JPH10329992A - キャリアテープリール - Google Patents

キャリアテープリール

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JPH10329992A
JPH10329992A JP9139998A JP13999897A JPH10329992A JP H10329992 A JPH10329992 A JP H10329992A JP 9139998 A JP9139998 A JP 9139998A JP 13999897 A JP13999897 A JP 13999897A JP H10329992 A JPH10329992 A JP H10329992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
carrier tape
flanges
tape
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP9139998A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Matsushita
修 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Toppan Circuit Solutions Toyama Inc
Original Assignee
NEC Toppan Circuit Solutions Toyama Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Toppan Circuit Solutions Toyama Inc filed Critical NEC Toppan Circuit Solutions Toyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャリアテープリールにおけるテープの巻きず
れを無くし、巻き崩れを防止するとともに、小型化し得
ることにある。 【解決手段】一対のリールフランジ1a,1bを結合す
る巻芯2aあるいは2bにばね3を内蔵し、そのばね3
により両フランジ1a,1bを互いに内側に張架する。
それにより、リール幅7がテープ幅6よりも若干狭くな
るように設定しているので、両フランジ1a,1bがテ
ープの側面を押圧しながらテープを巻き取ることがで
き、テープの巻きずれや巻崩れを防止することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャリアテープリー
ルに関し、特に巻芯構造を改良したキャリアテープリー
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなキャリアテープの巻ず
れを防止するリールについては、各種の構造が提案され
ている。
【0003】図3は従来の一例を説明するためのキャリ
アテープリールの断面図である。図3に示すように、従
来のキャリアテープリール5は、円板状をした2枚のリ
ールフランジ1a,1bと、これらのフランジ1a,1
bの間の中央部に配置された巻芯2とを備え、それらが
接着剤などにより固定されるか、あるいはそれらが一体
化される構造を採用している。この場合、リール5の幅
7は一定になっており、キャリアテープ4の幅6よりも
幾分広く設定されている。
【0004】また、その他に磁気テープの巻きむらを防
止するリールも、例えば特開昭63−285790号公
報などで提案されている。すなわち、この例では、巻き
取りリールの両リールフランジの間隔を磁気テープの幅
よりも若干狭く設定し、一方のリールフランジを軸方向
へ移動可能にするとともに、この一方のリールフランジ
を他方のリールフランジ側へばねにより付勢するもので
ある。
【0005】図4はかかる従来の他の例を説明するため
のモータ駆動磁気テープリールの断面図である。図4に
示すように、この巻き取りリール5aは、モータによっ
て駆動され、両リールフランジ1a,1bの幅、すなわ
ち間隔を磁気テープ8の幅よりも若干狭く設定するとと
もに、一方のリールフランジ1bを軸方向に移動可能に
し、このリールフランジ1bを他方のリールフランジ1
a側へばね3を介して付勢するようにしたものである。
【0006】さらに、キャリアテープの搬送を目的とし
たスプロケットにばねを用いた例も、特開平4−352
610号公報などで開示されている。この例では、フィ
ルムキャリアを平面状態に保持するために、ばねを用い
て左右一対のホイールを外方に広げる方向に付勢するT
AB用スプロケットが開示されている。
【0007】図5は従来のかかる例を説明するためのキ
ャリアテープ用スプロケットの分解斜視図である。図5
に示すように、このキャリアテープ用スプロケットは、
フィルムキャリアを平面状態に保持するために、ロッド
などが装着されるホイール9a,9bの間にばね材3を
介装させ、右側のホイール9bを外方へ付勢するもので
ある。なお、止板10はホイール9bの外側に配置さ
れ、ねじ11を回転軸13の先端面に形成したねじ穴1
2に螺合することにより、固着する。
【0008】かかるスプロケットは、フィルムキャリア
をホイール9a,9bの突起部により駆動するが、組み
付け状態においては、ホイール9bが回転軸13の軸方
向、つまり外側に若干摺動できるようになっている。要
するに、かかるばね材3はホイール9a,9b間を広げ
るように機能している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のキャリ
アテープリールは、リール幅をキャリアテープのテープ
幅よりも幾分広く設定しているため、キャリアテープの
巻き取りの際に、リール内においてテープの巻きずれが
生じ、キャリアテープの巻き取り及び取り出し時に巻き
崩れが発生するという欠点がある。
【0010】また、かかる従来のキャリアテープリール
は、巻き取ったキャリアテープの復元力を押える手段と
しては、テープ終端に貼り付けるシールテープが考えら
れるが、このようなシールテープでは、リールに巻かれ
たキャリアテープが運搬中あるいは保管中に振動によっ
て剥れたり、あるいはテープの復元力によって巻き崩れ
が発生したりするという欠点がある。
【0011】さらに、前述した図4のような機構では、
リール構造が大きくなり、しかもリールの運搬にあたっ
ては、依然としてキャリアテープなどを止めておくため
のシールテープを必要とするという欠点がある。また、
図5のような機構では、重ねて巻き取ることができない
という問題があり、保管あるいは運搬上も同様の問題が
ある。
【0012】本発明の目的は、上述したようなキャリア
テープの巻き取り中,運搬中あるいは保管中の巻き崩れ
を防止するとともに、小型化し得るキャリアテープリー
