JPH10326094A - モード切り替え式電子楽器 - Google Patents

モード切り替え式電子楽器

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Publication number
JPH10326094A
JPH10326094A JP9149902A JP14990297A JPH10326094A JP H10326094 A JPH10326094 A JP H10326094A JP 9149902 A JP9149902 A JP 9149902A JP 14990297 A JP14990297 A JP 14990297A JP H10326094 A JPH10326094 A JP H10326094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
function
mode switching
beginner
electronic musical
Prior art date
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Pending
Application number
JP9149902A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Matsuda
一郎 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9149902A priority Critical patent/JPH10326094A/ja
Publication of JPH10326094A publication Critical patent/JPH10326094A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ側の選択に応じて必要な機能を自由に
設定できる電子楽器を提供せんとするものである。 【解決手段】 モード切り替えスイッチ2aによるモー
ド切り替えで、液晶表示板3によって表示及び指示・設
定のできるプロ仕様の機能を、ビギナー使用の限定され
たものに変更できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モード切り替え機
能を有する電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子楽器の機能は年々向上し、様々なス
ペックのものが供給されるようになった。従ってユーザ
としては、好みのもの或いはそのレベルにあったもの
を、その中から選択して使用すれば良いことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし電子楽器のスペ
ックが多様化したことで、逆にビギナーにとっては、そ
の選択を困難にしている。また、たとえ目的とするスペ
ックを有するものが選択できたとしても、高スペック化
に伴って高度な知識及び複雑な操作が必用とされ、ビギ
ナーにとってはその楽器の操作をマスターしようする意
欲を失う原因にもなりかねない。
【0004】多種類の機能を一台の電子楽器の中に盛り
込もうとすると、それを操作するための機能指示スイッ
チ等の機能指示手段をその分だけ必用とすることになる
が、電子楽器の機能指示パネル上等にその全てを装備さ
せることは困難である。
【0005】本発明は従来技術の以上のような問題に鑑
み創案されたもので、ユーザ側の選択に応じて必要な機
能を自由に設定できる電子楽器を提供せんとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため本発明の電子楽
器は、モード切り替え手段を有し、該手段によるモード
切り替えで、特定の機能指示手段を、限定された機能乃
至別の機能を指示するものに変化せしめることを基本的
特徴としている。例えばモードとして、プロ仕様モード
とビギナー仕様モードがあり、上記モード切り替え手段
によるモード切り替えで、プロ仕様モードからビギナー
仕様モードへの変更があった時に、楽音に各種エフェク
ト機能(コーラス、トレモロ、その他の音響効果)を付
加するエフェクタ機能を、エコー乃至リバーブのエフェ
クト機能の付加だけに限定する構成などが、本構成の一
例である。
【0007】また請求項2の電子楽器の構成は、モード
切り替え手段を有し、該モード切り替え手段によるモー
ド切り替えで、特定の機能設定スイッチを、無効にする
ことを特徴としている。この構成は、電子楽器に予め備
えられた特定の機能指示スイッチの一部を、モード切り
替え手段による変更によって、無効にすることで、例え
ばプロ仕様の機能を指示する構成を、ビギナーに必用と
される機能指示のみに限定できる簡易な構成である。こ
の構成では、更にモード切り替え時にビギナー仕様に変
更された場合に、機能指示のための各種パラメータなど
は、デフォルトで用意されたものが使用されるように
し、それらをユーザが別途指示乃至設定する必用がない
ような構成にするのが望ましい。
【0008】更に請求項3の電子楽器の構成は、請求項
2の構成の他に、モード変更パネルを有し、前記モード
切り替え手段によるモード切り替えで、特定の機能設定
スイッチを、無効にした際に、無効にされた機能設定ス
イッチをモード変更パネルで覆い隠すようにしたもので
ある。このようにすれば、ビギナーが、無効となった機
能設定スイッチ5による混乱を来すことはなくなる。
【0009】加えて請求項4の電子楽器の構成は、任意
の回路及び配線パターンを備えたモード切り替えパネル
を有し、該パネルを変えることで、任意のモードの機能
指示手段群を構成することを特徴している。本構成で
は、回路構成乃至配線パターンの異なるモード切り替え
