JP2001272977A - 楽音制御装置、楽音制御方法及び同方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

楽音制御装置、楽音制御方法及び同方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体

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JP2001272977A
JP2001272977A JP2000083125A JP2000083125A JP2001272977A JP 2001272977 A JP2001272977 A JP 2001272977A JP 2000083125 A JP2000083125 A JP 2000083125A JP 2000083125 A JP2000083125 A JP 2000083125A JP 2001272977 A JP2001272977 A JP 2001272977A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターンテーブル(回転操作子)の回転操作に
応じて、楽音の変化の態様を種々に変更したり、変化に
富んだ楽音を発生したりする。 【解決手段】 ターンテーブル12aの回転操作に応じ
て、記憶部214,218に記憶されているスクラッチ
パターンデータ又はスクラッチ波形データを再生すると
ともに、両データに基づいて発生される楽音信号のピッ
チ及びボリュームをターンテーブル12aの回転速度に
応じて変更制御する。また、記憶部206に記憶されて
いる伴奏パターンデータの読出し速度及び同読出された
伴奏パターンデータに基づき発生される楽音信号のピッ
チを、ターンテーブル12aの回転速度に応じて変更制
御する。また、伴奏パターンデータにより発生される楽
音信号のパターン数を、ターンテーブル12aの回転方
向に応じて増減制御することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転操作子(ター
ンテーブル)の回転に応じて楽音を制御する楽音制御装
置、楽音制御方法及び同方法を実現するためのプログラ
ムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ターンテーブル等の回転操作
子を備え、回転操作子の回転速度に応じて自動演奏のテ
ンポを制御したり、同回転速度に応じて演奏されるパー
ト数を増減制御したりして、回転操作子の操作に応じて
楽音を制御する楽音制御装置は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置においては、回転操作子の回転速度に応じて自動演奏
のテンポ、演奏されるパート数を増減制御するようにし
ているものの、楽音信号のピッチやボリュームが変化し
ないので、発生楽音の変化が乏しい。特に、ディスクジ
ョッキー(DJ)がレコードのターンテーブルを操作し
たときのような楽音の変化が得られない。また、楽音の
パート数を回転速度で変化させる従来の装置に関して
は、どの程度の速さで回転させればパート数が切り替わ
るかを把握し難く、操作が難しかった。さらに、このよ
うな回転操作子を楽音制御以外に用いるものは無かっ
た。
【0004】
【発明の概要】本発明は、上記問題に対処するためにな
されたもので、その目的は、回転操作子の回転操作に応
じて楽音の変化の態様を種々に変更したり、回転操作子
を有効に利用する楽音制御装置を提供することにある。
【0005】上記目的を達成するために、本発明の構成
上の特徴は、回転操作される回転操作子と、前記回転操
作子に対する回転操作速度を検出する速度検出手段と、
発生される楽音信号のピッチ及びボリュームのいずれか
一方又は両方の楽音要素であって同発生される楽音信号
の種類によって予め決められている楽音要素を前記検出
された回転操作速度に応じて制御する制御手段とを備え
たことにある。
【0006】前記のように構成した本発明の構成上の特
徴においては、ユーザが回転操作子を回転操作すれば、
発生される楽音信号のピッチ又はボリュームは、ユーザ
の回転操作子に対する回転操作速度に応じて制御され
る。これにより、回転操作子に対する回転操作によって
変化に富んだ楽音信号が得られるとともに、実際のレコ
ードのターンテーブルの操作に類似した楽音信号の変化
が得られ、ユーザはディスクジョッキー(DJ)の気分
を味わうことができる。また、発生される楽音信号の種
類毎に、同楽音信号のピッチ及びボリュームのいずれの
楽音要素が制御されるかが指定されるので,楽音信号の
種類に適した楽音要素の変化を容易に得ることができ
る。
【0007】また、本発明の他の構成上の特徴は、楽音
信号を時系列的に発生させる複数の演奏データからなる
パターンデータを記憶したパターン記憶手段と、前記パ
ターン記憶手段に記憶されたパターンデータを読出して
時系列の複数の演奏データを再生する再生手段と、前記
再生手段により再生された時系列の複数の演奏データに
対応した楽音信号を形成して出力する音源手段とを備え
た楽音発生装置に適用され、回転操作される回転操作子
と、前記回転操作子に対する回転操作速度を検出する速
度検出手段と、前記再生手段によるパターンデータの読
出し速度及び前記音源手段にて形成される楽音信号のピ
ッチを前記検出された回転操作速度に応じて制御する制
御手段とを備えたことにある。
【0008】前記のように構成した本発明の他の構成上
の特徴においては、ユーザが回転操作子を回転操作すれ
ば、再生手段により再生される時系列の複数の演奏デー
タに対応した楽音信号のピッチとテンポの両方が、ユー
ザの回転操作子に対する回転操作速度に応じて同時に制
御される。これにより、回転操作子に対する回転操作に
応じて変化に富んだ楽音信号が得られるとともに、実際
のレコードのターンテーブルの操作に類似した楽音信号
の変化が得られ、ユーザはディスクジョッキー(DJ)
の気分を味わうことができる。特に、音源手段にて形成
される楽音信号のピッチを前記回転操作速度に応じて制
御するようにしたので、滑らかなピッチ変化が得られ
る。
【0009】また、本発明の他の構成上の特徴は、回転
操作される回転操作子と、前記回転操作子に対する回転
操作方向を検出する方向検出手段と、発生される楽音信
号のパート数を前記検出された回転操作方向に応じて増
減制御する制御手段とを備えたことにある。
【0010】前記本発明の他の構成上の特徴において
は、ユーザが回転操作子を回転操作すれば、発生される
楽音信号のパート数が回転操作子に対する回転操作方向
に応じて増減制御される。この操作は、ユーザにとって
発生される楽音信号のパート数の増加及び減少を把握し
易いものである。したがって、この本発明の他の構成上
の特徴によれば、楽音制御装置の使い勝手が良好にな
り、演奏操作性が増す。
【0011】また、本発明の他の構成上の特徴は、前記
楽音制御装置において、前記発生される楽音信号の種類
は複数種類の楽音信号の中から選択されるものであり、
前記検出された回転操作方向に応じた楽音信号のパート
数の増減制御の態様は前記楽音信号の種類毎に決められ
ていることにある。
【0012】前記本発明の他の構成上の特徴によれば、
楽音信号のパート数の増減制御の態様が楽音信号の種類
毎に決められているので、発生される楽音信号の増減に
おいて、同発生される楽音信号毎に、最適なパートの楽
音信号から発生開始したり、最適なパート数の変更を実
現できる。これにより、前記効果に加えて、音楽的に豊
かなパート数の変更を実現できて、音楽的に豊かな演奏
を行うことができる。
【0013】また、本発明の他の構成上の特徴は、前記
楽音制御装置において、発生される楽音信号の種類を変
更することが可能な変更手段と、前記変更手段により前
記発生される楽音信号の種類が変更される毎に同発生さ
れる楽音信号のパート数を所定値に初期設定する初期設
定手段とを設けたことにある。これにより、発生される
楽音信号のパート数は、楽音信号が初めて発生される際
には常に所定値に設定され、同回転操作子の操作に応じ
て前記所定値から増加又は減少した数となる。その結
果、楽音信号の種類を変更した際に意図しない多数のパ
ートの発生或いはミュートを防ぐことができ、前記より
もさらに演奏操作性が良好になるとともに、的確な楽音
信号が発生されるようになる。
【0014】また、本発明の他の構成上の特徴は、楽音
信号を時系列的に発生させる複数の演奏データからそれ
ぞれなる複数種類のパターンデータを記憶したパターン
記憶手段と、前記複数種類のパターンデータのいずれか
を指定するパターン指定手段と、前記パターン指定手段
により指定されたパターンデータを前記パターン記憶手
段から読出して時系列の複数の演奏データを再生する再
生手段と、前記再生手段により再生された時系列の複数
の演奏データに対応した楽音信号を形成して出力する音
源手段とを備えた楽音発生装置に適用され、前記複数種
類のパターンデータにより発生される楽音信号とは異な
