JPH10327394A - データ放送受信装置およびデータ放送受信装置を用いた映像表示装置 - Google Patents

データ放送受信装置およびデータ放送受信装置を用いた映像表示装置

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JPH10327394A
JPH10327394A JP13671597A JP13671597A JPH10327394A JP H10327394 A JPH10327394 A JP H10327394A JP 13671597 A JP13671597 A JP 13671597A JP 13671597 A JP13671597 A JP 13671597A JP H10327394 A JPH10327394 A JP H10327394A
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memory
data
data broadcast
signal processing
memory bank
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JP13671597A
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Kentaro Teranishi
謙太郎 寺西
Hatsuji Kimura
初司 木村
Yasutaka Tsuru
康隆 都留
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ放送デコーダにおける、メモリとロジ
ック間のデータバスに生じる消費電力の増大を招くこと
なく、データ転送速度の高速化を図るデータ放送受信装
置を実現する。 【解決手段】 独立して動作可能な複数のメモリバンク
で構成するメモリ10と、システムに要する各信号処理
部2,3,4,5,6,8,14とメモリバンクとの接
続を行う信号分配手段9と、該信号分配手段9とメモリ
10の制御を行う制御信号生成手段13とを同一チップ
内に備え、複数のメモリバンクと信号処理部との接続・
メモリ動作を周期的に制御し、システムが要求する信号
処理を実現したデータ放送受信装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、文字多重
放送受信デコーダのようなデータ放送受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】昨今、マルチメディアと騒がれつつメデ
ィアの多様化が進んでおり、DVDなどのパッケージメ
ディアや、CSデジタル放送などが実用化されている。
放送関係に着目すれば、現行地上波放送、BS放送、1
996年より開始されたCSデジタル放送など、伝送系
の多様化が大きく進んでいる。また、インターネットア
クセスの急速な普及に伴い、映像・音楽だけでなくデー
タを取り扱うサービス・メディアも増加する傾向にあ
る。このような流れの中で、現行NTSC方式の垂直帰
線期間を利用してデータを送信する「VBIデータ放
送」が実用化され、例えば文字多重放送がこれに当た
り、ニュースや天気予報などリアルタイムなサービスが
大きく普及しつつある。この文字多重放送をはじめとし
たVBIデータ放送を受信するデコーダシステムの従来
例の簡単な構成を図16に示し、信号処理の概略を説明
する。
【0003】図16において、VBIデータを受信する
放送受信装置のデコーダは、NTSC信号の入力端子1
と、ADコンバータ2と、トランスバーサルフィルタ3
と、タップ係数演算手段4と、誤り訂正手段5と、デー
タ処理手段6と、ROM(Read-Only-Memory)7と、出力
インタフェース処理手段8と、DAコンバータ12と、
データ再生手段14と、映像信号出力端子11と、メモ
リ201,202,203,204とを有している。
【0004】このデコーダの動作を説明する。入力端子
1から入力されるNTSC信号は、ADコンバータ2で
デジタル信号に変換される。ADコンバータ2からのデ
ジタル信号は、トランスバーサルフィルタ3とメモリA
201に入力され、トランスバーサルフィルタでは波形
等価処理を行い、メモリA201にはADコンバータ2
からのデータを貯め込む。タップ係数演算手段4では、
メモリA201から送られるトランスバーサルフィルタ
3の前段データと、メモリB202から送られるトラン
スバーサルフィルタ3の後段データとからトランスバー
サルフィルタ3のタップ係数を演算し、トランスバーサ
ルフィルタのタップ係数を制御する。データ再生手段1
4ではトランスバーサルフィルタ3からのデータから、
データのスライスレベル等を考慮し本来送られてきてい
る”0”、”1”のデジタルデータにデータを再生し、
メモリC203へデータを伝送する。
【0005】誤り訂正手段5ではメモリC203に書き
込まれたデータを予め決められているデータbit数単
位で読み出し、誤り訂正処理を行う。具体的には、メモ
リC203からのデータを規定されている生成多項式で
演算し、誤っているbitデータを確定させ、その誤っ
ているデータをメモリCから読み出し、”1”、”0”
を反転させメモリC203に書き込む。データ処理手段
6では、メモリC203に書き込まれている訂正済デー
タを取り込み、ROM7からの例えばフォントなどを示
すテーブルと照合させ、符号化されているデータから文
字データを合成させ、合成後の文字データをメモリD2
04に書き込む。
【0006】出力IF処理手段8では、合成された文字
