JPH10328964A - 回転テーブルを備えた加工機 - Google Patents

回転テーブルを備えた加工機

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JPH10328964A
JPH10328964A JP15445797A JP15445797A JPH10328964A JP H10328964 A JPH10328964 A JP H10328964A JP 15445797 A JP15445797 A JP 15445797A JP 15445797 A JP15445797 A JP 15445797A JP H10328964 A JPH10328964 A JP H10328964A
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JP
Japan
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work area
rotary table
partition plate
area
carry
Prior art date
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Application number
JP15445797A
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English (en)
Inventor
Ginji Naruoka
岑爾 成岡
Katsumoto Yoshikawa
勝元 吉川
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転テーブルを備えた加工機であって、作業
領域を拡大し、作業工具と仕切板との干渉を防止すると
ともに、回転テーブルの回転中心を作業領域の外側に移
動させることによる装置の大型化を防止すること。 【解決手段】 カバー10により包囲された作業領域1
と、該作業領域1内に回転中心が位置する回転テーブル
2より成り、回転により搬入出領域3と前記作業領域1
との間において工作物4を搬入搬出する搬入出機構20
と、前記作業領域1と搬入出領域3との間を区画する仕
切板5と、前記工作物4が前記搬入出領域3から前記作
業領域1に搬入される時に、前記作業領域1を拡大する
ように前記仕切板5を前記搬入出領域3側に移動する仕
切板移動機構6とから成る回転テーブルを備えた加工
機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カバーにより包囲
された作業領域内に回転中心が位置する回転テーブルを
備えた加工機において、作業領域において搬入された工
作物に作業が施される際に、前記作業領域と搬入出領域
との間を区画する前記仕切板を該作業領域を拡大するよ
うに前記搬入出領域側に移動するようにした回転テーブ
ルを備えた加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の回転テーブルを備えた加工
機は、図7ないし図9に示されるようにカバーCにより
包囲された作業領域S内に回転中心が位置する回転テー
ブルTによって構成され、搬入出領域Hと前記作業領域
Sとの間において工作物Wを搬入搬出する搬入出機構M
において、前記作業領域Sと搬入出領域Hとの間を区画
する前記仕切板Dを、前記回転テーブルTの回転中心に
相当する位置に垂直に立設して、連絡口Jを塞ぐもので
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転テーブルを
備えた加工機は、図7に示されるように前記仕切板Dが
前記回転テーブルTの回転中心に相当する位置に垂直に
立設されているため、前記作業領域Sを狭くするととも
に、前記作業領域S内に位置決めされた前記工作物W
を、例えば、ロボットRの先端に配設したワイヤを備え
た回転工具によって構成されるバリ取り工具Lによって
バリ取り作業を行う時に、前記バリ取り工具Lが、前記
仕切板Dに干渉する場合があるという問題があった。
【0004】上記従来の回転テーブルを備えた加工機
は、充分な作業スペースを確保するために前記仕切板D
が垂直に立設される前記回転テーブルTの回転中心を、
前記作業領域Sの境界部またはその外に配置すると、加
工装置全体が大型化するという問題があった。
【0005】本発明者らは、カバーにより包囲された作
業領域内に回転中心が位置する回転テーブルを備えた加
工機において、作業領域において搬入された工作物に作
業が施される際に、前記作業領域と搬入出領域との間を
区画する前記仕切板を該作業領域を拡大するように前記
搬入出領域側に移動するという本発明の第1の技術的思
想に着眼するとともに、前記工作物が作業領域内に搬入
される前記回転テーブルの回転動作に同期して、前記仕
切板が該作業領域を拡大するように前記搬入出領域側に
移動するという本発明の第2の技術的思想に着眼して、