る楽音信号をそれぞれ発生させるための複数種類の付加
データを記憶した付加データ記憶手段と、前記複数種類
のパターンデータに対応して前記複数種類の付加データ
のいずれかを指定するための指定データを記憶した指定
データ記憶手段と、回転操作される回転操作子と、前記
パターン指定手段によって指定されたパターンデータに
対応した指定データによって指定された付加データに基
づく楽音信号を前記回転操作子の回転操作に応じて制御
する制御手段とを備えたことにある。
【0015】前記のように構成した本発明の他の構成上
の特徴においては、パターン指定手段により複数種類の
パターンデータのいずれかが指定されると、同指定され
たパターンデータを構成する時系列の演奏データに対応
した楽音信号が発生される。そして、回転操作子が回転
操作されれば、前記指定されたパターンデータに対応し
た付加データに応じた楽音信号が前記回転操作子の回転
操作に応じて制御される。したがって、ユーザが付加デ
ータの種類を指定しなくても、指定されたパターンデー
タに最適な付加データが自動的に選択され、同付加デー
タに基づく楽音信号が回転操作子の回転操作に応じて制
御される。その結果、この本発明の他の構成上の特徴に
よれば、発生される楽音信号に変化をもたせることがで
きるとともに、的確かつ豊かな演奏音楽を奏でることが
できる。
【0016】また、本発明の他の構成上の特徴は、異な
る機能をそれぞれ指定するための複数の機能指定操作子
と、回転操作されて発生される楽音信号を制御するため
の回転操作子と、前記機能指定操作子及び前記回転操作
子が同時に操作されたとき、同操作された機能指定操作
子に対応した機能に関する情報を前記回転操作子の操作
に応じて設定する設定手段とを備えたことにある。
【0017】前記のように構成した本発明の他の構成上
の特徴においては、機能操作子と回転操作子を同時操作
すると、操作された機能指定操作子に対応した機能に関
する情報が前記回転操作子の操作に応じて設定される。
これにより、楽音信号を制御するための回転操作子を有
効に利用することができて、多数の操作子を設けること
なく、種々の機能に関する情報を設定することができる
ようになる。また、回転操作子の回転操作は簡単である
ので、前記種々の機能に関する情報を容易に設定できる
ようになる。
【0018】また、本発明を別の観点から捉えると、そ
の構成上の特徴は、前記機能を実現する方法及び同方法
を実現するためのプログラムを記録した記録媒体にあ
る。これによっても、上記と同様な効果が期待される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明すると、図1は、同実施形態に係り本発
明の楽音制御装置を適用した電子楽器の全体をブロック
図により示している。
【0020】この電子楽器は、演奏操作子群11、パネ
ル操作子群12、7セグメント表示器13及びディスプ
レイ14を備えている。演奏操作子群11は、例えば複
数の鍵からなる鍵盤などで構成されており、それらの操
作により楽音の発生を指示するとともに発生楽音の音高
を指示して楽曲の演奏に利用される。パネル操作子群1
2は、操作パネルにそれぞれ配設され、それらの操作に
より発生楽音の音色、音量などを指定したり、ディスプ
レイ14の表示内容を指示したり、伴奏音の発生を制御
するために利用される。これらの演奏操作子群11及び
パネル操作子群12の各操作は、バス20に接続された
検出回路15,16によりそれぞれ検出されるようにな
っている。
【0021】ここで、伴奏音の発生を制御するためのパ
ネル操作子群12について詳しく説明しておく。このパ
ネル操作子群12には、図2に示すように、回転操作子
12a、スクラッチスイッチ12b、スタイルスイッチ
12c、スタート/ストップスイッチ12d及びバラン
ス操作子12eが含まれている。
【0022】回転操作子12aは、コンパクトディスク
(CD)とほぼ同じ直径の円盤により構成されて、操作
パネル面に回転可能に組み付けられている。この回転操
作子12aは、ディスクジョッキー(DJ)がターンテ
ーブルを回転操作するのと同じ感覚で回転操作されるよ
うに構成されており(以下、この回転操作子12aをタ
ーンテーブル12aという)、回転操作により、詳しく
は後述するスクラッチパターンデータの再生、スクラッ
チ波形データの再生、伴奏パターンデータの再生、スク
ラッチ番号SCNO及びスタイル番号STNOの設定を
制御する機能を有する。また、このターンテーブル12
aの上面には、コンパクトディスク(CD)が装着可能
(ラベルを上面にする)になっており、コンパクトディス
ク(CD)の装着によってより一層ディスクジョッキー
(DJ)の気分を味わえるようになっている。
【0023】なお、このターンテーブル12aの回転
(回転速度、回転方向、回転角(回転させ始めてからの
回転角))は、検出回路16内に設けられた回転センサ
により検出されるようになっている。言いかえれば、タ
ーンテーブル12aに対するユーザの回転操作(回転操
作速度、回転操作方向、回転操作角)が回転センサによ
り検出される。この回転センサは、例えばターンテーブ
ル12aの回転に対応して90度位相のずれた2相パル
ス列信号を発生するもので構成できる。
【0024】スクラッチスイッチ12bは、ターンテー
ブル12aの回転操作をスクラッチ番号SCNOの変更
機能に割当てるもので、同スイッチ12bを押した状態
でターンテーブル12aを回転することにより、スクラ
ッチ番号SCNOが増減される。また、このスクラッチ
スイッチ12bの近傍の操作パネル上には、ターンテー
ブル12aの同時回転操作を促すための表示(矢印)が
印刷されている。
【0025】スタイルスイッチ12cは、ターンテーブ
ル12aの回転操作をスタイル番号STNOの変更機能
に割当てるもので、同スイッチ12cを押した状態でタ
ーンテーブル12aを回転することにより、スタイル番
号STNOが増減される。また、このスタイルスイッチ
12cの近傍の操作パネル上にも、ターンテーブル12
aの同時回転操作を促すための表示(矢印)が印刷され
ている。
【0026】スタート/ストップスイッチ12dは、そ
の操作により、伴奏スタイルデータの再生開始と再生終
了とを交互に指示するものである。バランス操作子12
eは、操作パネルに組み付けられたスライダで構成され
ており、その操作位置に応じて伴奏スタイルデータの再
生音量と、スクラッチパターンデータ或いはスクラッチ
波形データの再生音量のバランスを調整する。なお、こ
のバランス操作子12eの操作位置は、検出回路16内
に設けたポテンショメータなどにより検出されるように
なっている。
【0027】7セグメント表示器13は、スクラッチ番
号SCNO、スタイル番号STNOなどの各種数字を表
示するものである。ディスプレイ14は、液晶表示など
で構成されており、各種情報を文字又は数字表示するも
のである。これらの7セグメント表示器13及びディス
プレイ14は、バス20に接続された表示回路17によ
り表示制御されるようになっている。
【0028】また、この電子楽器は、バス20に接続さ
れた音源回路31及び効果回路32を備えている。音源
回路31は、バス20を介して供給された演奏情報(キ
ーコード、キーオン信号、キーオフ信号、音色情報な
ど)に基づいて楽音信号をそれぞれ形成するための複数
の楽音信号形成チャンネルを備えており、同時に複数の
楽音信号を形成出力することを可能としている。楽音信
号の形成方法としては、予めROM31などに記憶した
音源用の波形データを指定された音高に対応した読出し
レートて読出し再生する。なお、この音源回路31は、
後述するスクラッチ波形データの再生のように、予め記
憶されている所定時間長の楽音信号を単に再生する機能
も有する。
【0029】効果回路32は、音源回路31から出力さ
れた楽音信号に対して、バス20を介して供給された効
果制御パラメータに応じた効果を付与して出力する。こ
の効果回路32の出力には、D/A変換器、アンプ、ス
ピーカからなるサウンドシステム33が接続されてお
り、同システム33は前記効果の付与された楽音信号を
楽音として放音する。
【0030】また、バス20には、マイクロコンピュー
タ本体部を構成するROM41、CPU42及びRAM
43が接続されている。ROM41には、この電子楽器
を制御するための図3〜8に示すようなプログラム、伴
奏スタイルデータ、第1スクラッチデータ及び第2スク
ラッチデータを記憶しているとともに、スクラッチ番号
アサインテーブルが設けられている。CPU42は、前
記プログラムを実行して各種制御を行う。また、CPU
42にはタイマ44も接続されており、同タイマ44は
前記プログラムの実行にとって必要な時間情報をCPU
42に供給する。RAM43は、前記プログラムの実行
に必要な変数を一次的に記憶する。
【0031】スクラッチ番号アサインテーブルは、図5
に示すように、スクラッチ番号SCNO(0〜n)に対
応した各種機能を指定する機能データを記憶している。