データを画面上のどこに表示するかを考慮しながら、メ
モリD204に貯えられている文字データをデータ処理
手段6を介して読み出し、DAコンバータ12へ導く。
出力端子11からはDAコンバータ12からのアナログ
映像データを出力する。
【0007】ここで、8タップで構成されるトランスバ
ーサルフィルタ3の例を図17に示し、概説する。トラ
ンスバーサルフィルタ3は、フィルタ入力端子301
と、フィルタ出力端子302と、タップ係数を乗算する
乗算手段311〜318と、加算器321〜328と、
ラッチ手段331〜337とを有し、図17に示すよう
に接続して構成される。
【0008】入力端子301は図16におけるADコン
バータ2とトランスバーサルフィルタ3の間、出力端子
302はトランスバーサルフィルタ3とメモリB202
の間に相当する。このようなトランスバーサルフィルタ
において、例えば、入力端子301から、データレート
tでデータXが入力され、ラッチ手段331〜337が
データレートtと同じ遅延時間をもたらせるとする。こ
の時、出力端子302からのデータYは、 Y=X(T)×A(318)+X(T−t)×A(317)+X(T
−2t)×A(316)+X(T−3t)×A(315)+X(T
−4t)×A(314)+X(T−5t)×A(313)+X(T
−6t)×A(312)+X(T−7t)×A(311) A(n):符号n番のタップ係数 で表される。
【0009】タップ係数演算手段4は、例えば上記式の
A(311)〜A(312)の値を制御する。
【0010】次に、誤り訂正手段5における誤り訂正の
概念について図18を用いて説明する。「VBIデータ
放送」では、垂直帰線期間の一つのラインに、296b
itのデータが送られることになっている。図18は、
この一つのラインに送られる296bitのデータ40
1のデータ構成を示している。データ401の、b1〜
b16がビット同期信号、b17〜b24がバイト同期
信号であり、296bitの内、ビット同期信号とバイ
ト同期信号の計24bitを除く残りの部分をデータパ
ケットと呼んでいる。このデータパケットの内、b21
5〜296が誤り訂正用のチェック符号、残りの部分を
パケットデータと呼んでいる。
【0011】パケットデータの内、b39〜b214の
176bitがデータブロックであり、残りの14bi
tをパケットプリフィックスと呼んでいる。パケットプ
リフィックスの内、b25〜b30の6bitを論値チ
ャネル識別、b31,32の2bitをスクランブル制
御、b33〜b36の4bitを連続性指標、b37,
38の2bitをデータグループ制御として用いてい
る。
【0012】VBIデータ放送に用いられている誤り訂
正は、(272,190)短縮化差信号巡回符号を用い
ているが、この括弧内の数字は、データ全体が272b
it、誤り訂正用チェック符号を除いた部分が190b
itであることを示しており、データ全体が図18に示
したデータパケット272bit、誤り訂正のチェック
符号を除いた部分がパケットデータ190bitに対応
する。この272bitのデータパケットに対して、予
め規定されている生成多項式との演算を行なうことによ
って、誤りbitを確定させている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、メモ
リ201,202,203,204がそれぞれ容量、動
作ともに独立した構成となっており、メモリとロジック
を別チップで構成し、メモリ−ロジック間のバスインタ
フェースを介して接続されている。このような構成で
は、 ・消費電力が大きい。 ・システム上で配線面積を要する。 ・消費電力削減の為、ピン数に限定が有り、高速動作が
できない。 等の問題が生じる。
【0014】また、このままの形態でメモリとロジック
の1チップ化を図ろうとした場合、メモリサイズがそれ
ぞれ異なる為、同一チップ上に容量の異なる複数種のメ
モリが存在することから、レイアウトの容易さを損な
い、チップ面積の有効利用にとって障害となるという問
題が生じる。
【0015】本発明は、例えば、VBIデータ放送デコ
ーダなどのデータ放送信号処理において、メモリの均一
化を考慮したメモリ制御を実現することで、信号処理部
とメモリブロックを1チップ化し、その構成に融通性を
持たせ、かつ、メモリとロジック間のIFをチップ内で
行なうことによって、消費電力を押さえたデータ放送信
号処理システムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、独立して動作可能な複数のメモリバンクと、トラン
スバーサルフィルタ、タップ係数演算手段、誤り訂正手
段、データ処理手段、出力インタフェース処理手段など
のいくつかの信号処理手段を設け、各信号処理手段と、
複数のメモリバンクの間に、データデコード信号処理に
応じて、各信号処理手段とメモリバンクの結線を制御す
る信号分配手段を設け、メモリ制御、信号分配制御を行
なう構成とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明にかかるデータ放送受信装
置におけるデータ放送デコーダの第1の実施の形態の構
成を示す図1を用いて、「VBIデータ放送」等のデー
タ放送信号処理について概説する。本発明にかかるデー
タ放送受信装置のデータ放送デコーダは、NTSC信号
の入力端子1と、ADコンバータ2と、トランスバーサ
ルフィルタ3と、トランスバーサルフィルタ3のタップ
係数を演算するタップ係数演算手段4と、誤り訂正手段
5と、符号化されたデータを文字データに変換するデー