さらに研究開発を重ねた結果、作業領域を拡大し、作業
工具と前記仕切板との干渉を防止するとともに、前記回
転テーブルの回転中心を外側に移動させることによる装
置の大型化を防止するという目的を達成する本発明に到
達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の回転テーブルを備えた加工機は、カバー
により包囲された作業領域と、該作業領域内に回転中心
が位置する回転テーブルより成り、回転により搬入出領
域と前記作業領域との間において工作物を搬入搬出する
搬入出機構と、前記作業領域と搬入出領域との間を区画
する仕切板と、前記作業領域において前記工作物に作業
が施される際に、該作業領域を拡大するように前記仕切
板を前記搬入出領域側に移動する仕切板移動機構とから
成るものである。
【0007】本発明(請求項2に記載の第2発明)の回
転テーブルを備えた加工機は、前記第1発明において、
前記仕切板移動機構が、前記工作物が前記搬入出領域か
ら前記作業領域に搬入される時に、前記作業領域を拡大
するように前記仕切板を前記搬入出領域側に移動するよ
うに構成されているものである。
【0008】本発明(請求項3に記載の第3発明)の回
転テーブルを備えた加工機は、前記第2発明において、
前記仕切板が、前記回転テーブル上に揺動部材を介して
揺動可能に配設され、前記工作物を前記作業領域に搬入
するための前記回転テーブルの回転動作に同期して、固
定側に配設された当接部材に当接することにより、前記
作業領域を拡大する方向に揺動するように構成されてい
るものである。
【0009】本発明(請求項4に記載の第4発明)の回
転テーブルを備えた加工機は、前記第2発明において、
前記仕切板が、前記回転テーブル上にリンク機構を介し
て移動可能に配設され、前記工作物を前記作業領域に搬
入するための前記回転テーブルの回転動作に同期して、
固定側に配設された当接部材に当接することにより、前
記作業領域を拡大する方向に移動するように構成されて
いるものである。
【0010】
【発明の作用および効果】上記構成より成る第1発明の
回転テーブルを備えた加工機は、カバーにより包囲され
た作業領域に回転中心が位置する回転テーブルにおい
て、前記作業領域における前記工作物に作業が施される
際に、前記仕切板移動機構により前記作業領域を拡大す
るように前記仕切板を前記搬入出領域側に移動するの
で、前記回転テーブルの回転中心が前記作業領域内に位
置していても、作業領域を拡大し、作業工具と前記仕切
板との干渉を防止するとともに、前記回転テーブルの回
転中心を外側に移動させることによる装置の大型化を防
止するという効果を奏する。
【0011】上記構成より成る第2発明の回転テーブル
を備えた加工機は、前記第1発明において、前記仕切板
移動機構が、前記工作物が前記搬入出領域から前記作業
領域に搬入される時に、前記作業領域を拡大するように
前記仕切板を前記搬入出領域側に移動するので、前記作
業領域における前記工作物に作業が施される前に、前記
作業領域を確実に拡大するという効果を奏する。
【0012】上記構成より成る第3発明の回転テーブル
を備えた加工機は、前記第2発明において、前記仕切板
が、前記回転テーブル上に揺動部材を介して揺動可能に
配設され、前記工作物を前記作業領域に搬入するための
前記回転テーブルの回転動作に同期して、固定側に配設
された当接部材に当接することにより、前記作業領域を
拡大する方向に揺動するので、前記回転テーブルの回転
動作を利用して前記仕切板を揺動するため、前記仕切板
移動機構の構成をシンプルにして、動作を確実にすると
いう効果を奏する。
【0013】上記構成より成る第4発明の回転テーブル
を備えた加工機は、前記第2発明において、前記仕切板
が、前記回転テーブル上にリンク機構を介して移動可能
に配設され、前記工作物を前記作業領域に搬入するため
の前記回転テーブルの回転動作に同期して、固定側に配
設された当接部材に当接することにより、前記作業領域
を拡大する方向に垂直状態で移動するため、前記第3発
明に比べて前記作業領域を一層有効に拡大するととも
に、前記仕切板移動機構の構成をシンプルにして、動作
を確実にするという効果を奏する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。
【0015】(第1実施形態)本第1実施形態の回転テ
ーブルを備えた加工装置は、図1ないし図3に示される
ようにカバー10により包囲された作業領域1と、該作
業領域1内に回転中心が位置する回転テーブル2より成
り、回転により搬入出領域3と前記作業領域1との間に
おいて工作物4を搬入搬出する搬入出機構20と、前記
作業領域1と搬入出領域3との間を区画する仕切板5
と、前記工作物4が前記搬入出領域3から前記作業領域
1に搬入される時に、前記作業領域1を拡大するように
前記仕切板5を前記搬入出領域3側に移動する仕切板移
動機構6とから成るものである。
