JP2002205115A - 板金用引出装置とそれに使用する引出補助具及び板金面の凹部補修方法 - Google Patents

板金用引出装置とそれに使用する引出補助具及び板金面の凹部補修方法

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JP2002205115A JP2001180733A JP2001180733A JP2002205115A JP 2002205115 A JP2002205115 A JP 2002205115A JP 2001180733 A JP2001180733 A JP 2001180733A JP 2001180733 A JP2001180733 A JP 2001180733A JP 2002205115 A JP2002205115 A JP 2002205115A
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    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凹み面の過度の引き出しを防止することがで
き、また施工箇所に適合した引出具を引出補助具と選択
的に組み合わせることによって、効率よく凹んだ箇所を
引き出すことのできる板金用引出装置とそれに使用する
引出補助具及び板金面の凹部補修方法を提供する。 【解決手段】 板金用引出装置1は、引出具2と、この
引出具2に着脱自在に取り付けできる引出調整補助具3
を有している。引出具2は、グリップ21と、先端部に
溶接チップ23が設けてあるシャフト24を備えてい
る。引出調整補助具3は、板金面と接する脚部34,3
4と、板金用引出具2による凹部の引き出しに要する力
を調整することができる操作レバー32等と、板金用引
出具2のシャフト24に着脱自在なシャフト装着部35
を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板金用引出装置とそ
れに使用する引出補助具及び板金面の凹部補修方法に関
する。更に詳しくは、凹み面の過度の引き出しを防止す
ることができ、また施工箇所に適合した引出具を引出補
助具と選択的に組み合わせることによって、効率よく凹
んだ箇所を引き出すことのできる板金用引出装置とそれ
に使用する引出補助具及び板金面の凹部補修方法に関す
る。また、凹部が広い(大きい)場合には引出具を単独
で使用して凹部の補修を行うことができ、凹部が狭い
(小さい)場合には、引出具に引出補助具を装着し、引
出具による凹部の引き出しに要する力を引出補助具で調
整しながら、凹部の補修を行うことができるようにした
板金用引出装置とそれに使用する引出補助具及び板金面
の凹部補修方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、例えば事故等で凹んだ自動車の
ボディー(塗装面)を合理的に速く復元するために、凹
部を外部から引き出す引出具が使用されている。現在、
このような引出具においては、溶接電極用の溶接チップ
(溶植チップともいう)をロッドの先端に設けたもの、
あるいはフックをロッドの先端に設けたもの等が使用さ
れている。
【0003】溶接チップを備えた引出具では、溶接チッ
プをボディーの凹部に溶接した後、凹部をなくす方向に
引出具を手動で引っ張って凹部の補修作業を行ってい
る。また、フックを備えた引出具では、板金面に溶接し
たワッシャや孔開きピンにフックを直接的または間接的
に引っ掛けた後、同様に引出具を手動で引っ張って凹部
の補修作業を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の引出具では、比
較的広い(大きい)凹部を一度に引き出す荒出し作業に
は極めて好適に使用することができる。しかしながら、
引出具を単に手で引っ張って凹部の引き出し作業を行う
ため、引き出し時に加える力の調整が難しかった。この
ため、荒出し作業後に更に細部の引き出しが必要である
場合や、狭い(小さい)凹部の補修を行う場合等では、
逆に引っ張りすぎて凹み面が張り出してしまうという問
題があった。
【0005】また、板金面に出来た凹部の面積や深さに
よっては、溶接チップを備えた引出具の方が作業しやす
い場合もあるし、逆にフックを備えた引出具の方が作業
しやすい場合もある。例えば、凹部の面積がやや広い場
合には、板金面にワッシャを多数溶接し、このワッシャ
に差し入れた連結棒を、フックを備えた引出具を使用し
て引き上げる方が効果的な補修作業ができる。
