JPH10328843A - スタッド溶植ガン - Google Patents

スタッド溶植ガン

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Publication number
JPH10328843A
JPH10328843A JP14632997A JP14632997A JPH10328843A JP H10328843 A JPH10328843 A JP H10328843A JP 14632997 A JP14632997 A JP 14632997A JP 14632997 A JP14632997 A JP 14632997A JP H10328843 A JPH10328843 A JP H10328843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stud
tip
gun
sheet metal
puller
Prior art date
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Pending
Application number
JP14632997A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Takei
井 教 悦 武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YASHIMA KK
YASHIMA PRODUCTS
Original Assignee
YASHIMA KK
YASHIMA PRODUCTS
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Filing date
Publication date
Application filed by YASHIMA KK, YASHIMA PRODUCTS filed Critical YASHIMA KK
Priority to JP14632997A priority Critical patent/JPH10328843A/ja
Publication of JPH10328843A publication Critical patent/JPH10328843A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のスタッドガンが有するスタッドリングの
溶植機能若しくは絞りビットによる絞り機能、更にはハ
ンマープーラ等による板金処理機能というそれぞれの機
能の一体化を図ることにより、従来の板金処理における
効率化を可能とするスタッド溶植ガンの提供を課題とす
るものである。 【解決手段】板金処理に供されるスタッドリング溶植用
のガンを、グリップハンドルの一端に突設されたチップ
ホルダの軸受部材により回動自在に軸支して、その先端
部にスタッド溶植チップを装着するとともにスライディ
ングヘッドの摺動を自在とするハンマープーラのプーラ
シャフトを係着する軸受金具を備える構成を解決手段と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、板金作業に用い
られるスタッド溶植ガンに係り、特に板金箇所の引き出
し処理を行うハンマープーラを回動自在若しくは着脱自
在に備えたスタッド溶植ガンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からの車両等の板金作業において
は、図6に示すように自動車用のドア30の要修理箇所
30aに板金処理を施すために、ハンマープーラ(図示
せず)等の板金工具を係止するスタッドリング60が溶
植される。このスタッドリング60の要修理箇所30a
への溶植は、先端部にスタッドリング60の挟持を自在
とするスタッドリングホルダ51が装着されたスタッド
ガン50を用いて行われている。
【0003】そのためにスタッドガン50は図示しない
スタッド溶植機の溶植電極側に溶植ケーブルWcを介し
て接続され、またスタッド溶植機の他方の通電電極側に
はアースケーブルEcを介してアース電極55が要修理
箇所30a以外の塗装を剥離した地金30bにクランプ
56によって固定されている。そしてスタッドガン50
のスイッチ操作によって図示されないスタッド溶植機よ
り電流が印加されスタッドリング60が要修理箇所30
aに溶植される。このようにして要修理箇所30aにス
タッドリング60が溶植され、このスタッドリング60
にハンマープーラ等の板金工具が係止されて板金処理が
行われる。
【0004】一方、一般に以上のようなスタッド処理や
板金処理が行われた要修理箇所30aの表面は、これら
の処理の影響による歪みが生じて凹凸状の表面形状とな
っている場合が多く、その歪みの修正を行う必要が生ず
る。この歪みの修正には前記のスタッド溶植機が用いら
れ、スタッドガン50の先端部のスタッドリングホルダ
51に代えて歪み除去のための絞りビット(図示せず)
を装着するとともに、併せてスタッド溶植機の電流値の
調整により該当箇所の修正が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明からも判断
できるように、要修理箇所30aの作業工程は、スタッ
ドガン50によるスタッドリング60の溶植工程、ハン
マープーラ等による板金処理工程、更には歪み除去のた
めの絞りビットによる絞り工程を、状況によっては繰り
返して処理することとなり、その際には都度スタッドガ
ン50に装着するスタッドリングホルダ51と絞りビッ
トの交換作業とハンマープーラ等の板金用の工具が必要
であるために、効率的な作業を行うことができなかっ
た。
【0006】そこで、これらの改善を図るために本発明
は、従来のスタッドガン50が有するスタッドリング6
0の溶植機能若しくは絞りビットによる絞り機能、更に
はハンマープーラ等による板金処理機能というそれぞれ
の機能の一体化を図ることにより、従来の板金処理にお
ける処理能力の向上を可能とする、スタッド溶植ガンの
提供を課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するため、板金処理に供されるスタッドリング溶
植用のガンを、グリップハンドルの一端部に突設された
チップホルダの軸受部材により回動自在に軸支され、そ
の先端部にスタッド溶植チップを装着するとともにスラ
イディングヘッドの摺動を自在とするハンマープーラの
プーラシャフトを係着する軸受金具を備える構成とする
ことである。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明に係るハンマープーラを
備えたスタッド溶植ガンの実施の形態について図面に沿
って説明を行う。
【0009】図1は本発明に係るハンマープーラを備え
たスタッド溶植ガンの使用状態の説明図であり、図2は
ハンマープーラを備えたスタッド溶植ガンを説明する全
体斜視図である。
【0010】これらの図に示すように、このハンマープ
ーラを備えたスタッド溶植ガン1は、グリップハンドル
2の一端部に突設されたチップホルダ9に、軸受部材7
によってその回動を自在として軸支され、その先端部に
スタッド溶植チップ5を装着するとともに、スライディ
ングヘッド4の摺動を自在とするハンマープーラのプー