スクラッチ番号SCNOが「0」であれば、機能データ
は自動機能を示している。自動機能とは、詳しくは後述
する伴奏スタイルデータ中のスクラッチ種類指定データ
により指定される第1スクラッチデータ1〜m−1(ス
クラッチパターンデータ)又は第2スクラッチデータm
〜n−2(スクラッチ波形データ)をターンテーブル1
2aの回転に応じて再生することを指定する。なお、
n,mは、正の整数であって、n−2>m,m>2の関
係にある。
【0032】スクラッチ番号SCNOが「1」〜「m−
1」のいずれかであれば、機能データは、スクラッチ番
号SCNOにそれぞれ対応した第1スクラッチデータ1
〜m−1(スクラッチパターンデータ)をターンテーブ
ル12aの回転に応じて再生することを指定する。スク
ラッチ番号SCNOが「m」〜「n−2」のいずれかで
あれば、機能データは、スクラッチ番号SCNOにそれ
ぞれ対応した第2スクラッチデータm〜n−2(スクラ
ッチ波形データ)をターンテーブル12aの回転に応じ
て再生することを指定する。
【0033】スクラッチ番号SCNOが「n−1」であ
れば、機能データは、伴奏スタイルデータの再生ピッチ
と再生テンポをターンテーブル12aの回転に応じて変
更することを指定する。スクラッチ番号SCNOが
「n」であれば、機能データは、伴奏スタイルの再生パ
ート数をターンテーブル12aの回転に応じて増減する
パートミキサー機能を指定する。
【0034】伴奏スタイルデータは、図6に示すよう
に、スタイル番号STNO(1〜k)により指定される
k組分用意されている。kは、k>1の正の整数であ
る。各伴奏スタイルデータは、増減パートデータ、スク
ラッチ種類指定データ、及びパート1〜pの伴奏パター
ンデータからなる。pは、p>1の正の整数である。増
減パートデータは、パートミキサー機能において、増減
されるパートに関する情報、すなわち初期状態の再生パ
ート(初期状態のパート数をも示している)及び再生パ
ートの増減の順序に関する情報である。なお、パートの
増減においては、パート1,2,3,4のように順次増
加するとともにパート4,3,2,1のように順次減少
するごとく増減の順序が同一の場合もあるが、パート
1,2,3,4のように順次増加してパート4,2,
3,1のように減少するごとく増減の順序が異なる場合
もある。
【0035】スクラッチ種類指定データは、第1スクラ
ッチデータ又は第2スクラッチデータの種類を指定する
情報である。パート1〜pの伴奏パターンデータは、パ
ートミキサー機能時に増減されるパートの種類にそれぞ
れ対応し、所定長(例えば、数小節程度)の時系列の複
数の演奏データからなる。この場合の演奏データとは、
伴奏音の種類(音色、音高、音長など)、発生タイミン
グなどを指定するものであり、同データの再生により複
数の伴奏音信号が音源回路31にて時系列的に形成出力
される。
【0036】第1スクラッチデータは、図7に示すよう
に、スクラッチ番号SCNO(1〜m−1)により指定
されるm−1組分用意されている。各第1スクラッチデ
ータは、ピッチ/ボリュームデータ、スクラッチパター
ンデータA及びスクラッチパターンデータBからなる。
ピッチ/ボリュームデータは、ターンテーブル12aの
回転速度に応じて制御される対象(ピッチ及びボリュー
ムのいずれか一方又は両方の楽音要素)を指定する。ス
クラッチパターンデータA及びスクラッチパターンデー
タBは、ターンテーブル12aの右回り及び左回りの各
回転方向に応じてそれぞれ再生される異なるパターンデ
ータである。各スクラッチパターンデータA,Bは、前
述した伴奏データとは異なるものであるが、同伴奏デー
タと同種の所定長(例えば、数小節程度)を有する時系
列の複数の演奏データからなる。この場合の演奏データ
とは、スクラッチ音(楽音)の種類(音色、音高、音長
など)、発生タイミングなどを指定するものであり、同
データの再生によりスクラッチ音信号(楽音信号)が音
源回路31にて時系列的に形成出力される。なお、この
スクラッチパターンデータのパート数は、一つでもよい
し、複数でもよい。また、スクラッチパターンデータA
とスクラッチパターンデータBとで、パターン数が異な
っていてもよい。
【0037】第2スクラッチデータは、図8に示すよう
に、スクラッチ番号SCNO(m〜n−2)により指定
されるn−m−1組分用意されている。各第2スクラッ
チデータは、ピッチ/ボリュームデータ、スクラッチ波
形データA及びスクラッチ波形データBからなる。ピッ
チ/ボリュームデータは、ターンテーブル12aの回転
速度に応じて制御される対象(ピッチ及びボリュームの
いずれか一方又は両方の楽音要素)を指定する。スクラ
ッチ波形データA及びスクラッチ波形データBは、ター
ンテーブル12aの右回り及び左回りの各回転方向に応
じてそれぞれ再生される異なる波形データである。各ス
クラッチ波形データA,Bは、所定長(例えば、数小節
程度)のオーディオ波形信号をディジタルサンプリング
した波形データである。そして、この波形データは、単
に再生すなわち読出すだけで各種効果音、楽音信号など
のオーディオ信号(楽音信号)が形成出力される。
【0038】ふたたび図1の説明に戻ると、バス20に
は、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−R
OM、MO、DVDなどの外部記憶装置45に対してプ
ログラム及びデータの読み書きを可能とするドライブ装
置46も接続されている。なお、前記においては、RO
M41に記憶されている(又は設けられている)と説明
したプログラム、伴奏スタイルデータ、第1スクラッチ
データ、第2スクラッチデータ、スクラッチ番号アサイ
ンテーブル及び音源用の波形データを外部記憶装置45
に記憶させておいて、必要に応じて外部記憶装置45か
らRAM43に転送し又は直接読出すようにして利用す
ることも可能である。
【0039】バス20には、MIDI(Musical Instru
ment Digital Interface)インターフェース51及び通
信インターフェース22も接続されている。MIDIイ
ンターフェース51は、鍵盤などの演奏装置、他の楽
器、パーソナルコンピュータ、自動演奏装置(シーケン
サ)などの他のMIDI対応機器53に接続されて、同
機器からMIDI情報を受信し、又は同外部にMIDI
情報を送信するためのインターフェースである。
【0040】通信インターフェース53は、通信ネット
ワーク54を介してサーバコンピュータ55に接続され
るもので、同サーバコンピュータ55に対してデータ及
びプログラムの授受を行うものである。そして、このサ
ーバコンピュータ55から通信インターフェース53及
び通信ネットワーク54を介して、前記プログラム、伴
奏スタイルデータ、第1スクラッチデータ、第2スクラ
ッチデータ、スクラッチ番号アサインテーブル及び音源
用の波形データを、外部記憶装置45又はRAM43に
転送して、電子楽器にて利用するようにしてもよい。
【0041】次に、上記のように構成した電子楽器の動
作を説明する。CPU42は、図示しない電源スイッチ
の投入後、タイマ44と協働して所定時間毎に図3のプ
ログラムを実行する。なお、図9は、この電子楽器の動
作を機能ブロック図により示しており、この動作説明に
おいては、図9の機能ブロック図を混じえながら説明す
る。
【0042】図3のプログラムの実行をステップ100
にて開始した後、CPU42は、ステップ102にて、
ターンテーブル12aの回転方向、回転速度及び回転角
を計算する。言いかえれば、ターンテーブル12aに対
するユーザの回転操作方向、回転操作速度及び操作回転
角を計算する。この計算においては、検出回路16に設
けられた回転センサからの信号(例えば、2相パルス列
信号)に基づいて、ターンテーブル12aの回転方向、
回転速度及び回転角が計算される。なお、回転角とは、
静止状態にあったターンテーブル12aが回転し始めた
ときからの回転角を示すもので、回転開始から同ターン
テーブル12aが単位回転角度を回転する毎に同単位回
転角度を積算することによって求められる。図9におい
ては、この回転方向、回転速度及び回転角の計算及び検
出回路16の回転検出をも含めて、ターンテーブル12
aとして示している。
【0043】前記ステップ102の処理後、CPU42
は、ステップ104にて、スクラッチスイッチ12b又
はスタイルスイッチ12cがオン操作されたか否かを判
定する。なお、図9においては、検出回路16による前
記スイッチ12b,12cの検出をも含めて、スクラッ
チスイッチ12b及びスタイルスイッチ12cとして示
している。
【0044】スクラッチスイッチ12bがオン操作され
ると、ステップ104の判定処理によりプログラムをス
テップ106に進める。ステップ106においては、表
示回路17を制御して、現在設定されているスクラッチ
番号SCNOを7セグメント表示器13に表示する。こ
のスクラッチスイッチ12bのオン操作状態のまま、タ
ーンテーブル12aを回転すると、前記ステップ102
