JP2006165111A - リール側板矯正具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 テープ巻装時にリールの側板部と側板矯正具との間で互いにガタつきが発生することなく、リールの側板に設けられた凹部に合致するように嵌合される嵌合凸部を備えることにより側板を矯正し、側板と側板とが互いに水平に対向することにより、巻装されるテープの巻きずれや巻き崩れを防止することのできるリール側板矯正具を提供する。
【解決手段】 長尺状のテープを巻装するための軸部と、巻装されたテープを保持するように軸部の両端に固着された一対の離間する側板部とを備えたリールの側板部を矯正するために、側板部外方からリールに着脱自在に嵌着されるリール側板矯正具であって、前記リール側板矯正具が、前記リールと同心円状の円板形状を有するリール側板矯正部材からなり、中心部にリールの軸部の貫通穴と合致する貫通穴と、前記リール側板矯正具をリールに嵌着した際に、前記リールの側板部に形成された凹部に嵌合される嵌合凸部と、を備えることにより、巻装されるテープの巻きずれや巻き崩れを防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子部品実装用フィルムキャリアテープ(TAB(Tape Automated Bonding)テープ、COF(Chip ON Film)テープ、T−BGA(Tape Ball Grid Array)テープ、CSP(Chip Size Package)テープ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)テープなど)、2メタル(両面配線)テープ、多層配線テープなど(以下、単に「電子部品実装用フィルムキャリアテープ」と言う)の製造、検査、IC実装の際などの各種工程において、電子部品実装用フィルムキャリアテープの巻き取りに使用するリールの側板の矯正を行うリール側板矯正具に関する。
エレクトロニクス産業の発達に伴い、IC(集積回路)、LSI(大規模集積回路)などの電子部品を実装するプリント配線板の需要が急激に増加しているが、電子機器の小型化、軽量化、高機能化が要望され、これら電子部品の実装方法として、最近ではTABテープ、COF(Chip ON Film)テープ、T-BGAテープおよびASICテープ、2メタル(両面配線)テープ、多層配線テープなどの電子部品実装用フィルムキャリアテープを用いた実装方式が採用されている。特に、パーソナルコンピュータやテレビ、携帯電話などのように高精細化、薄型化、液晶画面の額縁面積の狭小化が要望されている液晶表示素子(LCD)を使用する電子産業においてその重要性が高まっている。
さらに、パーソナルコンピュータに接続されるプリンターにおける印字制御の分野における電子部品実装用フィルムキャリアテープの需要の増加も著しく増大している。
このような電子部品実装用フィルムキャリアテープは、例えば、エッチング工程、ソルダーレジスト処理工程、電気検査工程、外観検査工程などの各種の処理工程を経て製造されるのが一般的である。
ところで、このような各種処理工程においては、リールに巻かれた電子部品実装用フィルムキャリアテープを巻き出した後、所定の処理工程を行い、処理工程が終了した電子部品実装用フィルムキャリアテープを巻き取り用のリールで巻き取って、次の工程などにリールごと搬送するのが通常である。
さらに、このような電子部品実装用フィルムキャリアテープの巻装用リールでは、最近では、処理効率などを考慮して、巻き取り径が大型化するに伴って、搬送時の取り扱い、搬送時の運搬効率を考慮して、軽量化が図られ、合成樹脂などの軽量な素材で作製されるようになっている。
しかしながら、このような大径化、軽量化した電子部品実装用フィルムキャリアテープの巻装用リールは、巻装されるテープ幅に対して巻装用リールのテープ巻装部分の幅が広いため、テープ巻装時に、巻装用リールのテープ巻装部分の幅内で巻きずれや巻き崩れが生ずる場合があった。
そのため、特許文献1(特開平10−329992号公報)では、図15に示したように、それぞれに重なり合う筒状の巻芯103、104を形成した2つのリールフランジ101、102と、リールフランジ101、102の巻芯103、104の内部に収納するとともに、リールフランジ101、102を互いに内側へ引張るように配設したばね105を有し、両フランジを対向させて構成されるキャリアテープリール100が開示されている。
この際、ばね105は、2つのリールフランジ101、102を結合する巻芯103、104の内部に同軸上に配置され、それぞれの端部をリールフランジ101、102のばね固定部108、108に固定されている。
このようなキャリアテープリール100は、2つのリールフランジ101、102の間隔が巻装されるキャリアテープの巻装可能範囲で、しかもキャリアテープの幅よりも狭くなるように設定されており、キャリアテープを巻装する際には2つのリールフランジ101、102がばね105の引張り力によってキャリアテープの側面を押圧しながらキャリアテープリール100へキャリアテープを収納することによって、キャリアテープの巻ずれや巻崩れの発生を防止するよう構成されている。
しかしながら、このような従来のキャリアテープリール100は、構造が複雑であり量産性や生産コストを考えると使用され難いのが現状である。
さらに、キャリアテープリール100の中心部分にばね105を内蔵しており、キャリアテープリール100の両リールフランジ101、102は互いに固定されているわけではないため、両リールフランジ101、102の巻芯103と巻芯104との間に隙間があるためガタついてしまい、キャリアテープリール100の中心から外周方向に行けば行くほど両リールフランジ101、102の間隔が大きくなりリール幅106が不揃いとなり、テープの巻きずれが防止できない場合がある。
さらに、キャリアテープの側面でリールフランジ101、102の間を押し広げているため、キャリアテープの側面に負荷がかかり両側部が磨耗してしまう。
また近年、電子部品実装用フィルムキャリアテープはファインピッチ化、薄膜化の傾向にあり、このようなキャリアテープリール100に巻装される電子部品実装用フィルムキャリアテープでは、電子部品実装用フィルムキャリアテープの側端部でリールフランジ101とリールフランジ102の間隔を押し広げることとなり、電子部品実装用フィルムキャリアテープの側端部に負荷がかかり、側端部の折れ、変形などの不具合が発生する。
また、上記のようなキャリアテープリール100の中心部分にばね105を内蔵したリールを用いなくとも、リールは一般的に合成樹脂で成形されているため、長時間の使用や外力が加わることにより、リールの側板部が外側に広がるという変形が生ずる場合がある。
このような場合においても、電子部品実装用フィルムキャリアテープは、巻き取りの際に、リール内において電子部品実装用フィルムキャリアテープの巻きずれが生じ、電子部品実装用フィルムキャリアテープの巻き取り及び取り出し時に巻き崩れが発生する場合がある。
