JPH10328549A - 粉体、液体等混合容器の自動処理方法および自動処理装置 - Google Patents

粉体、液体等混合容器の自動処理方法および自動処理装置

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JPH10328549A
JPH10328549A JP9156087A JP15608797A JPH10328549A JP H10328549 A JPH10328549 A JP H10328549A JP 9156087 A JP9156087 A JP 9156087A JP 15608797 A JP15608797 A JP 15608797A JP H10328549 A JPH10328549 A JP H10328549A
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博文 新田
Ryoji Yamaguchi
良二 山口
Masaru Kurose
賢 黒瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉体や液体等の混合作業および混合容器の洗
浄作業等を連続して自動的に処理する。 【解決手段】 混合容器5内において粉体や液体等を混
合する混合ステーション1と、混合物を排出した混合容
器5を洗浄する洗浄ステーション2と、混合容器5を待
機させる待機ステーション4とからなり、混合容器1を
載せて移動可能な台車3で混合ステーション1、洗浄ス
テーション2および待機ステーション4の各ステーショ
ン間を移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品工業、食品
工業、化学品工業等で各種の粉体や液体の混合に使用す
る容器の攪拌、洗浄を自動的に連続して処理する方法お
よび装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】医薬品、食品、化学品等の産業分野で
は、多種類の粉体や液体が使用されている。そして、粉
体や液体等は、内容成分を異にする粉体相互、内容成分
を異にする液体相互あるいは内容成分を異にする粉体と
液体とを混合し、製品化のための原料を生産している。
【0003】通常、粉体や液体等の混合のためには、上
面を開口した円筒状の混合容器内に必要な粉体や液体を
所定量ずつ入れ、攪拌羽根で攪拌する混合装置が使用さ
れており、混合のためには下部攪拌駆動装置が使用され
ている。例えば、図10に示すように、混合容器Aを基
板B上に載せて両者をボルトやクランプ等を使用して固
定し、基板Bは駆動部C上に設置し、混合容器A内に
は、駆動部Cに回転可能に軸支した回転軸Dを下方から
挿通する。そして、混合容器Aの底板に形成してある挿
通孔Eと回転軸D間はシール部材Fによって密閉してあ
る。
【0004】混合容器A内に突出した回転軸Dには、混
合容器Aの上部から複数枚の攪拌羽根Gが水平状に取り
付けられ、駆動部Cにおいて図示しないモータによりプ
ーリーHをベルトあるいはチェーンにより回転させるこ
とにより回転軸Dを回転させる。混合容器A内に所定量
投入された粉体や液体等は、攪拌羽根Gの回転によって
攪拌、混合される。このようにして混合を終了すると、
適宜の手段で混合物を排出するが、混合容器Aの内壁面
や底板等には混合物の残りかすが付着しているので、次
の他の種類の粉体や液体等の混合のために内部を充分に
洗浄する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、混合容器Aと
攪拌駆動部Cとは固定状態であり、特に、前記のような
混合容器Aの底板中央に形成した孔Eから攪拌用の回転
軸Dを差し込む下部駆動型の場合には、シール部材Fを
分解しなければ混合容器Aを取り外すことができず、攪
拌駆動部Cから混合容器Aを取り外すのは大変な作業で
あり、また、洗浄後の混合容器Aを攪拌駆動部Cに取り
付けるのに時間を要するものであった。
【0006】更に、混合容器Aを洗浄するために圧縮空
気、高圧水または薬液等を使用し、人手ないし自動洗浄
装置によっていたが、付着性の強い粉体や液体等を混合
