JPH10323287A - 加熱器具の把手 - Google Patents
加熱器具の把手Info
- Publication number
- JPH10323287A JPH10323287A JP15288797A JP15288797A JPH10323287A JP H10323287 A JPH10323287 A JP H10323287A JP 15288797 A JP15288797 A JP 15288797A JP 15288797 A JP15288797 A JP 15288797A JP H10323287 A JPH10323287 A JP H10323287A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- slit
- heat insulating
- handle
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 加熱器具の器体１に取り付ける把手３に
おいて、当該把手３の把持部５と器体１の壁面との間に
遮熱部４を形成し、当該遮熱部４に上下に開放したスリ
ット７を形成する。 【効果】 遮熱部４における手に触れる可能性のある外
側面に器体１の熱が伝わることがなく、把手３を把持す
るときに手が遮熱部４に触れても熱く感じたり、火傷を
したりすることがない。
おいて、当該把手３の把持部５と器体１の壁面との間に
遮熱部４を形成し、当該遮熱部４に上下に開放したスリ
ット７を形成する。 【効果】 遮熱部４における手に触れる可能性のある外
側面に器体１の熱が伝わることがなく、把手３を把持す
るときに手が遮熱部４に触れても熱く感じたり、火傷を
したりすることがない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホットプレート、
電気炊飯器、鍋などの各種加熱調理器具、その他の、器
体が高温になる加熱器具に取り付けて、当該加熱器具を
持ち運ぶための把手に関するものである。
電気炊飯器、鍋などの各種加熱調理器具、その他の、器
体が高温になる加熱器具に取り付けて、当該加熱器具を
持ち運ぶための把手に関するものである。
【０００２】一般に加熱器具の把手は、加熱器具の熱が
把手に伝わらないよう、プラスチックなどの熱伝導性の
小さい材料で作られる。そしてその把手を把持するとき
に手が加熱器具の器体に触れないよう、把持部と器体の
壁面との間に一体の遮熱部が形成されることが多い。
把手に伝わらないよう、プラスチックなどの熱伝導性の
小さい材料で作られる。そしてその把手を把持するとき
に手が加熱器具の器体に触れないよう、把持部と器体の
壁面との間に一体の遮熱部が形成されることが多い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら把手の遮
熱部は加熱器具の壁面に取り付けられているため、その
取り付け方によって熱伝導又は熱輻射により器体の熱が
伝わって遮熱部が加熱され、その熱が遮熱部の外側面に
伝わり、そこに手が触れると相当に熱くなり、ときには
把手を持つときに火傷をする恐れもある。
熱部は加熱器具の壁面に取り付けられているため、その
取り付け方によって熱伝導又は熱輻射により器体の熱が
伝わって遮熱部が加熱され、その熱が遮熱部の外側面に
伝わり、そこに手が触れると相当に熱くなり、ときには
把手を持つときに火傷をする恐れもある。
【０００４】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、遮熱部が加熱器具の壁面から熱を受けても、そ
の熱が外側面に伝わりにくい構造とし、遮熱部に手が触
れても火傷をすることがないようにすることを目的とす
るものである。
あって、遮熱部が加熱器具の壁面から熱を受けても、そ
の熱が外側面に伝わりにくい構造とし、遮熱部に手が触
れても火傷をすることがないようにすることを目的とす
るものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】而して本発明は、加熱器
具に取り付ける把手において、当該把手の把持部と加熱
器具の壁面との間に遮熱部を形成し、当該遮熱部に上下
に開放したスリットを形成したことを特徴とするもので
ある。
具に取り付ける把手において、当該把手の把持部と加熱
器具の壁面との間に遮熱部を形成し、当該遮熱部に上下
に開放したスリットを形成したことを特徴とするもので
ある。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
従って説明する。図１及び図２は本発明の実施の一形態
を示すものであって、１は加熱器具としてのホットプレ
ートの器体であり、当該器体１に対して取り付け金具２
を介して、本発明の把手３が取り付けられている。
従って説明する。図１及び図２は本発明の実施の一形態
を示すものであって、１は加熱器具としてのホットプレ
ートの器体であり、当該器体１に対して取り付け金具２
を介して、本発明の把手３が取り付けられている。
【０００７】前記把手３は、器体１に対向する部分に板
状の遮熱部４が形成され、当該遮熱部４から外方に、環
状の把持部５が張り出しており、図２に示すようにその
遮熱部４と把持部５との間に指６を差し込んで把持部５
を把持し、器体１を持ち運ぶようになっている。
状の遮熱部４が形成され、当該遮熱部４から外方に、環
状の把持部５が張り出しており、図２に示すようにその
遮熱部４と把持部５との間に指６を差し込んで把持部５
を把持し、器体１を持ち運ぶようになっている。
【０００８】そして本発明においては、前記遮熱部４に
上下に開放したスリット７が形成されている。
上下に開放したスリット７が形成されている。
【０００９】上記形態においては、加熱器具が高温に加
熱されるホットプレートを想定しているため、把手３は
取り付け金具２を介して器体１に取り付けられている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、加熱器具
の種類によっては器体１に直接把手３を取り付けること
もできる。
熱されるホットプレートを想定しているため、把手３は
取り付け金具２を介して器体１に取り付けられている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、加熱器具
の種類によっては器体１に直接把手３を取り付けること
もできる。
【００１０】図３は本発明の実施の他の形態を示すもの
であって、加熱器具としての鍋の器体１に、把手３が直
接取り付けられている。把手３は器体１の壁面に直接取
り付けられた遮熱部４の上端部から把持部５が外方に張
り出して、略Ｌ字状をなしており、把持部５を持って鍋
を持ち運ぶようになっている。そして遮熱部４にスリッ
ト７が形成されている。
であって、加熱器具としての鍋の器体１に、把手３が直
接取り付けられている。把手３は器体１の壁面に直接取