そのため、従来より巻装用リールの外側に広がった側板部の外方から、巻装用リールの直径よりも大きく、中心部が開口された円板状のアルミニウム製板を当て、中心部の開口と巻装用リールの軸部に軸を通し、リール固定具で固定することにより、リールの側板部を矯正し、テープの巻きずれを防止する方法が採られていた。
特開平10−329992号公報
しかしながら、このような従来のリールの側板矯正具では、リールに側板矯正具が押し付けられ、リールの側板部をまっすぐに矯正するよう構成されているが、実際に強固に矯正されている箇所は、リール固定具のリール側板矯正具と当接している部分のみである。
そのため、テープ巻装時にリールが回転すると、リールと側板矯正具とは一体化されていないため側板矯正具はリール固定具による押圧具合が弱ければリールだけが回転し、押圧具合が強ければリールとリール側板矯正具とが一緒に回転するものの、時間とともに押圧具合が弱まり、リールと側板矯正具とはリールの側板部と側板矯正具との間で互いにガタつきが発生してしまうという問題があった。
またリールは、側板の外側表面に突起物などの凸部を有する場合があり必ずしも平坦ではないため、平らな側板矯正具を押し付けると凸部を基点として側板矯正具が折れ曲がるなど、かえってリールの側板部分を変形させてしまう虞もある。
本発明は、このような現状に鑑み、テープ巻装時にリールの側板部と側板矯正具との間で互いにガタつきが発生することなく、リールの側板に設けられた凹部に合致するように嵌合される嵌合凸部を備えることにより側板を矯正し、側板と側板とが互いに水平に対向することにより、巻装されるテープの巻きずれや巻き崩れを防止することのできるリール側板矯正具を提供することを目的とする。
本発明は、前述したような従来技術における課題及び目的を達成するために発明されたものであって、本発明のリール側板矯正具は、
長尺状のテープを巻装するための軸部と、巻装されたテープを保持するように軸部の両端に固着された一対の離間する側板部とを備えたリールの側板部を矯正するために、側板部外方からリールに着脱自在に嵌着されるリール側板矯正具であって、
前記リール側板矯正具が、
前記リールと同心円状の円板形状を有するリール側板矯正部材からなり、中心部にリールの軸部の貫通穴と合致する貫通穴と、
前記リール側板矯正具をリールに嵌着した際に、前記リールの側板部に形成された凹部に嵌合される嵌合凸部と、
を備えることを特徴とする。
このように構成することによって、リールの側板部は、リール側板矯正具の嵌合凸部がリールの側板部に設けられた凹部に嵌合し、リール側板矯正部材に沿ってリールの側板部が規制されることになるため、リールの側板部の反りを防止することができる。
また、リールの側板部に設けられた開口部にリール側板矯正具のリール側板矯正部材に設けられた嵌合凸部が略同形状に嵌合しているため、リールの回転方向と直径方向に対するリール側板矯正具のずれを防止することができる。
さらに、リールの側板部の反りを防止し、リールの回転方向と直径方向に対するリール側板矯正具のずれを防止することが可能であるため、リールに電子部品実装用フィルムキャリアテープを巻装する際には巻きずれや巻き崩れを防止することができる。
また、本発明のリール側板矯正具は、
前記リールの側板部に形成された凹部が、開口部であることを特徴とする。
このようにリールの側板部に形成された凹部が開口部であれば、リール側板矯正具の嵌合凸部の幅を側板部の幅と同幅もしくはそれ以下の幅で設けることにより、リールの側板部に設けられた開口部からリール側板矯正具のリール側板矯正部材に設けられた嵌合凸部が突出することがないため、リールに電子部品実装用フィルムキャリアテープを巻装する際にリールのリール幅内で電子部品実装用フィルムキャリアテープの側部が引掛かったりして磨耗損傷することなくテープ巻装時の巻きずれや巻き崩れを防止することができる。
また、本発明のリール側板矯正具は、
前記リールの側板部に形成された凹部が、外周環状溝部であることを特徴とする。
また、リールの側板部に形成された凹部が外周環状溝部であれば、リール側板矯正具のリール側板矯正部材に設けられた嵌合凸部をリールの側板部に形成された外周環状溝部と略同形状とすれば、リールの回転方向と直径方向に対するリール側板矯正具のずれを防止することが可能であり、リールの側板部をリール側板矯正具のリール側板矯正部材に沿って矯正することにより反りが無くなり、リールを回転させる際には、リールの側板部とリール側板矯正具との間のがたつきを防止することができる。
さらに、リールの側板に設けられた貫通穴と外周環状溝部の両凹部にリール側板矯正具の嵌合凸部が嵌合するようリール側板矯正具の嵌合凸部を設ければ、よりリール側板矯正具とリールの密着する面が増えるため、リールの回転方向と直径方向に対するリール側板矯正具のずれを防止することが可能であり、リールの側板部をリール側板矯正具のリール側板矯正部材に沿って矯正することにより反りが無くなり、リールを回転させる際には、リールの側板部とリール側板矯正具との間のがたつきを防止することができる。
また、本発明のリール側板矯正具は、
前記リール側板矯正具の嵌合凸部が、前記リールの側板部に形成された凹部と合致する形状を有することを特徴とする。
このように構成することによって、リールの側板部に設けられた凹部とリール側板矯正具のリール側板矯正部材に設けられた嵌合凸部とが略同形状であるため、リールの回転方向と直径方向に対するリール側板矯正具のずれを防止することができる。
また、本発明のリール側板矯正具は、
前記リール側板矯正具の嵌合凸部が、前記リールの側板部に形成された凹部の、前記リールの回転方向の両端部に係合する一対の係合片から構成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、リールの側板部に設けられた開口部とリール側板矯正具のリール側板矯正部材に設けられた係合片とは、開口部の回転方向を抑止するよう、開口部の両開口部縁のそれぞれに係合片の開口部縁当接部を当接し嵌合することにより、リールの回転方向に対するリール側板矯正具のずれを防止することができる。
さらに、リール側板矯正具のリール側板矯正部材に設けられた係合片は、リールの側板部に設けられた開口部の一部分に嵌合するため、前記本発明の実施例よりも嵌合凸部の面積が少ないため、リール側板矯正具を形成する樹脂量が少なく、軽量化できるとともに生産コストを抑えることができる。
また、本発明のリール側板矯正具は、
前記リールの側板部の直径に対して、
前記リール側板矯正具のリール側板矯正部材の直径が大であることを特徴とする。
このように、リールの側板部の直径に対してリール側板矯正具の直径が大であれば、リールの側板部の全面をリール側板矯正具と密着することとなるため、リールの側板部の矯正される範囲も全面となり、リールの側板部を平面にすることができテープ巻装時の巻きずれや巻き崩れを防止することができる。