した容器Aの場合、洗浄むらを生じて完全に洗浄しきれ
ないことがあり、製品原料の製造工程に支障をきたすこ
とがあった。そして、洗浄むらをなくし、完全に洗浄す
るためには混合容器Aを分解したり、混合容器A内に人
が入って洗浄する必要があり、生産プロセス上の問題お
よび作業環境等に問題を有していた。
【0007】特に、混合ステーションと洗浄ステーショ
ンとが離れた場所にある場合、混合容器Aを両ステーシ
ョン間に移動させなければならない。移動のためには台
車が使用可能であるが、台車に混合容器Aを載せたり、
降ろしたりするのは人手によるものであるため、労働が
過重になり、作業能率が悪いものであった。台車に代え
てロボットやクレーン、フォークリフト等を使用可能で
あるが、これらの機器を使用するためには相当な広さ空
間を必要とし、また、高価な機器を混合容器Aの移動の
ために使用することは経済的な負担が大きいものであ
る。
【0008】本発明は、上記する従来の粉体や液体等の
混合装置や混合容器の洗浄技術の問題点に鑑み、混合物
を排出した混合容器を駆動部から簡単に取り外して洗浄
ステーションに送り、洗浄を終了して待機してある混合
容器を混合ステーションに送って、混合と洗浄を連続し
て交互に行うことのできる粉体、液体等混合容器の自動
処理方法および自動処理装置を提供することを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明処理方法は、混合容器5内において粉体や液
体等を混合する混合ステーション1と、混合物を排出し
た混合容器5を洗浄する洗浄ステーション2と、混合容
器5を待機させる待機ステーション4とからなり、混合
容器5を載せて移動可能な台車3で混合ステーション
1、洗浄ステーション部2および待機ステーション4の
各ステーション間を移動させるようにしてある。
【0010】また、本発明処理装置は、混合容器5内に
おいて粉体や液体等を混合する混合装置を設けた混合ス
テーション1と、混合物を排出した混合容器5を洗浄す
る洗浄装置を設けた洗浄ステーション2と、混合容器5
を待機させる待機ステーション部4とからなり、混合容
器5を載せて移動可能な台車3で混合ステーション1、
洗浄ステーション2および待機ステーション4の各ステ
ーション間を移動させるようにしてある。
【0011】混合装置は、架台7に攪拌駆動部8と昇降
装置9を設置し、架台7上に設けた固定台13に混合容
器5を載置、固定し、固定台13と混合容器5を貫通す
るよう架台7に立設した回転軸10を駆動部8により回
転可能とし、粉体、液体等の攪拌混合物を排出した混合
容器5を昇降装置9によって回転軸10の上方に上昇さ
せるとともに昇降装置9の上部に設けた搬送装置18に
より混合容器5を移動台車3に移送可能である。
【0012】洗浄装置は、洗浄すべき混合容器5に被せ
て混合容器5内を密閉可能なフード24上に立設した複
数本のガイド棒32により昇降板33と載置板34とを
上下に水平状態で設置し、フード24と昇降板33間に
設けた回転軸28の下端にノズル25を固定するととも
に昇降板33はガイド棒32にそって昇降可能とし、ノ
ズル25は混合容器5内を水平方向に回転し、かつ、昇
降可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明方法および
装置に使用する粉体、液体の混合ステーション1と混合
容器の洗浄ステーション2の一実施形態を示すものであ
り、2か所の混合装置を設けた混合ステーション1と1
か所の洗浄装置を設けた洗浄ステーション2とは混合容
器の移動台車3によって連絡してある。符号4は、洗浄
を終了した混合容器の待機ステーションである。図1で
は、混合ステーション1のみ複数の装置を設けている
が、更に大規模なプラントにおいては、案内レール6の
両側あるいは片側に各ステーションの装置を増設するこ
とにより対応することができる。
【0014】混合ステーション1には混合装置が設置さ
れ、混合容器5内に所定量ずつ投入された粉体や液体等
が攪拌、混合される。混合が終了し、図示されていない
排出口より混合物を排出した混合容器、例えば、混合ス
テーション1aの混合容器5aは移動台車3上に載せら
れ、案内レール6にそって洗浄ステーション2まで送ら