【0016】前記作業領域1は、前記カバー10により
包囲され、該カバー10の上面に多関節型のロボット1
1が吊り下げられ、先端の下端にワイヤを備えた回転工
具によって構成されるバリ取り工具12が配設され、前
記工作物4に穿設された図略の穴部に残っているバリを
除去するバリ取り作業が行われる。
【0017】前記搬入出機構20と、作業領域1内に回
転中心が位置する回転軸21と一体的に形成された回転
テーブル2より成り、前記回転軸21の外周壁に配設さ
れたギヤ22をモータ(図示せず)によって回転駆動さ
れるピニオンギヤ23によって回転駆動される。
【0018】前記回転テーブル2の対向する位置に前記
工作物4を載置するワーク受け24が配設され、図1に
示されるように一方のワーク受け24が前記作業領域1
内に位置する時、他方のワーク受け24は搬入出領域3
に位置する。
【0019】前記仕切板5は、図1に示されるように前
記作業領域1と前記搬入出領域3との間を連絡する連絡
口31に前記作業領域1と搬入出領域3との間を区画す
べく配設された略矩形の板50によって構成される。
【0020】前記仕切板5は、図1および図3に示され
るように前記回転テーブル2を構成する前記回転軸21
の回転中心を挟んで、該仕切板5の厚さより充分長い距
離だけ隔てて平行に前記回転テーブル2上に配設された
対向部材51の間に揺動部材としてのヒンジ52によっ
て揺動自在に載置されている。この対向部材51は後述
する仕切板を受けるように設けられ、この対向部材51
の先端には仕切板を受ける際の衝撃を吸収するための弾
性部材が設けられている。
【0021】前記仕切板移動機構6は、図2および図3
に示されるように前記回転テーブル2を支持するベアリ
ングBが配設された環状の固定部25の下部に略対向す
る位置に突設され、半径外方に突出した当接部材として
のピン61、62と、図1に示されるように前記仕切板
5を構成する略矩形の板50の両側下部に突設された幅
の異なる下方突出部63、64とから成る。
【0022】前記仕切板移動機構6は、工作物4が搬入
出領域3においてワーク受24に載置された状態から工
作物4を作業領域1に搬入する際、前記回転テーブル2
が反時計方向に回転して前記工作物4が前記作業領域1
の作業位置に到達する直前において、前記仕切板50の
前記下方突出部63が前記ピン61に係合して、前記仕
切板50が図3の点線に示される状態から実線で示され
るように時計方向に揺動し、前記連絡口31を塞ぐよう
に構成されている。次に作業領域1内の工作物4を搬入
出領域3に搬出する際には前記回転テーブル2を時計方
向に回転させると、前記工作物4が前記搬入出作業領域
3に到達する直前において、前記仕切板50の前記下方
突出部63が前記ピン62に係合して、前記仕切板50
が図3の点線に示される状態から実線で示されるように
時計方向に揺動し、前記連絡口31を塞ぐように構成さ
れている。
【0023】操作盤91によって入力された指令に従
い、制御装置92によって前記ロボット11と、バリ取
り工具12と、前記回転テーブル2を回転駆動する図略
のモータとが制御される。
【0024】次に、動作について説明する。上記構成よ
り成る第1実施形態の回転テーブルを備えた加工機は、
前記作業領域1内の前記工作物4に穿設された穴部に残
っているバリが、前記ロボット11の先端に配設された
前記バリ取り工具12によって除去するバリ取り作業が
行われるとともに、その間に前記搬入出領域3において
前記回転テーブル2の前記ワーク受け24に新しい工作
物4が載置される。
【0025】前記回転テーブル2が反時計方向に回転し
て前記工作物4が前記作業領域1の作業位置に到達する
直前において、前記仕切板移動機構6を構成する前記下
方突出部63が前記ピン61に係合して、図3に示され
るように時計方向に揺動させ、前記連絡口31が塞が
れ、前記作業位置の工作物4が上述と同様にバリ取り作
業が行われるとともに、前記搬入出領域3において前記
ワーク受け24に新しい工作物4が載置される。
【0026】前記ワーク受け24に載置された新しい工
作物4を、前記作業領域1内に搬入するために、前記回
転テーブル2を反時計方向に回転させると、前記工作物
4が前記作業領域1の作業位置に到達する直前におい
て、前記仕切板50の前記下方突出部63が前記ピン6
2に係合して、図3に示されるように時計方向に揺動さ
れ、前記連絡口31が塞がれ、上述したバリ取り作業が
行われる。
【0027】上記作用を奏する第1実施形態の回転テー
ブルを備えた加工機は、前記作業領域1における前記工
作物4に作業が施される前に、前記仕切板移動機構6に
より前記作業領域1を拡大するように前記仕切板5を予
め前記搬入出領域3側に移動するので、作業領域を拡大
し、前記バリ取り工具12と前記仕切板5との干渉を防
止するという効果を奏する。
【0028】また第1実施形態の回転テーブルを備えた
加工機は、上述したように前記作業領域1を実質的に拡
大し、前記バリ取り工具12と前記仕切板5との干渉を
