロース誘導体など
の半合成高分子化合物;ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドンなどの合成高分子化合物等が挙げられ
る。好ましくはメチルセルロースが挙げられ、市販品と
しては例えばメトローズ60SH4000、メトローズ
65SH4000(以上、信越化学工業社製)等を使用
することができる。水溶性高分子粉末の含有量は、好ま
しくは0.1〜30%であり、より好ましくは0.5〜
15%である。
その形態に応じ本発明の効果を損なわない範囲で、例え
ば、粉体、スクラブ剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、色
素、美容成分、防腐剤、香料等を配合することができ
る。
するが、本発明はこれらによりなんら限定されるもので
はない。
製し、使用性(刺激のなさ、皮膚への密着性)、マッサ
ージ効果並びに後肌のしっとり感について評価した。
1に添加混合して粉末状マッサージ料を得た。
用テストを行い、刺激のなさ、皮膚への密着感、マッサ
ージ効果、後肌のしっとり感について下記の基準で評価
し、その平均点で判定した。 [評価基準] 5点:非常に良好。 4点:良好。 3点:普通。 2点:やや不良。 1点:不良。 [判定] ◎:平均点4.5点以上。 ○:平均点3.5点以上4.5点未満。 △:平均点2.5点以上3.5点未満。 ×:平均点2.5点未満。 得られた結果を表1に併せて示す。
係わる粉末状マッサージ料は、皮膚に対する刺激が少な
く、密着性及びマッサージ効果に優れ、使用後のエモリ
エント効果も良好なものであった。それに対し、比較例
1〜3では、全ての項目を満足するものは得られなかっ
た。
ッサージ料は、塩化ナトリウム、親水性粉体並びに常温
で液状の油剤を組み合わせることにより、皮膚に対する
刺激が少なく、皮膚への密着性に優れ、更に洗い流し後
に非常に高いエモリエント効果を得ることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】次の成分(A)〜(C); (A)塩化ナトリウム (B)親水性粉体 (C)常温で液状の油剤 を含有し、水分含有量が5重量%未満であることを特徴
とする粉末状マッサージ料。 - 【請求項2】成分(A)の平均粒径が50μm〜2mm
であることを特徴とする請求項1記載の粉末状マッサー
ジ料。 - 【請求項3】成分(A)と(C)の配合重量比が、
(A):(C)=100:1〜3:1であることを特徴
とする請求項1又は2のいずれかに記載の粉末状マッサ
ージ料。 - 【請求項4】請求項1〜3記載の成分に加えて、さらに
成分(D)として水溶性高分子粉末を含有することを特
徴とする粉末状マッサージ料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15588897A JP3671319B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 粉末状マッサージ料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15588897A JP3671319B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 粉末状マッサージ料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10330241A true JPH10330241A (ja) | 1998-12-15 |
JP3671319B2 JP3671319B2 (ja) | 2005-07-13 |
Family
ID=15615705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15588897A Expired - Fee Related JP3671319B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 粉末状マッサージ料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3671319B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011079780A (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-21 | Nippon Menaade Keshohin Kk | 粉体化粧料 |
CN103622843A (zh) * | 2012-08-27 | 2014-03-12 | 株式会社巴斯克林 | 磨砂-按摩用粉体化妆品 |
-
1997
- 1997-05-29 JP JP15588897A patent/JP3671319B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011079780A (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-21 | Nippon Menaade Keshohin Kk | 粉体化粧料 |
CN103622843A (zh) * | 2012-08-27 | 2014-03-12 | 株式会社巴斯克林 | 磨砂-按摩用粉体化妆品 |
JP2014043420A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Bathclin Corp | スクラブ・マッサージ用粉体化粧料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3671319B2 (ja) | 2005-07-13 |
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