タ処理手段6と、文字データに複合化する際のフォント
テーブルなどを貯えておくROM7と、出力インタフェ
ース処理手段8と、各信号処理手段とメモリとの接続を
制御する信号分配手段9と、複数の独立したメモリバン
クからなるメモリ10と、DAコンバータ12と、前記
信号分配手段9と前記メモリ10を制御する制御信号生
成手段13と、データ再生手段14と、画像表示部への
データ出力端子11とを有して構成される。本発明は、
少なくとも信号分配手段9とメモリ10と制御信号生成
手段13を破線で示した同一チップ上に配置したことを
特徴としている。
【0018】まず、図1の実施の形態にあるメモリ10
の一構成例を図2を用いて説明する。メモリ10は、メ
モリバンク1001〜1008を有して構成される。各
メモリバンクは、それぞれアドレス、読出し/書込み
(R/W)制御、データバス等のIFを備え、独立して
動作可能な構成とされている。例えば、メモリバンクA
1001において、アドレスおよびR/W制御は、制御
信号生成手段13と接続され、データバスは、信号分配
手段9と接続される。メモリバンクB1002など他の
メモリバンクも同様に、アドレスおよびR/W制御が制
御信号生成手段13と、データバスが信号分配手段9に
接続される。
【0019】図2に示したメモリ構成例とは異なるメモ
リ構成例を図3を用いて説明する。このメモリ10は、
メモリバンク1011〜1018を有して構成される。
図2のメモリ一構成例と比較して、アドレス、R/W制
御が各メモリバンクに設けられ、制御信号生成手段13
と接続されている点は同じであり、図2の構成例と異な
る点は、共通のデータバスによってメモリバンクが信号
分配手段9に接続されていることである。
【0020】次に、信号分配手段9の動作について図4
を用いて説明する。信号分配手段9は、トランスバーサ
ルフィルタ3やADコンバータ2、タップ係数演算手段
4などの各信号処理手段とメモリ10内の各メモリバン
クとの接続を制御する手段である。図4に示す信号分配
の例では、信号分配手段9は、ADコンバータ2のデー
タをメモリバンクA1001へ、トランスバーサルフィ
ルタ3のデータをメモリバンクB1002へ導き、メモ
リバンクC1003とメモリバンクD1004のデータ
をタップ係数演算手段4へ導き、データ再生手段14の
データをメモリバンクE1005へ導き、誤り訂正手段
5とメモリバンクF1005とを接続しデータの読出し
/書込みを行い、データ処理手段6とメモリバンクG1
007とを接続しデータの読出し/書込みを行い、メモ
リバンクH1008のデータを出力IF処理手段8へ導
くことを示している。
【0021】これらの接続は、制御信号生成手段13に
より制御される。この信号分配手段9は、各手段と各メ
モリバンクとをスロット毎に周期的に切り換えて接続す
る。
【0022】以上を基に、図1に示した本発明にかかる
データ放送受信装置のデコーダの信号処理について、V
BIデータ放送の一つである文字多重放送を受信した場
合を例として説明する。入力端子1に入力されるNTS
C信号は、ADコンバータ2でデジタル信号化され、信
号分配手段9とトランスバーサルフィルタ3へ導かれ
る。信号分配手段9へ導かれたADコンバータ2の出力
は、メモリ10へ書き込まれる。トランスバーサルフィ
ルタ3は、タップ係数演算手段4からの制御に応じてタ
ップ係数を設定し、ADコンバータ2の出力に波形等化
を行なう。トランスバーサルフィルタ3の出力は、信号
分配手段9を介してメモリ10へ導かれる。タップ係数
生成手段4は、メモリ10に貯えられているADコンバ
ータ2の出力とトランスバーサルフィルタ3の出力を信
号分配手段9を介して読み込み、本来あるべきデータ値
と比較・演算し、トランスバーサルフィルタ3の係数を
算出する。データ再生手段14は、トランスバーサルフ
ィルタ3からのデータに対して、スライスレベルを設定
し、本来の”1”,”0”のbitデータを再生する。
【0023】ここで、データ再生手段14の動作を、6
bit入力の場合を例として図5を用いて説明する。図
5は、6bitの入力データ141をどのレベルでスラ
イスして”1”または”0”の出力データを得るかを示
している。(A)は、6bit表示の入力データと1b
itの出力データの関係を示しており、スライスレベル
は可変とされる。(B),(C)では具体的にスライス
レベルを”32”と設定した場合を示しており、(B)
は、入力データが”45”であるときの出力データを、
(C)は入力データが”20”であるときの出力データ
を示している。図5から明らかなように、データ再生手
段14は、スライスレベルと入力データの関係から、ス
ライスレベルより入力データが大きいか、小さいかによ
り1bitの出力データを再生する。このように順次再
生された出力データは、図18に示すパケット形式のデ
ータであり、このデータを信号分配手段9を介してメモ
リ10へ書き込む。
【0024】誤り訂正手段5では、メモリ10に貯えら
れている図18で説明した形式のパケットデータを信号
分配手段9を介して取り込み、チェック符号を用いて生
成多項式を演算することにより、誤りbitを確定させ
る。この確定した誤りbitデータをメモリ10から読
み出し、”1”,”0”を反転させて信号分配手段9を
介してメモリに書き戻す。
【0025】データ処理手段6は、メモリ10に書込ま
れている訂正済みデータを取り込み、ROM7にある例
えばフォントなどを表す変換テーブルを基に表示用デー
タ(文字データ)に変換する。データ処理手段6は、変
換後の表示用データを信号分配手段9を介してメモリ1