パネルを複数用意することで、例えばプロ仕様モード/
ビギナー仕様モード、ラテン仕様モード/ロック仕様モ
ード/オーケストラ仕様モード/ジャズ仕様モード/ポ
ピュラー仕様モード、といったモード毎に必用とされる
機能指示スイッチなどの機能指示手段群を、用意された
パネル毎に設定することができるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の具体的実施形態を添
付図面に基づき説明する。図1は請求項1記載の一実施
形態構成を有する電子キーボード1aを示している。図
中2aは切り替えスイッチ、3は液晶表示板を各示して
いる。
【0011】上記切り替えスイッチ2aは、本願のモー
ド切り替え手段を構成するものであり、該スイッチ2a
により切り替えられるモードとしては、プロ仕様モード
とビギナー仕様モードがある。
【0012】上記液晶表示板3は、該電子キーボード1
aで操作できる機能の状態表示及び機能操作アイコン、
その他該電子キーボード1aの操作ヘルプ表示などの表
示ができるようになっている。そしてその表面側に透明
フィルムでできたタッチ式スイッチが設けられていて、
本願の機能指示手段を構成している。このフィルムは、
表面に押圧を加えると、その部分の内部に流れる電流に
対する抵抗値が変化するようになっており、そのため、
液晶表示板3の上に貼り付け、該液晶表示板3に機能操
作アイコンを表示させておけば、ユーザがそのアイコン
を透明フィルムの上からタッチするなどの操作を行うこ
とで、所望の機能を選択・指示できるようになってい
る。
【0013】本構成では、電源ON時は全ての機能が上
記液晶表示板3に表示される。そして上記切り替えスイ
ッチ2aで、プロ仕様モードとビギナー仕様モ−ドとの
変更ができるようになっている。このプロ仕様モードの
時は、上記全ての機能が使用できるため、液晶表示板3
には、その全ての設定状態が表示される。但し該機能は
複数有り且つ細かな設定ができるようになっているた
め、機能別のメニューから各機能の詳細な設定メニュー
(各機能のパラメータの設定など)まで階層メニュー構
造となっている。他方、ビギナー仕様モードでは、その
機能の中から特に使用頻度の高い機能のみを表示設定で
きるようになっており、しかもこれらの機能の各種パラ
メータはデフォルトで用意されているものを使用するよ
うになっているので、パラメータ設定メニューは省略さ
れている。
【0014】本電子キーボード1aを使用する者がビギ
ナーであれば、上記切り替えスイッチ2aによるモード
切り替えで、プロ仕様モードからビギナー仕様モードへ
の変更を行うことで、プロ仕様モードの時は楽音にコー
ラス、トレモロ、その他の音響効果を付加することがで
きるエフェクタ機能を、ビギナー仕様モードへの変更と
共に、エコー乃至リバーブのエフェクト機能の付加だけ
に限定するようになっている。
【0015】その他、ユーザが電子キーボード1aの内
蔵している音色/リズムを用いてオリジナルの伴奏パタ
ーンを作曲するパターンメイカー機能を使用する時に、
下記表1のようなモード変更が、またユーザが演奏を録
音するレコーダ機能を使用する時は、下記表2のような
モード変更が、更に電子キーボード1aの鍵盤に備えら
れたタッチ機能の音色変化のカーブを作成するタッチカ
ーブセレクト機能を使用する時は、下記表3のようなモ
ード変更ができるようになっている。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】図2は請求項3記載の一実施形態構成を有
する電子キーボード1bを示している。図中2bは切り
替えスイッチを、4bはモード変更パネルを、また5は
各種機能設定用スイッチを、各示している。
【0020】上記切り替えスイッチ2bは、本願のモー
ド切り替え手段を構成するものであり、該スイッチ2b
により切り替えられるモードとしては、プロ仕様モード
とビギナー仕様モードがある。この切り替えスイッチ2
bにより、ビギナー仕様モードに変更された場合、ビギ
ナーには不要な或いはビギナーには設定不可能な機能の
機能設定用スイッチ5が無効になるようになっている。
【0021】上記モード変更パネル4bは、プロ仕様用
とビギナー仕様用とが用意されており、プロ仕様用のパ
ネル4bの場合は、キーボード上の機能設定用スイッチ
5が全て表面に露出して、これらの全ての機能設定が行
えるようになっているのに対し、ビギナー仕様のパネル
4bの場合は、無効にされた設定スイッチ5が覆い隠さ
れるようになっている。そのため、ビギナー仕様にモー
ド変更された際に、該パネル4bを変えることで、特定
のスイッチ5が、覆い隠され、ビギナーはその設定を行
うことはない。
【0022】この構成では、モード切り替え時にビギナ
ー仕様に変更された場合に、機能指示のための各種パラ
メータなどは、デフォルトで用意されたものが使用され
るようになっており、それらをユーザが別途指示乃至設
定する必用がないようになっている。
【0023】図3は請求項4記載の一実施形態構成を有
する電子キーボード1cを示している。図中4cはモー
ド切り替えパネルを示している。
【0024】このモード切り替えパネル4cは、表面に
機能指示設定用のメンブレンスイッチが構成され、且つ
回路構成乃至配線パターンの異なるプロ仕様モードとビ
ギナー仕様モードの2種類が用意されており、該パネル
4cを変えることで、プロ仕様モードとビギナー仕様モ
ードのモード毎に必用とされる機能指示設定スイッチな
どの機能指示手段群を、用意されたパネル毎に設定する
ことができるようになる。そのため、パネル4cの変更
でモード変更が行われると共に、ビギナー仕様のパネル
4cに変更された際には、ビギナー用に用意された機能
指示設定スイッチのみが該パネル4c上に有り、プロ仕
