JPH10336685A - カラー撮像装置 - Google Patents

カラー撮像装置

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JPH10336685A
JPH10336685A JP9142728A JP14272897A JPH10336685A JP H10336685 A JPH10336685 A JP H10336685A JP 9142728 A JP9142728 A JP 9142728A JP 14272897 A JP14272897 A JP 14272897A JP H10336685 A JPH10336685 A JP H10336685A
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output signal
signals
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JP9142728A
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Yuichiro Takahashi
橋 雄 一 郎 高
Atsuto Kanazawa
澤 厚 人 金
Masaki Kariya
谷 正 樹 刈
Masayuki Serizawa
沢 正 之 芹
Kenji Tamura
村 健 二 田
Kikuo Kobayashi
林 貴 久 生 小
Masaaki Nakayama
山 正 明 中
Omichi Tanaka
中 大 通 田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/84Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/10Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof for transforming different wavelengths into image signals
    • H04N25/11Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics
    • H04N25/13Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements
    • H04N25/135Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements based on four or more different wavelength filter elements
    • H04N25/136Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements based on four or more different wavelength filter elements using complementary colours

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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補色市松カラーフィルタを有する撮像素子を
プログレッシブ走査で駆動して、出力された信号から簡
単に同時化された色差信号を生成すること。 【解決手段】 減算回路7にて、上下画素加算後の信号
と上下画素加算後の信号を1画素ディレイ6を通過させ
た信号との差分をとり、色信号αを得る。また、1Hデ
ィレイ4の出力信号を1画素ディレイ8を通過させた信
号とCDS3の出力信号とを加算回路9により加算し、
1画素ずらした上下加算を行う。次に、減算回路11に
て1画素ずらした上下画素加算の信号と1画素ずらした
上下画素加算後の信号を1画素ディレイ10を通過させ
た信号との差分をとることにより、αに対になる色信号
βを得る。そして、後段の信号処理に応じて、必要とす
る信号を作成するため、符号切換回路12とマルチプレ
クサ13の各処理を行い、色差信号として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補色市松カラーフ
ィルタ撮像素子をプログレッシブ走査して色信号を得る
カラー撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー撮像装置には種々のものがある
