JPH10323987A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JPH10323987A
JPH10323987A JP13411997A JP13411997A JPH10323987A JP H10323987 A JPH10323987 A JP H10323987A JP 13411997 A JP13411997 A JP 13411997A JP 13411997 A JP13411997 A JP 13411997A JP H10323987 A JPH10323987 A JP H10323987A
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JP
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ink
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JP13411997A
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English (en)
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Akira Sato
昭 佐藤
Takuro Ito
卓郎 伊藤
Hitoshi Ushiogi
均 潮木
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化および高品質印刷化を図りつつクリーニ
ングおよびキャッピングを迅速かつ確実に行えるように
する。 【解決手段】ドラム10の回転軸線J1に直交する垂直
軸線J2に沿って昇降可能な印字ヘッド(200)と,
上昇位置にある印字ヘッド(200)と回動体(10)
との間に介在および非介在を選択可能なクリーニング手
段230・キャップ手段220とを具備する構成とし
た。垂直軸線J2の上方側で介在・非介在可能としかつ
キャップ手段220をその下方側で介在・非介在可能と
した。また、キャップ手段220をドラム10に装着さ
れた付帯手段と干渉不能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字ヘッドの各色
用インクジェットノズルからインクを印刷媒体に対して
ジェットしてカラー印刷可能なインクジェットプリンタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは、1ドット相
当の微細なインクジェットノズルからインクをジェット
(飛翔)させて文字や画像等を印刷するものであるか
ら、インク内に含まれるごみやインク塊によりノズルの
目詰りが生じやすい。特に、各色用インクジェットノズ
ルを有するカラー印刷可能なインクジェットプリンタに
おいては、ノズル数が単色用インクジェットプリンタに
比べて多いので、一段とノズルの目詰り防止および目詰
り解消対策が重要となる。
【0003】そこで、インクジェットプリンタにおいて
は、定期的にインクジェットノズルをクリーニングする
とともに、印刷停止時にはインクジェットノズルをキャ
ップで覆って(すなわち、キャッピングして)インク乾
燥を防止している。
【0004】クリーニング方法としては、各ノズルの先
端から負圧を利用してインクを吸引する負圧吸引方式
と、各ノズルに共通のインク圧力室に通常よりも高圧力
を加えてインクを吐出させる加圧吐出方式とがあるが、
負圧吸引方式が採用されることが多い。
【0005】また、キャッピングは、キャップ内に設け
られた当接部材〔多孔質性のインク吸収部材(スポンジ
等)〕で各ノズルの先端(吐出口)を覆うものとされて
いる。
【0006】一般的なインクジェットプリンタは、イン
クタンク(インクカセット)と一体的で印刷媒体の行方
向に1ドット分で列方向に複数ドット分のインクジェッ
トノズルを有する印字ヘッドを、往復移動手段を用い
て、行方向の全長に渡って往復移動しつつインクジェッ
トして印刷媒体の印刷面に文字や画像等を印刷するもの
とされている。
【0007】かかるシリアル型のインクジェットプリン
タでは、印刷停止後は印字ヘッドを印刷媒体の行方向に
大きく移動させて印刷領域を外れた空き領域へ出し、該
空き領域で印字ヘッドの各ノズルをキャップで覆うもの
としている。また、各ノズルのインク目詰りを解消する
場合には、印字ヘッドを上記空き領域まで移動させ、ク
リーニング手段を用いてクリーニングするものとされて
いる。
【0008】ところで、上記従来の印字ヘッドを行方向
の全長に渡って往復移動させかつその各往動中に印刷し
て1行印刷をし、1行印刷後に印刷媒体〔普通紙,プラ