【0006】そこで本発明者は、凹み面の過度の引き出
しを防止することができ、また施工箇所に適合した引出
具と組み合わせることによって、効率よく凹んだ箇所を
引き出すことのできる板金用引出装置の開発に取り組
み、本発明を完成するに至ったものである。
【0007】(発明の目的)本発明の目的は、凹み面の
過度の引き出しを防止することができ、また施工箇所に
適合した引出具を引出補助具と選択的に組み合わせるこ
とによって、効率よく凹んだ箇所を引き出すことのでき
る板金用引出装置とそれに使用する引出補助具及び板金
面の凹部補修方法を提供することにある。また本発明の
他の目的は、凹部が広い(大きい)場合には引出具を単
独で使用して凹部の補修を行うことができ、凹部が狭い
(小さい)場合には引出具に引出補助具を装着し、引出
具による凹部の引き出しに要する力を引出補助具で調整
しながら、凹部の補修を行うことができるようにした板
金用引出装置とそれに使用する引出補助具及び板金面の
凹部補修方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明にあっては、
板金面を引き出すための板金用引出装置であって、板金
面を引き出す2種類以上の引出具と、該引出具の何れに
も着脱自在に取り付けできる引出補助具との組み合わせ
を含み、上記引出補助具は、脚部と上記引出具を引く手
段を有しており、上記2種類以上の引出具は、引出補助
具に対して選択的に組み合わされることを特徴とする、
板金用引出装置である。
【0009】第2の発明にあっては、板金面を引き出す
ための板金用引出装置であって、板金面を引き出す2種
類以上の引出具と、該引出具の何れにも着脱自在に取り
付けできる引出補助具との組み合わせを含み、上記引出
補助具は、脚部と、上記引出具のシャフトまたはロッド
を進退自在に保持する保持機構と、上記引出具を引く手
段を有しており、上記2種類以上の引出具は、シャフト
またはロッドの先端部に設けられた取着部の少なくとも
機能または構造を異にし、引出補助具に対して選択的に
組み合わされることを特徴とする、板金用引出装置であ
る。
【0010】第3の発明にあっては、2種類以上の引出
具は、溶接チップを備えたものと、引掛部を備えたもの
を含んでいることを特徴とする、第1または第2の発明
に係る板金用引出装置である。
【0011】第4の発明にあっては、板金面を引き出す
ための板金用引出装置であって、板金面を引き出す引出
具と、該引出具に着脱自在に取り付けできる引出補助具
との組み合わせを含み、上記引出補助具は、脚部と上記
引出具を引く手段を有していることを特徴とする、板金
用引出装置である。
【0012】第5の発明にあっては、引出補助具は、引
出具のシャフトまたはロッドを進退自在に保持する保持
機構を有しており、引出具は、シャフトまたはロッドの
先端部に設けられた溶接チップまたは引掛部を有してい
ることを特徴とする、第4の発明に係る板金用引出装置
である。
【0013】第6の発明にあっては、引出具と協働して
板金面を引き出すための引出補助具であって、板金面を
引き出す1種類または2種類以上の引出具に着脱自在に
取り付けでき、脚部と上記引出具を引く手段を有してい
ることを特徴とする、引出補助具である。
【0014】第7の発明にあっては、シャフトまたはロ
ッドの先端部に設けられた取着部を有する引出具と協働
して板金面を引き出すための引出補助具であって、脚部
と、上記引出具のシャフトまたはロッドを進退自在に保
持する保持機構と、上記引出具を引く手段を有してお
り、上記引出補助具は、取着部の少なくとも機能または
構造を異にする2種類以上の引出具の何れにも着脱自在
に取り付けできることを特徴とする、引出補助具であ
る。
【0015】第8の発明にあっては、シャフトまたはロ
ッドの先端部に設けられた取着部を有する引出具と協働
して板金面を引き出すための引出補助具であって、脚部
を備えた補助具本体と、上記引出具のシャフトまたはロ
ッドに着脱自在であり、上記補助具本体に対して進退自
在に設けられた装着部と、該装着部を退行させる方向に
押して、引出具を補助具本体の外側に引くためのレバー
と、上記装着部を進行させる方向に付勢する手段と、を
備え、上記引出補助具は、取着部の少なくとも機能また
は構造を異にする2種類以上の引出具の何れにも着脱自
在に取り付けできることを特徴とする、引出補助具であ
る。
【0016】第9の発明にあっては、板金面を引き出し
て補修するための方法であって、凹部が広い場合は、板
金面を引き出す引出具を単独で使用して凹部の補修を行