防止するため、前記回転テーブル2の回転中心を外側に
移動させることによる装置の大型化を防止するという効
果を奏する。
【0029】さらに第1実施形態の回転テーブルを備え
た加工機は、前記仕切板移動機構6が、前記工作物が前
記搬入出領域3から前記作業領域1に搬入される時に、
前記作業領域1を拡大するように前記仕切板5を前記搬
入出領域3側に移動するので、前記作業領域1における
前記工作物4に作業が施される前に、前記作業領域1を
確実に拡大できるという効果を奏する。
【0030】また第1実施形態の回転テーブルを備えた
加工機は、前記回転テーブル2上に前記ヒンジ52を介
して揺動可能に配設された前記仕切板5と一体的に形成
された前記下方突出部63が、前記工作物4を前記作業
領域1に搬入するための前記回転テーブル2の回転動作
に同期して、前記固定部25に配設された前記ピン61
に当接することにより、前記作業領域1を拡大する方向
に揺動するので、前記回転テーブル2の回転動作を利用
して前記仕切板5を揺動するための独立の駆動源が不要
であるとともに、電気的、ソフト的な制御が不要である
という効果を奏する。
【0031】さらに第1実施形態の回転テーブルを備え
た加工機は、前記仕切板移動機構6を、前記固定部25
に配設された前記ピン61、62と、前記仕切板5と一
体的に形成された前記下方突出部63、64とから構成
するものであり、メカ的タイミングのみで動作するもの
であるため、構成をシンプルにして、部品コストおよび
組付コストを下げるとともに、動作を確実にし、修理性
に優れ、メンテナンスフリーであり、強固な構成にすれ
ば寿命が長いという効果を奏する。
【0032】(第2実施形態)本第2実施形態の回転テ
ーブルを備えた加工機は、図4および図5に示されるよ
うに前記仕切板5が、前記回転テーブル2上にリンク機
構7を介して移動可能に配設され、前記工作物4を前記
作業領域に搬入するための前記回転テーブル2の回転動
作に同期して、固定側に配設されたピン61、62に当
接することにより、前記仕切板5を垂直な状態で前記作
業領域1を拡大する方向に移動するように構成されてい
る点が、前記第1実施形態との相違点であり、以下相違
点を中心に説明する。
【0033】前記リンク機構7は、前記回転テーブル2
の両側に垂設された基部70に上下一対のクランク状の
リンク71が揺動自在に支持され、該リンク71の一端
に前記ピン61、62に係合する係合片72を係止し、
前記リンク71の他端に前記仕切板5を垂直な状態で係
止するものである。
【0034】上記構成より成る第2実施形態の回転テー
ブルを備えた加工機は、前記工作物4を前記作業領域1
に搬入するための前記回転テーブル2の回転動作に同期
して、前記回転テーブル2上に揺動自在に配設された前
記係合片72が前記固定側25に配設されたピン61、
62に当接することにより、前記一対のクランク状のリ
ンク71が時計方向に揺動することにより、図5に示さ
れるように前記リンク71の他端に垂直な状態で係止さ
れた前記仕切板5を前記作業領域を拡大する方向に移動
させ、前記連絡口31が塞がれる。
【0035】上記作用を奏する第2実施形態の回転テー
ブルを備えた加工機は、上述のように前記回転テーブル
2の回転に同期して、前記リンク機構7を介して移動可
能に配設された前記仕切板5が揺動し、前記作業領域を
拡大する方向に垂直状態で移動するため、前記第1実施
形態に比べて前記作業領域1を一層有効に拡大するとと
もに、前記バリ取り工具12と前記仕切板5との干渉を
防止するという効果を奏する。
【0036】(第3実施形態)本第3実施形態の回転テ
ーブルを備えた加工機は、図6に示されるように前記仕
切板5が、前記回転テーブル2上に平行リンク機構8を
介して移動可能に配設され、前記工作物4を前記作業領
域1に搬入するための前記回転テーブル2の回転動作に
同期して、リンク84が固定側に配設されたピン61、
62に当接することにより、前記仕切板5を垂直な状態
で前記作業領域を拡大する方向に移動するように構成さ
れている点が、前記第1実施形態および第2実施形態と
の相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
【0037】前記平行リンク機構8は、長短の対向する
リンク81、82および83、84が長さが等しく、該
リンク81、82の中央部が前記回転テーブル2に揺動
自在に支持され、前記リンク83の中央が、前記仕切板
5の両側を垂直な状態で係止するとともに、前記リンク
84の一端が前記回転テーブル2の回転によって前記固
定側25に配設されたピン61、62に当接するように
構成されている。
【0038】上記構成より成る第3実施形態の回転テー
ブルを備えた加工機は、前記工作物4を前記作業領域1
に搬入するための前記回転テーブル2の回転動作に同期
して、前記回転テーブル2上に揺動自在に配設された前
記リンク84の一端が前記固定側25に配設されたピン
61、62に当接することにより前記リンク84が時計