り付けられた遮熱部４の上端部から把持部５が外方に張
り出して、略Ｌ字状をなしており、把持部５を持って鍋
を持ち運ぶようになっている。そして遮熱部４にスリッ
ト７が形成されている。
【００１１】また図４は本発明の実施のさらに他の形態
を示すものであって、加熱器具としてのケトルの器体１
に、把手３が直接取り付けられている。把手３は器体１
の壁面に直接取り付けられた遮熱部４の上端部から略Ｌ
字状の把持部５が張り出しており、当該把持部５を握っ
てケトルを持ち運ぶようになっている。そして遮熱部４
にスリット７が形成されている。
を示すものであって、加熱器具としてのケトルの器体１
に、把手３が直接取り付けられている。把手３は器体１
の壁面に直接取り付けられた遮熱部４の上端部から略Ｌ
字状の把持部５が張り出しており、当該把持部５を握っ
てケトルを持ち運ぶようになっている。そして遮熱部４
にスリット７が形成されている。
【００１２】
【作用】本発明においては、遮熱部４にスリット７が形
成されているので、遮熱部４がスリット７によって内側
部分４ａと外側部分４ｂとに分けられる。従って器体１
からの熱伝導又は熱輻射により内側部分４ａは加熱され
るが、熱の伝導がスリット７により遮蔽され、外側部分
４ｂまで熱が伝わることがない。
成されているので、遮熱部４がスリット７によって内側
部分４ａと外側部分４ｂとに分けられる。従って器体１
からの熱伝導又は熱輻射により内側部分４ａは加熱され
るが、熱の伝導がスリット７により遮蔽され、外側部分
４ｂまで熱が伝わることがない。
【００１３】内側部分４ａからスリット７を介して外側
部分４ｂへの熱輻射による熱の伝達は生じるが、熱伝導
による伝達より熱の移動が少なく、またスリット７の上
下が開放されているので、空気がスリット７内を下から
上に抜けることによって遮熱部４が冷やされ、外側部分
４ｂは加熱されることがない。
部分４ｂへの熱輻射による熱の伝達は生じるが、熱伝導
による伝達より熱の移動が少なく、またスリット７の上
下が開放されているので、空気がスリット７内を下から
上に抜けることによって遮熱部４が冷やされ、外側部分
４ｂは加熱されることがない。
【００１４】
【発明の効果】従って本発明によれば、遮熱部４におけ
る手に触れる可能性のある外側面に器体１の熱が伝わる
ことがなく、把手３を把持するときに手が遮熱部４に触
れても熱く感じたり、火傷をしたりすることがない。
る手に触れる可能性のある外側面に器体１の熱が伝わる
ことがなく、把手３を把持するときに手が遮熱部４に触
れても熱く感じたり、火傷をしたりすることがない。
【図１】 本発明の実施の一形態の把手の横断面図
【図２】 図１の把手の中央縦断面図
【図３】 本発明の実施の他の形態の把手の中央縦断面
図
図
【図３】 本発明の実施のさらに他の形態の把手の中央
縦断面図
縦断面図
１ 加熱器具の器体 ３ 把手 ４ 遮熱部 ５ 把持部 ７ スリット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成９年７月１５日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の実施の一形態の把手の横断面図
【図２】 図１の把手の中央縦断面図
【図３】 本発明の実施の他の形態の把手の中央縦断面
図
図
【図４】 本発明の実施のさらに他の形態の把手の中央
縦断面図
縦断面図
【符号の説明】 １ 加熱器具の器体 ３ 把手 ４ 遮熱部 ５ 把持部 ７ スリット
フロントページの続き (72)発明者 伊賀 慎一郎 大阪府大阪市北区天満１丁目20番５号 象 印マホービン株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 加熱器具の器体（１）に取り付ける把手
（３）において、当該把手（３）の把持部（５）と器体
（１）の壁面との間に遮熱部（４）を形成し、当該遮熱
部（４）に上下に開放したスリット（７）を形成したこ
とを特徴とする、加熱器具の把手
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15288797A JPH10323287A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 加熱器具の把手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15288797A JPH10323287A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 加熱器具の把手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10323287A true JPH10323287A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15550302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15288797A Pending JPH10323287A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 加熱器具の把手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10323287A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100450407C (zh) * | 2006-09-30 | 2009-01-14 | 陈健雄 | 组合式炊具耳及其生产方法 |
| US11627841B2 (en) | 2019-08-02 | 2023-04-18 | Grupo Rolans, S.A.S De C.V. | Multifunctional tool for holding and manipulating hot items and products |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP15288797A patent/JPH10323287A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100450407C (zh) * | 2006-09-30 | 2009-01-14 | 陈健雄 | 组合式炊具耳及其生产方法 |
| US11627841B2 (en) | 2019-08-02 | 2023-04-18 | Grupo Rolans, S.A.S De C.V. | Multifunctional tool for holding and manipulating hot items and products |
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