が、感度の良い補色単板方式の一例が特開平7−773
3号公報に記載されており、以下にその概略を説明す
る。
【0003】CCD等の固体撮像素子の結像面に設けら
れている色フィルタの配列は、例えば図8に示すよう
に、イエロー(Ye)、シアン(Cy)が順に繰り返す
第1のラインと、マゼンタ(Mg)、グリーン(G)が
順に繰り返す第2のラインと、上記第1のラインと同様
にイエロー、シアンが順に繰り返す第3のラインと、上
記第2のラインと順序が逆になったグリーン、マゼンタ
が順に繰り返す第4のラインとの配列が、以降、同様に
順次繰り返すようになっている。
【0004】このような配列の色フィルタを有する撮像
素子を用いた信号処理のうち、NTSC方式の場合を例
にとって、まず色信号処理について説明する。Nフィー
ルドにおいては、角のYe+Mgがまず撮像素子内で加
算され、その次のタイミングでCy+Gが撮像素子内で
加算される。色信号として処理する場合には、Nフィー
ルドのnラインにおいてこれらを減算して、 (Ye+Mg)−(Cy+G)=R+G+B+R−(B+G+G) =2R−G という結果となり、赤成分を含んだ色差信号を得る。な
お、計算の途中で近似演算を行っている。この結果は、
N+1フィールドのnラインにおいても同様に得られる
が、これは、NフィールドとN+1フィールドでは垂直
方向に1画素ずれたものとなるためである。
【0005】次に、Nフィールドのn+1ラインにおい
ては、画素から読み出されたYe+GとCy+Mgとを
減算して、 (Ye+G)−(Cy+Mg)=R+G+G−(B+G+B+R) =−(2B−G) という結果となり、青成分を含んだ色差信号を得る。な
お、前記同様の近似演算を行っている。この結果はN+
1フィールドのn+1ラインにおいてもやはり同様に得
られる。
【0006】このように、あるNフィールドにおいては
2R−Gと−(2B−G)が1ライン置きに出力される
線順次の形態の間欠的なものとなる。
【0007】なお、上下隣接した画素どうしの加算、つ
まりYeとMgの加算やCyとGの加算などは、撮像素
子内で行われるのに対し、加算した後のこれらの減算、
つまり(Ye+Mg)−(Cy+G)等の左右隣接した
ものどうしの減算は、サンプルホールド後に、後述する
減算回路46(図10参照)で行われるようになってい
る。
【0008】次に、上記配列の色フィルタを有する撮像
素子を用いた信号処理のうち、輝度信号生成について説
明する。輝度信号は、撮像素子から読み出される際に上
述のように加算されている上下隣接画素の出力に、左右
隣接するものを加算するか、または画素出力のサンプリ
ングレートよりもかなり低い周波数、例えば前記サンプ
リングレートの1/4程度の周波数までローパスフィル
タで帯域制限して得られる。
【0009】加算演算で輝度信号を生成する場合には、
上述のフィルタ出力Ye+MgとCy+Gについて互い
に加算を行い、nラインにおいては、 という結果を得る。また、次のn+1ラインにおいて
は、Ye+GとCy+Mgとを互いに加算して行い、Y
e+G+Cy+Mg=2B+3G+2R という結果を
得る。
【0010】こうして、常にYe、G、Cy、Mgを一
組として加算することにより、輝度信号を生成する。こ
の時、分光感度特性として、図9に示すような人間の視
感度特性に2R+3G+2Bで近似させて、輝度信号相
当(Y相当)として取り扱うことができる。
【0011】次に図10を参照して、上述のような色信
号および輝度信号を生成する画像処理装置について説明
する。被写体光像は、撮像光学系41を介して、固体撮
像素子であるCCD42に入力され、そこで光電変換さ
れた後、相関2重サンプリング回路(以下、CDSと略
記する。)43に入力されてランダム雑音の低減を行
う。このCDS43の出力は二分されて、第1サンプル
ホールド回路44と第2サンプルホールド回路45とに
入力されてサンプルホールドを行う。
【0012】つまり、図11に示すように、Ye+M
g、Cy+Gなどの縦に隣接する2画素を加算したCC
D42の出力を、これら2つのサンプルホールド回路4
4、45により色分離用のサンプルホールドパルス1、
2で1画素おきにそれぞれサンプルホールドするように
なっている。
【0013】より詳しくは、第1サンプルホールド回路
44では、図示のようなサンプルホールドパルス1によ
り、1番目のYe+Mgをサンプルホールドし、2番目
のCy+Gをスキップして3番目のYe+Mgをサンプ
ルホールドし、4番目のCy+Gを再びスキップするよ
うになっている。これに対して、第2サンプルホールド
回路45では、サンプルホールドパルス2により、1番