さらに、リールの側板部の直径に対してリール側板矯正具の直径が大であれば、リールの直径の大きさが多少異なっていても、側板部の凹部がリール側板矯正具の嵌合凸部と合致するように設けられていれば、異なる直径のリールであっても1種類のリール側板矯正具でリールの側板を矯正することができるため、異なる直径のリールに対して使用される汎用性が高く、コストを抑えることができる。
また、本発明のリール側板矯正具は、
前記リールの側板部の直径に対して、
前記リール側板矯正具のリール側板矯正部材の直径が同径であることを特徴とする。
このようにリールの側板部の直径と、リール側板矯正具の直径が同径であれば、リールの側板部の全面を無駄なくリール側板矯正具と密着することとなるため、リールの側板部を矯正するとともにリールの側板部を平面にでき、テープ巻装時の巻きずれや巻き崩れを防止することができる。
また、本発明のリール側板矯正具は、
前記リール側板矯正具の嵌合凸部の幅が、
前記リールの側板部の幅と同幅またはそれ以下であることを特徴とする。
このようにリール側板矯正具の嵌合凸部の幅がリールの側板部の幅と同幅であれば、リールの側板部の内側においてリール幅内には突出部が出ることがなく、テープ巻き取りの際にテープの側端部がリール側板矯正具の嵌合凸部に接触する心配がないため、テープの側端部が磨耗損傷することなくテープをリールに巻装することができる。
さらに、リール側板矯正具の嵌合凸部の幅がリールの側板部の幅以下であれば、よりリールの側板部の内側より突出部が出ることがなく、テープ巻き取りの際にテープの側端部がリール側板矯正具の嵌合凸部に接触する心配がないため、テープの側端部が磨耗損傷することなくテープをリールに巻装することができる。
また、本発明のリール側板矯正具は、
前記リール側板矯正具が、
前記リールの一対の離間する側板部を挟持する様に用いられる一対のリール側板矯正部材から構成されることを特徴とする。
このように構成することによって、リールの側板部の両側よりリールの側板部を矯正することができるため、側板部を水平にできるとともに、リール幅を常に一定で平行に保つことができテープの巻きずれや巻き崩れを防止することができる。
また、本発明のリール側板矯正具は、
前記リール側板矯正具が、
前記リール側板矯正部材と、
前記リールの一対の離間する側板部の外縁端部とを着脱自在に固定する固定具を備えていることを特徴とする。
このように、リールの側板部に形成させた凹部とリール側板矯正具の嵌合凸部との嵌合に、さらに側板部の外縁端部とを着脱自在に固定する固定具を備えることにより、リールとリール側板矯正具とが密着し、リールの側板部を矯正するとともにリールの側板部を平面にでき、テープ巻装時の巻きずれや巻き崩れを防止することができる。
さらに、万が一、リールとリール側板矯正具とが外れそうになっても、固定具によってリールとリール側板矯正具とは部分的に固定されているため、リールとリール側板矯正具とが完全に外れてしまう心配がない。
また、本発明のリール側板矯正具は、
前記固定具が、リールの側板部とリール側板矯正具のリール側板矯正部材の外縁端部に複数個一定間隔離間して設けられていることを特徴とする。
このように構成することによって、リールとリール側板矯正具とを密着し、リールの側板部を矯正するとともにリールの側板部を平面にでき、テープ巻装時の巻きずれや巻き崩れを防止することができる。
この際、固定具はリールの側板部とリール側板矯正具の外縁端部に一定間隔離間して等間隔に設ければ、テープ巻装時においてリールを回転させた際にリールの振動を防止することができるとともに、リールと側板矯正具とが外れる心配がない。
また、本発明のリール側板矯正具は、
前記固定具の一端部が、前記リール側板矯正具のリール側板矯正部材に固定されていることを特徴とする。
このように固定具の一端部がリール側板矯正具のリール側板矯正部材の外縁端部に固定され、他端部の嵌合爪が着脱容易にリールの側板部に嵌合されていれば、テープ巻装時においてリールを回転させた際に遠心力によって万が一、固定具が外れたとしても、一端部が固定されているため固定具が飛び出す危険が無く安全である。
また、リールの直径に対してリール側板矯正具の直径が大きく、固定具を使用しないでリールとリール側板矯正具とを嵌合する場合にも、固定具の取り外しや保管などの煩雑さが無く便利である。
また、本発明のリール側板矯正具は、
前記リール側板矯正具が、電子部品実装用フィルムキャリアテープの巻き取りに使用するものであることを特徴とする。
このように構成することによって、リールに電子部品実装用フィルムキャリアテープを巻装する際に、巻きずれや巻き崩れの発生を防止することができ、電子部品実装用フィルムキャリアテープを痛めることがない。
また、本発明のリール側板矯正具は、
前記リール側板矯正具が、合成樹脂から形成されていることを特徴とする。
このように合成樹脂、例えば、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリカーボネイト(PC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)を使用し、射出成形の押出成形などにより、リール側板矯正具を簡単に作製することができる。
しかも、リール側板矯正具が合成樹脂で作製されているので、軽量で作業性も良好であって、着脱作業の際にも、金属粉などが発生せず、電子部品実装用フィルムキャリアテープの配線パターンの短絡などが生じることもない。
また、本発明のリール側板矯正具は、
前記リール側板矯正具が、透明または半透明の合成樹脂から形成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、リール側板矯正具をリールに嵌合する際に、リールの側板の貫通穴と、リール側板矯正具の嵌合凸部とが目視可能となり、正確に位置合わせして嵌合することができ、装着作業が容易となる。
また、本発明のテープ巻き取り装置は、
リール側板矯正具を、
その嵌合凸部をリールの側板部の凹部に嵌合することによってリールの側板部の外方より嵌着するとともに、これらを一端がテープ巻き取り装置に固定されたリール取り付け軸に挿入し、
前記リール取り付け軸の他端を止め具で止めて構成したことを特徴とする。
また本発明のテープ巻き取り方法は、
リール側板矯正具を、
その嵌合凸部をリールの側板部の凹部に嵌合することによってリールの側板部の外方より嵌着するとともに、これらを一端がテープ巻き取り装置に固定されたリール取り付け軸に挿入し、
前記リール取り付け軸の他端を止め具で止めて構成したことを特徴とする。
このように、リールの側板の凹部にリール側板矯正具の嵌合凸部を嵌合させ、さらに一端がテープ巻き取り装置に固定されたリール取り付け軸に挿入し、リール取り付け軸の他端を止め具で止めることにより、リールとリール側板矯正具との密着性を更なるものとし、リールに巻装されるテープの巻きずれや巻き崩れを防止することができる。
また、本発明のテープ巻き取り装置は、
前記テープ巻き取り装置が、
