JPH10325967A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents
液晶表示装置及びその製造方法Info
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- JPH10325967A JPH10325967A JP7892498A JP7892498A JPH10325967A JP H10325967 A JPH10325967 A JP H10325967A JP 7892498 A JP7892498 A JP 7892498A JP 7892498 A JP7892498 A JP 7892498A JP H10325967 A JPH10325967 A JP H10325967A
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Abstract
示装置において、シール領域を横切る引出し配線の断線
不良を防止することを目的とする。 【解決手段】 絶縁基板11上に走査線15、信号線1
9及びTFT13が形成され、それらの上に、無機絶縁
膜20及び有機絶縁膜21を介して、画素電極23が配
列される。画素電極23が配列された表示領域24の周
囲には走査線15及び信号線19に電圧信号を伝送する
駆動回路25、26が配置される。表示領域24と駆動
回路領域との間の境界部(シール領域)にシール材が配
置される。シール領域を横切る引出し配線27の上方を
覆うように、無機絶縁膜20の上に、画素電極23と同
一工程でITO膜28が形成される。
Description
り、特にアレイ基板に関する。
化の要求が高まっている。高開口率化を実現するため
に、画素電極をアレイ基板側の最上層に配置する方法が
採用されている。
を構成するITO膜のエッチング工程に関して次のよう
な問題点を抱えている。即ち、ITO膜をアレイ基板側
の最上層に配置するので、ITO膜とその下側の信号線
との間の層間絶縁膜の膜厚を確保するため、層間絶縁膜
を多層構造とし、その上側の層として有機絶縁膜が使用
される。このため、ITO膜のエッチング方法としては
ウエットエッチングに限定される。その理由は、ドライ
エッチングを用いると、エッチングの際及びレジスト剥
離の際に、有機絶縁膜との選択比が充分に確保できない
ことによる。
は、王水、シュウ酸、HBr、HI、等を水で希釈した
強酸のエッチング液、またはそれらを希釈液に塩化鉄あ
るいは塩化銅を加えたエッチング液が使用されるが、こ
れらのエッチング液は信号線の材料として一般的に使用
されているAlを腐食する性質を有している。図8に、
アレイ基板の表示領域と駆動回路領域との境界部分の部
分断面図を示す。図中64はゲート酸化膜、67は第一
層間絶縁膜、69は信号線の引出し配線、70は無機材
料からなる絶縁膜(第二層間絶縁膜の下層部分)、71
は有機材料からなる絶縁膜(第二層間絶縁膜の上層部
分)、73はITOからなる画素電極を表わす。また、
破線Bの左側が表示領域、破線Cの右側が駆動回路領域
であり、二つの破線B、Cで挟まれた境界部分がシール
領域81となる。
レイ基板の上に接着するシール材が配置される。対向基
板との接着力を確保するために、シール領域81の上か
らは有機絶縁膜71が除去されている。従って、シール
領域81に関しては、信号線の引出し配線69の上に、
層間絶縁膜として無機材料からなる絶縁膜70のみしか
存在していない。この結果、絶縁膜70にピンホールな
どの欠陥があると、信号線の材料であるAlが腐食して
断線に至ることがある。このため、シール領域81の部
分は、断線不良が発生しやすい部位となっている。
のような画素上置き構造を採用した液晶表示装置におい
て、シール領域を横切る配線の引出し部分に断線不良が
発生しにくい構造を提供することにある。また、本発明
の目的は、シール材の位置を安定させることができるシ
ール領域の構造を提供することにある。
て対向配置されたアレイ基板および対向基板と、この間
隙に封入された液晶とを有する液晶表示装置において、
前記液晶表示装置は、前記シールが形成されるシール領
域と、前記シールにより封止されたシール内領域と、を
有し、前記アレイ基板の前記シール内領域は、基板上に
形成された配線と、前記配線に接続して形成されたスイ