うようにし、凹部が狭い場合には、上記引出具に引出補
助具を装着し、引出具による凹部の引き出しに要する力
を引出補助具で調整しながら、凹部の補修を行うように
したことを特徴とする、板金面の凹部補修方法である。
【0017】本明細書で「溶接」という用語は、「溶
植」や「溶着」という表現も含む意味で使用している。
【0018】本発明に係る板金用引出装置とそれに使用
する引出補助具は、例えば自動車や自動販売機等の各種
の板金面の凹部補修に好適に使用することができる。
【0019】脚部の形態としては、例えば接地面と接す
る複数の脚体を有するものや、円形状や方形状、または
その他の多角形や異形状(不規則な形状)の接地部(各
種形状を有する環状体も含む)をその脚体の先に設けた
もの、あるいは溶接チップや引掛部が進退可能な孔を有
する板状の接地部を脚体の先に設けたもの等を挙げるこ
とができるが、特にこれらに限定するものではない。
【0020】装着部を進行させる方向に付勢する手段と
しては、例えば引張コイルバネ、圧縮コイルバネ、ねじ
りコイルバネ、皿バネ、竹の子バネ、渦巻きバネ、板バ
ネ、あるいはその他のバネのバネ力を利用した手段、ま
たはゴム(天然ゴム、合成ゴムを含む)の弾性力を利用
した手段等を挙げることができるが、特にこれらに限定
するものではない。
【0021】(作 用)本発明に係る板金用引出装置及
び引出補助具は次のように作用する。例えば、比較的広
い(大きい)凹み面を一度に引き出す荒出し作業等を行
う場合には、引出具を単独で使用する。引出具は、施工
箇所(板金面に出来た凹部の深さや面積)に適合したも
のを選ぶ。引出具として、溶接チップを備えた引出具を
例に挙げて説明する。まず、引出具を板金面の凹部に押
し当て、溶接チップで凹部を押圧する。その状態で溶接
チップの先端部を凹部に溶接する。次に、引出具を直接
手で引き、板金面の凹部を元の凹む前の状態までゆっく
りと引き寄せる。板金面が平らになったことを確認した
後、溶接チップの先端と板金面との溶接を解除する。
【0022】一方、荒出し作業後に更に細部の引き出し
が必要である場合や、狭い(小さい)凹部の補修を行う
場合は、引出補助具を引出具に装着し、板金用引出装置
を構成して使用する。引出補助具は、少なくとも機能ま
たは構造を異にする取着部を備えた2種類以上の引出具
の何れにも着脱自在に取り付けできるので、施工箇所に
適合した引出具を引出補助具と選択的に組み合わせる。
まず、引出補助具の脚部を凹部の両側(凹んでいない部
分)に押し当てた状態で、引出具の溶接チップの先端部
を凹部に溶接する。次に、引出具による凹部の引き出し
に要する力を調整することができる手段により、引出具
を引出補助具の外側に引き、凹部を元の凹む前の状態ま
でゆっくりと引き出す。板金面が平らになったことを確
認した後、溶接チップの先端と板金面との溶接を解除す
る。
【0023】また、引掛部等の他の取着部を備えた引出
具を使用する場合は、引出補助具を溶接チップを備えた
引出具から取り外し、選択した他の引出具に引出補助具
を装着する。引掛部を備えた引出具を使用した場合は、
板金面の凹部に溶接ワッシャや孔開きピン等を溶接し、
その溶接ワッシャや孔開きピンに引掛部を直接的または
間接的に引っ掛けて、凹部を引き出す。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。 [実施の形態1]図1は本発明に係る板金用引出装置の
第1の実施の形態を示し、この板金用引出装置を引出具
と引出補助具に分離した状態を示す斜視説明図、図2は
引出具に引出補助具を装着して、凹部の引き出し作業を
行っている状態を示す縦断面図、図3は引出補助具のシ
ャフト装着部を含む部分を拡大した説明図である。
【0025】図1に示すように、板金用引出装置1は、
引出具2と、この引出具2に着脱自在に取り付けできる
引出補助具3を有している。
【0026】まず、引出具2について説明する。引出具
2は、グリップ21の先端にチップホルダ22を有して
いる。チップホルダ22の先端側には、シャフト24が
ナット25により締め付け固定されている。シャフト2
4の先端には、取着部である溶接チップ23が備えられ
ている。溶接チップ23は先が尖っている。なお、符号
26はワッシャを示している。
【0027】溶接チップ23は、ナット27によってシ
ャフト24の先端に締め付け固定されている。そして、
ナット27による固定を解除することにより、新しいチ
ップと取り替えることができる。また、シャフト24先
端の周面部には、ナット27を外す際に、シャフト24
