JP2003244711A - 単板式撮像装置のための色信号処理方法、単板式撮像装置および色信号処理プログラム - Google Patents

単板式撮像装置のための色信号処理方法、単板式撮像装置および色信号処理プログラム

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JP2003244711A
JP2003244711A JP2002039190A JP2002039190A JP2003244711A JP 2003244711 A JP2003244711 A JP 2003244711A JP 2002039190 A JP2002039190 A JP 2002039190A JP 2002039190 A JP2002039190 A JP 2002039190A JP 2003244711 A JP2003244711 A JP 2003244711A
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signal
color
signal processing
image sensor
color signal
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Shinichi Arasaki
真一 荒崎
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単板式撮像センサから出力された色信号に基
づいて、適切に色信号処理を行うこと。 【解決手段】 本発明を適用した色補間方法は、単板式
撮像センサのRGB出力信号から、(1)式あるいは
(2)式にしたがってYC信号を算出し、フィルタリン
グ処理を行う。そして、その後に色空間変換を行い、モ
ニタ等における各画素データが補間される。したがっ
て、単板式撮像センサから出力された色信号に基づい
て、適切に色信号処理を行うことができる。即ち、画像
全体について、適切な再生が可能となり、特にエッジ部
分を自然に近い状態で再生できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単板式撮像センサ
を備える単板式撮像装置のための色信号処理方法、それ
を用いた単板式撮像装置および色信号処理プログラムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CCD(Charge Coupled Devic
e)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semicondu
ctor)等から構成される単板式のカラー撮像センサを備
えた撮像装置において、撮像センサから出力された色信
号から、画像の各点について、所定の色空間(RGB空
間等)に規定される色信号を生成する処理(色信号処
理)が行われている。なお、色信号処理には、主に、撮
像センサの出力色信号から、画像の各点における色信号
を生成(補間)する処理(色補間処理)と、撮像センサ
の出力色信号を所定の色空間に規定される色信号に変換
する処理(色空間変換処理)とが含まれる。
【0003】色信号処理に関する方法として、例えば、
以下のような方法が用いられている。特開2001−1
19706号公報に記載された技術は、撮像素子の出力
信号をRGB(Red Green Blue)空間における色信号に
変換する際に、近傍の画素成分に基づいて、より正確に
色補間を行うものである。
【0004】また、特開平10−108208号公報に
記載された技術は、撮像素子のG(Green)信号から色
信号を補間して画像信号を得るものである。さらに、特
開平11−220746号公報に記載された技術は、少
なくとも2方向からの相関性に基づいて、画素データを
補間するものである。また、一般に、単板式撮像装置に
おいては、単板式撮像センサから出力されたRGB信号
を色補間した後、フィルタリング処理を施す前に色空間
変換している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の色信号処理の方法には、以下のような問題があ
った。特開2001−119706号公報に記載された
技術は、色補間のための演算に除算が含まれていること
から、処理能力の高くないハードウェア(簡単な処理の
みを実行可能なハードウェア)に対して、適切なものと
ならない場合があった。
【0006】また、特開平10−108208号公報に
記載された技術は、色補間の過程において、不足するG
信号を生成することにより、生成された画像に短冊状の
模様が生ずる場合があった。また、R信号およびB信号
は、色付けにのみ用いることから、実質的に解像度を半
分に低下させることとなっていた。さらに、特開平11
−220746号公報に記載された技術は、その基本的
な処理過程において解像度の低下を招く可能性があっ
た。
【0007】また、単板式撮像センサから出力されたR
GB信号を色補間した後、フィルタリング処理を施す前
に色空間変換を行う場合、画像のエッジ付近の画素につ
いて、適切に再生できないといった問題があった。本発
明の課題は、単板式撮像センサから出力された色信号に
基づいて、適切に色信号処理を行うことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、R信号を出力する撮像素子
とG信号を出力する撮像素子とが繰り返し配列された第