ッチング素子と、前記配線及び前記スイッチング素子を
覆って形成された無機絶縁膜と、前記無機絶縁膜上に形
成された有機絶縁膜と、前記有機絶縁膜上に形成され、
前記無機絶縁膜および前記有機絶縁膜に形成されたコン
タクトホールを介して前記スイッチング素子に接続され
た画素電極と、を有し、前記アレイ基板の前記シール領
域は、前記シール内領域から延在された前記配線および
前記無機絶縁膜と、前記無機絶縁膜の直上に前記配線に
重畳して形成された無機膜と、を有することを特徴とす
る液晶表示装置、である。
されたアレイ基板および対向基板と、この間隙に封入さ
れた液晶とを有する液晶表示装置において、前記液晶表
示装置は、前記シールが形成されるシール領域と、前記
シールにより封止されたシール内領域と、前記シールを
挟んで前記シール内領域の反対側に存在するシール外領
域と、を有し、前記アレイ基板は、基板上に形成された
スイッチング素子と、前記スイッチング素子を含む基板
を覆って形成された有機絶縁膜と、前記有機絶縁膜上に
形成され、前記有機絶縁膜に形成されたコンタクトホー
ルを介して前記スイッチング素子に接続された画素電極
と、を有し、前記有機絶縁膜は、前記シール領域を除い
て前記シール内領域と前記シール外領域とに形成され、
前記シールは、前記シール内領域に形成された前記有機
絶縁膜または前記シール外領域に形成された前記有機絶
縁膜の少なくとも一方に接していることを特徴とする液
晶表示装置、である。
されたアレイ基板および対向基板と、この間隙に封入さ
れた液晶とを有する液晶表示装置の製造方法において、
前記アレイ基板の製造工程は、基板上に配線と前記配線
に接続されるスイッチング素子を形成する工程と、前記
配線及び前記スイッチング素子を覆うように無機絶縁膜
を形成する工程と、前記無機絶縁膜上に有機絶縁膜を形
成する工程と、前記シールが形成されるシール領域の前
記有機絶縁膜を除去する工程と、基板全面に導電膜を形
成する工程と、前記導電膜上にレジストを形成する工程
と、画素を形成する領域、および前記シール領域の少な
くとも前記配線上に前記レジストを残してレジストパタ
ーンを形成する工程と、前記レジストパターンをマスク
として前記導電膜をウェットエッチングによりパターニ
ングする工程と、を含むことを特徴とする液晶表示装置
の製造方法である。
を使用して説明する。なお、この例において、液晶表示
装置は駆動回路一体型のアクティブマトリクス型液晶表
示装置である。表示領域の周囲のアレイ基板上には、走
査線に走査信号を伝送するY方向駆動回路、及び信号線
に画像信号を伝送するX方向駆動回路が配置される。ス
イッチング素子としてポリシリコンTFTが採用されて
いる。なお、詳細な説明はTFT完成後、即ち信号線の
形成工程が終了した後からとする。
の、アレイ基板の断面図である。図1に示すように、ガ
ラス基板11の上に酸化珪素膜と窒化珪素膜の二層構造
からなるアンダーコーティング膜12が形成され、その
上に半導体活性層13(チャネル)、ソース・ドレイン
となる高濃度不純物領域16、ゲート酸化膜14、ゲー
ト電極15などによって、コプラナー型のポリシリコン
TFTが形成されている。なお、走査線はゲート電極1
5と同一の工程で形成される。走査線及びゲート電極1
5の上には、酸化膜によって第一層間絶縁膜17が形成
される。第一層間絶縁膜17の上にMoとAlの二層構
造からなる信号線19が形成される。信号線19は、第
一層間絶縁膜17及びゲート酸化膜14を貫通する第一
のコンタクトホール18を介して、高濃度不純物領域1
6に接続されている。
に、プラズマCVD法を用いて酸化珪素膜と窒化珪素膜
の二層構造からなる無機絶縁膜20を膜厚0.45μm
で堆積する。リアクティブイオンエッチング法によって
無機絶縁膜20をエッチングして、第二のコンタクトホ
ール22を信号線19まで開口する。感光性を有する有
機材料を塗布した後、露光、現像、エッチングを行って
有機絶縁膜21を形成する。この有機絶縁膜21に、第
二のコンタクトホール22を開口する。なお、この例で
は、有機絶縁膜21の膜厚は0.2μmである。以上の
ように、無機絶縁膜20及びその上に形成された有機絶
縁膜21によって、第二層間絶縁膜39が構成される。
O(Indium Tin Oxide)をスパッタ法
により堆積する。その上に、フォトレジストを膜厚1.