スチックフィルム(OHPフィルム)等〕Mを列方向に
1行送りしてこれらを繰り返すいわゆるシリアル型のイ
ンクジェットプリンタに比較して大幅な印刷高速化を図
れかつ多数枚に渡って連続印刷運転可能であるととも
に、いわゆるレーザープリンタに比較して大幅な小型化
を図れるインクジェットプリンタが本出願人から提案
(例えば、特願平8−296957号)されている。
【0009】すなわち、図6において、回動体(ドラム
10)は回転軸線を中心として一方向に回転可能であり
かつその外周面11に印刷媒体Mを保持可能である。こ
のドラム10の回転(Y)方向には各色用ノズルユニッ
ト(印字ヘッド)200が配設されている。したがっ
て、行方向(紙面に垂直方向)の全長に一体型の各色用
ノズルユニット200あるいは行方向に複数のノズルユ
ニット要素を並べた一体的な各色用ノズルユニット20
0を、例えばインクジェットノズル間ピッチ分だけ往復
移動させつつ回転中の印刷媒体Mに各色用インクジェッ
トノズル207からインクを吹付けて行方向印刷させる
とともに、インクジェットノズル間ピッチの往動中にド
ラム10の回転を利用しつつ列方向印刷させることがで
きる。つまり、行方向印刷と列方向印刷とを同時的に進
行可能であるから大幅な印刷高速化を図れる。
【0010】また、各色用ノズルユニット200と当該
各色用インクタンク(インクカセット)213とがチュ
ーブを介して離れた位置に配設されているので、各色用
ノズルユニット200を軽くでき行方向の往復移動速度
をより大幅に高められる点も一層の印刷高速化を助長す
るとともに、各色用インクタンク(インクカセット)2
13の容量を大幅に拡大できるので、例えば500枚以
上の連続印刷運転ができるわけである。
【0011】これらを実現化するために、ドラム10の
一方(図6で右)側には給送手段60と媒体供給手段9
0とが設けられ、他方(図6で左)側には媒体剥離手段
140と媒体排出搬送手段160と方向切換手段190
とが設けられている。
【0012】給送手段60は、カセット給送手段71お
よび手差給送手段61のいずれか一方から選択的に1枚
ずつ印刷媒体Mを給送できる。媒体供給手段90は、給
送されて来た印刷媒体Mを所定のタイミングでドラム1
0側へ給送する。媒体剥離手段140は印刷後印刷媒体
Mをドラム10から剥離し、かつ媒体排出搬送手段16
0は剥離された印刷媒体Mを図6で左方向に排出搬送す
る。方向切換手段190は排出トレイ192および上部
排出トレイ193のいずれかに選択切換する。
【0013】かくして、印刷媒体Mの給送,供給,保
持,印刷,剥離,排出搬送を連続して行えるから、1分
間に例えば20枚以上のA4サイズについて多色カラー
印刷することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】かかる先提案のインク
ジェットプリンタにおいては、上記したシリアル型イン
クジェットプリンタと同様に印字ヘッド(200)を行
方向の空き領域まで移動させてクリーニングおよびキャ
ッピングを行うのでは、プリンタの行方向寸法が大幅拡
大してしまうとともに、クリーニング等のための準備と
印刷位置の復帰に長時間掛かり高速印刷化を図る上での
障害となる。また、印字ヘッド(200)の印刷面に対
する位置決め精度が低下しやすく、高品質印刷を維持し
にくい。
【0015】本発明の目的は、小型化および高品質印刷
化を図りつつクリーニングおよびキャッピングを迅速か
つ確実に行うことができるインクジェットプリンタを提
供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、回転
軸線を中心として一方向に回転可能かつその外周面に印
刷媒体を保持可能な回動体と,回転軸線に直交する垂直
軸線に沿って昇降可能な印字ヘッドと,上昇位置にある
印字ヘッドと回動体との間に介在および非介在を選択可
能でかつ介在状態において印字ヘッドの各色用インクジ
ェットノズルをクリーニング可能なクリーニング手段
と,上昇位置にある印字ヘッドと回動体との間に介在お
よび非介在を選択可能でかつ介在状態において各色用イ
ンクジェットノズルをキャッピング可能なキャップ手段
とを具備するインクジェットプリンタである。
【0017】かかる発明では、印字媒体を回動体の外周
面に保持させて回転させることにより、従来の直線方向
移動よりも一段と迅速かつ正確に列方向送りすることが
でき、高速印刷化および高品質印刷化を図ることができ
る。また、印字ヘッドは、回動体の回転軸線と直交する
垂直軸線に沿って昇降されるので、水平方向のスペース
の節約を図ることができるとともに、印字ヘッドを回動
体に対して迅速に接近・離隔することができる。
【0018】したがって、小型化を図りつつ、上昇位置