ラシャフト3を係着する軸受金具8によって構成されて
いる。そして、前記チップホルダ9には絞り処理に供さ
れるしぼり用チップ6が装着されている。
【0011】このような構成とするハンマープーラを備
えたスタッド溶植ガン1を用いての板金処理について説
明を行う。
【0012】図3はハンマープーラを備えたスタッド溶
植ガン1により、車両等のドア30の要修理箇所30a
の凹部31の引き出し処理を行っている状況の説明図で
ある。このハンマープーラを備えたスタッド溶植ガン1
のプーラシャフト3の先端延長線上には、スタッド溶植
チップ5が装着されているが、先ず最初にこのスタッド
溶植チップ5を要修理箇所30aの凹部31に押圧す
る。そしてグリップハンドル2の操作スイッチSwのO
N操作により、スタッド電流がスタッド溶植チップ5に
印加され、このスタッド溶植チップ5の頭部が直接要修
理箇所30aの凹部31に溶植される。この方法によれ
ば従来用いられていたスタッドリングの要修理箇所30
aへの溶植処理が省略できることとなる。スタッド溶植
チップ5の要修理箇所30aの凹部31への溶植を完了
した後に、ハンマープーラのプーラシャフト3に摺動自
在に配置されるスライディングヘッド4をグリップハン
ドル2方向に摺動させ、その慣性力の反力によって凹部
31が引き出されることとなる。
【0013】図4はハンマープーラを備えたスタッド溶
植ガン1により、車両等のドア30の要修理箇所30a
の歪みを生じた箇所である凸部32の修正を行っている
状況の説明図である。この要修理箇所30aの歪みを生
じた箇所である凸部32の修正を行う場合には、グリッ
プハンドル2の一端部に突設されたチップホルダ9に軸
受部材7によってその回動を自在として軸支された軸受
金具8を回動させた後、チップホルダ9に装着され固定
ボルト6aによって固定されたしぼり用チップ6を凸部
32に押圧する。そしてスタッド溶植機の電流値の調整
の後にグリップハンドル2の操作スイッチSwのON操
作により、電流がしぼり用チップ6に印加され、歪みを
生じた箇所である凸部32の修正が行われることとな
る。
【0014】なお、図5はハンマープーラを備えたスタ
ッド溶植ガン1の他の実施の形態を示す斜視図である
が、このハンマープーラを備えたスタッド溶植ガン1
は、軸受金具8aに切欠部8bを形成することにより、
チップホルダ9の軸受部材7aに対してその着脱を自在
とすることを可能とするものであって、図6に示した従
来のスタッドガン50に、軸受部材7a等の部材を加え
る等の簡単な改良によっても前述のハンマープーラを備
えたスタッド溶植ガン1とすることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明を行った本発明のスタッド溶植
ガンによれば次のような効果を奏する。
【0016】従来の板金処理における溶植機能若しくは
絞り機能、更には板金処理機能の一体化が図れるため
に、作業効率の向上を図った板金処理の実現が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスタッド溶植ガンの使用状態の説
明図である。
【図2】スタッド溶植ガンを説明する全体斜視図であ
る。
【図3】スタッド溶植ガンにより、要修理箇所引っ張り
出し作業を行っている状況の説明図である。
【図4】スタッド溶植ガンにより、要修理箇所の歪みを
生じた箇所の修正を行っている状況の説明図である。
【図5】他の実施の形態を示す斜視図である。
【図6】従来のスタッドガン(スタッド溶植ガン)の使
用状態の説明図である。
【符号の説明】
1 スタッド溶植ガン 2 グリップハンドル 3 プーラシャフト 4 スライディングヘッド 5 スタッド溶植チップ 6 しぼり用チップ 6a 固定ボルト 7 軸受部材 7a 軸受部材 8 軸受金具 8a 軸受金具 8b 切欠部 9 ホルダー 30 ドア 30a 要修理箇所 30b 地金 31 凹部(要修理箇所) 32 凸部(要修理箇所) 50 スタッドガン 51 スタッドリングホルダ 55 アース電極 56 クランプ 60 スタッドリング Ec アースケーブル Sw 操作スイッチ Wc 溶植ケーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板金処理に供されるスタッド溶植用のガ
    ンであって、 グリップハンドルの一端部に突設されたチップホルダの
    軸受部材により回動自在に軸支され、その先端部にスタ
    ッド溶植チップを装着するとともにスライディングヘッ
    ドの摺動を自在とするハンマープーラのプーラシャフト
    を係着する軸受金具を備えることを特徴とする、スタッ
    ド溶植ガン。
JP14632997A 1997-06-04 1997-06-04 スタッド溶植ガン Pending JPH10328843A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14632997A JPH10328843A (ja) 1997-06-04 1997-06-04 スタッド溶植ガン

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14632997A JPH10328843A (ja) 1997-06-04 1997-06-04 スタッド溶植ガン

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JPH10328843A true JPH10328843A (ja) 1998-12-15

Family

ID=15405228

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14632997A Pending JPH10328843A (ja) 1997-06-04 1997-06-04 スタッド溶植ガン

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JP (1) JPH10328843A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041975A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Yoshitaka Aoyama 電気抵抗溶接装置
JP2011051013A (ja) * 2009-08-05 2011-03-17 Yoshitaka Aoyama 軸状部品の電気抵抗溶接方法
WO2019019508A1 (zh) * 2017-07-27 2019-01-31 广船国际有限公司 一种新型焊枪

Cited By (3)

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JP2011051013A (ja) * 2009-08-05 2011-03-17 Yoshitaka Aoyama 軸状部品の電気抵抗溶接方法
JP2011041975A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Yoshitaka Aoyama 電気抵抗溶接装置
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