方向に揺動すると、前記一対のリンク81、82が時計
方向に揺動することにより、前記第2実施形態と同様に
前記リンク83の他端に垂直な状態で係止された前記仕
切板5を前記作業領域を拡大する右方向に移動させ、前
記連絡口31が塞がれる。
【0039】上記作用を奏する第3実施形態の回転テー
ブルを備えた加工機は、上述のように前記回転テーブル
2の回転に同期して、前記平行リンク機構8を介して移
動可能に配設された前記仕切板5が揺動し、前記作業領
域を拡大する右方向に垂直状態で移動するため、前記第
1実施形態に比べて前記作業領域1を一層有効に拡大す
るとともに、前記バリ取り工具12と前記仕切板5との
干渉を防止するという効果を奏する。
【0040】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の回転テーブルを備えた
加工装置の全体を示す断面図である。
【図2】本第1実施形態の回転テーブルの回転機構を示
す側面図である。
【図3】本第1実施形態の仕切板移動機構を示す部分正
面図である。
【図4】本発明の第2実施形態の仕切板移動機構を示す
斜視図である。
【図5】本第2実施形態における仕切板によって連絡口
が塞がれた状態を示す部分正面図である。
【図6】本発明の第3実施形態の仕切板移動機構を示す
斜視図である。
【図7】従来の回転テーブルを備えた加工装置の全体を
示す断面図である。
【図8】従来の回転テーブルの回転機構を示す側面図で
ある。
【図9】従来の仕切板移動機構を示す図7中A−A線に
沿う断面図である。
【符号の説明】
1 作業領域 2 回転テーブル 3 搬入出領域 4 工作物 5 仕切板 6 仕切板移動機構 10 カバー 20 搬入出機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバーにより包囲された作業領域と、 該作業領域内に回転中心が位置する回転テーブルより成
    り、回転により搬入出領域と前記作業領域との間におい
    て工作物を搬入搬出する搬入出機構と、 前記作業領域と搬入出領域との間を区画する仕切板と、 前記作業領域において前記工作物に作業が施される際
    に、該作業領域を拡大するように前記仕切板を前記搬入
    出領域側に移動する仕切板移動機構とから成ることを特
    徴とする回転テーブルを備えた加工機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記仕切板移動機構が、前記工作物が前記搬入出領域か
    ら前記作業領域に搬入される時に、前記作業領域を拡大
    するように前記仕切板を前記搬入出領域側に移動するよ
    うに構成されていることを特徴とする回転テーブルを備
    えた加工機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記仕切板が、前記回転テーブル上に揺動部材を介して
    揺動可能に配設され、前記工作物を前記作業領域に搬入
    するための前記回転テーブルの回転動作に同期して、固
    定側に配設された当接部材に当接することにより、前記
    作業領域を拡大する方向に揺動するように構成されてい
    ることを特徴とする回転テーブルを備えた加工機。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記仕切板が、前記回転テーブル上にリンク機構を介し
    て移動可能に配設され、前記工作物を前記作業領域に搬
    入するための前記回転テーブルの回転動作に同期して、
    固定側に配設された当接部材に当接することにより、前
    記作業領域を拡大する方向に移動するように構成されて
    いることを特徴とする回転テーブルを備えた加工機。
JP15445797A 1997-05-27 1997-05-27 回転テーブルを備えた加工機 Pending JPH10328964A (ja)

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JP15445797A JPH10328964A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 回転テーブルを備えた加工機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011055306B3 (de) * 2011-11-11 2013-04-25 Wheelabrator Group Gmbh Verfahren zum taktweisen Abschirmen einer Arbeitskammeröffnung sowie eine Abschirmvorrichtung zur Durchführung des Verfahrens

Cited By (3)

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