の処理により計算されたターンテーブル12aの回転角
度と回転方向に応じてスクラッチ番号SCNOを変更す
るとともに、同変更したスクラッチ番号SCNOを前記
のようにして7セグメント表示器13に表示する。
【0045】このスクラッチ番号SCNOの変更におい
ては、例えば、ターンテーブル12aが右方向に回転さ
れると、回転角が所定角(例えば、180度)ずつ増加
する毎にスクラッチ番号SCNOを「1」ずつ増加させ
る。また、ターンテーブル12aが左方向に回転される
と、回転角が所定角(例えば、180度)ずつ増加する
毎にスクラッチ番号SCNOを「1」ずつ減少させる。
さらに、ターンテーブル12aの回転速度に応じて、ス
クラッチ番号SCNOの増減値を変更するようにしても
よい。例えば、ターンテーブル12aの回転速度が所定
値未満のときには同テーブル12aの所定回転角毎にス
スクラッチ番号SCNOを「1」ずつ増減、同テーブル
12aの回転速度が所定値以上のときには同テーブル1
2aの所定回転角毎にスクラッチ番号SCNOを「1
0」ずつ増減するようにしてもよい。なお、このスクラ
ッチ番号SCNOの変更機能は、図9において、スクラ
ッチ番号選択部202として示している。
【0046】スタイルスイッチ12cがオン操作される
と、ステップ104の判定処理によりプログラムをステ
ップ110に進める。ステップ110においては、表示
回路17を制御して、現在設定されているスタイル番号
STNOを7セグメント表示器13に表示する。このス
タイルスイッチ12cのオン操作状態のまま、ターンテ
ーブル12aを回転すると、前記ステップ102の処理
により計算されたターンテーブル12aの回転角度と回
転方向に応じてスタイル番号STNOを変更するととも
に、同変更したスタイル番号STNOを前記のようにし
て7セグメント表示器13に表示する。
【0047】このスタイル番号STNOの変更において
は、例えば、ターンテーブル12aが右方向に回転され
ると、回転角が所定角(例えば、180度)ずつ増加す
る毎にスタイル番号STNOを「1」ずつ増加させる。
また、ターンテーブル12aが左方向に回転されると、
回転角が所定角(例えば、180度)ずつ増加する毎に
スタイル番号STNOを「1」ずつ減少させる。さら
に、ターンテーブル12aの回転速度に応じて、スタイ
ル番号STNOの増減値を変更するようにしてもよい。
例えば、ターンテーブル12aの回転速度が所定値未満
のときには同テーブル12aの所定回転角毎にスタイル
番号STNOを「1」ずつ増減、同テーブル12aの回
転速度が所定値以上のときには同テーブル12aの所定
回転角毎にスタイル番号STNOを「10」ずつ増減す
るようにしてもよい。なお、このスタイル番号STNO
の変更機能は、図9において、スタイル番号選択部20
4として示している。
【0048】なお、前記のようにしてスクラッチ番号S
CNO及びスタイル番号STNOが変更された際は、伴
奏スタイルデータ、第1スクラッチデータ及び第2スク
ラッチデータの再生時におけるピッチ、ボリューム、テ
ンポ、伴奏スタイルパート数などは、各データ毎に予め
記憶されている初期値(予め決まっている初期値)に戻さ
れる。特に、後述するパートミキサー機能(スクラッチ
番号nに対応)における初期の再生パート(再生パート
数)は、変更された新たなスタイル番号STNOにより
指定される伴奏スタイルデータ中の増減パートデータの
一部のデータにより初期設定される。
【0049】また、スクラッチスイッチ12b及びスタ
イルスイッチ12cの両方ともオン操作されなければ、
CPU42は、ステップ104の判定処理により、プロ
グラムをステップ114のターンテーブル制御ルーチン
に進める。このターンテーブル制御ルーチンは、図4に
詳細に示されているように、前記各スイッチ12b,1
2cをオン操作してない状態でターンテーブル12aの
回転操作に応じて、スクラッチパターンデータの再生、
スクラッチ波形データの再生など種々の制御を行うが、
この制御動作については、詳しく後述する。
【0050】前記ステップ108,112,114の処
理後、ステップ116にてスタート/ストップスイッチ
12dがオン操作されたか否かを判定する。スタート/
ストップスイッチ12dがオン操作されなければ、ステ
ップ116にて「NO」と判定してプログラムをステッ
プ120に進める。一方、スタート/ストップスイッチ
12dがオン操作されなければ、ステップ116におけ
る「YES」との判定のもとに、ステップ118にて、
伴奏スタイルデータの再生機能が停止状態にあれば、同
機能を作動状態に切り換える。また、逆に、伴奏スタイ
ルデータの再生機能が作動状態にあれば、同機能を停止
状態に切り換える。
【0051】この伴奏スタイルデータの再生機能の作動
状態においては、図示しないプログラム制御により、前
記設定されたスタイル番号STNO及び設定されている
パート情報に応じて一つ若しくは複数のパートの伴奏パ
ターンデータが指定され、各伴奏パターンデータを構成
する時系列の複数の演奏データが楽曲の進行にしたがっ
て所定レートで順次読出し再生されて、音源回路31に
供給される。音源回路31は、前記供給された演奏デー
タに対応した楽音信号を形成して、効果回路32及びサ
ウンドシステム33を介して放音する。なお、音源回路
31においては、例えばROM41などに設けた音源用
の波形メモリにサンプリング記憶されている楽音波形を
読出すことにより、楽音信号が形成される。これによ
り、伴奏スタイルデータに基づく自動伴奏音が発音され
る。
【0052】なお、図9においては、伴奏パターンデー
タを記憶したROM41などを伴奏パターンデータ記憶
部206として示し、同記憶部206から伴奏パターン
データ(演奏データ)を読出して再生出力する機能を伴
奏パターン再生部208として示し、音源回路31に相
当して演奏データを入力して楽音信号を形成して出力す
る機能を音源部210として示している。この音源部2
10に接続されて、楽音信号の形成のために利用される
波形データを記憶したROM41などを通常音源波形デ
ータ記憶部212として示している。また、スタイル番
号STNO及び設定されているパート情報に応じ、一つ
若しくは複数のパートの伴奏パターンデータを指定する
機能を制御部200として示している。
【0053】一方、前記ステップ116,118の処理
後、ステップ120にてバランス操作子12eがスライ
ド操作されたか否かを判定する。バランス操作子12e
がスライド操作されなければ、ステップ120にて「N
O」と判定して、ステップ124にてこのプログラムの
実行を終了する。一方、バランス操作子12eがスライ
ド操作されると、ステップ120における「YES」と
の判定のもとにプログラムをステップ122に進める。
ステップ122においては、バランス操作子12eの操
作位置に応じて、伴奏スタイルデータの再生音量と、第
1又は第2スクラッチデータの再生音量とのバランスを
調整するための2系列のボリュームデータが生成されて
音源回路31に出力される。音源回路31においては、
2系列のボリュームデータに基づいて、前記2系列の再
生音量のボリュームを調整する。なお、図9において
は、検出回路16によるバランス操作子12eの位置の
検出及びボリュームデータの生成出力まで含めて、バラ
ンス操作子12eとして示している。
【0054】この場合、バランス操作子12eが図2に
て中央位置にあれば、前記2系列の再生音量は同じに制
御される。バランス操作子12eが図2にて中央位置か
ら左方向に変位されれば、伴奏スタイルデータの再生音
量が増加し、第1又は第2スクラッチデータの再生音量
が減少する。逆に、バランス操作子12eが図2にて中
央位置から右方向に変位されれば、第1又は第2スクラ
ッチデータの再生音量が増加し、伴奏スタイルデータの
再生音量が減少する。なお、これらの音量の増減の仕方
は、リニアに変化するものに限らず、ノンリニアに変化
するようにしてもよい。
【0055】次に、スクラッチスイッチ12b及びスタ
イルスイッチ12cをオン操作しない状態で、ターンテ
ーブル12aを単独操作した場合について説明する。こ
の場合、前述のように、CPU42は、図4のターンテ
ーブル制御ルーチンを実行する。このルーチンの実行は
ステップ130にて開始され、ステップ132,13
6,140,144,148にてスクラッチ番号SCN
Oが判定され、ステップ134,138,142,14
6,150にて同スクラッチ番号SCNOに応じたター
ンテーブル12aによる制御が行われる。
【0056】まず、スクラッチ番号SCNOが1≦SC
NO≦m−1である場合について説明する。この場合、
ステップ132にて「YES」と判定されて、ステップ
134にて、スクラッチパターンデータの再生処理が実
行される。ステップ134においては、前記ステップ1
02の処理によって計算したターンテーブル12aの回
転方向及び回転速度と、前記ステップ108の処理によ
って設定したスクラッチ番号SCNOとに応じて、第1
スクラッチデータ(スクラッチパターンデータ)の再生