目のYe+Mgをスキップして2番目のCy+Gをサン
プルホールドし、3番目のYe+Mgを再びスキップし
て4番目のCy+Gをサンプルホールドするようになっ
ている。そして、上述の色信号を生成するには、第1サ
ンプルホールド回路44の出力から第2サンプルホール
ド回路45の出力を減算回路46により減算、すなわち
Ye+MgからCy+Gを減算した出力を得るようにな
っている。その出力は、ローパスフィルタ(図中、LP
Fと略記する。)47に入力されて帯域制御が行われ
る。このローパスフィルタ47の出力C0は二分され
て、一方は1Hディレイ48に入力され、他方はスイッ
チ回路であるマルチプレクサ49に入力される。
【0014】上記1Hディレイ48においては、上記減
算結果である2R−Gと2B−Gが図12に示すような
時系列で得られる。つまり、上記ローパスフィルタ47
の出力信号C0の1番目のパルスが2R−Gである場合
には、1Hディレイ48の出力信号C1は1つ前の時間
(つまり0番目)の2B−Gとなる。次の時間では、1
番目の2R−Gは信号C1に現れ、このときの信号C0
が1番目の2B−Gとなる。以下同様にして、その次の
時間では、1番目の2B−Gが信号C1に現れ、このと
きの信号C0は、2番目の2R−Gとなる。
【0015】このようにして、互いに1つずつずれた2
つの信号C0、C1が、マルチプレクサ49に入力され
て、そこで切り換えを行うことにより、2R−Gだけの
出力である信号CRと、2B−Gだけの出力である信号
CBとに分離される。
【0016】つまり、信号CRへの出力は、まず、C0
の1番目の2R−Gを選択し、次に、1Hディレイされ
た2R−GのコピーであるC1を選択し、さらに、C0
の2番目の2R−Gを選択し、そして、C1の2番目の
2R−Gを選択するようになっていて、以下同様に順次
2R−Gの信号のみを選択するようになっている。こう
して、信号CRは、1番目の2R−G出力を2回繰り返
した後、2番目の2R−G出力を2回繰り返し、以下同
様に同じ2R−G出力を2回ずつ繰り返している。
【0017】上記信号CBにおいても、同様にして、C
0、C1の各信号から、順次2B−Gのみを選択して、
同じ出力を2回ずつ繰り返して出力している。
【0018】こうして、信号CRもしくは信号CBを単
独で見ると、それぞれ同じ出力を2回ずつ繰り返してい
るので、再現できる垂直方向の周波数としては走査線の
周波数の1/2が上限となり、色の解像度は水平走査線
の1/2以下である。
【0019】また、同じ出力を2回繰り返すのではな
く、1Hディレイを2本用いて、補間する(2R−Gの
ラインでは前後の2B−Gから補間して2R−Gと同時
化した2B−G出力を得る)方式もあるが、ここでは省
略する。
【0020】上述の内容を2次元的に表現すると、例え
ば図13に示すようになる。なお、この図13において
は、数の上から下に向かう方向が走査線の進行方向を示
し、時間軸にもほぼ対応している。それゆえ、横方向に
揃っているものについては同一時間に出力されることに
なる。
【0021】この図13を参照して、上述のような動作
をテレビ信号の走査線に対応して説明すると、図10と
図8に示したCCD42の色フィルタの1番目のライン
のYeと2番目のラインのMgからの信号を加減算処理
することにより、C0が1番目の2R−Gを出力する。
上記CCD42の次の2ラインを選択することによっ
て、走査線の2番目として、C0は1番目の2B−Gを
出力する。上記CCD42の次の2ラインを選択するこ
とによって、走査線の2番目として、C0は1番目の2
B−Gを出力する。このようにして、さらに、2番目の
2R−G、2番目の2B−Gが線順次で選択される。
【0022】次に、C1の出力は、C0が1水平時間下
にシフトしたものであるため、1番目の2R−Gが第2
ラインに出力される。そして、1番目の2B−Gが第3
ラインに出力され、2番目の2R−Gが第4ラインに出
力される。
【0023】こうして、これらC0、C1からマルチプ
レクサ49で2R−Gのみを選択したものがCRに、2
B−Gのみを選択したものがCBにそれぞれ出力されて
いる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上述したのは補色単板
撮像素子を用いて、撮像素子内で上下画素加算を行うイ
ンターレース走査(飛び越し走査とも言う)した場合の
信号処理方式の例である。
【0025】近年、パソコン用の画像入力装置の需要が
高まっており、これにより、パソコンのモニタの走査方
法であるプログレッシブ走査(順次走査とも言う)に合