1の行と、G信号を出力する撮像素子とB信号を出力す
る撮像素子とが繰り返し配列された第2の行とを並列に
配列した構成を有する単板式撮像センサを備え、該単板
式撮像センサの出力信号に基づいて、各撮像素子の出力
に対応する撮像画素(即ち、単板式撮像センサの出力画
像における画素)の配列における所定位置の算出対象点
の色信号を生成する単板式撮像装置のための色信号処理
方法であって、前記算出対象点を中心とするn×nの行
列範囲に位置する撮像画素のR信号,G信号,B信号の
値に基づいて、以下の式に従って、前記算出対象点のY
C信号(輝度・色差信号)の輝度Yを算出することを特
徴としている。
【0009】
【数3】
【0010】ただし、“R”,“G”,“B”は、前記
行列範囲に位置する撮像画素のR信号,G信号,B信号
の値それぞれの加重平均値(例えば、算出対象点からの
距離に基づく重み付けを施して得られる平均値)であ
る。また、 K1/K2=1/2〜1/6 かつ 2×K1+K2=1 である。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の色
信号処理方法であって、前記n×nの行列範囲を、2×
2あるいは3×3の行列範囲とすることを特徴としてい
る。この場合、加重平均値は、行列範囲に位置する撮像
画素のR信号,G信号,B信号それぞれを均等な重み付
けとして得られる平均値とすることが可能である。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の色信号処理方法であって、前記(K1,K2)=
(0.25,0.5)であることを特徴としている。請
求項4記載の発明は、請求項1または2記載の色信号処
理方法であって、前記(K1,K2)=(0.125,
0.75)であることを特徴としている。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の色信号処理方法であって、前記行列範囲
に位置する撮像画素のR信号,B信号の値それぞれの加
重平均値および前記輝度Yに基づいて、YC信号の色差
Cを算出し、該輝度Yおよび色差Cにフィルタリング処
理を施した後、RGB信号(YC信号を単純にRGB変
換したのみの信号)に変換し、該RGB信号をRGB空
間に規定される色信号(R,G,Bの各色が規定される
色に変換されたRGB信号)に色空間変換することを特
徴としている。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項5記載の色
信号処理方法であって、前記フィルタリング処理は、前
記輝度Yを表す信号に所定のハイパスフィルタを施し、
前記色差Cを表す信号に所定のローパスフィルタを施す
処理であることを特徴としている。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項1〜6のい
ずれかに記載の色信号処理方法を使用した単板色撮像装
置であることを特徴としている。請求項8記載の発明
は、R信号を出力する撮像素子とG信号を出力する撮像
素子とが繰り返し配列された第1の行と、G信号を出力
する撮像素子とB信号を出力する撮像素子とが繰り返し
配列された第2の行とを並列に配列した構成を有する単
板式撮像センサを備え、該単板式撮像センサの出力信号
に基づいて、各撮像素子の出力に対応する撮像画素の配
列における所定位置の算出対象点の色信号を生成するた
めの色信号処理プログラムであって、前記算出対象点を
中心とするn×nの行列範囲に位置する撮像画素のR信
号,G信号,B信号の値に基づいて、以下の式に従っ
て、前記算出対象点のYC信号(輝度・色差信号)の輝
度Yを算出する機能をコンピュータに実現させることを
特徴としている。
【0016】
【数4】
【0017】ただし、“R”,“G”,“B”は、前記
行列範囲に位置する画素のR信号,G信号,B信号の値
それぞれの加重平均値である。 また、K1/K2=1/2〜1/6 かつ 2×K1+K2=1 である。
【0018】請求項9記載の発明は、請求項8記載の色
信号処理プログラムであって、前記n×nの行列範囲
を、2×2あるいは3×3の行列範囲とすることを特徴
としている。請求項10記載の発明は、請求項8または
9記載の色信号処理プログラムであって、前記(K1,
K2)=(0.25,0.5)であることを特徴として
いる。
【0019】請求項11記載の発明は、請求項8または
9記載の色信号処理プログラムであって、前記(K1,
K2)=(0.125,0.75)であることを特徴と
している。請求項12記載の発明は、請求項9〜11の
いずれかに記載の色信号処理プログラムであって、前記
行列範囲に位置する撮像画素のR信号,B信号の値それ
ぞれの加重平均値および前記輝度Yに基づいて、YC信
号の色差Cを算出し、該輝度Yおよび色差Cにフィルタ
リング処理を施した後、RGB信号に変換し、該RGB
信号をRGB空間に規定される色信号に色空間変換する
機能をコンピュータに実現させることを特徴としてい
る。
【0020】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の色信号処理プログラムであって、前記フィルタリング
処理は、前記輝度Yを表す信号に所定のハイパスフィル
タを施し、前記色差Cを表す信号に所定のローパスフィ
ルタを施す処理であることを特徴としている。
【0021】本発明によれば、単板式撮像センサの出力