が制御される。
【0057】この場合、ターンテーブル12aの回転方
向に応じて、スクラッチ番号SCNOにより指定される
第1スクラッチデータに属するいずれかのスクラッチパ
ターンデータ(スクラッチパターンを構成する時系列の
複数の演奏データ)が時間経過にしたがってROM41
から読出されて、音源回路31に出力される。なお、第
1スクラッチデータの指定においては、スクラッチ番号
アサインテーブルが参照されて、スクラッチ番号SCN
Oに対応した第1スクラッチデータが指定される。そし
て、例えば、ターンテーブル12aが右回転されれば前
記指定された第1スクラッチデータに属するスクラッチ
パターンデータAが読出され、ターンテーブル12aが
左回転されれば前記第1スクラッチデータに属するスク
ラッチパターンデータBが読出される(図7参照)。
【0058】音源回路31は、前記読出されたスクラッ
チパターンデータを構成する演奏データに対応した楽音
信号を形成して、効果回路32及びサウンドシステム3
3を介して放音する。この場合も、前記伴奏パターンデ
ータの再生の場合と同様に、例えばROM41などに設
けた音源用の波形メモリにサンプリング記憶されている
楽音波形を読出すことにより、楽音信号が形成される。
なお、ターンテーブル12aの回転が停止されると、前
記スクラッチパターンの読出しも停止して、音源回路3
1への同スクラッチパターンデータを構成する演奏デー
タの出力も停止する。これにより、ターンテーブル12
aの回転に応じて、同回転方向に応じた異なるスクラッ
チパターンデータを再生することができる。
【0059】なお、図9においては、スクラッチパター
ンデータ(演奏データ)を記憶したROM41などをス
クラッチパターンデータ記憶部214として示し、同記
憶部214からスクラッチパターンデータを読出して出
力する機能をスクラッチパターン再生部216として示
している。音源部210及び通常音源波形データ記憶部
212に関しては、伴奏パターンデータの再生の場合と
同じである。また、制御部200は、スクラッチ番号S
CNO及びターンテーブル12aの回転方向に応じたス
クラッチパターンデータのいずれかを指定するように機
能する。
【0060】また、前記スクラッチパターンデータの再
生による楽音信号のピッチ及びボリュームに関しては、
前記第1スクラッチデータに属するピッチ/ボリューム
データにより指定される制御対象としてのピッチ及びボ
リュームのいずれ一方又は両方がターンテーブル12a
の回転速度に応じて制御される。具体的には、前記制御
対象としてピッチ及び/又はボリュームを制御するため
のピッチ制御データ及び/又はボリューム制御データ
が、ターンテーブル12aの回転速度に応じて形成され
て音源回路31に供給される。例えば、ピッチ制御デー
タは、ターンテーブル12aの回転速度が遅いとき低い
ピッチを表す値に設定され、同回転速度が速くなるにし
たがって高くなるピッチを表す値に設定される。また、
ボリューム制御データは、ターンテーブル12aの回転
速度が遅いとき小さな音量を表す値に設定され、同回転
速度が速くなるにしたがって大きくなる音量を表す値に
設定される。
【0061】音源回路31は、前記スクラッチパターン
データに基づいて形成する楽音信号のピッチ及び/又は
ボリュームを、前記出力されたピッチ制御データ及び/
又はボリューム制御データに応じて制御する。ピッチ制
御においては、波形データを読出すための読出し回路の
マスターチューニングが変更され、すなわち読出しレー
トがピッチ制御データに応じて変更されて、出力される
楽音信号のピッチが変更制御される。なお、このマスタ
ーチューニングは、各パート毎に変更可能であり、スク
ラッチパターンデータ又はスクラッチ波形データを再生
した楽音信号のみ、又は伴奏パターンデータを再生した
楽音信号のみのピッチを単独で制御することができる。
また、マスターチューニングでの変更可能なピッチ幅は
通常の電子楽器でのピッチ幅(±100セント程度)より
もかなり広いもの(例えば±3オクターブ)とし、この間
で無段階の滑らかなピッチ変化が可能である。
【0062】また、ボリューム制御においては、前記形
成された楽音信号のボリューム(振幅)が前記供給され
たボリューム制御データにより制御される。なお、図9
においては、第1スクラッチデータに属するピッチ/ボ
リュームデータは制御部200に記憶されているものと
して示しており、これらのピッチ制御及びボリューム制
御は、制御部200から音源部210への制御信号に基
づくものとして示している。
【0063】次に、スクラッチ番号SCNOがm≦SC
NO≦n−2である場合について説明する。この場合、
ステップ136にて「YES」と判定されて、ステップ
138にて、第2スクラッチデータ(スクラッチ波形デ
ータ)の再生処理が実行される。ステップ138におい
ては、前記ステップ102の処理によって計算したター
ンテーブル12aの回転方向及び回転速度と、前記ステ
ップ108の処理によって設定したスクラッチ番号SC
NOに応じて、第2スクラッチデータの再生が制御され
る。
【0064】この場合、ターンテーブル12aの回転方
向に応じて、スクラッチ番号SCNOにより指定される
第2スクラッチデータに属するいずれかのスクラッチ波
形データA,Bを読出すための読出し指示が音源回路3
1に供給される。なお、第2スクラッチデータの指定に
おいては、スクラッチ番号アサインテーブルが参照され
て、スクラッチ番号SCNOに対応した第2スクラッチ
データが指定される。そして、例えば、ターンテーブル
12aが右回転されれば前記指定された第2スクラッチ
データに属するスクラッチ波形データAの読出しを指示
する指示信号が音源回路31に供給され、ターンテーブ
ル12aが左回転されれば前記第2スクラッチデータに
属するスクラッチ波形データBの読出しを指示する指示
信号が音源回路31に供給される(図8参照)。
【0065】音源回路31は、前記指示信号にしたがっ
てROM41などに記憶されているスクラッチ波形デー
タを読出して、効果回路32及びサウンドシステム33
を介して放音する。なお、ターンテーブル12aの回転
が停止されると、前記スクラッチ波形データの読出しの
指示も停止され、音源回路31は同スクラッチ波形デー
タの読出しを停止する。これにより、ターンテーブル1
2aの回転に応じて、同回転方向に応じた異なるスクラ
ッチ波形データを再生することができる。
【0066】なお、図9においては、スクラッチ波形デ
ータを記憶したROM41などをスクラッチ波形データ
記憶部218として示し、スクラッチ波形データは音源
部210により直接読出されるものとして示している。
【0067】また、前記スクラッチ波形データの再生に
よる楽音信号のピッチ及びボリュームに関しては、前記
第2スクラッチデータに属するピッチ/ボリュームデー
タにより指定される制御対象としてのピッチ及びボリュ
ームのいずれ一方又は両方がターンテーブル12aの回
転速度に応じて制御される。具体的には、前記制御対象
としてピッチ及び/又はボリュームを制御するためのピ
ッチ制御データ及び/又はボリューム制御データが、タ
ーンテーブル12aの回転速度に応じて形成されて音源
回路31に供給される。例えば、スクラッチパターンデ
ータの再生の場合と同様に、ピッチ制御データは、ター
ンテーブル12aの回転速度が遅いとき低いピッチを表
す値に設定され、同回転速度が速くなるにしたがって高
くなるピッチを表す値に設定される。また、ボリューム
制御データは、、ターンテーブル12aの回転速度が遅
いとき小さな音量を表す値に設定され、同回転速度が速
くなるにしたがって大きくなる音量を表す値に設定され
る。
【0068】音源回路31は、前記スクラッチ波形デー
タに対応した楽音信号のピッチ及び/又はボリューム
を、前記出力されたピッチ制御データ及び/又はボリュ
ーム制御データに応じて制御する。ピッチ制御において
は、スクラッチ波形データを読出すための読出し回路の
マスターチューニングが変更され、すなわち読出しレー
トがピッチ制御データに応じて変更されて、出力される
楽音信号(スクラッチ波形)のピッチが変更制御され
る。
【0069】また、ボリューム制御においては、前記読
出されたスクラッチ波形データに基づいて再生されたス
クラッチ波形信号(楽音信号)のボリューム(振幅)が
前記供給されたボリューム制御データにより制御され
る。なお、図9においては、第2スクラッチデータに属
するピッチ/ボリュームデータは制御部200に記憶さ
れているものとして示しており、これらのピッチ制御及
びボリューム制御は、制御部200から音源部210へ
の制御信号に基づくものとして示している。
【0070】次に、スクラッチ番号SCNOが「0」で
ある場合について説明する。この場合、ステップ140
にて「YES」と判定されて、ステップ142にて、伴
奏スタイルデータに対応して自動的に決められる第1ス
クラッチデータ(スクラッチパターンデータ)又は第2
スクラッチデータ(スクラッチ波形データ)の再生処理