0に書き込む。
【0026】出力IF処理手段8は、後段に位置する映
像表示部の要求に応じて、信号分配手段9を介してメモ
リ10に貯えられている表示用データを読み出し、DA
コンバータ12へ導き、DAコンバータ12でアナログ
信号とされたデータを出力端子11を介して映像表示部
へ導く。
【0027】図1に示した一実施例の各信号処理の概説
は以上であるが、以下、図2に示した8つの独立して動
作可能なメモリバンク1001〜1008でメモリ10
を構成した場合を例として、メモリバンクと各信号処理
部との接続とその働きを各タイミング毎に図6および図
7を用いて説明する。
【0028】メモリ10を構成する8つのメモリバンク
を説明上、A〜Hと符号をつけて説明する。図6は、メ
モリバンクA〜Hと各信号処理部のタイムスロット毎の
接続関係を表したものである。図7は、メモリバンクA
〜Hのタイムスロット毎の動作を示したものである。図
6において、横軸は時間をタイムスロット単位で表し、
縦軸はメモリバンクA1001〜メモリバンクH〜10
08ごとの接続先である信号処理部の名称を表してい
る。図7において、横軸は時間をタイムスロット単位で
表し、縦軸はメモリバンクA1001〜メモリバンクH
〜1008ごとの動作を示している。
【0029】先ず、最初のタイムスロット(ts1)で
は、信号分配手段9が各信号処理部とメモリバンクを図
6に示したように接続する。すなわち、 ・メモリバンクA1001はADコンバータ2に、 ・メモリバンクB1002はトランスバーサルフィルタ
3に、 ・メモリバンクC1003およびメモリバンクD100
4はタップ係数演算手段4に、 ・メモリバンクE1005は再生データ手段14に、 ・メモリバンクF1006は誤り訂正手段5に、 ・メモリバンクG1007はデータ処理手段6に、 ・メモリバンクH1008は出力IF処理手段8にそれ
ぞれ接続される。
【0030】このタイムスロット(ts1)では、信号
分配手段9が各信号処理部とメモリバンクを図4に示し
たすなわち上記のように接続し、 ・メモリバンクA1001はADコンバータ2の出力の
書込み動作を、 ・メモリバンクB1002はトランスバーサルフィルタ
3の出力の書込み動作を、 ・メモリバンクC1003は貯えているADコンバータ
2の出力の読出し動作を、 ・メモリバンクD1004は貯えているトランスバーサ
ルフィルタ3の出力の読出し動作を、 ・メモリバンクE1005は再生データ手段14の出力
の書込み動作を、 ・メモリバンクF1006は再生手段出力14の読出し
動作と誤りbitデータの読出し/書込み動作を、 ・メモリバンクG1007は訂正済みデータの読出し動
作とデータ処理手段6で変換された映像用データの書込
み動作を、 ・メモリバンクH1008は映像表示用データの読出し
動作を行なう。
【0031】次ぎのタイムスロット(ts2)では、 ・メモリバンクA1001はトランスバーサルフィルタ
3に、 ・メモリバンクB1002およびメモリバンクC100
3はタップ係数演算手段4に、 ・メモリバンクD1004は再生データ手段14に、 ・メモリバンクE1005は誤り訂正手段5に、 ・メモリバンクF1006はデータ処理手段6に、 ・メモリバンクG1007は出力IF処理手段8に、 ・メモリバンクH1008ADコンバータ2にそれぞれ
接続される。
【0032】このタイムスロット(ts2)では、最初
のスロット(ts1)で、ADコンバータ2の出力を書
き込んでいたメモリバンクA1001の動作をメモリバ
ンクH1008が行ない、メモリバンクB1002が行
なっていたトランスバーサルフィルタ3の出力の書込み
動作をメモリバンクA1001が行ない、メモリバンク
C1003が行なっていた貯えているADコンバータ2
の出力の読出し動作をメモリバンクB1004が行なう
というように、順次動作が移動する。
【0033】その次のスロット(ts3)でも同様に、
メモリバンクと各信号処理部との接続を切り換え、順々
に各メモリバンクの接続先と動作を周期的に切り換えて
ゆき、8スロットで1サイクルとなるように切り換えて
ゆく。ここで1サイクルのスロット数は、メモリバンク
の数と一致している。以上のメモリ10のR/Wやアド
レス制御及び信号分配手段9の制御を制御信号生成手段
13によって行ない、データ放送デコーダに課せられた
信号処理を順次行なってゆく。
【0034】次に、信号処理の一つである誤り訂正処理
について説明する。本システムに採用されている誤り訂
正の一つであるチェック符号による誤り訂正について
は、従来例説明中に図18を用いて説明した。誤り訂正
手段5では、これ以外に冗長ビットを用いた誤り訂正も
行なっている。
【0035】これについて図8を用いて説明する。図8
において、データライン401は図18に示したデータ
ラインと同様のデータラインである。b39〜b214
のデータブロック402は、8bit毎にデータバイト
(DB)として細分化し、DB1〜DB22までの22
個のデータバイトに分かれていることを示している。こ
のデータバイトを論理チャネル識別2に応じて複数個集
めて176bitのデータグループ403を構成してい
る。
【0036】データグループ403は、データグループ
データのバイト数などを示す24bitのデータグルー
プヘッダ(DGH)4031と、符号化されたデータで
ある136bitのデータグループデータ(DGD)4
032と、データグループの誤り訂正を行なう為のbi
tデータである16bitの冗長ビット(CRC)40
33から構成される。ここで説明する上長ビット(CR