リールの側板部の両側から側板部を挟持するようにその嵌合凸部をリール側板矯正具の凹部に嵌合することによってリールの側板部の外方より嵌着することを特徴とする。
また本発明のテープ巻き取り方法は、
前記テープ巻き取り装置が、
リールの側板部の両側から側板部を挟持するようにその嵌合凸部をリール側板矯正具の凹部に嵌合することによってリールの側板部の外方より嵌着することを特徴とする。
このように、リールの両側板の凹部に、それぞれリール側板矯正具のリール側板矯正部材に設けられた嵌合凸部を嵌合させ、さらに一端がテープ巻き取り装置に固定されたリール取り付け軸に挿入し、リール取り付け軸の他端を止め具で止めることにより、リールとリール側板矯正具との密着性を更なるものとし、リールに巻装されるテープの巻きずれや巻き崩れを防止することができる。
また、本発明のテープ巻き取り装置は、
前記リールが、長尺状のテープが巻装されたものであることを特徴とする。
また、本発明のテープ巻き取り方法は、
前記リールが、長尺状のテープが巻装されたものであることを特徴とする。
このようにリールに巻装されるテープが長尺状のテープであれば巻装されるテープの量が多いため、リールの中心の軸部より外周方向にテープの層の厚みが増し、巻きずれや巻き崩れが起き易いため、リール側板矯正具を用いてリールの側板が水平になるよう矯正すれば、テープの巻きずれや巻き崩れを防止することができる。
また、本発明のテープ巻き取り装置は、
前記長尺状のテープが、電子部品実装用フィルムキャリアテープであることを特徴とする。
また、本発明のテープ巻き取り方法は、
前記長尺状のテープが、電子部品実装用フィルムキャリアテープであることを特徴とする。
このように構成することによって、テープ巻き取り装置によってリールに電子部品実装用フィルムキャリアテープを巻装する際に、巻きずれや巻き崩れの発生を防止することができ、電子部品実装用フィルムキャリアテープを痛めることがない。
本発明によれば、テープ巻装時にリールの側板部と側板矯正具との間で互いにガタつきが発生することなく、リールの側板に設けられた凹部に合致するように嵌合される嵌合凸部を備えることにより側板を矯正し、側板と側板とが互いに水平に対向することにより、巻装されるテープの巻きずれや巻き崩れを防止することのできるリール側板矯正具を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態(実施例)を図面に基づいてより詳細に説明する。
図1から図4は本発明の一実施例に係るもので、図1は本発明の一実施例によるリール側板矯正具をリールに取り付けた場合の分解斜視図、図2(a)は同実施例によるリール側板矯正具の正面図、図2(b)は同実施例によるリール側板矯正具の右側面図、図3は図2に示したリール側板矯正具の分解断面図、図4は図3に示したリール側板矯正具をリールに装着した状態を示す断面図である。
図1に示したように、リール側板矯正具10は、例えば製造工程が終了しリールに巻装された状態の電子部品実装用フィルムキャリアテープを出荷する際に、所定の長さに編集され、新たに出荷用のリール20に電子部品実装用フィルムキャリアテープを巻装する際に用いられるものである。
またリール側板矯正具10は、リール20の両側板部21、21の外側から両側板部21、21の開口部22へ嵌合凸部14を嵌合させて、側板部21、21が水平に対向するよう矯正し、電子部品実装用フィルムキャリアテープの巻きずれや巻き崩れを防止するために用いられるものである。
すなわち、図1に示したように、リール側板矯正具10は、リール20の側板部21の直径と同様の径を有する円板形状のリール側板矯正部材12と、リール側板矯正部材12上にリール20の側板部21、21に設けられた凹部24のうち、開口部22に嵌合するように開口部22の形状と合致した形状の嵌合凸部14を備えている。
また、リール側板矯正部材12の中心部分に、リール20の軸部25の貫通穴と同径の貫通穴16を備えている。
また、図3に示したように、リール側板矯正具10の要部幅t0(嵌合凸部幅t1を含まず)は、リール側板矯正部材12の直径によって異なるが、リール側板矯正部材12の直径がφ200mm〜φ600mmであればリール側板矯正具10の要部幅t0は、好ましくは1mm〜10mm、より好ましくは2mm〜8mm、さらに好ましくは3mm〜6mmである。
このようなリール側板矯正具10、10はリール20の側板部21、21の外方に配置され、リール側板矯正具10の嵌合凸部14をそれぞれリール20の側板部21の開口部22に嵌合させることにより組み立てられる。
さらに、図1に示したように、テープ巻き取り装置30に一端を固定されたリール取り付け軸(駆動軸)32を、両リール側板矯正具10の貫通穴16、16とリール20の軸部25の貫通穴内に挿通するように配置する。
そしてリール側板矯正具10のリール側板矯正部材12の中心部分に設けられた貫通穴16より突出するリール取り付け軸32の螺子切り部34を、
リール側板矯正具10の外方より止め具40で螺子止めすることにより、テープ巻き取り装置30に装着できるよう構成されている。
また、止め具40は螺子止めに依らずに、メカニカルチャック、エアーチャック、クランパーなどで固定してもよく、特に限定されるものではない。
図3および図4に示したように、リール側板矯正具10のリール側板矯正部材12には、リール20の側板部21に設けられた開口部22に嵌合するように嵌合凸部14が形成されている。
さらに、図3に示した矢印のようにリール20の側板部21の外方よりリール側板矯正具10のリール側板矯正部材12に設けられた嵌合凸部14を、それぞれリール20の側板部21に設けられた開口部22へ嵌合させていくと、リール20とリール側板矯正具10とが嵌合し、図4(a)に示したように一体化される。
この際、図4(b)に示したように、リール20の側板部21の幅であるリール側板部幅t2と、リール側板矯正具10に設けられた嵌合凸部14の幅である嵌合凸部幅t1が「リール側板部幅t2=嵌合凸部幅t1」の同幅となるよう、リール側板矯正具10の嵌合凸部14は形成されている。
このように嵌合凸部14を形成すると、図4(a)に示したように、リール20の開口部にリール側板矯正具10のリール側板矯正部材12に設けられた嵌合凸部14を嵌合させた際に、リール側板矯正具10の嵌合凸部14がリール20の側板部21、21を介して、リール20の側板部21、21の内側から突出することなく、側板部21、21同士を水平に対向するよう矯正し平坦面とすることができるため、電子部品実装用フィルムキャリアテープの巻装の際には、電子部品実装用フィルムキャリアテープの側端部を磨耗損傷することがなく、さらに巻きずれや巻き崩れを生ずることがない。
また、リール側板矯正具10の嵌合凸部14は、リール20の側板部21に設けられた全部の開口部22に嵌合する以外にも、リール20の側板部21に設けられた開口部22のうち、一部分の開口部のみに嵌合するように構成してもよく、リール20の大きさや巻装される電子部品実装用フィルムキャリアテープの重量等を考慮して適宜選択することができる。