信号から、上述の式にしたがってYC信号を算出し、フ
ィルタリング処理を行う。そして、その後に色空間変換
を行い、モニタ等における各画素の色信号が生成され
る。したがって、単板式撮像センサから出力された色信
号に基づいて、適切に色信号処理を行うことができる。
即ち、画像全体について、適切な再生が可能となり、特
にエッジ部分を自然に近い状態で再生できる。
【0022】また、上述の式におけるR,G,Bの各信
号成分の係数は、従来の輝度Yの算出式における係数に
比べ、演算がより簡単な数値となっている。そのため、
単板式撮像センサを備える撮像装置等において、色補間
処理の処理負荷が軽減され、色補間処理に高い性能を必
要としない。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明を適用した色信号処理方法
は、CCD等からなる単板式撮像センサによって出力さ
れるRGB等の信号(以下、適宜「出力信号」と言
う。)を、モニタ等における各画素データを表すYCb
Cr信号(YC信号)に変換(色補間)し、フィルタリ
ング処理を施した後、色空間変換するものである。例え
ば、RGB信号を出力信号とする場合、単板式撮像セン
サには、所定パターンで各撮像素子に、R,G,Bのフ
ィルタがかけられており、本発明では、これらの各色信
号からモニタ等における画素データを示すYCbCr信
号を適切に生成し、さらに色空間変換を行う。
【0024】以下、本発明に係る色信号処理方法の手順
について説明する。単板式撮像センサを構成する撮像素
子においては、R,G,Bの各色のフィルタが所定の配
列で設けられている。図1は、単板式撮像センサにおけ
るR,G,Bの各フィルタの配列パターンを示す図であ
る。図1において、R,G,Bそれぞれの色信号は離散
的な配列で出力されるため、特定の画素について色信号
を得る場合、その画素の近傍のR,G,B信号から色補
間を行う必要がある。
【0025】図2は、本発明に係る色信号処理の流れを
示す図である。図2において、単板式撮像センサの出力
信号に対して色補間を行い、YCbCr信号を得る。そ
の後、Y信号はハイパスフィルタ、Cb,Cr信号はロ
ーパスフィルタによってそれぞれ処理し、フィルタ処理
後のYCbCr信号をRGB信号に変換する。なお、Y
CbCr信号に対するフィルタリング処理およびYCb
Cr信号をRGB信号に変換する処理は、従来行われて
いる処理と同様である。また、ここで得られるRGB信
号は、各画素データについて、R,G,Bそれぞれの色
信号が生成されている。
【0026】さらに、図2において、生成されたR,
G,Bそれぞれの色信号をターゲットとするRGB空間
に規定されたR,G,B(例えば、NTSCやsRGB
などの規格で定義されたRGB)それぞれの色信号に色
空間変換し、その後、ホワイトバランス等の処理を施
す。なお、色空間変換の方法は、従来と同様であるため
説明を省略するが、例えば、小規模なハードウェアで高
速な処理が要求される場合は、3×3のマトリクス演算
等を利用することができる。
【0027】次に、図2における色補間の方法について
説明する。図3は、単板式撮像センサの近傍4つの出力
信号から画素データを生成(補間)する方法(以下、
「2×2の補間方法」と言う。)を示す概念図である。
図3において、4つの撮像素子に囲まれた格子点に該当
する画素データを生成する場合、これら4つの撮像素子
の出力信号のうち、R信号およびB信号はそのまま用
い、G信号は、2つのG信号の平均値を用いて、輝度Y
を算出する。即ち、この画素データの輝度Yは、
【0028】
【数5】
【0029】によって算出される。なお、Yが算出され
ることにより、Cb=k1*(B−Y)、Cr=k2*
(R−Y)として色差Cb,Crが算出される。ここ
で、k1,k2は、所定の定数である。また、図4は、
単板式撮像センサの特定の画素を中心とする近傍8つの
出力信号を参照して画素データを生成する方法(以下、
「3×3の補間方法」と言う。)を示す概念図である。
図4において、3×3のR,G,B信号出力の行列の中
心の画素データを生成する場合、B信号は、その画素の
B信号をそのまま用いる。また、R信号は、3×3の行
列において四隅に位置する画素のR信号を平均して用
い、G信号は、B信号の上下左右に位置する画素の平均
値を用いる。そして、これらの平均値およびB信号を
(1)式に代入することにより、輝度Yを算出する。
【0030】ここで、従来、RGB信号からYCbCr
信号を求める際には、Y=0.3*R+0.6*G+
0.1*Bとして算出している(NTSCなどの信号の
定義)。(1)式は、従来の算出式に比べ、係数がより
単純なものとなっている。また、上述の色補間方法で
は、各画素データのR,G,B信号を算出し、YC信号
に変換してフィルタリング処理を施した後に、色空間変
換を行っている。そのため、従来に比べ、画像全体につ
いて、適切な再生が可能となり、特にエッジ部分を自然
に近い状態で再生できる。
【0031】また、(1)式におけるR,G,Bの加算
比率以外にも、以下の比率で加算する場合も、適切な輝
度Yを算出することが可能である。即ち、輝度Yは、
【0032】
【数6】
【0033】によって算出する場合にも、適切な値が得
られる。ここで、(2)式におけるR,G,Bの各係数
(0.125,0.75,0.125)は、統計的に得
られる数値であるが、(1)式に比べ、G信号が加算さ
れる比率が高いものとなっている。これは、G信号と輝