った信号処理方式が必要とされる。
【0026】補色単板撮像素子をプログレッシブ走査で
駆動した場合、インターレース時に撮像素子内で上下画
素加算していた動作を単純にCDS出力後の回路でCD
S出力信号と、CDS出力信号を1走査期間遅延させた
信号とを加算することが考えられる。
【0027】しかし、図8の撮像素子のカラーフィルタ
配列を見れば分かるように、第2走査期間(つまり、N
TSC時のNフィールドnラインに相当)で第1のライ
ンと第2のラインを加算した出力として、最初の画素時
間でYe+Mgが出力され、次の画素時間でCy+Gが
出力され、色信号として処理する場合に、はこれらを減
算して、 (Ye+Mg)−(Cy+G)=R+G+B+R−(B+G+G) =2R−G という結果を得る。
【0028】また、第3走査期間(つまり、NTSC時
のN+1フィールドnラインに相当)で第2のラインと
第3のラインを加算した出力として、最初の画素時間で
Mg+Yeが出力され、次の画素時間でG+Cyが出力
され、色信号として処理する場合には、これらを減算し
て、 (Mg+Ye)−(G+Cy)=R+G+B+R−(B+G+G) =2R−G という結果を得る。
【0029】また、第4走査期間(つまり、NTSC時
のNフィールドn+1ラインに相当)で第3のラインと
第4のラインを加算した出力として、最初の画素時間で
Ye+Gが出力され、次の画素時間でCy+Mgが出力
され、色信号として処理する場合には、これらを減算し
て、 (Ye+G)−(Cy+Mg)=R+G+G−(B+G+B+R) =−(2B−G) という結果を得る。
【0030】また、第5走査期間(つまり、NTSC時
のN+1フィールドn+1ラインに相当)で第4のライ
ンと第5のラインを加算した出力として、最初の画素時
間でG+Yeが出力され、次の画素時間でMg+Cyが
出力され、色信号として処理する場合にはこれらを減算
して、 (G+Ye)−(Mg+Cy)=R+G+G−(B+G+B+R) =−(2B−G) という結果を得る。
【0031】以上より、単純に上下画素加算を行った場
合、2ライン毎に、2R−Gと−(2B−G)を出力す
る形態の間欠的なものとなり、従来に比べさらに色の情
報が失われ、垂直の色情報がおよそ1/2になってしま
うという問題を有する。
【0032】本発明は、感度が良い補色単板撮像素子を
プログレッシブ走査方式にて使用する場合のカラー撮像
装置において、上記のような問題を解決した新しいカラ
ー撮像装置を提供することを目的としている。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、補色フィルタを有する撮像素子をプログ
レッシブ走査で駆動して出力される信号を単純に上下加
算してから色差信号を生成する信号処理系と、画素ずら
しを施した信号に対して上下加算してから色差信号を生
成する信号処理系とを設けることにより、容易に同時化
された色差信号を生成することができ、補色フィルタを
有する撮像素子をプログレッシブ走査で駆動する場合に
適したカラー撮像装置を実現することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、補色市松カラーフィルタを設けたプログレッシブ走
査で駆動する撮像素子と、前記撮像素子の出力信号を1
H期間データを保存するラインメモリと、前記ラインメ
モリに記憶されたデータと前記撮像素子の出力信号とを
加算する第1の加算器と、前記ラインメモリに記憶され
たデータを1画素分遅延させた信号と前記撮像素子の出
力信号とを加算する第2の加算器と、前記第1の加算器
の出力信号と第1の加算器の出力信号を1画素分遅延さ
せた信号とを減算する第1の減算器と、前記第2の加算
器の出力信号と第2の加算器の出力信号を1画素分遅延
させた信号とを減算する第2の減算器と、前記第1の減
算器の出力信号と前記第2の減算器の出力信号とを後段
の処理に応じてその符号を切り換える符号切換手段と、
前記符号切換手段の出力信号をR−Y系信号、B−Y系
信号とに振り分けるマルチプレクサとを備え、色差信号
(R−Y信号、B−Y信号)を同時に得られるようにし
たことを特徴とするカラー撮像装置であり、撮像素子出
力から1走査期間毎にR−Y、B−Yを線順次に繰り返
すインターレース時の信号出力と同等以上の色情報が得
られるので、簡単な回路を追加しただけで、プログレッ
シブ走査で駆動する補色市松カラーフィルタを設けた撮
像素子を用いた場合のカラー撮像装置が実現できるとい
う作用を有する。
【0035】また、請求項2に記載の発明は、補色市松
カラーフィルタを設けたプログレッシブ走査で駆動する