また、リール側板矯正具10のリール側板矯正部材12は、図示しないがリール20の側板部21よりもリール側板矯正具10のリール側板矯正部材12が大径となるよう構成されていてもよい。
このようなリール側板矯正具10の嵌合凸部14を、リール20の側板部21に設けられた開口部22に嵌合させると、リール20の側板部21の全面全てにわたって、リール側板矯正具10のリール側板矯正部材12をリール20の側板部21に沿わせて矯正することができるため、側板部21を水平に対向させて矯正し、電子部品実装用フィルムキャリアテープを巻装する際に巻きずれや巻き崩れを生ずる心配がない。
この際、リール側板矯正具10の直径は、リール20の側板部21の直径と同等が好ましいが、側板部21の直径に対して0.8倍〜1.5倍程度の直径であってもよい。
図5は、本発明のリール側板矯正具10の他の実施例を示した断面図である。
この実施例のリール側板矯正具10はリール20の側板部21、21に予め設けられている外周環状溝部23に嵌合するよう、リール側板矯正具10のリール側板矯正部材12に環状溝嵌合凸部15を設け、同時にリールの側板部に設けられた開口部とリール側板矯正具10のリール側板矯正部材12に設けられた嵌合凸部とが嵌合するよう構成されている。
このリール側板矯正具10の環状溝嵌合凸部15は、図5(a)に示したようにリール20の側板部21の外方よりリール側板矯正具10を嵌合させると、図5(b)に示したように、リール20の側板部21に設けられた外周環状溝部23に、リール側板矯正具10の環状溝嵌合凸部15が嵌合するよう構成されている。
また、リール側板矯正具10の環状溝嵌合凸部15は、リール20の側板部21に設けられた全部の外周環状溝部23に嵌合するように構成する以外にも、リール20の側板部21に設けられた外周環状溝部23の一部のみに嵌合するように構成しても良い。
さらに図示しないが、このリール側板矯正具10は、リール20の側板部21に設けられた開口部22、外周環状溝部23の両凹部のうち、外周環状溝部23のみに嵌合しても良く、リール20の大きさや巻装される電子部品実装用フィルムキャリアテープの重量等を考慮して適宜選択すると良い。
図6は本発明のリール側板矯正具10の他の実施例を示した断面図である。
図6のリール側板矯正具10は、基本的には、図3または図4に示した実施例のリール側板矯正具10と同じ構成であるので、同じ構成部材には、同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
図6に示したリール側板矯正具10において、リール側板矯正具10に設けられた嵌合凸部14の嵌合凸部幅t3は、リール20の側板部21のリール側板部幅t2より小さく、リール20の側板部21の外方よりリール側板矯正具10を嵌合すると、図6(b)に示したように、リール側板矯正具10のリール側板矯正部材12に設けられた嵌合凸部14をリール20の側板部21に設けられた開口部22に嵌合した際に、リール側板矯正具10のリール側板矯正部材12に設けられた嵌合凸部14が、リール20の側板部21の幅内に収まり、リール20の側板部21の内側からリール側板矯正具10のリール側板矯正部材12に設けられた嵌合凸部14が突出しないように形成されている。
このように、リール20の側板部21の幅であるリール側板部幅t2と、リール側板矯正具10の嵌合凸部14の幅である嵌合凸部幅t3とが「リール側板部幅t2>嵌合凸部幅t3」である場合は、図3または図4に示したようにリール側板部幅t2と嵌合凸部幅t1とが「リール側板部幅t2=嵌合凸部幅t1」である場合に比べ、リール側板矯正具10のリール側板矯正部材12に設けられた嵌合凸部14とリール20の側板部21に設けられた開口部22との間の嵌合部の面積は小である。
しかしながら、リール側板矯正具10のリール側板矯正部材12に設けられた嵌合凸部14と、リール20の側板部21に設けられた開口部22との間の嵌合部の面積が「リール側板部幅t2=嵌合凸部幅t1」である場合よりも小さい場合には、リール20とリール側板矯正具10とが充分に密着できないという問題が生ずる。
この場合には、上記の点を考慮して、リール20の大きさや巻装される電子部品実装用フィルムキャリアテープの重量等からリール側板矯正具10の嵌合凸部幅t1を決定することができ、嵌合凸部幅t3としては好ましくはリール側板部幅t2に対して10%以上、より好ましくは50%以上、さらに好ましくは75%以上である。
図7は本発明のリール側板矯正具10の他の実施例を示した断面図である。
図7のリール側板矯正具10は、基本的には、図3または図4に示した実施例のリール側板矯正具10と同じ構成であるので、同じ構成部材には、同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
図7に示したリール側板矯正具10は、リール20と嵌合する嵌合凸部14を有する面の裏側に矯正具凹部17が形成されている。
このように、リール側板矯正具10に矯正具凹部17を設ければ、リール20の側板部21に設けられた開口部22に、リール側板矯正具10の嵌合凸部14を嵌合させる際、おおよその嵌合位置が分かるためリール20とリール側板矯正具10とを嵌合させ易い。
さらに、この場合、図7(b)に示したように側板矯正具幅t4、t5がほぼ同幅であれば、リール側板矯正具10を射出成形する際に用いられる樹脂量を少なくすることができ、生産コストを抑えることができるとともに、図3または図4に示した実施例のリール側板矯正具10よりも軽量化することができる。
図8は本発明のリール側板矯正具10の他の実施例を示した分解断面図である。
図8のリール側板矯正具10は、基本的には、図3および図4に示した実施例のリール側板矯正具10と同じ構成であるので、同じ構成部材には、同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
図8に示したリール側板矯正具10は、リール20の側板部21の外方表面に側板部の補強のために側板凸部26が形成されている場合に、リール20とリール側板矯正具10とが嵌合してもリール側板矯正具10がリール20の側板凸部26に当たって変形しないよう、予めリール側板矯正具10にリールの側板部に形成された側板凸部26に対応した形状の矯正具切り欠き部11を設けるよう構成されている。
このようなリール側板矯正具10は、図9(a)に示したように、リール20とリール側板矯正具10とを嵌合させても、リール側板矯正具10が変形することなくリール20の側板部21を水平に対向して矯正することができる。
また、図9(b)に示したように、リール20の側板凸部26に合わせてリール側板矯正具10の矯正具切り欠き部11を設ければ、必要最低限のカットで済むため、リール側板矯正具10の強度を損なうことがない。