れる。洗浄ステーション2には洗浄装置が設置され、洗
浄ステーション2に到着した混合容器5aは内部が洗浄
される。尚、案内レール6以外に、ベルトコンベアある
いはチェーンコンベアを使用することができる。
【0015】待機ステーション4には、すでに洗浄が終
了した混合容器5(図示せず)が待機しており、洗浄ス
テーション2に混合容器5aを送った移動台車3は、こ
の待機中の混合容器5を載せ、作業が停止している混合
ステーション1aまで移送する。引き続き移動台車3は
洗浄ステーション2まで引返し、洗浄が終了した混合容
器5aを待機ステーション4に移し代える。
【0016】空になった移動台車3は、所定の位置まで
戻り、他の混合ステーション1bで混合が終了した混合
容器5bを載せて洗浄ステーション2に送り、待機中の
混合容器5aを混合ステーション1bまで送る。このよ
うにして混合ステーション1と洗浄ステーション2およ
び待機ステーション4間に移動台車3を巡回させて混合
容器5を目的の場所に移送し、混合作業および洗浄作業
を自動的にかつ連続して行う。尚、図面において混合ス
テーション1は2か所、洗浄ステーション2と待機ステ
ーション4はそれぞれ1か所の場合を示してあるが、こ
れらの数は任意に選択することができる。また、移動台
車3も1台に限定せず、複数台を使用可能である。
【0017】図2ないし図6は、本発明方法および装置
に使用する混合装置の一例を示すものであり、次に詳細
に説明する。符号7は架台であり、この架台7には攪拌
駆動部8と昇降装置9とが設置してある。攪拌駆動部8
は、1本の攪拌回転軸10とこの回転軸10を回転駆動
するモータ11とから構成されている。回転軸10は、
図2、図4において左右方向、図3および図5において
は奥行き方向における架台7間の中央部に上下に平行状
に設置した2枚の板状の支持台12に立設して回転可能
に軸支してある。また、モータ11は、下方の支持台1
2に設置してあり、回転軸10の下部とモータ11の駆
動軸とはベルトあるいはチェーンを介して回転可能に連
結してある。
【0018】上方の支持台12上には、図5に詳細を示
すように、混合容器5の固定台13が設置してある。回
転軸10はこの固定台13と、固定台13上に載せた混
合容器5の底板を貫通し、回転軸10と固定台13との
挿通空間はシール部材14で密閉可能となっている。ま
た、固定台13上に混合容器5を載せた時、混合容器5
と回転軸10間の挿通空間もシール部材14が密閉可能
となっており、混合容器5と固定台13とは複数本のボ
ルトを使用して固定可能となっている。
【0019】前記の昇降装置9は、昇降可能な昇降板1
5上に複数本(図面においては4本)の支持棒16を立
設した構造となっている。支持棒16は、支持台12の
両側を通って架台7上に突出しており、支持棒16の先
端には支持板17を介してチェーンコンベアあるいはロ
ーラーコンベアからなる一対の移送部材18が水平状態
で設置してある。
【0020】両移送部材18は、固定台13上に載せた
混合容器5の下方に位置するようになっており、一対の
移送部材18は、支持板17上に設置した正逆転可能な
モータ19により連動して回転可能となっている。前記
の固定台13と移送部材18の平面高さ関係は、図面で
は固定台13が移送部材18よりも高くなっているが、
同じ平面高さであってもよい。尚、昇降装置9としては
公知のスクリュージャッキの他にシリンダー機構やボウ
ルネジ機構等を使用可能である。
【0021】混合装置は上記構成であり、混合容器5を
固定台13に載せて固定し、混合容器5内に突出する回
転軸10には従来と同じく複数枚の攪拌羽根20を取り
付ける。この状態で混合容器5内には混合すべき粉体や
液体等を所定量投入し、モータ11駆動によって回転軸
10を回転させ、攪拌羽根20により粉体、液体等を攪
拌、混合する。充分に混練した後、混合容器5内から混
合物を排出する。その後、混合容器5と固定台13との
固定状態を解き、昇降板15を上昇させて一対の移送部
材18上に混合容器5を載せ、図6に示すように、移送
部材18が回転軸10の上端より上方に位置するまで混
合容器5を上昇させる。
【0022】図2、図6に示すように、混合装置の横に