撮像素子と、前記撮像素子の出力信号を1H期間データ
を保存するラインメモリと、前記ラインメモリに記憶さ
れたデータと撮像素子の出力信号とを加算する第1の加
算器と、前記ラインメモリに記憶されたデータを1画素
分遅延させた信号と前記撮像素子の出力信号とを加算す
る第2の加算器と、前記ラインメモリに記憶されたデー
タと前記撮像素子の出力信号を1画素分遅延させた信号
とを加算する第3の加算器と、前記第1の加算器の出力
信号と第1の加算器の出力信号を1画素分遅延させた信
号とを減算する第1の減算器と、前記第2の加算器の出
力信号と前記第3の加算器の出力信号とを減算する第2
の減算器と、前記第1の減算器の出力信号と前記第2の
減算器の出力信号とを後段の処理に応じてその符号を切
り換える符号切換手段と、前記符号切換手段の出力信号
をR−Y系信号、B−Y系信号とに振り分けるマルチプ
レクサとを備え、色差信号(R−Y信号、B−Y信号)
を同時に得られるようにしたことを特徴とするカラー撮
像装置であり、撮像素子出力から1走査期間毎にR−
Y、B−Yを線順次に繰り返すインターレース時の信号
出力と同等以上の色情報が得られるので、簡単な回路を
追加しただけで、プログレッシブ走査で駆動する補色市
松カラーフィルタを設けた撮像素子を用いた場合のカラ
ー撮像装置が実現できるという請求項1と同じ作用を有
する。
【0036】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態に係
るカラー撮像装置における信号処理回路の構成を示す図
である。図1において、1は撮像光学系、2はCCD、
3はCDSであり、補色市松カラーフィルタを設けたプ
ログレッシブ走査で駆動する撮像素子を構成する。4は
この撮像素子の出力信号を1H期間データを保存するラ
インメモリとしての1Hディレイ、5は1Hメモリ4に
記憶されたデータと前記撮像素子の出力信号とを加算す
る第1の加算器、9は1Hディレイ4に記憶されたデー
タを1画素ディレイ8で1画素分遅延させた信号と前記
撮像素子の出力信号とを加算する第2の加算器、7は第
1の加算器5の出力信号と第1の加算器5の出力信号を
1画素ディレイ6で1画素分遅延させた信号とを減算す
る第1の減算器、11は第2の加算器9の出力信号と第
2の加算器9の出力信号を1画素ディレイ10で1画素
分遅延させた信号とを減算する第2の減算器、12は第
1の減算器7の出力信号と第2の減算器11の出力信号
とを後段の処理に応じてその符号を切り換える符号切換
回路、13は符号切換回路12の出力信号をR−Y系信
号、B−Y系信号とに振り分けるマルチプレクサであ
る。
【0037】次に本実施の形態における動作について説
明する。被写体光像は、撮像光学系1を介して、固体撮
像素子たるCCD2に入力され、次に相関2重サンプリ
ングするためのCDS3に入力される。CDS3の出力
信号と1Hディレイ4を通過した信号とを加算回路5に
より加算し、上下画素加算を行う。そして、減算回路7
にて、上下画素加算後の信号と上下画素加算後の信号を
1画素ディレイ6を通過させた信号との差分をとること
により、色信号αを得る。また、1Hディレイ4の出力
信号を1画素ディレイ8を通過させた信号とCDS3の
出力信号とを加算回路9により加算し、1画素ずらした
上下画素加算を行う。そして、減算回路11にて1画素
ずらした上下画素加算の信号と、1画素ずらした上下画
素加算後の信号を1画素ディレイ10を通過させた信号
との差分をとることにより、色信号βを得る。そして、
後段の信号処理に応じて、必要とする信号を作成するた
め、符号切換回路12から色信号CR’、CB’を出力
し、マルチプレクサ13から色信号CR、CBを出力す
る。
【0038】CR=2R−G、CB=2B−Gとして出
力する場合の1〜2ライン目のタイミングチャートを図
2、図3に示す。また、2ライン目以降のライン毎の時
系列のタイミングチャートを図4に示す。
【0039】以上のように、本発明の実施の形態1によ
れば、上下画素加算をする系と、上下画素加算時に一方
の走査線上の信号を1画素分ずらしてから加算する系と
を設けることにより、容易に同時化された色差信号(2
R−G,2B−G)を生成することができる。
【0040】(実施の形態2)図5は本発明の第2の実
施の形態に係るカラー撮像装置における信号処理回路の
構成を示す図である。図5において、21は撮像光学
系、22はCCD、23はCDSであり、補色市松カラ
ーフィルタを設けたプログレッシブ走査で駆動する撮像
素子を構成する。24はこの撮像素子の出力信号を1H
期間データを保存するラインメモリしての1Hディレ