ルを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のキャリアテープ
リールは、第1および第2のリールフランジと、前記第
1および第2のリールフランジを結合しキャリアテープ
を巻取る巻芯と、前記巻芯の内部に収容し且つ前記第1
および第2のリールフランジを互に内側へ引張るように
配設したばねとを有し、前記第1および第2のフランジ
の間隔を前記キャリアテープの巻き取り可能の範囲で且
つ前記キャリアテープの幅よりも狭くなるように設定
し、前記キャリアテープを巻き取ったときには、前記第
1および第2のリールフランジが前記キャリアテープの
側面を押圧して構成される。
【0014】また、本発明のキャリアテープリールにお
けるばねは、第1および第2のリールフランジを結合す
る巻芯の内部に同軸上に配置して形成される。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の一実施の形態を説明するた
めのキャリアテープリールの断面図である。図1に示す
ように、本実施の形態におけるキャリアテープリール5
は、それぞれに重なり合う筒状の巻芯2a,2bを形成
した2つのリールフランジ1a,1bと、これらの巻芯
2a,2bの内部に収容するとともに、リールフランジ
1a,1bを互に内側へ引張るように配設したばね3と
を有しして構成される。しかも、これら2つのフランジ
1a,1bの間隔は、キャリアテープの巻き取り可能の
範囲で且つキャリアテープの幅よりも狭くなるように設
定する。それ故、かかるキャリアテープを巻き取ったと
きには、2つのリールフランジ1a,1bがばね3の引
張り力によってキャリアテープの側面を押圧することに
なる。このばね3は、2つのリールフランジ1a,1b
を結合する巻芯2a,2bの内部に同軸上に配置され
る。
【0017】すなわち、2つのフランジ1a,1bは、
例えば直径330mmの一対のプラスチック製リールフ
ランジであり、フランジ1aに固定される巻芯2aはフ
ランジ1bに固定される巻芯2bよりも径が大きく設定
されており、巻芯2bが巻芯2aの内部に重なり合うよ
うに同軸上に形成される。また、ばね3はそれぞれ端部
を2つのリールフランジ1a,1bに固定(引っかけ
る)するように張架される通常のコイルスプリングであ
り、これらのリールフランジ1a,1bを接近する方向
に0.5〜1kg重程度の張力を加えている。
【0018】一方、キャリアテープ(図示省略)は、幅
が約8mmであり、巻芯幅7がこのキャリアテープの幅
よりも若干狭く設定されるため、キャリアテープの巻き
取りにあたっては、ばね3の張力を利用しリールフラン
ジ1a,1bを介してキャリアテープの側面を押圧しな
がらリール5へ収納する。
【0019】したがって、キャリアテープは巻ずれがな
く、巻き崩れの発生を防止できる。なお、このキャリア
テープをキャリアテープリール5へ挿入するときは、キ
ャリアテープの幅と同一幅の治具などのガイドをリール
5内に挿入し、リール幅7を広げることにより行う。
【0020】図2は図1におけるテープリールを分解し
た拡大断面図である。図2に示すように、リールフラン
ジ1a,1bはそれぞれ軸穴14a,14bが中心に形
成され、フランジ1aにおいては、コイル状スプリング
3を巻芯2aに内蔵させるための筒状をしたばね用ガイ
ド15が形成されている。
【0021】このように、本実施の形態によれば、キャ
リアテープリール5の巻芯内2a,2bの内部にばね3
を装着し、両リールフランジ1a,1bの間隔をキャリ
アテープの幅よりも若干狭く設定することにより、キャ
リアテープの側面を押圧しつつキャリアテープリール5
へ巻き取ることができる。また、リール5の巻芯2a,
2bの内部にばね3を装着しているため、保管中も常に
両リールフランジ1a,1bにより、キャリアテープの
側面を加圧しつづけている。したがって、キャリアテー
プの巻き崩れを防止するとともに、キャリアテープリー
ルを小型化することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のキャリア
テープリールは、両リールフランジを結合しテープを巻
取る巻芯の内部にばねを内蔵するとともに、両フランジ
の間隔をキャリアテープの幅よりも若干狭くなるように
設定することにより、両フランジがばねの圧縮力によっ
てキャリアテープの側面を押圧しつつ巻取ることができ
るので、キャリアテープを巻取る際の巻きずれを無く
し、巻き崩れの発生を防止できるという効果がある。
【0023】また、本発明は、巻芯に内蔵のばねにより
両フランジがキャリアテープの側面を常に押圧している
ため、キャリアテープの復元力あるいは運搬中の振動を
押えることができるので、運搬中や保管中のキャリアテ
ープの巻き崩れをも防止できるという効果がある。
【0024】さらに、本発明は、巻芯にばねを内蔵する
ことにより、小型化し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を説明するためのキャリ
アテープリールの断面図である。
【図2】図1におけるリールを分解した拡大断面図であ
る。
【図3】従来の一例を説明するためのキャリアテープリ
ールの断面図である。
【図4】従来の他の例を説明するためのモータ駆動され
る磁気テープ巻き取りリールの断面図である。
【図5】従来のまた別の例を説明するためのキャリアテ
ープ用スプロケットの分解斜視図である。
【符号の説明】
1a,1b リールフランジ 2a,2b 巻芯 3 バネ 5 キャリアテープリール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2のリールフランジと、前
    記第1および第2のリールフランジを結合しキャリアテ
    ープを巻取る巻芯と、前記巻芯の内部に収容し且つ前記
    第1および第2のリールフランジを互に内側へ引張るよ
    うに配設したばねとを有し、前記第1および第2のフラ
    ンジの間隔を前記キャリアテープの巻き取り可能の範囲
    で且つ前記キャリアテープの幅よりも狭くなるように設
    定し、前記キャリアテープを巻き取ったときには、前記
    第1および第2のリールフランジが前記キャリアテープ
    の側面を押圧することを特徴とするキャリアテープリー
    ル。
  2. 【請求項2】 前記ばねは、前記第1および第2のリー
    ルフランジを結合する前記巻芯の内部に同軸上に配置さ
    れる請求項1記載のキャリアテープリール。
JP9139998A 1997-05-29 1997-05-29 キャリアテープリール Pending JPH10329992A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990323