2μmで塗布し、露光、現像の後、ウエットエッチング
を行って画素電極23を形成する。
終了した後のアレイ基板を上方から見た概要図を示す。
アレイ基板の中央部には表示領域24があり、表示領域
24の左右に当たるアレイ基板の周辺部にY方向駆動回
路25、表示領域24の上下に当たるアレイ基板の周辺
部にX方向駆動回路26が配置されている。信号線の引
出し配線27によって表示領域24の内部とX方向駆動
回路26とが互いに接続され、走査線の引出し配線37
によって表示領域24の内部とY方向駆動回路25とが
互いに接続されている。
るので、X方向駆動回路26及びY方向駆動回路25
は、それぞれ、上下、左右に一対ずつ設けられている。
また、信号線の引出し配線27は、工程数の増加を避け
るため、信号線と同一の工程で形成されるのでMoとA
lの二層配線である。
は、画素電極23を構成するITO膜をパターニングす
る際、図3(a)に示すように、表示領域24とX方向
駆動回路26との間の境界領域(シール領域)にあるI
TO膜28を残す。
図、即ち、アレイ基板の表示領域24とX方向駆動回路
26との境界領域部分の部分拡大図を示す。図3(c)
に図3(b)中のD−D部の部分拡大断面図を示す。図
中、27は信号線の引出し配線、28はITO膜、14
はゲート酸化膜、17は第一層間絶縁膜、20は無機材
料からなる絶縁膜(第二層間絶縁膜の下層部分)、21
は有機材料からなる絶縁膜(第二層間絶縁膜の上層部
分)、23は画素電極を構成するITO膜を表わす。
であり、破線Cの上方側がX方向駆動回路領域、二つの
破線で挟まれた部分が境界領域となる。また、図3
(c)中、破線Bの左側が表示領域、破線Cの右側がX
方向駆動回路領域であり、二つの破線で挟まれた部分が
境界領域となる。
は有機絶縁膜21が除去されている。これは、先に説明
したように、境界領域の上に後続の工程でシール材が配
置されるためである。また、図中、28は画素電極と同
じ工程で形成されるITO膜であり、このITO膜28
は無機絶縁膜20を介して信号線の引出し配線27の上
方を覆うように形成される。ITO膜28を形成するこ
とによって、画素電極23のパターニングの工程におい
て、ITO膜専用のエッチング液による信号線の引出し
配線27の腐食が防止される。即ち、画素電極23のフ
ォトリソグラフィーの工程の際、無機絶縁膜20に加え
て、ITO膜28の上に形成されているフォトレジスト
(図示せず)が、引出し配線27をITO膜用のエッチ
ング液から保護する機能を担う。
を、図4に示す。図4(a)は、画素電極23の形成工
程が終了した後のアレイ基板を上方から見た概要図であ
り、図4(b)は図4(a)中のA部の部分拡大図であ
る。
れるITO膜28は、各信号線の引出し配線27の上方
に、各引出し配線毎にそれぞれ電気的に独立して形成さ
れている。ITO膜28を、このように形成することに
よって、仮に無機絶縁膜20(図3(c))にピンホー
ルなどの欠陥があってITO膜28と各信号線の引出し
配線27とが短絡した場合にも、アレイ基板の機能不良
には至らない。従って、このような構造は歩留まりの向
上に効果がある。
を、図5に示す。図5(a)は、画素電極23の形成工
程が終了した後のアレイ基板を上方から見た概要図であ
り、図5(b)は図5(a)中のA部の部分拡大図であ
る。
れるITO膜29が、表示領域24とX方向駆動回路2
6との間の境界領域、及び表示領域24とY方向駆動回
路25との間の境界領域を通って、表示領域24の周囲
の周囲を取り囲むように電気的に連続して形成されてい
る。このように、表示領域24の周囲を取り囲むように
ITO膜29を形成することによって、このITO膜2
9は、信号線の引出し配線27を保護すると同時に、ア
レイ基板内での静電気の帯電を防止するガードリングと
しての機能をも備える。
を、図6に示す。図6(a)は、画素電極23の形成工
程が終了した後のアレイ基板を上方から見た概要図であ
り、図6(b)は図6(a)中のA部の部分拡大図であ
り、図6(c)は図6(b)中のD−D部の部分拡大断
面図である。
れるITO膜28が、各信号線の引出し配線27の上方
に各配線毎にそれぞれ電気的に独立して形成される。こ
れに加えて、画素電極と同じ工程で形成されるITO膜
29が、表示領域24とX方向駆動回路26との間の境
界領域、及び表示領域24とY方向駆動回路領域との間
の境界領域を通って、表示領域24の周囲を取り囲むよ
うに電気的に連続して形成されている。なお、ITO膜
28とITO膜29とは互いに電気的に隔離されてい
る。