また、リール20の側板部21の表面には、凹部以外にも若干の凸部が設けられている場合もあり、この場合においては、リール20の側板部21の凸部に合わせて、リール側板矯正具10に凹部を設ければよく、適宜凹凸を設けることにより、よりリール側板矯正具10とリール20の密着性が向上し、リール20の側板部21を矯正することができるため、電子部品実装用フィルムキャリアテープ巻装時の巻きずれや巻き崩れを防止することができる。
さらに、図示しないが、リール20の側板凸部26に合わせて、リール側板矯正具10の直径をリール20の側板凸部26の位置より小さくするようにしても良い。
しかしながら、リール20に巻装される電子部品実装用フィルムキャリアテープの長さによって、リール20の軸部25を中心として外周方向に巻装されるテープの厚みが異なり、巻装される電子部品実装用フィルムキャリアテープの巻径よりもリール側板矯正具10の直径が大きくないと、電子部品実装用フィルムキャリアテープの巻ずれや巻崩れを防止することができないため、巻装される電子部品実装用フィルムキャリアテープの長さに応じて、リール側板矯正具10の直径を決めると良い。
図10は本発明のリール側板矯正具10の他の実施例を示したものであり、図2(b)のB−B線と同位置による断面図である。
図10のリール側板矯正具10は、基本的には、図3または図4に示した実施例のリール側板矯正具10と同じ構成であるので、同じ構成部材には、同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
図10に示したリール側板矯正具10は、リール側板矯正部材12に形成された嵌合凸部12が、リール20の側板部21に設けられた開口部22と異なる形状により形成されている。
このようなリール側板矯正部材12に形成された嵌合凸部14は、リール20の開口部22の回転方向の両開口部縁22a、22aに、リール側板矯正具のリール側板矯正部材12に設けられた嵌合凸部14である係合片18、18の開口部縁当接部19、19が嵌合するよう構成されている。
このようにリール側板矯正部材12に形成された嵌合凸部14である係合片18、18が、リール20の側板部21に設けられた開口部22の回転方向の両開口部縁22aと嵌合することによって、リール20とリール側板矯正具10とのずれを防止することができる。
また、リール側板矯正具10のリール側板矯正部材12に設けられた係合片18、18は、リール20の回転の際にリール20とリール側板矯正具10とのずれを防止することができるが、開口部22の開口部縁外端部22b、開口部22の開口部縁内端部22cと当接する位置まで係合片18、18を伸ばせば、リール20の回転方向のみならず、リール20の直径方向へリール20とリール側板矯正具10がずれることも防止できる。
また、この場合にはリール20の側板部21に設けられた開口部22と略同形にリール側板矯正具10のリール側板矯正部材12に設けられた嵌合凸部14を形成する必要がないため、リール側板矯正具10を射出成形にて成形する際には、図1から図9に示したリール側板矯正具10の嵌合凸部14より樹脂量を少なくすることができ、生産コストを抑えることができる。
図11は本発明のリール側板矯正具10の他の実施例を示した断面図である。
図11のリール側板矯正具10は、基本的には、図10に示した実施例のリール側板矯正具10と同じ構成であるので、同じ構成部材には、同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
図11に示したリール側板矯正具10は、リール20の側板部21に設けられた開口部22の両開口部縁22a、22aと開口部縁外端部22bとに当接するように嵌合する円形の嵌合凸部14が形成されている。
このようなリール側板矯正部材12に形成された嵌合凸部14は、リール20の側板部21に設けられた開口部22の両開口部縁22a、22aと開口部縁外端部22bとに当接するように嵌合する円形の嵌合凸部14を有し、リール20の回転方向にリール20とリール側板矯正具10がずれることを防止している。
さらに、リール20の側板部21に設けられた開口部22はリール20の直径方向に広がるテーパー形状であるため、リール20の直径方向にリール20とリール側板矯正具10がずれることを防止している。
このようにリール側板矯正具10のリール側板矯正部材12に設けられた嵌合凸部14を円形に設ければ、嵌合凸部14とリール20の側板部21に形成された開口部22との接触面積が少ないため嵌合させ易い上、嵌合した際にはリール20の回転方向、直径方向のいずれの方向に対しても、リール側板矯正具10のリール側板矯正部材12に設けられた嵌合凸部14とリール20の側板部21に設けられた開口部22とがしっかり嵌合しているため、リール側板矯正具10はリール20の側板部21を水平に対向するよう矯正し、電子部品実装用フィルムキャリアテープを巻装する際に巻きずれや巻き崩れを防止することができる。
また、図11に示したリール側板矯正具10の嵌合凸部14は、図10に示したリール側板矯正具10の嵌合凸部14と同様、リール20の側板部21に設けられた開口部22に対して部分的にしか嵌合しないため、リール側板矯正具10を射出成形により成形する際には、図1から図9に示したリール側板矯正具10より樹脂量を少なくすることができ、生産コストを抑えることができる。
図12は本発明のリール側板矯正具10の他の実施例を示した部分断面図である。
図12のリール側板矯正具10は、基本的には、図3または図4に示した実施例のリール側板矯正具10と同じ構成であるので、同じ構成部材には、同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
図12においてリール側板矯正具10は、外縁端部12aにリール側板矯正具10とリール20とを固定する固定具50を備えている。
このような固定具50は、一端部の側板フランジ53がリール側板矯正具10の外縁端部12aに固定され、可動できるようピボット軸部を備えるとともに可動部54を中心として矢印のように回動可能な嵌合爪51を有する。
この際、固定具50の回動可能な嵌合爪51は、図13(a)に示したように、側板フランジ53に設けられた略半円形の半円形凹部56、56に、嵌合爪51の可動部54の位置に設けられた略半円形の半円形凸部55、55を嵌入することにより、固定可能にされる(図13(b)参照)。
他の固定方法としては、側板フランジ53と嵌合爪51の可動部54に貫通孔を設け、これらの貫通孔に図示しないが軸を挿入することにより側板フランジ53と嵌合爪51とを固定する方法を用いても良い。
このような固定具50は、図12のように、一点鎖線で図示された嵌合爪51を、実線で図示された位置まで回動することにより、リール20の側板部21の内側に形成された固定具嵌合凹部27に嵌合爪51を嵌合させて、リール20とリール側板矯正具10とを固定することができる。
また、リール側板矯正具10の外縁端部12aに固定具50の側板フランジ53を固定する方法としては、螺子止め、接着、圧着、振動溶着等を用いることができる。