をスパナ等で固定しやすいように凹み241が設けてあ
る。シャフト24の基端部にはフランジ部242が設け
ており、後述する引出補助具3のシャフト装着部35が
接するようになっている。
【0028】なお、溶接チップ23を含んだシャフト2
4全体の長さは、引出補助具3を引出具2に装着した際
に、溶接チップ23の先端が後述する引出補助具3の接
面部343よりも先端側に突出するように予め設計され
ている。
【0029】また溶接チップ23は、錆防止ために鉄に
銅めっきしたものが一般的に使用されるが、特にこれに
限定されない。
【0030】グリップ21には操作スイッチ211(図
1では見えず、図2を参照)が設けてある。また、グリ
ップ21の基端部にはコード212の一端部が取り付け
てあり、コード212の他端部はスタッド溶接機やスポ
ット溶接機(共に図示せず)に接続されている。
【0031】図2でチップホルダ22の上部側には、板
金面で出来た凸部の絞り作業時に使用する銅製の絞り用
チップ28が設けてある。この絞り用チップ28は上記
した溶接チップ23よりも径大なものが用いられ、先端
部に丸みを有している。絞り用チップ28は蝶ボルト2
9によってチップホルダ22に締め付け固定されてい
る。これにより、絞り用チップ28を新しいチップと取
り替えることができるし、周知技術であるワッシャ溶接
用のチップと交換することもできる。
【0032】次に、引出補助具3について説明する。引
出補助具3は、図2で上部側がやや盛り上がって形成さ
れた略L形の補助具本体31を有している。補助具本体
31は、引出補助具3のグリップとしての機能も有して
いる。
【0033】補助具本体31は図2で下方に開口部31
1を有し、中空に形成されている。そして、軸部312
によって、補助具本体31内に操作レバー32が回動自
在に軸支されている。操作レバー32の上部側には、後
述するシャフト装着部35に当接する丸みを帯びた凸部
320が設けてある。また、操作レバー32の上部側に
は、引出補助具3を引出具2に装着した際に、引出具2
のシャフト24を挿入することができる貫通孔321が
設けてある。更に、補助具本体31の先端部にも、同様
に引出具2のシャフト24を挿入することができる貫通
孔313が設けてある。
【0034】補助具本体31の先部側には、図1に示す
ように、一対の脚部34が固定ボルト33とナット(図
面では見えず)によって締め付け固定されている。脚部
34,34は、先端に向かってややすぼまるように形成
された脚部本体341,341を有している。脚部本体
341,341の先端部には、軸部342,342によ
って接面部343,343が回動可能に支持されてい
る。符号344は半円形状の軸受部を示している。接面
部343,343の接地側には、修理対象となる板金面
を傷つけないように、ゴム板等の弾性体で形成された緩
衝体345,345が設けてある。
【0035】補助具本体31の後部側(図3で右側)に
は貫通孔314が設けてある。この貫通孔314には、
引出具2のシャフト24を着脱自在(着脱可能)に嵌入
れるためのシャフト装着部35が挿入して設けてある。
シャフト装着部35は、補助具本体31に対して進退自
在(進退可能)となっている。
【0036】シャフト装着部35は、図3に示すよう
に、一端部(補助具本体31の中空部側)にフランジ3
51を有する筒状の装着部本体352と、装着部本体3
52の他端部にフランジ353を有し、補助具本体31
の外側から螺合してある筒状の調整部354を有してい
る。また、装着部本体352には、シャフト装着部35
を進行させる方向に付勢する手段であるコイルバネ36
が嵌入れられている。詳しくは、コイルバネ36の一端
側は装着部本体352のフランジ351によって係止さ
れ、コイルバネ36の他端側は、補助具本体31の内側
に形成された溝部315に嵌入れられている。
【0037】そして、装着部本体352に対する調整部
354の螺合の進め具合(深浅)を加減することによ
り、シャフト装着部35全体の長さを調整することがで
きる。これにより、引出補助具3を引出具2に装着した
際に、引出補助具3に対する引出具2(シャフト24)
の挿入加減を調整することができる。即ち、板金面の凹
部の深さに応じて、接面部343から突出する溶接チッ
プ23の長さを調整することができる。
【0038】なお、本実施の形態では、シャフト装着部
35の長さを装着部本体352と調整部354の螺合に
よって調整しているが、特にこれに限定するものではな
く、例えば突出する方向へ付勢された係止突起を調整部
354の外周部に設け、装着部本体35の長さ方向に等