にある印字ヘッドと回動体との間にクリーニング手段を
介在させて各色用インクジェットノズルをクリーニング
することができるとともに、キャップ手段を介在させて
各色用インクジェットノズルをキャッピングすることが
できる。
【0019】請求項2の発明は、前記クリーニング手段
が前記垂直軸線の上方側で介在・非介在可能とされかつ
前記キャップ手段がその下方側で介在・非介在可能とさ
れているインクジェットプリンタである。
【0020】かかる発明では、印刷停止後に印字ヘッド
を印刷位置からキャップ位置まで移動させてキャッピン
グする場合、また逆にキャップ位置から印刷位置まで移
動させて印刷を開始する場合に要する印字ヘッドの移動
時間を最短とすることができる。
【0021】なお、印字ヘッドを印刷位置から上昇させ
てクリーニングを行う場合には、印刷位置から上昇させ
てキャッピングを行う場合に比べて移動時間が長くなる
が、クリーニングは印刷停止時または印刷開始前に必ず
行われるものではなく、通常ある一定の期間をおいて行
われるものであるので支障は来たさない。
【0022】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏する他、頻繁になされる印刷およびキャ
ッピングをより一層迅速に開始することができる。
【0023】請求項3の発明は、前記キャップ手段が、
前記回動体に装着された付帯手段のうち一番外方に突出
した付帯手段と干渉不能として前記印字ヘッドとの間に
介在可能に形成されているインクジェットプリンタであ
る。
【0024】かかる発明の場合、回動体の停止位置に拘
わらずキャップ手段(したがって、上方のクリーニング
手段)は回動体の付帯手段と干渉しない。したがって、
請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、
回動体の停止位置制御を格別行う必要はなく、一段と構
成を簡単化することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本インクジェットプリンタは、図1
〜図5に示す如く、基本的構成は先提案(図6)のイン
クジェットプリンタの場合と同様とされているが、印字
ヘッド(200)を回動体(ドラム10)の回転軸線J
1と直交する垂直軸線J2に沿って昇降可能に設けると
ともに、上昇位置にある印字ヘッド(200)と回動体
(10)との間にクリーニング手段230・キャップ手
段220を介在および非介在を選択可能に形成されてい
る。
【0026】なお、先提案(図6)のインクジェットプ
リンタの場合と共通する構成要素については同一の符号
を付し、それらの説明を簡略化または省略する。
【0027】印字ヘッドとしての各色用ノズルユニット
200は、多数のインクジェットノズル207を有して
おり、ヘッド支持部材210に垂直軸線J2方向に往復
移動可能に装着されている。そして、印刷時には各イン
クジェットノズル207の先端とドラム外周面11との
間隙が例えば0.5〜1mmとなる位置(印刷位置)に
位置決め保持される。
【0028】キャップ手段220は、上昇位置にある印
字ヘッド(200)とドラム10との間に介在および非
介在を選択可能でかつ介在状態において印字ヘッド(2
00)の各インクジェットノズル207をキャッピング
可能に形成されている。そして、キャップ手段220
は、ドラム10に装着された付帯手段のうち一番外方に
突出した付帯手段〔例えば、印刷媒体Mの先端を挟持可
能な挟持爪(図示省略)〕と干渉不能として各インクジ
ェットノズル207との間に介在可能に形成されてい
る。
【0029】具体的には、キャップ手段220は、図4
に示す如く、キャップ221とキャップ移動手段225
とを含み、各インクジェットノズル207の先端をキャ
ッピング可能に形成されている。
【0030】キャップ221は、各ノズル207先端
(吐出口)を包囲してシール可能な複数(例えば、4
つ)のシール枠部材222と、各シール枠部材222内
に各色用ノズル207先端と当接可能に設けられた各当
接部材223とから形成されている。各当接部材223
は、非インク吸収体から形成されている。
【0031】キャップ移動手段225は、図1および図
4で左右方向に伸延する一対のガイドロッド(227,
227)と,両端部が各ガイドロッド227に移動駆動
可能に支持されたキャップ支持部材226とを含み、キ
ャップ221を水平方向(図1中左右方向)から上昇位
置にある印字ヘッド(200)とドラム10との間に進
入・退避可能に形成されている。
【0032】クリーニング手段230は、上昇位置にあ
る印字ヘッド(200)とドラム10との間に介在およ
び非介在を選択可能でかつ介在状態において印字ヘッド