ス、25は1Hディレイ24に記憶されたデータと前記
撮像素子の出力信号とを加算する第1の加算器、29は
1Hディレイ24に記憶されたデータを1画素ディレイ
28で1画素分遅延させた信号と前記撮像素子の出力信
号とを加算する第2の加算器、31は1Hディレイ24
に記憶されたデータと前記撮像素子の出力信号を1画素
ディレイ30で1画素分遅延させた信号とを加算する第
3の加算器、27は第1の加算器25の出力信号と第1
の加算器25の出力信号を1画素ディレイ26で1画素
分遅延させた信号とを減算する第1の減算器、32は第
2の加算器29の出力信号と第3の加算器31の出力信
号とを減算する第2の減算器、33は第1の減算器27
の出力信号と第2の減算器32の出力信号とを後段の処
理に応じてその符号を切り換える符号切換回路、34は
符号切換回路33の出力信号をR−Y系信号、B−Y系
信号とに振り分けるマルチプレクサである。
【0041】次に本実施の形態における動作について説
明する。被写体光像は、撮像光学系21を介して、固体
撮像素子たるCCD22に入力され、次に相関2重サン
プリングするためのCDS23に入力される。CDS2
3の出力信号と1Hディレイ24を通過した信号とを加
算回路25により加算し、上下画素加算を行う。そし
て、減算回路27にて、その上下画素加算後の信号と上
下画素加算後の信号を1画素ディレイ26を通過させた
信号との差分をとることにより、色信号αを得る。ま
た、1Hディレイ24の出力信号を1画素ディレイ28
を通過させた信号とCDS23の出力信号とを加算回路
29により加算し、上ラインを1画素ずらした上下加算
を行う。また、CDS23の出力信号を1画素ディレイ
30を通過させた信号と1Hディレイ24の出力信号と
を加算回路31により加算し、下ラインを1画素ずらし
た上下加算を行う。そして、減算回路32にて、その下
ラインを1画素ずらした上下画素加算の信号と上ライン
を1画素ずらした上下画素加算後の信号との差分をとる
ことにより、色信号βを得る。そして、後段の信号処理
に応じて、必要とする信号を作成するため、符号切換回
路33から色信号CR’、VB’を出力し、マルチプレ
クサ34から色信号CR、VBを出力する。
【0042】CR=2R−G、CB=2B−Gとして出
力する場合の1ライン目のタイミングチャートを図6、
図7に示す。2ライン目以降のライン毎の時系列のタイ
ミングチャートは実施の形態1で示した図4と同じにな
る。
【0043】以上のように、本発明の実施の形態2によ
れば、上下画素加算をする系と、上下画素加算時に1H
ディレイ後の信号を1画素分ずらしてから加算する系
と、上下画素加算時にCDS出力後の信号を1画素分ず
らしてから加算する系とを設けることにより、容易に同
時化された色差信号(2R−G,2B−G)を生成する
ことができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明は、補色フィルタを
有する撮像素子をプログレッシブ走査で駆動して出力さ
れる信号を単純に上下加算してから色差信号を生成する
信号処理系と、画素ずらしを施した信号に対して上下加
算してから色差信号を生成する信号処理系とを設けるこ
とにより、容易に同時化された色差信号を生成すること
ができ、補色フィルタを有する撮像素子をプログレッシ
ブ走査で駆動する場合に適したカラー撮像装置を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のカラー撮像装置におけ
る信号処理回路を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1のカラー撮像装置におけ
る信号処理回路の動作説明のためのタイミング図
【図3】本発明の実施の形態1のカラー撮像装置におけ
る信号処理回路の動作説明のためのタイミング図
【図4】本発明の実施の形態1での処理中の各信号成分
を示すタイミング図
【図5】本発明の実施の形態2のカラー撮像装置におけ
る信号処理回路のを示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態2における信号処理回路の
動作説明のためのタイミング図
【図7】本発明の実施の形態2における信号処理回路の
動作説明のためのタイミング図
【図8】補色単板式のCCDに設けられている色フィル
タの配列を示す模式図
【図9】人間の視感度特性を示す特性図
【図10】従来のカラー撮像装置における信号処理回路
のブロック図
【図11】従来の信号処理回路における各出力を示すタ
イミング図