度Yとの関連性が高いことによるものと考えられる。
【0034】以上のように、本発明を適用した色補間方
法は、単板式撮像センサのRGB出力信号から、(1)
式あるいは(2)式にしたがってYC信号を算出し、フ
ィルタリング処理を行う。そして、その後に色空間変換
を行い、モニタ等における各画素データが生成される。
したがって、画像全体について、適切な再生が可能とな
り、特にエッジ部分を自然に近い状態で再生できる。
【0035】また、(1)式および(2)式における
R,G,Bの各信号成分の係数は、従来の輝度Yの算出
式における係数に比べ、演算がより簡単な数値となって
いる。そのため、単板式撮像センサを備える撮像装置等
において、色補間処理の処理負荷が軽減され、色補間処
理に高い性能を必要としない。なお、本発明をデジタル
カメラ等の機器に適用する場合、CCD等のセンサから
出力される色信号を(1)式あるいは(2)式によって
輝度Yに変換するハードウェアあるいはソフトウェアを
含む色補間部を備え、色補間部によって色補間処理され
た色信号に対し、フィルタリング処理および色空間変換
処理を施すことで、適切な画像を再生することができ
る。図5は、本発明を適用したデジタルカメラ1の機能
構成を示す図である。図5において、色補間部10には
CCDからRGB信号等の色信号が入力される。また、
色補間部10は、上述の(1)式あるいは(2)式に基
づく色補間処理が可能であり、入力された色信号を色補
間し、各画素データについて色信号成分を算出してから
YC変換・フィルタリング処理等の処理を行う(図5に
おいては、このフィルタリング処理までを色補間部10
が行う)。次に、RGB変換・色空間変換・ホワイトバ
ランス等を行った後(図5においては、この処理までを
RGB処理部11が行う)、データ圧縮処理や保存等を
行う各機能部に出力する。なお、図5において、色補間
を行う色補間部10およびRGB空間において色をター
ゲットに合わせるための処理を行うRGB処理部11お
よびこれに関連する部分のみを示し他の機能部分は図示
を省略する。
【0036】また、本実施の形態においては、2×2お
よび3×3の補間方法について説明したが、特定の画素
を中心として、n×n(nは2以上の整数)のR,G,
B信号出力の行列を参照して、画素データを生成するこ
とも可能である。この場合、中心からの距離に基づいて
各信号出力に重み付けを行い、それぞれの重みを加味し
た加重平均値を上述の(1)式あるいは(2)式に代入
することによって、画素データを得ることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、単板式撮像センサの出
力信号から、上述の式にしたがってYC信号を算出し、
フィルタリング処理を行う。そして、その後に色空間変
換を行い、モニタ等における各画素の色信号が生成され
る。したがって、単板式撮像センサから出力された色信
号に基づいて、適切に色信号処理を行うことができる。
即ち、画像全体について、適切な再生が可能となり、特
にエッジ部分を自然に近い状態で再生できる。
【0038】また、上述の式におけるR,G,Bの各信
号成分の係数は、従来の輝度Yの算出式における係数に
比べ、演算がより簡単な数値となっている。そのため、
単板式撮像センサを備える撮像装置等において、色補間
処理の処理負荷が軽減され、色補間処理に高い性能を必
要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】単板式撮像センサにおけるR,G,Bの各フィ
ルタの配列パターンを示す図である。
【図2】本発明に係る色信号処理の流れを示す図であ
る。
【図3】2×2の補間方法を示す概念図である。
【図4】3×3の補間方法を示す概念図である。
【図5】本発明を適用したデジタルカメラ1の機能構成
を示す図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 10 色補間部 11 RGB処理部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 R信号を出力する撮像素子とG信号を出
    力する撮像素子とが繰り返し配列された第1の行と、G
    信号を出力する撮像素子とB信号を出力する撮像素子と
    が繰り返し配列された第2の行とを並列に配列した構成
    を有する単板式撮像センサを備え、該単板式撮像センサ
    の出力信号に基づいて、各撮像素子の出力に対応する撮
    像画素の配列における所定位置の算出対象点の色信号を
    生成する単板式撮像装置のための色信号処理方法であっ
    て、 前記算出対象点を中心とするn×n(nは2以上の整
    数、以下同じ)の行列範囲に位置する撮像画素のR信
    号,G信号,B信号の値に基づいて、以下の式に従っ
    て、前記算出対象点のYC信号(輝度・色差信号)の輝
    度Yを算出することを特徴とする色信号処理方法。 【数1】 ただし、“R”,“G”,“B”は、前記行列範囲に位
    置する撮像画素のR信号,G信号,B信号の値それぞれ
    の加重平均値である。また、 K1/K2=1/2〜1/6 かつ 2×K1+K2=1 である。
  2. 【請求項2】 前記n×nの行列範囲を、2×2あるい
    は3×3の行列範囲とすることを特徴とする請求項1記
    載の色信号処理方法。
  3. 【請求項3】 前記(K1,K2)=(0.25,0.