(200)の各インクジェットノズル207をクリーニ
ング可能に形成されている。この実施形態では、クリー
ニング手段230は、キャップ手段220の上方側で介
在・非介在可能とされている。
【0033】具体的には、クリーニング手段230は、
図2および図3に示す如く、吸引具231と、この吸引
具231を印刷面M1の行方向(図3で紙面と直交方
向)に移動可能な吸引具移動手段235とを含み、非印
刷時に該行方向に移動しつつ印字ヘッド(200)の各
インクジェットノズル207からインク吸引しつつ当該
各ノズル207をクリーニング可能に形成されている。
【0034】吸引具231は、本体231Dと,この本
体231Dに印字ヘッド(200)の各インクジェット
ノズル207に対応して放射状に配設された複数のイン
ク吸引用ノズル231N等とから形成されている。各イ
ンク吸引用ノズル231Nには、パイプ232を介して
負圧生成手段233(廃インク収容タンク233T,吸
引ポンプ233P)が接続されている。
【0035】したがって、各インク吸引用ノズル231
Nが各インクジェットノズル207先端と整合した状態
で、吸引ポンプ233Pを駆動すると、各インクジェッ
トノズル207内のインクは廃インク収容タンク233
T内に回収される。なお、吸引具231には、クリーニ
ング直後に各インクジェットノズル207先端に接触し
つつ当該先端に付着したインクを払拭可能なワイパー2
34が設けられている。
【0036】吸引具移動手段235は、図2に示す如
く、ドラム10の回転軸線J1に平行配設された一対の
ガイド部材(ガイドロッド235G,ガイドバー235
B)に両端部が移動可能に支持された吸引具支持部材2
35Sを有し、当該支持部材235Sに取り付けられた
吸引具231を印刷面M1の行方向(X方向)に移動さ
せて各インク吸引用ノズル231Nを各インクジェット
ノズル207の先端と非接触状態で対向可能に形成され
ている。
【0037】次に、この実施形態の作用について説明す
る。印字ヘッド(200)を印刷位置に位置決めして、
各インクジェットノズル207からインクをドラム10
に保持された印刷媒体Mへジェットして文字や画像等を
印刷する。
【0038】印刷停止後、印字ヘッド(200)を印刷
位置から所定距離だけ上昇させて、当該印字ヘッド(2
00)とドラム10との間にキャップ手段220が介在
可能な間隙を形成する。次に、キャップ移動手段225
を駆動してキャップ221を水平移動させ印字ヘッド
(200)の鉛直下方へ位置決めする。次に、その状態
で印字ヘッド(200)を所定距離だけ下降させること
により、各インクジェットノズル207の先端はキャッ
プで覆われる。これにより、インク乾燥が防止される。
【0039】印字ヘッド(200)の各インクジェット
ノズル207の目詰りを解消するためには、印字ヘッド
(200)を図1で示す位置まで上昇させる。次に、吸
引具移動手段235を駆動して吸引具231を水平移動
させ印字ヘッド(200)の各インクジェットノズル2
07のうち最も端のノズル207の鉛直下方へ位置決め
する。
【0040】次に、吸引具移動手段235を駆動しつつ
吸引具231を水平移動させる。これにより、吸引具2
31を幅方向に移動しつつ各インクジェットノズル20
7からインク吸引して当該各ノズル207をクリーニン
グすることができるとともに、ワイパー234で当該各
ノズル207先端をワイピングすることができる。
【0041】しかして、この実施形態によれば、回動体
(10)の回転軸線J1に直交する垂直軸線J2に沿っ
て昇降可能な印字ヘッド(200)と,上昇位置にある
印字ヘッド(200)と回動体(10)との間に介在お
よび非介在を選択可能なクリーニング手段230・キャ
ップ手段220とを具備するので、印字媒体Mを回転移
送させることにより一段と迅速かつ正確に列方向送りす
ることができ、高速印刷化および高品質印刷化を図るこ
とができる。また、印字ヘッド(200)を回動体(1
0)に対して迅速に接近・離隔することができる。した
がって、小型化を図りつつ各インクジェットノズル20
7をクリーニングすることができるとともにキャッピン
グすることができる。
【0042】また、クリーニング手段230が垂直軸線
J2の上方側で介在・非介在可能とされかつキャップ手
段220がその下方側で介在・非介在可能とされている
ため、印刷停止後に印字ヘッド(200)を印刷位置か
ら上昇させてキャッピングする場合およびキャッピング
位置から印刷位置まで移動させて印刷を開始する場合に
要する印字ヘッド(200)の移動時間を最短とするこ
とができる。
【0043】なお、印字ヘッド(200)を印刷位置か
ら上昇させてクリーニングを行う場合には、印刷位置か