は移動台車3が待機しており、移動台車3の上部には昇
降装置9と同じ機構の昇降装置21が設置してあり、昇
降板22上には移送部材18と同じ構造の移送部材23
が設けてある。昇降装置9によって混合容器5が上昇す
ると同時に昇降板22を上昇させ、移送部材18の停止
位置と同じ高さ位置で移送部材23を停止させる。そし
て、両移送部材18、23を同じ方向に回転させること
により、移送部材18上の混合容器5を移送部材23上
に移し代える。
【0023】混合容器5を移し代えた後に移送部材18
は所定の位置まで下降する。また、混合容器5を載せた
移送部材23も所定の位置まで下降し、移動台車3は混
合容器5を洗浄ステーション2まで移送する。尚、前記
の説明では、移動台車3は案内レール6によって混合ス
テーション2と洗浄ステーション3と待機ステーション
4間を移動するようになっているが、移動台車3の下面
に車輪を設け、遠隔操作によって移動するようにしても
よい。
【0024】次に洗浄装置について説明する。洗浄装置
は、図7および図8に示すように、フード24と、常態
ではフード24内に位置する洗浄用ノズル25と、この
ノズル25を混合容器5内において水平方向に回転させ
かつ昇降させる駆動機構26と、フード24および駆動
機構26とを上下に移動させる昇降装置27とを基本構
成としている。
【0025】フード24は、下面を開口した円筒体であ
り、図7に示すように、内部を洗浄すべき円筒状の混合
容器5の開口面に被せて混合容器5内を密閉可能となっ
ている。このため、フード24と混合容器5とは同じ周
径を有している。前記のノズル25は、基部がフード2
4のほぼ中央に位置し、先端の噴射口25aが混合容器
5の内壁面に面するように配設され、駆動機構26によ
り基部を中心にして混合容器5内を360°の範囲で反
転し、かつ、昇降するようになっている。
【0026】ノズル25の反転や昇降のための駆動機構
26としては、回転軸28やボウルネジ29等が使用さ
れている。フード24上には、二本あるいはそれ以上の
本数の支柱30を介して支持板31を水平状に設置し、
更に、支持板31の上方に立設した二本あるいはそれ以
上の本数のガイド棒32によって昇降板33と載置板3
4とをそれぞれ上下に水平状態で設置する。即ち、下端
を支持板31上に固定した複数本のガイド棒32は、昇
降板33を貫通し、上端を載置板34の下面に固定して
ある。
【0027】前記の回転軸28は、フード24、支持板
31および昇降板33の中央部を貫通するとともに支持
板31と昇降板33に軸受を介して水平方向へ回転可能
に連結してあり、フード24の下方において回転軸28
の下端部には前記の洗浄用ノズル25の基部が一体に固
定してある。また、昇降板33上に突設した回転軸28
の上端は、図8に詳細を示すように、昇降板33に設置
した正逆転可能なモータ35とベルトあるいはチェーン
を介して回転可能に連結してある。従って、モータ35
駆動により回転軸28を左右交互に回転させることによ
りノズル25は水平方向へ360°の範囲で反転するこ
とになる。
【0028】前記のボウルネジ29は、支持板31と載
置板34との間において昇降板33を貫通して垂直状に
配置してあり、ボウルネジ29の上端は、載置板34の
上面に設置した正逆転可能なモータ36の回転軸に直結
するとともに下端は支持板31上の軸受37によって回
転可能に軸支してある。そして、昇降板33には、図8
に示すように、ボウルネジ29に噛み合う昇降用の案内
部材38が設けてある。従って、モータ36によりボウ
ルネジ29を左右いずれかに回転させれば案内部材38
がボウルネジ29にそって上下に移動するので、昇降板
33は水平状態のままで上下に移動することになる。こ
の時、複数本のガイド棒32が昇降板33を貫通してい
るので、昇降板33は回転することなくガイド棒32に
案内されて昇降することになる。
【0029】前記の昇降装置27は、先端部をフード2
4の側面に固定したアーム39の基部を、基台40上に
設けた固定台41に回転可能に軸連結してあり、更にア
ーム39の中間部は、基台40上に設置したシリンダー
42に連結してある。従って、シリンダーロッド42a
を上下に伸縮させれば、アーム39は固定台41との連