    5)であることを特徴とする請求項1または2記載の色
    信号処理方法。
  4. 【請求項4】 前記(K1,K2)=(0.125,
    0.75)であることを特徴とする請求項1または2記
    載の色信号処理方法。
  5. 【請求項5】 前記行列範囲に位置する撮像画素のR信
    号,B信号の値それぞれの加重平均値および前記輝度Y
    に基づいて、YC信号の色差Cを算出し、該輝度Yおよ
    び色差Cにフィルタリング処理を施した後、RGB信号
    に変換し、該RGB信号をRGB空間に規定される色信
    号に色空間変換することを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載の色信号処理方法。
  6. 【請求項6】 前記フィルタリング処理は、前記輝度Y
    を表す信号に所定のハイパスフィルタを施し、前記色差
    Cを表す信号に所定のローパスフィルタを施す処理であ
    ることを特徴とする請求項5記載の色信号処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の色信号
    処理方法を使用したことを特徴とする単板式撮像装置。
  8. 【請求項8】 R信号を出力する撮像素子とG信号を出
    力する撮像素子とが繰り返し配列された第1の行と、G
    信号を出力する撮像素子とB信号を出力する撮像素子と
    が繰り返し配列された第2の行とを並列に配列した構成
    を有する単板式撮像センサを備え、該単板式撮像センサ
    の出力信号に基づいて、各撮像素子の出力に対応する撮
    像画素の配列における所定位置の算出対象点の色信号を
    生成するための色信号処理プログラムであって、 前記算出対象点を中心とするn×nの行列範囲に位置す
    る撮像画素のR信号,G信号,B信号の値に基づいて、
    以下の式に従って、前記算出対象点のYC信号(輝度・
    色差信号)の輝度Yを算出する機能をコンピュータに実
    現させることを特徴とする色信号処理プログラム。 【数2】 ただし、“R”,“G”,“B”は、前記行列範囲に位
    置する撮像画素のR信号,G信号,B信号の値それぞれ
    の加重平均値である。 また、K1/K2=1/2〜1/6 かつ 2×K1+K2=1 である。
  9. 【請求項9】 前記n×nの行列範囲を、2×2あるい
    は3×3の行列範囲とすることを特徴とする請求項8記
    載の色信号処理プログラム。
  10. 【請求項10】 前記(K1,K2)=(0.25,
    0.5)であることを特徴とする請求項8または9記載
    の色信号処理プログラム。
  11. 【請求項11】 前記(K1,K2)=(0.125,
    0.75)であることを特徴とする請求項8または9記
    載の色信号処理プログラム。
  12. 【請求項12】 前記行列範囲に位置する撮像画素のR
    信号,B信号の値それぞれの加重平均値および前記輝度
    Yに基づいて、YC信号の色差Cを算出し、該輝度Yお
    よび色差Cにフィルタリング処理を施した後、RGB信
    号に変換し、該RGB信号をRGB空間に規定される色
    信号に色空間変換する機能をコンピュータに実現させる
    ことを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の色
    信号処理プログラム。
  13. 【請求項13】 前記フィルタリング処理は、前記輝度
    Yを表す信号に所定のハイパスフィルタを施し、前記色
    差Cを表す信号に所定のローパスフィルタを施す処理で
    あることを特徴とする請求項12記載の色信号処理プロ
    グラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7801355B2 (en) 2004-02-13 2010-09-21 Seiko Epson Corporation Image processing method, image processing device, semiconductor device, electronic apparatus, image processing program, and computer-readable storage medium

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