間隔で形成した所要数の係止孔に上記係止突起を係止し
てシャフト装着部35の長さを段階的に調整しても良
い。
【0039】以上のような構成により、引出補助具3を
引出具2に装着した状態で、操作レバー32を図2の矢
印A方向に引くと、シャフト装着部35が退行する方向
に押されて、引出具2は補助具本体31の外側(矢印B
方向)に引かれる。これにより、接面部343から突出
した溶接チップ23が引っ込む。また、操作レバー32
を引いた力を弱めると、圧縮したコイルバネ36の復元
力によって操作レバー32が元の位置に戻り、溶接チッ
プ23も進行方向に(引出補助具3の先端側へ)突出す
る。
【0040】(作 用)図4は引出具を単独で使用し
て、凹部の引き出し作業(引っ張り作業)を行っている
状態を示す説明図、図5は引出具にスライドハンマーを
装着した状態で、凹部の引き出し作業を行っている状態
を示す説明図、図6は引出具を単独で使用して、出っ張
り部分の絞り作業を行っている状態を示す説明図であ
る。図面を参照して、引出具2及び引出補助具3の使用
方法を説明する。
【0041】 引出具2を単独で使用する場合 引出具2単独の使用は、比較的広い(大きい)凹み面を
一度に引き出す荒出し作業を行う場合に特に適してい
る。ただし、この使用方法に限定するものではなく、狭
い(小さい)凹部の引き出し作業にも使用できることは
言うまでもない。
【0042】図4を参照する。まず、引出具2を板金面
の凹部4に押し当て、溶接チップ23で凹部4を押圧す
る。その状態でグリップ21の操作スイッチ211を押
してスタッド溶接機やスポット溶接機(共に図示せず)
を作動させ、溶接チップ23と板金面の所要箇所に固定
されたアース端子(図示せず)との間に電流を流す。こ
れにより、溶接チップ23の先端部を凹部4に溶接す
る。
【0043】次に、引出具2を直接手で引き、板金面の
凹部4を元の凹む前の状態までゆっくりと引き寄せる。
板金面が平らになったことを確認した後、引出具2をね
じって(回動させ)、溶接チップ23の先端と板金面と
の溶接を解除する。
【0044】また、図5に示すように、シャフト24に
スライドハンマー5を装着することにより、溶接チップ
23を凹部4に溶接した後にスライドハンマー5を可動
させ、このスライドハンマー5の衝撃力を利用して凹部
4を引き出す(あるいは衝撃力を利用して板金面に出来
た凸部を叩く)こともできる。なお、スライドハンマー
5を利用した補修方法は周知の技術であるため、スライ
ドハンマー5の詳しい説明は省略する。
【0045】更に、図6示すように、板金面が歪みを生
じて凸部6が形成されている場合には、チップホルダ2
2の一端部に突設した絞り用チップ28で補修作業を行
う。即ち、絞り用チップ28で凸部6を押圧し、その状
態で引出具2のグリップ21の操作スイッチ211を押
すことにより、電流が絞り用チップ28に流れ、歪みを
生じた箇所である凸部6の修正が行われる。なお、この
絞り用チップ28を利用した凸部6の補修方法は周知の
技術であるため、詳しい説明は省略する。
【0046】 引出補助具3を引出具2に装着して使
用する場合 まず、図1に示すように、引出具2のシャフト24に引
出補助具3のシャフト装着部35を嵌入れ、引出補助具
3を引出具2に装着し、板金用引出装置1を構成する。
板金用引出装置1としての使用は、例えば、図2に示す
ような、荒出し作業後に更に細部の引き出しが必要であ
る場合や、狭い(小さい)凹部の補修を行う場合に適し
ている。
【0047】まず、図2に示すように、引出補助具3の
脚部34を凹部7の両側(凹んでいない部分)に押し当
てる。次に、シャフト装着部35の調整部354を回動
させて、引き出しを必要とする凹部7の深さに達するま
で、溶接チップ23の先端を接面部343から突出させ
る。そして、溶接チップ23で凹部7を押圧し、その状
態で引出具2の操作スイッチ211を押して、溶接チッ
プ23の先端部を凹部7に溶接する。
【0048】次に、操作レバー32をコイルバネ36に
抗しながら引き寄せ、凹部7を元の凹む前の状態までゆ
っくりと引き出す。板金面が平らになったことを確認し
た後、引出具2をねじって(回動させ)、溶接チップ2
3の先端と板金面との溶接を解除する。
【0049】[実施の形態2]図7は本発明に係る板金
用引出装置の第2の実施の形態を示し、この板金用引出
装置を引出具と引出補助具に分離した状態を示す斜視説
明図、図8は引出具に引出補助具を装着して、凹部の引
き出し作業を行っている状態を示す縦断面図、図9は図