し配線27を保護する機能を受け持ち、一方、ITO膜
29はアレイ基板内での静電気の帯電を防止するガード
リングとしての機能を受け持つ。なお、この場合、IT
O膜29の線幅は、ITO膜29と各信号線の引出し配
線27との短絡の危険をできるだけ減らすために、IT
O膜28と比べて幅を狭く形成することが望ましい。
ITO膜の下地21は、有機材料による絶縁膜とした
が、下地に着色レジストを用いる場合にも上記の例と同
様の効果が得られる。従って、着色レジスト上にITO
膜を形成した構造についても本発明が適用できる。
を図7に示す。図7は、シール領域42(境界領域)の
上にシール材45が配置された状態を表わす部分拡大断
面図である。なお、この例では、シール領域42の上に
ITO膜は設けられていない。
駆動回路などが配置される周辺領域43の上にも有機絶
縁膜21aが形成されている。シール材45は、表示領
域の上の有機絶縁膜21の端面及び周辺領域の上の有機
絶縁膜21aの端面に接触するように配置される。この
ように構成することにより、対向基板をアレイ基板の上
に接着する際、シール材45が有機絶縁膜21、21a
の端面によって拘束されシール材のいちが安定する。
1、21aの端面をアレイ基板の表面に対して鈍角をな
すよう形成することによって、シール材45と有機絶縁
膜21、21aの端面との接触の確保が容易になる。
絶縁膜21の端面あるいは周辺領域上の有機絶縁膜21
aの端面のいずれか一方に接触するように配置すれば、
上述の効果は得られる。
装置では、シール領域の上にITO(または、他の無機
材料)からなる薄膜を形成することによって、画素電極
のパターニングの際、無機絶縁膜の欠陥部で発生する引
出し配線の腐食が防止される。
ように電気的に連続させて形成することによって、液晶
表示装置の製造工程の途中で静電気が発生しても、静電
気はITO膜を伝わるため、液晶表示装置の内部に影響
を与えない。従って、静電破壊に対して強いアレイ構造
が得られる。
膜の端面及び周辺領域上の有機絶縁膜の端面の内、少な
くとも一方に接触するように配置すれば、シール材の位
置を安定させる効果が得られる。
信号線形成工程が終了した段階でのアレイ基板の部分断
面図。
画素電極形成工程が終了した段階でのアレイ基板の部分
断面図。
示装置の、画素電極形成工程が終了した段階でのアレイ
基板の上面図。3(b)は、3(a)中のA部の部分拡
大断面図。3(c)は、3(b)中のD−D断面の部分
拡大断面図。
示装置の、画素電極形成工程が終了した段階でのアレイ
基板の上面図。4(b)は、4(a)中のA部の部分拡
大図。
示装置の、画素電極形成工程が終了した段階でのアレイ
基板の上面図。5(b)は、5(a)中のA部の部分拡
大図。
示装置の、画素電極形成工程が終了した段階でのアレイ
基板の上面図。6(b)は、6(a)中のA部の部分拡
大図。6(c)は、6(b)中のD−D断面の部分拡大
断面図。
レイ基板上の表示領域と駆動回路領域の境界領域(シー
ル領域)の部分断面図。
領域と駆動回路領域の境界部分(シール領域)の部分断
面図。
Claims (10)
- 【請求項1】 シールを介して対向配置されたアレイ基
板および対向基板と、この間隙に封入された液晶とを有
する液晶表示装置において、 前記液晶表示装置は、 前記シールが形成されるシール領域と、 前記シールにより封止されたシール内領域と、を有し、 前記アレイ基板の前記シール内領域は、 基板上に形成された配線と、 前記配線に接続して形成されたスイッチング素子と、 前記配線及び前記スイッチング素子を覆って形成された
無機絶縁膜と、 前記無機絶縁膜上に形成された有機絶縁膜と、 前記有機絶縁膜上に形成され、前記無機絶縁膜および前
記有機絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して前
記スイッチング素子に接続された画素電極と、を有し、 前記アレイ基板の前記シール領域は、 前記シール内領域から延在された前記配線および前記無
機絶縁膜と、 前記無機絶縁膜の直上に前記配線に重畳して形成された
無機膜と、を有することを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記無機膜は、前記画素電極と同材料か
らなることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記無機膜は、各配線上毎にそれぞれ独
立して形成されていることを特徴とする請求項2記載の
液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記液晶表示装置は、前記シールを挟ん