C)4033による誤り訂正は、データグループデータ
(DGD)4032に対して、冗長ビットを用いて生成
多項式を演算し、誤りビットを確定させるものである。
【0037】以上、2種類の誤り訂正処理を実行する場
合、従来のメモリと演算部が分離した形式で実現すれ
ば、メモリとロジック間のピンインタフェースから ・ピンに接続されているバッファアンプによる消費電力
が問題となり、ピン数に制限がある。 ・ピン数制限の為、データ転送速度を上げることができ
ない。 などの問題が生じ、誤り訂正の動作速度を上げることが
できないという問題が生じる。これに対して、本実施の
形態にかかる構成を採用し、メモリとロジックを1チッ
プ化することによって、上記問題点を回避しながらメモ
リと誤り訂正手段の間のデータバス幅を広げることがで
き、結果として2種類の誤り訂正演算を同時実行するこ
とが可能となる。
【0038】以上より、図1に示した本発明の実施の形
態にかかるデータ放送受信装置のデコーダの構成を採用
することにより、信号処理部とメモリ間において従来問
題となっていた消費電力・データ転送速度など問題点を
回避しながら、高速動作・低消費電力のデータ放送デコ
ーダを提供することができる。
【0039】次ぎに、各信号処理部の信号処理に必要と
されるデータ容量の差や、独立して動作可能なメモリバ
ンクの個数に対応してメモリバンクの動作と接続するよ
うにした実施の形態を、図9および図10を用いて説明
する。
【0040】この実施の形態では、データ処理手段6の
データ量がメモリバンク3個を占める大きさであり、出
力IF処理手段8のデータ量がメモリバンク2個を占め
る大きさであり、タップ係数演算手段4およびデータ再
生手段14ならびに誤り訂正手段5のデータ量がそれぞ
れメモリバンク1個を占める大きさであり、A/Dコン
バータ2およびトランスバーサルフィルタ3からの出力
のデータ量が合わせて1個のメモリバンクを示す大きさ
である場合を想定している。
【0041】メモリ10は、9個のメモリバンクA10
21〜I1029から構成されている。図9は、メモリ
バンクA〜Iと各信号処理部のタイムスロット毎の接続
関係を表したものである。図10は、メモリバンクA〜
Iのタイムスロット毎の動作を示したものである。
【0042】まず、最初のタイムスロット(ts1)で
は、信号分配手段9が各信号処理部とメモリバンクを図
9に示すように接続し、図10に示すように動作する。
すなわち、図9に示すように、 ・メモリバンクA1021はADコンバータ2とトラン
スバーサルフィルタ3に、 ・メモリバンクB1022はタップ係数演算手段4に、 ・メモリバンクC1023は再生データ手段14に、 ・メモリバンクD1024は誤り訂正手段5に、 ・メモリバンクE1025とメモリバンクF1026と
メモリバンクG1027はデータ処理手段6に、 ・メモリバンクH1028とメモリバンクI1029は
出力IF処理手段8にそれぞれ接続される。
【0043】そして、このタイムスロット(ts1)で
は、図10に示すように、 ・メモリバンクA1021はADコンバータ2の出力の
書込み動作とトランスバーサルフィルタ3の出力の書込
み動作を同時に、 ・メモリバンクB1022は貯えているADコンバータ
2の出力の読出し動作と既に貯えているトランスバーサ
ルフィルタ3の出力の読出し動作を同時に、 ・メモリバンクC1023はデータ再生手段14の出力
の書込み動作を、 ・メモリバンクD1024は誤りbitデータの読出し
/書込み動作を、 ・メモリバンクE1025はデータ処理用データの読出
し動作を、 ・メモリバンクF1026とメモリバンクG1027は
訂正済みデータの読出し動作とデータ処理手段6で変換
された映像用データの書込み動作を、 ・メモリバンクH1028とメモリバンクI1029は
映像表示用データの読出し動作をそれぞれ行う。
【0044】次ぎのタイムスロット(ts2)では、 ・メモリバンクA1021はタップ係数演算手段4に ・メモリバンクB1022はデータ再生手段14に、 ・メモリバンクC1023は誤り訂正手段5に ・メモリバンクD1024とメモリバンクE1025と
メモリバンクF1026はデータ処理手段6に、 ・メモリバンクG1027とメモリバンクH1028は
出力IF処理手段8に、 ・メモリバンクI1029はADコンバータ2とトラン
スバーサルフィルタ3にそれぞれ接続される。
【0045】このタイムスロット(ts2)では、 ・メモリバンクA1021は貯えているADコンバータ
2の出力の読出し動作と既に貯えているトランスバーサ
ルフィルタ3の出力の読出し動作を同時に、 ・メモリバンクB1022はデータ再生手段14の出力
の書込み動作を、 ・メモリバンクC1023は誤りbitデータの読出し
/書込み動作を、 ・メモリバンクD1024はデータ処理用データの読出
し動作を、 ・メモリバンクE1025とメモリバンクF1026は
訂正済みデータの読出し動作とデータ処理手段6で変換
された映像用データの書込み動作を、 ・メモリバンクG1027とメモリバンクH1028は
映像表示用データの読出し動作に ・メモリバンクI1029はADコンバータ2の出力の
書込み動作とトランスバーサルフィルタ3の出力の書込
み動作を同時に、それぞれ行う。
【0046】その次のスロット(ts3)でも同様に、
メモリバンクと各信号処理部との接続を切り換え、順々
に各メモリバンクの接続先と動作を周期的に切り換えて
ゆき、9スロットで1サイクルとなるように切り換えて
ゆく。ここで1サイクルのスロット数は、メモリバンク
の数と一致している。以上のメモリ10のR/Wやアド