が実行される。具体的には、ステップ142において、
前記ステップ102の処理によって計算したターンテー
ブル12aの回転方向及び回転速度と、前記ステップ1
12の処理によって設定したスタイル番号STNOによ
り自動的に決められるスクラッチ番号SCNOとに応じ
て、スクラッチパターンデータ又はスクラッチ波形デー
タの再生が制御される。
【0071】この場合、スタイル番号STNOにより指
定される伴奏スタイルデータが参照されて、同伴奏スタ
イルデータ中のスクラッチ種類指定データより指定され
る第1スクラッチデータ(スクラッチパターンデータ)
又は第2スクラッチデータ(スクラッチ波形データ)が
再生される。なお、このスクラッチ種類指定データは、
スクラッチ番号SCNOに対応するものである。スクラ
ッチ種類指定データが「1」〜「m−1」のいずれかを
表していれば、前記ステップ134の処理と同様にし
て、ターンテーブル12aの回転方向に応じて、スクラ
ッチ種類指定データにより指定される第1スクラッチデ
ータ中のいずれかのスクラッチパターンが再生される。
また、スクラッチ種類指定データが「m」〜「n−2」
のいずれかを表していれば、前記ステップ138の処理
と同様にして、ターンテーブル12aの回転方向に応じ
て、スクラッチ種類指定データにより指定されるスクラ
ッチ波形データ中のいずれかのスクラッチ波形が再生さ
れる。なお、図9においては、スタイル伴奏データ中の
スクラッチ種類指定データは制御部200に記憶されて
いるものとして示しており、このスクラッチパターン又
はスクラッチ波形の指定が制御部200により行われ
る。
【0072】また、前記スクラッチパターンデータ又は
スクラッチ波形データの再生による楽音信号のピッチ及
びボリュームに関しても、前記ステップ134,138
の場合と同様に、ターンテーブル12aの回転速度に応
じて制御される。
【0073】次に、スクラッチ番号SCNOが「n−
1」である場合について説明する。この場合、ステップ
144にて「YES」と判定されて、ステップ146に
て、前記ステップ102の処理によって計算したターン
テーブル12aの回転速度に応じて、伴奏スタイルデー
タの再生テンポ及び同データの再生による楽音信号のピ
ッチを制御する。
【0074】具体的には、前記回転速度に応じてテンポ
制御データを形成して、テンポ制御データにより設定さ
れるテンポ(読出しレート)でスタイル番号STNOに
より指定されている伴奏スタイルデータの伴奏パターン
データ(演奏データ)を読出して音源回路31に供給す
る。例えば、テンポ制御データは、ターンテーブル12
aの回転速度が遅いとき遅いテンポを表す値に設定さ
れ、同回転速度が速くなるにしたがって速くなるテンポ
を表す値に設定される。音源回路31が前記演奏データ
に応じて楽音信号を形成する点に関しては、伴奏スタイ
ルデータの再生において説明した通りである。なお、図
9においては、このテンポ制御機能を制御部200から
伴奏パターン再生部208への制御信号により示してい
る。
【0075】また、ターンテーブル12aの回転速度に
応じてピッチ制御データを形成して、同ピッチ制御デー
タを音源回路31に出力する。音源回路31は、前記再
生される伴奏スタイルデータに基づく楽音信号のピッチ
を前記ステップ134の場合と同様に制御する。例え
ば、ピッチ制御データは、ターンテーブル12aの回転
速度が遅いとき低いピッチを表す値に設定され、同回転
速度が速くなるにしたがって高くなるピッチを表す値に
設定される。なお、図9においては、このピッチ制御機
能を制御部200から音源部210への制御信号により
示している。
【0076】これにより、ターンテーブル12aの回転
速度に応じて、スタイル番号STNOにより指定されて
自動的に発生される伴奏音信号の再生のテンポ及び同伴
奏音信号のピッチを自由に変更できる。また、本実施形
態では、ターンテーブル12aの回転速度に応じて前記
テンポ及びピッチの両者を変更するようにしたが、テン
ポ及びピッチのいずれか一方を変更するようにしてもよ
い。また、各伴奏スタイルデータ(図6)中に、ターン
テーブル12aの回転速度に応じて変更制御される制御
対象(例えば、前記テンポ及びピッチのいずれか一方又
は両方)を指定するデータを含ませておき、同データに
したがった制御対象をターンテーブル12aの回転速度
に応じて変更制御するようにしてもよい。
【0077】次に、スクラッチ番号SCNOが「n」で
ある場合について説明する。この場合、ステップ148
にて「YES」と判定されて、ステップ150にて、前
記ステップ102の処理によって計算したターンテーブ
ル12aの回転方向に応じて、伴奏パターンデータのパ
ート数を増減するパートミキサー機能を実現する。
【0078】具体的には、ターンテーブル12aが一方
向に回転され続けているとき、スタイル番号SCNOに
より指定される伴奏スタイルデータに属する複数のパー
ト別の伴奏パターンデータ(図6参照)であって読出さ
れて音源回路31に供給される各パート毎の伴奏パター
ンデータを、同伴奏スタイルデータに属する増減パート
データによって指定される基準にしたがって所定時間毎
に増加させる。また、ターンテーブル12aが他方向に
回転され続けているとき、前記音源回路31に供給され
る各パート毎の伴奏パターンデータを、前記増減パート
データによって指定される基準にしたがって所定時間毎
に減少させる。
【0079】例えば、ターンテーブル12aを右回転さ
せ続けているときパート1,2,3,4の順に伴奏パタ
ーンデータを順次増加させて読出し、ターンテーブル1
2aを左回転させ続けているときパート4,3,2,1
の順に伴奏パターンデータを順次減少させて読出す。ま
た、増減の順序を異ならせて、ターンテーブル12aを
右回転させ続けているとき前記と同様にパート1,2,
3,4の順に伴奏パターンデータを順次増加させて読出
し、ターンテーブル12aを左回転させ続けているとき
パート4,2,3,1の順に伴奏パターンデータを減少
させて読出すようにしてもよい。
【0080】なお、この伴奏パターンデータの増減制御
における初期のパートは、スタイル番号STNOすなわ
ち再生される伴奏スタイルデータの変更時に、同変更さ
れた新たな伴奏スタイルデータの増減パートが示す初期
値に対応して設定される。また、この初期パートの指定
は、例えばパート1又はパート1,2のように具体的な
パート名を指示するものであるが、この指定はパート数
をも指示していることにほかならないので、本実施形態
では、前記初期パートの指定は広義に初期パート数を指
示することをも意味するものとする。また、前記具体的
なパート名の指定に代えて、初期に単にパート数のみを
設定するようにしてもよい。この場合、例えば、前回再
生されているパートを記憶しておいて、前記初期設定さ
れたパート数になるまで、同記憶しておいたパートに対
して新たなパートを加えたり、同記憶しておいたパート
の一部を削除するようにすればよい。
【0081】音源回路31が前記読出された伴奏パター
ンデータに応じた楽音信号を発生する点については、上
述した伴奏パターンデータの再生で説明した通りであ
る。これにより、ターンテーブル12aを右又は左に回
転させ続ければ、所定の基準にしたがって、再生される
伴奏パターンデータの増減が制御できる。なお、図9に
おいては、このパターン数の増減機能を制御部200か
ら伴奏パターン再生部208への制御信号により示して
いる。
【0082】また、上記においては、演奏操作子群11
の操作に応じた楽音信号の発生については説明しなかっ
たが、この電子楽器においても、伴奏パターンデータ、
スクラッチパターン又はスクラッチ波形データの再生と
共に、又は単独で、演奏操作子群11の操作により楽音
信号は発生される。
【0083】なお、上記実施形態においては、第1スク
ラッチデータとして異なるスクラッチパターンデータ
A,Bを1セットするとともに(図7)、第2スクラッ
チデータとして異なるスクラッチ波形データA,Bを1
セットして(図8)、ターンテーブル12aの回転方向
に応じて、スクラッチ番号SCNO又はスクラッチ種類
指定データにより指定される第1スクラッチデータ又は
第2スクラッチデータに属する異なるスクラッチパター
ンデータA,B又はスクラッチ波形データA,Bを再生
するようにした。しかし、前記第1スクラッチデータ又
は第2スクラッチデータに代え、スクラッチパターンデ
ータとスクラッチ波形データとを1セットしてスクラッ
チデータとして記憶しておき、ターンテーブル12aの
回転方向に応じて、スクラッチ番号SCNO又はスクラ
ッチ種類指定データにより指定されるスクラッチデータ
に属する異なるスクラッチパターンデータ又はスクラッ
チ波形データを再生するようにしてもよい。
【0084】また、上記実施形態において、各第1スク
ラッチデータ(図7)及び各第2スクラッチデータ(図
8)内に、前記各データ毎に予め定めたピッチ及びボリ
ュームに関する各初期制御値をそれぞれ含ませておき、
初期時(電源スイッチの投入時、スクラッチ番号SCN
