JPH10327422A - 色情報補間方法及びその補間回路 - Google Patents

色情報補間方法及びその補間回路

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JPH10327422A
JPH10327422A JP9132668A JP13266897A JPH10327422A JP H10327422 A JPH10327422 A JP H10327422A JP 9132668 A JP9132668 A JP 9132668A JP 13266897 A JP13266897 A JP 13266897A JP H10327422 A JPH10327422 A JP H10327422A
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JP
Japan
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pixel
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JP9132668A
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English (en)
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Hidemori Zen
英守 全
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NIPPON SAMUSUN KK
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NIPPON SAMUSUN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単板式CCDの撮像装置であっても3板式と
同等の画質を得られるような補間手法を提供する。 【解決手段】 処理対象のラインの画素に対し該ライン
前後のラインの色情報も加えて補間を行うようにする。
このために、ライン1つおきにあるR、Bの画素はその
上下左右の4画素のG情報から補間を行う。図1では画
素B22の補間に、その上下左右の4画素G12,G2
1,G23,G32の情報を使用する。更に、全ライン
にあるGの画素については、該画素の左右にある画素の
R(又はB)情報から水平補間を行うと共に上下にある
画素のB(又はR)情報から垂直補間を行う。垂直補間
に使用したR又はB情報は隣の画素にも適用する。図1
では画素G21は、その左右にある画素B20,B22
の情報から補間が行われると共にその上下にある画素R
11,R31の情報から補間が行われ、この垂直補間に
使用した画素R11,R31の情報は隣の画素B22に
も適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラやデ
ィジタルスチルカメラなどの撮像装置における画像処理
システムに関するもので、特に、各画素から得られた色
情報の補間処理に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば単板式のカメラでは、図1に示す
ようなベイヤーアレイとしたRGBのカラーフィルタを
CCD素子にかけ、これを通して出力される各画素信号
からそれぞれ色情報を得るようにしてある。このカラー
フィルタアレイでは、式:Y=0.598G+0.29
9R+0.112Gで表せるように、主にGから輝度を
得ることからGの画素が多くされ、R、Bの空間周波数
はGの1/2にしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1のようなカラーフ
ィルタを備えてある場合、水平補間を行うようにして画
質を向上させる方法が使用されている。即ち、水平補間
を行うことにより、例えばライン(0)ではその各画素
にB及びGの色情報が入ることになる。しかしながらこ
の方式では、補間が完了してもライン(0)はB及びG
情報のみ、ライン(1)はR及びG情報のみ……となっ
て、B情報とR情報は水平ラインの1つおき交互にしか
得られない。従って、3板式のカメラに比べると、どう
しても画質は低くなってしまう。
【0004】また、最近のアドバンスTVなどで水平相
関/垂直相関をとる方式もあるが、ハードウエアの複
雑、大型化を避けられず、リアルタイム性に劣ることに
なるし、コスト的にも不利である。
【0005】そこで本発明では、上記のようなカラーフ
ィルタを備える単板式の撮像装置であっても3板式と同
等の画質を得られ、また、小型でリアルタイム性に優れ
た色情報補間技術を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、例えば
図1のカラーフィルタアレイのような、3色中の2色の
色情報を偶数ラインの画素から交互に得ると共に残りの
1色と前記2色のうちの1色の色情報を奇数ラインの画
素から交互に得るようにした画像処理システムの色情報
補間方法において、処理対象のラインの各画素に対し該
ライン前後のラインの色情報も加えて補間を行い、1画
素に前記3色の色情報をもたせるようにすることを特徴