レス制御及び信号分配手段9の制御を制御信号生成手段
13によって行ない、データ放送デコーダに課せられた
信号処理を順次行なってゆく。
【0047】この実施の形態では、比較的小さい容量の
ADコンバータ2の出力とトランスバーサルフィルタ3
の出力を同時に同一のメモリバンクに書込み/読出し処
理を行い、比較的大容量であるデータ処理手段6からの
作成データの書込みには2タイムスロットを当ててい
る。このようにメモリバンクの動作スロットやそれに応
じたメモリバンクと信号処理部の接続を制御することに
よって、上述した実施の形態と同様に所望のシステム動
作が可能である。したがって、信号処理に必要とされる
データ容量や独立して動作可能なメモリバンク個数など
を考慮して、動作スロットの割当てやそれに応じた制御
を行うことで、データ放送の信号処理を行うことが可能
である。
【0048】次に、本発明の他の実施の形態かかるデー
タ放送受信装置のデコーダの構成を図11を用いて説明
する。この実施の形態にかかるデータ放送デコーダが、
図1に示した実施の形態のそれと異なる点は、図1の実
施の形態における信号分配手段9が、二つの信号分配手
段である信号分配手段A901と信号分配手段B902
に分離されて構成されていること、メモリ10がメモリ
A101とメモリB102に分離されて構成されている
ことの2点である。この実施の形態は、複数の独立した
メモリバンクで構成されるメモリを、2つ備えたことに
特徴を有している。図11中のADコンバータ2やトラ
ンスバーサルフィルタ3などの各信号処理部は図1の実
施例での説明と同様である。
【0049】図12にメモリ101およびメモリ102
の構成例を示し、図13に図11の実施例における各メ
モリバンクの動作を示す。図12において、1031〜
1042はそれぞれ独立して動作可能なメモリバンクで
あり、メモリバンクA1031〜G1037はメモリ1
01を、メモリバンクH1041、I1042はメモリ
102を構成する場合を例として取り上げる。図13に
は、メモリバンクA1031の動作、メモリバンクB1
032の動作、以下それぞれ図12中のメモリバンクC
1033〜I1042の動作を示している。まず、最初
のスロット(ts1)では、メモリバンクA1031が
ADコンバータ2の出力の書込みを、メモリバンクB1
032がトランスバーサルフィルタ3の出力の書込み
を、メモリバンクC1033が貯えられているADコン
バータ2の出力の読出しを、メモリバンクD1034が
貯えられているトランスバーサルフィルタ3の出力の読
出しを、メモリバンクE1035がデータ再生手段14
の出力の書込みを、メモリバンクF1036が誤り訂正
手段5へのデータ読出しと訂正データの書込みを、メモ
リバンクG1037がデータ処理手段6へのデータ読出
しを行なっている。
【0050】本実施の形態では、メモリA101を7個
のメモリバンクから構成しているので、図1の実施の形
態の場合と同様に7スロットで1周期となるように、メ
モリ動作を行い、7個のメモリバンクA1031〜メモ
リバンクG1037を制御信号生成手段13によって制
御する。メモリB102は、データ処理手段6からの出
力データの書込み動作と、出力IF処理手段8へのデー
タ読出し動作の2つの動作を行うので、メモリバンクH
1041およびメモリバンクI1042の2個のメモリ
バンクで構成し、2スロットで動作の1周期となるよう
にメモリバンクH1041およびメモリバンクI104
2を制御信号生成手段13によって制御する。信号分配
手段A901と、信号分配手段B902の2つの信号分
配手段は、図13に示したメモリ動作に応じて各信号処
理部との接続を行い、各信号処理部へのデータ転送を行
なう。
【0051】次に、図11に示した実施の形態に用いた
図12に示したメモリバンクの構成とは異なるメモリバ
ンクの構成例、および信号分配手段の構成例とした発明
の実施の形態を図14を用いて説明する。図14の実施
の形態では、図11に示した実施の形態と同様に、メモ
リはメモリA101とメモリB102とに分離され、信
号分配手段は信号分配手段A91と信号分配手段B92
とに分離されて設けらる。
【0052】メモリA101はメモリバンクA1051
〜メモリバンクG1057の7個のメモリバンクを有し
ており、メモリB102はメモリバンクH1061とメ
モリバンクI1062の2個のメモリバンクを有してい
る。さらに、各メモリバンクはアドレスおよび読出し/
書込み制御が独立して制御信号生成手段13によってな
されるが、データは、メモリバンクA1051〜メモリ
バンクG1057が共通のデータバスを介して信号分配
手段A91に接続され、メモリバンクH1061,メモ
リバンクI1062が共通のデータバスを介して信号分
配手段B92に接続される。
【0053】2つの信号分配手段である信号分配手段A
91と信号分配手段B92は、夫々シリアル/パラレル
変換手段(S/P)911,921、パラレル/シリア
ル変換手段(P/S)912,922、マルチプレクサ
(MPX)913,923を有している。MPX91
3、923は、トランスバーサルフィルタ3などの各信
号処理部との接続を行い、シリアル/パラレル変換手段
911、921は、入力されるデータをメモリバンクの
bit幅に合わせるようにデータを変換する。
【0054】各メモリバンクに導かれたデータは、デー
タ放送受信装置のデコーダの動作に応じてR/W制御・
アドレス制御され、選択されたメモリバンクに書き込ま
れる。各メモリバンクからの読み出されるデータは、パ
ラレル/シリアル変換手段912,922に導かれ、各