Oが変更されたときなど)に、ピッチ制御データ及びボ
リューム制御データを前記各初期制御値を設定してお
き、ターンテーブル12aの回転操作に応答してピッチ
制御データ及びボリューム制御データの値を前記各初期
制御値から変更し始めるようにしてもよい。また、初期
値に復帰させるための操作子を操作パネルに別途設け
て、同操作子の操作時にはピッチ制御データ及びボリュ
ーム制御データを前記各初期制御値に復帰させることが
できるようにしてもよい。
【0085】また、上記実施形態において、各伴奏スタ
イルデータ(図6)内にも、前記各データ毎に予め定め
たピッチ及びボリュームに関する各初期制御値をそれぞ
れ含ませておき、初期時(電源スイッチの投入時、スタ
イル番号STNOが変更されたときなど)に、ピッチ制
御データ及びボリューム制御データを前記各初期制御値
を設定しておき、ターンテーブル12aの回転操作に応
答してピッチ制御データ及びボリューム制御データの値
を前記各初期制御値から変更し始めるようにしてもよ
い。また、この場合も、初期制御値に復帰させるための
操作子を操作パネルに別途設けて、同操作子の操作時に
はピッチ制御データ及びボリューム制御データを前記各
初期制御値に復帰させることができるようにしてもよ
い。
【0086】また、上記実施形態のパートミキサー機能
(スクラッチ番号SCNOが「n」のときに実行される
図4のステップ150の処理)においては、ターンテー
ブル12aの回転操作中に所定時間おきに同テーブル1
2aの回転方向に応じてパート数の増減を制御するよう
にした。しかし、これに代えて、ターンテーブル12a
の回転操作中、同テーブル12aが所定角度だけ回転す
る毎に同テーブル12aの回転方向に応じてパート数の
増減を行うようにしてもよい。
【0087】また、上記実施形態において、ターンテー
ブル12aの回転操作により増減される伴奏パターンデ
ータのパート数を初期状態に戻す操作子を操作パネルに
別途設けておき、同操作子の操作によりいつでも前記増
減制御されているパート数を各伴奏スタイルデータの増
減パートデータ(図6)内に予め記憶されている初期状
態の再生パートに係る伴奏パターンデータの再生に戻す
ことができるようにしておいてもよい。
【0088】また、上記実施形態においては、伴奏スタ
イルデータ(図6)、第1スクラッチデータ(図7)及
び第2スクラッチデータ(図8)を予めROM41など
に記憶しておくようにしたが、ユーザがこれらの各デー
タを新規に作成したり、編集したりできるようにしても
よい。この場合、前記各データの総てを新規に作成した
り、編集したりできるようにしてもよいし、その一部の
みを新規に作成したり、編集したりできるようにしても
よい。
【0089】また、上記実施形態においては、スクラッ
チスイッチ12b及びスタイルスイッチ12cとの同時
操作によりターンテーブル12aにスクラッチ番号SC
NO及びスタイル番号STNOの変更機能をそれぞれ割
当てるようにしたが、この割当て機能の種類は単なる例
示に過ぎない。他の機能を表すスイッチを別途設けて、
同スイッチとの同時に操作により、同操作されたスイッ
チに対応した他の機能に関する情報をターンテーブル1
2aの回転に応じて変更することも可能である。
【0090】また、上記実施形態においては、ターンテ
ーブル(回転操作子)12aの回転に応じて同テーブル
12aに対する回転操作(回転操作方向、回転操作速度
及び回転操作角)を検出して、同回転操作により楽音信
号に対する各種制御を行うようにした。しかし、このタ
ーンテーブル12aに代えて、面への接触又は押圧位置
を検出可能な面接触操作子を用い、ユーザが円を描きな
がら面接触操作子を押圧又は接触操作したとき、この円
を描くような回転操作を検出して、同検出された回転操
作に応じて上記実施形態のような各種制御を行うように
してもよい。また、ディスプレイ上に仮想のターンテー
ブルを表示しておいて、同表示ターンテーブルをマウス
などの位置を指定する操作子の円操作に応じて前記各種
制御を行うようにしてもよい。この場合も、ユーザによ
るマウスに対する回転操作を検出して、同検出された回
転操作に応じて上記実施形態のような各種制御を行うよ
うにすればよい。
【0091】また、上記実施形態においては、音源回路
31は波形メモリ方式により楽音信号を形成するように
したが、同楽音信号を形成する方式としては、FM方
式、物理モデル方式、高調波合成方式、フォルマント合
成方式、VCO+VCF+VCAのアナログシンセサイザ方式、
アナログシミュレーション方式等のどのような方式を採
用してもよい。また、音源回路31を専用のハードウェ
アを用いて構成してもよいが、同音源回路31をデジタ
ル信号処理回路(DSP)及びマイクロプログラムを用
いて構成してもよいし、またCPUのプログラム処理に
よるソフトウェア音源で構成してもよい。
【0092】さらに、上記実施形態においては、本発明
に係る楽音制御装置を演奏操作子群11を備えた電子楽
器に適用した例について説明したが、本発明は、楽音信
号を発生可能な装置であれば、例えばパーソナルコンピ
ュータ、カラオケ装置、ゲーム装置、携帯電話などの携
帯型通信端末、自動演奏装置などの装置にも適用され
る。また、パネル操作子群12、音源回路31などの各
種回路を1つの装置内に内蔵したものに限らず、それぞ
れが別体の装置であり、MIDIや各種ネットワーク等
の通信手段を用いて各装置を接続するような装置にも適
用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電子楽器の全体を
示すブロック図である。
【図2】 図1のパネル操作子群の一部の詳細図であ
る。
【図3】 図1のCPUにて実行されるプログラムのフ
ローチャートである。
【図4】 図3のターンテーブル制御ルーチンの詳細フ
ローチャートである。
【図5】 図1のROMに設けられたスクラッチ番号ア
サインテーブルのデータフォーマット図である。
【図6】 図1のROMに記憶されている伴奏スタイル
データのフォーマット図である。
【図7】 図1のROMに記憶されている第1スクラッ
チデータのフォーマット図である。
【図8】 図1のROMに記憶されている第2スクラッ
チデータのフォーマット図である。
【図9】 本実施形態の動作を説明するための機能ブロ
ック図である。
【符号の説明】
11…演奏操作子群、12…パネル操作子群、12a…
回転操作子(ターンテーブル)、12b…スクラッチス
イッチ、12c…スタイルスイッチ、12d…スタート
/ストップスイッチ、12e…バランス操作子、13…
7セグメント表示器、20…バス、31…音源回路、4
1…ROM、42…CPU、43…RAM、45…外部
記憶装置、51…MIDIインターフェース、52…通
信インターフェース、200…制御部、202…スクラ
ッチ番号選択部、204…スタイル番号選択部、206
…伴奏パターンデータ記憶部、208…伴奏パターン再
生部、210…音源部、212…通常音源波形データ記
憶部、214…スクラッチパターンデータ記憶部、21
6…スクラッチパターン再生部、218…スクラッチ波
形データ記憶部。
フロントページの続き (72)発明者 安立 直之 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 Fターム(参考) 5D378 AD21 BB21 FF19 FF24 KK12 LA71 LB12 LB13 LB22 LB34 MM22 MM26 MM27 MM47 MM48 MM52 MM58 MM64 MM65 MM67 MM68 MM72 MM93 SD17 SF01 TT14 TT19 TT24 XX05 XX24 XX25 XX27 XX30

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転操作される回転操作子と、 前記回転操作子に対する回転操作速度を検出する速度検
    出手段と、 発生される楽音信号のピッチ及びボリュームのいずれか
    一方又は両方の楽音要素であって同発生される楽音信号
    の種類によって予め決められている楽音要素を前記検出
    された回転操作速度に応じて制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とする楽音制御装置。
  2. 【請求項2】楽音信号を時系列的に発生させる複数の演
    奏データからなるパターンデータを記憶したパターン記
    憶手段と、前記パターン記憶手段に記憶されたパターン
    データを読出して時系列の複数の演奏データを再生する
    再生手段と、前記再生手段により再生された時系列の複
    数の演奏データに対応した楽音信号を形成して出力する
    音源手段とを備えた楽音発生装置に適用され、 回転操作される回転操作子と、 前記回転操作子に対する回転操作速度を検出する速度検
    出手段と、 前記再生手段によるパターンデータの読出し速度及び前
    記音源手段にて形成される楽音信号のピッチを前記検出