としている。このようにして1画素に3原色の情報をも
たせれば、これは3板式としたシステムの画質に同じで
あり、従って単板式の安価なシステムで3板式と同等の
画質を得られることになる。
【0007】このような少なくとも計3ラインによる色
情報補間方式では、ライン1つおき交互に存在する前記
3色中の2色の画素についてはその上下左右の4画素の
色情報から補間処理を行うようにしておくとよい。これ
によると図1のようなアレイの場合であれば、画素B2
2(青)の位置でのG(緑)の補間に、その上下左右の
4画素G12,G21,G23,G32(緑)の色情報
を使用することになる。これにより、自然で違和感のな
い輝度生成を行うことができる。特にこの場合、上下左
右の4画素の色情報をソーティングしてそのうちの最大
及び最小値を切捨てた残りの色情報を使用するようにす
るのが好ましい。なお、ことのきの前記3色中残りの1
色(図1の例ではG)の画素については、そのまま使用
すればよい。
【0008】更に、全ラインに存在する前記3色中の1
色の画素については、該画素に対し左右にある画素の色
情報から水平補間を行うと共に上下にある画素の色情報
から垂直補間を行うようにする。この場合、垂直補間に
使用した色情報を隣の画素にも適用するようにしておく
とよい。これによれば図1のようなアレイのときに、画
素G21については、その左右にある画素B20,B2
2の色情報から補間が行われると共にその上下にある画
素R11,R31(赤)の色情報から補間が行われ、R
GBの3原色情報が得られることになる。そして、垂直
補間に使用した画素R11,R31の情報は隣の画素B
22にも適用され、従ってこの画素でもRGBの3原色
情報が得られる。これによれば、R,Bの空間周波数は
Gの半分になるが、人の目にとっては問題ない。
【0009】このようにして各画素3色の補間処理を行
った後には、後続の例えばホワイトバランスやγ補正を
実行する前の補間処理直後に、3色に対するマトリック
ス演算を施すようにするのが好ましい。これにより、3
色の互いに混色となる部分をできるだけ除いておけば、
より高い画質を得ることができる。
【0010】このような色情報補間方法用に本発明で
は、少なくとも3ラインのデータを入力して処理対象の
画素の上下左右にある4画素の出力のタイミングを合わ
せるタイミング生成器と、該タイミング生成器の4出力
を比較して最大及び最小値を切捨てる比較器と、該比較
器の出力を基に補間を行う補間器と、該補間器の出力又
は処理対象のラインのデータを選択出力する選択器と、
を補間回路に備えることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図2に、図1のカラーフィルタを
備えたCCD素子からの出力を補間処理するための補間
回路100について、要部構成を示してある。
【0012】図1中矢示した水平ライン2が処理対象の
ラインで、そのうちの画素B22が処理対象であれば、
まず、処理対象のライン2のデータ2Dと共にライン2
の前後のライン1,3のデータ1D,3Dがタイミング
生成器110へ入れられる。タイミング生成器110で
は、データ2Dの画素G23のタイミングに合わせてデ
ータ1D,3Dに対しラインディレイ及び画素ディレイ
をかけ、これにより、画素B22の上下左右4画素G1
2,G21,G23,G32のデータが同タイミングで
出力される。このタイミングをとった4出力が比較器1
20へ入力され、その大小関係が比較される。
【0013】この例の比較器120は、図3に示す構造
をもっている。即ち、まず最初に、画素G12及び画素
G21の大小が第1比較手段121で比較されると共に
画素G23及び画素G32の大小が第2比較手段122
で比較される。そして、第1比較手段121及び第2比
較手段122による比較結果の大出力どうしが第3比較
器123で比較され、第1比較手段121及び第2比較
手段122による比較結果の小出力どうしが第4比較器
124で比較される。これにより、第3比較手段123
の大出力から最大値、第4比較手段124の小出力から
最小値がそれぞれ検出され、これら最大及び最小値はそ
のまま切り捨てられることになる。
【0014】このようにして比較器120から出力され
る中間値の2出力が補間器130へ入力されて補間処理
に使われ、そして補間器130の出力は、選択器140
へ入力される。この選択器140はクロック制御を受け
ており、画素B22であれば補間器130の出力を選択
して出力する。一方、例えばその隣の画素G23の場合
には、データ2Dを選択してそのまま画素G23のデー
タを出力する。
【0015】R,Bの補間器150は、データ1D,2
D,3Dを入力して、この例のライン2はB情報のライ
ンなので、Bについては水平補間、Rについは垂直補間
を実施する。そして、垂直補間のR情報は、2画素分維
持する。即ち、画素G21に対して補間に使用した上下
の画素R11,R31の情報を、画素B22の情報とし
ても使用する。なお、ライン3などのR情報のラインの
場合には、Rが水平補間、Bが垂直補間の関係となる。
【0016】以上の補間処理の結果、B情報の画素には
R及びG、R情報の画素にはB及びG、G情報の画素に
はB及びRがそれぞれ補間され、最終的には全画素がR