信号処理部に応じたbit幅に変換され、各信号処理部
へ導かれる。このようなメモリバンクの構成であって
も、メモリバンクのR/W制御・アドレス制御および信
号分配手段901,902の制御を行うことによって、
データ放送受信装置のデコーダの動作を実現することが
可能である。
【0055】一般的に、メモリとロジックを分離してシ
ステムを構成するよりも、同一チップ内に構成すること
で、メモリとロジック間のピンインタフェースを回避す
ることができ、メモリとロジック間のデータ転送速度を
高速化することが可能となる。また、上記ピンインタフ
ェースでは、チップのピンをドライブするためのバッフ
ァアンプが必要となり、これに要する消費電力は、チッ
プ内のバッファと比較して大きいものとなる。したがっ
て、図11に示したデータ放送受信装置のデコーダに本
実施の形態の構成を採用することによっても、信号処理
部とメモリ間において従来問題となっていた消費電力・
データ転送速度など問題点を回避しながら、高速動作・
低消費電力のデータ放送受信装置のデコーダを提供する
ことができ、高速動作を実現したい場合は、メモリとロ
ジック間のbit幅を大きくすることによっても消費電
力の増大を招くことはない。
【0056】以上、説明したように、メモリとロジック
間のbit幅は消費電力について問題とならないことか
ら、図1、図11に示した実施の形態を採用することに
よってbit幅を自由に選択することができ、メモリの
構成も自由となり、システムに要求されるメモリとロジ
ック間の高速動作・低消費電力を実現することが可能と
なる。本発明の実施の形態では、取り上げたメモリバン
クの構成にとらわれることなく、メモリバンクで構成す
るメモリとロジックを同一チップ内に構成し、そのメモ
リ・ロジックを統括的に制御しシステムを実現できれ
ば、どのような構成であっても、低消費電力の効率的な
システムを実現することが可能である。
【0057】ここで、本明細書で説明した本発明にかか
るデータ放送受信装置のデコーダを用いた映像表示装置
の構成例を図15を用いて説明する。映像表示装置は、
テレビ電波を受信するアンテナ51と、チューナ52
と、NTSC信号をデコードするNTSCデコーダ53
と、図1の実施の形態で説明したデータ放送受信装置の
デコーダ54と、マルチプレクサ55と、映像表示装置
56を有して構成される。チューナ51から出力される
信号から、NTSCデコーダ53で本来のテレビ映像を
信号として出力し、データ放送デコーダ54はデータ放
送として送られてきているデータを取出しデコードし、
表示する信号として出力する。マルチプレクサ55では
テレビ映像とデータ放送の映像とを、映像表示装置56
上に分割して表示する為のマルチプレクスを行なう。図
15に示した映像表示装置でも、本発明で説明したデー
タ放送受信装置を用いることにより、低消費電力なシス
テムを提供することが可能となる。
【0058】
【発明の効果】上述したように、独立して動作可能な複
数のメモリバンクと、システムに必要な信号処理ブロッ
クを同一チップ内に備え、該メモリバンクの個数を複数
化し、bit幅をシステムに応じて構成することによ
り、低消費電力・高速動作のシステムを構成することが
できる。
【0059】また、bit幅を大きくする、つまりメモ
リとロジック間のデータバス幅を広げても消費電力の増
大を招かないため、メモリとロジック間のデータバスの
幅を広げて、1個あたりのメモリの動作速度を低速化す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるデータ放送受信装置の構成を示
す機能ブロック図。
【図2】本発明にかかるデータ放送受信装置に用いる複
数のメモリバンクからなるメモリの構成を示す概念図。
【図3】本発明にかかるデータ放送受信装置に用いる複
数のメモリバンクからなるメモリの他の構成を示す概念
図。
【図4】本発明にかかるデータ放送受信装置に用いる信
号分配手段の動作の形態を示す模式図。
【図5】本発明にかかるデータ放送受信装置に用いるデ
ータ再生手段の動作概念を示す動作説明図。
【図6】本発明にかかるデータ放送受信装置おけるメモ
リバンクと各信号処理部の接続の形態を示す接続形態
図。
【図7】本発明にかかるデータ放送受信装置おけるメモ
リバンクの動作の形態を示す動作形態図。
【図8】本発明にかかるデータ放送受信装置に用いられ
るデータブロックの構成を示す図。
【図9】本発明にかかるデータ放送受信装置おけるメモ
リバンクと各信号処理部の他の接続の形態を示す接続形
態図。
【図10】本発明にかかるデータ放送受信装置おけるメ
モリバンクの他の動作の形態を示す動作形態図。
【図11】本発明にかかるデータ放送受信装置の他の構
成を示す機能ブロック図。
【図12】図11に示した本発明にかかるデータ放送受
信装置に用いる複数のメモリバンクからなるメモリの構
成を示す概念図。
【図13】図11に示した本発明にかかるデータ放送受
信装置におけるメモリバンクの動作の形態を説明する動
作形態図。
【図14】本発明にかかるデータ放送受信装置に用いる
複数のメモリバンクからなるメモリと信号分配手段の他
の構成を示す概念図。
【図15】本発明のデータ放送受信装置を用いた映像表
示装置の構成を示す機能ブロック図。
【図16】従来のデータ放送受信装置のデコーダの構成
を示す機能ブロック図。
【図17】データ放送受信装置に用いるトランスバーサ
ルフィルタの構成を示す機能ブロック図。
【図18】従来のデータ放送のデータラインの構成を示
す図。
【符号の説明】