8で示す凹部面を上方から拡大して見た状態を示す一部
断面説明図、図10は引出具のシャフトに他の形態のフ
ックを取り付けた場合の斜視説明図である。また、第1
の実施の形態と同一または同等箇所には同一の符号を付
して示し、第1の実施の形態で示してある箇所について
は説明を省略し、主に相異点を説明する。
【0050】板金用引出装置1Aでは、第1の実施の形
態(図1参照)で説明した引出具2と相違して、引出具
8のシャフト81の先端部に引掛部(取着部)であるフ
ック82が着脱可能に設けてある。そして、図8及び図
9に示すように、板金面の凹部7に溶接した溶接ワッシ
ャ9や孔開きピン等に直接的または間接的にフック82
を引っかけて、凹部7を引き出す。
【0051】引出具8について、更に詳細に説明する。
引出具8は、基端側がリング状に形成された把持部83
を備えている。把持部83はアイナットとも称され、把
持部本体830に貫通して設けられたボルト穴831
(図8,9では見えず、図7を参照)にシャフト81の
基端部が螺合して固定されている。シャフト81の先端
部には、後述するフック82の固定ボルト822を固定
するねじ込み孔(図面では隠れて表れず)が設けてあ
る。なお、引出補助具3を引出具8に装着した際に、把
持部本体830のシャフト81側に、引出補助具3のシ
ャフト装着部35が接するようになっている。
【0052】フック82は、先部側に所要の間隔で並設
してある鉄製の鉤部821,821を備え、基部側にシ
ャフト81に固定するための固定ボルト822を備えて
いる。符号823は、フック82をシャフト81に固定
する際に使用されるワッシャを示している。そして、引
出補助具3を引出具8に装着して使用する場合は、図7
に示すように、シャフト81からフック82を取り外し
た状態で、引出補助具3のシャフト装着部35にシャフ
ト81を嵌め入れ、その後にシャフト81の先端部にフ
ック82を取り付けるようにする。
【0053】また、フック82はシャフト81から着脱
可能であるため、他の形状のフック(例えば、図10に
示すように、ほぼ直角に曲げられた鉤部841を備えた
フック84等、全体で板金用引出装置1Bを構成)と取
り替えることができる。なお、シャフト81先端の周面
部には、フック82を外す際に、シャフト81をスパナ
等で固定しやすいように凹み811が設けてある。
【0054】フック82を含んだシャフト81全体の長
さは、第1の実施の形態と同様、引出補助具3を引出具
8に装着した際に、フック82の先端が引出補助具3の
接面部343よりも先端側に突出するように予め設計さ
れている。
【0055】なお、フック82の形状は上記したものに
特に限定するものではない。例えば、3本あるいは3本
以上の鉤部821でフック82を構成することもできる
し、鉤部821を並設せずに任意の位置に設けることも
できる。
【0056】(作 用)図7ないし図9を参照して、引
出具8及び引出補助具3の使用方法を説明する。なお、
第1の実施の形態で示した作用のうち同様のものは説明
を省略する。
【0057】 引出補助具3を引出具8に装着して使
用する場合 まず、図7に示すように、引出補助具3を引出具8に装
着し、板金用引出装置1Aを構成する。次に、図8及び
図9に示すように、板金面の凹部7に溶接ワッシャ9や
孔開きピン等を溶接する。本実施の形態では、板金面の
凹部7の深さや面積に合った所要の大きさの溶接ワッシ
ャ9を同じ向きに三つ並べて溶接している。その各溶接
ワッシャ9の穴に引出具8のフック82を引っかけるた
めの例えば金属製の連結棒10を差し入れる。差し入れ
る連結棒10は、例えばドライバーの丸軸(シャンク)
でも良く、特に限定するものではない。また、板金面に
溶接する溶接ワッシャや孔開きピンの大きさや形状は特
に限定するものではなく、公知のものを採用することが
できる。
【0058】続いて、引出補助具3の脚部34を凹部7
の両側(凹んでいない部分)に押し当てる。そして、シ
ャフト装着部35の調整部354を回動させて、引き出
しを必要とする凹部7の深さに達するまで、接面部34
3からフック82を突出させる。フック82で各溶接ワ
ッシャ9に差し入れた連結棒10を引っかける。
【0059】操作レバー32をコイルバネ36に抗しな
がら引き寄せ、凹部7を元の凹む前の状態までゆっくり
と引き出す。板金面が平らになったことを確認した後、
連結棒10からフック82を外し、板金面から各溶接ワ
ッシャ9を取り外す。
【0060】なお、本実施の形態では、フック82を連
結棒10に引っかけて凹部7を引っ張るようにしている