GBの色情報をもつことになる。これは、3板式CCD
のシステムにほぼ匹敵する画質である。
【0017】一方、CCDのカラーフィルタのR、G、
Bには図5に示すように分光スペクトル特性に混色部分
が存在するので、これに対する補償措置をとっておいた
方が、後のホワイトバランスなどの処理が容易になり、
より良好な画質を得られることになる。そこで図6に示
すように、補間回路100の直後にR、G、Bのマトリ
ックス演算を実施するマトリックス演算回路200を設
けておき、所定の係数をかける行列演算を実施た後に後
続のホワイトバランスやγ補正の回路300へ出力する
ようにする。
【0018】
【発明の効果】本発明の補間処理によれば、処理対象の
水平ラインにその前後のラインを加えた少なくとも3ラ
インの画素データで色情報の補間を行うようにしたこと
により、単板式撮像装置の画像処理システムでも3板式
同等の画質を得られ、コスト的に非常に有利である。ま
た、そのためのハードウエアが小型、単純構成ですみ、
リアルタイム性に優れた補間回路を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】単板式で使用されるカラーフィルタアレイの説
明図。
【図2】本発明に係る補間回路のブロック図。
【図3】図2中の比較器120を詳細に示したブロック
図。
【図4】本発明よる補間後の各画素を示した説明図。
【図5】横軸に周波数をとって示した3原色のグラフ。
【図6】本発明に係るマトリックス演算を行う画像処理
システムの要部ブロック図。
【符号の説明】
100 補間回路 110 タイミング生成器 120 比較器 130,150 補間器 140 選択器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3色中の2色の色情報を偶数ラインの画
    素から交互に得ると共に残りの1色と前記2色のうちの
    1色の色情報を奇数ラインの画素から交互に得るように
    した画像処理システムの色情報補間方法において、 処理対象のラインの各画素に対し該ライン前後のライン
    の色情報も加えて補間を行い、1画素に前記3色の色情
    報をもたせるようにしたことを特徴とする色情報補間方
    法。
  2. 【請求項2】 ライン1つおき交互に存在する3色中の
    2色の画素についてはその上下左右の4画素の色情報か
    ら補間処理を行う請求項1記載の色情報補間方法。
  3. 【請求項3】 上下左右の4画素の色情報を比較してそ
    のうちの最大及び最小値を切捨てた残りの色情報を使用
    する請求項2記載の色情報補間方法。
  4. 【請求項4】 全ラインに存在する3色中の1色の画素
    については、該画素に対し左右にある画素の色情報から
    水平補間を行うと共に上下にある画素の色情報から垂直
    補間を行う請求項2又は請求項3記載の色情報補間方
    法。
  5. 【請求項5】 垂直補間に使用した色情報を隣の画素に
    も適用する請求項4記載の色情報補間方法。
  6. 【請求項6】 補間処理の直後にマトリックス演算を実
    施する請求項1〜5のいずれか1項に記載の色情報補間
    方法。
  7. 【請求項7】 3色中の2色の色情報を偶数ラインの画
    素から交互に得ると共に残りの1色と前記2色のうちの
    1色の色情報を奇数ラインの画素から交互に得るように
    した画像処理システムの補間回路において、 少なくとも3ラインのデータを入力して処理対象の画素
    の上下左右にある4画素の出力のタイミングを合わせる
    タイミング生成器と、該タイミング生成器の4出力を比
    較して最大及び最小値を切捨てる比較器と、該比較器の
    出力を基に補間を行う補間器と、該補間器の出力又は処
    理対象のラインのデータを選択出力する選択器と、を備
    えることを特徴とする補間回路。
JP9132668A 1997-05-23 1997-05-23 色情報補間方法及びその補間回路 Pending JPH10327422A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6819328B1 (en) 1999-11-05 2004-11-16 Renesas Technology Corp. Graphic accelerator with interpolate function
US8159552B2 (en) 2007-09-12 2012-04-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for restoring image based on distance-specific point spread function

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6819328B1 (en) 1999-11-05 2004-11-16 Renesas Technology Corp. Graphic accelerator with interpolate function
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