結基部を中心にして上下に回動可能であり、アーム39
の上下動によってフード24およびその上方の駆動機構
26等も回動方向へ上下に移動することになる。
【0030】前記のノズル25の噴射口25aからは混
合容器5の内壁面を洗浄するための圧力流体と洗浄媒体
とが噴射される。このためにノズル25と圧力流体供給
装置(図示せず)および洗浄媒体供給装置43とは、そ
れぞれ流通管44、45を介して連結してある。柔軟性
と伸縮性とを有している両流通管44、45は、図8、
図9に示すように、流通管44の先端はノズル25の基
部に連結するとともに流通管45の先端はノズル25の
先端に近く連結してある。
【0031】圧力流体供給装置から圧送される圧力流体
としては圧縮空気が使用可能であり、また、洗浄媒体供
給装置43から供給される洗浄媒体としては小さく粉砕
したドライアイスを使用可能である。ドライアイスを使
用する場合には、媒体供給装置43内に公知の回転カッ
ターを設けておき、媒体供給装置43内で大きな固形体
であるドライアイスをカッターで粉砕し、例えば、米粒
よりも小さく、均一な大きさの粒状体を形成しておく。
【0032】圧力流体供給装置から流通管44内に圧力
流体を圧送すれば、圧力流体はノズル25の噴射口25
aから噴射される。この時の噴射力によって媒体供給装
置43内の粒状の洗浄媒体は、流通管45を通して吸引
され、ノズル25先端からは圧力流体とともに噴射体と
なって噴出することになる。洗浄媒体が流通管45内を
通る時、接触圧によって流通管45が破損あるいは内壁
面が削られる恐れがあるが、洗浄媒体はノズル25内で
噴射力が与えられるのみであり、流通管45内の流通速
度はゆっくりしたものであるのでその恐れはない。
【0033】洗浄装置は上記の構成であり、次に洗浄作
業について説明する。混合容器5は、移動台車3に載せ
られて洗浄ステーション2まで送られ、載置台46上に
定置される。この載置台46は移動台車3と同じ高さを
有しており、移動台車3からは載置台46上の搬送装置
47上に移し代えられる。この搬送装置47は、前記の
搬送装置18や23と同じ構造である。載置台46上に
混合容器5が載せられる時、フード24は昇降装置27
によって定置される混合容器5よりも少し高い位置に引
き上げられている。
【0034】上記のようにして混合容器5が載置台46
上に定置されると、シリンダー42によりアーム39が
下げられ、フード24が混合容器5に被せられ、混合容
器5内は密閉される。この状態でモータ36によりボウ
ルネジ29を回転させて昇降板33を下降させ、回転軸
28とともにノズル25を混合容器5内の洗浄面に達す
るまで下げる。
【0035】ノズル25の噴射口25aが所定の位置ま
で下がったことを、例えば、センサーで検知した後にモ
ータ36を停止し、圧力流体供給装置を作動させて圧力
流体(圧縮空気)を流通管44を通してノズル25に送
り込めば、圧力流体はノズル25から噴射される。そし
て、媒体供給装置43で粒状に形成された洗浄媒体は、
流通管45を通してノズル25方向に吸引され、ノズル
25に達した時、圧力流体の噴射圧で混合容器5の内壁
面に噴射されることになる。
【0036】このようにして、圧力流体および洗浄媒体
が噴射された時点でモータ35を駆動して回転軸28を
回転させ、ノズル25を一方向へ360°回転させる。
ノズル25が360°回転して混合容器5を洗浄したこ
とを、例えば、センサーが検知した後、モータ35を停
止し、次にモータ36を再駆動して昇降板33、即ち、
ノズル25を所定の幅間隔だけ下げる。ノズル25を所
定の位置まで下げた後、モータ36を停止し、モータ3
5を前記とは逆方向に回転させ、ノズル25を前記とは
反対方向へ360°回転させ、混合容器5内の洗浄を行
う。上記のようにしてノズル25を左右いずれかの方向
へ交互に360°回転させるとともにその都度ノズル2
5を所定の幅間隔下降させ、混合容器5の内壁面全面を
洗浄すればよい。
【0037】混合容器5内に付着していた粉体や液体等
の付着物は、圧力流体と洗浄媒体との混合物の噴射圧力
によって混合容器5の内壁面から剥離されることにな
る。剥がされた付着物(汚物)は、混合容器5の底板5
aに形成してある孔5bから外部に排出される。混合容