様のパネル4cに変更された場合は、全ての機能指示設
定スイッチが該パネル4c上にあることになる。
【0025】以上プロ仕様モードとビギナー仕様モード
の行える3つの実施形態構成につき説明してきたが、い
ずれの場合も、プロ仕様の電子キーボードであっても、
ビギナーも特に取り扱い説明書を読まずに簡単にキーボ
ードを弾くことができるようになる。また本構成はプロ
仕様モードとビギナー仕様モードの変更を行うことがで
きるようになるだけでなく、その他のモード変更を行う
構成としても利用できることになる。例えば、ラテン仕
様モード/ロック仕様モード/オーケストラ仕様モード
/ジャズ仕様モード/ポピュラー仕様モード、といった
モード毎に必用とされる機能指示スイッチ等の機能指示
手段を、電子楽器の機能指示パネル上等に、装備させる
ことができるようになり、一台の電子楽器で全ての機能
を有し、且つ設定・使用できるようになる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係る電子楽器の構
成によれば、ユーザ側の選択に応じて必要な機能を自由
に設定できるようになる。特にビギナーにとって、電子
楽器のスペックの多様化があったり、或いは高スペック
化に伴って高度な知識及び複雑な操作が必用とされる場
合でも、何ら選択に困ることがなくなり、また簡単に操
作ができるため、その楽器の操作をマスターしようする
意欲が失われることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の一実施形態構成を有する電子キ
ーボードの構成を示している。
【図2】請求項3記載の一実施形態構成を有する電子キ
ーボードの構成を示している。
【図3】請求項4記載の一実施形態構成を有する電子キ
ーボードの構成を示している。
【符号の説明】
1a、1b、1c 電子キーボード 2a、2b 切り替えスイッチ 3 液晶表示板 4b モード変更パネル 4c モード切り替えパネル 5 機能設定用スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モード切り替え手段を有し、該モード切
    り替え手段によるモード切り替えで、特定の機能指示手
    段を、限定された機能乃至別の機能を指示するものに変
    化せしめることを特徴とするモード切り替え式電子楽
    器。
  2. 【請求項2】 モード切り替え手段を有し、該モード切
    り替え手段によるモード切り替えで、特定の機能設定ス
    イッチを、無効にすることを特徴とするモード切り替え
    式電子楽器。
  3. 【請求項3】 モード切り替え手段とモード変更パネル
    を有し、該モード切り替え手段によるモード切り替え
    で、特定の機能設定スイッチを、無効にすると共に、無
    効にされた機能設定スイッチをモード変更パネルで覆い
    隠すことを特徴とするモード切り替え式電子楽器。
  4. 【請求項4】 任意の回路及び配線パターンを備えたモ
    ード切り替えパネルを有し、該パネルを変えることで、
    任意のモードの機能指示手段群を構成することを特徴と
    するモード切り替え式電子楽器。
JP9149902A 1997-05-26 1997-05-26 モード切り替え式電子楽器 Pending JPH10326094A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9149902A JPH10326094A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 モード切り替え式電子楽器

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JP9149902A JPH10326094A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 モード切り替え式電子楽器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10326094A true JPH10326094A (ja) 1998-12-08

Family

ID=15485109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9149902A Pending JPH10326094A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 モード切り替え式電子楽器

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JP (1) JPH10326094A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002032081A (ja) * 2000-07-19 2002-01-31 Yamaha Corp 楽曲情報表示作成方法および装置、並びに該方法に係るプログラムを記憶した記憶媒体
JP2007256812A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Yamaha Corp 電子鍵盤楽器

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JP2002032081A (ja) * 2000-07-19 2002-01-31 Yamaha Corp 楽曲情報表示作成方法および装置、並びに該方法に係るプログラムを記憶した記憶媒体
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030617