さらに、側板フランジ53は、予め樹脂材料を用いてリール側板矯正具10とともに成形することも可能であり、このように構成すれば、リール側板矯正具10に側板フランジ53を固定する作業が必要ないため、生産コストを抑えることができ、さらにリール側板矯正具10から側板フランジ53が外れる心配がないため安全である。
また、固定具50の嵌合爪51は、リール20の側板部21の内側に形成された固定具嵌合凹部27に嵌合した際、固定具50の嵌合爪51の幅がリール20の側板部21の内側に突出しないように構成しなくてはならない。
このように構成すれば、リール20の側板部21と側板部21との間の電子部品実装用フィルムキャリアテープをリール20に巻装するための間隔を狭めることがないため、電子部品実装用フィルムキャリアテープの側面に無駄な負荷をかけることがないため、電子部品実装用フィルムキャリアテープの側端部が磨耗損傷することを防止するとともに、電子部品実装用フィルムキャリアテープをリール20に巻装する際には、巻きずれや巻き崩れを防止することができる。
さらに、固定具50は、リール側板矯正具10の外縁端部12aに適宜間隔をおいて形成すれば良く、生産コストの面や、固定具50着脱の煩雑さを鑑みれば、好ましくは180度ごと、より好ましくは90度ごと、さらに好ましくは45度ごとに固定具50を形成すればよい。
また、固定具50の嵌合爪51の幅(大きさ)としては、好ましくは1mm〜20mm幅、より好ましくは5mm〜10mm幅とすれば、リール20とリール側板矯正具10とを強固に固定することができる。
さらに、リール20の側板部21の内側に形成された固定具嵌合凹部27の幅は固定具50の幅に併せて形成すると良い。
また、リール20の側板部21の直径に対して、リール側板矯正具10の直径が大径である場合には、図示しないが、固定具50の回動可能な嵌合爪51をリール20の側板部21の固定具嵌合凹部27と嵌合できるところまで伸ばすことにより、リール20とリール側板矯正具10とを固定することができる。
さらに固定具50を、リール側板矯正具10に一端部を固定しない場合には、図14に示すように、略コの字状で、一端部と他端部に嵌入凸部52、52を有するクリップ状の固定具を用いると良い。
このようなリール側板矯正具10には固定具50の一端部の嵌入凸部52が嵌入するための固定具嵌入部13を設け、他端部にも同様の嵌入凸部52が嵌入できるようリール20の側板部21の内側に固定具嵌入部28を設けている。
また、固定具50の回転方向の幅(大きさ)と、リール20の側板部21の内側に形成された固定具嵌合凹部27の幅は、好ましくは1mm〜20mm幅、より好ましくは5mm〜10mm幅とすれば、リール20とリール側板矯正具10とを強固に固定することができる。
さらに、リール側板矯正具10に形成された固定具嵌入部13の幅は固定具50の幅に併せて形成すると良い。
リール側板矯正具10、固定具50の材質としては、アルミニウムなどの金属、合成樹脂などが使用可能であり、特に限定されるものではないが、合成樹脂、例えば、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリカーボネイト(PC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)を使用すれば、射出成形の押出成形などにより、リール側板矯正具10、固定具50を簡単に作製することができる。
また、リール側板矯正具10、固定具50が合成樹脂で作製されている場合には、軽量で作業性も良好であって、着脱作業の際にも、金属粉などが発生せず、電子部品実装用フィルムキャリアテープの配線パターンの短絡などが生じることもないので好ましい。
また、リール側板矯正具10、固定具50を合成樹脂で作製する場合には、透明または半透明の合成樹脂から形成されているのが望ましい。このように構成することによって、リール側板矯正具10をリール20に嵌合する際には、リール20の開口部22と、リール側板矯正具10の嵌合凸部14とが目視可能となり、リール側板矯正具10の固定具50をリール20に嵌合する際には、リール側板矯正具10に一端部を固定された固定具50の他端部と、リール20の固定具嵌合凹部27とが目視可能となり正確に位置合わせして嵌合することができ、装着作業が容易となる。
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明してきたが、本発明はこれに限定されることはなく、その他のリールを用いる如何なる工程においても使用することが可能である。
また上記実施例では、巻装されるテープとして、電子部品実装用フィルムキャリアテープを例にとって説明したが、その他、例えば、写真用ネガ、映画用フィルム等を巻装するリールに対しても使用することが可能である。
また、上記実施例において、リール側板矯正具10とリール20とを固定するよう発明されたリール側板矯正具10の嵌合凸部14、環状溝嵌合凸部15、固定具50は、本発明の目的を逸脱しない範囲で組み合わせて構成すればよいとともに種々の変更や機能追加が可能である。
図1は、本発明の一実施例に係るリール側板矯正具をリールに取り付けた場合の分解斜視図である。 図2(a)は、本発明のリール側板矯正具の実施例の正面図、図2(b)は右側面図である。 図3は、本発明のリール側板矯正具の第一の実施例を示す分解断面図である。 図4(a)は、本発明の第一の実施例であるリール側板矯正具をリールに装着した状態を示す断面図であり、図4(b)は図4(a)の部分拡大図である。 図5(a)は、本発明の他の実施例であるリール側板矯正具をリールに装着した状態を示す断面図であり、図5(b)は図5(a)の部分拡大図である。 図6(a)は、本発明の他の実施例であるリール側板矯正具をリールに装着した状態を示す断面図であり、図6(b)は図6(a)の部分拡大図である。 図7(a)は、本発明の他の実施例であるリール側板矯正具をリールに装着した状態を示す断面図であり、図7(b)は図7(a)の部分拡大図である。 図8は、本発明のリール側板矯正具の他の実施例を示す分解断面図である。 図9(a)は、本発明の他の実施例であるリール側板矯正具をリールに装着した状態を示す断面図であり、図9(b)は図9(a)の部分拡大図である。 図10は、本発明の他の実施例であるリール側板矯正具をリールに装着した状態を示す断面図である。 図11は、本発明の他の実施例であるリール側板矯正具をリールに装着した状態を示す断面図である。 図12は、本発明の他の実施例であるリール側板矯正具をリールに装着し、さらに固定具を嵌合させた状態を示す部分断面図である。 図13(a)は、本発明の他の実施例であるリール側板矯正具の固定具を示す分解斜視図であり、図13(b)は、固定具の側板固定端部と嵌合爪とを嵌入した斜視図である。 図14は、本発明の他の実施例であるリール側板矯正具をリールに装着し、さらに固定具を嵌合させた状態を示す部分断面図である。 図15は、従来のキャリアテープリールを示す分解断面図である。
符号の説明
10 リール側板矯正具