1 データ入力端子 2 ADコンバータ 3 トランスバーサルフィルタ 4 タップ係数演算手段 5 誤り訂正手段 6 データ処理手段 7 ROM 8 出力IF処理手段 9 信号分配手段 10 メモリ 11 データ出力端子 12 DAコンバータ 13 制御信号生成手段 14 データ再生手段 51 アンテナ 52 チューナ 53 NTSCデコーダ 54 データ放送受信装置のデコーダ 55 マルチプレクサ 56 映像表示装置 91 信号分配手段A 92 信号分配手段B 101 メモリA 102 メモリB 141 スライスレベル模式 201 メモリA 202 メモリB 203 メモリC 204 メモリD 301 トランスバーサルフィルタデータ入力端子 302 トランスバーサルフィルタデータ出力端子 311〜318 乗算手段 321〜328 加算器 331〜337 ラッチ手段 401 データ放送データライン構造 402 細分化されたデータブロック 403 データグループの構成 911、921 シリアル/パラレル変換手段 912、922 パラレル/シリアル変換手段 913、923 マルチプレクサ 1001、1011、1021、1031、1051
メモリバンクA 1002、1012、1022、1032、1052
メモリバンクB 1003、1013、1023、1033、1053
メモリバンクC 1004、1014、1024、1034、1054
メモリバンクD 1005、1015、1025、1035、1055
メモリバンクE 1006、1016、1026、1036、1056
メモリバンクF 1007、1017、1027、1037、1057
メモリバンクG 1008、1018、1028、1041、1061
メモリバンクH 1009、1029、1042、1062 メモリバン
クI
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 都留 康隆 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ信号を受信し、データ放送デコー
    ドを行うデータ放送受信装置において、独立して動作可
    能な複数のメモリバンクで構成するメモリと、該データ
    放送受信装置に必要とされる複数の信号処理部と、該信
    号処理部と上記メモリとの接続を行う信号分配手段と、
    前記メモリと前記信号分配手段の制御を行う制御信号生
    成手段とを設け、少なくとも前記メモリと前記信号分配
    手段と前記制御信号生成手段とを同一チップ内に具備し
    たことを特徴とする、低消費電力・高速アクセスを可能
    とするメモリとロジック間のインタフェースを実現する
    データ放送受信装置。
  2. 【請求項2】 信号分配手段は、メモリと各信号処理部
    との接続を周期的に切り換えることを特徴とする請求項
    1記載のデータ放送受信装置。
  3. 【請求項3】 制御信号生成手段は、メモリと各信号処
    理部との接続に応じて、周期的にメモリの動作を切り換
    えることを特徴とする請求項2記載のデータ放送受信装
    置。
  4. 【請求項4】 信号分配手段は、メモリと各信号処理部
    との接続に応じて信号分配手段で行うデータバス幅の調
    整を行うシリアル/パラレル変換手段と、パラレル/シ
    リアル変換手段を具備し、周期的に該変換手段の入力b
    it幅と出力bit幅を切り換えることを特徴とする請
    求項1ないし請求項3のいずれか記載のデータ放送受信
    装置。
  5. 【請求項5】 制御信号生成手段は、独立して動作可能
    なメモリバンクの個数に応じて接続される信号処理動作
    の種類が確定されており、信号処理動作の種類の数を1
    周期として、周期的にメモリの制御と信号処理部の接続
    制御を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項4の
    いずれか記載のデータ放送受信装置。
  6. 【請求項6】 独立して動作可能なメモリバンクの個数
    に応じて接続される信号処理動作の種類は、各信号処理
    の容量に応じて信号処理動作の種類がまとめられもしく
    は分割されることを特徴とする請求項5記載のデータ放
    送受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれか記載
    のデータ放送受信装置を搭載した半導体チップチップを
    具備したことを特徴とする、装置全体の消費電力を低下
    させるデータ放送受信装置を用いた映像表示装置。
JP13671597A 1997-05-27 1997-05-27 データ放送受信装置およびデータ放送受信装置を用いた映像表示装置 Pending JPH10327394A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001285721A (ja) * 2000-02-22 2001-10-12 Pixim Inc 広いダイナミックレンジを達成するための時間インデックス付け方法を用いた多サンプリング方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001285721A (ja) * 2000-02-22 2001-10-12 Pixim Inc 広いダイナミックレンジを達成するための時間インデックス付け方法を用いた多サンプリング方法

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