    された回転操作速度に応じて制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とする楽音制御装置。
  3. 【請求項3】回転操作される回転操作子と、 前記回転操作子に対する回転操作方向を検出する方向検
    出手段と、 発生される楽音信号のパート数を前記検出された回転操
    作方向に応じて増減制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とする楽音制御装置。
  4. 【請求項4】前記請求項3に記載の楽音制御装置におい
    て、 前記発生される楽音信号の種類は複数種類の楽音信号の
    中から選択されるものであり、前記検出された回転操作
    方向に応じた楽音信号のパート数の増減制御の態様は前
    記楽音信号の種類毎に決められている楽音制御装置。
  5. 【請求項5】前記請求項3に記載の楽音制御装置におい
    て、 発生される楽音信号の種類を変更することが可能な変更
    手段と、 前記変更手段により前記発生される楽音信号の種類が変
    更される毎に同発生される楽音信号のパート数を所定値
    に初期設定する初期設定手段とを設けたことを特徴とす
    る楽音制御装置。
  6. 【請求項6】楽音信号を時系列的に発生させる複数の演
    奏データからそれぞれなる複数種類のパターンデータを
    記憶したパターン記憶手段と、前記複数種類のパターン
    データのいずれかを指定するパターン指定手段と、前記
    パターン指定手段により指定されたパターンデータを前
    記パターン記憶手段から読出して時系列の複数の演奏デ
    ータを再生する再生手段と、前記再生手段により再生さ
    れた時系列の複数の演奏データに対応した楽音信号を形
    成して出力する音源手段とを備えた楽音発生装置に適用
    され、 前記複数種類のパターンデータにより発生される楽音信
    号とは異なる楽音信号をそれぞれ発生させるための複数
    種類の付加データを記憶した付加データ記憶手段と、 前記複数種類のパターンデータに対応して前記複数種類
    の付加データのいずれかを指定するための指定データを
    記憶した指定データ記憶手段と、 回転操作される回転操作子と、 前記パターン指定手段によって指定されたパターンデー
    タに対応した指定データによって指定された付加データ
    に基づく楽音信号を前記回転操作子の回転操作に応じて
    制御する制御手段とを備えたことを特徴とする楽音制御
    装置。
  7. 【請求項7】異なる機能をそれぞれ指定するための複数
    の機能指定操作子と、 回転操作されて発生される楽音信号を制御するための回
    転操作子と、 前記機能指定操作子及び前記回転操作子が同時に操作さ
    れたとき、同操作された機能指定操作子に対応した機能
    に関する情報を前記回転操作子の回転操作に応じて設定
    する設定手段とを備えたことを特徴とする楽音制御装
    置。
  8. 【請求項8】回転操作される回転操作子に対する回転操
    作速度を検出して、発生される楽音信号のピッチ及びボ
    リュームのいずれか一方又は両方の楽音要素であって同
    発生される楽音信号の種類によって予め決められている
    楽音要素を前記検出された回転操作速度に応じて制御す
    るようにしたことを特徴とする楽音制御方法。
  9. 【請求項9】楽音信号を時系列的に発生させる複数の演
    奏データからなるパターンデータを記憶しておき、同記
    憶しておいたパターンデータを読出して時系列の複数の
    演奏データを再生して、同再生された時系列の複数の演
    奏データに対応した楽音信号を形成して出力するように
    した楽音発生方法に適用され、回転操作される回転操作
    子に対する回転操作速度を検出し、前記パターンデータ
    の読出し速度及び前記形成される楽音信号のピッチを前
    記検出された回転操作速度に応じて制御するようにした
    ことを特徴とする楽音制御方法。
  10. 【請求項10】回転操作される回転操作子に対する回転
    操作方向を検出して、発生される楽音信号のパート数を
    前記検出された回転操作方向に応じて増減制御するよう
    にしたことを特徴とする楽音制御方法。
  11. 【請求項11】楽音信号を時系列的に発生させる複数の
    演奏データからそれぞれなる複数種類のパターンデータ
    を記憶しておき、前記複数種類のパターンデータのいず
    れかを指定して、前記指定されたパターンデータを読出
    して時系列の複数の演奏データを再生し、同再生した時
    系列の複数の演奏データに対応した楽音信号を形成して
    出力する楽音発生方法に適用され、複数種類のパターン
    データにより発生される楽音信号とは異なる楽音信号を
    それぞれ発生させるための複数種類の付加データを記憶
    しておくとともに、前記複数種類のパターンデータに対
    応して前記複数種類の付加データのいずれかを指定する
    ための指定データを記憶しておき、前記指定されたパタ
    ーンデータに対応した指定データによって指定された付
    加データに基づく楽音信号を回転操作される回転操作子
    の回転操作に応じて制御するようにしたことを特徴とす
    る楽音制御方法。
  12. 【請求項12】異なる機能をそれぞれ指定するための複
    数の機能指定操作子のいずれかと、回転操作されて発生
    される楽音信号を制御するための回転操作子とが同時に
    操作されたとき、同操作された機能指定操作子に対応し
    た機能に関する情報を前記回転操作子の操作に応じて設
    定するようにしたことを特徴とする楽音制御方法。
  13. 【請求項13】回転操作される回転操作子に対する回転
    操作速度を検出して、発生される楽音信号のピッチ及び
    ボリュームのいずれか一方又は両方の楽音要素であって
    同発生される楽音信号の種類によって予め決められてい
    る楽音要素を前記検出された回転操作速度に応じて制御
    するようにしたことを特徴とするプログラムを記録した
    記録媒体。
  14. 【請求項14】楽音信号を時系列的に発生させる複数の
    演奏データからなるパターンデータを記憶しておき、同
    記憶しておいたパターンデータを読出して時系列の複数
    の演奏データを再生して、同再生された時系列の複数の
    演奏データに対応した楽音信号を形成して出力するよう
    にした楽音発生装置又は楽音発生方法に適用され、回転
    操作される回転操作子に対する回転操作速度を検出し、
    前記パターンデータの読出し速度及び前記形成される楽
    音信号のピッチを前記検出された回転操作速度に応じて
    制御するようにしたことを特徴とするプログラムを記録
    した記録媒体。
  15. 【請求項15】回転操作される回転操作子に対する回転
    操作方向を検出して、発生される楽音信号のパート数を
    前記検出された回転操作方向に応じて増減制御するよう
    にしたことを特徴とするプログラムを記録した記録媒
    体。
  16. 【請求項16】楽音信号を時系列的に発生させる複数の
    演奏データからそれぞれなる複数種類のパターンデータ
    を記憶しておき、前記複数種類のパターンデータのいず
    れかを指定して、前記指定されたパターンデータを読出
    して時系列の複数の演奏データを再生し、同再生した時
    系列の複数の演奏データに対応した楽音信号を形成して
    出力する楽音発生装置又は楽音発生方法に適用され、複
    数種類のパターンデータにより発生される楽音信号とは
    異なる楽音信号をそれぞれ発生させるための複数種類の
    付加データを記憶しておくとともに、前記複数種類のパ
    ターンデータに対応して前記複数種類の付加データのい
    ずれかを指定するための指定データを記憶しておき、前
    記指定されたパターンデータに対応した指定データによ
    って指定された付加データに基づく楽音信号を回転操作
    される回転操作子の回転操作に応じて制御するようにし
    たことを特徴とするプログラムを記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】異なる機能をそれぞれ指定するための複
    数の機能指定操作子のいずれかと、回転操作されて発生
    される楽音信号を制御するための回転操作子とが同時に
    操作されたとき、同操作された機能指定操作子に対応し
    た機能に関する情報を前記回転操作子の操作に応じて設
    定するようにしたことを特徴とするプログラムを記録し
    た記録媒体。
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