器5の底板5aに形成した孔5bは、前記したように攪
拌羽根20の回転軸10を出し入れするためのものであ
り、この回転軸10の出し入れ用の孔5bを汚物の排出
孔として利用するものである。尚、孔5bに適宜のバキ
ューム装置を連結し、汚物を強制的に吸引、排出するよ
うにしてもよい。また、図面では省略してあるが、混合
容器5の下部側面には、混合物を排出するための排出弁
が設けてあり、この排出弁を使用して剥がした付着物を
排出するようにしてもよい。
【0038】上記の実施形態における説明において、フ
ード24は、混合容器5と同径の円筒体としてあるが、
この形状に限定されるものではなく、例えば、皿状体あ
るいは単なる板体であってもよい。このようにフード2
4が皿状体あるいは板体の場合には、昇降アーム39は
フード24の上面に連結して固定すればよい。
【0039】駆動機構26は、フード24上に支持板3
1を介して設けた場合について説明したが、支持板31
は必ず必要なものではなく、支持板31を省略し、複数
本のガイド棒32をフード24上に直接に立設し、ガイ
ド棒32の上方に昇降板33や載置板34等を設置する
ようにしてもよい。また、回転軸28はモータ35とベ
ルトやチェーンを介して連結し、回転させるようにして
あるが、ボウルネジ29とモータ36の場合と同じく回
転軸28とモータ35の駆動軸とを直結してもよい。
【0040】ノズル25の回転および下降は、回転と下
降とを交互に間欠的に行う場合について説明したが、ノ
ズル25を連続して下降させつつ360°の範囲で連続
して反転させてもよい。更には、回転軸28と流通管4
4、45とをロータリージョイントを使用して連結し、
ノズル25を下降させつつ一方向に連続して回転させる
ようにしてもよい。
【0041】圧力流体としては、前記の圧縮空気の他に
窒素ガスやその他の気体を使用可能であり、更には、
水、溶剤、洗浄溶液等の液体も使用可能である。また、
洗浄媒体としては、ドライアイスに限らず、重曹のよう
な化学物質の微粒子、珪砂等の粒子を使用可能である。
ただし、圧縮空気とドライアイスを使用すれば、ドライ
アイスは、混合容器5内面に衝突した時、気化するため
に混合容器5内面を傷つけることがなく、しかも、余分
な排出物が出ない利点を有している。尚、媒体供給装置
43内でカッターによりドライアイスを粒状に粉砕する
場合について説明したが、あらかじめ粒状に形成したド
ライアイスを媒体供給装置43内に収容しておいてもよ
い。
【0042】
【発明の効果】以上、説明した本発明によれば、混合ス
テーション1と洗浄ステーション2および待機ステーシ
ョン4を有し、その間を移動台車3が巡回可能としてあ
るので、粉体、液体等の攪拌、混合を終了し、混合物を
排出した混合容器5は、移動台車3によって洗浄ステー
ション2に送られ、洗浄作業が行われる。洗浄が済んだ
混合容器5は、一時的に待機ステーション4に保管可能
であり、この待機ステーション4の混合容器5は移動台
車3によって混合容器5が空いている混合ステーション
1に移送され、粉体、液体等の混合作業が行われる。従
って、粉体、液体等の混合作業および混合容器5の洗浄
作業を休むことなく連続してかつ自動的に行うことがで
きる。
【0043】混合容器5は攪拌駆動部8に対して脱着が
容易であり、混合を終了した混合容器5は、昇降装置9
によって回転軸10よりも上方へ移動され、搬送装置1
8によって移動台車3側に移し代えることができる。更
に、移動台車3によって洗浄ステーション2まで送られ
た混合容器5は載置台45に搬送装置23および47を
介して移し代えられる。従って、混合容器5の移し代え
は、人手によらず自動的に処理可能であり、労働が過重
にならず、全体の作業能率の向上を図ることができる。
【0044】洗浄ステーション2では載置台46上に載
せた混合容器5に対してノズル25が回転しつつ昇降で
きるようにしてあり、ノズル25から噴射される圧力流
体と洗浄媒体との相乗作用により付着物(汚物)は効率
よく剥離され、人手を要することなく混合容器5内を自
動的にかつ完全に洗浄が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す平面図である。