ら上昇させてキャッピングを行う場合に比べて移動時間
が長くなるが、クリーニングは印刷停止時または印刷開
始前に必ず行われるものではなく、通常ある一定の期間
をおいて行われるものであるので支障は来たさない。
【0044】さらに、キャップ手段220がドラム10
に装着された付帯手段のうち一番外側に突出した付帯手
段(挟持爪)と干渉不能であるので、ドラム10の停止
位置制御を格別行う必要はなく、一段と構成を簡単化す
ることができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、回動体の回転
軸線に直交する垂直軸線に沿って昇降可能な印字ヘッド
と,上昇位置にある印字ヘッドと回動体との間に介在お
よび非介在を選択可能なクリーニング手段・キャップ手
段とを具備するので、印字媒体を回転移送させることに
より一段と迅速かつ正確に列方向送りすることができ、
高速印刷化および高品質印刷化を図ることができる。ま
た、印字ヘッドを回動体に対して迅速に接近・離隔する
ことができる。したがって、小型化を図りつつ印字ヘッ
ドの各インクジェットノズルをクリーニングすることが
できるとともにキャッピングすることができる。
【0046】請求項2の発明によれば、クリーニング手
段が垂直軸線の上方側で介在・非介在可能とされかつキ
ャップ手段がその下方側で介在・非介在可能とされてい
るため、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏し得る
他、頻繁になされる印刷およびキャッピングをより一層
迅速に開始することができる。
【0047】請求項3の発明によれば、キャップ手段が
回動体に装着された付帯手段と干渉不能であるので、請
求項1の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、回動体
の停止位置制御を格別行う必要はなく、一段と構成を簡
単化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】同じく、クリーニング手段を説明するための図
である。
【図3】同じく、クリーニング手段と各インクジェット
ノズルとの位置関係を説明するための図である。
【図4】同じく、キャップ手段を説明するための図であ
る。
【図5】同じく、全体構成を説明するための図である。
【図6】先提案のインクジェットプリンタを説明するた
めの図である。
【符号の説明】
10 ドラム(回動体) 11 外周面 200 各色用ノズルユニット(印字ヘッド) 207 インクジェットノズル 210 ヘッド支持部材 220 キャップ手段 221 キャップ 230 クリーニング手段 231 吸引具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸線を中心として一方向に回転可能
    かつその外周面に印刷媒体を保持可能な回動体と,回転
    軸線に直交する垂直軸線に沿って昇降可能な印字ヘッド
    と,上昇位置にある印字ヘッドと回動体との間に介在お
    よび非介在を選択可能でかつ介在状態において印字ヘッ
    ドの各色用インクジェットノズルをクリーニング可能な
    クリーニング手段と,上昇位置にある印字ヘッドと回動
    体との間に介在および非介在を選択可能でかつ介在状態
    において各色用インクジェットノズルをキャッピング可
    能なキャップ手段とを具備するインクジェットプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 前記クリーニング手段が前記垂直軸線の
    上方側で介在・非介在可能とされかつ前記キャップ手段
    がその下方側で介在・非介在可能とされている請求項1
    記載のインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記キャップ手段が、前記回動体に装着
    された付帯手段のうち一番外方に突出した付帯手段と干
    渉不能として前記印字ヘッドとの間に介在可能に形成さ
    れている請求項2記載のインクジェットプリンタ。
JP13411997A 1997-05-23 1997-05-23 インクジェットプリンタ Pending JPH10323987A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8118394B2 (en) 2008-05-13 2012-02-21 Fuji Xerox Co., Ltd. Droplet ejecting device
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