で前記シール内領域の反対側に存在するシール外領域、
を有し、 前記有機絶縁膜は、前記シール外領域にも形成され、 前記シールは、前記シール内領域に形成された前記有機
絶縁膜または前記シール外領域に形成された前記有機絶
縁膜の少なくとも一方に接していることを特徴とする請
求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項5】 前記シール内領域と前記シール外領域と
に形成された前記有機絶縁膜のそれぞれの端面はテーパ
ー形状であることを特徴とする請求項4記載の液晶表示
装置。 - 【請求項6】 前記無機膜は、前記画素電極と同材料か
らなることを特徴とする請求項4記載の液晶表示装置。 - 【請求項7】 前記無機膜は、各配線上毎にそれぞれ独
立して形成されていることを特徴とする請求項6記載の
液晶表示装置。 - 【請求項8】 シールを介して対向配置されたアレイ基
板および対向基板と、この間隙に封入された液晶とを有
する液晶表示装置において、 前記液晶表示装置は、 前記シールが形成されるシール領域と、 前記シールにより封止されたシール内領域と、 前記シールを挟んで前記シール内領域の反対側に存在す
るシール外領域と、を有し、 前記アレイ基板は、 基板上に形成されたスイッチング素子と、 前記スイッチング素子を含む基板を覆って形成された有
機絶縁膜と、 前記有機絶縁膜上に形成され、前記有機絶縁膜に形成さ
れたコンタクトホールを介して前記スイッチング素子に
接続された画素電極と、を有し、 前記有機絶縁膜は、 前記シール領域を除いて前記シール内領域と前記シール
外領域とに形成され、 前記シールは、 前記シール内領域に形成された前記有機絶縁膜または前
記シール外領域に形成された前記有機絶縁膜の少なくと
も一方に接していることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項9】 前記シール内領域と前記シール外領域と
に形成された前記有機絶縁膜のそれぞれの端面はテーパ
ー形状であることを特徴とする請求項8記載の液晶表示
装置。 - 【請求項10】 シールを介して対向配置されたアレイ
基板および対向基板と、この間隙に封入された液晶とを
有する液晶表示装置の製造方法において、 前記アレイ基板の製造工程は、 基板上に配線と前記配線に接続されるスイッチング素子
を形成する工程と、 前記配線及び前記スイッチング素子を覆うように無機絶
縁膜を形成する工程と、 前記無機絶縁膜上に有機絶縁膜を形成する工程と、 前記シールが形成されるシール領域の前記有機絶縁膜を
除去する工程と、 基板全面に導電膜を形成する工程と、 前記導電膜上にレジストを形成する工程と、 画素を形成する領域、および前記シール領域の少なくと
も前記配線上に前記レジストを残してレジストパターン
を形成する工程と、 前記レジストパターンをマスクとして前記導電膜をウェ
ットエッチングによりパターニングする工程と、を含む
ことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7892498A JP4054102B2 (ja) | 1997-03-27 | 1998-03-26 | 液晶表示装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7535097 | 1997-03-27 | ||
JP9-75350 | 1997-11-17 | ||
JP7892498A JP4054102B2 (ja) | 1997-03-27 | 1998-03-26 | 液晶表示装置及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10325967A true JPH10325967A (ja) | 1998-12-08 |
JP4054102B2 JP4054102B2 (ja) | 2008-02-27 |
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ID=26416489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP7892498A Expired - Fee Related JP4054102B2 (ja) | 1997-03-27 | 1998-03-26 | 液晶表示装置及びその製造方法 |
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