【図12】従来の信号処理回路で処理された各信号成分
を示すタイミング図
【図13】従来の信号処理回路の信号出力をテレビ信号
の走査線に対応して2次元的に表現した模式図
【符号の説明】
1、21、41 撮像光学系 2、22、42 CCD 3、33、43 CDS 4、24、48 1Hディレイ 5、9、25、29、31、50 加算回路 6、8、10、26、28、30 1画素ディレイ 7、11、27、32、46 減算回路 12、33 符号切換回路 13、34、49 マルチプレクサ 44 第1サンプルホールド 45 第2サンプルホールド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芹 沢 正 之 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 田 村 健 二 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 小 林 貴 久 生 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 中 山 正 明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田 中 大 通 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補色市松カラーフィルタを設けたプログ
    レッシブ走査で駆動する撮像素子と、前記撮像素子の出
    力信号を1H期間データを保存するラインメモリと、前
    記ラインメモリに記憶されたデータと前記撮像素子の出
    力信号とを加算する第1の加算器と、前記ラインメモリ
    に記憶されたデータを1画素分遅延させた信号と前記撮
    像素子の出力信号とを加算する第2の加算器と、前記第
    1の加算器の出力信号と第1の加算器の出力信号を1画
    素分遅延させた信号とを減算する第1の減算器と、前記
    第2の加算器の出力信号と第2の加算器の出力信号を1
    画素分遅延させた信号とを減算する第2の減算器と、前
    記第1の減算器の出力信号と前記第2の減算器の出力信
    号とを後段の処理に応じてその符号を切り換える符号切
    換手段と、前記符号切換手段の出力信号をR−Y系信
    号、B−Y系信号とに振り分けるマルチプレクサとを備
    え、1走査期間に色差信号(R−Y信号、B−Y信号)
    を同時に得られるようにしたことを特徴とするカラー撮
    像装置。
  2. 【請求項2】 補色市松カラーフィルタを設けたプログ
    レッシブ走査で駆動する撮像素子と、前記撮像素子の出
    力信号を1H期間データを保存するラインメモリと、前
    記ラインメモリに記憶されたデータと撮像素子の出力信
    号とを加算する第1の加算器と、前記ラインメモリに記
    憶されたデータを1画素分遅延させた信号と前記撮像素
    子の出力信号とを加算する第2の加算器と、前記ライン
    メモリに記憶されたデータと前記撮像素子の出力信号を
    1画素分遅延させた信号とを加算する第3の加算器と、
    前記第1の加算器の出力信号と第1の加算器の出力信号
    を1画素分遅延させた信号とを減算する第1の減算器
    と、前記第2の加算器の出力信号と前記第3の加算器の
    出力信号とを減算する第2の減算器と、前記第1の減算
    器の出力信号と前記第2の減算器の出力信号とを後段の
    処理に応じてその符号を切り換える符号切換手段と、前
    記符号切換手段の出力信号をR−Y系信号、B−Y系信
    号とに振り分けるマルチプレクサとを備え、1走査期間
    に色差信号(R−Y信号、B−Y信号)を同時に得られ
    るようにしたことを特徴とするカラー撮像装置。
JP9142728A 1997-05-30 1997-05-30 カラー撮像装置 Pending JPH10336685A (ja)

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EP98107864A EP0881841B1 (en) 1997-05-30 1998-04-29 Color image pickup apparatus
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DE69808373D1 (de) 2002-11-07
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