が、凹部7に溶接した溶接ワッシャや孔開きピンの孔部
に直接フック82を引っかけて引っ張るようにしても良
い。
【0061】 引出具8を単独で使用する場合 図示はしていないが、板金面に溶接した溶接ワッシャや
孔開きピンあるいはそれらに取り付けた連結棒等にフッ
ク82を引っかけ、引出具8の把持部83を握って直接
手で引っ張っる。なお、図5に示すように、シャフト8
1にスライドハンマー5を装着し、スライドハンマー5
の衝撃力を利用して凹部7を引き出す(あるいは衝撃力
を利用して板金面に出来た凸部を叩く)こともできる。
【0062】以上説明したように、施工箇所(板金面に
出来た凹部の深さや面積)に適合した引出具2,8を選
択し、その選択した引出具2,8を引出補助具3と組み
合わせて使用することによって、効率よく凹んだ箇所を
引き出すことができる。また、今まで使用していた既存
の引出具2,8に引出補助具3を装着すれば、既存の引
出具2,8をそのまま引き続き使用することができ、板
金用引出装置3を導入するためのコストも安価に抑える
ことができる。
【0063】なお、本明細書で使用している用語と表現
はあくまで説明上のものであって、限定的なものではな
く、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するもの
ではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定され
るものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形
が可能である。
【0064】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)本発明によれば、板金面を引き出す引出具に引出
補助具を取り付けて使用することにより、引出具による
凹部の引き出しに要する力を引出補助具で調整しながら
凹部の補修を行うことができる。したがって、凹み面の
過度の引き出しを防止できる。
【0065】(b)また、引出補助具は、2種類以上の
引出具の何れにも着脱自在に取り付けできるので、施工
箇所に適合した引出具を引出補助具と選択的に組み合わ
せることによって、効率よく凹んだ箇所を引き出すこと
ができる。
【0066】(c)更に、今まで使用していた既存の引
出具に引出補助具を装着すれば、既存の引出具をそのま
ま引き続き使用することができ、板金用引出装置を導入
するためのコストも安価に抑えることができる。
【0067】(d)また更に、凹部が広い(大きい)場
合には引出具を単独で使用して凹部の補修を行うことが
でき、凹部が狭い(小さい)場合には引出具に引出補助
具を装着し、引出具による凹部の引き出しに要する力を
引出補助具で調整しながら、凹部の補修を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板金用引出装置の第1の実施の形
態を示し、この板金用引出装置を引出具と引出補助具に
分離した状態を示す説明図。
【図2】引出具に引出補助具を装着して、凹部の引き出
し作業を行っている状態を示す縦断面図。
【図3】引出補助具のシャフト装着部を含む部分を拡大
した説明図。
【図4】引出具を単独で使用して、凹部の引き出し作業
(引っ張り作業)を行っている状態を示す説明図。
【図5】引出具にスライドハンマーを装着した状態で、
凹部の引き出し作業を行っている状態を示す説明図。
【図6】引出具を単独で使用して、出っ張り部分の絞り
作業を行っている状態を示す説明図。
【図7】本発明に係る板金用引出装置の第2の実施の形
態を示し、この板金用引出装置を引出具と引出補助具に
分離した状態を示す斜視説明図。
【図8】引出具に引出補助具を装着して、凹部の引き出
し作業を行っている状態を示す縦断面図。
【図9】図8で示す凹部面を上方から拡大して見た状態
を示す一部断面説明図。
【図10】引出具のシャフトに他の形態のフックを取り
付けた場合の斜視説明図。
【符号の説明】
1 板金用引出装置 2 引出具 21 グリップ 211 操作スイッチ 212 コード 22 チップホルダ 23 溶接チップ 24 シャフト 241 凹み 242 フランジ部 25 ナット 26 ワッシャ 27 ナット 28 絞り用チップ 29 蝶ボルト 3 引出補助具 31 補助具本体 311 開口部 312 軸部 313 貫通孔 314 貫通孔 315 溝部 32 操作レバー 320 凸部 321 貫通孔 33 固定ボルト 34 脚部 341 脚部本体 342 軸部 343 接面部 344 軸受部 345 緩衝体 35 シャフト装着部 351 フランジ 352 装着部本体 353 フランジ 354 調整部 36 コイルバネ 4 凹部 5 スライドハンマー 6 凸部 7 凹部 8 引出具 81 シャフト 811 凹み 82 フック 821 鉤部 822 固定ボルト 823 ワッシャ 83 把持部 830 把持部本体 831 ボルト穴 84 フック 841 鉤部 9 溶接ワッシャ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板金面を引き出すための板金用引出装置