【図2】本発明に使用する混合装置の一実施形態を示す
側面図である。
【図3】混合装置の側面図である。
【図4】混合装置の平面図である。
【図5】混合装置の要部の拡大側面図である。
【図6】混合が終了した混合容器を移動台車に移し代え
る状態の側面図である。
【図7】洗浄装置の一実施形態を示す側面図である。
【図8】ノズルを回転あるいは昇降させるための駆動機
構の要部の拡大側面図である。
【図9】ノズルの拡大断面図である。
【図10】従来の混合容器の要部の断面図である。
【符号の説明】
1 混合ステーション 2 洗浄ステーション 3 移動台車 4 待機ステーション 5 混合容器 6 案内レール 7 架台 8 攪拌駆動部 9 昇降装置 10 回転軸 11 正逆転モータ 12 支持台 13 固定台 14 シール部材 15 昇降板 16 支持棒 17 支持板 18 搬送装置 19 正逆転モータ 20 攪拌羽根 21 昇降装置 22 昇降板 23 搬送装置 24 フード 25 ノズル 25a 噴射口 26 回転・昇降用駆動機構 27 昇降装置 28 回転軸 29 ボウルネジ 30 支柱 31 支持板 32 ガイド棒 33 昇降板 34 載置板 35 正逆転モータ 36 正逆転モータ 37 軸受 38 案内部材 39 昇降用アーム 40 基台 41 固定台 42 シリンダー 43 洗浄媒体供給装置 44 流通管 45 流通管 46 載置台 47 搬送装置 A 混合容器 B 基板 C 駆動部 D 回転軸 E 挿通孔 F シール部材 G 攪拌羽根 H プーリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒瀬 賢 滋賀県甲賀群石部町石部3902 シーアイ化 成株式会社滋賀工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混合容器5内において粉体や液体等を混
    合する混合ステーション1と、混合物を排出した混合容
    器5を洗浄する洗浄ステーション2と、混合容器5を待
    機させる待機ステーション4とからなり、混合容器5を
    載せて移動可能な台車3で混合ステーション1、洗浄ス
    テーション2および待機ステーション4の各ステーショ
    ン間を移動させることを可能とした粉体、液体等混合容
    器の自動処理方法。
  2. 【請求項2】 混合容器5内において粉体や液体等を混
    合する混合装置を設けた混合ステーション1と、混合物
    を排出した混合容器5を洗浄する洗浄装置を設けた洗浄
    ステーション2と、混合容器5を待機させる待機ステー
    ション4とからなり、混合容器5を載せて移動可能な台
    車3で混合ステーション1、洗浄ステーション2および
    待機ステーション4の各ステーション間を移動させるこ
    とを可能とした粉体、液体等混合容器の自動処理装置。
  3. 【請求項3】 混合装置は、架台7に攪拌駆動部8と昇
    降装置9を設置し、架台7上に設けた固定台13に混合
    容器5を載置、固定し、固定台13と混合容器5を貫通
    するよう架台7に立設した回転軸10を駆動部8により
    回転可能とし、粉体、液体等の攪拌混合物を排出した混
    合容器5を昇降装置9によって回転軸10の上方に上昇
    させるとともに昇降装置9の上部に設けた搬送装置18
    により混合容器5を移動台車3に移送可能とした請求項
    2に記載する粉体、液体等混合容器の自動処理装置。
  4. 【請求項4】 洗浄装置は、洗浄すべき混合容器5に被
    せて混合容器5内を密閉可能なフード24上に立設した
    複数本のガイド棒32により昇降板33と載置板34と
    を上下に水平状態で設置し、フード24と昇降板33間
    に設けた回転軸28の下端にノズル25を固定するとと
    もに昇降板33はガイド棒32にそって昇降可能とし、
    ノズル25は混合容器5内を水平方向に回転し、かつ、
    昇降可能とした請求項2に記載する粉体、液体等混合容
    器の自動処理装置。
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