11 矯正具切り欠き部
12 リール側板矯正部材
12a 外縁端部
13 固定具嵌入部
14 嵌合凸部
15 環状溝嵌合凸部
16 貫通穴
17 矯正具凹部
18 係合片
19 開口部縁当接部
20 リール
21 側板部
22 開口部
22a 開口部縁
22b 開口部縁外端部
22c 開口部縁内端部
23 外周環状溝部
24 凹部
25 軸部
26 側板凸部
27 固定具嵌合凹部
28 固定具嵌入部
30 テープ巻き取り装置
32 リール取り付け軸
34 螺子切り部
40 止め具
50 固定具
51 嵌合爪
52 嵌入凸部
53 側板フランジ
54 可動部
55 半円形凸部
56 半円形凹部
t0 要部幅
t1 嵌合凸部幅
t2 リール側板部幅
t3 嵌合凸部幅
t4 側板矯正具幅
t5 側板矯正具幅
T1 リール幅
100 キャリアテープリール
101 リールフランジ
102 リールフランジ
103 巻芯
104 巻芯
105 ばね
106 リール幅
108 固定部

Claims (23)

  1. 長尺状のテープを巻装するための軸部と、巻装されたテープを保持するように軸部の両端に固着された一対の離間する側板部とを備えたリールの側板部を矯正するために、側板部外方からリールに着脱自在に嵌着されるリール側板矯正具であって、
    前記リール側板矯正具が、
    前記リールと同心円状の円板形状を有するリール側板矯正部材からなり、中心部にリールの軸部の貫通穴と合致する貫通穴と、
    前記リール側板矯正具をリールに嵌着した際に、前記リールの側板部に形成された凹部に嵌合される嵌合凸部と、
    を備えることを特徴とするリール側板矯正具。
  2. 前記リールの側板部に形成された凹部が、開口部であることを特徴とする請求項1に記載のリール側板矯正具。
  3. 前記リールの側板部に形成された凹部が、外周環状溝部であることを特徴とする請求項1に記載のリール側板矯正具。
  4. 前記リール側板矯正具の嵌合凸部が、前記リールの側板部に形成された凹部と合致する形状を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のリール側板矯正具。
  5. 前記リール側板矯正具の嵌合凸部が、前記リールの側板部に形成された凹部の、前記リールの回転方向の両端部に係合する一対の係合片から構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のリール側板矯正具。
  6. 前記リールの側板部の直径に対して、
    前記リール側板矯正具のリール側板矯正部材の直径が大であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のリール側板矯正具。
  7. 前記リールの側板部の直径に対して、
    前記リール側板矯正具のリール側板矯正部材の直径が同径であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のリール側板矯正具。
  8. 前記リール側板矯正具の嵌合凸部の幅が、
    前記リールの側板部の幅と同幅またはそれ以下であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のリール側板矯正具。
  9. 前記リール側板矯正具が、
    前記リールの一対の離間する側板部を挟持する様に用いられる一対のリール側板矯正部材から構成されることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のリール側板矯正具。
  10. 前記リール側板矯正具が、
    前記リール側板矯正部材と、
    前記リールの一対の離間する側板部の外縁端部とを着脱自在に固定する固定具を備えていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のリール側板矯正具。
  11. 前記固定具が、リールの側板部とリール側板矯正具のリール側板矯正部材の外縁端部に複数個一定間隔離間して設けられていることを特徴とする請求項10に記載のリール側板矯正具。
  12. 前記固定具の一端部が、前記リール側板矯正具のリール側板矯正部材に固定されていることを特徴とする請求項10または11に記載のリール側板矯正具。
  13. 前記リール側板矯正具が、電子部品実装用フィルムキャリアテープの巻き取りに使用するものであることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載のリール側板矯正具。
  14. 前記リール側板矯正具が、合成樹脂から形成されていることを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載のリール側板矯正具。
  15. 前記リール側板矯正具が、透明または半透明の合成樹脂から形成されていることを特徴とする請求項14に記載のリール側板矯正具。
  16. 請求項1から15のいずれかに記載のリール側板矯正具を、
    その嵌合凸部をリールの側板部の凹部に嵌合することによってリールの側板部の外方より嵌着するとともに、これらを一端がテープ巻き取り装置に固定されたリール取り付け軸に挿入し、
    前記リール取り付け軸の他端を止め具で止めて構成したことを特徴としたテープ巻き取り装置。
  17. 前記テープ巻き取り装置が、
    リールの側板部の両側から側板部を挟持するようにその嵌合凸部をリール側板矯正具の凹部に嵌合することによってリールの側板部の外方より嵌着することを特徴とする請求項16に記載のテープ巻き取り装置。
  18. 前記リールが、長尺状のテープが巻装されたものであることを特徴とする請求項17に記載のテープ巻き取り装置。
  19. 前記長尺状のテープが、電子部品実装用フィルムキャリアテープであることを特徴とする請求項18に記載のテープ巻き取り装置。
  20. 請求項1から15のいずれかに記載のリール側板矯正具を、
    その嵌合凸部をリールの側板部の凹部に嵌合することによってリールの側板部の外方より嵌着するとともに、これらを一端がテープ巻き取り装置に固定されたリール取り付け軸に挿入し、
    前記リール取り付け軸の他端を止め具で止めて構成したことを特徴としたテープ巻き取り方法。
  21. 前記テープ巻き取り装置が、
    リールの側板部の両側から側板部を挟持するようにその嵌合凸部をリール側板矯正具の凹部に嵌合することによってリールの側板部の外方より嵌着することを特徴とする請求項20に記載のテープ巻き取り方法。
  22. 前記リールが、長尺状のテープが巻装されたものであることを特徴とする請求項20または21に記載のテープ巻き取り方法。
  23. 前記長尺状のテープが、電子部品実装用フィルムキャリアテープであることを特徴とする請求項22に記載のテープ巻き取り方法。
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