    であって、 板金面を引き出す2種類以上の引出具と、該引出具の何
    れにも着脱自在に取り付けできる引出補助具との組み合
    わせを含み、 上記引出補助具は、脚部と上記引出具を引く手段を有し
    ており、 上記2種類以上の引出具は、引出補助具に対して選択的
    に組み合わされることを特徴とする、 板金用引出装置。
  2. 【請求項2】 板金面を引き出すための板金用引出装置
    であって、 板金面を引き出す2種類以上の引出具と、該引出具の何
    れにも着脱自在に取り付けできる引出補助具との組み合
    わせを含み、 上記引出補助具は、脚部と、上記引出具のシャフトまた
    はロッドを進退自在に保持する保持機構と、上記引出具
    を引く手段を有しており、 上記2種類以上の引出具は、シャフトまたはロッドの先
    端部に設けられた取着部の少なくとも機能または構造を
    異にし、引出補助具に対して選択的に組み合わされるこ
    とを特徴とする、 板金用引出装置。
  3. 【請求項3】 2種類以上の引出具は、溶接チップを備
    えたものと、引掛部を備えたものを含んでいることを特
    徴とする、 請求項1または2記載の板金用引出装置。
  4. 【請求項4】 板金面を引き出すための板金用引出装置
    であって、 板金面を引き出す引出具と、該引出具に着脱自在に取り
    付けできる引出補助具との組み合わせを含み、 上記引出補助具は、脚部と上記引出具を引く手段を有し
    ていることを特徴とする、 板金用引出装置。
  5. 【請求項5】 引出補助具は、引出具のシャフトまたは
    ロッドを進退自在に保持する保持機構を有しており、 引出具は、シャフトまたはロッドの先端部に設けられた
    溶接チップまたは引掛部を有していることを特徴とす
    る、 請求項4記載の板金用引出装置。
  6. 【請求項6】 引出具と協働して板金面を引き出すため
    の引出補助具であって、 板金面を引き出す1種類または2種類以上の引出具に着
    脱自在に取り付けでき、脚部と上記引出具を引く手段を
    有していることを特徴とする、 引出補助具。
  7. 【請求項7】 シャフトまたはロッドの先端部に設けら
    れた取着部を有する引出具と協働して板金面を引き出す
    ための引出補助具であって、 脚部と、上記引出具のシャフトまたはロッドを進退自在
    に保持する保持機構と、上記引出具を引く手段を有して
    おり、 上記引出補助具は、取着部の少なくとも機能または構造
    を異にする2種類以上の引出具の何れにも着脱自在に取
    り付けできることを特徴とする、 引出補助具。
  8. 【請求項8】 シャフトまたはロッドの先端部に設けら
    れた取着部を有する引出具と協働して板金面を引き出す
    ための引出補助具であって、 脚部を備えた補助具本体と、上記引出具のシャフトまた
    はロッドに着脱自在であり、上記補助具本体に対して進
    退自在に設けられた装着部と、該装着部を退行させる方
    向に押して、引出具を補助具本体の外側に引くためのレ
    バーと、上記装着部を進行させる方向に付勢する手段
    と、を備え、 上記引出補助具は、取着部の少なくとも機能または構造
    を異にする2種類以上の引出具の何れにも着脱自在に取
    り付けできることを特徴とする、 引出補助具。
  9. 【請求項9】 板金面を引き出して補修するための方法
    であって、 凹部が広い場合は、板金面を引き出す引出具を単独で使
    用して凹部の補修を行うようにし、 凹部が狭い場合には、上記引出具に引出補助具を装着
    し、引出具による凹部の引き出しに要する力を引出補助
    具で調整しながら、凹部の補修を行うようにしたことを
    特徴とする、 板金面の凹部補修方法。
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